JP2012247776A - ハイパー着色された黒色低温溶融トナー - Google Patents

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Abstract

【課題】誘電損失が小さく、又帯電量の高い、転写特性及び定着特性に優れる黒色トナーを提供する。
【解決手段】アモルファス樹脂と、任意成分の結晶性樹脂と、ワックスと、任意成分のシェルと、任意成分の黒色着色剤と、サーマルカーボンブラックとを含む、該サーマルカーボンブラックは、灰分が約0.02〜約0.2%であり、pHが約9〜約11であり、窒素表面積が約7〜約12m2/gであり、サーマルカーボンブラックであるトナー。
【選択図】なし

Description

カーボンブラックは、色密度(単位重量あたりの着色)が大きく、黒色度が高く、耐光堅牢度が高い有機顔料である。カーボンブラックを含むトナーは、帯電量が小さく、誘電損失が大きく、この両因子はどちらも転写効率を低下させ、画質を悪化させる。黒色顔料は、他の顔料よりも導電性が高いことが知られており、したがって、このようなカーボンブラック顔料は、トナー粒子の中で導電性経路を形成すると考えられる。したがって、誘電損失が小さく、それによって、帯電量を高め、費用を安くすることが可能であり、ハイパー着色された低温溶融黒色トナーの必要性が依然として存在する。
本開示は、サーマルカーボンブラックを含む、ハイパー着色された黒色低温溶融トナー組成物を記載しており、このトナーは、誘電損失が少なく、摩擦帯電が大きいことを示す。
アモルファス樹脂と、任意成分の結晶性樹脂と、ワックスと、任意成分のシェルと、任意成分の黒色着色剤と、サーマルカーボンブラックとを含む、低温溶融トナー組成物が開示されており、サーマルカーボンブラックが存在することで、サーマルカーボンブラックを含まない同様のトナーと比較して、誘電損失の少ないトナーが得られる。
アモルファス樹脂と、任意成分の結晶性樹脂と、ワックスと、任意成分のシェルと、場合により黒色着色剤と、サーマルカーボンブラックを含み、サーマルカーボンブラックは、灰分が約0.02〜約0.2%であり、pHが約9〜約11であり、窒素表面積が約7〜約12m/gである、画像形成に使用するための低温溶融ポリエステルトナーが開示される。トナーは、2種類のアモルファス樹脂を含んでいてもよい。トナーは、約18〜約25%のアモルファス樹脂と、約18〜約25%の第2の樹脂とを含んでいてもよい。トナーは、約6〜約7%の結晶性樹脂と、存在する場合には、約28〜約35%のシェルと、約0〜約6%の黒色着色剤とを含んでいてもよく、黒色着色剤は、平均一次粒径が約30nmであり、BET表面積が約65m/gであるファーネスカーボンブラックである。トナーは、約1〜約30%のサーマルカーボンブラックを含んでいてもよい。
サーマルカーボンブラック(TCB)は、燃料を燃やすことによって熱分解温度まで加熱した炉に天然ガスを導入し、ガスを分解させることによって、熱分解プロセスによって作られるカーボンブラックである。TCBは、オイルファーネスカーボンブラック、アセチレンカーボンブラック、他のカーボンブラックと比べ、粒径が大きく、構造が小さく、比表面積が小さい。カーボンブラックのスペクトルに沿って、TCBは、最大の粒径をもち、粒子の凝集度または構造が最も小さい。TCBは、製造中に完全に燃焼させるため、良好な電気絶縁性をもち、不純物の含有量(例えば、灰分および硫黄の含有量)が少ない。TCBが天然ガスから誘導されるため、TCBは、産業的なスケールで入手可能なカーボンの中で純度が高い形態のひとつである。TCBは、例えば、Cancarb,Ltd.,Medicine Hat,Alberta,CAによって製造される。TCBは、灰分が約0.02〜約0.2%であり、pHが約9〜約11であり、窒素表面積が約7〜約12m/gである。
「生物由来」は、例えば、石油、石炭または他の化石燃料から得られる試薬と比較して、現存している動物、植物または微生物に由来するか、またはこれらから誘導されることを示すという意味である。
「過剰な顔料」およびその文法的な形態は、現時点で使用されている従来型のトナーおよび/または名目上のトナーよりも顔料の量が多いトナーまたはトナー調合物を記述するという意味であり、一般的に、顔料含有量は、重量基準で約4〜約8重量%である。ハイパー着色されたトナーは、従来型のトナーよりも顔料が少なくとも約15%、少なくとも約25%、少なくとも約35%、少なくとも約45%、またはそれ以上多いトナーである。また、料を過剰に含むトナー調合物は、基材にトナー粒子を印刷し、融合させ、1種類のカラー片で100%塗りつぶされた領域をもつ画像を形成し、画像の厚みは、例えば、米国特許公開第20110250536号に与えられるように、トナー粒子の直径の約70%未満である。
