JP2012247146A - ヒートポンプ式蒸気生成装置 - Google Patents

ヒートポンプ式蒸気生成装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2012247146A
JP2012247146A JP2011119871A JP2011119871A JP2012247146A JP 2012247146 A JP2012247146 A JP 2012247146A JP 2011119871 A JP2011119871 A JP 2011119871A JP 2011119871 A JP2011119871 A JP 2011119871A JP 2012247146 A JP2012247146 A JP 2012247146A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
steam
gas
output value
value
compressor
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2011119871A
Other languages
English (en)
Other versions
JP5691844B2 (ja
Inventor
Yoichi Ikeda
洋一 池田
Tadashi Komatsu
正 小松
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fuji Electric Co Ltd
Original Assignee
Fuji Electric Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fuji Electric Co Ltd filed Critical Fuji Electric Co Ltd
Priority to JP2011119871A priority Critical patent/JP5691844B2/ja
Publication of JP2012247146A publication Critical patent/JP2012247146A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5691844B2 publication Critical patent/JP5691844B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Classifications

    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02ATECHNOLOGIES FOR ADAPTATION TO CLIMATE CHANGE
    • Y02A30/00Adapting or protecting infrastructure or their operation
    • Y02A30/27Relating to heating, ventilation or air conditioning [HVAC] technologies
    • Y02A30/274Relating to heating, ventilation or air conditioning [HVAC] technologies using waste energy, e.g. from internal combustion engine

Landscapes

  • Heat-Pump Type And Storage Water Heaters (AREA)

Abstract

【課題】蒸気利用設備を所望温度に効率よく加温することが可能なヒートポンプ式蒸気生成装置を提供する。
【解決手段】ヒートポンプ循環経路20と、給水経路L3と、気液分離器7と、気液分離器7の気相部の蒸気を蒸気利用設備40に送る蒸気取出し経路L4と、気液分離器40の液相部と給水経路L3とを接続する水循環経路L6とを備え、蒸気取出し経路L4に上流側から第1圧力計31と蒸気圧縮機35とが設けられ、蒸気利用設備40における所定箇所の測定温度T1が同箇所の設定温度Taに近づくように求められる出力値1と、第1圧力計の測定値P1が気液分離器の設定圧力値Paに近づくように求められる出力値2とを比較して、低い方の出力値となるように蒸気圧縮機の出力を制御する制御装置50が設けられているヒートポンプ式蒸気生成装置。
【選択図】図1

