JP2012244711A - 電気機器の操作支援システムおよび操作支援方法 - Google Patents

電気機器の操作支援システムおよび操作支援方法 Download PDF

Info

Publication number
JP2012244711A
JP2012244711A JP2011110837A JP2011110837A JP2012244711A JP 2012244711 A JP2012244711 A JP 2012244711A JP 2011110837 A JP2011110837 A JP 2011110837A JP 2011110837 A JP2011110837 A JP 2011110837A JP 2012244711 A JP2012244711 A JP 2012244711A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
terminal
support system
operator
duty
operation support
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2011110837A
Other languages
English (en)
Other versions
JP5480199B2 (ja
Inventor
Shinobu Isomura
忍 磯村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Chugoku Electric Power Co Inc
Original Assignee
Chugoku Electric Power Co Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Chugoku Electric Power Co Inc filed Critical Chugoku Electric Power Co Inc
Priority to JP2011110837A priority Critical patent/JP5480199B2/ja
Publication of JP2012244711A publication Critical patent/JP2012244711A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5480199B2 publication Critical patent/JP5480199B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Landscapes

  • Remote Monitoring And Control Of Power-Distribution Networks (AREA)
  • Supply And Distribution Of Alternating Current (AREA)

Abstract

【課題】操作対象機器の誤操作を確実に防止し得る電気機器の操作支援システムを提供する。
【解決手段】操作を当直員2に対して許可するために当直長1が操作するための操作許可釦12Aを有する当直長端末22と、操作許可釦12Aで指定された操作すべきCBを選択した後、所定の操作を行う操作釦を有するとともに、選択が誤選択であった場合に、誤選択が発生したことを光等で当直員に告知する眼鏡8およびマウス15を有する当直員端末23と、当直長端末22および当直員端末23との間での所定の情報の授受により操作許可釦12Aの操作で選択されたCBと同一のCBが当直員端末23で選択された場合のみCBの操作を可能とする一方、両者での選択が相違する場合にはCBの操作ロックを行うとともに眼鏡8およびマウス15を動作させて誤選択の発生を告知させる操作支援システム端末24とを有する。
【選択図】図3

Description

本発明は電気機器の操作支援システムおよび操作支援方法に関し、特に電力系統の電気機器である遮断器やリレー等を手動で遠隔操作する場合に適用して有用なものである。
電力系統の停電操作やリレーの試験等を行う場合には、遮断器やリレー等、所定の電気機器を手動操作する必要がある。かかる機器操作は、通常、制御所から遠隔操作で行われる。また、かかる機器操作は、誤操作を未然に防止するため、従来より責任者(当直長)と操作者(当直員)との2名で、例えば次のような手順で行われている。
1)手順書等に照らし当直員が当直長へ操作機器を連絡する。
2)当直員が当直員モニターより操作機器を選択する。
3)当直長が当直長モニターより当直員の操作機器が正しく選択された事を確認する。
4)当直員が「入または切」釦を押す。
5)当直長および当直員が自己のモニターで操作が完了した事を確認する。
なお、この種の操作支援システムとしては、特許文献1が存在する。
特開平9−252535号公報
上記従来技術においては、操作すべき操作対象機器に対する当直長と当直員との二人の選択操作が一致したときに実際に操作対象機器の所定の操作を行うことにより誤操作を未然に防止するようにしているが、当直員側では、操作対象機器をモニター上で確認しているので、間違って読み取ってしまう場合がある。
この場合には、そのまま間違った電気機器を選択するという問題を生起していた。ちなみに、選択された操作対象機器はモニター装置の画面上で点滅させる等、他と識別できるような一応の工夫はなされているが、間違った電気機器をクリックしても操作が可能な構成となっているので、特に忙しいとき等には選択の間違いが起こり易かった。
本発明は、上記従来技術に鑑み、誤選択を行った場合には、操作者およびその周囲に確実に誤選択の発生を告知するとともに誤選択のままでの機器操作を行うことができないようにし、最終的に操作対象機器の誤操作を確実に防止し得る電気機器の操作支援システムおよび操作支援方法を提供することを目的とする。
本発明の第1の態様は、
操作対象となる電気機器を手動操作する場合の電気機器の操作支援システムであって、
操作対象となる前記電気機器の操作を操作者に対して許可するために責任者が操作するための操作許可釦を有する責任者端末と、
前記操作許可釦の操作により操作画面上に表示された操作すべき前記電気機器を選択した後、所定の操作を行う操作釦を有するとともに、前記選択が誤選択であった場合に、前記誤選択が生起されたことを光、振動、音響の少なくとも一つで前記操作者およびその周囲に告知する告知手段を有する操作者端末と、
前記責任者端末および操作者端末との間での所定の情報の授受により前記操作許可釦の操作で選択された操作対象と同一の操作対象が前記操作者端末で選択された場合のみ操作を可能とする一方、両者での選択が相違する場合には前記電気機器の操作を行うことができないように操作ロックを行うとともに前記告知手段を動作させて誤選択の発生を告知させる操作支援システム端末と、
前記責任者端末、操作者端末および操作支援システム端末を連携させる通信手段とを有することを特徴とする電気機器の操作支援システムにある。
本態様によれば、責任者側で指定した操作対象と、操作者側とで選択した操作対象が一致しない場合には、告知手段を介して誤選択の事実が告知されるので、操作者は誤選択の事実を確実に認識し得る。また、誤選択が発生した場合には操作ロックが掛かるので、ヒューマンエラーによる操作対象電気機器の誤操作を確実に防止し得る。
本発明の第2の態様は、
第1の態様に記載する電気機器の操作支援システムにおいて、
前記責任者端末は、前記誤操作が生起された後、前記操作ロックを解除するためのロック解除釦を有するとともに、
前記操作支援システムは、前記ロック解除釦の操作により前記操作者端末における前記操作ロックを解除するように構成したことを特徴とする電気機器の操作支援システムにある。
本態様によれば、操作ロック後の解除は責任者側の専権事項となるので、誤選択し一定時間後にロックが解除してしまうということもなく、ロック解除釦を設けることにより、操作員に誤選択した認識を持たせ責任者にも操作監視の大切さを認識させることができる。
本発明の第3の態様は、
第1または第2の態様において、
告知手段は、前記操作者が掛ける眼鏡が光、振動、音響の少なくとも一つを発生するように前記眼鏡に組み込んで構成したことを特徴とする電気機器の操作支援システムにある。
本態様によれば、視覚、音、振動により、朝の多忙な無意識状態の時でも、誤操作が有効に防止し得る。また、周囲にも誤選択したことが分かり、操作員の操作業務に対する意識の向上を図ることができる。
本発明の第4の態様は、
第1または第2の態様において、
告知手段は、前記操作者端末の前記操作画面上の所定位置をクリックするマウスが光、振動、音響の少なくとも一つを発生するように前記マウスに組み込んで構成したことを特徴とする電気機器の操作支援システムにある。
本態様によれば、視覚、音、振動により、朝の多忙な無意識状態の時でも、誤操作が有効に防止し得る。また、周囲にも誤選択したことが分かり、操作員の操作業務に対する意識の向上を図ることができる。
本発明の第5の態様は、
操作対象となる電気機器を責任者が選択するための責任者端末と、操作対象となる電気機器を操作者が選択・操作するための操作者端末と、前記責任者端末および操作者端末の所定の制御を行う操作支援システム端末とを通信手段で連携させた電気機器の操作支援システムにおける操作支援方法であって、
前記責任者端末において責任者が操作者に対して操作を許可した操作対象の電気機器と前記操作者端末において操作者が選択した電気機器が前記責任者が許可した電気機器と一致した場合のみ、前記操作支援システム端末を介して前記操作者端末において前記許可をした電気機器の操作を可能にする一方、両者が異なる場合には、操作者側において前記電気機器の操作をすることができないように操作ロックを行うとともに、光、振動、音響の少なくとも一つを発生する告知手段により前記両者が異なる事実を告知させ、その後責任者側のロック解除釦の操作により前記操作支援システムを介して前記操作ロックが解除されて初期状態に戻るようにしたことを特徴とする操作支援方法にある。
本態様によれば、責任者側と操作者側とのアンド条件の成立により操作者側で操作対象となる電気機器の操作を行うことができるようになるので、操作者側での操作者単独での操作がなくなり当該電気機器の操作における操作のヒューマンエラーを除去することができる。また、視覚、音、振動により誤操作の事実が告知されるので,朝の多忙な無意識状態の時でも,誤操作を未然に防止することができる。さらに、操作ロック後の解除は責任者側の専権事項となるので、操作員に誤選択した認識を持たせ責任者にも操作監視の大切さを認識させることができる。
本発明によれば、誤選択を行った場合、告知手段が動作して誤選択の発生を操作者のみならず周囲にも光、音等で告知するようにしたので、確実に誤選択の発生を告知し得る。この結果、誤選択に対する対策も迅速且つ的確に講じることができる。すなわち、責任者に報告して、所定の事後的な処理を迅速に依頼することができる。
また、責任者の選択操作と操作者の選択操作とが一致しない場合には誤選択として電気機器の操作が不可能になるようにロックがかかるので、確実に誤操作を防止することができる。
本発明の実施の形態に係る電気機器の操作支援システムの動作態様を概念的に示す説明図である。 本発明の実施の形態における告知手段の一種である眼鏡を概念的に示す説明図である。 本発明の実施の形態に係る電気機器の操作支援システムを示すブロック線図である。 本発明の実施の形態に係る電気機器の操作支援システムを用いた電気機器の操作手順を示すフローチャートである。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づき詳細に説明する。
図1は本発明の実施の形態に係る電気機器の操作支援システムの動作態様を概念的に示す説明図である。同図に示すように、責任者としての当直長1と操作者としての当直員2,3との席には、機器操作のための操作釦12,13,14が配設された当直長操作パネル9および当直員操作パネル10,11と、操作機器を選択するための機器配置の回路を示す当直長操作画面4Aおよび当直員操作画面5A等を表示する表示部であるモニター装置4,5,6とが設置してある。ここで、当直長1と当直員2,3とのモニター装置4〜6には同一内容が表示される。
本形態における当直長操作パネル9には、操作CBを選択した後、当該操作CBを当直員2,3が選択し得るように許可を与えるための操作許可釦12Aと、当直員2の依頼によりシステムロックを解除するためのシステムロック解除釦12Bとが設けてある。
また、当直長1と当直員2,3との間では所定の情報の授受を行うための通信回線7が設けてある。モニター装置4〜6および当直長操作パネル9および当直員操作パネル10、11は通信回線7を介して所定の情報処理を行う操作支援システム端末24(図3に基づき後に詳述する。)に接続してある。なお、本形態における操作対象機器は遮断器(CB)として説明するが、勿論これに限るものではない。手動で操作を行う可能性がある電気機器であればそれ以外の制限はない。
かかるシステムにおいて、まず当直員2,3が当直長1に操作CBを連絡する。この連絡を受けて当直長1がモニター装置4の所定位置をクリックすることにより、操作対象となるCBを選択するとともに当直長操作パネル9の操作CBの操作許可釦12Aを押す。かかる選択情報および操作許可情報は通信回線7を介して操作支援システム端末24に送られ、所定の処理の後、当直員2,3のモニター装置5,6に表示される。当直員2,3はモニター装置5,6を見ながら指定された操作対象となるCBをマウス15の操作によりクリックする。このとき、当直長1が選択したCBと当直員2,3が選択したCBとが一致した場合のみ、当該CBの操作が可能になる。
図1では、当直員2の選択が間違っている場合を示している。このように、当直長1と当直員2との選択が一致しない場合には、システムがロックされ操作釦13を操作してのCBの操作が禁止される。同時に当直員2が掛けている眼鏡8(詳細は後に説明する)により誤選択であることを告知する。かかる告知は光、音、振動、視覚情報により周囲にも分かるように行う。
誤選択に気づいた当直員2は当直長1にシステムのロックの解除を依頼する。ロックが解除された後、同様の選択操作を再度行う。
一方、図1に示す場合、当直長1が選択したCBと同様のCBを選択した当直員3は選択したCBの操作が可能であるので、当直員操作パネル11の操作釦14を押して操作対象となっているCBに所定の動作(投入・開放)を行わせる。
上述のように、操作許可釦12Aを設けて当直員2,3のCB選択操作の前提として当直長1の許可を必要とし、さらに誤操作の場合には、目、声(復唱)、音、振動により誤操作であることを告知することにより、例えば朝の多忙な無意識状態の時でも、誤操作を除去することができる。また、周囲にも誤選択したことが分かり、意識の向上につながる。
さらに、システムロック解除釦12Bを設けてシステム解除を当直長1の専権操作としているが、これは、誤選択した所定時間後にロックが解除してしまうと誤選択した意味が無くなるからである。すなわち、システムロック解除釦12Bを設けることにより,当直員2に誤選択した認識を持たせ当直長1にも操作監視の重要性を認識させるためである。なお、当直員2が当直長1にシステムのロックの解除を依頼する場合、また操作手順書に照らし、当直長1のCB選択が間違っている場合、システムロックの解除依頼や間違いの指摘は、当直長1および当直員2,3が同室に居る場合には、口頭で行うことができる。ちなみに、従来も同様に口頭で行っているが、システムロックが掛からない分、当直長1が言い間違えれば誤操作になってしまっていた。
図2は本形態における告知手段の一種である眼鏡を概念的に示す説明図である。同図に示すように、眼鏡8は誤選択を検出した操作支援システム端末24から通信回線7を介して送出される誤選択信号によりその縁部8Aが光るとともに、レンズ8Bに「×」印が表示される。また、眼鏡8の、例えばツル部分8Cに振動子を装着し、誤選択時にはこの振動子が振動して誤選択を告知するようにしても良い。また、図1に示すマウス15も同様に構成することにより、告知手段として利用することができる。ここで、光による告知は、LEDを搭載して、これを発光させることにより、「×」印等の視覚情報は液晶を利用することにより、振動の発生は、例えば携帯電話の振動構造を利用することにより好適に実現し得る。
図3は本発明の実施の形態に係る電気機器の操作支援システムを示すブロック線図である。同図中、図1と同一部分には同一番号を付し、重複する説明は省略する。
図3に示すように、本形態に係る操作支援システム21は、当直長端末22、当直員端末23、操作支援システム端末24および当直長端末22、当直員端末23、操作支援システム端末24間で所定の情報の授受を行わせるための通信回線7を具備する。
当直長端末22は当直長操作画面4A、当直長操作パネル9からなり、当直員端末23は当直員操作画面5A、眼鏡8、当直員操作パネル10およびマウス15等からなる。これらは図1に示すものと同様である。
操作支援システム端末24は操作CB選択可能処理部29、システムロック処理部30、操作CBロック処理部31、発光処理部32、振動処理部33および音響処理部34からなる。
操作CB選択可能処理部29は、当直長操作パネル9の操作許可釦12Aの操作により、これを表す操作許可信号を受信した場合に、当直員端末23へCB操作可能であることを表す操作可能信号を送出する。すなわち、当直長1が操作許可釦12Aを操作した場合には、通信回線7を経由し操作CB選択可能処理部29で操作可能処理が実行される。この結果、通信回線7を経由して所定の情報が伝送されて当直長操作画面4Aおよび当直員操作画面5Aに「操作可能」の文字が表示される。
システムロック処理部30は、当直長1と当直員2、3の選択CBが一致しない場合に当該システム(操作対象であるCBが接続されている特定の電力系統)をロックする。この場合のロック信号は操作支援システム端末24より当直員端末23へ送出するもので、ロック信号の受信により当直員端末23へシステムロックを掛ける。
操作CBロック処理部31は、当直員操作画面5Aにおける選択CBの操作を禁止する処理を行う。すなわち、システムロック処理部30で前述の如くシステムロックするとともに当直員端末23でCBを選択させない処理を行う。かくして、当直員端末23にて誤選択が生起された場合、上述の如く、システムロックとなるが、これに伴うロック信号が、通信回線7を経由し操作支援システム端末24で処理されることによりシステムロック処理と同時に当直員端末23での操作CBの操作がロックされる。この結果、当直員操作画面5Aの所定位置をクリックしても「選択」モードに移行しない。
発光処理部32は当直員2による誤選択が発生した場合、眼鏡8やマウス15等の告知手段を発光させて誤選択であることを告知する。振動処理部33は当直員2による誤選択が発生した場合、眼鏡8やマウス15等の告知手段を振動させて誤選択であることを告知する。音響処理部34は当直員2による誤選択が発生した場合、スピーカー等の告知手段を動作させて誤選択であることを告知する。
かかる操作支援システムを利用したCBの操作手順を図4に基づき説明する。図4は本発明の実施の形態に係る電気機器の操作支援システムを用いた電気機器の操作手順を示すフローチャートである。
同図に示すように、最初に手順書に基づき操作しようとするCBを当直長1(図1参照;以下同じ)に当直員2(図1参照;以下同じ)から口頭で報告する(ステップST1)。当直長1は当直長操作画面4Aで操作CBを確認し、これを選択する(ステップST2)。この場合の「選択」は当直長1の正しい選択と、誤った選択の2種類がある。
次に、当直長1の判断で操作許可釦12Aを押す(ステップST3)。当直長1の判断(ステップST4)に基づく操作CBの選択が正しい場合(当直員2が当直長1へ連絡したCBである場合)であって、許可CBを選択した場合に操作CBの選択を可能にする(ステップST5)。
かかる状態で当直員2の判断(ステップST6)で許可CBを選択すると操作CBの操作を可能にする(ステップST7)。これに伴い、当直長操作画面4Aおよび当直員操作画面5Aには「操作可能」の文字が表示される。その後、当直員2が操作CBの入・切操作を実施する(ステップST8)。かくして正常なCB操作が完了する。
一方、ステップST3で当直長1が操作許可釦12Aを押さない場合には操作CBの選択が不可能となりステップST1に戻る(ステップST9)。
また、当直長1の判断(ステップST4)に基づく操作CBの選択が間違っている場合(当直員2が当直長1へ連絡したCBと異なる場合)には操作CBの選択が不可能になる(ステップST10)。かかる状態で、当直員2が操作CB、すなわち操作すべきCBを選択(ステップST11)した場合には当直長1の操作許可CBとが相違すると判断する(ステップST12)。これは、当直長1の誤操作に起因する相違である。同様の状態は、ステップST6において当直員2の判断により誤って誤CB選択を行った場合、すなわち当直長1が指定した操作CBではないCBを選択した場合にも生起される(ステップST12)。これは、当直員2の誤操作に起因する相違である。
このように、何れにしても当直長1の操作許可CBと当直員2の選択CBとが相違した場合には、眼鏡8またはマウス15等の告知手段を介して誤操作である旨が告知される(ステップST13)。
この結果、操作ロックが掛かり操作ができなくなる(ステップST14)。そこで、当直員2が、例えば口頭により当直長1へシステム解除を依頼し(ステップST15)、当直員2の依頼を受けた当直長1がシステムロック解除釦12Bを押す(ステップST16)。この結果システム解除となり操作CBが選択可能となって(ステップST17)、その後ステップST1に戻る。
なお、上記実施の形態では、誤操作によりシステムロックとなった場合、当直長のみがかかるシステムロック状態を解除し得るようにしたが、必ずしもこのように構成する必要はない。ただ、このような構成とすることにより、操作者に誤操作を行った認識を持たせて注意を喚起し、再度の誤操作を未然に防止する効果はある。また、操作者が当直長、当直員である必要もない。一般的には、一方が統括的な責任者であり、他方が実際に操作を行う操作者の関係になっていれば良い。
さらに、上記実施の形態では、当直長端末22、当直員端末23および操作支援システム端末24を通信回線7で連携させたが、これに限るものでもない。有線の通信回線7の代わりに無線を用いることもできる。
本発明は電力系統を備えて電力を供給する産業分野において有効に利用することができる。
1 当直長
2,3 当直員
4,5,6 モニター装置
4A 当直長操作画面
5A 当直員操作画面
7 通信回線
8 眼鏡
9 当直長操作パネル
10,11 当直員操作パネル
12,13,14 操作釦
12A 操作許可釦
12B システムロック解除釦
15 マウス
21 操作支援システム
22 当直長端末
23 当直員端末
24 操作支援システム端末

Claims (5)

  1. 操作対象となる電気機器を手動操作する場合の電気機器の操作支援システムであって、
    操作対象となる前記電気機器の操作を操作者に対して許可するために責任者が操作するための操作許可釦を有する責任者端末と、
    前記操作許可釦の操作により操作画面上に表示された操作すべき前記電気機器を選択した後、所定の操作を行う操作釦を有するとともに、前記選択が誤選択であった場合に、前記誤選択が生起されたことを光、振動、音響の少なくとも一つで前記操作者およびその周囲に告知する告知手段を有する操作者端末と、
    前記責任者端末および操作者端末との間での所定の情報の授受により前記操作許可釦の操作で選択された操作対象と同一の操作対象が前記操作者端末で選択された場合のみ操作を可能とする一方、両者での選択が相違する場合には前記電気機器の操作を行うことができないように操作ロックを行うとともに前記告知手段を動作させて誤選択の発生を告知させる操作支援システム端末と、
    前記責任者端末、操作者端末および操作支援システム端末を連携させる通信手段とを有することを特徴とする電気機器の操作支援システム。
  2. 請求項1に記載する電気機器の操作支援システムにおいて、
    前記責任者端末は、前記誤操作が生起された後、前記操作ロックを解除するためのロック解除釦を有するとともに、
    前記操作支援システムは、前記ロック解除釦の操作により前記操作者端末における前記操作ロックを解除するように構成したことを特徴とする電気機器の操作支援システム。
  3. 請求項1または2に記載する電気機器の操作支援システムにおいて、
    告知手段は、前記操作者が掛ける眼鏡が光、振動、音響の少なくとも一つを発生するように前記眼鏡に組み込んで構成したことを特徴とする電気機器の操作支援システム。
  4. 請求項1または2に記載する電気機器の操作支援システムにおいて、
    告知手段は、前記操作者端末の前記操作画面上の所定位置をクリックするマウスが光、振動、音響の少なくとも一つを発生するように前記マウスに組み込んで構成したことを特徴とする電気機器の操作支援システム。
  5. 操作対象となる電気機器を責任者が選択するための責任者端末と、操作対象となる電気機器を操作者が選択・操作するための操作者端末と、前記責任者端末および操作者端末の所定の制御を行う操作支援システム端末とを通信手段で連携させた電気機器の操作支援システムにおける操作支援方法であって、
    前記責任者端末において責任者が操作者に対して操作を許可した操作対象の電気機器と前記操作者端末において操作者が選択した電気機器が前記責任者が許可した電気機器と一致した場合のみ、前記操作支援システム端末を介して前記操作者端末において前記許可をした電気機器の操作を可能にする一方、両者が異なる場合には、操作者側において前記電気機器の操作をすることができないように操作ロックを行うとともに、光、振動、音響の少なくとも一つを発生する告知手段により前記両者が異なる事実を告知させ、その後責任者側のロック解除釦の操作により前記操作支援システムを介して前記操作ロックが解除されて初期状態に戻るようにしたことを特徴とする操作支援方法。
JP2011110837A 2011-05-17 2011-05-17 電気機器の操作支援システムおよび操作支援方法 Expired - Fee Related JP5480199B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2011110837A JP5480199B2 (ja) 2011-05-17 2011-05-17 電気機器の操作支援システムおよび操作支援方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2011110837A JP5480199B2 (ja) 2011-05-17 2011-05-17 電気機器の操作支援システムおよび操作支援方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2012244711A true JP2012244711A (ja) 2012-12-10
JP5480199B2 JP5480199B2 (ja) 2014-04-23

Family

ID=47465847

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2011110837A Expired - Fee Related JP5480199B2 (ja) 2011-05-17 2011-05-17 電気機器の操作支援システムおよび操作支援方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5480199B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2019028753A (ja) * 2017-07-31 2019-02-21 オリンパス株式会社 機器制御装置及び機器制御方法

Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003050842A (ja) * 2001-08-06 2003-02-21 Toshiba Corp 電力系統の保護・制御装置および保護・制御システム
JP2005346152A (ja) * 2004-05-31 2005-12-15 Seiko Epson Corp 発電機能付きマウス
JP2007055016A (ja) * 2005-08-23 2007-03-08 Toyo Mach & Metal Co Ltd 成形機
JP2008084280A (ja) * 2006-09-29 2008-04-10 Nec Software Chubu Ltd 資産管理システム、サーバ、方法、及び、プログラム
JP2008171086A (ja) * 2007-01-09 2008-07-24 Toshiba It & Control Systems Corp 現場点検ナビゲーションシステム
JP2009171174A (ja) * 2008-01-16 2009-07-30 Konica Minolta Business Technologies Inc 文書管理装置およびプログラム

Patent Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003050842A (ja) * 2001-08-06 2003-02-21 Toshiba Corp 電力系統の保護・制御装置および保護・制御システム
JP2005346152A (ja) * 2004-05-31 2005-12-15 Seiko Epson Corp 発電機能付きマウス
JP2007055016A (ja) * 2005-08-23 2007-03-08 Toyo Mach & Metal Co Ltd 成形機
JP2008084280A (ja) * 2006-09-29 2008-04-10 Nec Software Chubu Ltd 資産管理システム、サーバ、方法、及び、プログラム
JP2008171086A (ja) * 2007-01-09 2008-07-24 Toshiba It & Control Systems Corp 現場点検ナビゲーションシステム
JP2009171174A (ja) * 2008-01-16 2009-07-30 Konica Minolta Business Technologies Inc 文書管理装置およびプログラム

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2019028753A (ja) * 2017-07-31 2019-02-21 オリンパス株式会社 機器制御装置及び機器制御方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP5480199B2 (ja) 2014-04-23

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CN1899774B (zh) 机器人系统以及机器人控制装置
EP2674924B1 (en) A telemetry monitoring system and a data recovery method for a telemetry monitoring system
JP6126778B2 (ja) 火災報知設備の支援システム
JP2015097224A (ja) 部品実装システム
JP5480199B2 (ja) 電気機器の操作支援システムおよび操作支援方法
KR100951608B1 (ko) 시그널 타워 및 그 통합시스템
JP2013105291A (ja) 監視制御Webシステム
JP2014225101A (ja) エアーコンプレッサのユーザ支援システム及び方法
JP2004129280A (ja) 遠隔制御システム、その制御方法及びそのプログラム
JP6322304B2 (ja) 火災報知設備の支援システム
JP2006100951A (ja) 遠隔管理システム
JP2014008105A (ja) 遠隔操作型ロボットシステム
US20210379414A1 (en) Electronic personnel accountability report (epar) integration
JP6026876B2 (ja) ナースコールシステム
JP2009211117A (ja) 故障通報システム
JP5175237B2 (ja) 設備信号点検用アダプタ、設備信号点検方法
JP2008206834A (ja) ナースコールシステム
JP7475656B2 (ja) 管理装置および管理システム
JP2014106608A (ja) 監視システム
JP4999755B2 (ja) 警備装置
US20210110226A1 (en) Qr code proximity testing
US20230260616A1 (en) User device communication device
JP5107115B2 (ja) 警備装置
JP2011112274A (ja) 空気調和機
JP2017085349A (ja) 携帯端末装置、プログラム、業務支援システム、及び遠隔装置

Legal Events

Date Code Title Description
A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20130709

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20130903

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20140205

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20140213

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5480199

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees