JP2012239037A - ネットワーク及びその障害救済方法 - Google Patents

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    • H04L12/42Loop networks
    • H04L12/437Ring fault isolation or reconfiguration

Abstract

【課題】ネットワークにおいて、伝送遅延を削減することを目的とする。
【解決手段】送信ノードから信号を異なる2方向の現用パスに分岐して複数の受信ノードに送信するマルチキャスト型ラベルスイッチパス構成のリングネットワークにおいて、前記2方向の現用パスそれぞれの端点の受信ノードから前記現用パスに連続して前記送信ノードまで環状に接続され、前記2方向の現用パスそれぞれと逆方向となる予備パスが設けられている。
【選択図】 図9

Description

本発明は、ラベルスイッチパス構成のネットワーク及びその障害救済方法に関する。
近年、イーサネット(登録商標)及びIP(Internet Protocol)技術の進歩に伴いネットワークのIP化が急激に進んでいる。この動きはネットワークプロバイダーにも広がっており、キャリアネットワークのIPトラフィックの需要増大とコスト削減のための伝送効率化のためにSDH(Synchronous Digital Hierarchy)伝送方式からパケット伝送方式への切替えが始まっている。SDH伝送方式とパケット伝送方式の伝送効率の視点での違いは以下の通りである。
SDH方式はTDM(時分割多重)ベースの技術であり、データがない状態でもタイムスロットを占有する。パケット方式はデータがない状態では、他のサービスの伝送が可能であり、回線使用効率が良い。
キャリアネットワークでは、パケット方式であっても運用管理の視点からはSDH方式相当の経路管理、すなわち静的な経路設定を必要としている。この要求を満足する方式としてMPLS−TP(Multi Protocol Label Switching−Transport Profile)というパケットベースのトランスポート方式が開発されている。
図1にMPLS−TP方式のノード#1〜#8がリンク#A〜#Hにより環状に接続されたリングネットワークの一例の構成図を示す。図2に、図1のネットワークでノード#1からノード#5の間にノード#2〜#4を経由したLSP(Label Switch Path)が設定されている状態を示している。
キャリアネットワークにおいては、その性質上、高い可用性が求められており、実際には図3又は図4に示されるように現用LSPと予備LSPを持つ。図3では実線の矢印で示すA方向(時計回り)の現用LSPと、破線の矢印で示すB方向(反時計回り)の予備LSPを構成し、受信ノード(#5)で現用LSP又は予備LSPの何れかの信号を選択する。一般的には端点の受信ノードで現用及び予備のLSPの監視制御パケットであるOAM(Operation Administration and Maintenance)のCCM(Continuity Check Message)パケットの受信を監視することにより、LSP単位で障害救済を行う。
図4は実線の矢印で示す時計方向の環状の現用LSPと、破線の矢印で示す反時計方向の環状の予備LSPを構成し、障害発生時に障害検出ノードにて現用LSPを予備LSPに接続し、障害発生区間を迂回させることで障害救済を行う。図4の障害救済方式は障害が発生していない状態では予備LSPには信号が流れないため、図3の障害救済方式に比して回線効率が良い。
図3及び図4はポイント・トゥ・ポイントのLSP構成の障害救済方式であるが、メトロネットワークでのビデオストリーミング、インターネットプロトコルテレビ(IPTV)等のようなマルチメディアアプリケーションの形でエンドユーザにマルチキャストされる通信が必要とされている。また、クラウドサービスでは1:Nの接続、すなわちマルチキャスト通信の必要性が高まってくると予想される。マルチキャスト通信の救済方法はIETFで標準化が議論されており、各種の方式が提案されている(例えば非特許文献1参照)。
ところで、送信端ノードから送信したフレームを、マルチキャストフレーム受信端ノードに送信するだけでなく、リングを一周させて送信端ノードまで転送し、送信端ノードでもフレームを終端するマルチポイント論理パスを予め現用系/予備系の2経路設定し、障害を検出したノードは障害が発生したマルチキャスト論理パスへ前方障害通知フレームを送信し、前方障害通知フレームを受信した送信端ノードは受信したマルチキャスト論理パスの使用を中止し、前方障害通知フレーム未受信のパスでフレームの送信を行う技術が知られている(例えば特許文献1参照)。
また、ネットワークの2つ以上のパスに沿ってイングレスノードから複数のエグレスノードのそれぞれへ通信信号が伝送され、ネットワークに障害が発生する前に予め通信リンクに沿ってマルチキャスト通信信号を伝送するプライマリパスと、通信リンクに沿ってマルチキャスト通信信号を伝送するバックアップパスとを設け、障害が発生するとマルチキャスト通信信号をプライマリパス上で伝送するとともに、マルチキャスト通信信号のコピーをバックアップパス上で伝送する技術が知られている(例えば特許文献2参照)。
また、リングネットワーク上で、現用リングノードまたは待機リングノードとして動作するノード装置で、自身が待機リングノードとして動作する場合に現用リングノードに障害が発生する前からデータ中継を行うためのメッセージをスヌープしデータ中継情報として学習し、自身が待機リングノードとして動作する場合に現用リングノードに障害が発生すると、学習したデータ中継情報に基づいて、自身を現用リングノードに切替える技術が知られている(例えば特許文献3参照)。
特開2007−282153号公報 特表2010−515314号公報 特開2007−228293号公報
draft−liu−mpls−tp−ring−protection−01.txtdraft−umansky−mpls−tp−ring−protection−switching−03.txt
図5に従来のマルチキャスト通信におけるLSP構成を示す。実線の矢印で示す時計方向の環状の現用LSPを用いて送信ノード#1からのパケットをノード#2,#3,#4,#6,#7,#8に配信する。
図6に示す障害救済方式では、障害発生時に障害検出ノード#6にて現用LSPを破線の矢印で示す反時計方向の環状の予備LSPに接続し、障害発生区間を迂回させることで障害救済を行う。図7に示す障害救済方式では、ノード#6及びノード#7で検出したリンク#Fの障害を送信ノード#1に通知し、送信ノード#1にて信号を現用LSPと予備LSPの両方にブリッジすることにより障害救済を行う。
図6及び図7に示す従来の障害救済方式は、図5に示す正常時のマルチキャストされる信号の方向が1方向(時計方向)であることが前提である。従って、図5に示す正常時では、リングトポロジ上は送信ノード#1と隣接したノード#8であっても、経路はリングを一周するため伝送遅延が大きくなるという問題があった。