Description

本発明は、工場排水などから排熱を回収して蒸気を生成するヒートポンプ式蒸気生成装置に関する。
蒸気生成装置の一つとして、ヒートポンプを利用したヒートポンプ式蒸気生成装置がある。ヒートポンプ式蒸気生成装置は、工場排水などから廃熱を回収して蒸気を生成するものであって、ボイラー設備等を利用して蒸気を発生させる燃焼系蒸気生成装置に比べて、ランニングコストが低く、COの排出量を低減できるなどのメリットがある。
特許文献1には、圧縮機の吐出側に一端が接続された冷媒管の他端が、蒸気生成用熱交換器、温水生成用熱交換器、膨張弁、熱回収器を介して前記圧縮機の吸入側に接続された冷媒回路を備え、熱回収器において外部熱源からの熱を回収し、蒸気生成用熱交換器で蒸気を生成し、温水生成用熱交換器で温水を生成するように構成されたヒートポンプ式蒸気・温水生成装置が開示されている。そして、特許文献1のヒートポンプ式蒸気・温水生成装置では、蒸気生成用熱交換器で生成した蒸気中に含まれる水あるいは蒸気の凝縮により液化した水を給水用気液分離器で分離し、給水用気液分離器の気相部に設けられた蒸気供給管から蒸気を外部に取出している。
特許文献2には、熱源からの熱で水を蒸発させて蒸気を生成する蒸発器と、前記蒸発器で生成された蒸気を圧縮する圧縮機とを備えたヒートポンプシステムにおいて、圧縮機に流入する蒸気量を制御する手段を設けたことを特徴とするヒートポンプシステムが開示されている。
特開2007−232357号公報 特開2008−57876号公報
特許文献1では、ヒートポンプ式蒸気生成装置において使用されているヒートポンプ媒体の臨界温度は、およそ150℃であるため、ヒートポンプ式蒸気生成装置では、約120〜130℃の蒸気を生成することが限界である。したがって、それ以上の温度の蒸気を生成することができないという問題点がある。
特許文献2では、蒸発器で生成された蒸気の圧力が低いため、所望の温度(圧力)の蒸気を出力するためには、大容量の圧縮機を使用する必要があり装置が大型化すると共にコストが高くなる。また、圧縮機の動力も大きくなるため、蒸気生成効率が悪くなるという問題点がある。
したがって、本発明の目的は、蒸気利用設備を所望温度に効率よく加温することが可能なヒートポンプ式蒸気生成装置を提供することにある。
上記目的を達成するため、本発明の第1のヒートポンプ式蒸気生成装置は、外部熱源から熱を回収して媒体を加温する排熱回収器、前記排熱回収器を通過した媒体を圧縮する圧縮機、前記圧縮機で圧縮された媒体の熱を被加熱水に伝熱して温水及び蒸気の気液二相流を生成する媒体凝縮器、及び前記媒体凝縮器を通過した媒体を減圧して温度を下げる膨張機を有するヒートポンプ循環経路と、前記媒体凝縮器に供給水を導入する給水経路と、前記媒体凝縮器で生成した、温水及び蒸気の気液二相流を、水蒸気と水とに分離する気液分離器と、前記気液分離器の気相部の蒸気を、蒸気利用設備に送る蒸気取出し経路と、前記気液分離器の液相部と前記給水経路とを接続する水循環経路とを備えたヒートポンプ式蒸気生成装置であって、前記蒸気取出し経路に上流側から第1圧力計と蒸気圧縮機とが設けられると共に、前記蒸気圧縮機の出力を制御する制御装置が設けられており、前記制御装置は、前記蒸気利用設備における所定箇所の測定温度T1が、同箇所の設定温度Tset1に近づくように求められる出力値1と、前記第1圧力計の測定値P1が、気液分離器の設定圧力値Pset1に近づくように求められる出力値2とを比較して、低い方の出力値となるように、前記蒸気圧縮機の出力を制御することを特徴とする。
前記出力値1は、前記蒸気利用設備における所定箇所の測定温度T1と、同箇所の設定温度Tset1とに基づいてPID制御により求められ、前記出力値2は、前記第1圧力計の測定値P1と、前記設定圧力値Pset1とに基づいてPID制御により求められることが好ましい。
また、本発明の第2のヒートポンプ式蒸気生成装置は、外部熱源から熱を回収して媒体を加温する排熱回収器、前記排熱回収器を通過した媒体を圧縮する圧縮機、前記圧縮機で圧縮された媒体の熱を被加熱水に伝熱して温水及び蒸気の気液二相流を生成する媒体凝縮器、及び前記媒体凝縮器を通過した媒体を減圧して温度を下げる膨張機を有するヒートポンプ循環経路と、前記媒体凝縮器に供給水を導入する給水経路と、前記媒体凝縮器で生成した、温水及び蒸気の気液二相流を、水蒸気と水とに分離する気液分離器と、前記気液分離器の気相部の蒸気を、蒸気利用設備に送る蒸気取出し経路と、前記気液分離器の液相部と前記給水経路とを接続する水循環経路とを備えたヒートポンプ式蒸気生成装置であって、前記蒸気取出し経路に上流側から第1圧力計と蒸気圧縮機と第2圧力計とが設けられると共に、前記蒸気圧縮機の出力を制御する制御装置が設けられており、前記制御装置は、前記蒸気利用設備における所定箇所の測定温度T1が、同箇所の設定温度Tset1に近づくように求められる出力値1を設定値とし、第2圧力計の測定値P2が、前記出力値1に近づくように求められる出力値3と、前記第1圧力計の測定値P1が、気液分離器の設定圧力値Pset1に近づくように求められる出力値2とを比較して、低い方の出力値となるように、前記蒸気圧縮機の出力を制御することを特徴とする。
前記出力値1は、前記蒸気利用設備における所定箇所の測定温度T1と、同箇所の設定温度Tset1とに基づいてPID制御により求められ、前記出力値2は、前記第1圧力計の測定値P1と、前記設定圧力値Pset1とに基づいてPID制御により求められ、前記出力値3は、前記第2圧力計の測定値P2と、前記出力値1とに基づいてPID制御により求められることが好ましい。
また、本発明の第3のヒートポンプ式蒸気生成装置は、外部熱源から熱を回収して媒体を加温する排熱回収器、前記排熱回収器を通過した媒体を圧縮する圧縮機、前記圧縮機で圧縮された媒体の熱を被加熱水に伝熱して温水及び蒸気の気液二相流を生成する媒体凝縮器、及び前記媒体凝縮器を通過した媒体を減圧して温度を下げる膨張機を有するヒートポンプ循環経路と、前記媒体凝縮器に供給水を導入する給水経路と、前記媒体凝縮器で生成した、温水及び蒸気の気液二相流を、水蒸気と水とに分離する気液分離器と、前記気液分離器の気相部の蒸気を、蒸気利用設備に送る蒸気取出し経路と、前記気液分離器の液相部と前記給水経路とを接続する水循環経路とを備えたヒートポンプ式蒸気生成装置であって、前記蒸気取出し経路に上流側から第1圧力計と蒸気圧縮機とが設けられると共に、前記蒸気圧縮機の出力を制御する制御装置が設けられており、前記制御装置は、前記蒸気利用設備における所定箇所の測定圧力P3が、同箇所の設定圧力Pset2に近づくように求められる出力値4と、前記第1圧力計の測定値P1が、気液分離器の設定圧力値Pset1に近づくように求められる出力値2とを比較して、低い方の出力値となるように、前記蒸気圧縮機の出力を制御することを特徴とする。
前記出力値4は、前記蒸気利用設備における所定箇所の測定圧力P3と、同箇所の設定圧力Pset2に基づいてPID制御により求められ、前記出力値2は、前記第1圧力計の測定値P1と、前記設定圧力値Pset1とに基づいてPID制御により求められることが好ましい。
本発明の第1のヒートポンプ式蒸気生成装置によれば、制御装置によって、蒸気利用設備における所定箇所の測定温度T1が、同箇所の設定温度Tset1に近づくように求められる出力値1と、第1圧力計の測定値P1が、気液分離器の設定圧力値Pset1に近づくように求められる出力値2とを比較して、低い方の出力値となるように、蒸気圧縮機の出力を制御するので、排熱回収器に供給される排熱量に応じて、気液分離器の気相部の蒸気圧力が所定値以下に下がらないように抑制しつつ、蒸気利用設備における所定箇所の温度T1が設定温度Tset1に近づくように、蒸気圧縮機の出力を制御して、気液分離器内の圧力を低下させすぎることなく、高温の蒸気を効率よく蒸気利用設備に供給することができ、速やかに所望温度まで昇温できる。したがって、シンプルなシステム構成で、供給される排熱を最大限に利用しつつ、高温の蒸気を安定して出力できるヒートポンプ式蒸気生成装置を提供することができる。
また、本発明の第2のヒートポンプ式蒸気生成装置によれば、制御装置によって、前記蒸気利用設備における所定箇所の測定温度T1が、同箇所の設定温度Tset1に近づくように求められる出力値1を設定値とし、第2圧力計の測定値P2が、出力値1に近づくように求められる出力値3と、第1圧力計の測定値P1が、気液分離器の設定圧力値Pset1に近づくように求められる出力値2とを比較して、低い方の出力値となるように、蒸気圧縮機の出力を制御するので、いわゆるカスケード制御によって、蒸気利用設備における所定箇所の温度をより迅速に設定温度Tset1に近づけることができる。
また、本発明の第3のヒートポンプ式蒸気生成装置によれば、制御装置によって、蒸気利用設備における所定箇所の測定圧力P3が、同箇所の設定圧力Pset2に近づくように求められる出力値4と、第1圧力計の測定値P1が、気液分離器の設定圧力値Pset1に近づくように求められる出力値2とを比較して、低い方の出力値となるように、蒸気圧縮機の出力を制御するので、気液分離器内の圧力を低下させすぎることなく、高温の蒸気を効率よく蒸気利用設備に供給することができる。
本発明のヒートポンプ式蒸気生成装置の第1の実施形態の概略構成図である。 同ヒートポンプ式蒸気生成装置の制御装置で行われる制御ブロック図である。 本発明のヒートポンプ式蒸気生成装置の第2の実施形態の概略構成図である。 同ヒートポンプ式蒸気生成装置の制御装置で行われる制御ブロック図である。 本発明のヒートポンプ式蒸気生成装置の第3の実施形態の概略構成図である。 同ヒートポンプ式蒸気生成装置の制御装置で行われる制御ブロック図である。
[第1の実施形態]
図1に示すように、このヒートポンプ式蒸気生成装置は、排熱回収器1の出口側から伸びた配管L1が、圧縮機2、媒体凝縮器3、膨張機5の順に経由して、排熱回収器1の入り口側に接続したヒートポンプ循環経路20を備える。
ヒートポンプ循環経路20では、ヒートポンプ媒体が循環流通しており、ヒートポンプ媒体を介して外部熱源から送られてくる熱媒体(この実施形態では、熱媒体として排温水を使用している)の熱を回収するとともに、給水源から送られてくる供給水にヒートポンプ媒体の熱を伝熱して蒸気を生成するように構成されている。
