JP2012236543A - 腰部装着形救命具 - Google Patents

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Abstract

【課題】フロートの膨張作動時に装着者からフロートが離脱しないようにし、確実にフロートを膨張作動させて水上で装着者の自由度がある姿勢で浮上支持できる腰部装着形救命具を提供する。
【解決手段】カバー体2と、カバー体2に一体的に連結された締結具付のベルト体3と、非膨張時にカバー体2に収容され膨張時に着用者の胴部を囲周するように配置されるC字形フロート4と、C字形フロート4の対向端部とカバー体2の両端寄り部とを腰部から脇下までの長さ以上の長さで連結する索条5と、を有し、C字形フロート4は、非膨張時にカバー体2に収容されて着用者の腰部に装着される態様と、膨張作動時に索条5によりカバー体2に連係された状態で水の浮力を受けて着用者の胴部に沿って腰部から脇下まで浮力移動して着用者を脇下から抱えるように支持する態様と、で選択的に機能する腰部装着形救命具1から構成される。
【選択図】図1

Description

本発明は、湖水、池、海上などで落水時等に備える救命具に関し、特に、腰部に装着着用する腰部装着形救命具に関する。
着用者を水上に浮かせ、頭部を水面上に位置させる救命用具としていわゆるライフジャケットが知られており、主にプールや河川、湖沼、海等での作業者、レジャーを楽しむ人、あるいは海上を飛行する航空機に搭載されて乗員、利用者等に広く用いられている。ライフジャケットとしては、単に発泡スチロール等の浮力材を胴衣中に収納させてジャケット形状に製作した固形式のものと、常時は折り畳み状態でコンパクトな形態で着用し、非常時に気体供給を受けて膨張し着用者の体を支持する膨張式ライフジャケットがあるが、近時は、着用時の嵩張りで作業や運動が妨げられやすい固形式に代わって、コンパクトな態様で着用し非常時に作動する膨張式のライフジャケットが広く普及しつつある。従来、救命具の一種として、特許文献1のベルト型救命浮袋、並びに、特許文献2の救命具が提案されている。
実用新案登録第2511916号公報 特開2007−90943号公報
特許文献1のベルト型救命浮袋は、ベルト型の浮袋本体1を、着用者の腰部に装着できるように腰部周囲長さより長くし、余裕部分を内側に折り込み、その外側にガス供給装置を設けたものである。この浮袋は(1)腰部周囲長さよりもともと余裕をもった長さで形成されており、緊急時に着用者が取り乱してもがき動く際に頭部側から離脱して着用者の体から離れるおそれがあるとともに、(2)非膨張時にも浮袋全体が露出した状態で取り扱われるから浮袋自体を損傷させたり、小さな孔を誤ってあけたりしやすい上、(3)外部にガス供給装置が設置されて誤作動を生じやすく、(4)さらに、浮袋を膨らませるためのガスボンベ等からなる気体供給装置が着用者の体の正面側に位置するので、着用者の動作の妨げになるという問題があった。
また、特許文献2の救命具は、膨張状態で装着者の胴周りを囲む形状となる浮袋体と、装着者の腰周りに装着される装着体と、を備え、前記浮袋体と前記装着体とが、前記装着者の背部側で所定長さの延長索体を介して連結されているとともに、前記延長索体による連結位置よりも前方の位置で前記延長索体の長さより短い距離で連結されているものである。この特許文献2の救命具では、膨張作動時に装着者の前部が浮袋体2に連結されるともに背部の延長索体により後傾姿勢で水上に浮力支持されるが、(あ)これでは水上で自力で移動したり周辺の浮遊物などにつかまり難く、体の自由度を大きく束縛されてかえって救命の機会を逸する場合がある。また、(い)装着者の背部において装着体と浮袋体が延長索体により連結されているから、例えば落水時などの装着者の姿勢や動きによっては膨張した形状となる前に浮袋体が胴部の周囲を囲む膨張位置を逸脱して体に正しく装着し得ないおそれがある。また、(う)浮袋体とカバーとは分離されるから、洗浄後などに再び浮袋体をカバー内に収容するときにカバーを筒状に形成しながら浮袋体を再収納する手順に迷いやすく、この再収納作業が煩雑で時間がかかる。また、(え)部材のいずれかを紛失しないように収納、管理上の留意を要する。さらに、(お)気体充填装置が装着者の背中の対応位置に設置されるので作動用操作紐が背中から垂下される結果、現実にはとっさの手動操作が困難で危険である、等の問題があった。
本発明は上記従来の課題に鑑みてなされたものであり、その目的は、装着体とフロートとを索条によりルーズに連結してフロートの膨張作動時に装着者からフロートが離脱しないようにし、確実にフロートを膨張作動させて水上で装着者の自由度がある姿勢で浮上支持できる上に、メンテナンス、収納保管、フロートの作動の確実性を保持し得る腰部装着形救命具を提供することにある。
上記課題を解決するために本発明は、展開時に一方向に長い帯状のカバー体2と、カバー体2の両端からカバー体2に一体的に連結されて他端側を伸長させた締結具付のベルト体3と、非膨張時にカバー体2を幅方向に折り曲げて収容されるフロートであり、気体供給装置6から気体供給を受けた膨張時に着用者Mの前部に不連続部18があって胴部を囲周するように配置されるC字形フロート4と、非膨張時に直状に配置させた状態のC字形フロート4の両端部4a、4bであって膨張時のC字形の対向端部4a、4bと、カバー体2の両端または両端寄り部と、を少なくとも腰部から脇下までの長さ(L)以上の長さでそれぞれ連結する索条5と、を有し、C字形フロート4は、非膨張時に長筒状のカバー体2に収容されて装着者Mの腰部に装着される態様Xと、海上での膨張作動時に、索条5によりカバー体2に連係された状態で水の浮力を受けて着用者Mの胴部に沿って腰部から脇下まで直状に浮力移動して着用者Mの体を脇下から抱えるように支持する態様Yと、で選択的に機能することを特徴とする腰部装着形救命具1から構成される。
また、非膨張時に直状に配置させた状態のC字形フロート4の両端部4a、4bと、カバー体2の両端寄り部と、の2箇所のみを索条5、5で連結固定したこととしてもよい。
また、カバー体2に連結するベルト体3の一端と、カバー体2の両端寄り部とC字形フロート4の両端部4a、4bとを連結する索条5であってカバー体2との連結部分はベルト体3の一端と索条5の一端とを相互に重ね合わせて縫着結合(22)させたこととしてもよい。
また、C字形フロート4の膨張時に気体を供給する気体供給装置6が同C字形フロート4の一端または一端寄り位置4aにC字形フロート4に一体的に取り付けられていることとしてもよい。
また、非膨張状態のC字形フロート4をカバー体2に収容させた状態で腰部に装着した際に気体供給装置6が着用者の側部あるいは側部からやや前部より位置に配置されることとしてもよい。気体供給装置6の位置は、着用者の右側、左側のいずれの側部であってもよい。
本発明の腰部装着形救命具によれば、展開時に一方向に長い帯状のカバー体と、カバー体の両端からカバー体に一体的に連結されて他端側を伸長させた締結具付のベルト体と、非膨張時にカバー体を幅方向に折り曲げて収容されるフロートであり、気体供給装置から気体供給を受けた膨張時に着用者の前部に不連続部があって胴部を囲周するように配置されるC字形フロートと、非膨張時に直状に配置させた状態のC字形フロートの両端部であって膨張時のC字形の対向端部と、カバー体の両端または両端寄り部と、を少なくとも腰部から脇下までの長さ以上の長さでそれぞれ連結する索条と、を有し、C字形フロートは、非膨張時に長筒状のカバー体に収容されて装着者の腰部に装着される態様と、海上での膨張作動時に、索条によりカバー体に連係された状態で水の浮力を受けて着用者の胴部に沿って腰部から脇下まで直状に浮力移動して着用者の体を脇下から抱えるように支持する態様と、で選択的に機能する構成であるから、着用者が落水した際などに膨張したフロートが脇下から抱え上げるような位置に迅速移動し、その状態で着用者の胸部以下部分で拘束するものはなく、着用者は胸部以下が自由に動けるから、緊急時の水上での待機姿勢や、付近の浮遊物を掴まえる等の動きを迅速に行なうことができる。
また、非膨張時に直状に配置させた状態のC字形フロートの両端部と、カバー体の両端寄り部と、の2箇所のみを索条で連結固定した構成とすることにより、帯状のカバー体とフロートの両端どうしを索条連結しているので、カバー体もフロートも、それぞれ着用者の前部で索条連結されることとなり、したがって、フロートの膨張時にフロートが人の背後から脇下部を抱きかかえるような動きで膨張する際に、腰部に装着されたカバー体に他端を取り付けられた索条が引っ張ってフロートの膨張移動の妨げになることがなく、着用者の胸部以下を自由に動けるようにした正しい姿勢に円滑かつ迅速に移行保持させることができる。また、カバー体、ベルト、フロートが一体化されているので、収納、管理が簡単である。
また、カバー体に連結するベルト体の一端と、カバー体の両端寄り部とC字形フロートの両端部とを連結する索条であってカバー体との連結部分はベルト体の一端と索条の一端とを相互に重ね合わせて縫着結合させた構成とすることにより、ベルトとカバー体が索条を介してルーズに一体化されているので、気体供給装置が作動した後の再収納時に収納手順に迷うことなく、簡単に収納し、また、ルーズ連結なのでカバー体もフロートもそれぞれを洗浄して海水等を洗い流すことができる。
また、C字形フロートの膨張時に気体を供給する気体供給装置が同C字形フロートの一端または一端寄り位置にC字形フロートに一体的に取り付けられている構成とすることにより、気体供給装置をフロートの一端側に寄せて取付けているので、フロートを気体供給装置に巻き込ませる状態でカバー体に収納しやすい。また、救命具を胴部装着状態で着用者の前部付近に気体供給装置が配置されるので、作動用操作紐が着用者の前部や体側の操作しやすい位置で垂下される結果、緊急時に作動用操作紐の端部の取っ手などを確実に操作することができる。さらに、例えば、気体供給装置が自動膨張タイプの場合には、フロートと気体供給装置のカバー体への収納状態では、長筒状のカバー体の端部寄りに気体供給装置が配置されるので、体が水に浸かった場合に、筒状のカバー体の端部の開口から水が侵入しやすくなり、侵入した水に反応して緊急時に装置が確実に作動する。
また、非膨張状態のC字形フロートをカバー体に収容させた状態で腰部に装着した際に気体供給装置が着用者の側部あるいは側部からやや前部より位置に配置される構成とすることにより、救命具を胴部装着状態で着用者の前部付近に気体供給装置が配置されているので、作動用操作紐が着用者の前部や体側の操作しやすい位置で垂下される結果、緊急時に作動用操作紐の端部の取っ手などを確実に操作することができる。さらに、例えば、気体供給装置が自動膨張タイプの場合には、フロートと気体供給装置のカバー体への収納状態では、長筒状のカバー体の端部寄りに気体供給装置が配置されるので、体が水に浸かった場合に、筒状のカバー体の端部の開口から水が侵入しやすくなり、侵入した水に反応して緊急時に装置が確実に作動する。
本発明の実施形態に係る腰部装着形救命具の全体斜視図である。 図1の腰部装着形救命具のカバー体を展開し、非膨張状態のC字形フロートを直状に配置させた説明図である。 図1の腰部装着形救命具のカバー体を展開し、膨張状態のC字形フロートをカバー体から取り出した状態の説明図である。 図1の腰部装着形救命具の非膨張時のC字形フロートを収容した状態でカバー体を直状に伸長した状態の図である。 図1の腰部装着形救命具のカバー体に非膨張時のC字形フロートを収容した状態での斜視図である。 図1の腰部装着形救命具のC字形フロートの膨張時の平面図である 図1の腰部装着形救命具の気体供給装置の分解斜視図である。 図1の腰部装着形救命具の気体供給装置の分解斜視図の斜視図である。 図1の腰部装着形救命具のC字形フロートの非膨張時に着用者の腰部に装着した図である。 図1の腰部装着形救命具のC字形フロートの膨張時に着用者の体を脇下から抱えるように支持した作用説明図である。
次に、本発明の実施形態に係る腰部装着形救命具について図1〜図10を参照して詳細に説明する。本発明の腰部装着形救命具1は、落水等の緊急時にフロートを膨張させて救命する装置であり、非膨張時は着用者の腰部に棒状にされた形態で巻き付け状に装着される腰部装着形の救命具である。図1ないし図10は、本発明の一実施形態を示しており、図において、実施形態の腰部装着形救命具1は、カバー体2と、ベルト体3と、C字形フロート4と、索条5と、を含み、さらにC字形フロート4は、非膨張時に着用者の腰部に装着される態様X(図5、図9参照)と、膨張時に索条5によりカバー体2に連係された状態で着用者の体を脇下から抱えるように支持する態様Y(図1、図10参照)と、で選択的に機能するものである。
図1は実施形態に係る腰部装着形救命具1の全体斜視図であり、図において、人の腰部に対応させた下部側にカバー体2を配置し、上部側に膨張させたC字形フロート4を配置し、これら相互を索条5により連結させて構成されている。
カバー体2は、非膨張時のC字形フロート4とこのC字形フロート4の内部に気体を供給する気体供給装置6を保護するものであり、実施形態では、図2に示すように展開時に一方向に長い、ある程度の幅を有する帯状体から構成されている。カバー体2は、丈夫で軽量なナイロン等の合成樹脂素材で可撓自在に形成されている。カバー体2は、例えば、図4、図5に示すように、帯状体の幅方向の略中央で2つ折り状に折り曲げて偏平な長筒状に変形され、その長筒状態の内部に非膨張時のC字形フロート4を折り畳んで収容する。カバー体2は、着用者の腰周りの側部近傍から背中に掛けて略U字状に当てがわれるような長さで形成され、締着具付きベルト体3を介して着用者の腰へ装着される。図2において、カバー体2は、帯状体の幅方向の略中央位置より下半部2aが折り曲げた状態で内側部分となり、上半部2bが外側に面した状態となる。カバー体2の輪郭縁に沿って、該カバー体を幅方向に折り曲げた際に重ね合わせられる輪郭縁どうしを係着する面ファスナ等の着脱部材8a、8bが設けられている。着脱部材8a、8bは、通常はカバー体2を幅方向に折り曲げて長筒状とした状態を保持するとともに、非常時にはC字形フロート4の膨張により容易に引き剥がされてカバー体2の展開及び該フロートのカバー外部への開放を許容する簡易着脱手段となっている。着脱部材は、例えば、カバー体2の下半部2a側の輪郭縁に面ファスナ雄部8aが設けられ、上半部2b側の輪郭縁に面ファスナ雌部8bが設けられている。着脱部材8a、8bは、カバー体2の長手方向の輪郭縁に沿って連続して設けられているとともに、幅方向の輪郭縁には隅部側からその中間位置まで設けられている。よって、カバー体2の幅方向の輪郭縁には着脱部材が無い非係着部分10が設けられており、図4、図5に示すようにカバー体2を折り曲げて長筒状に変形した状態で常に筒端部を開口12させて長筒内部と外部とを連通するようになっている。この長筒状カバー体2の端部の開口12は、カバー体内部に収容している気体供給装置6へ水を導く導水口を形成している。
ベルト体3は、カバー体2を着用者の腰部へ装着させる手段を構成している。ベルト体3は、カバー体2の長手方向の両端からカバー体2に一体的に連結されるとともに、他端側を伸長させており、カバー体2を着用者Mへ装着する際にベルト体3を締結する締結具14が設けられている。図2に示すように、実施形態では、ベルト体3は、例えば、ポリエステル繊維を編んで形成された2本のベルト部材を含み、2本のベルト体3をそれぞれ一端をカバー体2の端部寄り部に連結されるとともに、他端側に締結具14として互いに着脱可能に連結される雌雄のバックル部材14a、14bが設けられている。ベルト体3とカバー体2とは長手方向に直列状に連結される。図4、図6に示すように、ベルト体3は、延長他端側の雌雄のバックル部材14a、14bを介して連結することにより、ベルト体3とカバー体2とが無端状に連結される。図3に示すように、ベルト体3のカバー体2に連結される一端は、例えば、カバー体2の展開時の帯状体の下半部2aであってカバー体2を折り曲げて長筒状とした際の筒内部側に縫着結合されている。よって、ベルト体3は、C字形フロート4の膨張時にカバー体2が折り曲げ状態から展開するのを妨げることがない。さらに、ベルト体3は、カバー体2の端部又は端部寄り位置で連結されているので、C字フロート4がベルト体3とカバー体2との間に挟みこまれて膨張不良になることもない。締結具14は、装着時に着用者の前方側(腹側)に配置された雌雄のバックル部材14a、14bを有しており、ベルト体3を前方側で分断、連結可能に連結し、着用者への着脱操作を簡単に行える。ベルト体3には、そのベルト体の長さを調整するいわゆるコキ等のアジャスタ(長さ調整具)16が設けられており、人の体格に応じて長さを調整して着用者の腰からずれ落ちたり離脱等することが無いように確実に締結できる。
図1、図4、図5に示すように、C字形フロート4は、非膨張時にカバー体2を幅方向に折り曲げて収容されるとともに、気体供給装置6から気体供給を受けた膨張時に着用者の前部に不連続部18があって着用者Mの胴部を囲周するように配置される。C字形フロート4は、例えば、可撓性で気体を通さない軽量なナイロン等の合成樹脂素材でC字状に形成された2枚のシートを重ね合わせ、周りを熱溶着等により接合して内部に気室を形成した密閉袋状に形成されている。図4に示すように、C字形フロート4は、非膨張時にはC字形から直状になるように折り畳まれた状態で、長筒状のカバー体2の内部に収容される。図3、図6に示すように、C字形フロート4は、膨張時にはカバー体2の外部に開放され、内部気室に気体を密封充満させてその充満気体によりC字形が保持されるとともに、着用者を水上に浮力支持しうるように十分な大きさで設けられる。C字形フロート4のC字内径は、着用者の胴部回りよりも若干大きく、胴部との間にあそび(隙間)が形成されており、膨張状態では該フロート4が着用者の腰部(すなわちカバー体での収容位置)から脇下まで胴部に沿って自在に移動しうる。膨張時のC字形フロート4は、図10に示すように、着用者Mの前部側に不連続部を向けるとともに、着用者Mの背後側と脇下にあてがわれて該着用者Mを脇下から抱えるように水上に浮力支持する。図1、図2に示すようにC字形フロート4は、非膨張時に直状に配置させた状態(図2参照)の両端部4a、4bすなわち膨張時(図1参照)のC字形の対向端部4a、4bには、気室位置より外側に突出した耳部20が形成され索条5の端部が縫着結合等により連結されている。なお、図2では、非膨張時のC字形フロート4は、C字形のシート状態から直状に配置させた状態であって直状のフロート4の長手中間部を一部省略して模式的に示しており、該フロート4の中間部分SLは撓み(弛み、しわ)が生じている。
索条5は、図1、図2に示すように、非膨張時に直状に配置させた状態のC字形フロート4の両端部4a、4bであって膨張時のC字形の対向端部4a、4bと、カバー体2の両端または両端寄り部と、を少なくとも着用者Mの腰部から脇下までの長さ(図10の長さL参照)以上の長さでそれぞれ連結する。索条5は、C字形フロート4の膨張時及び非膨張時のいずれの状態でもC字形フロート4とカバー体2との連係を保持するとともに、膨張時のC字形フロート4を着用者の腰部に装着されたカバー体2の位置から離隔させて上方(脇下)に移動できるように該フロート4をある程度の自由度を確保して互いにルーズに連結した長尺のルーズ連結手段である。本実施形態では、図2に示すように、2本の索条5が取り付けられており、それらの索条5は、非膨張時に直状に配置させた状態のC字形フロート4の両端部4a、4bと、カバー体2の両端寄り部と、の2箇所のみを連結固定している。よって、索条5のカバー体2に対する連結位置、及び同索条5のC字形フロート4に対する連結位置、のいずれもが、救命具1の装着時に着用者Mの前部近傍に配置されることとなり、C字形フロート4の膨張時に該フロートが着用者の背後から脇下部を抱きかかえるような動きで浮力支持する際に、連係している索条5がフロート4の膨張及び膨張による上方への移動の妨げになることがなく、胸部以下を自由に動けるようにした正しい姿勢に円滑かつ迅速に移行させることができる。さらに、C字形フロート4の非膨張時にカバー体2に収納する際に、手間取ることなくフロート4とともに長い索条5もカバー体2内へ収納させやすい。索条5は、例えば、ポリエステル繊維を編んで形成された一定幅を有する帯部材からなる。本実施形態では、索条5の長さは、例えば、約40cm程度に設定されているが、長さは着用者の体格等に応じた長さで設定するとよく、索条の長さを調整できるようにしてもよい。図2に示すように、索条5のカバー体2と連結される一端は、ベルト体3のカバー体2に連結された一端と相互に重ね合わせられた状態で、一体縫着部22で縫着結合されている。一方、索条5の他端は、C字形フロート4の両端部4a、4bに形成された耳部20にそれぞれ縫着結合されている。C字形フロートの両端部に索条5を連結するので、加工がしやすく製造を簡単にできる。
気体供給装置6は、落水時等の緊急時に自動的に、又は手動で作動してC字形フロート4に気体を供給して該フロートを膨張させるための作動装置である。本実施形態では、気体供給装置6は、例えば、従来周知の自動型気体供給装置からなり、気体を圧縮して封入したボンベ24と、ボンベ24を開封する駆動針とその駆動機構を内蔵した作動部26と、水を感知した際に自動的に作動部26を駆動させる水感知部(スプール)28と、作動部26の手動駆動用で延長端部に取っ手が設けられた操作紐30と、を有している。図1、図6に示すように、気体供給装置6は、C字形フロート4の一端4a寄り位置に配置されて、同C字形フロート4に一体的に取り付けられている。具体的には、気体供給装置6は、例えば、該気体供給装置6からC字形フロート4内部気室への気体の導入路を兼用して該フロートの一端部に固定されているオネジ付き口金部32に、作動部26に設けられた取付孔34を介して嵌着させ、ナット36を口金部32のオネジに螺着させることにより固定されている。図5、図10に示すように、気体供給装置6は、非膨張状態のC字形フロート4をカバー体2に収容させる際に、折り畳まれるC字形フロート4に巻かれるような状態で同時にカバー体内に収容される。この際、水感知部28側が長筒状のカバー体2の端部外側向きに配置されるとともに、操作紐30がカバー体2の下方側から外部に引き出されて垂下される。図9にも示すように、気体供給装置6は、カバー体2への収容状態では、腰部装着形救命具1を着用者Mの腰部に装着した際に着用者の側部あるいは側部からやや前部より位置に配置されるようになっている。これにより、操作紐30が着用者の前部又は側部といった手が届きやすく操作しやすい位置で垂下される結果、緊急時に操作紐を確実に操作することができる。また、本実施形態では、操作紐30は、カバー体内部の気体供給装置の作動部26から下方に向けてカバー体外部に引き出されており、該操作紐30を体側に沿って鉛直下向きに牽引操作して気体供給装置6が作動するように設定されているので、操作紐から該装置に牽引作動力を伝達させやすく、確実に操作することができる。さらに、気体供給装置6は、筒状のカバー体2の一端部の開口12寄りに配置されるので、着用者が水に浸かった場合に、筒端の開口12からカバー体内部に水が侵入しやすく、侵入した水に水感知部28が即座に反応して装置を確実に作動させてC字形フロートを膨張させることができる。よって、緊急時にフロートの膨張作動の確実性、及び迅速性に優れ、高い安全性を確保できる。また、通常時には、気体供給装置6は、カバー体2により全体的に保護されるので水しぶきや雨に濡れることによる誤作動や船上装置等で損傷、破損するのも良好に防止される。
さらに、気体供給装置6は、図7、図8に示すように、その周囲を保護シート38で筒状に覆われてフロート4に取り付けられている。保護シート38は、例えば、薄肉厚のゴム製シートからなり、非膨張時のC字形フロート4を気体供給装置6とともに巻き込み状にカバー体2に収納する際に、気体供給装置6とC字形フロート4との間に介在し、気体供給装置6と該フロート4とのこすれ等によるフロートの劣化、損傷等を有効に防止できる。また、雨等で救命具1が濡れる際に気体供給装置6の水感知部28の誤作動を防止できる。保護シート38は、例えば、C字形フロートの口金部32に貫通される貫通孔40が穿孔されており、気体供給装置6をフロートの口金部32へ取り付ける際にそれらの間に挟装される。そして、保護シート38は、気体供給装置6に沿って対向する2辺のうち、一方側にスリット状の切り込み42が形成されるとともに、他方側に外側に向けて突出された突出係止片44が形成されており、内部に気体供給装置6を巻き込むように被覆して、突出係止片44を切り込み42に係着される。保護シート38は、気体供給装置6を筒状にカバーした状態では、両端部が開放46されており、浸水時にカバー体2の端部開口12から内部に水が侵入した際には、保護シートの開放部46から内部に水が侵入して気体供給装置6を確実に作動させうる。なお、図7、図8では気体供給装置6の操作紐30を省略して示している。
図1、図6に示すように、C字形フロート4のC字形の端部寄り位置であって、気体供給装置6が設けられていない他方のC字端部4b寄り位置には、C字形フロート4の膨張が不十分な場合に着用者M自身が口でフロート4内部に空気を補充するための逆支弁付き補助空気供給管48、及び笛50が取り付けられている。さらに、C字形フロート4の膨張時に上面となる側には、反射材52が貼り付けられている。笛50や反射材52により着用者の存在、位置を救助者に早期に発見させることができる。
次に図を参照しつつ本実施形態に係る腰部装着形救命具の作用について説明する。例えば、海、川、湖等の水辺や船上でレジャーや作業を行う際に、図9に示すように、C字形フロート4を非膨張状態でカバー体2に収容し、カバー体2及びベルト体3を着用者Mの腰部に巻き付け状に装着する。すなわち、C字形フロート4は、非膨張時に長筒状のカバー体2に収容されて着用者の腰部に装着される態様Xとなっている。例えば、落水事故等により着用者Mが水に浸かると、長筒状のカバー体2の端部側の開口12から内部に水が入って気体供給装置6が自動的に作動し(又は着用者M自身が操作紐30を引っ張って気体供給装置6を強制的に作動させて)、C字形フロート4を膨張させる。そのC字形フロート4の膨張に伴ってカバー体2は自動的に展開して、該C字形フロート4はカバー体の外部に開放される。開放された膨張状態のC字形フロート4は、索条5によりカバー体2に連係された状態で水の浮力を受けて、着用者Mの胴部に沿って腰部から脇下まで直状に浮力移動して、着用者Mの体を背後側から脇下から抱えるように支持する態様Yとなる。索条5はカバー体2の端部とC字形フロートの対向端部とを連結しているので、C字形フロートの非膨張でカバー体2に主要された状態から膨張してカバー体の外部に下方されて着用者を浮力支持する状態に移行する際に、長尺の索条5がフロートの膨張及び膨張による胴部に沿った移動の妨げになることがなく、スムーズに、迅速に、確実にC字形フロート4を作動して着用者への適切な浮力支持位置に移行させうる。このようなC字形フロート4の膨張時の浮力支持態様Yでは、索条5及びカバー体2、ベルト体3等の構成部材が着用者Mの胸部以下部分で拘束することはなく、着用者Mは胸部以下が自由に動けるから、緊急時の水上での待機姿勢や、付近の浮遊物を掴まえる等の動きを迅速に行なうことができ、水難緊急時の安全性を有効に確保できる。使用後に、陸地に戻って腰部装着型救命具1を取り外した後は、必要に応じて、カバー体2やC字形フロート4をそれぞれ洗浄して海水等を洗い流すことができる。この際、C字形フロート4とカバー体2とは比較的長く形成された索条5によってルーズに連結されているので、洗浄作業を行いやすい。その上、索条5は非膨張時に直状に配置させた状態のC字形フロート4の両端部に連結しているので、洗浄後に再び該フロートをカバー体2に収納する際も収納手順に迷うことなく簡単に収納できる。さらに、フロート4や気体供給装置6のボンベ、水感知部等の点検、或いは使用済みボンベや水感知部の交換、メンテナンスも簡単に行える。さらに、カバー体2、C字形フロート4、ベルト体3が一体的に形成されているので、保管管理、収納も簡単に行える。
本発明の腰部装着形救命具は、上記した実施態様の構成のみに限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載した発明の本質を逸脱しない限りにおいて任意に改変してもよい。
1 腰部装着形救命具
2 カバー体
3 ベルト体
4 C字形フロート
5 索条
6 気体供給装置
14 締結具
18 不連続部
M 着用者

Claims (5)

  1. 展開時に一方向に長い帯状のカバー体と、
    カバー体の両端からカバー体に一体的に連結されて他端側を伸長させた締結具付のベルト体と、
    非膨張時にカバー体を幅方向に折り曲げて収容されるフロートであり、気体供給装置から気体供給を受けた膨張時に着用者の前部に不連続部があって胴部を囲周するように配置されるC字形フロートと、
    非膨張時に直状に配置させた状態のC字形フロートの両端部であって膨張時のC字形の対向端部と、カバー体の両端または両端寄り部と、を少なくとも腰部から脇下までの長さ以上の長さでそれぞれ連結する索条と、を有し、
    C字形フロートは、非膨張時に長筒状のカバー体に収容されて装着者の腰部に装着される態様と、
    海上での膨張作動時に、索条によりカバー体に連係された状態で水の浮力を受けて着用者の胴部に沿って腰部から脇下まで直状に浮力移動して着用者の体を脇下から抱えるように支持する態様と、で選択的に機能することを特徴とする腰部装着形救命具。
  2. 非膨張時に直状に配置させた状態のC字形フロートの両端部と、カバー体の両端寄り部と、の2箇所のみを索条で連結固定したことを特徴とする請求項1記載の腰部装着形救命具。
  3. カバー体に連結するベルト体の一端と、カバー体の両端寄り部とC字形フロートの両端部とを連結する索条であってカバー体との連結部分はベルト体の一端と索条の一端とを相互に重ね合わせて縫着結合させたことを特徴とする請求項1記載の腰部装着形救命具。
  4. C字形フロートの膨張時に気体を供給する気体供給装置が同C字形フロートの一端または一端寄り位置にC字形フロートに一体的に取り付けられていることを特徴とする請求項1ないし3のいずれかに記載の腰部装着形救命具。
  5. 非膨張状態のC字形フロートをカバー体に収容させた状態で腰部に装着した際に気体供給装置が着用者の側部あるいは側部からやや前部より位置に配置されることを特徴とする請求項1ないし4のいずれかに記載の腰部装着形救命具。
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