JP2012240974A - ダイデムニンbの製造方法 - Google Patents

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健 松崎
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Abstract

【課題】ダイデムニンBを効率よく製造する方法の提供。
【解決手段】ダイデムニンBを生産する能力を有するチストレラ・モビリス(Tistrella mobilis)に属する微生物を培養し、培養物よりダイデムニンBを採取するダイデムニンBの製造方法。
【選択図】なし

Description

本発明は、微生物を利用したダイデムニンBの製造方法に関する。
ダイデムニンB(Didemnin B)は、1981年にカリブ海産ホヤ(Trididemnum solidum)から単離された環状デプシペプチドである(非特許文献1及び2)。ダイデムニンBは優れた抗腫瘍作用を有し、抗ガン剤としての利用が期待されたが、その強い毒性のために現在開発が中止されている(非特許文献3)。
ダイデムニンBは、抗腫瘍作用の他にも、抗ウィルス作用、免疫抑制作用等の様々な生理活性を持つこと、パルミトイルチオエステラーゼやFK−506結合蛋白質を分子標的としていること等が報告されている(非特許文献4)。また、別種のホヤ(Aplidium albicans)から、ダイデムニンBの乳酸部分の水酸基をカルボニルに置き換えたアプリジン(Aplidin)が単離され、その抗腫瘍作用により新たに医薬品としての開発が進行している(非特許文献5)。
したがって、ダイデムニンBは、抗腫瘍薬のみならず様々な治療薬を開発する上でリード化合物となることが期待される。
ホヤから分離されるダイデムニンBは極微量であることから、ダイデムニンBを工業的に大量に生産し、安定的に供給することは難しい。
しかし一方で、ダイデムニンBを始め海洋天然物には独特の化学構造を持つものが多く、それらの実用的な製造技術は確立されていない。また、ホヤから単離された生理活性物質の多くは共生藻が生産しているのではないかという仮説があるものの(非特許文献6)、真の生産者は未だ明らかにされていない。
Rinehart K.L.et al:J.Amer.Chem.Soc.1981,103,1857−1859 Eliane Abou−Mansour et al:Tetrahedron 1995,51,12591−12600 Nuijen B.et al:Anticancer Drugs 2000,11,793−811 Simmons T.L.et al:Mol Cancer Ther 2005,4,333−342 Urdiales J.L.et al:Cancer Lett. 1996,102,31−37 Sing H.L.and Rinehart K.L.:J.Ind.Microbiol.Biotechnol.1996,17,385−396
したがって、本発明の課題は、ダイデムニンBを効率よく製造する方法を提供することにある。
本発明者は、海砂より単離した細菌の培養液が強い癌細胞増殖抑制活性を示したことからその活性成分の単離を試みたところ、ダイデムニンBであることが判明した。そしてさらにその生産菌について検討したところ、チストレラ・モビリス(Tistrella mobilis)に属する微生物であり、当該微生物がダイデムニンBを効率よく生産することを見出し、本発明を完成した。
すなわち、本発明は、ダイデムニンBを生産する能力を有するチストレラ・モビリスに属する微生物を培養し、培養物よりダイデムニンBを採取するダイデムニンBの製造方法を提供するものである。
また、本発明は、ダイデムニンBを生産する能力を有するチストレラ・モビリス(Tistrella mobilis)に属する微生物を提供するものである。
また、本発明は、チストレラ・モビリス(Tistrella mobilis)YIT12409と命名され、FERM AP−22080として寄託された微生物を提供するものである。
本発明によれば、ダイデムニンBの効率的な生産が可能である。また、本発明のダイデムニンB生産菌を用いたダイデムニンBの生合成に関する研究から、海洋天然物の生産者や生合成に関する新たな知見を得ることが期待できる。
チストレラ・モビリス(Tistrella mobilis)YIT12409株の16SrRNA遺伝子配列を示す図である。 A3DE分画のHPLCチャートを示す図である。 A3DE3分画のHPLCチャートを示す図である。 化合物1の化学構造を示す図である。 化合物1の1H-NMRスペクトルを示す図である。 化合物1の13C-NMRスペクトルを示す図である。
本発明に用いられる微生物は、チストレラ・モビリス(Tistrella mobilis)に属し、ダイデムニンBを生産する能力を有するものであれば特に限定されない。好適には、チストレラ・モビリス(Tistrella mobilis)YIT12409と命名され、独立行政法人産業技術総合研究所 特許生物寄託センター(住所:茨城県つくば市東1−1−1 中央第6)に2011年3月11日付でFERM AP−22080として寄託された微生物が挙げられる。
YIT12409株は、後記実施例に示すように、千葉県館山湾の海砂より本発明者らによって初めて分離されたものであり、16SrDNA遺伝子配列により相同性検索を行った結果、チストレラ・モビリスに属する菌株と判定された。表2は相同性検索の結果である。
なお、YIT12409株を親株とする子孫株(人工・自然変異株、遺伝子操作による変異株等)、或いは16SrRNAの配列が、図1に示される配列(YIT12409株の16SrRNA配列)と90%以上、好ましくは95%以上、より好ましくは99%以上の配列同一性を有し、かつダイデムニンB生産能を有する微生物も本発明の微生物に含まれる。
上記微生物を培養する培地は、チストレラ・モビリスの培養に用いられるものであれば天然培地、合成培地のいずれを用いてもよい。
栄養源としては、例えば、グルコース、マンノース、フラクトース、ガラクトース、シュークロース、マルトース、ラクトース、ソルビトール、マンニトール、グリセロール、可溶性澱粉、廃糖蜜、転化糖等の炭素源;アンモニア、アンモニウム塩等の無機・有機アンモニウム塩、コーングルテンミール、大豆粉、酵母エキス、魚肉エキス、ポリペプトン、各種アミノ酸等の窒素源;リン酸、Mg2+、Ca2+、Mn2+、Zn2+、Fe2+、Fe3+、Na+、K+等の無機塩類、海水および人工海水等を用いることができる。
また、必要に応じて、アンバーライトXAD−2、XAD−4、XAD−7(以上、登録商標、オルガノ製)、ダイヤイオンHP−10、HP−20、HP−30、HP−40、HP−50(以上、登録商標、三菱化学(株)製)等の非イオン性吸着剤を培地に添加してもよい。
培養は、チストレラ・モビリスが増殖する条件であればよい。培養方法は、特に限定されず、通気培養、嫌気培養、攪拌培養、振盪培養、静置培養等が挙げられ、生産性を考慮して、好気的条件下で攪拌、振盪培養するのが好ましい。
また、培養温度は、通常、20〜40℃、好ましくは25〜30℃であり、培養期間は、通常24時間〜14日間、好ましくは6〜8日間である。
培地のpH(25℃)は、6〜8、好ましくは7.3〜7.7である。培地のpHを調整する緩衝剤としては、例えば、炭酸、酢酸、クエン酸、フマル酸、リンゴ酸、乳酸、グルコン酸、酒石酸等の有機酸塩、リン酸、塩酸、硫酸等の無機塩、水酸化ナトリウム等の水酸化物、アンモニア又はアンモニア水等が挙げられ、これらを単独又は2種以上組み合わせて用いてもよい。
このような培養により、培地中及び/又は菌体中にダイデムニンBが蓄積するので、培養終了後、通常の分離・精製手段により培養物からダイデムニンBを採取することができる。
例えば、培養物を溶剤抽出し、次いで、分別沈殿、液液分配、カラムクロマトグラフ及び高速液体クロマトグラフ等を単独或いは組み合わせて用いることによりダイデムニンBを取得することができる。
抽出に用いられる溶剤としては、特に限定されないが、例えば水、メタノール、エタノール、プロパノール、ブタノール等のアルコール類;酢酸メチル、酢酸エチル等のエステル類;ジクロロメタン、クロロホルム、四塩化炭素等のハロゲン化炭化水素類;又はこれらの混液等が挙げられる。このうち、メタノール等の低級アルコール類が好ましい。
抽出条件は、使用する溶剤によっても異なるが、例えば、培養物1質量部に対して1〜3質量部の溶剤を用い、15〜35℃で1〜24時間抽出するのが好ましい。
得られた抽出物は、そのまま用いてもよく、希釈、濃縮もしくは凍結乾燥し、必要に応じて粉末状、ペースト状に調製して用いてもよい。
かくして得られるダイデムニンBは、抗腫瘍活性をはじめ、様々な優れた生理活性を有しており、新規医薬品又はそのリード化合物としての利用が期待される。
以下、実施例により本発明をより具体的に説明するが、本発明はこれら実施例により何ら限定されるものではない。
参考例1 ダイデムニンB生産菌の取得
1)スクリーニング