ヒートポンプ媒体としては、臨界温度が高く、地球温暖化係数が低く、オゾン破壊係数の低いものが好ましく用いられる。このような媒体としては、1,1,1,3,3−ペンタフルオロプロパン(構造式:CHFCHCF、R245fa)、n−ペンタン(構造式:C12)、1,1,1,2,2,3,3−ヘプタフルオロ−3−メトキシプロパン(構造式:COCH、3M社製品名:「HFE−7000」)等が挙げられる。これらは、いずれも臨界温度が150℃以上であり、地球温暖化係数が低く、オゾン破壊係数が低い。
外部熱源から伸びた、排温水が流通する配管L2は、排熱回収器1を経由して系外に接続している。
給水源から伸びた、供給水が流通する配管L3は、給水ポンプP1、媒体凝縮器3の順に経由して、気液分離器7の気相部に接続している。
気液分離器7の気相部には、蒸気利用設備40に接続する蒸気取出し用の配管L4が設けられている。この配管L4には、上流から、第1圧力計31、蒸気圧縮機35の順に配置されている。蒸気圧縮機35は、第1圧力計31の測定値P1と、蒸気利用設備40に設けられた温度計33の測定値T1に基づき、制御装置50によって駆動が制御されている。また、気液分離器7の液相部には、系外の排水系へと伸びる配管L5と、媒体凝縮器3に接続する配管L6が設けられている。
次に、本発明のヒートポンプ式蒸気生成装置の動作について、熱の流れに沿って説明する。
(排温水について)
工場排水系等の外部熱源から送られる排温水は、配管L2を流通し、排熱回収器1を通過して排水として系外へと送られる。
排熱回収器1では、排温水の熱を、配管L1を流通するヒートポンプ媒体に伝熱してヒートポンプ媒体を加温する。
(ヒートポンプ媒体について)
排熱回収器1にて、排温水との熱交換により加温されたヒートポンプ媒体は、圧縮機2に送られる。
圧縮機2では、ヒートポンプ媒体を所定の圧力まで圧縮して高温高圧にする。この高温高圧になったヒートポンプ媒体は、媒体凝縮器3を通過して、配管L3を流通する供給水との熱交換に利用される。
媒体凝縮器3では、高温高圧になったヒートポンプ媒体の熱を、配管L3を流通する被加熱水に伝熱して温水及び蒸気の気液二相流を生成する。
媒体凝縮器3を通過したヒートポンプ媒体は、膨張機5に送られ、所定圧力まで減圧したのち、排熱回収器1に再び導入して、配管L2を流通する排温水の熱回収に用いられる。
(供給水について)
給水源から給水ポンプP1で供給される供給水は、供給水の質量流量Q1が、配管L4から取出される蒸気の質量流量Q2及び配管L5からの排水流量Q3との合計量(Q2+Q3)となるように制御される。
次に、供給水は、配管L6から送られてくる、気液分離器7内の温水(循環水)と合流して、循環水と供給水との混合水が形成され、媒体凝縮器3に送液される。媒体凝縮器3に導入された混合水は、前述したように高温高圧になったヒートポンプ媒体の熱を回収し、温水及び蒸気の気液二相流を生成して、気液分離器7に送られる。
気液分離器7では、温水及び蒸気の気液二相流を蒸気と温水とに分離する。そして、気液分離器7の気相部に貯留された蒸気は、蒸気圧縮機35で所定の温度及び圧力まで圧縮し、蒸気利用設備40に供給される。また、気液分離器7の液相部に貯留された温水は、配管L6を通して配管L3内を流通する供給水と混合して循環利用される。
気液分離器7の液相部に接続された配管L5からは、循環水系統の塩分の濃縮防止を目的としてブローダウンするために、定期的又は一時的に系外に排水する。
(制御装置50での制御について)
次に、制御装置50で行われる制御について、図2の制御ブロック図を用いて説明する。
PID制御器61に、蒸気利用設備40の蒸気需要先に設けられた温度計33の測定値T1が入力される。PID制御器61では、測定値T1が予め設定した設定温度Tset1に近づくようにPID制御して出力値1を得て、出力値1をローレベルセレクター65に入力する。
また、PID制御器62に、第1圧力計31の測定値P1が入力される。PID制御器62では、測定値P1が予め設定した気液分離器の設定圧力値Pset1に近づくように制御して出力値2を得て、出力値2をローレベルセレクター65に入力する。ここで、出力値2は設定圧力値Pset1において出力できる最大値を示すことになる。
ローレベルセレクター65では、入力された出力値1と、出力値2とを比較して、小さい方の出力値を選択してインバータ67に入力する。
インバータ67では、入力された出力値を、蒸気圧縮機35の回転数指令値に変換し、得られた回転数指令値を蒸気圧縮機35に入力して蒸気圧縮機35の駆動を制御する。
蒸気圧縮機35の回転数を上げて駆動力を高めることで、蒸気利用設備40に供給する蒸気温度を高めることができる。このため、温度計33の測定値T1が予め設定した設定温度Tset1に近づくように蒸気圧縮機35の駆動を制御することで、目的温度の蒸気を蒸気利用設備40に供給することができる。しかしながら、蒸気圧縮機35の駆動力を高めるに伴い、蒸気圧縮機35の入り口圧力、すなわち、気液分離器7の気相部の圧力が低下する傾向にある。気液分離器7の気相部の圧力が低下すると、蒸気の取出しが困難になったり、液相部の水面が安定しなくなったり、気液分離器7から媒体凝縮器3に循環水を供給する際に、送液ポンプがキャビテーションを起こす等の問題が生じる。
この実施形態によれば、温度計33の測定値T1が予め設定した設定温度Tset1に近づくようにPID制御して出力値1を得ると共に、第1圧力計31の測定値P1が予め設定した設定圧力値Pset1に近づくようにPID制御して出力値2を得て、出力値1及び出力値2のいずれか小さい方の値に基づき、蒸気圧縮機35の駆動を制御しているので、気液分離器7の気相部の圧力低下を生じさせることなく、高温の蒸気を蒸気利用設備40に供給して、蒸気利用設備40を速やかに所望温度まで加温できる。
[第2の実施形態]
次に、図3を用いて、本発明を適用するヒートポンプ式蒸気生成装置の第2の実施形態について説明する。なお、第1の実施形態のヒートポンプ式蒸気生成装置と同一箇所は同一符号を付して、その説明を省略する。
この実施形態では、気取出し用の配管L4に、上流側から順に、第1圧力計31、蒸気圧縮機35、第2圧力計32が配置されている。そして、蒸気圧縮機35が、第1圧力計31の測定値P1と、第2圧力計32の測定値P2と、蒸気利用設備40に設けられた温度計33の測定値T1に基づき、制御装置51によって駆動が制御されるように構成されている。
制御装置51で行われる制御について、図4の制御ブロック図を用いて説明する。
PID制御器61に、蒸気利用設備40の蒸気需要先に設けられた温度計33の測定値T1が入力される。PID制御器61では、測定値T1が予め設定した設定温度Tset1に近づくようにPID制御して出力値1を得て、出力値1をPID制御器63に入力する。そして、PID制御器63では、PID制御器61から出力された出力値1を設定値とし、第2圧力計32の測定値P2が、出力値1に近づくようにPID制御して出力値3を得て、出力値3をローレベルセレクター66に入力する。
また、PID制御器62に、第1圧力計31の測定値P1が入力される。PID制御器62では、測定値P1が予め設定した気液分離器の設定圧力値Pset1に近づくように制御して出力値2を得て、出力値2をローレベルセレクター65に入力する。ここで、出力値2は設定圧力値Pset1において出力できる最大値を示すことになる。
ローレベルセレクター66では、入力された出力値2と、出力値3とを比較して、小さい方の出力値を選択してインバータ67に入力する。
インバータ67では、入力された出力値を、蒸気圧縮機35の回転数指令値に変換し、得られた回転数指令値を蒸気圧縮機35に入力して蒸気圧縮機35の駆動を制御する。
この実施形態によれば、温度計33の測定値T1が予め設定した設定温度Tset1に近づくようにPID制御して出力値1を得て、この出力値1を設定値として、第2圧力計32の測定値P2が、出力値1に近づくようにPID制御して出力値3を得ている。この出力値3は、カスケード制御方式によって得られた出力値であるので、出力値3をローレベルセレクターで選択し、出力値3に基づき蒸気圧縮機35の駆動を制御した場合、速やかに目的温度の蒸気を蒸気利用設備40に供給することができる。蒸気利用設備40の熱容量が大きく、応答が悪い場合に特に有効である。
また、この実施形態においても、出力値3と、第1圧力計31の測定値P1が予め設定した設定圧力値Pset1に近づくようにPID制御して得た出力値2のいずれか小さい方の値に基づき、蒸気圧縮機35の駆動を制御しているので、気液分離器7の気相部の圧力低下を生じさせることなく、高温の蒸気を蒸気利用設備40に供給して、蒸気利用設備40を速やかに所望温度まで加温できる。
第2の実施形態の構成によれば、第2の実施形態の構成に比べて、加熱対象物の温度上昇のオーバーシュートを抑制できる利点がある。
[第3の実施形態]
図5を用いて、本発明を適用するヒートポンプ式蒸気生成装置の第3の実施形態について説明する。なお、第1の実施形態のヒートポンプ式蒸気生成装置と同一箇所は同一符号を付して、その説明を省略する。
この実施形態では、蒸気利用設備が、ボイラー45から供給される蒸気と、気液分離器7から取出されるヒートポンプからの蒸気とを集合及び分配させる配管を備えた蒸気共通ヘッダ41であり、蒸気共通ヘッダ41内に、内部の雰囲気圧力を計測する第3圧力計34が配置されている。そして、蒸気圧縮機35が、第1圧力計31の測定値P1と、蒸気共通ヘッダ41に設けられた第3圧力計34の測定値P3に基づき、制御装置52によって駆動が制御されるように構成されている。
制御装置52で行われる制御について、図6の制御ブロック図を用いて説明する。
PID制御器64に、蒸気共通ヘッダ41に設けられた第3圧力計34の測定値P3が入力される。PID制御器64では、測定値P3が予め設定した蒸気共通ヘッダ41の設定圧力Pset2に近づくようにPID制御して出力値4を得て、出力値4をローレベルセレクター65に入力する。
また、PID制御器62に、第1圧力計31の測定値P1が入力される。PID制御器62では、測定値P1が予め設定した気液分離器の設定圧力値Pset1に近づくように制御して出力値2を得て、出力値2をローレベルセレクター65に入力する。ここで、出力値2は設定圧力値Pset1において出力できる最大値を示すことになる。
ローレベルセレクター65では、入力された出力値4と、出力値2とを比較して、小さい方の出力値を選択してインバータ67に入力する。
インバータ67では、入力された出力値を、蒸気圧縮機35の回転数指令値に変換し、得られた回転数指令値を蒸気圧縮機35に入力して蒸気圧縮機35の駆動を制御する。
この実施形態によれば、第3圧力計34の測定値P3が、予め設定した蒸気共通ヘッダ41の設定圧力Pset2に近づくようにPID制御して出力値4を得ると共に、第1圧力計31の測定値P1が予め設定した設定圧力値Pset1に近づくようにPID制御して出力値2を得て、出力値4及び出力値2のいずれか小さい方の値に基づき、蒸気圧縮機35の駆動を制御しているので、気液分離器7の気相部の圧力低下を生じさせることなく、高温の蒸気を蒸気共通ヘッダ41に安定供給できる。
(実施例1)
図1に示すヒートポンプ式蒸気生成装置を使い、第1圧力計31の圧力が0.10MPa・G(120℃飽和蒸気)になるようにヒートポンプ循環経路20の圧縮機2、膨張機5を運転した。第1圧力計31の設定圧力値Pset1は、0.04MPa・G(110℃飽和蒸気)に設定した。この状態で、PID制御器62の出力は100%であった。
蒸気利用設備40加熱対象物を入れ、温度計33にて温度を測定した。温度計33の測定値T1は30℃であった。設定温度Tset1を130℃とした場合、この状態でPID制御器61の出力は100%であった。
加熱対象物の乾燥を開始するために蒸気圧縮機35を起動した。設定温度Tset1を130℃とし、蒸気圧縮機35をインバータ67のスロースタート機能を使って起動し、すぐに100%運転となったが、第1圧力計31の測定圧力P1が0.04MPa・GになるとPID制御器62の出力が低下して40%運転となった。
5時間経過後、温度計33の測定値T1は128℃となり、PID制御器61の出力値1が低下し20%となり、蒸気圧縮機35は20%運転となった。
第1圧力計31の測定値P1は0.04MPa・Gから上昇を始め、0.10MPa・Gとなり安定した。
蒸気圧縮機35は、運転回転数がしだいに低下し、温度計33の測定値T1が132℃となると、PID制御器61の出力値1は0%となり蒸気圧縮機35は停止した。
(実施例2)
図3に示すヒートポンプ式蒸気生成装置を使い、第1圧力計31の圧力が0.10MPa・G(120℃飽和蒸気)になるようにヒートポンプ循環経路20の圧縮機2、膨張機5を運転した。第1圧力計31の設定圧力値Pset1は、0.04MPa・G(110℃飽和蒸気)に設定した。この状態で、PID制御器62の出力は100%であった。
蒸気利用設備40加熱対象物を入れ、温度計33にて温度を測定した。温度計33の測定値T1は30℃であった。また、圧力計32にて、蒸気利用設備40内に供給される雰囲気の圧力を測定した。蒸気圧縮機35の起動前の圧力計32の測定値P2は0MPa・Gであった。設定温度Tset1を130℃とした場合、この状態でPID制御器61の出力は100%であった。PID制御器63の設定値は、PID制御器61の出力値1の0−100%に対し、0〜0.26MPa・G(140℃飽和蒸気)に割り付けた。
加熱対象物の乾燥を開始するために蒸気圧縮機35を起動した。設定温度Tset1を130℃とし、蒸気圧縮機35をインバータ67のスロースタート機能を使って起動し、すぐに38%運転となった。この時、圧力計32の測定値P2は0.26MPa・Gであり、PID制御器63の出力値3は38%であった。また、第1圧力計31の測定圧力P1は0.06MPa・Gであり、PID制御器62の出力値2は100%であった。
5時間経過後、温度計33の測定値T1は128℃となり、PID制御器61の出力値1が73%に低下し、PID制御器63の出力値3が20%となり蒸気圧縮機35は20%運転となった。
第1圧力計31の測定値P1は0.06MPa・Gから上昇を始め、0.10MPa・Gとなり安定した。
温度計33の測定値T1が130℃となると、PID制御器63の出力値3は0%となり蒸気圧縮機35は停止した。
(実施例3)
図5に示すヒートポンプ式蒸気生成装置を使い、第1圧力計31の圧力が0.10MPa・G(120℃飽和蒸気)になるようにヒートポンプ循環経路20の圧縮機2、膨張機5を運転した。第1圧力計31の設定圧力値Pset1は、0.04MPa・G(110℃飽和蒸気)に設定した。この状態で、PID制御器62の出力は100%であった。
共通蒸気ヘッダー41は、ボイラーからの蒸気とヒートポンプからの蒸気を集合・分配させる配管を備えており、圧力計34の測定値P3は0.37MPa・G(150℃飽和蒸気)であり、設定圧力値Pset2は0.40MPa・Gとした。この状態でPID制御器64の出力は100%であった。
蒸気圧縮機35をインバータ67のスロースタート機能を使って起動し、すぐに100%運転となったが、第1圧力計31の測定圧力P1が0.04MPa・GになるとPID制御器62の出力が低下し、蒸気圧縮機35は30%で連続運転となった。
1:排熱回収器
2:圧縮機
3:媒体凝縮器
5:膨張機
7:気液分離器
20:ヒートポンプ循環経路
31:第1圧力計
32:第2圧力計
33:温度計
34:第3圧力計
35:蒸気圧縮機
40:蒸気利用設備
41:共通蒸気ヘッダー
50,51,52:制御装置
61,62,63,64:PID制御器
65,66:ローレベルセレクター
67:インバータ
L1〜L6:配管
P1:供給ポンプ

Claims (6)

  1. 外部熱源から熱を回収して媒体を加温する排熱回収器、前記排熱回収器を通過した媒体を圧縮する圧縮機、前記圧縮機で圧縮された媒体の熱を被加熱水に伝熱して温水及び蒸気の気液二相流を生成する媒体凝縮器、及び前記媒体凝縮器を通過した媒体を減圧して温度を下げる膨張機を有するヒートポンプ循環経路と、
    前記媒体凝縮器に供給水を導入する給水経路と、
    前記媒体凝縮器で生成した、温水及び蒸気の気液二相流を、水蒸気と水とに分離する気液分離器と、
    前記気液分離器の気相部の蒸気を、蒸気利用設備に送る蒸気取出し経路と、
    前記気液分離器の液相部と前記給水経路とを接続する水循環経路とを備えたヒートポンプ式蒸気生成装置であって、
    前記蒸気取出し経路に上流側から第1圧力計と蒸気圧縮機とが設けられると共に、前記蒸気圧縮機の出力を制御する制御装置が設けられており、
    前記制御装置は、前記蒸気利用設備における所定箇所の測定温度T1が、同箇所の設定温度Tset1に近づくように求められる出力値1と、前記第1圧力計の測定値P1が、気液分離器の設定圧力値Pset1に近づくように求められる出力値2とを比較して、低い方の出力値となるように、前記蒸気圧縮機の出力を制御することを特徴とするヒートポンプ式蒸気生成装置。
  2. 前記出力値1は、前記蒸気利用設備における所定箇所の測定温度T1と、同箇所の設定温度Tset1とに基づいてPID制御により求められ、
    前記出力値2は、前記第1圧力計の測定値P1と、前記設定圧力値Pset1とに基づいてPID制御により求められる請求項1記載のヒートポンプ式蒸気生成装置。
  3. 外部熱源から熱を回収して媒体を加温する排熱回収器、前記排熱回収器を通過した媒体を圧縮する圧縮機、前記圧縮機で圧縮された媒体の熱を被加熱水に伝熱して温水及び蒸気の気液二相流を生成する媒体凝縮器、及び前記媒体凝縮器を通過した媒体を減圧して温度を下げる膨張機を有するヒートポンプ循環経路と、
    前記媒体凝縮器に供給水を導入する給水経路と、
    前記媒体凝縮器で生成した、温水及び蒸気の気液二相流を、水蒸気と水とに分離する気液分離器と、
    前記気液分離器の気相部の蒸気を、蒸気利用設備に送る蒸気取出し経路と、
    前記気液分離器の液相部と前記給水経路とを接続する水循環経路とを備えたヒートポンプ式蒸気生成装置であって、
    前記蒸気取出し経路に上流側から第1圧力計と蒸気圧縮機と第2圧力計とが設けられると共に、前記蒸気圧縮機の出力を制御する制御装置が設けられており、
    前記制御装置は、前記蒸気利用設備における所定箇所の測定温度T1が、同箇所の設定温度Tset1に近づくように求められる出力値1を設定値とし、第2圧力計の測定値P2が、前記出力値1に近づくように求められる出力値3と、
    前記第1圧力計の測定値P1が、気液分離器の設定圧力値Pset1に近づくように求められる出力値2とを比較して、低い方の出力値となるように、前記蒸気圧縮機の出力を制御することを特徴とするヒートポンプ式蒸気生成装置。
  4. 前記出力値1は、前記蒸気利用設備における所定箇所の測定温度T1と、同箇所の設定温度Tset1とに基づいてPID制御により求められ、
    前記出力値2は、前記第1圧力計の測定値P1と、前記設定圧力値Pset1とに基づいてPID制御により求められ、
    前記出力値3は、前記第2圧力計の測定値P2と、前記出力値1とに基づいてPID制御により求められる請求項3記載のヒートポンプ式蒸気生成装置。
  5. 外部熱源から熱を回収して媒体を加温する排熱回収器、前記排熱回収器を通過した媒体を圧縮する圧縮機、前記圧縮機で圧縮された媒体の熱を被加熱水に伝熱して温水及び蒸気の気液二相流を生成する媒体凝縮器、及び前記媒体凝縮器を通過した媒体を減圧して温度を下げる膨張機を有するヒートポンプ循環経路と、
    前記媒体凝縮器に供給水を導入する給水経路と、
    前記媒体凝縮器で生成した、温水及び蒸気の気液二相流を、水蒸気と水とに分離する気液分離器と、
    前記気液分離器の気相部の蒸気を、蒸気利用設備に送る蒸気取出し経路と、
    前記気液分離器の液相部と前記給水経路とを接続する水循環経路とを備えたヒートポンプ式蒸気生成装置であって、
    前記蒸気取出し経路に上流側から第1圧力計と蒸気圧縮機とが設けられると共に、前記蒸気圧縮機の出力を制御する制御装置が設けられており、
    前記制御装置は、前記蒸気利用設備における所定箇所の測定圧力P3が、同箇所の設定圧力Pset2に近づくように求められる出力値4と、前記第1圧力計の測定値P1が、気液分離器の設定圧力値Pset1に近づくように求められる出力値2とを比較して、低い方の出力値となるように、前記蒸気圧縮機の出力を制御することを特徴とするヒートポンプ式蒸気生成装置。
  6. 前記出力値4は、前記蒸気利用設備における所定箇所の測定圧力P3と、同箇所の設定圧力Pset2に基づいてPID制御により求められ、前記出力値2は、前記第1圧力計の測定値P1と、前記設定圧力値Pset1とに基づいてPID制御により求められる請求項5記載のヒートポンプ式蒸気生成装置。
JP2011119871A 2011-05-30 2011-05-30 ヒートポンプ式蒸気生成装置 Expired - Fee Related JP5691844B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2011119871A JP5691844B2 (ja) 2011-05-30 2011-05-30 ヒートポンプ式蒸気生成装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2011119871A JP5691844B2 (ja) 2011-05-30 2011-05-30 ヒートポンプ式蒸気生成装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2012247146A true JP2012247146A (ja) 2012-12-13
JP5691844B2 JP5691844B2 (ja) 2015-04-01