更に、マルチキャスト配信される端末や装置からの要求信号や応答信号をマルチキャスト配信元の端末や装置に転送する場合には、図5におけるノード#8,#7,#6,#4,#3,#2を送信ノートとし、ノード#8,#7,#6,#4,#3,#2それぞれでアッド(挿入)した信号を受信ノードとしてのノード#1まで送信する。この場合も経路はリングを一周するため伝送遅延が大きくなるという問題があった。
開示のネットワークは、伝送遅延を削減することを目的とする。
開示の一実施形態によるネットワークは、送信ノードから信号を異なる2方向の現用パスに分岐して複数の受信ノードに送信するマルチキャスト型ラベルスイッチパス構成のリングネットワークにおいて、
前記2方向の現用パスそれぞれの端点の受信ノードから前記現用パスに続いて前記送信ノードまで環状に接続され、前記2方向の現用パスそれぞれと逆方向となる予備パスが設けられている。
本実施形態によれば、伝送遅延を削減することができる。
リングネットワークの一例の構成図である。 LSPの設定状態を示す図である。 現用LSPと予備LSPを説明するための図である。 現用LSPと予備LSPを説明するための図である。 従来のマルチキャスト通信におけるLSP構成を示す図である。 従来の障害救済方式を説明するための図である。 従来の障害救済方式を説明するための図である。 リングネットワークの第1実施形態の構成図である。 図8におけるマルチキャストLSP構成を示す図である。 ノード装置の一実施形態のハードウェア構成図である。 ノード装置の一実施形態の機能ブロック図である。 LSP管理情報の第1実施形態を示す図である。 装置内ヘッダの一実施形態を示す図である。 OAMパケットのフレームフォーマットを示す図である。 送信ノードのOAMパケット受信処理のフローチャートである。 送信ノードのOAMパケット送信処理のフローチャートである。 現用LSPの端点のノードのOAMパケット受信処理のフローチャートである。 現用LSPの端点のノードの切替指示処理のフローチャートである。 現用LSPの端点のノードのOAMパケット送信処理のフローチャートである。 障害救済動作を説明するための図である。 障害救済動作を説明するための図である。 障害救済動作を説明するための図である。 障害救済動作を説明するための図である。 障害救済動作を説明するための図である。 リングネットワークの第2実施形態の構成図である。 LSP管理情報の第2実施形態を示す図である。 現用LSPの端点のノードのOAMパケット受信処理のフローチャートである。 現用LSPの端点のノードの切替指示処理のフローチャートである。 現用LSPの端点のノードのOAMパケット送信処理のフローチャートである。 受信ノードのC方向OAMパケット受信処理のフローチャートである。 受信ノードのC方向OAMパケット送信処理のフローチャートである。 中間のノードのOAMパケット受信処理のフローチャートである。 中間のノードの切替指示処理のフローチャートである。 中間のノードのOAMパケット送信処理のフローチャートである。 伝送性能テーブルの一実施形態を示す図である。 障害救済動作を説明するための図である。 障害救済動作を説明するための図である。 障害救済動作を説明するための図である。 障害救済動作を説明するための図である。
以下、図面に基づいて実施形態を説明する。
<リングネットワークの構成>
<第1実施形態>
図8にリングネットワークの第1実施形態の構成図を示す。図8のリングネットワークはマルチキャスト通信におけるLSP構成を示している。図8において、MPLS−TP方式のノード#1〜#8はリンク#A〜#Hにより環状に接続されてリングネットワークを構成している。各ノードのポートP1−3,P2−3,P3−3,P4−3,P6−3,P7−3,P8−3はリングネットワークに入出力するクライアント・インターフェース・ポートを示し、ポートP1−1,P2−1,P3−1,P4−1,P5−1,P6−1,P7−1,P8−1及びポートP1−2,P2−2,P3−2,P4−2,P5−2,P6−2,P7−2,P8−2は、リングネットワークを構成するネットワーク・インターフェース・ポートを示している。
図8のリングネットワークにおいて、図9に示すマルチキャストLSPを構成する。図9において、A方向(時計回り)の現用LSP−AとB方向(反時計回り)の現用LSP−Bの2つの現用LSPにノード#1のポートP1−3から入力された信号をブリッジする。A方向(時計回り)の現用LSP−A(ノード#1,#2,#3,#4)のための予備LSPとしてB方向(反時計回り)の予備LSP−B(ノード#1,#8,#7,#6,#5,#4)を構成する。つまり、送信ノード#1から端点の受信ノード#4までの現用LSP−Aに続いて、端点の受信ノード#4から送信ノード#1まで環状に接続する予備LSP−Bが設けられている。なお、ノード#1〜#8のうち、少なくとも送信ノード又は現用LSPの端点の受信ノードはOAMパケット処理部(図中「OAM」と記す)を有している。
また、B方向の現用LSP−B(ノード#1,#8,#7,#6)のための予備LSPとして、A方向の予備LSP−A(ノード#1,#2,#3,#4,#5,#6)を構成する。つまり、送信ノード#1から端点の受信ノード#6までの現用LSP−Bに続いて、端点の受信ノード#6から送信ノード#1まで環状に接続する予備LSP−Aが設けられている。
送信ノードであるノード#1は、A方向の現用LSP−A及びB方向の現用LSP−BにOAMパケットを挿入する機能、A方向の予備LSP−A及びB方向の予備LSP−BからOAMパケットを受信する機能を有している。
送信ノードであるノード#1内のOAMパケット処理部は以下の機能を有する。A方向の現用LSP−Aの送信ノードから遠い端点のノード#4内のOAMパケット処理部宛に接続確認のためのCCM(Continuity Check Message)のOAMパケットを周期的に送信する機能。B方向の現用LSP−Bの送信ノードから遠い端点のノード#6内のOAMパケット処理部宛にCCMのOAMパケットを周期的に送信する機能。A方向の現用LSP−Aの端点のノード#4内のOAMパケット処理部からA方向の予備LSP−A経由で障害状態(LOC:Loss of Continuity)の発生を通知するための発生通知(LOC−F)のOAMパケットを受信した場合に、B方向の現用LSP−Bの端点のノード#6内のOAMパケット処理部宛に現用パスを予備パスに接続することを指示する切替要求(THR−RQ)のOAMパケットを送信する機能。B方向の現用LSP−Bの端点のノード#6内のOAMパケット処理部からB方向の予備LSP経由でLOC発生通知のOAMパケットを受信した場合に、A方向の現用LSP−Aの端点のノード#4内のOAMパケット処理部宛に切替要求のOAMパケットを送信する機能。
また、受信ノード#2,3,4は、現用LSP−Aと予備LSP−Bの両方から信号をドロップ(抽出)する機能を具備し、受信ノード#6,7,8は、現用LSP−Bと予備LSP−Aの両方から信号をドロップする機能を有する。
受信ノードのうち現用LSP−Aの端点のノード#4は、現用LSP−Aを予備LSP−Aに接続する機能、現用LSP−AからのOAMパケットを受信し予備LSP−Aに受信したOAMパケットを挿入する機能、自装置内のOAMパケット処理部の指示により、現用LSP−Aから予備LSP−Aへの接続を行う機能を有する。
A方向の現用LSP−Aの端点のノード#4内のOAMパケット処理部は、以下の機能を有する。現用LSP−AのOAMパケット受信を監視し、一定期間の未受信で障害状態(LOC)を検出する機能。現用LSP−AのLOC検出時にA方向の予備LSP−A上に送信ノード#1内のOAMパケット処理部宛にLOC発生通知のOAMパケットを送信する機能。現用LSP−A上で送信ノード#1内のOAMパケット処理部から切替要求のOAMパケットを受信した場合、自装置内でA方向の現用LSP−AからA方向の予備LSP−Aへの接続指示を行う機能。
受信ノードのうち、現用LSP−Bの端点のノード#6は以下の機能を有する。現用LSP−Bから予備LSP−Bに接続する機能。現用LSP−BからのOAMパケットを受信し、予備LSP−BにOAMパケットを挿入する機能。自装置内のOAMパケット処理部の指示により、現用LSP−Bから予備LSP−Bへの接続を行う機能。
B方向の現用LSP−Bの端点のノード#6内のOAMパケット処理部は、以下の機能を有する。現用LSP−BのOAMパケット受信を監視し、一定期間の未受信で障害状態を検出する機能。現用LSP−BのLOC検出時にB方向の予備LSP−B上に送信ノード#1内のOAMパケット処理部宛にLOC発生通知のOAMパケットを送信する機能。現用LSP−B上で送信ノード#1内のOAMパケット処理部から切替要求のOAMパケットを受信した場合、自装置内でB方向の現用LSP−BからB方向の予備LSP−Bへの接続指示を行う機能。
<ノード装置のハードウェア構成図>
図10にノード装置の一実施形態のハードウェア構成図を示す。図10のノード装置はMPLS−TP方式のノード#1〜#8に相当する。図10において、制御ユニット(CONT)10は、装置全体の設定及び制御を行うユニットであり、CPU11,メモリ12,13を有する。メモリとしては処理用の揮発性のメモリ(MEM)12と、設定データを保持するための不揮発性のメモリ(NVMEM)13を有する。CPU11はメモリ12又は13から読み出したプログラムを実行することで設定処理及び制御処理を実行する。ユーザ・インタフェース(UI)14には、保守者がノード装置の設定を行う場合にユーザ端末が接続される。
また、メモリ13には、ルーティングに必要なLSP管理情報を保持する。LSP管理情報は、ノード毎に、LSP管理番号、入力LIU番号、入力ラベル、出力1−LIU番号、出力1−ラベル、出力2−LIU番号、出力2−ラベルを有する。
制御ユニット10のCPU11はリンク・インタフェース・ユニット(LIU)20,30,40それぞれのCPU21とのインタフェースを持ち、各リンク・インタフェース・ユニット20,30,40に対しLSP管理情報を通知する。制御ユニット10はリンク・インタフェース・ユニット20及びリンク・インタフェース・ユニット30とのOAMパケットインタフェース機能と、OAMパケット処理の機能を有し、OAMパケットの監視、OAMパケットの生成と、リンク・インタフェース・ユニットに対しルーティングの切替指示を行う。
リンク・インタフェース・ユニット20,30は、ネットワーク・インタフェースのためのユニットであり、リンク・インタフェース・ユニット40はクライアント・インタフェースのためのユニットである。各リンク・インタフェース・ユニットはCPU21,メモリ22,物理層終端部(PHY)23,NPU(Network Processing Unit)24,TM(Traffic Management)25を持つ。
CPU21は制御ユニット10から通知されたLSP管理情報を揮発性メモリ(MEM)22に保持し、NPU24にLSP管理情報の設定を行い、また、TM25のポリサー26とシェーパー27に対しポリシングとシェーピングの設定を行う。また、CPU21は制御ユニット10からのルーティング切替指示に従ってNPUのLSP管理情報を更新することで、ルーティングの変更を行う。
物理層終端部23はネットワークやクライアント伝送路との信号インタフェースである。NPU24はプロセッサでありCPU21の補助を行う。
NPU24の受信側処理は受信パケットのLSF#1ラベル値をチェックし、ラベル値に対応するLSP管理番号、入力LIU番号、出力1−LIU番号、出力2−LIU番号等の情報を持つ装置内ヘッダを付加してTM25に転送する。また、OAMパケット処理部が存在するノードでは、入力パケットのLSF#2のラベル値がOAMパケットを示す値の場合は、出力LIU番号に制御ユニット10を示す値を設定してTM25に信号を送信する。NPU24の送信側処理はTM25及び制御ユニット10から受信した送信パケットからの装置内ヘッダの除去と、装置内ヘッダのLSP管理番号に従ってLSF#1のラベル値を出力ラベル値に変更して物理層終端部23にパケットを送信する。
TM25の受信側処理は受信パケットのポリシング(受信パケットのレート制限)を行ってスイッチファブリック(SWF)50に受信パケットを転送する。また、受信パケットの装置内ヘッダの出力LIU番号が制御ユニット10を示す値の場合は、制御ユニット10に受信パケットを転送する。TM25の送信側処理はスイッチファブリック50から入力されたパケットのシェーピング(送信パケットのレート制限)を行って送信パケットをNPU24に転送する。また、制御ユニット10から受信したOAMパケットをNPU24に転送する。
リンク・インタフェース・ユニット40の構成はリンク・インタフェース・ユニット20,30と同じであるが、クライアント・インタフェースではOAMパケット処理が不要であるため、OAMパケット処理のための機能は持たない。リンク・インタフェース・ユニット40の受信側処理では、受信パケットにMPLS−TPラベルヘッダ及び装置内ヘッダを付加してTM25に転送する。送信側処理では、TM25から受信した送信パケットから装置内ヘッダ及びMPLS−TPラベルヘッダを除去して物理層終端部23に送信する。
スイッチファブリック50は、入力パケットの装置内ヘッダの出力1−LIU番号/出力2−LIU番号に従って、パケットを出力側のリンク・インタフェース・ユニット(LIU)に転送する。装置内ヘッダの出力1−LIU番号及び出力2−LIU番号の両方にLIU番号が設定されている場合は、スイッチファブリック50で入力パケットのコピーを作成し、両方のLIU番号で指示されるリンク・インタフェース・ユニットに転送する。
<ノード装置の機能ブロック図>
図11にノード装置の一実施形態の機能ブロック図を示す。図11において、装置管理部61は装置設定のためのユーザ・インタフェースやLSP管理情報を生成する機能部である。装置管理部61で作成されたルーティング情報であるLSP管理情報はラベルテーブル記憶部62に記憶される。ラベルテーブル記憶部62のルーティング情報はラベルスイッチ処理部63に対しルーティングの指示を行うために供給される。また、OAMパケット処理部64からの指示で、ラベルスイッチ処理部63に対しルーティング設定の切替えを行う。
ラベルスイッチ処理部63は、ラベルテーブル記憶部62から指示されるルーティング情報に従って信号のルーティングを実施する。また、信号を2つの方向にブリッジする場合には、ラベルスイッチ処理部63は信号を複製した後に2つの方向に送信する。
