JP2012248308A - 照明器具 - Google Patents

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Abstract

【課題】天井に直付けされる長尺な器具本体と天井との間に隙間が形成されることを抑制しつつ天井への取付け施工性を向上することが可能な照明器具を提供する。
【解決手段】照明器具1は、器具取付け孔Bが開けられた天井Aに直付け設置されるものであって、器具本体2と、取付け具31と、光源と、電源ユニットを具備する。器具本体2は、長尺で、かつ、自由状態では長手方向中央部を底とするとともに長手方向両端部が最も高くなるように凹状に反っている。取付け具31を器具本体2の長手方向中央部に上方に突出して配設する。取付け具31は、器具取付け孔Bに挿入される取付け具本体32、及びこの本体に取付けられて器具本体に上向きの力を与える板ばね(ばね)33を有する。光源とこの光源を点灯させる電源ユニットを器具本体2に支持する。器具取付け孔Bに挿入された取付け具31の板ばね33の力で、器具本体2の反りを矯正し天井Aに器具本体2を密接させた状態に支持することを特徴としている。
【選択図】図3

Description

本発明の実施形態は、例えば天井等に直付け設置される照明器具に関する。
直付け形の照明器具のうちで、形状が小さいものは、通常金属製の器具本体を通って天井にねじ込まれる複数のねじを用いて、天井に直付け設置されている。又、照明器具のうちで、例えば1mm以上の長尺な器具本体を有した照明器具は、器具重量が重いので、一般的には天井に直付けするのではなく、天井から下方に突出された複数本の吊りボルトの下端部に取付けて設置されている。
既述の長尺な器具本体を有した照明器具を天井に直付け設置するには、器具本体を通って天井にねじ込まれるねじの使用数を増やすことで可能である。
しかし、天井にねじをねじ込むためには、天井の所定位置に下孔を予め開ける作業が必要である。このため、下孔加工の数が多くなることに加えて、ねじの使用数の増加に応じてねじ止めの作業数も増える。このような事情により、長尺な器具本体を有した照明器具を天井にねじ止めにより直付け設置する場合は、天井への取付け施工性がよくない。
又、長尺な器具本体の長手方向の端とこの端から最も近い位置のねじとの距離が比較的長い場合、器具本体の長手方向両端部が、その重量で、前記最も近い位置のねじの締め付け部を支点として下がる傾向がある。これにより、天井に直付け設置された照明器具の器具本体の長手方向の端部と天井と間に隙間が形成されて、この隙間が目立ってしまう恐れが考えられる。
特開2002−015617号公報
実施形態は、天井に直付けされる長尺な器具本体と天井との間に隙間が形成されることを抑制しつつ天井への取付け施工性を向上することが可能な照明器具を提供することにある。
前記課題を解決するために、実施形態の照明器具は、器具取付け孔が開けられた天井に直付けして設置されるものであって、器具本体と、取付け具と、光源と、電源ユニットを具備する。器具本体は、長尺で、かつ、自由状態では長手方向中央部を底とするとともに長手方向両端部が最も高くなるように凹状に反っている。取付け具を器具本体の長手方向中央部に上方に突出して配設する。取付け具は、器具取付け孔に挿入される取付け具本体、及びこの本体に取付けられて器具本体に上向きの力を与えるばねを有する。光源とこの光源を点灯させる電源ユニットを器具本体に支持する。器具取付け孔に挿入された取付け具のばねの力で、器具本体の反りを矯正し天井に器具本体を密接させた状態に支持するようにしたことを特徴としている。
実施形態の照明器具によれば、天井に直付けされる長尺な器具本体と天井との間に隙間が形成されることを抑制しつつ天井への取付け施工性を向上することが可能である、という効果を期待できる。
一実施例に係る照明器具を示す斜視図である。 図1の照明器具を示す正面図である。 図1中矢印F3方向から見て示す照明器具の側面図である。 図1中矢印F4−F4線に沿う断面図である。 図1の照明器具の長手方向一端部を分解して示す斜視図である。 図1の照明器具の器具本体とこれに内蔵された電気部品との関係を示す断面図である。 図1の照明器具の器具本体が備える端板を示す斜視図である。