千葉県館山湾の水深3m地点より採取された海砂を20質量%(以下「%」とする)グリセロールを含む人工海水に懸濁し、一部をISP No.2寒天培地(1Lあたりイーストエキス 4g、麦芽エキス 10g、グルコース 4g、寒天15〜20g含有)に接種し、25℃にて2週間培養した。培養後プレートよりコロニーを釣菌し、株番号080919−2−1とした。
2)080919−2−1菌株の同定
080919−2−1菌株はISP No.2培地(1Lあたりイーストエキス 4g、麦芽エキス 10g、グルコース 4g含有)を用いて、26℃、7日間、ロータリーシェーカーを用いて回転させながら培養した。
得られた菌液を遠心(20,000×g,4分)して、菌体ペレットを得た。菌体ペレットからフェノール‐ガラスビーズ法でDNAを抽出した。得られたDNAを鋳型とし、表1に示す16SrRNA遺伝子配列増幅用プライマー(8F;配列番号1、15R;配列番号8)で増幅後、精製を行った。精製した増幅産物を鋳型として、表1に示すプライマー(配列番号1〜8)を用いて、それぞれダイターミネーター反応を行い、DNAシークエンサー(3130XL,AB社)を用いて、16SrRNA遺伝子配列を決定した。得られた遺伝子配列をデータベース内の配列に対して相同性検索(FASTA)し、近縁菌種の16SrRNA遺伝子配列を含めて系統解析し、菌種を推定した。
Figure 2012240974
080919−2−1菌株の16SrRNA遺伝子配列(配列番号9)を図1に示した。また、相同性検索の結果を表2に示した。この結果、080919−2−1菌株はチストレラ・モビリス(Tistrella mobilis)と同定された。
080919−2−1菌株は、チストレラ・モビリス(Tistrella mobilis)YIT12409と命名され、独立行政法人産業技術総合研究所 特許生物寄託センター(住所:茨城県つくば市東1−1−1 中央第6)にFERM AP−22080として寄託された。
Figure 2012240974
実施例1 ダイデムニンBの製造
1)抽出物の調製
YIT12409株を50mLのISP No.2培地にて25℃で1週間前培養し、これを約100gのアンバーライトXAD−7樹脂(オルガノ社製)を含む4LのISP No.2培地に加え、25℃、140r/minで1週間本培養を行った。培養後、樹脂を回収し水で洗浄した後、室温で1時間メタノール300mLにて3回抽出を行い、次いで減圧濃縮して抽出物を得た。
2)一次分画
上記1)で得た抽出物を酢酸エチル20mLと水20mLで二相分配した。水画分は更に2回酢酸エチル20mLで二相分配を繰り返した。酢酸エチル画分を合一し、減圧濃縮して画分Aを83.8mg得た。水画分は一部を減圧濃縮して画分Bとした。
画分AとBの抗腫瘍活性を表3に示す。なお、本発明において抗腫瘍活性は次のとおり測定した。
<抗腫瘍活性の測定>
ヒト肺癌由来A549細胞及び結腸直腸癌由来HT−29細胞(ATCC,Lockville,MD)を、10%FBS、5mg/mLゲンタマイシンを含有したダルベッコ改変イーグル培地(D-MEM)(Sigma)及びD−MEM/F−12培地(Sigma)にそれぞれ浮遊させ、5%CO2、37℃にて培養した。
対数増殖期の細胞(密度1×104細胞/1.9mL、体積109μL)を96ウェルマイクロプレートに播種し、24時間後、目的の濃度に調製した被験物質を10μLずつ添加した。37℃で96時間培養後、TetraColor ONE(生化学工業)を10μLずつ各ウェルに添加し、さらに37℃で1時間培養した。培養後、マイクロプレートリーダー(Spectra Max Plus,Molecular Devices,CA)を用い、450nmの吸光度を測定した。結果は、細胞増殖を50%抑制する被験物質の濃度(IC50)で表した。
Figure 2012240974
3)二次分画
φ30×130mmのシリカゲルカラムを用いて、画分Aを順相クロマトグラフィーに供した。表4に示したとおりの溶媒で順次溶出し、A1〜7の7画分を得た。各画分の抗腫瘍活性を表4に示す。
Figure 2012240974
4)三次分画
上記で得られた7画分のうち、非常に強い活性を示した画分A3について精製を進めた。Sep−pak 2g(Waters)を用いて画分A3を逆相クロマトグラフィーに供した。表5に示したとおりの溶媒で順次溶出し、A3A〜Fの6画分を得た。各画分の抗腫瘍活性を表5に示す。
Figure 2012240974
5)四次分画
上記で得られた6画分のうち、非常に強い活性を示した画分A3DとA3Eを合わせて(以下、A3DE)、これについて精製を進めた。YMC-PackODS-AMC18φ10×250mmを用いて、下記条件で逆相高速クロマトグラフィー(RP−HPLC)を行い、図2に示すA3DE1〜5の5画分を得た。各画分の抗腫瘍活性を表6に示す。なお、HPLC装置はWaters社製 Alliance 2690 Separation Module、検出器にPhotodiode Array Detector 996を使用し、データ処理にはMillennium 32を使用した。
<RP-HPLC条件>
カラム:YMC-PackODS-AMC18φ10×250mm
溶離液:50%MeCN−100%MeCN liner gradient 50min
流速:2mL/min
温度:40℃
Figure 2012240974
6)五次分画
上記で得られた画分のうち、非常に強い活性を示した画分A3DE3について精製を進めた。YMC-PackODS-AMC18φ10×250mmを用いて、下記条件でRP−HPLCを行い、図3に示すA3DE3A〜Gの7画分を得た。
<RP-HPLC条件>
カラム:YMC-PackODS-AMC18φ10×250mm
溶離液:60%MeCN 60min
流速:2mL/min
温度:40℃
7)A3DE3Eの同定
上記で得られた画分A3DE3Eの主成分を化合物1とし、その構造解析を行った。
質量分析(MS)により、化合物1の(M+H)+イオン1112.6及び(M+Cl)-イオン1146.6が観察されたことから、分子量1111と決定した。また、MSスペクトル及び各種NMRスペクトル解析より化合物1の分子式はC5789715と決定された。図4に化合物1の構造、図5に化合物1の1H−NMRスペクトル、図6に化合物1の13C−NMRスペクトル、表7−1〜表7−3に1H及び13C−NMRデータ(500MHz及び125MHz、CDCl3)を示す。NMRスペクトルは日本電子JNM−GX400型スペクトロメータ及び、JNM−ECA500型スペクトロメータを用いた。MSスペクトルはWaters社製LCT Premier XE(ESI)を使用し、Wモード測定を行い、データ処理にはMassLynxを使用した。カラムはAquity BEH C18(1.7μm)φ2.1x50mm、溶媒は水:アセトニトリル(40:60−20:80−7.0分)、流速0.2ml/minで行った。
化合物1の分子式及び1H−NMRの特徴的なピークの情報をもとに各種化合物ライブラリの検索を行った。微生物を由来とした化合物では化合物1に該当する化合物の報告はなかった。そこで、微生物に限らず検索を行ったところ、ダイデムニンBと判明した。
Figure 2012240974
Figure 2012240974
Figure 2012240974
既報のダイデムニンBと化合物1の1H−NMR及び13C−NMRの化学シフトの比較を行った結果が表8−1、表8−2である。特徴的なシグナルとして1H−NMRにおけるiso−Sta(δ7.58ppm)、Thr(δ8.25ppm)、Leu(δ8.47ppm)のアミドプロトンや、N,O−diMeTyrのN−Me(δ2.63ppm)、O−Me(δ3.73ppm)、N−MeLeuのN−Me(δ3.24ppm)があり、その他11本のメチルシグナルも文献値と良い一致を示した。このことから、化合物1をダイデムニンBと同定した。
Figure 2012240974
Figure 2012240974
以上より、チストレラ・モビリス(Tistrella mobilis)に属する微生物は、培養物中にダイデムニンBを生産することが確認された。

Claims (4)

  1. ダイデムニンBを生産する能力を有するチストレラ・モビリス(Tistrella mobilis)に属する微生物を培養し、培養物よりダイデムニンBを採取するダイデムニンBの製造方法。
  2. ダイデムニンBを生産する能力を有するチストレラ・モビリスに属する微生物が、チストレラ・モビリス(Tistrella mobilis)YIT12409(FERM AP−22080)である請求項1記載のダイデムニンBの製造方法。
  3. ダイデムニンBを生産する能力を有するチストレラ・モビリス(Tistrella mobilis)に属する微生物。
  4. チストレラ・モビリス(Tistrella mobilis)YIT12409と命名され、FERM AP−22080として寄託された請求項3記載の微生物。
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