JP2012243424A - 電気自動車またはプラグインハイブリッド車用の充電システム - Google Patents

電気自動車またはプラグインハイブリッド車用の充電システム Download PDF

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Abstract

【目的】 全体のシステムを極めて低コストで構築することができ且つ各利用者の使用状況に応じた安価で利便性のある充電サービスを提供できる電気自動車またはプラグインハイブリッド車用の充電システムを提供する。
【構成】 所定の電源からの電力を電気自動車またはプラグインハイブリッド車用の充電のために供給するための、各利用者別の専用の駐車スペースにそれぞれ備えられた充電コンセントと、予め設定された夜間などの時間帯だけ前記各充電コンセントに電源を接続するタイマースイッチと、前記各利用者別の専用の駐車スペースにそれぞれ設置され、前記各利用者が管理する専用の鍵の操作により開閉可能な扉を備え、内部に前記充電コンセント及びタイマースイッチを収納したコンセントボックスとを備えている。
【選択図】 図1

Description

本発明はマンション等の集合住宅の駐車場に駐車される電気自動車またはプラグインハイブリッド車のための充電システムに関する。
従来より、ショッピングセンターやマンション等の大規模駐車場や一般時間貸し駐車場に駐車される車両のための充電システムが提案されている。例えば、特許文献1は、共用スペース内の不特定の駐車位置に駐車する不特定の車両利用者のために、各利用者をICカードにより認証し、利用者IDを確認できた場合だけ電力供給するようにし、これにより、充電後に給電日時及び給電量を利用者IDと対応付けて管理サーバーで管理し、月毎の電力使用料金を各利用者にクレジットカードなどで課金するようにした充電システムを提案している。なお、前述のようなICカードなどによる認証を用いない方法として、例えば特許文献2は、不特定の電気自動車などが所定の駐車スペースに駐車すると車両センサによって車止めを作動させ、充電後に利用者が電力使用料金を現金などで支払ったときだけ車両止めを解除して車両の移動を可能とするシステムを提案している。
特開2010−213497号公報 特開平6−318288号公報
しかしながら、特許文献1に示すような従来の充電システムにおいては、共用スペースの不特定の駐車位置に駐車する不特定の利用者の車両への充電を課題としているため、利用者認証が必要となり、ICカード読み取り装置などの認証システムの構築に多大なコストが掛かってしまうという問題がある。また、特許文献2に示すような従来の充電システムにおいては、利用者認証システムは不要であるが利用者から確実に課金するために車両止めなどの特別な設備が必要になり、そのために多大なコストが掛かってしまうという問題がある。また、前述のような従来の充電システムにおいては、全ての利用者に一律に画一的な充電サービスを提供するものであるため、各利用者の使用状況に応じた安価で利便性のある充電サービスを提供することができないという問題があった。また、マンションなどの集合住宅では地下と地上とを昇降する機械式駐車場が一部で採用されているが、従来の充電システムをこのような機械式駐車場に低コストで設置することは配線の問題などから難しいという問題があった。
本発明はこのような従来技術の問題点に着目してなされたものであって、全体のシステムを極めて低コストで構築することができ且つ各利用者の使用状況に応じた安価で利便性のある充電サービスを提供することができる電気自動車またはプラグインハイブリッド車用の充電システムを提供することを目的とする。また、本発明は、配線の問題などを解決して機械式駐車場にも低コストで適用することが可能な電気自動車またはプラグインハイブリッド車用の充電システムを提供することを目的とする。
上記のような課題を解決するための本発明による電気自動車またはプラグインハイブリッド車用の充電システムは、マンション等の集合住宅の駐車場に設置された充電コンセントを含む、電気自動車またはプラグインハイブリッド車用の充電システムであって、所定の電源からの電力を電気自動車またはプラグインハイブリッド車用の充電のために供給する充電コンセントであって、前記駐車場内の各利用者別の専用の駐車スペースにそれぞれ備えられた充電コンセントと、前記電源と前記各充電コンセントとの間にそれぞれ接続されたタイマースイッチであって、予め設定された時間帯だけ前記各充電コンセントに電源を接続するためのタイマースイッチと、前記各利用者別の専用の駐車スペースにそれぞれ設置されたコンセントボックスであって、前記各利用者が管理する専用の鍵の操作により開閉可能な扉を備え、内部に前記充電コンセント及び前記タイマースイッチが収納されているコンセントボックスと、前記各充電コンセントにそれぞれ接続された検出手段であって、前記各充電コンセントから前記電気自動車またはプラグインハイブリッド車に充電されていることを検出する検出手段と、前記各検出手段からの信号に基づいて前記各充電時の充電電力使用量を求めて各利用者と対応付けて記録する充電電力使用量取得手段と、前記充電電力使用量取得手段により求められた前記各充電時の充電電力使用量に基づいて各利用者毎の月別の前記充電コンセントの使用電気料金を算出し記録する月別使用電気料金算出手段と、を備えたことを特徴とするものである。
また、本発明による集合住宅に適した電気自動車またはプラグインハイブリッド車用充電システムにおいては、前記タイマースイッチには、予め設定された時間帯でない場合でも前記電源からの電力を前記各充電コンセントに供給するために前記タイマースイッチを強制的にONにするタイマー遮断スイッチを備えるようにしてもよい。
さらに、本発明による集合住宅に適した電気自動車またはプラグインハイブリッド車用充電システムにおいては、前記駐車場は、複数の駐車スペースが上下方向に配置されて成る車庫部と少なくとも1つの駐車スペースを地下と地上との間で移動させるために前記車庫部を昇降させる昇降部とを含む機械式駐車場であり、前記充電コンセントは、前記機械式駐車場の各駐車スペースにそれぞれ設置されており、前記電源からの電力を前記充電コンセントに供給するための配線は、その一部が、前記駐車スペースが地下から地上に移動する距離よりも長い距離を有し且つ略「く」の字状に折り曲げられた状態で、前記機械式駐車場の昇降部内に配置されており、前記略「く」の字状部分の一方の端部は前記昇降部または昇降室に固定され他方の端部は前記昇降する車庫部側に固定されている、ようにしてもよい。
以上のように、本発明においては、前記各利用者別の専用の駐車スペースに、各利用者が保管する鍵により扉を開閉し内部に充電コンセントを収容するコンセントボックスを配置し、前記検出手段(例えば子メーターやカレントトランス)により前記各充電コンセントによる前記電気自動車またはプラグインハイブリッド車への充電時の電力使用状態(電力が供給されていること)を各充電コンセント毎に検出するようにしたので、利用者認証システムや車両止めなどの特別な設備が無くても各利用者毎の充電電力使用量を計測して確実に課金することが可能になる。よって、全体のシステムを極めて低コストで構築することができるようになる。
また、本発明においては、前記各利用者別の駐車スペースに設置されたコンセントボックス内に前記充電コンセントとタイマースイッチを配置し、前記タイマースイッチにより、予め設定された所定の時間帯、例えば深夜の時間帯だけ前記電源からの電力が前記充電コンセントに供給されるようにしたので、各利用者は、いちいち自分で充電時間を設定操作する煩わしさを回避でき、帰宅してから翌朝出勤するまでの間の所望の時間帯に充電することが可能になる。
また、本発明において、前記タイマースイッチに、予め設定された時間帯でない場合でも前記電源からの電力を前記充電コンセントに供給するためのタイマー遮断スイッチを備えるようにしたときは、利用者が設定された時間帯ではなく直ちに充電を開始したいと希望するとき、利用者は、コンセントボックスの扉を鍵で開けて前記タイマー遮断スイッチを操作することにより、直ちに前記充電コンセントに電源を通電させて充電を開始させることができるので、各利用者の使用状況に応じた利便性のある充電サービスを提供できるようになる。
さらに、本発明において、少なくとも1つの駐車スペースを地下と地上との間で移動させる機械式駐車場において、電源からの電力を前記充電コンセントに供給するための配線の一部分を、前記駐車スペースが地下から地上に移動する距離よりも長い部分であって且つそれを略「く」の字状に折り曲げた部分とし、それを前記駐車スペースを昇降させる昇降部の中に配置するようにしたときは、本発明のような各駐車スペース毎に前記各充電コンセントを設置する充電システムを機械式駐車場に適用する場合に生じる配線の問題を容易に解決することができる。
本発明の実施例1による、マンションの駐車場を利用した、電気自動車及びプラグインハイブリッド車用充電システムを示す全体模式図である。 本実施例1におけるコンセントボックスを説明するための斜視図で、(a)は扉を開けた状態、(b)は扉を閉めた状態を示す図である。 本実施例1におけるコンセントボックスの内部の電気的構成を示す回路図である。 本発明の実施例2による、マンションの駐車場を利用した、電気自動車及びプラグインハイブリッド車用充電システムを示す全体模式図である。 本発明の実施例3による、マンションの駐車場を利用した、電気自動車及びプラグインハイブリッド車用充電システムを示す全体模式図である。 本発明の実施例4による、マンションの機械式駐車場に適用可能な、電気自動車及びプラグインハイブリッド車用充電システムを示す模式図である。 本実施例4において使用される電力供給線のカバーを示す斜視図である。
本発明を実施するための最良の形態は、以下の実施例1について述べるような形態である。
図1は本発明の実施例1による、マンションの駐車場を利用した、電気自動車及びプラグインハイブリッド車用充電システムを示す全体模式図である。図1において、1は電力会社が管理する配電線、2は配電線1からの電力を受電する受電装置(本実施例1では電力会社側が設置する装置として説明するがマンション側が設置する場合でもよい)、3は前記受電装置2からの動力三相200Vの電力をマンションのエレベータなどの共用負荷4に供給する電力供給線5上に配置された電力量計である。
また、7は前記受電装置2からの電灯単相100V/200Vの電力を供給する電力供給線、8は前記電力供給線7に接続された分電盤、9は前記分電盤8により分電された電灯単相100Vの電力を各戸の100V負荷10に供給する電力供給線、11は前記電力供給線9上に配置された電力量計である。また、12は前記受電装置2からの電灯単相200Vの電力をマンションの外灯などの200V共用負荷13に供給する電力供給線、14は前記電力供給線12上に配置された電力量計である。
また、本実施例1では、前記受電装置2からの電灯単相200Vの電力が、前記電力供給線12及び電力量計15aを介して分電盤15(マンションの管理室などに設置されている)にも供給され、この分電盤15により分電された電力が電力供給線16を介してマンション駐車場の各利用者専用の駐車スペースに設置された充電コンセント(後述)に供給されている。
すなわち、図1において、21は前記分電盤15からの電力を各利用者の電気自動車やプラグインハイブリッド車に供給するための充電コンセント、22は前記充電コンセント21への電力供給を予め設定された時間帯(例えば深夜の時間帯である23時から7時までの時間帯)だけ許容するタイマースイッチ、23は前記電力供給線16上に配置され前記充電コンセント21に供給される電力量を検出する子メーター、24は前記タイマースイッチ22のタイマー機能を遮断させて前記予め設定された時間帯でなくても直ちに電力供給を可能とするためのタイマー遮断スイッチである。本実施例1では、前記充電コンセント21、タイマースイッチ22、子メーター23、及びタイマー遮断スイッチ24は、例えば金属製の箱状に形成されたコンセントボックス25(前記各駐車スペースにポールなどで地上に支持されているコンセントボックス)内に収納されている。
また、図1において、前記子メーター23は、前記充電コンセント21に電力が供給されているとき、そのことを示す検出信号(パルス)を、自らのID(又は自らに対応する前記充電コンセント21のID、すなわち前記充電コンセント21を専用する各利用者のID)と対応付けて、例えばマンションの管理室などに設置されたレシーバー17に無線で又は通信線を介して送信する。前記レシーバー17は、前記受信した前記子メーター23からの検出信号及びIDをインターネットなどの公衆通信網18経由でサーバー19に送信する。サーバー19は、複数のマンションの各レシーバー17からそれぞれデータを受信し、各充電コンセント21毎(各利用者毎)の各充電毎の充電電力量を算出する。また、サーバー19は、この各充電毎の使用電力量のデータに基づいて、各利用者毎に月別の前記充電コンセント21からの電力の使用量を算出し、これらのデータを、各利用者への月別課金に利用すべく、電力料金管理データベース20に記録する。
次に、図2は前記コンセントボックス25を示す図である。図2に示すように、前記コンセントボックス25は例えばステンレスなどの金属製の箱状の筐体で、地上に突設された金属製のポール26により支持されている。前記コンセントボックス25の前面には扉25aが取り付けられ、この扉25aの開閉は各利用者が保管する専用の鍵の操作に基づいて行なわれる。図2(a)は前記扉25aを開けたときの状態を示すものである。図2(a)に示すように、前記扉25aの下方部分には車両からの充電用プラグのケーブルを通すための挿通穴25bが形成されている。また、前記コンセントボックス25の内部には充電コンセント21及びタイマー遮断スイッチ24が利用者に操作可能に配置されている。充電時には、利用者は、専用の鍵(図示せず)を操作して前記扉25aを開けた後、車両からの充電用プラグ27を充電コンセント21に差し込み、前記充電用プラグ27のケーブル27aを前記挿通穴25bに挿通した後、前記扉25aを閉じて施錠する(図2(b)参照)。
次に、図3は前記コンセントボックス25内部の電気的構成を示す回路図である。図3において、31は普通充電用の入力電源(単相200V)、23はネットワークを利用して遠隔検針が可能な子メーター(パルス発信機能付き)、32は漏電遮断器(漏電感度電流値30mA)、33は漏電遮断器32の作動状態を確認するための電源表示灯(利用者は充電しているつもりだったが漏電遮断器32が電源を遮断していたため充電されなかったという事態を回避するため、利用者の確認用として、前記コンセントボックス25の外側に設置された電源表示灯)、34は前記漏電遮断器32と充電コンセント21との間を電気的に接続または切断する電磁接触器、35は夜間に利用者が車両からの充電用プラグを前記充電コンセント21に接続するときに使う手元照明灯(前記コンセントボックス25の内部に設置されている)、36は予め設定された時間帯だけ前記電磁接触器34をONさせるタイマー(24時間停電補償型)、24は前記タイマー36の機能を強制的に遮断する(切る)ためのタイマー遮断スイッチ(内部スイッチ)、37は、安全のため、前記扉25aが閉じられているときだけ前記電磁接触器34をONさせると共に前記扉25aが開かれているときは前記電磁接触器34をOFFにするリミットスイッチである。前記タイマー36と前記電磁接触器34は図1のタイマースイッチ22を構成するものである。
以上のように、本実施例1においては、前記各利用者別の専用の駐車スペースに、内部に充電コンセント21を含み各利用者が保管する鍵で扉を開閉するコンセントボックス25を配置し、前記子メーター23により前記各充電コンセント21による前記電気自動車やプラグインハイブリッド車への充電時の電力使用状態を各充電コンセント21毎に検出するようにした。よって、本実施例1では、利用者認証システムや車両止めなどの特別な設備を設けなくても各利用者毎の充電電力使用量を計測して課金することが可能になるので、システム全体を極めて低コストで構築できるようになる。
また、本実施例1においては、前記各利用者別の駐車スペースに設置されたコンセントボックス25内に前記充電コンセント21とタイマースイッチ22を配置し、前記タイマースイッチ22により、予め設定された所定の時間帯、例えば深夜の時間帯だけ前記電源31からの電力が前記充電コンセント21に供給されるようにした。よって、各利用者は、いちいち自分で充電時間を設定操作する煩わしさを回避することができ、帰宅してから翌朝出勤するまでの間に、安価な深夜電力料金で充電することなどが可能になる。また、これにより、利用者は、日中使用した電気自動車などを帰宅後に駐車して充電用プラグを充電コンセント21に差し込んだ場合でも、直ちに充電は開始されず、例えば23時になって初めて充電が開始されるので、電力需要の平準化にも貢献できるようになる。
さらに、本実施例1においては、前記タイマースイッチ22に、予め設定された時間帯でない場合でも前記電源からの電力を直ちに前記充電コンセント21に供給できるようにするタイマー遮断スイッチ24を備えるようにした。よって、利用者は、緊急に充電したいと希望するときは、前記コンセントボックス25の扉25aを鍵で開けて前記タイマー遮断スイッチ24を操作することにより、直ちに前記充電コンセント21に電源を通電させて充電を開始させることができる。
次に、図4に基づいて本発明の実施例2を説明する。本実施例2の構成は前記実施例1と基本的に同じであり、以下では異なる部分についてだけ説明する。前記実施例1においては充電コンセント21による車両への充電状態を検出するための子メーター23を各駐車スペース毎に設置された前記コンセントボックス25内に配置するようにしたが、本実施例2では、充電コンセント21による車両への充電状態を検出するために、CT(カレントトランス)23aを前記分電盤15と前記各タイマースイッチ22との間にそれぞれ接続するようにした。また、本実施例2では、前記各CT(カレントトランス)23aは、前記コンセントボックス25内ではなくマンションの管理室内に配置された前記分電盤15が設置されるケース15b内に設けるようにした。このように、本実施例2では、充電コンセント21による車両への充電を検出する検出手段(例えば前記充電コンセント21から車両への充電のために前記電力供給線16を流れる電流を検出する検出手段)を、前記実施例1のように前記各コンセントボックス25内に配置するのではなく前記分電盤15のケース15b内に配置するようにしたので、電気自動車及びプラグインハイブリッド車への充電システムをより低コストで構築できるようになる。
次に、図5に基づいて本発明の実施例3を説明する。本実施例3の構成は前記実施例1と基本的に同じであり、以下では異なる部分についてだけ説明する。前記実施例1においては、前記受電装置2からの単相200Vの電力供給線12から分岐された電力供給線に接続された分電盤15から前記各充電コンセント21に電力を供給するようにしていた。これに対して、本実施例3では、前記電力供給線12とは別個の単相200Vの電力供給線16aを前記受電装置2に接続し、この電力供給線16aから電力量計15a及び分電盤15を介して前記各コンセントボックス25側に電力を供給するようにした。これにより、本実施例4では、マンションにおける従来の電力供給システムとは別個にマンションの駐車場のための充電システムを構築することができるので、マンション全体の電力供給システムをより簡素化しメンテナンスなどの面での適正化・効率化を図ることができる。
次に、図6は本発明の実施例4による、マンションの機械式駐車場に適用可能な、電気自動車及びプラグインハイブリッド車用充電システムを示す模式図である。本実施例4は、図6に示すような、少なくとも2つの駐車スペース40a,40bが上下に配置された車庫40を地下と地上の間で上下方向に移動させるようにした機械式駐車場に、本発明を適用する場合に関するものである。
図6において、41は機械式駐車場の前記車庫40を地下と地上の間で図示上下方向に昇降する昇降部が配置される昇降室である。この昇降室41には図示しない油圧モーターなどから構成される昇降部が配置されている。また、図6において、43は前記車庫40の上面(図示上方の駐車スペース40a)に配置されたコンセントボックス、44は前記車庫の内部(図示下方の駐車スペース40b)に配置されたコンセントボックス、45は前記コンセントボックス43,44に分電盤47からの電力を供給する電力供給線である。
そして、本実施例4では、前記電力供給線45の図示下方の一部45a,45bが、図6(a)に示すように略「く」の字状に折り曲げられた状態で、前記昇降室41の内部に収容されている。すなわち、本実施例4では、前記電力供給線45の一部45a,45bが、図7に示すような2つの略管状のカバー46a,46bにそれぞれ収容されることにより、図6(a)に示すように略「く」の字状に折り曲げられている(なお、図6においては前記各カバー46a,46bは図示省略している)。この2つのカバー46a,46bは、例えば樹脂製で可とう性を有するように形成されており、且つ、前記カバー46a及び46bの中間の折り曲げ部46cに図示しないヒンジ部が設けられること等により、互いに回動可能に接続されている。また、本実施例4においては、前記カバー46aの端部46dは前記車庫40の底面の一部(図6(a)の符号A参照)に固定されており、前記カバー46bの端部46eは前記昇降室41または昇降部の一部(図6(a)の符号B参照)に固定されている。
よって、本実施例4においては、前記地下側の車庫40を上昇させてその内部(下方の駐車スペース40b)の車両を地上に移動させると、図6(b)に示すように、前記の図6(a)の状態(下方の駐車スペース40bが地下にある状態)では鋭角の略「く」の字状に折り曲げられていた前記電力供給線45の一部45a,45bがより緩やかな角度の略「く」の字状に延ばされて、前記電力供給線45の全体の重力方向の直線距離が伸張する。よって、図6(b)に示すように、前記地下側の車庫40の内部(下方の駐車スペース40b)の車両を上昇させて地上に移動させた場合でも、支障なく、前記電力供給線45を介して前記各コンセントボックス43,44に電力を供給することができる。
以上、本発明の各実施例について説明したが、本発明は前記の各実施例として述べたものに限定されるものではなく、様々な修正及び変更が可能である。例えば、前記実施例1においては、電力会社が管理する受電装置により低圧に変換された電力をマンション等の集合住宅が使用する場合(低圧電力供給契約の場合)を想定して説明したが、本発明は、電力会社が運営する高圧配電線から約6600Vの高圧電力を集合住宅側が一括受電し、集合住宅側においてキュービクル式高圧受電装置により低圧に変換して各戸で使用する場合(高圧電力供給契約の場合)にも同様に適用できることはもちろんである(なお、高圧電力供給契約に本発明を適用した場合は、サーバーが、前記各戸毎の負荷10の使用電力量のデータをも収集し、このデータと前記各充電コンセント21別の電力使用量のデータとに基づいて、各利用者毎の月別の電力料金の総計を算出することも可能である)。また、前記実施例1においては、前記タイマー36は、前記コンセントボックス25内に充電コンセント21と別個に配置したが、本発明においては前記充電コンセント21に内蔵させるようにしてもよい。また、前記実施例2,3でも説明したが、前記実施例1においては前記各充電コンセント21からの充電状態を検出するための各子メーター23を各駐車スペース毎に設置された前記各コンセントボックス25内に配置するようにしたが、本発明ではこれに限られるものではなく、例えば、CT(カレントトランス)その他の電流センサを前記各コンセントボックス25内に配置するようにしたり、前記電流センサをマンションの管理室内に設置された分電盤15のケース内などのような前記各駐車スペースとは遠隔の場所に配置するようにしてもよい。
1 配電線
2 受電装置
4,13 共用負荷
5,7,9,12,16,16a,45 電力供給線
8,15,15a,47 分電盤
10 負荷
3,11,14 電力量計
17 レシーバー
18 公衆通信網
19 サーバー
20 電力料金管理データベース
21 充電コンセント
22 タイマースイッチ
23 子メーター
23a CT(カレントトランス)
24 タイマー遮断スイッチ
25,43,44,44a コンセントボックス
25a 扉
25b 挿通穴
26 ポール
27 充電用プラグ
27a ケーブル
32 漏電遮断器
34 電磁接触器
36 タイマー
40 車庫
40a,40b 駐車スペース
41 昇降室
46a,46b カバー
46c 折り曲げ部(ヒンジ部)

Claims (3)

  1. マンション等の集合住宅の駐車場に配置された充電コンセントを含む、電気自動車またはプラグインハイブリッド車用の充電システムであって、
    所定の電源からの電力を電気自動車またはプラグインハイブリッド車用の充電のために供給する充電コンセントであって、前記駐車場内の各利用者別の専用の駐車スペースにそれぞれ設置された充電コンセントと、
    前記電源と前記各充電コンセントとの間にそれぞれ接続されたタイマースイッチであって、予め設定された時間帯だけ前記各充電コンセントに電源を接続するタイマースイッチと、
    前記各利用者別の専用の駐車スペースにそれぞれ設置されたコンセントボックスであって、前記各利用者が管理する専用の鍵の操作により開閉可能な扉を備え、内部に前記充電コンセント及び前記タイマースイッチが収納されているコンセントボックスと、
    前記各充電コンセントにそれぞれ接続された検出手段であって、前記各充電コンセントから前記電気自動車またはプラグインハイブリッド車に充電されていることを検出する検出手段と、
    前記各検出手段からの信号に基づいて前記各充電時の充電電力使用量を求めて各利用者と対応付けて記録する充電電力使用量取得手段と、
    前記充電電力使用量取得手段により求められた前記各充電時の充電電力使用量に基づいて各利用者毎の月別の前記充電コンセントの使用電気料金を算出し記録する月別使用電気料金算出手段と、
    を備えたことを特徴とする、集合住宅に適した電気自動車またはプラグインハイブリッド車用充電システム。
  2. 請求項1において、前記タイマースイッチには、予め設定された時間帯でない場合でも前記電源からの電力を前記各充電コンセントに供給するために前記タイマースイッチを強制的にONにするタイマー遮断スイッチが備えられている、ことを特徴とする集合住宅に適した電気自動車またはプラグインハイブリッド車用充電システム。
  3. 請求項1または2において、
    前記駐車場は、複数の駐車スペースが上下方向に配置されて成る車庫部と、少なくとも1つの駐車スペースを地下と地上との間で移動させるために前記車庫部を昇降させる昇降部とを含む機械式駐車場であり、
    前記充電コンセントは、前記機械式駐車場の各駐車スペースにそれぞれ設置されており、
    前記電源からの電力を前記充電コンセントに供給するための配線は、その一部が、前記駐車スペースが地下から地上に移動する距離よりも長い距離を有し且つ略「く」の字状に折り曲げられた状態で、前記機械式駐車場の昇降部が配置される昇降室内に配置されており、前記略「く」の字状部分の一方の端部は前記昇降部または昇降室に固定され他方の端部は前記昇降する車庫部側に固定されている、ことを特徴とする集合住宅に適した電気自動車またはプラグインハイブリッド車用充電システム。
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