OAMパケット処理部64はポートPx−1(x=1,2,3,4,5,6,7,8)又はポートPx−2からの受信信号からOAMパケット抽出部65,66で抽出したOAMパケットを供給されてOAMパケットの受信監視を行う。また、OAMパケット処理部64は生成したOAMパケットをOAMパケット挿入部67,68に供給して送信信号に挿入しポートPx−1又はポートPx−2から送信する。
上記の装置管理部61,OAMパケット処理部64は制御ユニット10で実現され、ラベルテーブル記憶部62は制御ユニット10のメモリ13及びリンク・インタフェース・ユニット20,30のメモリ22で実現され、ラベルスイッチ処理部63はリンク・インタフェース・ユニット20,30のNPU24及びスイッチファブリック50で実現される。
<LSP管理情報、装置内ヘッダ、OAMパケット>
図12に各ノードのラベルテーブル記憶部62に記憶されるLSP管理情報の第1実施形態を示す。LSP管理情報は、ノード毎に、LSP管理番号、入力LIU番号、入力ラベル(LBL)、出力1−LIU番号、出力1−ラベル(LBL)、出力2−LIU番号、出力2−ラベル(LBL)を、正常時とA方向現用LSP障害時とB方向現用LSP障害時それぞれついて有する。図12ではノード#1〜#8についてのLSP管理情報を記載しているが、各ノードのラベルテーブル記憶部62には自ノードのLSP管理情報だけを記憶しておけば良い。
入力LIU番号に示されたクライアント・インターフェース・ポート又はネットワーク・インターフェース・ポートの入力LBLで示されるラベル値を持つ信号が、出力LIUに示されたクライアント・インターフェース・ポート又はネットワーク・インターフェース・ポートに出力LBLで示されるラベル値を持つパケットとしてルーティングされることを示している。1つの入力に対し、2つの出力LIUが設定されている場合は、入力信号が2つの出力LIUにブリッジされることを示している。ここで、例えばノード#1ではポートP1−3の入力信号をポートP1−1からラベル(LBL)=11を割り当てて出力すると共に、ポートP1−2からラベル(LBL)=21を割り当てて出力することを示している。
現用LSPの端点のノード#4では、切替要求(THR−RQ)のOAMパケットを受信時に、ラベルスイッチ処理部64のルーティングをB方向現用LSP障害時の入力LIU番号、入力ラベル、出力1−LIU番号、出力1−ラベル、出力2−LIU番号、出力2−ラベルに変更することで、現用LSPを予備LSPに信号接続を実施する。同様に、現用LSPの端点のノード#6では、切替要求(THR−RQ)のOAMパケットを受信時に、ラベルスイッチ処理部64のルーティングをA方向現用LSP障害時の入力LIU番号、入力ラベル、出力1−LIU番号、出力1−ラベル、出力2−LIU番号、出力2−ラベルに変更することで、現用LSPを予備LSPへの信号接続を実施する。
図13に装置内ヘッダの一実施形態を示す。装置内ヘッダはLSP管理番号、入力LIU番号、出力1−LIU番号、出力2−LIU番号を有している。
図14にOAMパケットのフレームフォーマットを示す。このフレームフォーマットには、宛先アドレス(Destination MAC Address)、送信元アドレス(Source MAC Address)、TPID(Type ID)のフィールドに続いて、ルーティングに使用されるLSF#1、信号とOAMパケットを区別するために使用されるLSF#2、ACH(Associated Channel Header)、OAM PDU(Payload Data Unit)の各種情報フィールドがある。
OAM PDUには、OAMレベル情報であるMEL(MEG(Maintenance Entity Group)Level)、OAM PDUのタイプを示すOpCode、タイプにより用途が決まるFlags、OAM PDU中の最初のTLVの位置を示すTLV offsetがある。OpCodeが1の場合はCCMであることを示している。OpCodeは52〜63が未使用となっており、例えばOpCode=52をLOC発生通知(LOC−F)に割り当て、OpCode=53を切替要求(THR−RQ)に割り当てる。更に、例えばOpCode=54を後述する切替要求(SW−RQ)に割り当てる。
<フローチャート>
図15A,図15Bは送信ノード(ノード#1)内のOAMパケット処理部64が実行する1方向(A方向又はB方向)のOAMパケット受信処理とOAMパケット送信処理のフローチャートを示す。
図15Aにおいて、S11でLOC−F_StateにNを設定してOAMパケット送信処理に通知する。S12でLOC発生通知(LOC−F)のOAMパケットを受信したか否かを判別し、LOC−Fを受信した場合にS13に進む。S13ではLOC−F_StateにYを設定してOAMパケット送信処理に通知する。S14でLOC−F監視タイマをスタートさせる。
次に、S15でLOC−F監視タイマのカウントアップを行い、S16でLOC−F監視タイマがタイムアウトしたか否かを判別する。なお、LOC−F監視タイマは例えば数10msecでタイムアウトする。LOC−F監視タイマがタイムアウトしてなければS17でLOC−FのOAMパケットを受信したか否かを判別する。
LOC−Fを受信した場合にS18でLOC−F監視タイマをリセットしてS15に進み、LOC−Fを受信していない場合はそのままS15に進む。一方、S16でLOC−F監視タイマがタイムアウトしていればS19でLOC−F監視タイマを停止させてS11に進む。
図15Bにおいて、S21でOAM送信タイマをリセットする。S22でLOC−F_State=Yであるか否かを判別し、LOC−F_State=YであればS23で切替要求(THR−RQ)のOAMパケットを送信する。LOC−F_State=NであればS24で監視用のCCMのOAMパケットを送信する。
次に、S25でOAM送信タイマのカウントアップを行い、S26でOAM送信タイマがタイムアウトしたか否かを判別する。なお、OAM送信タイマは例えば数msec〜10数msecでタイムアウトする。OAM送信タイマがタイムアウトしてなければS25に進み、OAM送信タイマがタイムアウトしていればS21に進む。
図16A,図16B,図16Cは現用LSPの端点のノード#4,#6内のOAMパケット処理部64が実行するOAMパケット受信処理と切替指示処理とOAMパケット送信処理のフローチャートを示す。
図16Aにおいて、S31でTHR−RQ_StateにNを設定してOAMパケット送信処理に通知し、S32でLOC_StateにNを設定して切替指示処理に通知する。S33でLOC検出タイマをスタートさせる。
次に、S34でCCM又はTHR−RQのOAMパケットを受信したか否かを判別する。CCM又はTHR−RQのOAMパケットを受信していない場合はS35でLOC検出タイマのカウントアップを行い、S36でLOC検出タイマがタイムアウトしたか否かを判別する。なお、LOC検出タイマは例えば数10msecでタイムアウトする。LOC検出タイマがタイムアウトしてなければS34に進み、LOC検出タイマがタイムアウトしていればS37に進む。