「低温溶融」は、Tが約45℃〜約85℃、約50℃〜約65℃、約50℃〜約60℃のトナーに関する。また、低温溶融は、融合温度が約75℃〜約150℃、約80℃〜約140℃、約90℃〜約130℃のトナーに関していてもよい。
目的のトナー粒子は、ポリエステル樹脂を含んでいてもよい。組成物は、2種類以上の形態または種類のポリマーを含んでいてもよく、例えば、2つ以上の異なるポリマー、例えば、異なるモノマーで構成される2つ以上の異なるポリエステルポリマーを含んでいてもよい。ポリマーは、交互コポリマー、ブロックコポリマー、グラフトコポリマー、分岐コポリマー、架橋コポリマーなどであってもよい。
トナー粒子は、界面活性剤、ワックス、シェルなどのような他の任意成分の試薬を含んでいてもよい。トナー組成物は、場合により、不活性粒子を含んでいてもよく、この不活性粒子は、トナー粒子の媒剤として役立つことがあり、本明細書に教示されている樹脂を含んでいてもよい。不活性粒子は、例えば、特定の機能を与えるために改質されてもよい。したがって、その表面が誘導体化されていてもよく、望ましい目的のため、例えば、電荷を保持するため、または磁場を保有するために、粒子を製造してもよい。
トナーの誘電損失は、約5×10−3〜約75×10−3、約10×10−3〜約40×10−3、約75×10−3未満、約55×10−3未満、約40×10−3未満、約35×10−3未満、約25×10−3未満である。誘電損失は、約50未満、約40未満、約30未満である。
トナーまたはトナー粒子を作成するときいに、1種類、2種類またはそれ以上のポリマーを使用してもよい。2種類以上のポリマーを使用するとき、ポリマーは、任意の適切な比率(例えば、重量比)であってもよく、例えば、2種類の異なるポリマーが、設計の選択肢として、約1%(第1のポリマー)/99%(第2のポリマー)〜約99%(第1のポリマー)/1%(第2のポリマー)、約10%(第1のポリマー)/90%(第2のポリマー)〜約90%(第1のポリマー)/10%(第2のポリマー)などであってもよい。第1のポリマーおよび第2のポリマーは、それぞれ、約10〜約40重量%、約15〜約35重量%、約20〜約30重量%の量で存在していてもよい。
ポリマーは、固形分基準で、トナー粒子の約65〜約95重量%、約75〜約85重量%の量で存在していてもよい。
適切なポリエステル樹脂としては、例えば、スルホン酸化されたもの、スルホン酸化されていないもの、結晶性、アモルファス、これらの組み合わせなどが挙げられる。ポリエステル樹脂は、直鎖、分岐したもの、架橋したもの、これらの組み合わせなどであってもよい。
混合物(例えば、アモルファスポリエステル樹脂と結晶性ポリエステル樹脂)を使用する場合、結晶性ポリエステル樹脂とアモルファスポリエステル樹脂との比率は、約1:99〜約30:70、約5:95〜約25:75、約10:90〜約15:95の範囲であってもよい。混合物は、2種類のアモルファス樹脂を含んでいてもよい。したがって、それぞれのアモルファス樹脂は、約10%〜約40%、約15%〜約30%、約20%〜約25%の量で存在していてもよい。結晶性樹脂は、約3〜約15%、約4〜約10%、約5〜約8%の量で存在していてもよい。
ポリエステル樹脂は、合成によって、例えば、カルボン酸基を含む試薬とアルコールを含む別の試薬とのエステル化反応によって得られてもよい。アルコール試薬は、2個以上のヒドロキシル基、3個以上のヒドロキシル基を含んでいてもよい。酸は、2個以上のカルボン酸基、3個以上のカルボン酸基を含んでいてもよい。3個以上の官能基を含む試薬だと、ポリマーの分岐および架橋を可能にするか、促進するか、または可能にした上で促進する。
有機ポリ酸またはポリエステルの試薬は、例えば、樹脂の約40〜約60モル%、約42〜約52モル%、約45〜約50モル%の量で存在していてもよく、場合により、第2のポリ酸を、樹脂の約0.1〜約10モル%の量で使用してもよい。
有機ポリオールの量は、樹脂の約40〜約60モル%、約42〜約55モル%、約45〜約53モル%の量で存在していてもよく、第2のポリオールを、樹脂の約0.1〜約10モル%、約1〜約4モル%の量で使用してもよい。
不飽和アモルファスポリエステル樹脂をラテックス樹脂として使用してもよい。
アモルファス樹脂としては、アルコキシル化ビスフェノールAフマレート/テレフタレート系ポリエステルおよびコポリエステル樹脂、例えば、ポリ(プロポキシル化ビスフェノールAコ−フマレート)樹脂が挙げられる。
結晶性ポリエステル樹脂を作成するために、有機ポリオールは、約40〜約60モル%、約42〜約55モル%、約45〜約53モル%の量で選択される脂肪族ポリオールを含み、第2のポリオールを、樹脂の約0.1〜約10モル%、約1〜約4モル%の量で使用してもよい。
結晶性樹脂を調製するための有機ポリ酸またはポリエステルの試薬は、例えば、樹脂の約40〜約60モル%、約42〜約52モル%、約45〜約50モル%の量で選択されてもよく、場合により、第2のポリ酸は、約0.1〜約10モル%の量で選択されてもよい。
結晶性樹脂としては、エチレングリコールと、ドデカン二酸およびフマル酸コモノマーの混合物から作られる樹脂が挙げられる。
他の樹脂またはポリマーの例としては、限定されないが、ポリ(スチレン−ブタジエン)、ポリ(メチルスチレン−ブタジエン)、ポリ(メチルメタクリレート−ブタジエン)、およびこれらの組み合わせが挙げられる。
結晶性樹脂は、種々の融点を有していてもよく、例えば、融点が約30℃〜約120℃、約50℃〜約90℃、約60℃〜約80℃であってもよい。結晶性樹脂は、数平均分子量(M)が、ゲル透過クロマトグラフィー(GPC)で測定した場合、例えば、約1,000〜約50,000、約2,000〜約25,000であってもよく、重量平均分子量(M)が、GPCによって決定される場合、例えば、約2,000〜約100,000、約3,000〜約80,000であってもよい。結晶性樹脂の分子量分布(M/M)は、例えば、約2〜約6、約3〜約4であってもよい。
ポリエステル反応で使用可能な縮合触媒としては、チタン酸テトラアルキル、ジアルキルスズオキシド、アルミニウムアルコキシド、またはこれらの組み合わせが挙げられる。
このような触媒は、反応混合物中の出発物質であるポリ酸、ポリオールまたはポリエステルの試薬の量を基準として、約0.01モル%〜約5モル%の量で使用されてもよい。
分岐剤を使用してもよく、多価ポリ酸が挙げられ、樹脂の約0.01〜約10モル%、約0.05〜約8モル%、または約0.1〜約5モル%の量で使用される。
ポリマーを架橋することが望ましい場合がある。架橋するのに適切な樹脂は、反応性基(例えば、C=C結合)またはペンダント基または側鎖(例えば、カルボン酸基)をもつ樹脂である。樹脂は、例えば、開始剤を用いる遊離ラジカル重合によって架橋させることができる。適切な開始剤としては、過酸化物、アゾ化合物、これらの組み合わせなどが挙げられる。使用する開始剤の量は、架橋度に比例し、したがって、ポリエステル材料のゲル含有量に比例する。使用する架橋剤の量は、例えば、ポリエステル樹脂の約0.01〜約10重量%、約0.1〜約5重量%の量であってもよい。架橋させる場合、実質的にすべての開始剤が消費されることが望ましい。
ポリ酸/ポリエステルおよびポリオールの試薬を、場合により触媒とともに、一緒に混合し、高温でインキュベートし(嫌気的に行ってもよい)、エステル反応を平衡状態になるまで行うことができ、エステル化反応でエステル結合が生成して、一般的に、水またはアルコール、例えば、メタノールが得られる。減圧下で反応を行い、重合を促進することができる。生成物を実際に知られている方法で集め、これも実際に知られている方法乾燥させ、粒状物を得てもよい。
適切な着色剤としては、カーボンブラックを含むもの、例えば、REGAL 330(登録商標)およびNipex 35、マグネタイト、例えば、Mobayマグネタイト、MO8029(商標)およびMO8060(商標)、Columbianマグネタイト、MAPICO(登録商標)BLACK、表面処理されたマグネタイト、Pfizerマグネタイト、CB4799(商標)、CB5300(商標)、CB5600(商標)およびMCX6369(商標)、Bayerマグネタイト、BAYFERROX 8600(商標)および8610(商標)、Northern Pigmentマグネタイト、NP604(商標)およびNP−608(商標)、Magnoxマグネタイト、TMB−100(商標)またはTMB104(商標)などが挙げられる。
カラー顔料(例えば、シアン、マゼンタ、イエロー、レッド、オレンジ、グリーン、ブラウン、ブルー)またはこれらの混合物を使用してもよい。水系顔料分散物として、さらなる1種類以上の顔料を用いてもよい。
着色剤(例えば、ファーネスカーボンブラック、シアン、マゼンタおよび/またはイエローの着色剤)を、トナーに望ましい色を付与するのに十分な量で組み込んでもよい。一般的に、顔料または染料は、固形物基準で、トナー粒子の約2重量%〜約35重量%、約5重量%〜約25重量%、約5重量%〜約15重量%の量で使用されてもよい。したがって、ファーネスカーボンブラックは、約2%まで、約4%まで、約6%まで、約8%まで、約10%まで、またはそれ以上の量で存在する。ファーネスカーボンブラックは、粒径が約20nm〜約40nm、約25nm〜約35nm、BET表面積が、約50〜約80m/g、約60〜約70m/gであってもよい。
黒色着色剤、例えば、ファーネスカーボンブラック(例えば、限定されないが、Nipex 35)を、部分的にCancarb N991または任意の他のTCBと置き換えてもよい。このようなTCBは、例えば、灰分が約0.02〜約0.2%、pHが約9〜約11、窒素表面積が約7〜約12m/gという性質をもっていてもよい。他の性質としては、限定されないが、325メッシュ%(ppm)が最大で0.25、325メッシュの上の磁力%(ppm)が最大で0.005、cm/100gでの油吸収数の最大が44、合計硫黄%(ppm)が約0.006、トルエン抽出物%が最大で約0.5、最大熱損失%が約0.1、などが挙げられる。TCBは、容積平均径は約100〜約800nm、約200〜約600nm、約300〜約500nmであってもよい。
TCBを黒色着色剤と組み合わせる場合、黒色着色剤は、重量基準で、約0.1%〜約20%、約1%〜約15%、約15%まで、約10%まで、約7%までの量で存在していてもよく、TCBは、約0.1%〜約20%、約1%〜約15%、約25%まで、約20%まで、約15%まで、約10%まで、約7%までの量で存在していてもよい。TCBが、トナーで使用される唯一の黒色顔料である場合、TCBは、約1%〜約30%、約2%〜約20%、約3%〜約15%、約15%まで、約20%まで、約25%まで、またはそれ以上の量で存在していてもよい。
黒色着色剤の量およびTCBの量は、本明細書に記載しているようなハイパー着色されたトナーを得るために、上で示した量よりも多い量になるように調節されてもよい。
2種類以上の着色剤がトナー粒子に存在していてもよい。例えば、青色顔料の第1の着色剤が、固形分基準で、トナーの約2重量%〜約10重量%、約3重量%〜約8重量%、または約5重量%〜約7重量%の量で存在していてもよく、黄色顔料の第2の着色剤は、固形分基準でトナー粒子の約5重量%〜約20重量%、約6重量%〜約15重量%、約7重量%〜約10重量%などの量で存在していてもよい。
トナー組成物は、界面活性剤を含む分散物の状態であってもよい。ポリマーおよび他のトナー成分を組み合わせる乳化凝集法によって、1つ以上の界面活性剤を使用し、エマルションを作成してもよい。
1種類、2種類またはそれ以上の界面活性剤を使用してもよい。界面活性剤は、イオン系界面活性剤および非イオン系界面活性剤、またはこれらの組み合わせから選択されてもよい。
界面活性剤の合計量は、トナーを形成する組成物の約0.01重量%〜約5重量%、約0.75重量%〜約4重量%、約1重量%〜約3重量%の量で使用してもよい。
本開示のトナーは、場合により、ワックスを含んでいてもよく、ワックスは、1種類のワックスであるか、または2種類以上の異なるワックスの混合物であってもよい(以下、「ワックス」と定義する)。
ワックスは、例えば、トナー粒子の約1重量%〜約25重量%、約5重量%〜約20重量%の量で存在していてもよい。
ワックスは、重量平均分子量が約500〜約20,000、約1,000〜約10,000であってもよい。使用可能なワックスとしては、例えば、ポリオレフィン、植物由来のワックス、動物由来のワックス、鉱物由来のワックス、石油由来のワックス、高級脂肪酸および高級アルコールから得られるエステルワックスなどが挙げられる。
凝集因子は、無機カチオン性凝固剤であってもよく、例えば、塩化ポリアルミニウム(PAC)、ポリアルミニウムスルホシリケート(PASS)、金属ハロゲン化物などであってもよい。
凝集因子は、トナー中の合計固形分を基準として、約0〜約10重量%、約0.05〜約5重量%の量で存在していてもよい。
凝集プロセスから金属錯化イオン(例えば、アルミニウム)を封鎖するために、金属イオン封鎖剤またはキレート化剤が、凝集が終了した後に導入されてもよい。したがって、金属イオン封鎖剤、キレート化剤または錯化剤は、有機錯化成分を含んでいてもよい。
二酸化ケイ素またはシリカ(SiO)、チタニアまたは二酸化チタン(TiO)および/または酸化セリウムのうち1つ以上と、トナー粒子を混合してもよい。ステアリン酸亜鉛も、外部添加剤として使用してもよい。ステアリン酸カルシウムおよびステアリン酸マグネシウムも同様の機能を与えるだろう。
媒剤粒子としては、トナー粒子と反対の極性の電荷を静電的に得ることが可能な粒子が挙げられる。適切な媒剤粒子の具体例としては、顆粒状ジルコン、顆粒状ケイ素、ガラス、鋼鉄、ニッケル、フェライト、鉄フェライト、二酸化ケイ素、ニッケルベリー媒剤などが挙げられる。
トナー粒子は、任意の方法によって調製されてもよい。例えば、ポリエステル樹脂および目的のサーマルカーボンブラックを用い、任意の乳化/凝集法を使用してもよい。懸濁およびカプセル化プロセスのような化学プロセスを含め、トナー粒子を調製する任意の適切な方法を使用してもよい。
乳化させた後、樹脂、顔料、任意要素のワックス、任意の他の望ましい添加剤のエマルション状態の混合物を、場合により、上述の界面活性剤を用いて凝集させ、次いで、場合により、凝集混合物を融着させることによって、トナー組成物を調製してもよい。
上の混合物を調製した後、最初の重合反応から得られる小さな粒子(ナノメートル程度の大きさであることが多い)から、もっと大きな粒子または凝集物(マイクロメートル程度の大きさであることが多い)を作成することが望ましいことが多い。凝集因子を混合物に加えてもよい。適切な凝集因子としては、例えば、二価のカチオン、多価のカチオンまたはこれらを含む化合物の水溶液が挙げられる。
凝集因子を、樹脂またはポリマーのガラス転移点(T)よりも低い温度で、混合物に加えてもよい。
凝集因子を、反応混合物の約0.1パーツパーハンドレッド(pph)〜約1pph、約0.25pph〜約0.75pphの量で混合物成分に加えてもよい。
粒子の凝集を制御するために、時間をかけて、凝集因子を混合物に計量して加えてもよい。
所定の望ましい粒径が得られるまで粒子を凝集させ、次いで、成長プロセスを止める。
トナー粒子の特徴を、任意の適切な技術および装置によって決定してもよい。体積平均粒径および幾何標準偏差を、Beckman Coulter Multisizer 3のような測定装置を用い、製造業者の指示にしたがって操作して測定してもよい。
成長および成形を、凝集が融着とは別個に起こる条件で行ってもよい。凝集段階および融着段階を別個に行うために、凝集プロセスを、例えば、約40℃〜約90℃、いくつかの実施形態では、約45℃〜約80℃の高温で、剪断条件で行ってもよく、この温度は、樹脂またはポリマーのTより低い温度であってもよい。
凝集が終わってから融着の前に、凝集した粒子に樹脂をコーティングし、粒子表面にシェルを形成させてもよい。本明細書に記載の任意の樹脂または当該技術分野で知られているような任意の樹脂をシェルとして使用してもよい。
シェルの樹脂を、当業者が利用可能な任意の方法によって、凝集した粒子に塗布してもよい。
シェルは、トナー成分の約1重量%〜約80重量%、約10重量%〜約40%、約20重量%〜約35重量%の量で存在していてもよい。
所望の粒径になるまで凝集させ、場合により任意のシェルを塗布した後、粒子が所望の最終形状になるまで融着させてもよく、融着は、例えば、混合物を約45℃〜約100℃、実施形態では、約55℃〜約99℃の温度(この温度は、トナー粒子を形成させるのに利用される樹脂のガラス転移点より低い温度であってもよい)まで加熱し、および/または、例えば、約100rpm〜約1,000rpm、実施形態では、約200rpm〜約800rpmまで撹拌を遅くすることによって行われてもよい。融着は、約0.01〜約9時間、実施形態では、約0.1〜約4時間で達成されてもよい。
場合により、凝固剤を使用してもよい。適切な凝固剤の例としては、限定されないが、安息香酸アルキルエステル、エステルアルコール、グリコール/エーテル型溶媒、長鎖脂肪族アルコール、芳香族アルコール、これらの混合物などが挙げられる。
凝固剤(または、凝固する薬剤または凝固補助剤)は、乳化/凝集プロセスの後の段階中(例えば、第2の加熱工程中)に、つまり、一般的に樹脂またはポリマーのTより高い温度で蒸発する。したがって、最終的なトナー粒子は、任意の残留凝固剤を含まないか、本質的に含まないか、実質的に含まない。任意の残留凝固剤が最終的なトナー粒子に存在していてもよい程度まで、残留凝固剤の量は、凝固剤の存在が、トナーまたは現像剤の任意の性質または性能に影響を与えない量である。
トナーは、任意の既知の電荷添加剤、帯電促進分子などを含んでいてもよい。表面添加剤の例としては、金属塩、脂肪酸金属塩、コロイド状シリカ、金属酸化物、酸化アルミニウム、酸化セリウム、潤滑剤、チタン酸ストロンチウム、SiO、これらの混合物などのうち、1つ以上が挙げられる。
シリカは、例えば、トナーの流動性、摩擦性向上、混合制御、現像安定性および転写安定性の向上、トナーのブロッキング温度を高めることができる。ステアリン酸亜鉛、ステアリン酸カルシウムまたはステアリン酸マグネシウムは、現像剤の導電性、摩擦性向上、トナーの電荷および電荷の安定性を高めることもできる。
トナーの光沢は、粒子内に保持されている金属イオン、例えば、Al3+の量によって影響を受けることがある。保持されている金属イオンの量は、キレート剤(例えば、EDTA)を加えることによって調節されてもよい。本開示のトナー粒子に保持されている触媒、例えば、Al3+の量は、約0.1pph〜約1pph、約0.25pph〜約0.8pphであってもよい。本開示のトナーの光沢度は、Gardner Gloss Units(ggu)によって測定した場合、約20〜約100ggu、約50〜約95ggu、約60〜約90gguであってもよい。
接触融合用途のためのトナー特性は、融合の自由度であり、すなわち、最低固定温度(MFT)と熱オフセット温度の温度差であり、約50℃〜約100℃、約75℃〜約100℃、約80℃〜約100℃、約90℃〜約95℃であるとよい。
