JP2012237249A - 副室式ガスエンジン - Google Patents

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Abstract

【課題】安価で燃料ガスの供給量を精確に調整する副室式ガスエンジンを提供する。
【解決手段】副室式ガスエンジン1は、シリンダ2a〜2d、シリンダ2a〜2dに移動可能に収納されてシリンダ2a〜2d内に主燃焼室2a1〜2d1を形成するピストン3、主燃焼室2a1〜2d1に連通する噴孔4a2〜4d2と該噴孔4a2〜4d2によって主燃焼室2a1〜2d1に連通する副室4a1〜4d1が形成された副室部材4、副室4a1〜4d1と連通する燃料供給管5、燃料供給管5に設けられて副室4a1〜4d1への燃料ガスの供給を許容しかつ副室4a1〜4d1からの逆流を規制する逆止弁6a〜6dと、動作周期のタイミングの異なる複数のシリンダ2a〜2dに対応する複数の逆止弁6a〜6dの上流を集合させる集合管7a,7b、集合管7a,7bに設けられて燃料ガスの副室4a1〜4d1への供給量を調整する燃料供給装置8a,8bを有する。
【選択図】図2

Description

本発明は、副室式ガスエンジンに関する。
特許文献1に記載の副室式ガスエンジンは、シリンダと、シリンダに移動可能に収納されてシリンダ内に主燃焼室を形成するピストンと、主燃焼室と連通する副室が形成された副室部材と、副室と連通する燃料供給管と、燃料供給管に設けられる逆止弁を有する。ピストンがシリンダに対して移動して主燃焼室が大きくなり、主燃焼室と副室の圧力が小さくなることで、逆止弁を経て燃料ガスが副室に供給される。副室内の燃焼ガスが燃焼し、燃焼ガスの火炎が主燃焼室へ噴射され、主燃焼室内の希薄混合ガスが爆発する。
しかし逆止弁は、逆止弁の上流と下流の差圧によって開閉する。そのため副室に供給される燃料ガスの供給量は、精確に調整され難い。特許文献2に記載の副室式ガスエンジンは、逆止弁の上流に制御弁を有する。制御弁は、逆止弁が不意に開くことを規制する。そのため副室への燃料ガスの供給量が精確に得られる。しかし制御弁を各シリンダに設けるとエンジンが高価になる。
特開昭63−162923号公報 特開2007−270782号公報
そのため安価でかつ燃料ガスの供給量を精確に調整し得る副室式ガスエンジンが従来必要とされている。
前記課題を解決するために本発明は、各請求項に記載の通りの構成を備える副室式ガスエンジンであることを特徴とする。一つの特徴によると、副室式ガスエンジンは、複数のシリンダと、各シリンダに移動可能に収納されて各シリンダ内に主燃焼室を形成する複数のピストンと、各主燃焼室に連通する噴孔と該噴孔によって各主燃焼室に連通する副室が形成された複数の副室部材と、各副室と連通する複数の燃料供給管と、各燃料供給管に設けられて各副室への燃料ガスの供給を許容しかつ各副室からの逆流を規制する複数の逆止弁と、動作周期のタイミングの異なる複数のシリンダに対応する複数の逆止弁の上流を集合させる集合管と、集合管に設けられて燃料ガスの副室への供給量を調整する燃料供給装置を有する。
したがって燃料供給装置から燃料ガスが供給されると、複数の逆止弁の上流側の圧力が上昇する。逆止弁の下流側の圧力は、主燃焼室の内圧によって変化し、主燃焼室の内圧は、シリンダの動作周期によって変化する。複数のシリンダの動作周期のタイミングが異なっているため、複数の逆止弁の下流側の圧力が異なる。この逆止弁の上流側の圧力と下流側の圧力との差圧により、燃料ガスが逆止弁を経て副室へ供給され、または規制される。
