JP2012245448A - 廃棄物処理装置及び廃棄物処理方法 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】廃棄物処理装置は、対向する電極26の間に発熱体が配置され、電極間に印加される電圧により発熱体の間で生じた放電によって廃棄物を熱分解させ分解ガス25を発生する、直列に接続された放電炉20a、20bを備えた熱分解装置100と、これから送流される分解ガスに水を噴射させて急速冷却する共に分解ガスに含まれる有害ガスを水によって洗浄除去するガス急速冷却装置40と、冷却された分解ガスに含まれる酸化炭素ガスを吸着する第1の吸着装置90bと、ここで吸着されなかった主として金属元素からなる残りのガスを吸着する第2の吸着装置200とを有し、無害なガスが大気中に放出され、第2の吸着装置によって吸着された金属は回収され再資源として使用できる。
【選択図】図2
Description
<固体状の廃棄物を処理する廃棄物処理装置(1)>
図1は、本発明の実施の形態における、固体状の廃棄物を処理する廃棄物処理装置(1)の構成例を説明する図であり、廃棄物処理装置(1)を構成する各ユニット装置の中心を通る垂直断面図である。
廃棄物処理装置(1)の熱分解装置100に廃棄物を投入するに先立って、固体状の廃棄物は、1次発熱体22aと接触し易くし、放電によって生じる高温下での熱分解の効率を向上させるために、必要に応じて前処理され、例えば、固体状の廃棄物が大きな場合には破砕して、(3〜5)mm以下の小さな破砕物とされたり、微粉末である場合には圧縮して(3〜5)mm以下に造粒されたりする。
1次放電炉20aの内部へ投入された破砕物は、図3に関して後述するように、1次放電部24aにおいて対向する電極2の間に配置された複数の1次発熱体22aの上に落下していく。有酸素状態で、対向する電極2の間は通電されており、隣接する1次発熱体22aの間でアーク放電させプラズマを発生させて生じる3000℃以上の発熱、隣接する1次発熱体22aの間の接触抵抗や1次発熱体22a自身の電気抵抗により発熱を生じているので、これら発熱によって、1次発熱体22aの上に落下した破砕物は、3000℃以上の高温度となって、融点以上となり、気化され、化学結合が切断され、熱分解され、ガス化された破砕物25即ち分解ガスを生成する。この分解ガスは、廃棄物が金属又は/及び半金属元素を含む場合には、金属又は/及び半金属元素からなるガスを含んでいる。
2次放電部24bにおいて対向する電極2の間は通電されており、隣接する2次発熱体22bの間でアーク放電させプラズマを発生させて生じる3000℃以上の発熱、隣接する2次発熱体22bの間の接触や2次発熱体22b自身の電気抵抗により発熱を生じるので、これら発熱によって、2次発熱体22bに接触した分解ガスは更に熱分解され、低分子量のガスが生成される。2次放電炉20bの内部で分解されなかった分解ガス、2次放電炉20bの内部で生成された低分子量のガスは、連通管17cを介して、ガス燃焼炉30の内部へ送流される。
ガス燃焼炉30の内部へ送流されたガスに含まれる一酸化炭素、水素、酸素、メタン等の可燃性ガスは、LPGバーナー等のガスバーナーによって約800℃で燃焼され、水蒸気、二酸化炭素を生じる。ガス燃焼炉30の内部へ送流されたガスは、この中に含まれる可燃性ガスが燃焼された後に、連通管17dを介して、ガス急速冷却装置40の内部へ送流される。なお、ガス燃焼炉30におけるガスの滞留時間は、可燃性のガスが燃焼され、ダイオキシン類が分解されるように、2sec以上となるように調整され、この調整は、例えば、連通管17cに設けた流量調整弁の制御によって行うことができる。