S37ではLOC_StateにYを設定してOAMパケット送信処理に通知し、THR−RQ_StateにNを設定して切替指示処理に通知する。次に、S38でCCM又はTHR−RQのOAMパケットを受信したか否かを判別する。CCM又はTHR−RQのOAMパケットを受信するとS39でCCMとTHR−RQのいずれであるかを判別し、CCMであればS32に進み、THR−RQであればS40でTHR−RQ_StateにYを設定して切替指示処理に通知し、S32に進む。
一方、S34でCCM又はTHR−RQのOAMパケットを受信した場合はS41でLOC検出タイマをリセットする。次に、S42でCCMとTHR−RQのいずれであるかを判別し、CCMであればS43でTHR−RQ_StateにNを設定し、THR−RQであればS44でTHR−RQ_StateにYを設定し、切替指示処理に通知し、S34に進む。
図16Bにおいて、S51でTHR−RQ_State=Yであるか否かを判別する。THR−RQ_State=YであればS52で現用LSPを予備LSPに接続した状態とするルーティングの変更指示を行い、THR−RQ_State=NであればS53で現用LSPを予備LSPに接続した状態を解除するルーティングの変更指示を行う。
図16Cにおいて、S61でOAM送信タイマをリセットする。S62でLOC_State=Yであるか否かを判別し、LOC_State=YであればS63でLOC発生通知(LOC−F)のOAMパケットを送信する。次に、S64でOAM送信タイマのカウントアップを行い、S65でOAM送信タイマがタイムアウトしたか否かを判別する。なお、OAM送信タイマは例えば数msec〜10数msecでタイムアウトする。OAM送信タイマがタイムアウトしてなければS64に進み、OAM送信タイマがタイムアウトしていればS61に進む。
<障害救済動作の説明>
図17には正常状態を示している。ノード#1内のOAMパケット処理部64からA方向の現用LSP−A及びB方向の現用LSP−B上にCCMのOAMパケットが送信される。A方向の現用LSP−Aの端点のノード#4及びB方向の現用LSP−Bの端点のノード#6内のOAMパケット処理部64はCCMのOAMパケットを受信し正常状態と判定している。
図18はノード#8とノード#7間のリンク#Gに障害が発生している状態を示す。B方向の現用LSP−Bの端点のノード#6内のOAMパケット処理部64はリンク#Gの障害により、送信ノード#1内のOAMパケット処理部64が送信するCCMのOAMパケットを受信することができないため、LOCを検出する。
次に図19に示すように、ノード#6内のOAMパケット処理部64はB方向の予備LSP−Bにノード#1内のOAMパケット処理部64宛にLOC発生通知(LOC−F)のOAMパケットを送信する。
ノード#1内のOAMパケット処理部64はB方向の予備LSP−B上のノード#6からLOC−FのOAMパケットを受信し、図20に示すようにノード#4内のOAMパケット処理部64宛にA方向の現用LSP−A上に切替要求(THR−RQ)のOAMパケットを送信する。
ノード#4内のOAMパケット処理部64はA方向の現用LSP−A上のノード#1からのTHR−RQのOAMパケットを受信し、図21に示すように自装置内のA方向の現用LSP−AからA方向の予備LSP−Aへの接続指示を行う。これにより、ノード#1〜#8は図12に示すLSP管理情報のB方向現用LSP障害時の記載に従って切替えを行う。上記動作により、A方向の現用LSPの信号は、ノード#4にてA方向の予備LSP−Aに接続され、ノード#5を経由して、ノード#6,ノード#7に伝達され障害が救済される。すなわち、正常時の伝送遅延を削減することができる。また、障害救済時においても、A方向の現用LSP−A(ノード#1,#2,#3,#4)と、予備LSP−A(ノード#4,#5,#6,#7)が重なることがないため、信号帯域の有効活用が可能となる。
なお、本実施形態は、現用マルチキャスト・ラベルスイッチパスと予備マルチキャスト・ラベルスイッチパスが環状に構成できれば適用は可能であり、ネットワーク・トポロージーをリングに限定するものではない。
<第2実施形態>
図22にリングネットワークの第2実施形態の構成図を示す。図22のリングネットワークはマルチキャスト配信される端末や装置からの要求信号や応答信号をマルチキャスト配信元の端末や装置に転送するためのLSP構成を示している。
図22において、MPLS−TP方式のノード#1〜#8はリンク#A〜#Hにより環状に接続されてリングネットワークを構成している。各ノードのポートP1−3,P2−3,P3−3,P4−3,P6−3,P7−3,P8−3はリングネットワークに入出力するクライアント・インターフェース・ポートを示し、ポートP1−1〜P8−1及びポートP1−2〜P8−2は、リングネットワークを構成するネットワーク・インターフェース・ポートを示している。
また、C方向(反時計回り)の現用LSP−C(ノード#4,#3,#2,#1)のための予備LSPとしてD方向(時計回り)の予備LSP−D(ノード#4,#5,#6,#7,#8,#1)を構成する。つまり、受信ノード#1から端点の送信ノード#4までの現用LSP−Cに続いて、端点の送信ノード#4から受信ノード#1まで環状に接続する予備LSP−Dが設けられている。
また、D方向の現用LSP−D(ノード#6,#7,#8,#1)のための予備LSPとして、C方向の予備LSP−C(ノード#6,#5,#4,#3,#2,#1)を構成する。つまり、受信ノード#1から端点の送信ノード#6までの現用LSP−Dに続いて、端点の送信ノード#6から受信ノード#1まで環状に接続する予備LSP−Cが設けられている。なお、ノード#1〜#8のうち、少なくとも送信ノード又は現用LSPの端点の受信ノードはOAMパケット処理部(図中「OAM」と記す)を有している。
受信ノード#1は、C方向の現用LSP−C、D方向の現用LSP−DからOAMパケットを受信する機能、C方向の予備LSP−C、D方向の予備LSP−DにOAMパケットをアッド(挿入)する機能を有している。
受信ノード#1内のOAMパケット処理部64は以下の機能を有する。C方向の現用LSP−CのCCMのOAMパケット受信を監視し、一定期間の未受信でC方向の障害状態(LOC)を検出する機能。D方向の現用LSP−DのCCMのOAMパケット受信を監視し、一定期間の未受信でD方向の障害状態(LOC)を検出する機能。C方向の現用LSP−CのLOC検出時に、C方向の予備LSP−C上にD方向の現用LSP−Dの受信ノードから遠い端点のノード#4内のOAMパケット処理部64宛にLOC発生通知(LOC−F)のOAMパケットを送信する機能。D方向の現用LSP−DのLOC検出時に、D方向の予備LSP−D上にC方向の現用LSP−Cの受信ノードから遠い端点のノード#6内のOAMパケット処理部64宛にLOC発生通知(LOC−F)のOAMパケットを送信する機能。
送信ノード#2,#3,#4,#6,#7,#8は、現用LSPと予備LSPの何方かを選択して信号をアッド(挿入)する機能を有する。
C方向の現用LSPの端点の送信ノード#4は予備LSP−Cを現用LSP−Cに接続する機能、現用LSP−CにOAMパケットを挿入し、予備LSP−CからのOAMパケットを受信する機能。自装置内のOAMパケット処理部64の指示により、アッドするLSPを現用LSP−Cから予備LSP−Dへ切替える機能を有する。
D方向の現用LSPの端点の送信ノード#6は予備LSP−Dを現用LSP−Dに接続する機能。現用LSP−DにOAMパケットを挿入し、予備LSP−DからのOAMパケットを受信する機能。自装置内のOAMパケット処理部64の指示により、アッドするLSPを現用LSP−Dから予備LSP−Cへ切替える機能を有する。
C方向の現用LSP−Cの端点の送信ノード#4内のOAMパケット処理部64は、以下の機能を有する。C方向の現用LSP−C上に、受信ノード#1内のOAMパケット処理部64宛にCCMのOAMパケットを周期的に送信する機能。受信ノード#1内のOAMパケット処理部64からC方向の予備LSP−C経由でLOC発生通知(LOC−F)のOAMパケットを受信した場合に、C方向の現用LSP−C上に切替要求(SW−RQ)のOAMパケットを送信し、かつ、信号をアッドするLSPを現用LSP−Cから予備LSP−Dに切替指示を行う機能。
D方向の現用LSPの端点の送信ノード#6内のOAMパケット処理部64は、以下の機能を有する。D方向の現用LSP−D上に、受信ノード#1内のOAMパケット処理部64宛にCCMのOAMパケットを周期的に送信する機能。受信ノード#1内のOAMパケット処理部64からD方向の予備LSP−D経由でLOC発生通知(LOC−F)のOAMパケットを受信した場合に、D方向の現用LSP−D上に切替要求(SW−RQ)のOAMパケットを送信し、かつ、信号をアッドするLSPを現用LSP−Dから予備LSP−Cに切替指示を行う機能。
送信ノードのうち、現用LSP−Cの中間のノード#2,#3は、現用LSP−CのOAMパケットを受信及び中継する機能と、自装置内のOAMパケット処理部64の指示により、信号をアッドするLSPを現用LSP−Cから予備LSP−Dに切替える機能を有する。なお、中間のノードとはLSPの端点の送信ノードを除く送信ノードである。
送信ノードのうち、現用LSP−Dの中間のノード#7,8は、現用LSP−DのOAMパケットを受信及び中継する機能と、自装置内のOAMパケット処理部64の指示により、信号をアッドするLSPを現用LSP−Dから予備LSP−Cに切替える機能を有する。
現用LSP−Cの中間のノード#2,3内のOAMパケット処理部64は、現用LSP−Cの端点の送信ノード#4が送信したCCMのOAMパケットを次の現用LSP−Cに中継する機能と、現用LSP−Cの端点の送信ノード#4が送信した切替要求(SW−RQ)のOAMパケットを受信した場合に、次の現用LSP−Cへ中継し、かつ、信号をアッドするLSPを現用LSP−Cから予備LSP−Dに切替える指示を行う機能を有する。
現用LSP−Dの中間のノード#7,8内のOAMパケット処理部64は、現用LSP−Dの端点の送信ノード#6が送信したCCMのOAMパケットを次の現用LSP−Dに中継する機能と、現用LSP−Dの端点の送信ノード#6が送信した切替要求(SW−RQ)のOAMパケットを受信した場合に、次の現用LSP−Dに中継し、かつ、信号をアッドするLSPを現用LSP−Dから予備LSP−Cに切替える指示を行う機能を有する。
なお、第2実施形態におけるノード装置のハードウェア構成及び機能ブロックは図10及び図11に示す通りである。また、装置内ヘッダ、OAMパケットに関しても図13及び図14に示す通りである。
<LSP管理情報>
図23に各ノードのラベルテーブル記憶部62に記憶されるLSP管理情報の第2実施形態を示す。LSP管理情報は、ノード毎に、LSP管理番号、入力LIU番号、入力ラベル(LBL)、出力1−LIU番号、出力1−ラベル(LBL)、出力2−LIU番号、出力2−ラベル(LBL)を、正常時とC方向現用LSP障害時とD方向現用LSP障害時それぞれについて有する。図23ではノード#1〜#8についてのLSP管理情報を記載しているが、各ノードのラベルテーブル記憶部62には自ノードのLSP管理情報だけを記憶しておけば良い。
入力LIU番号に示されたクライアント・インターフェース・ポート又はネットワーク・インターフェース・ポートの入力LBLで示されるラベル値を持つ信号が、出力LIUに示されたクライアント・インターフェース・ポート又はネットワーク・インターフェース・ポートに出力LBLで示されるラベル値を持つパケットとしてルーティングされることを示している。1つの入力に対し、2つの出力LIUが設定されている場合は、入力信号が2つの出力LIUにブリッジされることを示している。
現用LSPの端点のノード#4,#6では、LOC発生通知(LOC−F)のOAMパケットを受信時に、ラベルスイッチ処理部63のルーティングを変更し、送信ノード#2,#3,#4,#6,#7,#8では、切替要求(SW−RQ)のOAMパケットを受信時に、ラベルスイッチ処理部63のルーティングを変更することで、現用LSPから予備LSPへの信号接続を実施する。
<フローチャート>
図24A,図24B,図24Cは現用LSPの端点のノード#4,#6内のOAMパケット処理部64のOAMパケット受信処理と切替指示処理とOAMパケット送信処理のフローチャートを示す。
図24Aにおいて、S101でLOC−F_StateにNを設定してOAMパケット送信処理と切替指示処理に通知する。S102でLOC発生通知(LOC−F)のOAMパケットを受信したか否かを判別し、LOC−Fを受信した場合にS103に進む。S103ではLOC−F_StateにYを設定してOAMパケット送信処理と切替指示処理に通知する。S104でLOC−F監視タイマをスタートさせる。
次に、S105でLOC−F監視タイマのカウントアップを行い、S106でLOC−F監視タイマがタイムアウトしたか否かを判別する。なお、LOC−F監視タイマは例えば数10msecでタイムアウトする。LOC−F監視タイマがタイムアウトしてなければS107でLOC−FのOAMパケットを受信したか否かを判別する。
LOC−Fを受信した場合にS108でLOC−F監視タイマをリセットしてS105に進み、LOC−Fを受信していない場合はそのままS105に進む。一方、S106でLOC−F監視タイマがタイムアウトしていればS109でLOC−F監視タイマを停止させてS101に進む。
図24Bにおいて、S111でLOC−F_State=Yであるか否かを判別する。LOC−F_State=YであればS112で現用LSPに信号をアッドするルーティングの変更指示を行い、LOC−F_State=NであればS113で現用LSPに信号をアッドするルーティングの変更指示を行う。
図24Cにおいて、S121でOAM送信タイマをリセットする。S122でLOC−F_State=Yであるか否かを判別し、LOC−F_State=YであればS123で切替要求(SW−RQ)のOAMパケットを送信する。LOC−F_State=NであればS124で監視用のCCMのOAMパケットを送信する。
次に、S125でOAM送信タイマのカウントアップを行い、S126でOAM送信タイマがタイムアウトしたか否かを判別する。なお、OAM送信タイマは例えば数msec〜10数msecでタイムアウトする。OAM送信タイマがタイムアウトしてなければS125に進み、OAM送信タイマがタイムアウトしていればS121に進む。
図25A,図25Bは受信ノード#1内のOAMパケット処理部64内のOAMパケット処理部64が実行するC方向OAMパケット受信処理とC方向OAMパケット送信処理のフローチャートを示す。
図25Aにおいて、S132でLOC_StateにNを設定して切替指示処理に通知する。S133でLOC検出タイマをスタートさせる。
次に、S134でCCM又はSW−RQのOAMパケットを受信したか否かを判別する。CCM又はSW−RQのOAMパケットを受信していない場合はS135でLOC検出タイマのカウントアップを行い、S136でLOC検出タイマがタイムアウトしたか否かを判別する。なお、LOC検出タイマは例えば数10msecでタイムアウトする。LOC検出タイマがタイムアウトしてなければS134に進み、LOC検出タイマがタイムアウトしていればS137に進む。
S137ではLOC検出タイマをリセットする。S138でLOC_StateにYを設定してC方向OAMパケット送信処理に通知する。次に、S139でCCM又はSW−RQのOAMパケットを受信したか否かを判別する。CCM又はSW−RQのOAMパケットを受信するとS132に進む。
一方、S134でCCM又はSW−RQのOAMパケットを受信した場合はS140でLOC検出タイマをリセットしてS132に進む。
図25Bにおいて、S151でOAM送信タイマをリセットする。S152でLOC_State=Yであるか否かを判別し、LOC_State=YであればS153でLOC発生通知(LOC−F)のOAMパケットを送信する。次に、S154でOAM送信タイマのカウントアップを行い、S155でOAM送信タイマがタイムアウトしたか否かを判別する。なお、OAM送信タイマは例えば数msec〜10数msecでタイムアウトする。OAM送信タイマがタイムアウトしてなければS154に進み、OAM送信タイマがタイムアウトしていればS151に進む。
なお、受信ノード#1内のOAMパケット処理部64内のOAMパケット処理部64は、図25A,図25Bと同様のD方向OAMパケット受信処理とD方向OAMパケット送信処理を実行する。
図26A,図26B,図26Cは中間のノード#2,#3,#7,#8内のOAMパケット処理部64のOAMパケット受信処理と切替指示処理とOAMパケット送信処理のフローチャートを示す。
図26Aにおいて、S161でCCM_FLG,SW−RQ_FLGそれぞれにNを設定してOAMパケット送信処理に通知し、S162でSW−RQ_StateにNを設定して切替指示処理に通知する。
次に、S163でCCM又はSW−RQのOAMパケットを受信したか否かを判別する。CCM又はSW−RQのOAMパケットを受信した場合はS164に進んでCCMとSW−RQのいずれであるかを判別する。CCMであればS165でCCM_FLGにYを設定してOAMパケット受信処理に通知しS163に進む。SW−RQであればS166でSW−RQ_FLGにYを設定してOAMパケット受信処理に通知し、S167でSW−RQ_StateにYを設定して切替指示処理に通知し、S168でSW−RQ検出タイマをスタートさせる。
次に、S169でCCM又はSW−RQのOAMパケットを受信したか否かを判別する。CCM又はSW−RQのOAMパケットを受信していない場合はS170でSW−RQ検出タイマのカウントアップを行い、S171でSW−RQ検出タイマがタイムアウトしたか否かを判別する。なお、SW−RQ検出タイマは例えば数10msecでタイムアウトする。SW−RQ検出タイマがタイムアウトしてなければS169に進み、SW−RQ検出タイマがタイムアウトしていればS172でSW−RQ検出タイマをリセットしてS162に進む。
S169でCCM又はSW−RQのOAMパケットを受信している場合にはS173でCCMとSW−RQのいずれであるかを判別し、CCMであればS174でCCM_FLGにYを設定してOAMパケット受信処理に通知し、S172に進む。SW−RQであればS175でSW−RQ_FLGにYを設定してOAMパケット受信処理に通知する。次に、S176でSW−RQ検出タイマをリセットしてS169に進む。
図26Bにおいて、S181でSW−RQ_State=Yであるか否かを判別する。SW−RQ_State=YであればS182で信号をアッドするLSPを予備LSPに切替えるルーティングの変更指示を行い、SW−RQ_State=NであればS183で信号をアッドするLSPを現用LSPに切替えるルーティングの変更指示を行う。
図26Cにおいて、S191でOAM送信タイマをリセットする。S192でCCM_FLG=Yであるか否かを判別し、CCM_FLG=YであればS193でCCMのOAMパケットを送信し、S194でCCM_FLGをNに設定してS195に進む。S192でCCM_FLG=NであればS195に進む。
S195ではSW−RQ_FLG=Yであるか否かを判別し、SW−RQ_FLG=YであればS196でSW−RQのOAMパケットを送信し、S194でSW−RQ_FLGをNに設定してS198に進む。S195でCCM_FLG=NであればS198に進む。
S198ではOAM送信タイマのカウントアップを行い、S199でOAM送信タイマがタイムアウトしたか否かを判別する。なお、OAM送信タイマは例えば数msec〜10数msecでタイムアウトする。OAM送信タイマがタイムアウトしてなければS198に進み、OAM送信タイマがタイムアウトしていればS191に進む。
<障害救済動作の説明>
図27には正常状態を示している。現用LSP−Cの端点のノード#4内のOAMパケット処理部64からC方向の現用LSP−C上にCCMのOAMパケットが送信され、現用LSP−Dの端点のノード#6内のOAMパケット処理部64からD方向の現用LSP−D上にCCMのOAMパケットが送信される。受信ノード#1内のOAMパケット処理部64は現用LSP−C及び現用LSP−DからCCMのOAMパケットを受信し正常状態と判定している。全ての送信ノードは現用LSPに信号を送信している。
図28はノード#8とノード#7間のリンク#Gに障害が発生している状態を示す。受信ノード#1内のOAMパケット処理部64はリンク#Gの障害により、現用LSP−Dの端点のノード#6内のOAMパケット処理部64が送信するCCMのOAMパケットを受信することができないため、現用LSP−DのLOCを検出する。
次に図29に示すように、受信ノード#1内のOAMパケット処理部64はD方向の予備LSP−Dにノード#6内のOAMパケット処理部64宛にLOC発生通知(LOC−F)のOAMパケットを送信する。
現用LSP−Dの端点のノード#6内のOAMパケット処理部64はD方向の予備LSP−Dから、受信ノード#1からのLOC−FのOAMパケットを受信し、図30に示すようにD方向の現用LSP−D上に切替要求(SW−RQ)のOAMパケットを送信し、図23に示すLSP管理情報のD方向現用LSP救済時の記載に従って、信号をアッドするLSPを現用LSP−Dから予備LSP−Cに変更する。
現用LSP−Dの中間のノード#7内のOAMパケット処理部64はD方向の現用LSP−Dから、現用LSP−Dの端点のノード#6からのSW−RQのOAMパケットを受信し、図31に示すようにD方向の現用LSP−D上にSW−RQのOAMパケットを中継し、図23に示すLSP管理情報のD方向現用LSP救済時の記載に従って、信号をアッドするLSPを現用LSP−Dから予備LSP−Cに変更する。上記動作により、現用LSP−D上のノード#6及びノード#7から予備LSP−Cにアッドされた信号は、ノード#4にてC方向の現用LSP−Cに接続され、ノード#3及びノード#2を経由して、受信ノード#1に伝達され障害が救済される。すなわち、正常時の伝送遅延を削減することができる。また、障害救済時においても、C方向の現用LSP−C(ノード#4,#3,#2,#1)と、予備LSP−C(ノード#7,#6,#5,#4)が重なることがないため、信号帯域の有効活用が可能となる。
なお、本実施形態は、現用ラベルスイッチパスと予備ラベルスイッチパスが環状に構成できれば適用は可能であり、ネットワーク・トポロージーをリングに限定するものではない。
10 制御ユニット
11,21 CPU
12,13,22 メモリ
20,30,40 リンク・インタフェース・ユニット
23 物理層終端部
24 NPU
25 TM
50 スイッチファブリック
61 装置管理部
62 ラベルテーブル記憶部
63 ラベルスイッチ処理部
64 OAMパケット処理部
65,66 OAMパケット抽出部
67,68 OAMパケット挿入部

Claims (10)

  1. 送信ノードから信号を異なる2方向の現用パスに分岐して複数の受信ノードに送信するマルチキャスト型ラベルスイッチパス構成のリングネットワークにおいて、
    前記2方向の現用パスそれぞれの端点の受信ノードから前記現用パスに続いて前記送信ノードまで環状に接続され、前記2方向の現用パスそれぞれと逆方向となる予備パスが設けられている
    ことを特徴とするネットワーク。
  2. 請求項1記載のネットワークにおいて、
    前記送信ノードは、
    接続確認のための第1の監視制御パケットを周期的に前記2方向の現用パスに挿入して送信し、予備パスから障害を通知するための第2の監視制御パケットを受信した場合に、前記予備パスとは逆方向の現用パスの端点の受信ノードに対し前記現用パスを前記予備パスに接続することを指示する第3の監視制御パケットを、前記現用パスに挿入して送信する制御ユニット
    を有することを特徴とするネットワーク。
  3. 請求項2記載のネットワークにおいて、
    前記2方向の現用パスそれぞれの端点の受信ノードは、
    現用パスから前記第1の監視制御パケットを受信できない場合に、前記第2の監視制御パケットを前記現用パスと同方向の予備パスに挿入して送信し、前記第3の監視制御パケットを現用パスから受信した場合に、前記現用パスを前記現用パスと同方向の予備パスに接続する制御ユニット
    を有することを特徴とするネットワーク。
  4. 請求項3記載のネットワークにおいて、
    前記複数の受信ノードそれぞれは、
    前記現用パスと前記予備パスの双方から信号を受信することを特徴とするネットワーク。
  5. 送信ノードから信号を異なる2方向の現用パスに分岐して複数の受信ノードに送信するマルチキャスト型ラベルスイッチパス構成のリングネットワークの障害救済方法において、
    前記2方向の現用パスそれぞれの端点の受信ノードから前記現用パスに続いて前記送信ノードまで環状に接続し、前記2方向の現用パスそれぞれと逆方向となる予備パスを設け、
    前記送信ノードから接続確認のための第1の監視制御パケットを周期的に前記2方向の現用パスに挿入して送信し、
    一方の現用パスから前記第1の監視制御パケットを受信できない前記一方の現用パスの端点の受信ノードは、障害を通知するための第2の監視制御パケットを前記一方の現用パスと同方向の一方の予備パスに挿入して送信し、
    前記送信ノードは、前記一方の予備パスから前記第2の監視制御パケットを受信した場合に、接続の切替えを指示する第3の監視制御パケットを前記一方の予備パスとは逆方向の他方の現用パスに挿入して送信し、
    前記他方の現用パスの端点の受信ノードは、前記第3の監視制御パケットを前記現用パスから受信した場合に、前記他方の現用パスを前記他方の現用パスと同方向の他方の予備パスに接続する
    ことを特徴とする障害救済方法。
  6. 複数の送信ノードから入力された信号が異なる2方向の現用パスから受信ノードに供給される多対1接続型ラベルスイッチパス構成のリングネットワークにおいて、
    前記2方向の現用パスそれぞれの端点の送信ノードから前記現用パスに続いて前記受信ノードまで環状に接続し、前記2方向の現用パスそれぞれと逆方向となる予備パスを設けた
    ことを特徴とするネットワーク。
  7. 請求項6記載のネットワークにおいて、
    前記2方向の現用パスそれぞれの端点の送信ノードは、
    接続確認のための第1の監視制御パケットを周期的に前記現用パスに挿入して送信し、前記現用パスと同方向の予備パスから障害を通知するための第2の監視制御パケットを受信した場合に、接続の切替えを指示する第3の監視制御パケットを前記予備パスと同方向の現用パスに挿入して送信すると共に、信号を挿入するパスを前記現用パスから前記現用パスと逆方向の予備パスに切替える制御ユニット
    を有することを特徴とするネットワーク。
  8. 請求項7記載のネットワークにおいて、
    前記受信ノードは、
    現用パスから前記第1の監視制御パケットを受信できない場合に、前記第2の監視制御パケットを前記現用パスと同方向の予備パスに挿入して送信する制御ユニット
    を有することを特徴とするネットワーク。
  9. 請求項8記載のネットワークにおいて、
    前記送信ノードは、
    前記第3の監視制御パケットを現用パスから受信した場合に、前記第3の監視制御パケットを中継すると共に、信号を挿入するパスを前記現用パスから前記現用パスと逆方向の予備パスに切替える制御ユニット
    を有することを特徴とするネットワーク。
  10. 複数の送信ノードから入力された信号が異なる2方向の現用パスから受信ノードに供給される多対1接続型ラベルスイッチパス構成のリングネットワークの障害救済方法において、
    前記2方向の現用パスそれぞれの端点の送信ノードから前記現用パスに続いて前記受信ノードまで環状に接続し、前記2方向の現用パスそれぞれと逆方向となる予備パスを設け、
    前記2方向の現用パスそれぞれの端点の送信ノードから接続確認のための第1の監視制御パケットを前記2方向の現用パスそれぞれに挿入して送信し、
    前記受信ノードは、現用パスから前記第1の監視制御パケットを受信できない場合に、第2の監視制御パケットを前記現用パスと同方向の予備パスに挿入して送信し、
    前記現用パスの端点の送信ノードは、前記現用パスと同方向の予備パスから前記第2の監視制御パケットを受信した場合に、接続の切替えを指示する第3の監視制御パケットを前記予備パスと同方向の現用パスに挿入して送信すると共に、信号を挿入するパスを前記現用パスから前記現用パスと逆方向の予備パスに切替え、
    前記第3の監視制御パケットを受信した送信ノードは、前記第3の監視制御パケットを中継すると共に、信号を挿入するパスを前記現用パスから前記現用パスと逆方向の予備パスに切替える
    ことを特徴とする障害救済方法。
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