そのため燃料供給装置から複数の逆止弁に向けて供給された燃料ガスは、所定の副室に供給され、かつ他の副室への供給が規制され得る。また複数の副室への燃料ガスの供給量は、1つの燃料供給装置によって調整され得る。そのため副室への燃料ガスの供給量を精確に得ることができる。また副室の数と同じ数の逆止弁と燃料供給装置とを有する場合に比べて、燃料供給装置の数を少なくし得る。かくして副室式ガスエンジンが安価に構成され得る。
副室式ガスエンジンの一部断面図である。 副室式ガスエンジンの概略構成図である。 各副室の内圧と時間、各逆止弁の上流の圧力と時間、燃料供給装置の開閉と時間を示す図である。 他の形態における副室式ガスエンジンの概略構成図である。 図4の副室式ガスエンジンに関する各副室の内圧と時間、各逆止弁の上流の圧力と時間、燃料供給装置の開閉と時間を示す図である。
本発明の1つの実施の形態を図1〜3にしたがって説明する。副室式ガスエンジン1は、車両エンジン用あるいはガスヒートポンプ用に使用される。副室式ガスエンジン1は、図1に示すようにエンジン本体2とピストン3と副室部材4を有する。
エンジン本体2は、図1に示すようにシリンダブロック2eとシリンダヘッド2fを有する。シリンダブロック2eには、複数のシリンダ2a〜2dが一体に形成される(図2参照)。副室式ガスエンジン1は、4気筒エンジンであって、4つのシリンダ2a〜2dを有する。以下、1つのシリンダ2aについて説明する。
シリンダ2aには図1に示すようにボアが形成され、ボアにピストン3aが移動可能に挿入される。ピストン3aは、連結棒13aによってクランクシャフト12に連結される。ピストン3aは、シリンダ2aに対して直線運動する。ピストン3aの直線運動は、連結棒13aによってクランクシャフト12の回転運動に変換される。
シリンダヘッド2fは、図1に示すようにシリンダブロック2eに取付けられる。シリンダヘッド2fは、シリンダブロック2eのボアを覆ってピストン3aと協働してシリンダ2a内に主燃焼室2a1を形成する。シリンダヘッド2fには、各主燃焼室2a1と連通する吸気ポート2f1と排気ポート2f2が形成される。
吸気ポート2f1に図1に示すように吸気弁14が設けられ、排気ポート2f2に排気弁15が設けられる。吸気弁14を開けることで燃料ガスを含む希薄混合ガスが吸気ポート2f1から主燃焼室2a1へ供給される。排気弁15を開けることで主燃焼室2a1から排気ガスが排気ポート2f2へ排出される。
副室部材4aは、図1に示すようにシリンダヘッド2fに形成された取付孔2f3に挿入される。副室部材4aの先端部がシリンダヘッド2fを貫通し、主燃焼室2a1に臨む。副室部材4aの内部に副室4a1が形成される。副室部材4aの先端部には副室4a1から主燃焼室2a1に貫通する複数の噴孔4a2が形成される。
副室部材4aには、図1に示すように燃料供給管5aと点火プラグ16が設けられる。点火プラグ16は、図2に示す制御装置11によって制御されて火花を副室4a1内において発する。燃料供給管5aは、副室部材4aとシリンダヘッド2fを貫通して、先端開口部が副室4a1に開口する。燃料供給管5aの途中には、逆止弁6aが設けられる。逆止弁6aは、副室4a1の上流側に位置する。
逆止弁6aは、図1に示すように副室4a1への流れを許容し、副室4a1からの逆流を規制する。したがって逆止弁6aの上流側の圧力が下流側の圧力よりも大きくなると、逆止弁6aが開いて、逆止弁6aの上流から副室4a1へガスが供給される。一方、逆止弁6aの下流側の圧力が上流側の圧力よりも大きくなると逆止弁6aが閉じる。これにより副室4a1から逆止弁6aの上流にガスが逆流することが規制される。