ガス急速冷却装置40の内部へ導入されたガスは、熱分解装置100で生成されたガスがガス燃焼炉30で燃焼処理された後のガスであり、上方の給水口42a、42b、42cから給水された水の水噴霧管44a、44b、44cの多数の細孔から噴射による水シャワーを浴びて、急速に冷却される。ガス燃焼炉30から送流されたガスは、高温から150℃以下に急冷されるので、冷却中にダイオキシン類の再合成が防止される。
ガス誘引装置50aは、ガス急速冷却装置40で急速冷却され、洗浄された後の残りのガス(主として金属又は/及び半金属元素からなるガス)を誘引し、後段の第2の吸着装置200へと導くためのものである。
第2の吸着装置200は、直列に接続された1次吸着槽60a、2次吸着槽60b、3次吸着槽60cによって構成され、ガス誘引装置50aで誘引(吸引)されたガスに含まれる主として金属又は/及び半金属元素からなるガスを吸着する。第2の吸着装置200では、金属又は/及び半金属元素からなるガスを確実に吸着させるようにするため、必要に応じて直列に接続する吸着槽の数を更に増やしてもよい。なお、第2の吸着装置200におけるガスの滞留時間(ガスが吸着剤と接触する時間)、即ち、1次吸着槽60a、2次吸着槽60b、3次吸着槽60cにおけるガスの滞留時間は、ガスの吸着効率を高くするように2sec以上とする。このガスの滞留時間は、例えば、ガス誘引装置50aによるガスの誘引(吸引)速度の制御、連通管17f、17g、17hに設けた流量調整弁の制御によって行うことができる。
第2の吸着装置200の出口に接続される連通管17iの途中に、ガス誘引装置50bが配置され、第2の吸着装置200からガスが誘引され大気中に排煙される。第2の吸着装置200で、主として金属又は/及び半金属元素からなるガス、更に有害ガスが吸着除去された後のガスの温度は20℃〜40℃であり、連通管17i、17jを介して、無害化されたガスとして排ガス放出口70から大気中に排煙される。
ガス急速冷却装置40とガス誘引装置50aとの間の連通管17eの途中に、第1の吸着装置90aを接続し、この第1の吸着装置90aで、ガス急速冷却装置40を通過したガスを吸着させる構成とすることもできる。この第1の吸着装置90aを配置することによって、ガス急速冷却装置40で水洗、除去しきれなかったガス(例えば、塩素を含むガス、CO、CO2、SOx、NOx等の有害ガス)を、早い処理段階で、除去することができるので、第2の吸着装置200におけるガスの吸着効率を高めることができる。
図2は、本発明の実施の形態における、固体状の廃棄物を処理する廃棄物処理装置(2)の構成例を説明する図であり、廃棄物処理装置(2)を構成する各ユニット装置の中心を通る垂直断面図である。
図3は、本発明の実施の形態における、廃棄物処理装置(1)、(2)を構成する熱分解装置の1次放電炉の本体部の構造例を説明する図である。図3(A)は、図1、図2の紙面に垂直な面における1次放電炉の本体部の中心を通る垂直断面図である。図3(B)は、1次放電炉の本体部における発熱体と電極の配置例を示す平面図である。
1次放電炉20aの本体部の内部は、上部壁及び下部壁、左部壁及び右部壁、前部壁及び後部壁からなる炉壁29で取り囲まれており、1次放電部24aとなっている。ここで、上部壁、下部壁、左部壁、右部壁はそれぞれ、図3の紙面における上方、下方、左方、右方向の壁であり、前部壁、後部壁はそれぞれ、図3の紙面の前方、後方の壁である。
基本的に、2次放電炉20bは1次放電炉20aと同様な構成を有しており、上記の1次放電炉の構成の説明において、1次放電炉20aの本体部の内部を2次放電炉20bの本体部の内部と、1次発熱体22aを2次発熱体22bと、1次放電部24aを2次放電部24bとそれぞれ読み替えればよいので、2次放電炉20bの構成が、1次放電炉20aの構成と相違する点について、次に、説明する。なお、1次発熱体22a、2次発熱体22bとして、東海カーボン社製の発熱体を使用することができる。
ガス急速冷却装置40の内部には、給水口42a、42b、42cから供給された水が複数の細孔から噴射され噴霧される水噴霧管44a、44b、44cが設けられている。給水口42aに接続される給水管には、複数の水噴霧管44aが接続され、最上段の水噴霧管列が形成されている。これと同様に、給水口42bに接続される給水管には、複数の水噴霧管44bが接続され、中段の水噴霧管列が形成され、給水口42cに接続される給水管には、複数の水噴霧管44cが接続され、最下段の水噴霧管列が形成されている。水噴霧管列は3段に限らず多数段に形成されていてもよい。
図4は、本発明の実施の形態における、廃棄物処理装置(1)、(2)で使用される水再生装置の一例を示す図であり、水再生装置の中心を通る垂直断面図である。
図5は、本発明の実施の形態における、廃棄物処理装置(1)、(2)で使用される並列に配置した吸着装置の例を示す図であり、吸着装置の中心を通る垂直断面図である。
第2の吸着装置200を構成する1次吸着槽60a、2次吸着槽60b、3次吸着槽60c、及び、第2の吸着装置300を構成する1次吸着槽60a1、2次吸着槽60b1、3次吸着槽60c1の各吸着槽で使用されている吸着剤における吸着が略飽和状態になった時点、或いは、廃棄物の1ロットの処理が終了した時点で、吸着剤からこれ吸着された吸着物質を脱離させ、吸着物質を回収する。吸着物質は、先述したように、主として金属又は/及び半金属元素からなるガスである。
液体状の廃棄物、気体状の廃棄物を処理する廃棄物処理装置(1)、(2)は、廃棄物の1次放電炉20aの内部へ導入方法が相違する以外は、固体状の廃棄物を処理する廃棄物処理装置(1)、(2)と同様であるので、次にこの相違について説明する。
図6は、本発明の実施の形態における、廃棄物処理装置(1)を用いた固体状の廃棄物を処理する廃棄物処理方法(1)の手順例を説明する流れ図である。
この破砕工程は、廃棄物が大きな場合にこれを破砕して小さな破砕物とする工程である。廃棄物が微粉末である場合にはこれを圧縮して造粒してもよいし、微粉末に水を噴射して湿らせてより重たい粒子としてもよい。
この搬送工程は、工程(S1)で得られた破砕物を1次放電炉へ投入するために搬送する工程である。
この投入工程は、対向する電極の間に配置された1次発熱体22aの配列体に接触するように、1次放電炉20aの内部へ、破砕物を投入する工程である。廃棄物が微粉末である場合には、微粉末に水を噴射して湿らせてより重たい粒子として、1次放電炉へ投入してもよい。
この1次熱分解工程は、1次放電炉20aで、1次発熱体22aの間でアーク放電させプラズマを発生させて生じる高温により破砕物が熱分解された分解ガスを発生する工程である。
この2次熱分解工程は、工程(S4)における1次放電炉20aで生成され、1次放電炉20aに直列に接続された2次放電炉20bへ送流された分解ガスを、2次発熱体22bの間でアーク放電させプラズマを発生させて生じる高温により更に熱分解し低分子量のガスとする工程である。
この燃焼工程は、工程(S5)の終了後、2次放電炉22bから送流されたガスに含まれる可燃性ガスを燃焼する工程であり、1次放電炉22aで生成した分解ガスが2次放電炉22bで分解されなかったガス、及び、2次放電炉22bで生成したガスに含まれる一酸化炭素、水素、メタン等の可燃性ガスを、ガス燃焼炉30で燃焼する工程である。
この冷却工程は、工程(S6)の終了後、ガス燃焼炉30から送流されたガスをガス急速冷却装置40で急速に冷却する工程であり、ガス燃焼炉30から送流されたガスに水を噴射させガスを急速冷却すると共に、噴射された水にガスを溶解又は付着させ、ガスを洗浄する工程である。
この誘引工程は、工程(S7)の終了後、急速冷却されガスをガス誘引装置50aに誘引(吸引)し、第2の吸着装置200へ送流する工程である。
この吸着工程は、工程(S8)の終了後、ガス誘引装置50aから送流されたガスを第2の吸着装置200によって吸着する工程である。この第2の吸着装置200は、直列に接続された複数の吸着槽の配列を少なくとも1組有し、例えば、第2の吸着装置は、直列に接続された複数の吸着槽の配列からなる第1の組及び第2の組を有し、第1の組と第2の組が並列に配置された装置である。
この排出工程は、工程(S9)の終了後、第2の吸着装置200から送流されたガスを大気中に排出する工程である。工程(S9)を実行しながら、第2の吸着装置200から送流されたガス、例えば、有害ガスの濃度を、予め設定された時間間隔で、排ガス放出口70の近傍の配管に設けられた排ガス濃度検出器72で検出してもよい。
この工程は、工程(S8)に先立って実行される工程であり、ガス急速冷却装置40で吸着されなかったガスが、第1の吸着装置90aで吸着される工程である。ガス急速冷却装置40で吸着されなかったガスが、工程(Sa)で除去され後に、工程(S8)が実行される。
この工程は、工程(S9)に続いて実行される工程であり、第2の吸着装置200で吸着されなかったガスをガス誘引装置50bで誘引(吸引)し、排ガス放出口70へ送流する工程である。工程(Sb)の終了後に工程(S10)が実行される。
この金属回収工程は、工程(S9)の終了後の第2の吸着装置200の各吸着槽に吸着された金属又は/及び半金属を回収する工程である。金属又は/及び半金属の回収は、先述した方法によって行うことができる。
図7は、本発明の実施の形態における、廃棄物処理装置(2)を用いた固体状の廃棄物を処理する廃棄物処理方法(2)の手順例を説明する流れ図である。
この冷却工程は、工程(S5)の終了後、熱分解装置100から送流されたガスをガス急速冷却装置40で急速に冷却する工程であり、熱分解装置100から送流されたガスに水を噴射させガスを急速冷却すると共に、噴射された水にガスを溶解又は付着させ、ガスを洗浄する工程である。
この吸着工程は、ガス急速冷却装置40で洗浄除去されなかったガスを第1の吸着装置90bで吸着する工程である。
この誘引工程は、第1の吸着装置90bで吸着除去されなかったガスを誘引(吸引)して、第2の吸着装置200へ送流する工程である。
液体状の廃棄物の粘度が小さい場合には、特に前処理を必要とせず、先述したように、液体状の廃棄物を液体導入管から噴出させて、1次放電炉22aに供給することができる。また、粘度が小さい液体状の廃棄物に、固体状の廃棄物、例えば、焼却灰等の細粒からなる廃棄物を混合してスラリー化し液体化させ、液体状の廃棄物として、これを液体導入管から噴出させて、1次放電炉22aに供給し処理することもできる。
気体状の廃棄物の場合には、特に前処理を必要とせず、先述したように、気体状の廃棄物を気体導入管から噴出させて、1次放電炉22aに供給することができる。また、固体状の廃棄物が、微粉末である場合には、微粉末を更に微細粒状に破砕し煙化し気体状の廃棄物として扱うことができる。
図8は、本発明の実施例における、焼却灰の処理における排ガスの分析結果例を示す図であり、本発明の実施の形態による廃棄物処理装置(1)を使用して焼却灰を処理した場合に生じた排ガスの分析例を、各分析項目とその分析結果、分析方法と共に示す図である。
14…破砕物貯留量検出センサー、15…スクリュウCV、
17a〜17j、17f1〜17i1…連通管、18…モニタカメラ、
20a…1次放電炉、21…破砕物の投入口、22a…1次発熱体、
24a…1次放電部、20b…2次放電炉、22b…2次発熱体、24b…2次放電部、
25…ガス化された破砕物、23…熱緩衝材、26…電極、27…ガス出口、
29…炉壁、30…ガス燃焼炉、40…ガス急速冷却装置、42a〜42c…給水口、
44a〜44c…水噴霧管、50a、50b…ガス誘引装置、
60a、60a1…1次吸着槽、60b、60b1…2次吸着槽、
60c、60c1…3次吸着槽、70…排ガス放出口、72…排ガス濃度検出器、
80…汚水槽、82a、82b、82c…圧力センサー、84a…1次吸着槽、
84b…2次吸着槽、84c…3次吸着槽、85…逆流用送込ポンプ、87…清水槽、
90a、90b…第1の吸着装置、100…熱分解装置、
200、300…第2の吸着装置
Claims (8)
- 対向する電極の間に複数の発熱体が配置され、前記電極間に印加される電圧により前 記発熱体の間で生じた放電によって廃棄物を熱分解させ前記廃棄物の分解ガスを発生す る放電炉を備えた熱分解装置と、
この熱分解装置から送流される前記分解ガスに水を噴射して、前記分解ガスを冷却す るガス冷却装置と、
このガス冷却装置から送流されるガスに含まれる主として酸化炭素ガスを吸着する第 1の吸着装置と、
この第1の吸着装置によって吸着されなかった残りのガスを誘引するガス誘引装置と 、
このガス誘引装置から送流される前記残りのガスを吸着する第2の吸着装置と
を有する、廃棄物処理装置。 - 前記熱分解装置は、直列に接続された第1の放電炉と第2の放電炉を備える、請求項1に記載の廃棄物処理装置。
- 前記酸化炭素ガスが一酸化炭素、二酸化炭素であり、前記第1の吸着装置は、一酸化炭素ガスを吸着する一酸化炭素吸着槽と二酸化炭素ガスを吸着する二酸化炭素吸着槽とが直列に配置された吸着槽からなる、請求項1に記載の廃棄物処理装置。
- 前記第2の吸着装置は、前記第1の吸着装置によって吸着されなかった主として金属元素からなるガスを吸着する、請求項1に記載の廃棄物処理装置。
- 対向する電極の間に複数の発熱体が配置され、前記電極間に印加される電圧により前 記発熱体の間で放電を生じる放電炉を備えた熱分解装置に廃棄物を導入する第1の工程 と、
この第1の工程に続いて、前記放電によって前記廃棄物を熱分解させ前記廃棄物の分 解ガスを発生する第2の工程と、
ガス冷却装置で、前記熱分解装置から送流される前記分解ガスに水を噴射して、前記 分解ガスを冷却する第3の工程と、
前記ガス冷却装置から送流されるガスに含まれる主として酸化炭素ガスを第1の吸着 装置で吸着する第4の工程と、
前記第1の吸着装置によって吸着されなかった残りのガスをガス誘引装置で誘引し第 2の吸着装置へ送流する第5の工程と、
前記ガス誘引装置から送流される前記残りのガスを前記第2の吸着装置で吸着する第 6の工程と
を有する、廃棄物処理方法。 - 前記熱分解装置は、直列に接続された第1の放電炉と第2の放電炉を備え、前記廃棄物が前記第1の放電炉に導入され、前記第1の放電炉で生じた前記分解ガスが前記第2の放電炉に送流される、請求項5に記載の廃棄物処理方法。
- 前記酸化炭素ガスが一酸化炭素、二酸化炭素であり、前記第1の吸着装置は、一酸化炭素ガスを吸着する一酸化炭素吸着槽と二酸化炭素ガスを吸着する二酸化炭素吸着槽とが直列に配置された吸着槽からなる、請求項5に記載の廃棄物処理方法。
- 前記第2の吸着装置は、前記第1の吸着装置によって吸着されなかった主として金属元素からなるガスを吸着する、請求項5に記載の廃棄物処理方法。
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