JP2005324176A - Pcb廃棄物の超高温溶融分解方法とそれに用いる超高温溶融分解装置 - Google Patents

Pcb廃棄物の超高温溶融分解方法とそれに用いる超高温溶融分解装置 Download PDF

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Abstract

【課題】PCBを含む油又はPCBが染み込み、付着し、若しくは封入された物が廃棄物となったものを、超高温で溶融分解し、PCBを塩、水、二酸化炭素に分解する。
【解決手段】PCB廃棄物を非含浸性部材と含浸性部材とに解体・分別し、非含浸性部材はアンモニウム塩で洗浄し、リサイクルに回す。含浸性部材は破砕し、抜油した廃PCBとともにサイクロン炉1に供給し、超高温で溶融分解する。排ガスは熱分解室2を経由して熱交換器3、5で熱源調整し、DeNox反応室4で化学処理し、スクラバ−6、マルチサイクロン7、バグフィルタ−8、吸着塔9を経由し、大気中に排出する。水貯蔵部から水抜された含PCB液は、電磁分離器41により固液分離する。固形化されたPCB吸着マグネタイトは、メタノ−ルなどの再生有機溶媒によるPCBの脱離によって分離され、PCBは蒸留され、回収PCBとして、液状廃PCB貯蔵庫に貯蔵する。
【選択図】図1

Description

本発明は、内分泌かく乱物質の環境ホルモンとして知られるダイオキシン、PCB(ポリ塩化ビフェニ−ル)、ビスフェノ−ルA等の有害物質の環境ホルモンを超高温で溶融分解し、塩、水、二酸化炭素に分解してしまう方法とそれに用いる超高温溶融分解装置で、とくにPCBを含む油又はPCBが塗布され、染み込み、付着し、若しくは封入された物が廃棄物となったものを、超高温で溶融分解し、そこから発生する排ガス中のPCB等を水に包含させ、水中のPCBなどを物理的処理(磁気分離処理)でPCBと浄化水とに分離し、PCBを除去する超高温溶融分解方法とそれに用いる超高温溶融分解装置である。
大気汚染物質としては塩化水素、硫黄酸化物、窒素酸化物、煤塵などのほか、一酸化炭素、アンモニア、水銀などの重金属、多環芳香族炭化水素、PCB(ポリ塩化ビフェニ−ル)などの有機塩素化合物が知られている。その中でも都市ごみ焼却炉から発生するダイオキシン類が環境ホルモンとして社会的問題になり、数多くの開発が進められてきた。
環境ホルモンの除去技術としては、活性炭や分離膜、樹脂などが使用されていたが、目詰まりを引き起こしたり、吸着飽和や強固な吸着が起きやすいので、大量処理には不向きで、使用済み吸着剤などの二次廃棄物が多く出ることも欠点であった。
PCBやダイオキシン類の発生抑制と再合成抑制のためには、吸着除去としてPCBやダイオキシン単体を活性炭や活性コ−クスで吸着、排ガスからダイオキシン類を除去し、その後、吸着した活性炭や活性コ−クスを燃焼して熱分解する方法や、運転管理、二次燃焼、温度管理、薬剤投入、触媒反応、吸着、集塵など多岐にわたり開発が進められ、バグフィルタ−の採用もみられるようになってきた。
PCBは微量で高い毒性を有しており、組成は、1例として(今回採用分)CCl−10.0%:C12Cl−1.35%:C12Cl−4.5%:C12Cl−84.15% 重量比平均はC:44.05% H:1.58% Cl:54.36%:4110Kcal/kgとなっている。
平成13年7月施行の「PCB廃棄物の適正な処理に関する特措法」によってPCBの無害化処理が義務付けられたために、1100℃以上の高温で熱分解を行う高温焼却法の焼却処理のほか、化学処理としては脱塩素水素化分解法(金属ナトリウム分解法(OSD法、SD法、SO法)、アルカリ分解法(BCD法、化学抽出分解法)、水素分解法(Pd/C法、触媒水素還元法)、水熱酸化分解法(高温(380℃〜650℃)、高圧(23〜26MPa)での水蒸気処理)、光分解法(紫外線による光触媒の利用)、還元熱・化学分解法(高温処理(850℃)で水素と反応)法等の技術が開発されてきているが、高温焼却法では燃焼管理の難しさやダイオキシン等の同時モニタリングができないという欠点があり、化学処理でもコストが高かったり、時間が掛かるという欠点もあった。