シリンダ2b〜2dも図1,2に示すようにシリンダ2aと同様に形成される。シリンダ2b〜2dにピストン3b〜3dが収納され、ピストン3b〜3dが連結棒13b〜13dによってクランクシャフト12に連結される。シリンダ2b〜2dの主燃焼室2b1〜2d1に副室部材4b〜4dと燃料供給管5b〜5dと逆止弁6b〜6dが接続される。
2つの逆止弁6a,6bの上流は、図2に示すように集合管7aによって集合される。集合管7aの上流に燃料供給装置8aが接続される。他の2つの逆止弁6c,6dの上流は、集合管7bによって集合される。集合管7bの上流に燃料供給装置8bが接続される。燃料供給装置8a,8bの上流は、配管9によって集合され、配管9の上流に燃料タンク10が設けられる。
燃料供給装置8a,8bは、図2に示すようにインジェクタであって、制御装置11に電気的に接続される。制御装置11にはクランクシャフト12の回転角度を検知する図示省略のセンサが電気的に接続される。制御装置11は、センサからの検知信号に基づいて燃料供給装置8a,8bを開閉する。
燃料供給装置8a,8bは、図2に示すように開くことで燃料タンク10に貯められたガスを副室4a1〜4d1に向けて供給する。副室4a1〜4d1に供給されるガスは、燃料ガスを含む濃混合ガスである。濃混合ガスは、主燃焼室2a1〜2d1に供給される希薄混合ガスに比べて空気に対する燃料の比率が高い。燃料ガスは、例えば天然ガス、水素、ブタン、プロパン、LPG等の1つまたは複数が含まれる。
シリンダ2a〜2dの動作周期は、図3に示すように吸入行程Aと圧縮行程Bと膨張行程Cと排気行程Dを順番に有する。動作周期は、1周期においてクランクシャフト12が2回転(720°)する。シリンダ2a〜2dの動作周期は、相互にクランクシャフト12の180°の時間的な差を有し、シリンダ2a、シリンダ2c、シリンダ2d、シリンダ2bの順番で各工程が行われる。
吸入行程(吸気行程)Aでは、図1,3に示すようにピストン3a〜3dが下がり、主燃焼室2a1〜2d1が大きくなり、主燃焼室2a1〜2d1と副室4a1〜4d1の内圧が下がる。吸入行程Aにおいて吸気弁14が開き、希薄混合ガスが主燃焼室2a1〜2d1に供給される。吸入行程Aの後半では、濃混合ガスが副室4a1〜4d1に供給される。圧縮行程Bでは、ピストン3a〜3dが上がり、主燃焼室2a1〜2d1が小さくなり、主燃焼室2a1〜2d1と副室4a1〜4d1の内圧が上がる。
膨張行程Cでは、図1,3に示すように点火プラグ16が火花を発し、副室4a1〜4d1内の濃混合ガスが燃焼する。燃焼ガスの火炎が噴孔4a2〜4d2を経て主燃焼室2a1〜2d1に噴出する。主燃焼室2a1〜2d1内の希薄混合ガスが火炎によって燃焼する。主燃焼室2a1〜2d1と副室4a1〜4d1の内圧が上昇し、ピストン3a〜3dが下がる。排気行程Dでは、ピストン3a〜3dが上がり、排気弁15が開けられる。主燃焼室2a1〜2d1が小さくなり、主燃焼室2a1〜2d1と副室4a1〜4d1の内圧が上昇し、主燃焼室2a1〜2d1内の排ガスが排気ポート2f2へ排出される。
シリンダ2a,2bの上流に設けられる燃料供給装置8aは、図3に示すように時間t1と時間t2において開く。時間t1は、シリンダ2aの吸入行程Aの後半であり、シリンダ2bの圧縮行程Bの後半である。時間t2は、シリンダ2bの吸入行程Aの後半であり、シリンダ2aの排気行程Dの後半である。
図3に示すようにシリンダ2aでは、時間t1において逆止弁6aの上流(かつ燃料供給装置8aの下流)の内圧18aが副室4a1の内圧17aより高くなる。そのため逆止弁6aが開き、副室4a1に濃混合ガスが供給される。一方、シリンダ2bでは、時間t1において副室4b1の内圧17bが逆止弁6bの上流の内圧18bより高い。そのため逆止弁6bが閉じ、濃混合ガスの副室4b1への供給が規制される。