トナー粒子を評価するために、トナーを標準的な35μm Xerox DocuColor 2240媒剤を用いて特定のTC(トナー濃度、例えば、8%)にし、AゾーンおよびCゾーンで一晩置いて平衡状態にし、次いで、Turbula(登録商標)ミキサーで2分間または60分間混合した後に電荷を評価することによって元々の電荷を測定することができる。電荷性能は、2種類の環境を変えたチャンバで試験することができ、片方のチャンバは、低湿度ゾーン(Cゾーンとしても知られる)であり、他方のチャンバは、高湿度ゾーンであってもよい(Aゾーンとしても知られる)。電荷量は、チャージスペクトログラフプロセス(CSG)の画像分析によって測定される値である。CゾーンおよびAゾーンにおいて、トナーの電荷質量比(q/d)(典型的には、フェムトクーロン/(mm)の単位を用いる)は、既知のチャージスペクトログラフで測定することができる。摩擦電荷をブローオフしたときのQ/m値(単位μC/g)は、ブローオフ法を用いて測定してもよい。所定量のトナーを媒剤とブレンドする。ブレンドは、4オンスのガラス瓶に入れ、塗料シェーカーによって行ってもよく、または、ミキサーで行ってもよい。トナーおよび媒剤成分をブレンドすることによって相互作用が生じ、トナー粒子は負に帯電し、媒剤粒子は正に帯電する。得られた混合物のサンプルをRobot Cageに入れ、計量する。装置内の空気および真空源によって、トナーは媒剤からはずれ、媒剤は、ふるい分けしたRobot Cageに残る。媒剤上に残った電荷を、単位クーロンで電位計によって検出する(摩擦電気に関連する)。残留電荷と吹き飛ばされたトナーの重量を用い、摩擦電気を計算することができる。吹き飛ばされたトナーおよび残った媒剤の重量を用い、トナーの濃度を計算することができる。
トナーは、極端な相対湿度(RH)条件にさらされたときに、適切な帯電特性を有していてもよい。Cゾーンは、約10℃、15%RHであってもよく、Aゾーンは、約28℃、85%RHであってもよい。
本開示のトナーは、元々のトナーの電荷質量比(Q/m)が約−5μC/g〜約−90μC/gであってもよく、表面添加剤をブレンドした後の最終的なトナーの電荷が、約−15μC/g〜約80μC/gであってもよい。
乾燥したトナー粒子は、外部表面添加剤を除き、以下の特徴を有していてもよい。(1)体積平均径(「体積平均粒径」とも呼ばれる」)が約2.0〜約15.0μm、いくつかの実施形態では、約2.5〜約10.0μmで、いくつかの実施形態では、約3.0〜約7.0μmである。(2)数平均幾何標準偏差(GSDn)および/または体積平均幾何標準偏差(GSDv)が約1.18〜約1.30、いくつかの実施形態では、約1.21〜約1.24である。(3)真円度が約0.9〜約1.0(例えば、Sysmex FPIA 2100分析機を用いて測定される)、いくつかの実施形態では、約0.95〜約0.985で、いくつかの実施形態では、約0.96〜約0.98である。
このようにして作られたトナー粒子は、現像組成物に配合されてもよい。トナー粒子を、媒剤粒子と混合し、二成分系現像組成物を得てもよい。現像剤中のトナー濃度は、現像剤の合計重量の約1重量%〜約25重量%、いくつかの実施形態では、約2重量%〜約15重量%であってもよく、現像組成物の残りの部分は媒剤である。しかし、望ましい特性をもつ現像組成物を得るために、トナーおよび媒剤の割合を変えたものを用いてもよい。
静電印刷プロセスまたは電子写真プロセスにトナーまたは現像剤を利用してもよい。例えば、磁気ブラシによる現像、単成分のジャンピング現像、ハイブリッドスカベンジレスによる現像(HSD)などの任意の既知の種類の画像現像システムを画像現像デバイスに用いてもよい。これらの現像システムおよび同様の現像システムは、当業者の範囲内である。
本明細書で使用する場合、「室温」(RT)は、約20℃〜約30℃の温度を指す。
1L Nalgene瓶に、52gのCancarb N991乾燥カーボンブラック顔料、4.64gのTaycapower BN2060界面活性剤(Tayca Corp.)、245gの脱イオン(DI)水を加えることによって、Cancarb N991分散物を製造した。Nalgene瓶の残りの容積を0.25インチのステンレス鋼ショットで満たした。次いで、この瓶を速度約240rpmで48時間転がした。得られた顔料分散物は、固体保持量が18%であり、D50の大きさが530nmであった。
実施例
(実施例1)8.7%のNipex 35を含む黒色EAトナー
2Lベンチスケールで(乾燥理論トナー175g)黒色ポリエステルEAトナーを調製した。2種類のアモルファス樹脂(97gポリエステルエマルションA(M=86,000、T開始=56℃、固形分35%)、101gポリエステルエマルションB(M=19,400、T開始=60℃、固形分35%)、34gの結晶性ポリエステルエマルションC(M23,300、M=10,500、Tm=71℃、固形分35%)、5.06gの界面活性剤(DOWFAX(登録商標)3A1、Dow Chemical Company)、51gのポリエチレンワックスエマルション(T=90℃、固形分30%、The International Group,Inc.(IGI))、96gの黒色顔料(Nipex 35)および16gのシアン顔料(Pigment Blue 15:3分散物)を混合し、次いで、0.3M硝酸を用い、pHを4.2に調節した。次いで、得られたスラリーを、3.14gの硫酸アルミニウム(凝固剤)とDI水36.1gを混合したものを加えつつ、約3000〜約4000rpmで合計5分間かけて均質化した。次いで、このスラリーを2L Buchi反応器に移し、460rpmで混合するように設定した。次いで、スラリーをバッチ温度42度で凝集させた。凝集の間、コアと同じアモルファスエマルションで構成されるシェル(トナー34重量%)のpHを、硝酸を用いて3.3に調節し、次いでバッチに加え、このときに、バッチは目的の粒径に達した。粒径が5.2μmに達したら、NaOHおよびEDTAを用いてpHを7.8に調節し、凝集を凍結させた。このプロセスを、反応温度(T)を85℃まで上げつつ続けた。所望の温度に達したら、酢酸ナトリウム/酢酸バッファ(pH5.7)を用いてpHを6.5に調節すると、粒子が融着し始めた。約2時間後、粒子の真円度が>0.956に達し、氷を用いて急冷した。最終的なトナー粒径、GSD、GSDは、それぞれ5.25/1.21/1.18であった。微粒子(1.3〜3μm)、粗粒子(>16μm)、真円度は、それぞれ0.57%、0.15%、0.965であった。
(実施例2)6%のNipex 35および4%のCancarb N991を含む黒色トナー
2Lベンチスケールで(乾燥理論トナー180g)黒色ポリエステルEAトナーを調製した。2種類のアモルファス樹脂(100gポリエステルエマルションA、94gポリエステルエマルションB)、36gの結晶性ポリエステルエマルションC、1.28gの界面活性剤(DOWFAX)、55gのポリエチレンワックス(IGI)、68gの黒色顔料分散物、17%の固形分(Nipex−35)、43gのCancarb N991分散物(固形分20.9%)、450gのDI、16gのシアン顔料(PB 15:3 Dispersion)を混合し、次いで、0.3M硝酸を用い、pHを4.2に調節した。次いで、スラリーを、3.23gの硫酸アルミニウムとDI86gを混合したものを加えつつ、約3000rpmで合計5分間かけて均質化した。次いで、このスラリーを2L Buchi反応器に移し、460rpmで混合するように設定した。次いで、スラリーをバッチ温度42度で凝集させた。凝集の間、コアと同じアモルファスエマルションで構成されるシェル(トナー34重量%)のpHを、硝酸を用いて3.3に調節し、バッチに加えた。次いで、このバッチは、目的の粒径である5.2μmに達した。次いで、水酸化ナトリウム(NaOH)およびEDTAを用いpHを7.8に調節することによって粒径を凍結させた。Tを85℃まで上げることによってプロセスを続けた。この温度に達したら、酢酸ナトリウム/酢酸バッファ(pH5.7)を用いてpHを6.5に調節した後、粒子が融着し始めた。約2時間後、粒子は、真円度>0.965に達し、氷で急冷した。最終的な粒径、GSDv、GSDnは、それぞれ5.31/1.19/1.21であった。微粒子(1.3〜3μm)、粗粒子(>16μm)、真円度はそれぞれ0.78%、011%、0.973であった。
実施例1および実施例2の2種類のトナーを、両方とも室温でDIを用いて6回洗浄し、凍結乾燥器を用いて乾燥させた。
(帯電および融合)
トナーを以下のような添加パッケージとブレンドした。デシルシランで処理された二酸化チタン約0.88%(JMT2000としてTaycaから市販)、ポリジメチルシロキサンで表面処理されたシリカ約1.71%(RY50としてEvonik(Nippon Aerosil)から市販)、ヘキサメチルジシラザンで表面処理されたゾル−ゲルシリカ約1.73%(X24−9163AとしてNisshin Chemical Kogyoから市販)、二酸化セリウム約0.55%(E10としてMitsui Mining & Smeltingから市販)、ステアリン酸亜鉛0.2%。得られた組成物を、Aゾーンでストレスをかけた条件で試験した。コントロールトナーは、顔料の保持量が6%の黒色低温溶融トナーであった(以下の実施例4)。最終目標は、実施例1および2の2種類の実験トナーと、実施例4の黒色コントロールトナーの帯電および融合を比較することであった。
試験から、Cancarb N991を含む、ハイパー着色された実施例2の黒色トナーは、電荷、光沢、画質において、黒色コントロールトナーに匹敵することがわかった。
実施例1および2のトナーの誘電損失は、まず、特注の冶具を用いてトナーペレットを作成することによって得られた。トナーサンプルを、バネで留められた直径2インチの型に入れ、正確な粉砕プランジャーによって、約2000psiで2分間プレス加工した。プランジャーと接触した状態に維持しつつ(片方の電極として作用する)、ペレットを型から取り出し、バネで留められた支持体に押し付け、ペレットを圧のかかった状態に保持し、また、反対側の電極としても作用する。覆われた1メートルBNCケーブルでつないだHP4263B LCR Meterを用い、100kHzおよび1VACでのキャパシタンス(Cp)および損失因子(D)を測定することによって、誘電率および誘電損失を決定した。
Cancarb N991を含む、ハイパー着色された黒色トナーは、Nipex 35を含む、ハイパー着色された黒色トナー(実施例1)よりも、誘電損失(29%向上)、電荷、第2の転写効率、画質という点で優れていた。最後に、Cancarb N991を含む、ハイパー着色された黒色トナーは、4200紙およびDCEG紙での光学密度対単位面積あたりのトナーの質量(TMA)について、K14(すなわち、実施例1のトナーをスケールアップした態様)と同様の挙動を示し、このことは、有用かつ有効なハイパー着色された黒色トナーであることを示す。
Figure 2012247776
Cancarb N991を含むトナーは、コントロールである、Nipex 35のみを含む実施例1のハイパー着色された黒色トナーと比べ、誘電損失が小さかった。この改良によって、Cancarbを含む、ハイパー着色された黒色トナーは、コントロールの黒色トナーと同じ性能を発揮することができる。実施例2のトナーは、コントロールの黒色トナーと比較し、同等の光沢対TMAを示す。Cancarbを含むトナーは、コントロールの黒色トナーと比較して、同等の粒状性を有する。
(実施例3)12.7%のCancarb N991を含む黒色EAトナー
実施例1と似た様式で、以下の配合を用いてトナーを調製した。
Figure 2012247776
表2において、Aはアモルファスをあらわし、Crysは結晶性をあらわす。トナーは、Cancarb N991を、ハイパー着色されたNipex顔料ですべておきかえている。Cancarb N991の黒色度が小さいため、保持量は9.7%より高い。
(実施例4)6%のNipex 35顔料を含む黒色EAトナー(黒色コントロールトナー)
実施例1と似た様式で、以下の配合を用いてトナーを調製した。
Figure 2012247776
(実施例5)8.7%のNipex 35顔料を含む黒色EAトナー(ハイパー着色された黒色コントロール)
実施例1と似た様式で、以下の配合を用いてコントロールトナーを調製した。
Figure 2012247776
Figure 2012247776
12.7%のCancarb N991を含むトナー(実施例3)は、顔料を過剰に含み、TCBを含まないコントロールトナー(実施例5)と比較し、優れたベンチ帯電を示し、名目上保持されている従来のカーボンブラックであるコントロールトナー(実施例4)と比較すると、追加の電荷が同等であり、誘電損失が低い。したがって、TCBを含み、ハイパー着色された黒色トナーは、名目上、顔料が保持されているコントロール、またはサーマルカーボンブラックを含まない、ハイパー着色されたコントロールと比較して、誘電損失が低く、名目上、着色剤が保持されている従来のトナーと同等の画質を与える。
したがって、Nipex 35カーボンブラックの一部または全部をサーマルカーボンブラックに置き換えると、すべてNipex 35を用いた場合と比較して、全体的な電荷が向上する。さらに、Nipex 35のみを含む、ハイパー着色されたトナーと比較し、Aゾーンでの機械による摩擦電荷が向上し、名目上保持されている黒色コントロールトナーと匹敵する値であり、サーマルカーボンブラックによって、融合を変えることなく、第2の転写効率が向上し、斑点および粒状度が向上する。さらに、サーマルカーボンブラックハイパー着色されたトナーは、TMAが小さく、印刷物上のトナー層は、顕著に薄く、必要なトナーの量が少なくてすむ。したがって、着色剤の保持量が少ない現行のトナーよりも少ないトナー量で、同等の画質が得られる。

Claims (10)

  1. アモルファス樹脂と、結晶性樹脂と、ワックスと、任意成分のシェルと、サーマルカーボンブラックと、場合により黒色着色剤とを含む、黒色トナー粒子。
  2. 誘電損失が約75×10−3未満である、請求項1に記載のトナー粒子。
  3. 前記サーマルカーボンブラックは、灰分が約0.02〜約0.2%であるか、pHが約9〜約11であるか、窒素表面積が約7〜約12m/gであるか、容積平均径が約200〜約600nmであるか、またはこれらの組み合わせである、請求項1に記載のトナー粒子。
  4. 約1〜約30%サーマルカーボンブラックを含む、請求項1に記載のトナー粒子。
  5. 第2のアモルファス樹脂をさらに含む、請求項1に記載のトナー粒子。
  6. 約3〜約15%の結晶性樹脂を含む、請求項1に記載のトナー粒子。
  7. シェルが、前記トナー粒子を約10〜約40重量%含む、請求項1に記載のトナー粒子。
  8. 黒色着色剤を約10%まで含む、請求項1に記載のトナー粒子。
  9. 前記黒色着色剤がファーネスカーボンブラックを含む、請求項8に記載のトナー粒子。
  10. 前記黒色着色剤は、平均一次粒径が約20nm〜約40nmであり、BET表面積が約50〜約80m/gである、請求項8に記載のトナー粒子。
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