焼却によるダイオキシンやPCB(ポリ塩化ビフェニ−ル)などの除去のためには、焼却装置の大型化を図らなければならなかったり、ダイオキシンやPCBなどを除去するために、燃焼炉における完全燃焼技術、有害物質の生成抑制技術、有害物質の処理技術などの効率的な開発が待たれていた。
本発明は、従来知られているダイオキシンやPCBなどの除去のための燃焼炉における完全燃焼技術、有害物質の生成抑制技術、有害物質の処理技術などのシステムや装置の欠点を解消し、上記課題を解決するためになされたばかりか、加熱エア−の供給と熱源の調節によってPCBやダイオキシンの溶融分解を促進し、再合成の抑制を図り、かつ、溶融分解工程で発生する非含浸性部材の再利用を図るものである。
本発明は、有害物質として知られるPCBの分解が、加熱エア−の供給と熱源の調節によって完全に分解することができるようになり、しかもダイオキシンの発生が抑制され、再合成の抑制も効率よく進められるようになった。
PCB廃棄物の超高温熱溶融分解について、図1に従って詳細に説明すると、コンデンサ、トランス、廃PCB等のPCB廃棄物をPCB廃棄物貯蔵タンク12に貯蔵し、PCB廃棄物から抜油する一方、鉄・鋼等の非含浸性部材34と紙・木・アルミ箔等の含浸性部材35に解体分別機49で解体分別し、非含浸性部材34はテトラブチルアンモニウムクロライド又は硫安の粉末+HO→1.5%溶液などのアンモニウム塩貯蔵タンク19に貯蔵されているアンモニウム塩で塩類・サビ・埃・その他の付着物の洗浄機37で洗浄を行い、さらに、加熱して乾燥機39で乾燥され、卒業判定36されてリサイクルに回され、紙・木・アルミ箔等の含浸性部材35は、破砕32され、破砕含浸性部材貯蔵タンク48に貯蔵され、破砕含浸性部材30は熱分解炉1に送り込まれるようになっている。
一方、抜油された液状廃PCBは、液状廃PCB処理物タンク31に誘導され、サイクロン炉1に送り込まれる。サイクロン炉1はアルミナ95%以上含有で高熱耐火施工されており、サイクロン炉1に隣接して熱分解室2が配され、第1熱交換器3、DeNox反応室4が連設され、ついで第2熱交換器5、第1スクラバ−6、マルチサイクロン7、バグフィルタ−8、ダイオキシン吸着塔9、第2スクラバ−20、第3スクラバ−21、排気筒10などを設置し、サイクロン炉1の補助装置として廃油・軽油貯蔵タンク13、廃水・工業用水貯蔵タンク14、KOHかNaOHなどのアルカリ溶液貯蔵タンク15が配され、DeNox反応室4の補助装置として尿素溶液貯蔵タンク16が配され、第1スクラバ−6の補助装置として工業用水貯蔵タンク17が配され、工業用水貯蔵タンク17の補助装置としてク−リングタワ−18が配されている。
また、マルチサイクロン7、バグフィルタ−8にはダストの排出部として第1ダスト23、第2ダスト24が配され、ダイオキシン吸着塔9と第2スクラバ−20の間には誘引ファン26が配され、第2スクラバ−20と第3スクラバ−21の間には押込ファン22が配され、第2スクラバ−20と第3スクラバ−21の下部には水貯蔵部55が配され、水貯蔵部55と排気筒10の間にはガス配管56が配され、水貯蔵部55には水抜部25が設置され、排気筒10には第2熱交換器5から送られる排熱の白煙防止器11が設置されている。
さらに、具体的にPCBの超高温溶融・分解工程を図1に従って詳細に説明すると、PCB廃棄物貯蔵タンク12に貯蔵されているPCB廃棄物は、非含浸性部材34と含浸性部材35に解体・分別され、非含浸性部材34はPCB含有量の4倍量のアンモニウム塩貯蔵タンク19のアンモニウム塩で洗浄機37で洗浄を行い、加熱して乾燥機39で乾燥され、卒業判定36されてリサイクルに回される。また、含浸性部材35は、破砕機32で破砕され、破砕含浸性部材貯蔵タンク48に貯蔵され、破砕含浸性部材30は熱分解炉59に送り込まれるようになっている。
サイクロン炉1は、廃油(可燃性液状の廃棄物)とPCB(有機塩素の廃棄物)を無害化させる超高温溶融・分解装置であり、高温中和反応装置を設備し、サイクロン炉1の内部は、高熱耐火レンガ(アルミナ95%以上)で築造され、外側の胴体の材質はステンレスで空冷式のジャケットタイプで、ジャケット内壁と耐火材との壁は合成チタンで構成され、ジャケットには、コンプレッサの空気が注入される。また、サイクロン炉1の上段部は、廃油(可燃性廃液)とPCB(液状有機塩素)供給のため、バ−ナ−装置がそれぞれ二つずつ合わせて四つが設置されている。このバ−ナ−装置には、廃油(可燃性廃液)とPCB(液状有機塩素)の燃焼用の加熱空気を供給する燃焼空気噴射器と廃油及びPCBを供給する空圧ノズルがそれぞれ設置され、サイクロン炉1の上段部は廃油・軽油貯蔵タンク13から送液される燃料によって1600〜1700℃を維持し、KOHかNaOHなどのアルカリ溶液貯蔵タンク15から送液されるアルカリ溶液は燃焼室からの酸ガスの中和を目的に供給ポンプを通してサイクロン炉1に噴霧され、1300〜1400℃を維持してて廃水・工業用水貯蔵タンク14から送液される廃水または工業用水はサイクロン炉1の下段に空圧ノズル(高圧噴射装置)を通して噴射され、1250℃を維持し、サイクロン炉1の排出部58は、サイクロン炉1の内径の0.6倍位になるように製作し、排出物は無害な産業廃棄物として埋立てられるようになっている。
PCB廃棄物貯蔵タンク12から抜油された液状廃PCB処理物は、液状廃PCB処理物タンク31にPCB供給ポンプを利用して送給され、液状廃PCB処理物はサイクロン炉1へと霧噴射方式で噴射供給し、可燃性液状の廃棄物である廃油は廃油又は軽油貯蔵タンク13に貯蔵され、廃油供給ポンプを利用してサイクロン炉1のノズルに霧噴霧することになっているが、液状PCB(有機塩素の廃棄物)と廃油(可燃性液状の廃棄物)の噴射は、コンプレッサの空気で行うことになっている。
燃焼空気噴射器は、燃焼空気がサイクロン炉1の内径の0.8倍程の接線型渦流を形成するように設置され、空圧ノズルは燃焼空気供給ノズルの軸に15〜20°の放射形で設置され、バ−ナ−装置の下段層は2次空気噴射器が二つ設置され、2次空気噴射器の下層は、廃水供給ノズルが放射形に設置されている。
酸ガスの発生量を基準とし定量供給される中和剤(荷性ソ−ダ或いは炭酸ナトリウム)をアルカリ溶液貯蔵タンク15に投入し、攪拌器で混ぜる。この際、供給される中和剤は高濃度の荷性ソ−ダ溶液を使うか、荷性ソ−ダ(又は炭酸ナトリウム)の粉末をアルカリ溶液貯蔵タンク15に直接投入し、溶かして使用できる。熱分解炉59の点火のため、バ−ナ−装置が設けられている層に点火装置が設置される。
サイクロン炉1では、廃油(可燃性液状の廃棄物)の燃焼と熱分解及び液状PCB(有機塩素の廃棄物)と廃水の中にある有機成分の酸化は、渦流燃焼によって精製される高温物質の流れの中で行われ、有機物質の熱分解のときに形成される酸性気相の生成物(HCl、SO)は、サイクロン炉1の高温領域から直接アルカリによって反応し、中和されることになっている。
サイクロン炉1は、高熱耐火施工された熱分解室2の横に併置され、熱分解室2は排ガスが熱分解室2のなかの高温領域から要求滞留時間の2秒以上滞留できるように設計し、PCB(ポリ塩化ビフェニ−ル)が効果的に分解されるようになっており、排出される排ガスは、熱分解室2を通って第1熱交換器3に送られ、第1熱交換器3では、空気が予熱され、この予熱された空気は第2熱交換器5を介して280℃以上の排ガスは白煙防止器11に送られ、排気筒10の排ガスの温度を上げる役割を果たしており、208℃以上で排気され、水蒸気(白煙)は出ないという効果が生まれた。
熱分解室2は、サイクロン炉1から排出された排ガスが第1熱交換器3にはいるダクトとして使われ、熱分解室2の容積は排ガスが高温領域から要求滞留時間の2秒以上滞留できるように設計されており、熱分解室2の内部は耐火レンガで築造されており、自動調節機器及び計測機器とエクスプロ−ジョンヴェントが設置されている。
第1熱交換器3は、排ガスを大気へ放出する前、湿度を下げるために白煙防止器11に送られる空気を予熱するのに使われるもので、二重管式のジャケットタイプで、第1熱交換器3から排出される排ガスの温度は、280℃となり、ダクトを通過する排ガスはおおよそ1100℃となって、DeNox反応室4に送られ、尿素を噴射される。DeNox反応室4では、1000〜1100℃の温度領域から窒素酸化物をNに還元させるのに使われる。DeNox反応室4は、耐火レンガで作られ、排ガスの流れに尿素溶液を噴射するため、二つの噴射ノズルを装着している。尿素溶液は、尿素溶液準備用類化タンクから工業用水を利用して作る。用意した溶液(約3〜4%の濃度)は、重力によって尿素溶液貯蔵タンク16に移動し、尿素溶液供給ポンプでDeNox反応室4のノズルに供給される。DeNox反応室4では、ノズルで溶液を噴射し、Noxを低減させる。
DeNox反応室4から排出される排ガスの温度は、おおよそ1000℃となって第2熱交換器5を交差させる。第2熱交換器5では、廃棄物の燃焼に欠かせられない加温送風空気を作るため加熱される。第2熱交換器5に空気を供給するのに第2送風機を使う。
第2熱交換器5は、廃水の中にある有機物質の酸化とPCB(有機塩素)及び廃油(可燃性廃棄物)の焼却のため、2次空気噴射器とバ−ナ−装置に供給される250℃前後の加温空気の予熱のための装置で、又出口温度は約870℃以下まで冷却された排ガスを第1スクラバ−6に送りこむ。
工業用水貯蔵タンク17にある用水を工業用水供給ポンプで第1スクラバ−ノズルに供給し、供給された用水を細粒状に高圧噴霧等をして第1スクラバ−6内の通過ガス温度を急冷却させながらダイオキシンの再合成を防ぎ、排ガスはバグフィルタ−8のフィルタ−の仕様に適した180〜200℃の温度条件まで急冷される。
第1スクラバ−6は、垂直シリンダ−型装置で、水の蒸気を利用し、上段から排ガスを引き入れて急冷却させて下段に排出させるもので、排ガス引入れ部に用水供給の噴射ノズルを装着しており、温度を200〜220℃に急冷させ、バグフィルタ−8の布の耐温仕様に適するように設計されている。第1スクラバ−6から排出される排ガスは、マルチサイクロン7を通ってバグフィルタ−8に供給される。ここで無機塩類(Nacl、NaCO、NaSO)の埃が集められる。マルチサイクロン7は、粒子の大きな粉麈を集め、バグフィルタ−8の湿度調節に使われる遠心集塵装置であって、実施例としては、標準型で4組が使われている。
バグフィルタ−8は、排ガスから微細な無機埃を集塵するための設備で、バグフィルタ−8によって清浄化された排ガスは、ダイオキシン吸着塔9に送られ、その後押込ファン22によって排気筒10にガス配管56を介して送られる。排ガスの処理量:20000立方メ−トル/時間、ガスの温度:180〜200℃、洗浄率:99.7%で、実施例としては、4組が使われている。
ダイオキシン吸着塔9は、ダイオキシンの吸着除去を目的とする装置であって、実験例として、排ガスの処理量:20000立方メ−トル/時間、ガスの温度:130〜160℃となっている。
排気筒10は、排ガスを大気に放出するための装置で、口径は、ほぼ1000mmとなっている。排気筒10の外側に装着される白煙防止器11は、パイプタイプの集合管で、排ガスを大気に放出する前に排ガスの湿度を下げて予熱するためのもので、排気筒10内部の集合管はパイプでつながれている。白煙防止器11から排出される280℃前後の排ガスは、第1熱交換器3から供給される予熱された空気で排ガスと混ざり、約208℃で大気の中に排出される。
含PCB無機廃水の物理的処理技術工程を図1に従って詳細に説明すると、第2スクラバ−20と第3スクラバ−21の下部に配されている水貯蔵部55から水抜される含PCB液27は攪拌されて第1電磁分離器41に送り込まれ、磁性線フィルタ−と超伝導磁石が使われて固液分離29され、浄化水42とPCB吸着マグネタイト50に分離され、濃度により第2電磁分離器43に送り込まれ、浄化水42としており、それらは浄化水タンク44に貯留され、浄化水42は浄化水タンク44を介して、ク−リングタワ−18に供給し、工業用水貯蔵タンク17に送られ、PCB吸着マグネタイト50はメタノ−ル、エタノ−ル、アセトニトリルなどの有機溶媒により疎水性マグネタイト38とPCBの分離がなされ、疎水性マグネタイト38は再生され、再び含PCB液27にシ−ド供給28され、分離されたPCBは蒸留装置33により生まれる再生有機溶媒40は再使用され、回収PCB45は液状廃PCB貯蔵タンク46に貯蔵され、PCB溶融分解工程47へ送られる。
電磁分離するための疎水性マグネタイトは、図2に示すように、マグネタイト51の粒子表面にオクタデシルトリクロロシランという炭素が18個直列に並んだ化合物をシラン化反応によって化学的に結合した疎水性のオクタデシル基52で、化学的に結合していくための繰返し使用についても耐久性がある。環境ホルモン(PCB57、ダイオキシン53、ビスフェノ−ルA54など)は一般的に疎水性を持っており、そのため溶媒が水系で吸着剤が疎水性であれば、疎水性相互作用により環境ホルモンは吸着剤に吸着するものである。
熱分解システムより供給される含PCB液27に、疎水性マグネタイト38をシ−ド供給28し、攪拌しながら疎水性相互作用を利用して環境ホルモンを吸着剤に吸着させるもので、メタノ−ル、エタノ−ル、アセトニトリルなどの有機溶媒を用いて、環境ホルモンが吸着した疎水化マグネタイトを洗えば、簡単に有機溶媒に溶離し、オクタデシル基から脱離するため、このマグネタイトは再利用でき、二次廃棄物がほとんど生ぜず、環境に優しい分離技術としての利点がある。
PCBの濃度により複数の電磁分離器が用いられ、図1では第1電磁分離器41により固液分離29し、浄化水42とPCB吸着マグネタイト50に分離されるが、PCBの濃度によりPCB吸着マグネタイト50を第2電磁分離器43に送り込むことにしている。
第1電磁分離器41は、磁気分離による固液分離を図るもので、磁性線フィルタ−と超伝導磁石が使われている。固液分離29された浄化水42は再び浄化水タンク44へ送られ、PCB付着のPCB吸着マグネタイト50は、メタノ−ルなどの有機溶媒の洗浄によりPCBの脱離によって第2電磁分離器43で電磁分離され、PCB含有メタノ−ル(溶剤)は蒸留分離されてメタノ−ルは再利用され、PCB含有物は、PCB溶液として、液状廃PCB処理物タンク31に貯蔵され、サイクロン炉1に送り込まれる。
本システムに用いる設備を効果的に運転するために、装置のそれぞれに廃油、廃水、工業用水、化学品などの投入量のほか、圧縮空気、空気、圧力、水位、処理量、温度などの最適化指数を維持するために、ポンプ、コンプレッサ−、空気噴射器、送風機などの前後に測定・制御機器を設置し、最適の技術的条件(要求指数)を維持することにしている。
本システムでは、サイクロン炉1とその前部の液状癈PCB処理物タンク31との間に液状PCB(有機塩素の廃棄物)の投入圧力(MPa)を測定する圧力センサを配置、最適化指数(200±10)で運転し、またサイクロン炉1と廃油・軽油貯蔵タンク13との間に、廃油(可燃性液状の廃棄物)または軽油の投入圧力(MPa)を測定する圧力センサを配置、最適化指数(0.3±0.01)で運転し、さらにサイクロン炉1と廃水・工業用水貯蔵タンク14との間に、廃水と工業用水の投入圧力(MPa)を測定する圧力センサを配置、最適化指数(1.9±0.01)で運転することにしている。
また、投入圧力(MPa)を測定する圧力センサは、サイクロン炉1とアルカリ溶液貯蔵タンク15との間に、アルカリ溶液の投入圧力(MPa)を測定する圧力センサを配置し、最適化指数(0.3±0.01)で運転し、また、圧縮空気の投入圧力(MPa)を測定するためにコンプレッサの後部とともに空気噴射器に配置、最適化指数((0.4〜0.6)±0.5)で運転することにしている。
空気圧力(Pa)を測定する圧力センサは、第1熱交換器3に隣接する換気扇の後部に配置、最適化指数(6000±100)で運転し、第2熱交換器5に隣接する換気扇の後部にも配置、最適化指数(12000±100)で運転し、また、空気噴射器前部に設置し、最適化指数(8000±100)で運転し、さらに第1スクラバ−6に工業用水を供給する工業用水タンク17の前部に圧力センサを配置、最適化指数(2.5±0.01)で運転することにしている。
廃油や廃水の処理量(kg/h)、アルカリ溶液や尿素溶液の処理量(l/h)、空気や工業用水の投入処理量(m/h)の制御については、廃油の処理量を制御する処理量制御装置はサイクロン炉1前に配置、最適化指数(250±10)で運転し、廃水の処理量を制御する処理量制御装置はサイクロン炉1前に配置、最適化指数(700±50)で運転し、またアルカリ溶液の処理量(l/h)の制御については、アルカリ溶液を制御する処理量制御装置を配置、最適化指数(700±50)で運転し、尿素溶液の処理量(l/h)の制御については尿素溶液を制御する処理量制御装置を配置、最適化指数(300±10)で運転し、さらに空気や工業用水の投入処理量(m/h)の制御については、空気の投入処理量制御装置をそれぞれ換気扇の後部に配置、最適化指数(5000±100)で運転し、工業用水の投入処理量制御装置を工業用水貯蔵タンクの前部に配置し、最適化指数(3.1±0.5)で運転することにしている。
液状PCBの水位を計る水位計は液状癈PCB処理物タンク31内、廃油の水位を計る水位計は廃油・軽油貯蔵タンク13内、廃水の水位を計る水位計は廃水・工業用水貯蔵タンク14内、アルカリ溶液の水位を計る水位計はアルカリ溶液貯蔵タンク15内、尿素溶液の水位を計る水位計は尿素溶液貯蔵タンク16内、工業用水の水位を計る水位計は工業用水貯蔵タンク17内に、それぞれ配置され、最適化指数(50〜70%)で稼働されている。
投入空気の温度(℃)を測定し制御するために温度センサを設置するが、第1熱交換器3の後部、第2熱交換器5の後部に、投入空気の温度を測定し制御する温度センサを設置し、投入される空気の温度は最適化指数(280℃±20)で運転することにしている。
本システムでは排ガスの温度(℃)を測定し制御するために温度センサを設置するが、設置される熱分解室2では最適化指数(1250℃〜1300℃)で運転し、DeNox反応室4では最適化指数(1000℃〜1100℃)で運転し、第1スクラバ−6では最適化指数(250℃)で運転し、バグフィルタ−8では最適化指数(200℃±20)で運転し、排気筒10では最適化指数(180℃〜200℃)で運転することにしている。
また、排ガスの差圧(Pa)を測定し制御するために差圧計を設置するが、設置される熱分解室2では最適化指数(180〜200)で運転し、ダイオキシン吸着塔9に吸入前では最適化指数((0〜30)±10)で運転することにしている。
本発明は、小規模焼却装置への利用可能性も考えられるばかりか、物理的処理工程の磁気分離技術を利用してドラックデリバリ−システムへの活用も考えられるようになった。
超高温溶解分解及び物理的処理の技術工程図。 マグネタイト粒子表面の環境ホルモン吸着の原理図。
符号の説明
1:サイクロン炉 2:熱分解室 3:第1熱交換器
4:DeNox反応室 5:第2熱交換器 6:第1スクラバ−
7:マルチサイクロン 8:バグフィルタ− 9:ダイオキシン吸着塔
10:排 気 筒 11:白煙防止器 12:PCB廃棄物貯蔵タンク
13:廃油・軽油貯蔵タンク 14:廃水・工業用水貯蔵タンク
15:アルカリ溶液貯蔵タンク16:尿素溶液貯蔵タンク
17:工業用水貯蔵タンク 18:ク−リングタワー
19:アンモニウム塩貯蔵タンク 20:第2スクラバ−
21:第3スクラバ− 22:押込ファン 23:第1ダスト
24:第2ダスト 25:水 抜 部 26:誘引ファン
27:含PCB液 28:シ−ド供給 29:固液分離
30:破砕含浸性部材 31:液状廃PCB処理物タンク
32:破 砕 33:蒸 留 装 置 34:非含浸性部材
35:含浸性部材 36:卒業判定 37:洗 浄 機
38:疎水性マグネタイト 39:乾 燥 機 40:再生有機溶媒
41:第1電磁分離器 42:浄 化 水 43:第2電磁分離器
44:浄化水タンク 45:回収PCB 46:液状廃PCB貯蔵タンク
47:PCB溶融分解工程 48:破砕含浸性部材貯蔵タンク
49:解体分別機 50:PCB吸着マグネタイト
51:マグネタイト 52:オクタデシル基 53:ダイオキシン
54:ビスフェノ−ルA 55:水貯蔵部 56:ガス配管
57:P C B 58:排 出 部 59:熱分解炉

Claims (2)

  1. コンデンサ、トランス、その他廃PCB等のPCB廃棄物から非含浸性部材と含浸性部材に解体・分別し、非含浸性部材はアンモニウム塩で洗浄し、乾燥後、卒業判定されてリサイクルに回し、含浸性部材は破砕され、破砕含浸性部材貯蔵タンクに貯蔵され、一方、抜油された液状廃PCBはサイクロン炉に供給され、サイクロン炉から排出される排ガスは、熱分解室に送られ、排ガスが熱分解室のなかの高温領域から要求滞留時間の2秒以上滞留できるように設計し、PCB(ポリ塩化ビフェニ−ル)が分解され、熱分解室を通って第1熱交換器に送られ、サイクロン炉の上段部は廃油・軽油貯蔵タンクから送液される燃料によって1600〜1700℃を維持し、その下段でアルカリ溶液の噴霧によって1300〜1400℃を維持し、さらにその下段で廃水または工業用水の噴霧によって1250℃を維持し、第1熱交換器から排出される排ガスの温度は、おおよそ1100℃となってDeNox反応室に送られ、DeNox反応室では、尿素溶液貯蔵タンクの尿素溶液を利用し、窒素酸化物に還元させてNoxを低減させ、DeNox反応室から排出される排ガスの温度は、おおよそ1000℃となって第2熱交換器に入り、第2熱交換器では廃棄物の燃焼に欠かせられない送風空気が加熱され、第2熱交換器で約870℃以下まで冷却された排ガスは、第1スクラバ−に送られ、予熱された空気は、白煙防止器に送られ、排ガスの温度を下げる役割を果たし、第1スクラバ−には工業用水貯蔵タンクにある用水を供給し、供給された用水が蒸発して急冷却させながらダイオキシンの再合成を防ぎ、第1スクラバ−から排出される排ガスは、マルチサイクロンを通ってバグフィルタ−に供給され、ここで無機塩類(Nacl、NaCO、NaSO)の埃が集められ、排ガスはバグフィルタ−のフィルタ−の仕様に適した180〜200℃の温度条件まで冷却され、バグフィルタ−から送られる清浄された排ガスはダイオキシン吸着塔に送られ、誘引ファンによって第2スクラバ−に送気され、第2スクラバ−と第3スクラバ−の間に設けられる押込ファンによって排気筒に送られ、排気筒には白煙防止器が装着され、白煙防止器から排出される排ガスは、第2熱交換器から供給される予熱された空気と混ざり、大気の中に排出されることを基本とし、さらに水貯蔵部の水抜部から水抜された含PCB液は、磁性線フィルタ−と超伝導磁石が使われ再生・再利用のために第1電磁分離器により回収した回収鉄分とマグネタイトをシ−ド供給して含PCB液に再投入し、濃度によっては、第2電磁分離器に送り込まれ、固液分離された浄化水は浄化水タンクへ送られ、固形化されたPCB吸着マグネタイトは、メタノ−ルなどの再生有機溶媒によるPCBの脱離によって分離され、PCBは蒸留され、回収PCBとして、液状廃PCB貯蔵タンクに貯蔵され、PCB溶融分解工程へ送られ、サイクロン炉に送り込まれることを特徴とするPCB廃棄物の超高温溶融分解方法。
  2. PCB廃棄物貯蔵タンク、液状廃PCB処理物タンク、サイクロン炉、熱分解室、第1熱交換器、DeNox反応室、第2熱交換器、第1スクラバ−、マルチサイクロン、バグフィルタ−、ダイオキシン吸着塔、第2スクラバ−、第3スクラバ−、排気筒を中心に、補助装置として廃油・軽油貯蔵タンク、廃水・工業用水貯蔵タンク、アルカリ溶液貯蔵タンク、尿素溶液貯蔵タンク、誘引ファン、押込ファン、白煙防止器などを配置したものを基本とし、PCB廃棄物貯蔵タンクのPCB廃棄物を非含浸性部材と含浸性部材とに解体・分別する解体分別機を設置し、解体された非含浸性部材を洗浄するためにアンモニウム塩貯蔵タンクと洗浄機を設置し、含浸性部材を破砕するために破砕機を設置し、一方、抜油した廃PCBを貯蔵する液状廃PCB処理物タンクと破砕含浸性部材を供給するサイクロン炉を設置し、サイクロン炉から排出される排ガスを、高温領域から要求滞留時間の2秒以上滞留できるように設計された熱分解室を連設し、ついで第1熱交換器に送られる排ガスの温度を、おおよそ1100℃として送るDeNox反応室を設け、尿素溶液貯蔵タンクの尿素溶液を利用し、窒素酸化物に還元させてNoxを低減させ、DeNox反応室から排出される排ガスの温度は、おおよそ1000℃とする第2熱交換器を設け、第2熱交換器で局所的に冷却された排ガスを送る第1スクラバ−を設け、予熱された空気は、排気筒に装着され排ガスの温度を下げる役割を果たしている白煙防止器に送られ、工業用水を供給する第1スクラバ−には供給された用水が蒸発して急冷却させながらダイオキシンの再合成を防ぎ、第1スクラバ−から排出される排ガスは、マルチサイクロンを通ってバグフィルタ−に供給され、180〜200℃の温度条件まで冷却され、無機塩類(Nacl、NaCO、NaSO)の埃を集め、清浄化された排ガスはダイオキシン吸着塔に送られ、誘引ファンによって第2スクラバ−に送気され、第2スクラバ−と第3スクラバ−の間に設けられる押込ファンによって排気筒に送られ、排気筒には白煙防止器が装着され、白煙防止器から排出される排ガスは、第2熱交換器から供給される予熱された空気と混ざり、大気の中に排出されることを基本とし、さらに水抜された含PCB液は、磁気分離による固液分離を図る第1電磁分離器に送り込まれ、磁性線フィルタ−と超伝導磁石が使われ、再生・再利用のためににより回収した回収鉄分とマグネタイトをシ−ド供給して含PCB液に再投入し、濃度によっては、第2電磁分離器に送り込まれ、固液分離された浄化水は浄化水タンクに送られ、さらにク−リングタワ−を介して工業用水貯蔵タンクへ送られ、固形化されたPCB吸着マグネタイトは、メタノ−ルなどの有機溶媒によるPCBの脱離によって第2電磁分離器で電磁分離され、PCBは蒸留装置で蒸留され、回収PCBとして、液状PCB貯蔵タンクに貯蔵され、サイクロン式熱反応器に送り込まれることを特徴とするPCB廃棄物の超高温溶融分解装置。
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