図3に示すようにシリンダ2bでは、時間t2において逆止弁6bの上流の内圧18bが副室4b1の内圧17bより高くなる。そのため逆止弁6bが開き、副室4b1に濃混合ガスが供給される。一方、シリンダ2aでは、時間t2において副室4a1の内圧17aが逆止弁6aの上流の内圧18aより高い。そのため逆止弁6aが閉じ、濃混合ガスの副室4a1への供給が規制される。
シリンダ2c,2dの上流の燃料供給装置8bは、図3に示すように時間t3と時間t4において開く。時間t3は、シリンダ2cの吸入行程Aの後半であり、シリンダ2dの排気行程Dの後半である。時間t4は、シリンダ2dの吸入行程Aの後半であり、シリンダ2aの圧縮行程Bの後半である。
図3に示すようにシリンダ2cでは、時間t3において逆止弁6cの上流の内圧18cが副室4c1の内圧17cより高くなる。そのため逆止弁6cが開き、副室4c1に濃混合ガスが供給される。一方、シリンダ2dでは、時間t3において副室4d1の内圧17dが逆止弁6dの上流の内圧18dより高い。そのため逆止弁6dが閉じ、濃混合ガスの副室4d1への供給が規制される。
図3に示すようにシリンダ2dでは、時間t4において逆止弁6dの上流の内圧18dが副室4d1の内圧17dより高くなる。そのため逆止弁6dが開き、副室4d1に濃混合ガスが供給される。一方、シリンダ2cでは、時間t4において副室4c1の内圧17cが逆止弁6cの上流の内圧18cより高い。そのため逆止弁6cが閉じ、濃混合ガスの副室4c1への供給が規制される。
燃料供給装置8は、図2,3に示すように制御装置11によって時間t1〜t4の長さが調整されて、副室4a1〜4d1への燃料ガスの供給量を調整する。
以上のように副室式ガスエンジン1は、図2,3に示すように複数のシリンダ2a〜2dと、各シリンダ2a〜2dに移動可能に収納されて各シリンダ2a〜2d内に主燃焼室2a1〜2d1を形成する複数のピストン3a〜3dと、各主燃焼室2a1〜2d1に連通する噴孔4a2〜4d2と該噴孔4a2〜4d2によって各主燃焼室2a1〜2d1に連通する副室4a1〜4d1が形成された複数の副室部材4と、各副室4a1〜4d1と連通する複数の燃料供給管5a〜5dと、各燃料供給管5a〜5dに設けられて各副室4a1〜4d1への燃料ガスの供給を許容しかつ各副室4a1〜4d1からの逆流を規制する複数の逆止弁6a〜6dと、動作周期のタイミングの異なる複数の逆止弁6a〜6dの上流を集合させる集合管7a,7bと、集合管7a,7bに設けられて燃料ガスの副室4a1〜4d1への供給量を調整する燃料供給装置8a,8bを有する。
したがって燃料供給装置8a,8bから燃料ガスが供給されると、複数の逆止弁6a〜6dの上流側の圧力が上昇する。逆止弁6a〜6dの下流側の圧力は、主燃焼室2a1〜2d1の内圧によって変化し、主燃焼室2a1〜2d1の内圧は、シリンダ2a〜2dの動作周期によって変化する。複数のシリンダ2a〜2dの動作周期のタイミングは異なっているため、複数の逆止弁6a〜6dの下流側の圧力が異なる。下流側の圧力が上流側より低い逆止弁6a〜6dでは、燃料ガスが逆止弁6a〜6dを経て副室4a1〜4d1へ供給される。一方、下流側の圧力が上流側よりも高い逆止弁6a〜6dでは、燃料ガスの副室4a1〜4d1への供給が逆止弁6a〜6dによって規制される。
そのため燃料供給装置8a,8bから複数の逆止弁6a〜6dに向けて供給された燃料ガスは、所定の副室4a1〜4d1に供給され、かつ燃料ガスの供給が不要な副室4a1〜4d1への供給が規制される。また複数の副室4a1〜4d1への燃料ガスの供給量は、1つの燃料供給装置8a,8bによって調整され得る。そのため副室4a1〜4d1への燃料ガスの供給量を精確に得ることができる。また副室4a1〜4d1の数と同じ数の逆止弁と燃料供給装置とを有する場合に比べて、燃料供給装置の数を少なくし得る。かくして副室式ガスエンジン1が安価に構成され得る。
シリンダ2a〜2dの動作周期は、図3に示すように吸入行程Aと圧縮行程Bと膨張行程Cと排気行程Dを順番に生じる4行程を有する。燃料供給装置8a,8bは、複数のシリンダ2a〜2dのうちの1つのシリンダ2a〜2dが吸入行程Aの後半である場合に、複数のシリンダ2a〜2dの残りのシリンダ2a〜2dが吸入行程Aの後半と膨張行程Cの後半とを除いた動作周期途中である場合において燃料ガスを下流に供給する。
したがって吸入行程Aの後半では、主燃焼室2a1〜2d1と副室4a1〜4d1の圧力が比較的低くなる。一方、吸入行程Aの後半と膨張行程Cの後半とを除いた動作周期途中では、主燃焼室2a1〜2d1と副室4a1〜4d1の圧力が比較的高くなる。そのため第一時間t1において燃料ガスは、第一シリンダ2aに向けて供給されかつ第二シリンダ2bへの供給が規制される。第二時間t2において燃料ガスは、第二シリンダ2bに向けて供給されかつ第一シリンダ2aへの供給が規制される。また、第三時間t3において燃料ガスは、第三シリンダ2cに向けて供給されかつ第四シリンダ2dへの供給が規制される。第四時間t4において燃料ガスは、第四シリンダ2dに向けて供給されかつ第三シリンダ2cへの供給が規制される。
燃料供給装置8a,8bは、集合管7a,7bに連通する複数のシリンダ2a〜2dのうちの1つのシリンダ2a〜2dが吸入行程Aの後半であり、かつ複数のシリンダ2a〜2dの残りのシリンダ2a〜2dが圧縮行程Bまたは排気行程Dである場合に燃料ガスを下流に供給する。
したがって吸入行程Aでは、主燃焼室2a1〜2d1と副室4a1〜4d1の圧力が比較的低くなる。一方、圧縮行程Bまたは排気行程Dでは、主燃焼室2a1〜2d1と副室4a1〜4d1の圧力が比較的高くなる。そのため第一時間t1において燃料ガスは、第一シリンダ2aに向けて供給されかつ第二シリンダ2bへの供給が規制される。第二時間t2において燃料ガスは、第二シリンダ2bに向けて供給されかつ第一シリンダ2aへの供給が規制される。また、第三時間t3において燃料ガスは、第三シリンダ2cに向けて供給されかつ第四シリンダ2dへの供給が規制される。第四時間t4において燃料ガスは、第四シリンダ2dに向けて供給されかつ第三シリンダ2cへの供給が規制される。
複数のシリンダ2a〜2dは、4つのシリンダ2a〜2dから構成され、動作周期として相互に1行程の差がある。隣接する行程を行う2つのシリンダ2a〜2dの上流に燃料供給装置8a,8bの1つが設けられ、隣接する行程を行う他の2つのシリンダ2a〜2dの上流に他の1つの燃料供給装置8a,8bが設けられる。したがって4つのシリンダ2a〜2dに関する4つの副室4a1〜4d1への燃料ガスは、2つの燃料供給装置8a,8bによって供給され、かつその供給量が調整され得る。
本発明は、上記実施の形態に限定されず、以下の形態であっても良い。例えば本発明は、図2に示す4気筒の副室式ガスエンジン1でも良いし、図4,5に示す6気筒の副室式ガスエンジン21でも良い。副室式ガスエンジン21は、各6つのシリンダ22、ピストン23、副室部材24、燃料供給管25、逆止弁26を有する。
図4に示すように3つのシリンダ22a,22c,22eに対応する逆止弁26の上流は、集合管27aによって集合される。集合管27aの上流には燃料供給装置28aが設けられる。3つのシリンダ22b,22d,22fに対応する逆止弁26の上流は、集合管27bによって集合される。集合管27bの上流には燃料供給装置28bが設けられる。
燃料供給装置28a,28bの上流は、図4に示すように配管29によって集合される。配管29の上流には燃料タンク30が設けられる。燃料供給装置28a,28bは、制御装置31に電気的に接続される。制御装置31にはクランクシャフト32の回転角度を検知するセンサが接続される。制御装置31は、センサからの検知信号に基づいて燃料供給装置(インジェクタ)28a,28bを開閉する。
各シリンダ22a〜22fの動作周期は、図4,5に示すように相互にクランクシャフト32の回転角度120°の時間的な差を有する。各行程は、シリンダ22a、シリンダ22e、シリンダ22c、シリンダ22f、シリンダ22b、シリンダ22dの順番で行われる。
燃料供給装置28aは、図5に示すように時間t11,t13,t15において開き、燃料ガスを下流に供給する。時間t11においてシリンダ22aが吸入行程Aの後半であり、シリンダ22cが排気行程Dの中盤であり、シリンダ22eが吸入行程Aの前半である。シリンダ22aでは、時間t11において逆止弁26aの上流の内圧33aが副室24a1の内圧32aより高くなるか、逆止弁26aの上流の内圧33aと副室24a1の内圧32aとの差圧が、逆止弁26c,26eの上流の内圧33c,33eと副室24c1,24e1の内圧32c,32eとの差圧に比較して相当大きくなる。そのため逆止弁26aが開き、副室24a1に濃混合ガスが供給される。一方、シリンダ22cとシリンダ22eでは、時間t11において副室24c1,24e1の内圧32c,32eが逆止弁26c,26eの上流の内圧33c,33eより高い。そのため逆止弁26c,26eが閉じ、濃混合ガスの副室24c1,24e1への供給が規制される。
図5に示すように時間t13においてシリンダ22cが吸入行程Aの後半であり、シリンダ22eが圧縮行程Bの中盤であり、シリンダ22aが膨張行程Cの前半である。シリンダ22cでは、時間t13において逆止弁26cの上流の内圧33cが副室24c1の内圧32cより高くなるか、逆止弁26cの上流の内圧33cと副室24c1の内圧32cとの差圧が、逆止弁26a,26eの上流の内圧33a,33eと副室24a1,24e1の内圧32a,32eとの差圧に比較して相当大きくなる。そのため逆止弁26cが開き、副室24c1に濃混合ガスが供給される。一方、シリンダ22aとシリンダ22eでは、時間t13において副室24a1,24e1の内圧32a,32eが逆止弁26a,26eの上流の内圧33a,33eより高い。そのため逆止弁26a,26eが閉じ、濃混合ガスの副室24a1,24e1への供給が規制される。
図5に示すように時間t15においてシリンダ22eが吸入行程Aの後半であり、シリンダ22aが圧縮行程Bの中盤であり、シリンダ22cが吸入行程Aの前半である。シリンダ22eでは、時間t15において逆止弁26eの上流の内圧33eが副室24e1の内圧32eより高くなるか、逆止弁26eの上流の内圧33eと副室24e1の内圧32eとの差圧が、逆止弁26a,26cの上流の内圧33a,33cと副室24a1,24c1の内圧32a,32cとの差圧に比較して相当大きくなる。そのため逆止弁26eが開き、副室24e1に濃混合ガスが供給される。一方、シリンダ22aとシリンダ22cでは、時間t15において副室24a1,24c1の内圧32a,32cが逆止弁26a,26cの上流の内圧33a,33cより高い。そのため逆止弁26a,26cが閉じ、濃混合ガスの副室24a1,24c1への供給が規制される。
燃料供給装置28bは、図5に示すように時間t12,t14,t16において開き、燃料ガスを下流に供給する。時間t12においてシリンダ22bが吸入行程Aの後半であり、シリンダ22dが吸入行程Aの前半であり、シリンダ22fが圧縮行程Bの中盤である。シリンダ22bでは、時間t12において逆止弁26bの上流の内圧33bが副室24b1の内圧32bより高くなるか、逆止弁26bの上流の内圧33bと副室24b1の内圧32bとの差圧が、逆止弁26d,26fの上流の内圧33d,33fと副室24d1,24f1の内圧32d,32fとの差圧に比較して相当大きくなる。そのため逆止弁26bが開き、副室24b1に濃混合ガスが供給される。一方、シリンダ22dとシリンダ22fでは、時間t12において副室24d1,24f1の内圧32d,32fが逆止弁26d,26fの上流の内圧33d,33fより高い。そのため逆止弁26d,26fが閉じ、濃混合ガスの副室24d1,24f1への供給が規制される。
図5に示すように時間t14においてシリンダ22dが吸入行程Aの後半であり、シリンダ22fが膨張行程Cの前半であり、シリンダ22bが圧縮行程Bの中盤である。シリンダ22dでは、時間t14において逆止弁26dの上流の内圧33dが副室24d1の内圧32dより高くなるか、逆止弁26dの上流の内圧33dと副室24d1の内圧32dとの差圧が、逆止弁26b,26fの上流の内圧33b,33fと副室24b1,24f1の内圧32b,32fとの差圧に比較して相当大きくなる。そのため逆止弁26dが開き、副室24d1に濃混合ガスが供給される。一方、シリンダ22bとシリンダ22fでは、時間t14において副室24b1,24f1の内圧32b,32fが逆止弁26b,26fの上流の内圧33b,33fより高い。そのため逆止弁26b,26fが閉じ、濃混合ガスの副室24b1,24f1への供給が規制される。
図5に示すように時間t16においてシリンダ22fが吸入行程Aの後半であり、シリンダ22bが吸入行程Aの前半であり、シリンダ22dが排気行程Dの中盤である。シリンダ22fでは、時間t16において逆止弁26fの上流の内圧33fが副室24f1の内圧32fより高くなるか、逆止弁26fの上流の内圧33fと副室24f1の内圧32fとの差圧が、逆止弁26b,26dの上流の内圧33b,33dと副室24b1,24d1の内圧32b,32dとの差圧に比較して相当大きくなる。そのため逆止弁26fが開き、副室24f1に濃混合ガスが供給される。一方、シリンダ22bとシリンダ22dでは、時間t16において副室24b1,24d1の内圧32b,32dが逆止弁26b,26dの上流の内圧33b,33dより高い。そのため逆止弁26b,26dが閉じ、濃混合ガスの副室24b1,24d1への供給が規制される。
副室式ガスエンジンは、4気筒、6気筒に限定されず、他の数の気筒を有していても良い。
副室部材4は、シリンダヘッド2fなどのエンジン本体2に対して別個に形成されても良いし、シリンダヘッド2fなどのエンジン本体2に一体に形成されても良い。
燃料供給管5は、シリンダヘッド2fなどのエンジン本体2に対して別個に形成されても良いし、燃料供給管5の一部または全部がエンジン本体2に一体に形成されても良い。
燃料供給装置8a,8bは、インジェクタでも良いし、電磁弁であって電磁弁が開くことで電磁弁の上流側の圧力を利用して燃料タンク10から電磁弁の下流に燃料ガスが供給されても良い。
副室式ガスエンジン1は、図2,3に示すようにシリンダ2a,2bの上流に設けられる燃料供給装置8aと、シリンダ2c,2dの上流に設けられる燃料供給装置8bを有していても良いし、シリンダ2a,2cの上流に設けられる燃料供給装置と、シリンダ2b,2dの上流に設けられる燃料供給装置を有していても良い。あるいはシリンダ2a〜2eの上流に一つの燃料供給装置が設けられ、副室の内圧が吸入行程Aの後半よりも膨張行程Cの後半において高くなるようにエンジンが作動されても良い。
副室式ガスエンジン21は、図4,5に示すように3つのシリンダ22a,22c,22eの上流に設けられる燃料供給装置28aと、3つのシリンダ22b,22d,22fの上流に設けられる燃料供給装置28bを有していても良いし、2つのシリンダ22a,22cの上流に設けられる燃料供給装置と、2つのシリンダ22b,22fの上流に設けられる燃料供給装置と、2つのシリンダ22d,22eの上流に設けられる燃料供給装置を有していても良い。
1,21 副室式ガスエンジン
2 エンジン本体
2a〜2d,22,22a〜22f シリンダ
2e シリンダブロック
2f シリンダヘッド
2a1〜2d1 主燃焼室
3,3a〜3d,23 ピストン
4,4a〜4d,24,24a〜24f 副室部材
4a1〜4d1,24a1〜24f1 副室
4a2〜4d2 噴孔
5,5a〜5d,25 燃料供給管
6,6a〜6d,26,26a〜26f 逆止弁
7,7a,7b,27a,27b 集合管
8,8a,8b,28a,28b 燃料供給装置
9,29 配管
10,30 燃料タンク
11,31 制御装置
12,32 クランクシャフト
13,13a〜13d 連結棒
16 点火プラグ
A 吸入行程
B 圧縮行程
C 膨張行程
D 排気行程

Claims (4)

  1. 副室式ガスエンジンであって、
    複数のシリンダと、各前記シリンダに移動可能に収納されて各前記シリンダ内に主燃焼室を形成する複数のピストンと、各前記主燃焼室に連通する噴孔と該噴孔によって各前記主燃焼室に連通する副室が形成された複数の副室部材と、前記各副室と連通する複数の燃料供給管と、前記各燃料供給管に設けられて前記各副室への燃料ガスの供給を許容しかつ前記各副室からの逆流を規制する複数の逆止弁と、動作周期のタイミングの異なる前記複数のシリンダに対応する前記複数の逆止弁の上流を集合させる集合管と、前記集合管に設けられて前記燃料ガスの前記副室への供給量を調整する燃料供給装置を有する副室式ガスエンジン。
  2. 請求項1に記載の副室式ガスエンジンであって、
    前記シリンダの前記動作周期は、吸入行程と圧縮行程と膨張行程と排気行程を順番に生じる4行程を有し、
    前記燃料供給装置は、前記複数のシリンダのうちの1つのシリンダが前記吸入行程の後半である場合に、前記複数のシリンダの残りのシリンダが前記吸入行程の後半と前記膨張行程の後半とを除いた前記動作周期途中である場合において前記燃料ガスを下流に供給する副室式ガスエンジン。
  3. 請求項2に記載の副室式ガスエンジンであって、
    前記燃料供給装置は、前記集合管に連通する前記複数のシリンダのうちの1つのシリンダが前記吸入行程の後半であり、かつ前記複数のシリンダの残りのシリンダが前記圧縮行程または前記排気行程である場合に前記燃料ガスを下流に供給する副室式ガスエンジン。
  4. 請求項3に記載の副室式ガスエンジンであって、
    前記複数のシリンダは4つのシリンダから構成され、前記動作周期として相互に1行程の差があり、
    隣接する前記行程を行う2つの前記シリンダの上流に前記燃料供給装置の1つが設けられ、隣接する前記行程を行う他の2つの前記シリンダの上流に他の1つの前記燃料供給装置が設けられる副室式ガスエンジン。
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