Family

ID=47467752

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2011119871A Expired - Fee Related JP5691844B2 (ja) 2011-05-30 2011-05-30 ヒートポンプ式蒸気生成装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5691844B2 (ja)

Cited By (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014224642A (ja) * 2013-05-16 2014-12-04 三浦工業株式会社 蒸気生成システム
WO2015068531A1 (ja) * 2013-11-08 2015-05-14 富士電機株式会社 蒸気生成ヒートポンプ及び蒸気生成ヒートポンプの運転制御方法
KR20150110365A (ko) * 2014-03-21 2015-10-02 주식회사 엘지화학 열 회수 장치
WO2016002878A1 (ja) * 2014-07-02 2016-01-07 富士電機株式会社 ヒートポンプ式蒸気生成装置
JP2016128746A (ja) * 2012-03-29 2016-07-14 三井造船株式会社 過熱水蒸気発生器
JP2016161248A (ja) * 2015-03-04 2016-09-05 富士電機株式会社 ヒートポンプ式蒸気生成装置及びヒートポンプ式蒸気生成装置の運転方法
JP2016200314A (ja) * 2015-04-08 2016-12-01 富士電機株式会社 ヒートポンプ式蒸気生成装置及びヒートポンプ式蒸気生成装置の運転方法
JP2018513956A (ja) * 2015-06-18 2018-05-31 エルジー・ケム・リミテッド 熱回収装置
CN108302843A (zh) * 2017-12-21 2018-07-20 上海交通大学 蒸汽热水联供空气能锅炉系统

Cited By (13)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016128746A (ja) * 2012-03-29 2016-07-14 三井造船株式会社 過熱水蒸気発生器
JP2014224642A (ja) * 2013-05-16 2014-12-04 三浦工業株式会社 蒸気生成システム
JPWO2015068531A1 (ja) * 2013-11-08 2017-03-09 富士電機株式会社 蒸気生成ヒートポンプ及び蒸気生成ヒートポンプの運転制御方法
WO2015068531A1 (ja) * 2013-11-08 2015-05-14 富士電機株式会社 蒸気生成ヒートポンプ及び蒸気生成ヒートポンプの運転制御方法
KR20150110365A (ko) * 2014-03-21 2015-10-02 주식회사 엘지화학 열 회수 장치
KR101643844B1 (ko) * 2014-03-21 2016-07-28 주식회사 엘지화학 열 회수 장치
JPWO2016002878A1 (ja) * 2014-07-02 2017-04-27 富士電機株式会社 ヒートポンプ式蒸気生成装置
WO2016002878A1 (ja) * 2014-07-02 2016-01-07 富士電機株式会社 ヒートポンプ式蒸気生成装置
JP2016161248A (ja) * 2015-03-04 2016-09-05 富士電機株式会社 ヒートポンプ式蒸気生成装置及びヒートポンプ式蒸気生成装置の運転方法
JP2016200314A (ja) * 2015-04-08 2016-12-01 富士電機株式会社 ヒートポンプ式蒸気生成装置及びヒートポンプ式蒸気生成装置の運転方法
JP2018513956A (ja) * 2015-06-18 2018-05-31 エルジー・ケム・リミテッド 熱回収装置
US10591219B2 (en) 2015-06-18 2020-03-17 Lg Chem, Ltd. Heat recovery apparatus
CN108302843A (zh) * 2017-12-21 2018-07-20 上海交通大学 蒸汽热水联供空气能锅炉系统

Also Published As

Publication number Publication date
JP5691844B2 (ja) 2015-04-01

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5691844B2 (ja) ヒートポンプ式蒸気生成装置
US9765652B2 (en) Energy recovery device and compression device, and energy recovery method
JP5845590B2 (ja) ヒートポンプ式蒸気生成装置
JP4676284B2 (ja) 蒸気タービンプラントの廃熱回収設備
JP5605991B2 (ja) 蒸気発生装置
JP5593902B2 (ja) ヒートポンプ式蒸気生成装置
US8739537B2 (en) Power generation apparatus
KR101442425B1 (ko) 발전 장치와 담수화 장치를 조합한 시스템
JP2014238041A (ja) 排熱回収装置および排熱回収装置の運転制御方法
JP2008298406A (ja) 多元ヒートポンプ式蒸気・温水発生装置
KR101995728B1 (ko) 열 회수 장치
JP2008267341A (ja) 廃熱回収装置
CN102575531A (zh) 用于生成高压蒸汽的方法和系统
JP2012247156A (ja) ヒートポンプ式蒸気発生方法
JP5757335B2 (ja) 混入空気除去装置およびこれを備えた発電装置
JP6199428B2 (ja) 過熱水蒸気発生器
JP5560515B2 (ja) 蒸気製造システム、および蒸気製造システムの立ち上げ制御方法
JP2020098040A (ja) 蒸気生成ヒートポンプ装置
US9540961B2 (en) Heat sources for thermal cycles
JP2010270637A (ja) 蒸気タービン発電システム
KR101604219B1 (ko) 조절 밸브를 이용한 화력 발전소 제어 방법
JP5071146B2 (ja) 熱源システム及びその運転方法
JP5593906B2 (ja) ヒートポンプ式蒸気生成装置
JP6613886B2 (ja) ヒートポンプ式蒸気生成装置、蒸気生成システムおよびその運転方法
JP2020183702A (ja) ランキンサイクル装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20140414

TRDD Decision of grant or rejection written
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20141225

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20150106

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20150119

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5691844

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees