JP2012240283A - 電子黒板及びプログラム - Google Patents

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Abstract

【課題】生徒の発言内容を採用しつつ板書を行う場合であっても、板書の内容を適切な位置に容易に書くことを可能とする。
【解決手段】
電子黒板3は、表示部31と、板書予定の各項目名に少なくとも1つのキーワードを対応づけた板書計画ファイルFを記憶する板書データベース342と、ユーザ操作に基づいて表示部31による表示領域内の複数の位置を指定して、各指定位置にそれぞれ項目名を入力するとともに、ユーザ操作に基づいて表示領域内の位置を指定して、この指定位置にキーワードを入力する入力部32と、キーワードの入力位置の最も近くに表示された項目名を検出するとともに、入力されたキーワードに板書計画ファイルF内で対応付けられた項目名を検出し、両者が一致するか否かを報知するCPU35と、を備える。
【選択図】図6

Description

本発明は、電子黒板及びプログラムに関する。
従来より、教育現場においては、電子黒板や生徒端末と呼ばれる情報表示装置が使用されており、これらの情報表示装置を用いた授業では、電子黒板に教師が入力した文字等が生徒端末に送信され、生徒端末で入力した文字等が電子黒板に送信されるようになっている(例えば特許文献1参照)。
但し、小学校や中学校の授業においては、ノートに板書を書き写して学習することが重要である。そのため、これらの情報表示装置を用いる場合であっても、一般的には、紙の教科書を用いる場合と同様に、先生が教科書の関連部分を一通り読んだ後、板書しながらポイントを説明し、生徒が説明を聞きながら板書をノートに書き写す、といった進め方で授業が行われている。
ところで、教師が板書を行うにあたっては、事前に板書計画(黒板に書く事項をノート等にまとめたもの)を作成しておき、その内容に沿って板書を行うのが一般的であり、近年ではコンピュータ上で板書計画の作成を支援する技術が提案されている(例えば特許文献2参照)。
一方、複数の項目を対比するような授業では、生徒とコミュニケーションを取って各項目のキーワード等を生徒に挙げさせ、その内容を板書していく場合がある。このように生徒の発言内容を採用して板書作成に生徒を参加させることにより、生徒の学習意欲を向上させることができる。
特許第4001464号 特開2010−191484号公報
しかしながら、生徒の発言内容を採用しつつ板書を作成する場合には、板書計画の内容に沿って板書を行うことができないため、板書の内容を適切な位置に書くことが難しい。より具体的には、複数の項目を対比するような授業において、生徒の発言内容を採用しつつ板書を作成しようとすると、例えば生徒が間違えて一方の項目についてのキーワードを他方の項目について挙げてしまう場合などがあり、キーワードを正しい項目に対応付けて書くことが難しくなってしまう。
本発明の課題は、生徒の発言内容を採用しつつ板書を行う場合であっても、板書の内容を適切な位置に容易に書くことのできる電子黒板及びプログラムを提供することである。
上記課題を解決するため、請求項1に記載の発明は、電子黒板において、
表示手段と、
板書予定の各項目名に少なくとも1つのキーワードを対応づけた板書計画ファイルを記憶する板書計画記憶手段と、
ユーザ操作に基づいて前記表示手段による表示領域内の複数の位置を指定して、各指定位置にそれぞれ前記項目名を入力する項目名入力手段と、
ユーザ操作に基づいて前記表示領域内の位置を指定して、この指定位置に前記キーワードを入力するキーワード入力手段と、
前記キーワード入力手段により指定された指定位置の最も近くに表示された項目名を検出するとともに、前記キーワード入力手段により入力されたキーワードに前記板書計画ファイル内で対応付けられた項目名を検出し、両者が一致するか否かを報知するキーワード適否報知手段と、
を備えることを特徴とする。
本発明によれば、生徒の発言内容を採用しつつ板書を行う場合であっても、板書の内容を適切な位置に容易に書くことができる。
授業支援システムの概略構成を示す図である。 サーバの概略構成を示すブロック図である。 電子黒板の概略構成を示すブロック図である。 板書計画ファイルを示す図である。 サーバ処理の流れを示すフローチャートである。 ディスプレイの表示内容を示す図である。 ディスプレイの表示内容を示す図である。
以下、添付図面を参照して本発明に係る実施の形態の一例を詳細に説明する。ただし、発明の範囲は、図示例に限定されない。
図1は、本実施の形態における授業支援システム1の概略構成を示す図である。
この図に示すように、本実施の形態における授業支援システム1は、サーバ2と、電子黒板3等とを備えている。
[サーバ]
サーバ2は、複数の学校の電子黒板3に対して機能やデータを提供するものであり、図2に示すように、表示部21と、入力部22と、通信部23と、記憶部24と、CPU25等とを備えて構成されている。
表示部21は、ディスプレイ210を備えており、CPU25から入力される表示信号に基づいて各種情報をディスプレイ210に表示するようになっている。なお、本実施の形態におけるディスプレイ210は、いわゆるタッチパネル221と一体的に形成されており、ユーザによるタッチ操作を受け付け可能となっている。
入力部22は、キー群220や上述のタッチパネル221を備えており、押下されたキーの種類やタッチパネル221の位置に対応する信号をCPU25に出力するようになっている。
通信部23は、複数の電子黒板3との間でデータ通信を行うものであり、本実施の形態においては、無線通信を行うようになっている。
記憶部24は、サーバ2の各種機能を実現するためのプログラムやデータを記憶するとともに、CPU25の作業領域として機能するメモリである。本実施の形態においては、記憶部24は、本発明に係る授業支援プログラム240と、教材データベース241と、IDデータベース244等とを記憶している。
授業支援プログラム240は、後述のサーバ処理(図5参照)をCPU25に実行させるためのプログラムである。
教材データベース241は、授業で使用される書籍や配布物についてデータを記憶しており、例えば、各配布物について教材データDを記憶している。なお、本実施の形態における教材データDは、教材をPDF形式で画像化したデータとなっている。
IDデータベース244は、サーバ2にアクセスし得る電子黒板3のIDコード(以下、黒板IDとする)と、これら電子黒板3の属する教室のIDコード(以下、教室IDとする)とを対応付けて複数記憶している。
CPU25は、入力される指示に応じて所定のプログラムに基づいた処理を実行し、各機能部への指示やデータの転送等を行い、サーバ2を統括的に制御するようになっている。具体的には、CPU25は、入力部22から入力される操作信号等に応じて記憶部24に格納された各種プログラムを読み出し、当該プログラムに従って処理を実行する。そして、CPU25は、処理結果を表示部21に適宜出力させる。
[電子黒板]
電子黒板3は、教室に設置されて授業に用いられるものであり、図3に示すように、表示部31と、入力部32と、通信部33と、記憶部34と、CPU35等とを備えて構成されている。
表示部31は、ディスプレイ310を備えており、CPU35から入力される表示信号に基づいて各種情報をディスプレイ310に表示するようになっている。なお、本実施の形態におけるディスプレイ310は、いわゆるタッチパネル321と一体的に形成されており、ユーザ(教師)によるタッチ操作を受け付け可能となっている。
入力部32は、キー群320や上述のタッチパネル321を備えており、押下されたキーの種類やタッチパネル321の位置に対応する信号をCPU35に出力するようになっている。
通信部33は、サーバ2との間でデータ通信を行うものであり、本実施の形態においては、無線通信を行うようになっている。
記憶部34は、電子黒板3の各種機能を実現するためのプログラムやデータを記憶するとともに、CPU35の作業領域として機能するメモリである。本実施の形態においては、記憶部34は、板書データベース342と、IDテーブル343等を記憶している。
板書データベース342は、複数の板書計画ファイルFを科目毎に記憶するようになっている。
各板書計画ファイルFには、図4に示すように、複数の項目名について、当該項目名を説明するためのキーワードと、当該キーワードを説明するための説明文字列とが対応付けて記憶されている。より詳細には、この板書計画ファイルFでは、各項目名及びキーワードに項目‐キーワード番号が対応付けられている。また、所定の項目名やキーワードには、当該項目名やキーワードに対応する画像が対応付けられている。更に、各項目名には、表示色及び書体が設定されており、各項目名に対応するキーワード及び説明文字列のうち、当該項目名に固有のキーワード及び説明文字列には、対応する項目名と同一の表示色及び書体が設定されている。なお、図中、破線で囲まれている領域は、この領域に対する符号の対応色(「B」:青色(Blue)、「R」:赤色(Red))によって当該領域内の文字が表示されていることを示しており、破線で囲まれていない領域は当該領域内の文字が黒色で表示されていることを示している。また、本実施の形態においては、各項目名に同一の書体が設定されている。
IDテーブル343は、自機の黒板IDと、自機の属する教室の教室IDとを対応付けて記憶している。
CPU35は、入力される指示に応じて所定のプログラムに基づいた処理を実行し、各機能部への指示やデータの転送等を行い、電子黒板3を統括的に制御するようになっている。具体的には、CPU35は、入力部32から入力される操作信号等に応じて記憶部34に格納された各種プログラムを読み出し、当該プログラムに従って処理を実行する。そして、CPU35は、処理結果を表示部31に適宜出力させる。
[動作]
続いて、サーバ2によって実行されるサーバ処理について、図5を参照しつつ説明する。
このサーバ処理においては、まずCPU25は、自機のサーバ2にアクセスした電子黒板3(以下、他の電子黒板3と区別して電子黒板3Sとする)から黒板IDと、教室IDとを受信する(ステップS2)。
次に、CPU25は、電子黒板3Sの板書データベース342から何れかの板書計画ファイルFを読み出し、指定板書計画ファイルFSとして指定する(ステップS3)。なお、このステップS3においては、電子黒板3で指定される板書計画ファイルFをCPU25が読み出すこととしても良いし、各板書計画ファイルFの科目を当該科目の授業時間に予め対応付けておき、現時点の時刻と対応する科目の板書計画ファイルFを自動でCPU25が読み出すこととしても良い。
次に、CPU25は、電子黒板3に対する操作を受信したか否かを判定し(ステップS4)、受信しないと判定した場合(ステップS4;No)にはステップS4を繰り返す。
また、ステップS4において電子黒板3に対する操作を受信したと判定した場合(ステップS4;Yes)には、CPU25は、手書き機能を指定して実行する旨の操作が行われたか否かを判定する(ステップS5)。
このステップS5において手書き機能を指定して実行する旨の操作が行われたと判定した場合(ステップS5;Yes)には、CPU25は、手書き文字の入力操作が行われるか否かを判定し(ステップS6)、行われないと判定した場合(ステップS6;No)には手書き入力操作で指定される位置に、入力内容(例えばマークなど)を入力させ(ステップS7)、ステップS4に移行する。
また、ステップS6において手書き文字の入力操作が行われたと判定した場合(ステップS6;Yes)には、手書き入力操作で指定される位置に、入力内容の文字を入力させた後(ステップS8)、入力文字が指定板書計画ファイルFSにおける何れかの項目名と一致するか否かを判定する(ステップS9)。
このステップS9において入力文字が指定板書計画ファイルFSにおける何れかの項目名と一致すると判定した場合(ステップS9;Yes)には、CPU25は、指定板書計画ファイルFSにおいて当該項目名(入力文字に一致する項目名。以下、一致項目名とする)に設定された表示色及び書体を検出し、入力文字(入力項目名)の表示色及び書体を、一致項目名の表示色及び書体に変更する(ステップS10)。
次に、CPU25は、指定板書計画ファイルFSにおいて一致項目名に画像が対応付けられているか否かを判定し(ステップS11)、対応付けられていないと判定した場合(ステップS11;No)には後述のステップS13に移行する。
また、ステップS11において一致項目名に画像が対応付けられていると判定した場合(ステップS11;Yes)には、CPU25は、当該画像を入力文字(入力項目名)の近傍にサムネイル表示させる(ステップS12)。
次に、CPU25は、ディスプレイ310の表示領域中、項目名の入力位置を含む領域に、当該項目名の項目についてキーワードなどを板書するためのエリア(以下、項目板書エリアE1とする。図6(a)参照)を設定した後(ステップS13)、ステップS4に移行する。なお、このステップS13においてCPU25は、入力された項目名が1つのみである場合には、表示領域の全域を当該項目名についての項目板書エリアE1として設定し、入力された項目名が複数である場合には、各項目名の入力位置のうち、隣り合う2つの入力位置からの中間線が境界となるよう、各項目名についての項目板書エリアE1を設定する。これにより、各項目板書エリアE1内の任意の位置は、各項目名のうち、当該項目板書エリアE1内の項目名に対して最も近接することとなる。
また、上述のステップS9において入力文字が指定板書計画ファイルFSにおける何れの項目名とも一致しないと判定した場合(ステップS9;No)には、CPU25は、入力文字が指定板書計画ファイルFSにおける何れかのキーワードと一致するか否かを判定する(ステップS21)。
このステップS21において入力文字が指定板書計画ファイルFSにおける何れかのキーワードと一致すると判定した場合(ステップS21;Yes)には、CPU25は、指定板書計画ファイルFSにおいて当該キーワード(入力文字に一致するキーワード。以下、一致キーワードとする)に設定された表示色及び書体を検出し、入力文字(入力キーワード)の表示色及び書体を、一致キーワードの表示色及び書体に変更する(ステップS22)。また、このときCPU25は、指定板書計画ファイルFSにおいて一致キーワードに画像が対応付けられている場合には、当該画像を入力文字(入力キーワード)の近傍にサムネイル表示させる。
次に、CPU25は、入力位置を含む項目板書エリアE1の項目名(入力位置の最も近くに表示された項目名)を検出するとともに、指定板書計画ファイルFSにおいて一致キーワードに対応付けられた項目名を検出して、これらの項目名が一致するか否か、つまり入力キーワードが該当の項目名(指定板書計画ファイルFSにおいて一致キーワードに対応付けられた項目名)の項目板書エリアE1に入力されたか否かを判定する(ステップS23)。
このステップS23において入力キーワードが該当の項目名の項目板書エリアE1に入力されていないと判定した場合(ステップS23;No)には、CPU25は、入力文字(入力キーワード)に対して字消し線を引くことで、入力位置が違っていることを報知した後(ステップS24)、ステップS4に移行する。
また、ステップS23において入力キーワードが該当の項目名の項目板書エリアE1に入力されたと判定した場合(ステップS23;Yes)には、CPU25は、ディスプレイ310の表示領域中、キーワードの入力位置を含む領域に、当該キーワードについて説明文字列などを板書するためのエリア(以下、キーワード板書エリアE2とする。図7(a)参照)を設定した後(ステップS25)、ステップS4に移行する。なお、このステップS25においてCPU25は、入力されたキーワードが複数である場合には、各キーワードの入力位置のうち、隣り合う2つの入力位置からの中間線が境界となるよう、各キーワードについてのキーワード板書エリアE2を設定する。これにより、各キーワード板書エリアE2内の任意の位置は、各キーワードのうち、当該キーワード板書エリアE2内のキーワードに対して最も近接することとなる。
また、ステップS21において入力文字が指定板書計画ファイルFSにおける何れのキーワードとも一致しないと判定した場合(ステップS21;No)には、CPU25は、指定板書計画ファイルFSにおける何れかの説明文字列と一致するか否かを判定する(ステップS31)。
このステップS31において入力文字が指定板書計画ファイルFSにおける何れかの説明文字列と一致すると判定した場合(ステップS31;Yes)には、CPU25は、指定板書計画ファイルFSにおいて当該説明文字列(入力文字に一致する説明文字列。以下、一致説明文字列とする)に設定された表示色及び書体を検出し、入力文字(入力説明文字列)の表示色及び書体を、一致説明文字列の表示色及び書体に変更する(ステップS32)。また、このときCPU25は、指定板書計画ファイルFSにおいて一致説明文字列に画像が対応付けられている場合には、当該画像を入力文字(入力説明文字列)の近傍にサムネイル表示させる。
次に、CPU25は、入力位置を含むキーワード板書エリアE2のキーワード(入力位置の最も近くに表示されたキーワード)を検出するとともに、指定板書計画ファイルFSにおいて一致説明文字列に対応付けられたキーワードを検出して、これらのキーワードが一致するか否か、つまり入力説明文字列が該当のキーワード(指定板書計画ファイルFSにおいて一致説明文字列に対応付けられたキーワード)のキーワード板書エリアE2に入力されたか否かを判定する(ステップS33)。
このステップS33において入力説明文字列が該当のキーワードのキーワード板書エリアE2に入力されていないと判定した場合(ステップS33;No)には、CPU25は、入力文字(入力説明文字列)に対して字消し線を引くことで、入力位置が違っていることを報知した後(ステップS34)、ステップS4に移行する。
また、ステップS33において入力説明文字列が該当のキーワードのキーワード板書エリアE2に入力されていると判定した場合(ステップS33;Yes)には、CPU25は、そのままステップS4に移行する。
また、ステップS31において入力文字が指定板書計画ファイルFSにおける何れの説明文字列とも一致しないと判定した場合(ステップS31;No)には、CPU25は、そのままステップS4に移行する。
また、ステップS5において手書き機能を指定して実行する旨の操作が行われないと判定した場合(ステップS5;No)には、CPU25は、画像のサムネイルに対するタッチ操作が行われるか否かを判定する(ステップS41)。
このステップS41において画像のサムネイルに対するタッチ操作が行われたと判定した場合(ステップS41;Yes)には、CPU25は、タッチ操作のされた画像を拡大表示させた後(ステップS42)、ステップS4に移行する。なお、このステップS42においてCPU25は、ユーザ操作に応じて画像の表示サイズや表示位置を修正する。
また、ステップS41において画像のサムネイルに対するタッチ操作が行われないと判定した場合(ステップS41;No)には、CPU25は、説明文字列のチェック機能を指定して実行する旨の操作が行われるか否かを判定する(ステップS51)。
このステップS51において板書内容のチェック機能を指定して実行する旨の操作が行われたと判定した場合(ステップS51;Yes)には、CPU25は、表示されているキーワードに対応付けられた説明文字列を指定板書計画ファイルFSから検出し、未表示の説明文字列があるか否かを判定する(ステップS52)。
このステップS52において未表示の説明文字列がないと判定した場合(ステップS52;No)には、CPU25は、ステップS4に移行する。
また、ステップS52において未表示の説明文字列があると判定した場合(ステップS52;Yes)には、CPU25は、表示されているキーワードのうち、当該未表示の説明文字列に指定板書計画ファイルFS内で対応付けられたキーワードを検出し、このキーワードの近傍にチェックマークM(図7(c)参照)を表示させ(ステップS53)、ステップS4に移行する。
また、ステップS51において板書内容のチェック機能を指定して実行する旨の操作が行われないと判定した場合(ステップS51;No)には、CPU25は、チェックマークMに対するタッチ操作が行われるか否かを判定し(ステップS61)、行われないと判定した場合(ステップS61;No)には他の処理へ移行する。
また、ステップS61においてチェックマークMに対するタッチ操作が行われたと判定した場合(ステップS61;Yes)には、CPU25は、該当するキーワード(チェックマークMの近傍のキーワード)に対して指定板書計画ファイルFS内で対応付けられた説明文字列のうち、未表示の説明文字列を当該キーワードのキーワード板書エリアE2内に表示させ(ステップS62)、ステップS4に移行する。
[動作例]
続いて、図面を参照しつつ、上述のサーバ処理を具体的に説明する。
(動作例1)
まず、ユーザ(教師)が電子黒板3Sをサーバ2にアクセスさせ(ステップS2)、図4に示した板書計画ファイルFを指定板書計画ファイルFSとして指定し(ステップS3)、手書き文字「室町時代の文化」の入力操作を行うと(ステップS6;Yes)、図6(a)に示すように、手書き入力操作で指定される位置に、入力内容の文字「室町時代の文化」が入力される(ステップS8)。なお、本動作例においては、ユーザ(教師)が電子黒板3Sを操作すると、ディスプレイ310に現時点の日付が自動的に表示されるようになっている。
次に、ユーザ(教師)が手書き文字「金閣」,「銀閣」の入力操作を行うと(ステップS6;Yes)、手書き入力操作で指定される各位置に、入力内容の文字「金閣」,「銀閣」が入力された後(ステップS8)、入力文字が指定板書計画ファイルFSにおける項目名「金閣」,「銀閣」と一致すると判定され(ステップS9;Yes)、指定板書計画ファイルFSにおいて一致項目名「金閣」,「銀閣」に設定された表示色「赤色」,「青色」が検出され、入力項目名「金閣」,「銀閣」の表示色が「赤色」,「青色」に変更される(ステップS10)。
次に、指定板書計画ファイルFSにおいて一致項目名「金閣」,「銀閣」に画像が対応付けられていると判定され(ステップS11;Yes)、当該画像が入力項目名「金閣」,「銀閣」の近傍にそれぞれサムネイル表示される(ステップS12)。
次に、ディスプレイ310の表示領域中、項目名「金閣」,「銀閣」の入力位置を含む領域にそれぞれ項目板書エリアE1が設定される。
次に、ユーザ(教師)が画像のサムネイルに対するタッチ操作を行うと(ステップS41;Yes)、図6(b)に示すように、タッチ操作のされた画像が拡大表示される(ステップS42)。なお、図6(b)、(c)では、項目板書エリアE1の図示を省略している。
次に、ユーザ(教師)が生徒の発言に従って手書き文字「慈照寺」,「鹿苑寺」の入力操作を行うと(ステップS6;Yes)、手書き入力操作で指定される各位置に、入力内容の文字「慈照寺」,「鹿苑寺」が入力された後(ステップS8)、入力文字が指定板書計画ファイルFSにおけるキーワード「慈照寺」,「鹿苑寺」と一致すると判定され(ステップS21;Yes)、指定板書計画ファイルFSにおいて一致キーワード「慈照寺」,「鹿苑寺」に設定された表示色「青色」,「赤色」が検出され、入力キーワード「慈照寺」,「鹿苑寺」の表示色が「青色」,「赤色」に変更される(ステップS22)。
次に、入力キーワード「慈照寺」について、入力位置を含む項目板書エリアE1の項目名「金閣」が検出されるとともに、指定板書計画ファイルFSにおいて一致キーワード「慈照寺」に対応付けられた項目名「銀閣」が検出されて、これらの項目名「金閣」,「銀閣」が一致しない、つまり入力キーワード「慈照寺」が該当の項目名「銀閣」の項目板書エリアE1に入力されていないと判定され(ステップS23;No)、入力キーワード「慈照寺」に対して字消し線が引かれることで、入力位置が違っていることが報知される(ステップS24)。
同様に、入力キーワード「鹿苑寺」について、入力位置を含む項目板書エリアE1の項目名「銀閣」が検出されるとともに、指定板書計画ファイルFSにおいて一致キーワード「鹿苑寺」に対応付けられた項目名「金閣」が検出されて、これらの項目名「銀閣」,「金閣」が一致しない、つまり入力キーワード「鹿苑寺」が該当の項目名「金閣」の項目板書エリアE1に入力されていないと判定され(ステップS23;No)、入力キーワード「鹿苑寺」に対して字消し線が引かれることで、入力位置が違っていることが報知される(ステップS24)。
次に、手書き文字「慈照寺」,「鹿苑寺」を消去した後(ステップS61;No)、位置を入れ替えて改めて手書き文字「慈照寺」,「鹿苑寺」の入力操作を行うと(ステップS6;Yes)、図6(c)に示すように、手書き入力操作で指定される各位置に、入力内容の文字「慈照寺」,「鹿苑寺」が入力された後(ステップS8)、入力文字が指定板書計画ファイルFSにおけるキーワード「慈照寺」,「鹿苑寺」と一致すると判定され(ステップS21;Yes)、指定板書計画ファイルFSにおいて一致キーワード「慈照寺」,「鹿苑寺」に設定された表示色「青色」,「赤色」が検出され、入力キーワード「慈照寺」,「鹿苑寺」の表示色が「青色」,「赤色」に変更される(ステップS22)。
(動作例2)
まず、ユーザ(教師)が電子黒板3Sをサーバ2にアクセスさせ(ステップS2)、図4に示した板書計画ファイルFを指定板書計画ファイルFSとして指定し(ステップS3)、手書き文字「室町時代の文化」の入力操作を行うと(ステップS6;Yes)、図7(a)に示すように、手書き入力操作で指定される位置に、入力内容の文字「室町時代の文化」が入力される(ステップS8)。
次に、ユーザ(教師)が手書き文字「金閣から銀閣へ」の入力操作を行うと(ステップS6;Yes)、手書き入力操作で指定される位置に、入力内容の文字「金閣から銀閣へ」が入力される(ステップS8)。このとき、「金閣」,「銀閣」が入力された各時点で入力文字が指定板書計画ファイルFSにおける項目名「金閣」,「銀閣」と一致すると判定され(ステップS9;Yes)、指定板書計画ファイルFSにおいて一致項目名「金閣」,「銀閣」に設定された表示色「赤色」,「青色」が検出され、入力項目名「金閣」,「銀閣」の表示色が「赤色」,「青色」に変更される(ステップS10)。
次に、指定板書計画ファイルFSにおいて一致項目名「金閣」,「銀閣」に画像が対応付けられていると判定され(ステップS11;Yes)、当該画像が入力項目名「金閣」,「銀閣」の近傍にそれぞれサムネイル表示される(ステップS12)。
次に、ディスプレイ310の表示領域中、項目名「金閣」,「銀閣」の入力位置を含む領域にそれぞれ項目板書エリアE1が設定される。
次に、ユーザ(教師)が画像のサムネイルに対するタッチ操作を行うと(ステップS41;Yes)、タッチ操作のされた画像が拡大表示される(ステップS42)。
次に、ユーザ(教師)が生徒の発言に従って手書き文字「足利義満」,「足利義政」の入力操作を行うと(ステップS6;Yes)、手書き入力操作で指定される各位置に、入力内容の文字「足利義満」,「足利義政」が入力された後(ステップS8)、入力文字が指定板書計画ファイルFSにおけるキーワード「足利義満」,「足利義政」と一致すると判定され(ステップS21;Yes)、指定板書計画ファイルFSにおいて一致キーワード「足利義満」,「足利義政」に設定された表示色「赤色」,「青色」が検出され、入力キーワード「足利義満」,「足利義政」の表示色が「赤色」,「青色」に変更される(ステップS22)。
次に、入力キーワード「足利義満」,「足利義政」が該当の項目名「金閣」,「銀閣」の項目板書エリアE1に入力されたと判定され(ステップS23;Yes)、ディスプレイ310の表示領域中、キーワード「足利義満」,「足利義政」の入力位置を含む領域にそれぞれキーワード板書エリアE2が設定される(ステップS25)。
次に、ユーザ(教師)が生徒の発言に従って手書き文字「南北朝統一」,「応仁の乱」の入力操作を行うと(ステップS6;Yes)、図7(b)に示すように、手書き入力操作で指定される各位置に、入力内容の文字「南北朝統一」,「応仁の乱」が入力された後(ステップS8)、入力文字が指定板書計画ファイルFSにおける説明文字列「南北朝統一」,「応仁の乱」と一致すると判定され(ステップS31;Yes)、指定板書計画ファイルFSにおいて一致説明文字列「南北朝統一」,「応仁の乱」に設定された表示色「赤色」,「青色」が検出され、入力説明文字列「南北朝統一」,「応仁の乱」の表示色が「赤色」,「青色」に変更される(ステップS32)。
次に、ユーザ(教師)が生徒の発言に従って手書き文字「一階 神殿造」,「二階 武者造」,「三階 仏殿風」の入力操作を行うと(ステップS6;Yes)、手書き入力操作で指定される各位置に、入力内容の文字「一階 神殿造」,「二階 武者造」,「三階 仏殿風」が入力された後(ステップS8)、入力文字が指定板書計画ファイルFSにおけるキーワード「一階 神殿造」,「二階 武者造」,「三階 仏殿風」と一致すると判定され(ステップS21;Yes)、指定板書計画ファイルFSにおいて一致キーワード「一階 神殿造」,「二階 武者造」,「三階 仏殿風」に設定された表示色「赤色」が検出され、入力キーワード「一階 神殿造」,「二階 武者造」,「三階 仏殿風」の表示色が「赤色」に変更される(ステップS22)。そして、入力キーワード「一階 神殿造」,「二階 武者造」,「三階 仏殿風」が該当の項目名「金閣」の項目板書エリアE1に入力されたと判定され(ステップS23;Yes)、ディスプレイ310の表示領域中、キーワード「一階 神殿造」,「二階 武者造」,「三階 仏殿風」の入力位置を含む領域にそれぞれキーワード板書エリアE2が設定される(ステップS25)。
同様に、ユーザ(教師)が生徒の発言に従って手書き文字「一階 武者造」,「二階 仏殿造」の入力操作を行うと(ステップS6;Yes)、手書き入力操作で指定される各位置に、入力内容の文字「一階 武者造」,「二階 仏殿造」が入力された後(ステップS8)、入力文字が指定板書計画ファイルFSにおけるキーワード「一階 武者造」,「二階 仏殿造」と一致すると判定され(ステップS21;Yes)、指定板書計画ファイルFSにおいて一致キーワード「一階 武者造」,「二階 仏殿造」に設定された表示色「青色」が検出され、入力キーワード「一階 武者造」,「二階 仏殿造」の表示色が「青色」に変更される(ステップS22)。そして、入力キーワード「一階 武者造」,「二階 仏殿造」が該当の項目名「銀閣」の項目板書エリアE1に入力されたと判定され(ステップS23;Yes)、ディスプレイ310の表示領域中、キーワード「一階 武者造」,「二階 仏殿造」の入力位置を含む領域にそれぞれキーワード板書エリアE2が設定される(ステップS25)。
次に、ユーザ(教師)が生徒の発言に従い、金閣の一階,銀閣の二階について手書き文字「貴族文化」,「わびさび」の入力操作を行うと(ステップS6;Yes)、図7(c)に示すように、手書き入力操作で指定される各位置に、入力内容の文字「貴族文化」,「わびさび」が入力された後(ステップS8)、入力文字が指定板書計画ファイルFSにおける説明文字列「貴族文化」,「わびさび」と一致すると判定され(ステップS31;Yes)、指定板書計画ファイルFSにおいて一致説明文字列「貴族文化」,「わびさび」に設定された表示色「赤色」,「青色」が検出され、入力説明文字列「貴族文化」,「わびさび」の表示色が「赤色」,「青色」に変更される(ステップS32)。
次に、ユーザ(教師)が生徒の発言に従い、金閣の二階について手書き文字「室町文化」の入力操作を行うと(ステップS6;Yes)、手書き入力操作で指定される位置に、入力内容の文字「室町文化」が入力された後(ステップS8)、入力文字が指定板書計画ファイルFSにおける説明文字列「室町文化」と一致すると判定され(ステップS31;Yes)、指定板書計画ファイルFSにおいて一致説明文字列「室町文化」に設定された表示色「青色」が検出され、入力説明文字列「室町文化」の表示色が「青色」に変更される(ステップS32)。
次に、入力位置を含むキーワード板書エリアE2のキーワード「二階 武者造」が検出されるとともに、指定板書計画ファイルFSにおいて一致説明文字列「室町文化」に対応付けられたキーワード「一階 武者造」が検出されて、これらのキーワード「二階 武者造」,「一階 武者造」が一致しない、つまり入力説明文字列「室町文化」が該当のキーワード「一階 武者造」のキーワード板書エリアE2に入力されていないと判定され(ステップS33;No)、入力説明文字列「室町文化」に対して字消し線が引かれることで、入力位置が違っていることが報知される(ステップS34)。
次に、ユーザ(教師)が生徒の発言に従い、金閣の三階,銀閣の一階について手書き文字「禅宗の文化」,「武士の文化」の入力操作を行うと(ステップS6;Yes)、手書き入力操作で指定される各位置に、入力内容の文字「禅宗の文化」,「武士の文化」が入力された後(ステップS8)、入力文字が指定板書計画ファイルFSにおける説明文字列「禅宗の文化」,「武士の文化」と一致すると判定され(ステップS31;Yes)、指定板書計画ファイルFSにおいて一致説明文字列「禅宗の文化」,「武士の文化」に設定された表示色「黒色」が検出され、入力説明文字列「禅宗の文化」,「武士の文化」の表示色が「黒色」に維持される(ステップS32)。
次に、ユーザ(教師)が板書内容のチェック機能を指定して実行する旨の操作を行うと(ステップS51;Yes)、表示されているキーワードに対応付けられた説明文字列が指定板書計画ファイルFSから検出され、未表示の説明文字列「鎌倉文化」,…があると判定され(ステップS52;Yes)、これら未表示の説明文字列「鎌倉文化」,…に指定板書計画ファイルFS内で対応付けられたキーワード「二階 武者造」,…が検出されて、その近傍にチェックマークMが表示される(ステップS53)。
そして、ユーザ(教師)がチェックマークMに対するタッチ操作を行うと(ステップS61;Yes)、タッチ操作の行われたチェックマークMの近傍のキーワードに対して指定板書計画ファイルFS内で対応付けられた説明文字列のうち、未表示の説明文字列が当該キーワードのキーワード板書エリアE2内に表示される(ステップS62)。
以上のように、本実施形態の電子黒板3によれば、図4や、図5のステップS23〜S24,図6,図7等に示したように、板書計画ファイルFでは板書予定の各項目名に少なくとも1つのキーワードが対応づけられており、ユーザ操作に基づいて表示領域内の複数の位置が指定されて、各指定位置にそれぞれ項目名が入力されるとともに、ユーザ操作に基づいて表示領域内の位置が指定されて、この指定位置にキーワードが入力されると、入力位置の最も近くに表示された項目名と、入力されたキーワードに板書計画ファイルF内で対応付けられた項目名とが検出され、両者が一致するか否かが報知されるので、複数の項目を対比するような授業において、生徒の発言内容を採用しつつ板書を作成する場合に、キーワードを誤った項目名に対応付けて板書すると、板書位置の間違いが報知される。従って、生徒の発言内容を採用しつつ板書を行う場合であっても、板書の内容を適切な位置に容易に書くことができる。
また、図5のステップS33〜S34,図7等に示したように、板書計画ファイルFでは、各キーワードに対し、当該キーワードについての説明文字列が対応付けられており、ユーザ操作に基づいて表示領域内の位置が指定されて、この指定位置に説明文字列が入力されると、入力位置の最も近くに表示されたキーワードと、入力された説明文字列に板書計画ファイルF内で対応付けられたキーワードとが検出され、両者が一致するか否かが報知されるので、説明文字列を誤ったキーワードに対応付けて板書すると、板書位置の間違いが報知される。従って、キーワードの説明文字列についても、板書の内容を適切な位置に容易に書くことができる。
また、図5のステップS12や図6、図7等に示したように、板書計画ファイルFでは、項目名やキーワード対し、当該項目名やキーワードの内容を表す画像が対応付けられており、板書計画ファイルF内で画像に対応付けられた項目名,キーワードが表示された場合には、当該項目名,キーワードの近傍に当該画像が表示されるので、学習効果を高めることができる。
なお、上記の実施の形態における電子黒板3の各構成要素の細部構成及び細部動作に関しては、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更可能であることは勿論である。
例えば、上記の実施形態では、サーバ2が電子黒板3の表示内容を制御することとして説明したが、電子黒板3が自機の表示内容を制御することとしても良い。より具体的には、上述の授業支援プログラム240と同様のプログラムを電子黒板3が記憶し、このプログラムに基づいてサーバ処理を行うこととしても良い。
また、授業支援プログラム240がサーバ2に記憶されることとして説明したが、サーバ2に対して着脱可能なメモリカード、CD等の記憶媒体に記憶されることとしてもよい。
また、電子黒板3はディスプレイ310を有することとして説明したが、代わりにプロジェクターを有することとしても良い。
また、キーワードの入力位置を含む項目板書エリアE1の項目名を検出するとともに、指定板書計画ファイルFSにおいてキーワードに対応付けられた項目名を検出し、これらの項目名が一致するか否かを判定することとして説明したが、キーワードの入力位置から最も近くに表示されている項目名を検出するとともに、指定板書計画ファイルFSにおいてキーワードに対応付けられた項目名を検出し、これらの項目が一致するか否かを判定することとしても良い。同様に、説明文字列の入力位置を含むキーワード板書エリアE2のキーワードを検出するとともに、指定板書計画ファイルFSにおいて説明文字列に対応付けられたキーワードを検出し、これらのキーワードが一致するか否かを判定することとして説明したが、説明文字列の入力位置から最も近くに表示されているキーワードを検出するとともに、指定板書計画ファイルFSにおいて説明文字列に対応付けられたキーワードを検出し、これらのキーワードが一致するか否かを判定することとしても良い。
以上、本発明のいくつかの実施形態を説明したが、本発明の範囲は、上述の実施の形態に限定するものではなく、特許請求の範囲に記載された発明の範囲とその均等の範囲を含む。
以下に、この出願の願書に最初に添付した特許請求の範囲に記載した発明を付記する。付記に記載した請求項の項番は、この出願の願書に最初に添付した特許請求の範囲の通りである。
〔付記〕
<請求項1>
表示手段と、
板書予定の各項目名に少なくとも1つのキーワードを対応づけた板書計画ファイルを記憶する板書計画記憶手段と、
ユーザ操作に基づいて前記表示手段による表示領域内の複数の位置を指定して、各指定位置にそれぞれ前記項目名を入力する項目名入力手段と、
ユーザ操作に基づいて前記表示領域内の位置を指定して、この指定位置に前記キーワードを入力するキーワード入力手段と、
前記キーワード入力手段により指定された指定位置の最も近くに表示された項目名を検出するとともに、前記キーワード入力手段により入力されたキーワードに前記板書計画ファイル内で対応付けられた項目名を検出し、両者が一致するか否かを報知するキーワード適否報知手段と、
を備えることを特徴とする電子黒板。
<請求項2>
請求項1記載の電子黒板において、
前記板書計画ファイルでは、
各キーワードに対し、当該キーワードについての説明文字列が対応付けられており、
当該電子黒板は、
ユーザ操作に基づいて前記表示領域内の位置を指定して、この指定位置に前記説明文字列を入力する説明文字列入力手段と、
前記説明文字列入力手段により指定された指定位置の最も近くに表示されたキーワードを検出するとともに、前記説明文字列入力手段により入力された説明文字列に前記板書計画ファイル内で対応付けられたキーワードを検出し、両者が一致するか否かを報知する説明文字列適否報知手段と、
を備えることを特徴とする電子黒板。
<請求項3>
請求項1または2記載の電子黒板において、
前記板書計画ファイルでは、
少なくとも1つの項目名に対し、当該項目名の内容を表す画像が対応付けられており、
当該電子黒板は、
前記板書計画ファイル内で画像に対応付けられた項目名が前記表示手段に表示された場合に、当該項目名の近傍に当該画像を表示させる項目名対応画像表示制御手段を備えることを特徴とする電子黒板。
<請求項4>
請求項1〜3の何れか一項に記載の電子黒板において、
前記板書計画ファイルでは、
少なくとも1つのキーワードに対し、当該キーワードの内容を表す画像が対応付けられており、
当該電子黒板は、
前記板書計画ファイル内で画像に対応付けられたキーワードが前記表示手段に表示された場合に、当該キーワードの近傍に当該画像を表示させるキーワード対応画像表示制御手段を備えることを特徴とする電子黒板。
<請求項5>
表示手段と、
板書予定の各項目名に少なくとも1つのキーワードを対応づけた板書計画ファイルを記憶する板書計画記憶手段と、
を備えるコンピュータに、
ユーザ操作に基づいて前記表示手段による表示領域内の複数の位置を指定して、各指定位置にそれぞれ前記項目名を入力する項目名入力機能と、
ユーザ操作に基づいて前記表示領域内の位置を指定して、この指定位置に前記キーワードを入力するキーワード入力機能と、
前記キーワード入力機能により指定された指定位置の最も近くに表示された項目名を検出するとともに、前記キーワード入力機能により入力されたキーワードに前記板書計画ファイル内で対応付けられた項目名を検出し、両者が一致するか否かを報知するキーワード適否報知機能と、
を実現させることを特徴とするプログラム。
2 サーバ
3 電子黒板
240 授業支援プログラム

Claims (5)

  1. 表示手段と、
    板書予定の各項目名に少なくとも1つのキーワードを対応づけた板書計画ファイルを記憶する板書計画記憶手段と、
    ユーザ操作に基づいて前記表示手段による表示領域内の複数の位置を指定して、各指定位置にそれぞれ前記項目名を入力する項目名入力手段と、
    ユーザ操作に基づいて前記表示領域内の位置を指定して、この指定位置に前記キーワードを入力するキーワード入力手段と、
    前記キーワード入力手段により指定された指定位置の最も近くに表示された項目名を検出するとともに、前記キーワード入力手段により入力されたキーワードに前記板書計画ファイル内で対応付けられた項目名を検出し、両者が一致するか否かを報知するキーワード適否報知手段と、
    を備えることを特徴とする電子黒板。
  2. 請求項1記載の電子黒板において、
    前記板書計画ファイルでは、
    各キーワードに対し、当該キーワードについての説明文字列が対応付けられており、
    当該電子黒板は、
    ユーザ操作に基づいて前記表示領域内の位置を指定して、この指定位置に前記説明文字列を入力する説明文字列入力手段と、
    前記説明文字列入力手段により指定された指定位置の最も近くに表示されたキーワードを検出するとともに、前記説明文字列入力手段により入力された説明文字列に前記板書計画ファイル内で対応付けられたキーワードを検出し、両者が一致するか否かを報知する説明文字列適否報知手段と、
    を備えることを特徴とする電子黒板。
  3. 請求項1または2記載の電子黒板において、
    前記板書計画ファイルでは、
    少なくとも1つの項目名に対し、当該項目名の内容を表す画像が対応付けられており、
    当該電子黒板は、
    前記板書計画ファイル内で画像に対応付けられた項目名が前記表示手段に表示された場合に、当該項目名の近傍に当該画像を表示させる項目名対応画像表示制御手段を備えることを特徴とする電子黒板。
  4. 請求項1〜3の何れか一項に記載の電子黒板において、
    前記板書計画ファイルでは、
    少なくとも1つのキーワードに対し、当該キーワードの内容を表す画像が対応付けられており、
    当該電子黒板は、
    前記板書計画ファイル内で画像に対応付けられたキーワードが前記表示手段に表示された場合に、当該キーワードの近傍に当該画像を表示させるキーワード対応画像表示制御手段を備えることを特徴とする電子黒板。
  5. 表示手段と、
    板書予定の各項目名に少なくとも1つのキーワードを対応づけた板書計画ファイルを記憶する板書計画記憶手段と、
    を備えるコンピュータに、
    ユーザ操作に基づいて前記表示手段による表示領域内の複数の位置を指定して、各指定位置にそれぞれ前記項目名を入力する項目名入力機能と、
    ユーザ操作に基づいて前記表示領域内の位置を指定して、この指定位置に前記キーワードを入力するキーワード入力機能と、
    前記キーワード入力機能により指定された指定位置の最も近くに表示された項目名を検出するとともに、前記キーワード入力機能により入力されたキーワードに前記板書計画ファイル内で対応付けられた項目名を検出し、両者が一致するか否かを報知するキーワード適否報知機能と、
    を実現させることを特徴とするプログラム。
JP2011111941A 2011-05-19 2011-05-19 電子黒板及びプログラム Withdrawn JP2012240283A (ja)

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