実施形態1の照明器具は、器具取付け孔が開けられた天井に直付けして設置される照明器具であって、長尺で、かつ、自由状態では長手方向中央部を底とするとともに長手方向両端部が最も高くなるように凹状に反っている器具本体と;この器具本体の長手方向中央部に上方に突出して配設され、前記器具取付け孔に挿入される取付け具本体、及びこの本体に取付けられて前記反りを矯正する上向きの力を前記器具本体に与えるばねを有して、前記器具本体を前記天井に密接させた状態に支持する取付け具と;前記器具本体に支持された光源と;前記器具本体に支持されて前記光源を点灯させる電源ユニットと:を具備することを特徴としている。
この実施形態1で、器具本体が長尺であるとは、例えば1m以上の長さの器具本体を指している。実施形態1で、器具本体は、光源及び電源ユニットを覆うカバーを兼ねた構成であってもよく、又は、カバーとは別体でかつカバーが取付けられる構成であっても差し支えない。実施形態1で、取付け具は、後述の一実施例で説明するものには限定されず、これと同様な機能を奏する構成であれば、いかなる構成の取付け具を使用することも可能である。実施形態1で、光源には、器具本体の扁平化及び省エネルギー化等を促進するために、例えばLED光源を好適に用いることできるが、これ以外の光源を用いることも可能である。
この実施形態1の照明器具を天井に直付け設置するには、天井の器具取付け孔に取付け具を上向きに挿入すればよい。こうした操作により、取付け具のばねの力で天井に器具本体が支持されるので、天井に予め設ける下孔(器具取付け孔)は一個だけでよい。更に、この器具取付け孔に長尺な器具本体の長手方向中央部に上向きに突設された取付け具を挿入する作業は、ワンタッチで行うことが可能である。
更に、実施形態1で、長尺な器具本体は自由状態で長手方向中央部を底とするように凹状に反って形成されているが、この反りは既述の手順で天井に照明器具が支持されるに伴い強制される。つまり、天井に接した器具本体の長手方向両端部を支点として取付け具のばねの力によって器具本体の長手方向中央部が引き上げられるので、器具本体の反りが強制される。その結果、長手方向中央部のみで天井に支持された器具本体を、その長手方向全長にわたり天井に密接させることが可能である。
実施形態2の照明器具は、実施形態1において、前記器具本体が、比重1.3g/cm以下の合成樹脂により形成された本体主部を備えていることを特徴としている。
この実施形態2で、本体主部をなす合成樹脂として、肉厚が薄く成形された場合でも、割れ難く、かつ、容易に撓むことが可能な合成樹脂、例えばポリカーボネート樹脂を好適に用いることができる。
実施形態2では、実施形態1において、更に、本体主部をなす合成樹脂の比重が金属に比較して小さく、それに応じて器具本体が軽くなっているので、天井への取付け施工性の更なる向上に貢献することが可能である。
実施形態3の照明器具は、実施形態2において、前記本体主部が、筒形で、かつ、溝条を形成した光源支持部と溝条を形成したユニット支持部を前記本体主部の内部の幅方向の異なる位置に一体に有した押し出し成形品であり、前記光源がその両側縁を前記光源支持部に支持させて前記器具本体に内蔵され、前記電源ユニットがその両側縁を前記ユニット支持部に支持させて前記器具本体に内蔵されていることを特徴としている。
この実施形態3では、実施形態2において、更に、格別な絶縁対策を要することなく筒形の本体主部に電気部品を内蔵できるので、器具本体の部品点数が削減されて構成を単純化できる。更に、実施形態3では、本体支持部の全長にわたり形成されている光源支持部及びユニット支持部の溝条に、光源及び電源ユニットを本体主部の開口端から挿入することで、光源を光源支持部に両端支持しているとともに、電源ユニットをユニット支持部に両端支持しているので、光源及び電源ユニットの組込み作業を容易に行うことが可能である。
実施形態4の照明器具は、実施形態3において、前記本体主部が、透光性合成樹脂と不透光性合成樹脂を用いて二色成形されていて、前記光源がその光出射側から前記透光性合成樹脂からなる透光部で覆われているとともに、前記電源ユニットが前記不透光性合成樹脂からなる不透光部で覆われていることを特徴としている。
この実施形態4では、実施形態3において、更に、本体主部が筒形であるにも拘らず、この本体主部の透光部に光源が発した光を透過させて照明することが可能であるともに、本体主部の不透光部により電源ユニット等の内蔵部品が透けて視認されることを防止して、器具の外観品質を向上することが可能である。
以下、実施例の照明器具について、図1〜図7を参照して詳細に説明する。
図1〜図4中符号1は建物の天井A(図3参照)にその下側から直付けして設置される長尺な照明器具を示している。この器具本体2の取付けを可能とするための下孔として天井Aには、照明器具1個に付き一個の器具取付け孔B(図3参照)が所定位置に予め設けられている。この器具取付け孔Bは丸孔である。
照明器具1の全長は例えば1m以上である。この照明器具1は、器具本体2と、一個の取付け具31と、複数の光源41と、例えば一個の電源ユニット46を具備している。
器具本体2は、扁平な筒形をなす本体主部3と、一対の端板21とからなる。本体主部3は、電気絶縁性を有する合成樹脂を後述のように二色成形してなる押し出し成形品からなり、その長手方向両端は夫々開口されている。後述する端板21は本体主部3の長手方向両端の開口を閉じて本体主部3に取付けられている。
図4〜図6に示すように本体主部3は、その主部上壁4と、これに略平行な主部下壁5と、これらの幅方向両端同士を一体につないだ左右の主部側壁9を有している。更に、本体主部3は、主部上壁4と主部下壁5を一体につないだ一対の第1隔壁6を有している。これら隔壁6は、本体主部3の幅方向に所定間隔を隔てて互に平行でかつ本体主部3の幅方向中央部に設けられている。
これとともに、本体主部3は、主部上壁4と主部下壁5とを一体につないだ一対の第2隔壁7を有していて、これら第2隔壁7間に一対の第1隔壁6が配設されている。更に、本体主部3は、その左右の主部側壁9と主部上壁4とを一体につないだ第3隔壁8を有していて、これら第3隔壁8間に、一対の第2隔壁7と一対の第1隔壁6が配設されている。これら第1隔壁6〜第3隔壁8はいずれも本体主部3の長手方向全長にわたり延びている。
一対の第1隔壁6の相対向する側面上部の同じ高さ位置に夫々溝条を形成したユニット支持部10が設けられている。これらユニット支持部10の長手方向の両端は夫々本体主部3の長手方向の開放された端面に開口されている。第1隔壁6に対して本体主部3の幅方向にずれて設けられている第2隔壁7の上部側面とこれに対向された第3隔壁8の側面の同じ高さ位置にも、夫々溝条を形成した光源支持部11が設けられている。これら光源支持部11の長手方向の両端も夫々本体主部3の長手方向の開放された端面に開口されている。
又、主部上壁4の上面に一対の突条12が一体に設けられている。これら突条12が主部上壁4の上面との間に形成した配線用の溝条12aは、本体主部3の幅方向に対向しているとともに、溝条12aの長手方向の両端は夫々開口されている。
本体主部3は、比重が1.3g/cm以下の透光性合成樹脂例えば透光性ポリカーボネート樹脂と、比重が1.3g/cm以下の不透光性合成樹脂例えば不透光性ポリカーボネート樹脂とを用いて二色成形されている。
透光性合成樹脂からなる透光部13は、本体下壁5の一部をなしているとともに、第2隔壁7と主部下壁5との接続部14と、第3隔壁8と主部側壁9との接続部15にわたって設けられている。このため、透光部13は、その大部分を器具本体2の下方に臨ませて、本体主部3の幅方向両側部を占めて夫々設けられている。
不透光性合成樹脂からなる不透光部は、本体下壁5の一部をなしているとともに、例えば本体主部3の透光部13以外の部位をなしている。この不透光部の一部16は、透光部13間にこれら透光部13に面一に連続するように設けられて主部下壁5の略中央部をなしており、この一部16によって一対の第1隔壁6の下端間が閉じられている。この不透光部の一部16の下面に、器具本体2の意匠を良好にするための多数の突起17が本体主部3の長手方向全長にわたり一体に設けられている。
前記構成の本体主部3は、自由状態、つまり、照明器具1が天井Aに直付け設置される前の状態では、長手方向中央部を底とすると共に長手方向両端部が最も高くなるように凹状に反っている。尚、この反りの深さは最大で数mmであり、図面上で正確に描くことができないので、前記反りは図面上には反映されていないが、こうした反りのイメージを強調して図3中に一点鎖線で併記する。
こうした反りを本体主部3に与えるために、本体主部3は、例えば図6に示した断面において、その上部よりも下部の樹脂量が相対的に多くなるように、具体的には肉厚が厚くなるように構成されている。この構成により、本体主部3の押し出し成形後における各部での樹脂材料の収縮速度の差にしたがって、本体主部3に既述の反りが与えられている。
器具本体2の端板21は、電気絶縁性を有する合成樹脂製であり、図7に示すように嵌入凸部22と突起カバー部23が形成されている。端板21の裏面に突設された嵌入凸部22は第1隔壁6〜第3隔壁8を逃げる複数の溝22aを有している。この嵌入凸部22を本体主部3の長手方向の端部内に圧入気味に嵌入することにより、端板21が本体主部3の長手方向の開口を閉じて取付けられている。こうした取付けにより、突起カバー部23は突条12の長手方向の端を覆って設けられる。
図7に示すように端板21の裏面に電源用導電部材24と、光源給電用導電部材25とが夫々取付けられている。
図1及び図3に示すように取付け具31は、器具本体2の長手方向中央部に配設されている。この取付け具31は、取付け具本体32と、ばね例えば一対の板ばね33を有している。
取付け具本体32は、本体主部3の主部上壁4の長手方向中央部に上方に突出してねじ止め等により固定されている。この取付け具本体32は天井Aの器具取付け孔Bに余裕を持って挿入できる大きさに形成されている。更に、取付け具本体32は側方に開放されているとともに、この開放部に臨んで電源端子台34(図3参照)が取付け具本体32に内蔵されている。電源端子台34には、天井裏に配線される電源線の端末が差し込み接続される。これとともに、この電源端子台34は、これに接続された図示しない給電線を介して一対の前記溝条12a内に夫々配線された棒状給電部材35(図4参照)に電気的に接続されている。これらの棒状給電部材35は前記電源用導電部材24に個別に電気的に接続されている。
板ばね33は取付け具本体32の側面に180度隔たって取付けられている。これら板ばね33は取付け具本体32に対して斜めに設けられていて、弾性変形された状態で器具取付け孔Bに挿入されてこの取付け孔Bに弾性変形された状態を維持して係合可能である。
図6に示すように各光源41は、光源基板42と、これに複数取付けられた半導体発光素子例えばLEDチップを有した発光部43とを備えている。これらの光源41は、厚みが薄いので扁平で筒形の本体主部3に内蔵するのに好適である。光源基板42は器具本体2の長手方向に延びる長方形で、その幅方向両側縁は光源41の側縁42aをなしている。
各発光部43は二列並べて実装されている。これら発光部43がなす列は光源基板42の長手方向に延びている。これとともに、各発光部43は光源基板42の素子実装面に設けられた図示しない配線パターン等を介して電気的に直列に接続されている。これらの発光部43は白色光を発光するようになっている。
各発光部43が有するLEDチップの発光は、半導体のp−n接合に順方向電流を流すことで実現されるので、LEDチップは電気エネルギーを直接光に変換する。こうした発光原理で発光する半導体発光素子は、通電によりフィラメントを高温に白熱させて、その熱放射により可視光を放射させる光源を備える照明器具と比較して、省エネルギー効果を有する。したがって、こうした光源41を備えた照明器具1はLED照明器具として構成されている。
これらの光源41は、光源基板42の側縁42a(図5及び図6参照)を前記光源支持部11の溝条に挿入して引掛けることにより、相対向した第2隔壁7と第3隔壁8とにわたって器具本体2の例えば幅方向両側部内に支持されている。この場合、光源41は本体主部3の長手方向の開口された一端から本体主部3の長手方向他端に向けて挿入される。
こうして本体主部3に内蔵された光源41の発光部43は光源基板42の下側に位置されている。これとともに、各光源41はその光出射側(下方)から透光部13で覆われている。つまり、光源41は、その発光部43を透光部13に上方から対向させて配設されている。尚、各光源41は本体主部3に内蔵された図示しない棒状の配線部材に電気的に接続されていて、この配線部材は前記光源給電用導電部材25に電気的に接続されている。
又、以上のように支持された光源41は、図6に示すように器具本体2の厚み方向の略中央の高さ位置に配設されている。このような光源41の配置は、器具点灯中での光源41の発熱を原因とする器具本体2の変形を抑制する上で好適である。尚、図3〜図5中符号44はバッフルを示している。これらバッフル44は各光源41の下方に対向して器具本体2に内蔵されている。
各光源41を点灯させるための電源ユニット46は、図5に示すように略直方体をなしており、その厚みは本体主部3の厚みより薄い。したがって、電源ユニット46は本体主部3に内蔵できるような薄形に作られている。電源ユニット46はその幅方向両側から夫々側方に突出された側縁47を有しており、これら側縁47は電源ユニット46の長手方向に延びている。
電源ユニット46は、その両方の側縁47を前記ユニット支持部10の溝条に挿入して引掛けることにより、相対向した一対の第1隔壁6にわたって器具本体2の例えば略方向中央部内に支持されている。この場合、電源ユニット46は本体主部3の長手方向の開口された一端から本体主部3の長手方向他端に向けて挿入される。
こうして本体主部3に内蔵された電源ユニット46はその下方から不透光部の一部16で覆われている。つまり、電源ユニット46は、その下面を不透光部の一部16に上方から対向させて配設されている。尚、電源ユニット46は図示しない棒状の配線部材を介して前記電源用給電部材24及び光源給電用導電部材25の夫々に電気的に接続されていて、それによって、光源41への給電を可能としている。
又、以上のように支持された電源ユニット46は、図6に示すように器具本体2の厚み方向の略中央の高さ位置に配設されている。このような電源ユニット46の配置は、器具点灯中での電源ユニット46の発熱を原因とする器具本体2の変形を抑制する上で好適である。
前記構成の照明器具1を天井Aに直付けされた状態に取付け施工する手順を説明する。まず、施工作業者は、一方の手で照明器具1を持つとともに、他方の手で、図3中実線で示された状態の一対の板ばね33を、それらの下端を支点に弾性変形させながら上向きに起こして(図3中二点鎖線参照)取付け具本体32の側面に沿わせ、この状態を保持するように取付け具31を掴む。次に、この状態で、取付け具31を天井Aの器具取付け孔Bに上向きに挿入しながら、施工作業者の手による取付け具31の拘束を解放する。
こうしたワンタッチの挿入操作により、取付け具31が有した板ばね32は、それらの弾性力で互に離れる方向に回動して元の状態に復元しようとする。そのため、図3中二点鎖線で示すように一対の板ばね32が、天井Aに対し斜めに配設されるとともに、器具取付け孔Bに係合されるとともに弾性変形された状態を維持する。それに伴い、器具本体2の長手方向中央部が引き上げられて、照明器具1が天井Aに直付け設置される。
この場合、取付け具31は、一個で、かつ、長尺な器具本体2の長手方向中央部に上向きに突設されているだけであるので、天井Aに予め設ける器具取付け孔Bも照明器具1台に対して一個でよく、天井Aに対する下孔の加工数が最小で済む。加えて、既述の手順より明らかなように数多くの箇所でのねじ止めに依存せず、板ばね32を利用して天井Aに照明器具1の器具本体2を支持するので、その作業としては、単に、取付け具31を天井取付け孔Bに挿入するワンタッチ操作で済み、ねじ止めの手間を要しない。したがって、天井Aに対する下孔加工を含めた照明器具1の取付け施工性を向上することが可能である。
しかも、照明器具1の重量の大半を占める器具本体2が有した本体主部3をなした合成樹脂の比重は1.3g/cm以下で、金属に比較して比重が小さく、それに応じて照明器具1は軽量化されている。このため、この照明器具1の器具本体2が長尺であるにも拘らず、天井Aへの取付け施工性の更なる向上に貢献することが可能である。
更に、以上のように天井Aに直付けされる照明器具1は、長尺であるが、自由状態では長手方向中央部を底とするように凹状に反って形成されている。そして、前記手順で天井Aに器具本体2が板ばね33で支持されるに伴い、既述のように器具本体2の長手方向中央部が引き上げられる。
これにより、器具本体2の長手方向両端部が天井Aに接した時点から、これらの接触部を支点として、器具本体2の長手方向中央部が引き上げられるので、器具本体2の反りが強制されるとともに、長尺な器具本体2の長手方向両端部がより強く天井Aに密接されて、同両端部が自重で下がることが防止される。その結果、長手方向中央部のみで天井Aに支持された長尺な器具本体2の上面の突条12を、その長手方向全長にわたり天井Aに密接させて、これらの間に隙間が形成されることを抑制することが可能であり、天井Aに直付け設置された照明器具1の外観を向上できる。
尚、突条13の高さに応じて本体主部3の幅方向両側部の上面は、天井Aとの間に隙間を形成して天井Aの下側に配設されるが、この隙間は、天井に直付け設置された照明器具1がその長手方向両端側程天井から離れるような隙間ではないので、目立たないとともに、天井Aに直付け設置された照明器具1の外観を低下させるものでもない。しかも、本体主部3の幅方向両側部の上面と天井Aとの間の隙間には天井付近の空気が対流可能である。これにより、点灯中に光源41の発光部43が発した熱を本体主部3の幅方向両側部の上面から放出することができるので、光源41の温度上昇を抑制する上で有効である。
前記構成の照明器具1は、合成樹脂製で筒形をなす本体主部3を備えているので、格別な絶縁対策を要することなく筒形の本体主部3に、通電される各種の電気部品を内蔵できる。これとともに、内蔵された電気部品のうちで光源41及び電源ユニット46は、筒形の本体主部3の下面側部位で覆われているので、光源41及び電源ユニット46を覆う部品を器具本体2の本体主部3とは別に用意する必要がない、このため、器具本体2の部品点数が削減されて器具構成を単純化できる。
前記構成の照明器具1の器具本体2が備える本体主部3は、筒形の押し出し成形品であって、その内部に、本体主部3の全長にわたる溝条を形成した光源支持部11及びユニット支持部10が形成されている。このため、光源41及び電源ユニット46を本体主部3の開口端から挿入することで、光源41を光源支持部11に両端支持することができるとともに、電源ユニット46をユニット支持部10に両端支持することができる。したがって、器具本体2内に対する光源41及び電源ユニット46の組込み作業を容易に行うことが可能である。
尚、以上説明したように照明器具1は、その長手方向中央部一箇所のみが天井Aに支持されていて、この支持を担う一対の板ばね33が丸孔からなる器具取付け孔Bに係合されている。このため、照明器具1が設置される居室に合わせて、器具取付け孔Bの中心軸線まわりに照明器具1を任意に回動させることにより、照明器具1の向きを調整して天井Aに直付け設置することが可能である。
前記構成の照明器具1では、既述のように器具本体2の本体主部3が二色成形された筒形であり、この本体主部3が有した透光部13で光源41が下側から覆われているとともに、本体主部3が有した不透光部の一部16で電源ユニット46が下側から覆われている。
このため、本体主部3が筒であるにも拘らず、この本体主部3の透光部13に光源41の各発光部43が発した光を透過させて照明することができるとともに、透光部13以外の本体主部3の部位は不透光部であるので、この不透光部の一部16で電源ユニット46等の内蔵部品が透けて視認されることが防止されるに伴い、照明器具1の外観品質を向上することができる。
A…天井、B…器具取付け孔、1…照明器具、2…器具本体、3…本体主部、10…ユニット支持部、11…光源支持部、13…透光部、16…不透光部の一部、31…取付け部、32…取付け具本体、33…板ばね(ばね)、41…光源、42…光源基板、42a…(光源の)側縁、46…電源ユニット、47…電源ユニットの側縁

Claims (4)

  1. 器具取付け孔が開けられた天井に直付けして設置される照明器具であって、
    長尺で、かつ、自由状態では長手方向中央部を底とするとともに長手方向両端部が最も高くなるように凹状に反っている器具本体と;
    この器具本体の長手方向中央部に上方に突出して配設され、前記器具取付け孔に挿入される取付け具本体、及びこの本体に取付けられて前記反りを矯正する上向きの力を前記器具本体に与えるばねを有して、前記器具本体を前記天井に密接させた状態に支持する取付け具と;
    前記器具本体に支持された光源と;
    前記器具本体に支持されて前記光源を点灯させる電源ユニットと:
    を具備することを特徴とする照明器具。
  2. 前記器具本体が、比重1.3g/cm以下の合成樹脂により形成された本体主部を備えていることを特徴とする請求項1に記載の照明器具。
  3. 前記本体主部が、筒形で、かつ、溝条を形成した光源支持部と溝条を形成したユニット支持部を前記本体主部の内部の幅方向の異なる位置に一体に有した押し出し成形品であり、前記光源がその両側縁を前記光源支持部に支持させて前記器具本体に内蔵され、前記電源ユニットがその両側縁を前記ユニット支持部に支持させて前記器具本体に内蔵されていることを特徴とする請求項2に記載の照明器具。
  4. 前記本体主部が、透光性合成樹脂と不透光性合成樹脂を用いて二色成形されていて、前記光源がその光出射側から前記透光性合成樹脂からなる透光部で覆われているとともに、前記電源ユニットが前記不透光性合成樹脂からなる不透光部で覆われていることを特徴とする請求項3に記載の照明器具。
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