JP2012235864A - 電気掃除機 - Google Patents

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Abstract

【課題】使用者に不快感を与えることが無く空気清浄効果の高い電気掃除機を提供する。
【解決手段】吸引風を発生させる電動送風機10と前記吸引風によって吸引された塵埃を捕集する集塵室13と前記集塵室13の圧力を検出する圧力検出手段27を内蔵する掃除機本体1と、帯電微粒子水を生成する静電霧化装置17と、前記静電霧化装置17への通電を制御する制御部26とを備え、前記帯電微粒子水は、前記電動送風機10の排気風によって空気中に放出されるように構成されており、制御部26は、前記圧力検出手段27で検出された圧力値に応じて前記静電霧化装置17への通電を制御するもので、静電霧化装置17で発生したオゾン濃度の上昇を十分に抑制することができ、使用者に不快感を与えることを十分に防止することができる共に、帯電微粒子水を安定して供給することができる空気清浄効果の高い電気掃除機を提供することができる。
【選択図】図2

Description

本発明は、電気掃除機に関するものである。
従来の電気掃除機においては、電動送風機の排気経路にイオン発生器を配置させる構成が提案されている(例えば、特許文献1参照)。図10は、前記特許文献1に記載された従来の電気掃除機の掃除機本体の断面図である。
すなわち、図10に示すように、従来の電気掃除機の電気掃除機本体101は、電動送風機102を内蔵する電動送風機室103と、電動送風機室103の前方に配置され、塵埃を捕集する集塵袋104を内蔵する集塵室105とを備えている。
電気掃除機本体101の後方の上部には、イオン発生器135が配置されており、イオン発生器135で発生させた大量のイオンを、電動送風機102の排気の一部を利用して大気に放出させて、浮遊する塵埃を広範囲に帯電させた後、このイオンで帯電された塵埃を集塵袋104で捕集させる構成が提案されている。
また、近年は、被付着物に付着し当該被付着物の脱臭及び除菌を行う脱臭及び除菌作用を有するナノメータサイズのマイナスイオンミスト(帯電微粒子水)を生成させる静電霧化装置が知られている(例えば、特許文献2参照)。図11は、従来の静電霧化装置の外観図である。
すなわち、図11に示すように、静電霧化装置204は、放電極201と、放電極201に対向して位置する対向電極202と、放電極201に空気中の水分を結露又は氷結させて水を供給する水供給手段203とを備え、水供給手段203は、冷却部205と放熱部206とを有するペルチェユニット207の冷却部205に放電極201を設けて構成されており、放電極201と対向電極202との間に高電圧を印加することで放電極201に保持される水を霧化させ、ナノメータサイズのマイナスイオンミストM(帯電微粒子水)を生成する構成が提案されている。
上述の特許文献1に記載された従来の電気掃除機においては、イオン発生器135によって発生されたイオンを電動送風機102の排気を利用して部屋中に放出させ、室内で対流させることにより、空気中に浮遊している塵埃を帯電させ捕集する構成であるため、イオンにより帯電した空気中の塵埃が被清掃面に落下するまでに時間が必要であった。また、上述の特許文献1に記載の従来の電気掃除機においては、空中に浮遊しているウィルス、雑菌、及びカビ菌などを十分に脱臭及び除菌することができず、十分な空気清浄効果が得られない場合があった。
そのため、空気中の塵埃を被清掃面に早く落下させるとともに、空中に浮遊しているウィルス、雑菌、及びカビ菌などを十分に脱臭及び除菌し、空気清浄効果を向上させるべく、上述の特許文献1に記載の従来の電気掃除機に、上述の特許文献2に記載の従来の静電霧化装置を組み合わせた構成を有する電気掃除機が提案されている(例えば、特許文献3参照)。
特開2008−212389号公報 特開2006−68711号公報 特開2009−254786号公報
しかしながら、単に、上述の特許文献1に記載の従来の電気掃除機に、上述の特許文献2に記載の従来の静電霧化装置204を組み合わせただけでは、帯電微粒子水を安定して供給するとともに使用者に不快感を与えることを十分に防止するという観点からは未だ改善の余地があることを本発明者らは見出した。
すなわち、一般的に、使用者が掃除を開始し、集塵袋104または集塵ボックス(図示せず)に塵埃が捕集されてくると、塵埃により吸引風路が目詰まりし、集塵袋104を収納している集塵室105または集塵ボックス内の圧力が減少するとともに、電動送風機102の吸引風の風量が徐々に低下し、電動送風機102の排気風の風量も徐々に低下する。
上述の特許文献1に記載の従来の電気掃除機に、上述の特許文献2に記載の従来の静電霧化装置204を組み合わせた構成を有する電気掃除機とした場合、静電霧化装置204で生成された帯電微粒子水は、電動送風機102の排気風によって空気中に放出される構成となるため、電動送風機102の排気風の風量が低下すると、静電霧化装置204に供給される排気風の風量も少なくなる。
静電霧化装置204に供給される排気風の風量が少なくなると、静電霧化装置204で発生したオゾンの濃度が高くなり、静電霧化装置204の電極部(放電極201及び対向電極202)周辺のオゾン濃度が極小的に高くなる場合があった。そして、オゾン濃度が高い状態のまま空気中へ放出されると、使用者の呼吸器系統、眼、粘膜等へ刺激を与える場合があり、使用者に不快感を与えるという課題があった。
本発明は、上記従来技術の有する課題に鑑みてなされたものであり、使用者に不快感を与えることを十分に防止することができるとともに、帯電微粒子水を安定して供給することができる空気清浄効果の高い電気掃除機を提供することを目的とする。
上記従来の課題を解決するために、本発明の電気掃除機は、吸引風を発生させる電動送風機と前記吸引風によって吸引された塵埃を捕集する塵埃捕集部と前記塵埃捕集部の圧力を検出する圧力検出手段を内蔵する掃除機本体と、帯電微粒子水を生成する静電霧化装置と、前記静電霧化装置への通電を制御する制御部とを備え、前記帯電微粒子水は、前記電動送風機の排気風によって空気中に放出されるように構成されており、制御部は、前記圧力検出手段で検出された圧力値に応じて前記静電霧化装置への通電を制御するもので、 静電霧化装置で発生したオゾンの濃度の上昇を十分に抑制することができ、使用者に不快感を与えることを十分に防止することができるとともに、帯電微粒子水を安定して供給することができる空気清浄効果の高い電気掃除機を提供することができる。
本発明の電気掃除機によれば、静電霧化装置で発生したオゾン濃度の上昇を十分に抑制することができ、使用者に不快感を与えることを十分に防止することができるとともに、帯電微粒子水を安定して供給することができる空気清浄効果の高い電気掃除機を提供することができるようになる。
本発明の実施の形態1における電気掃除機の斜視外観図 同電気掃除機の掃除機本体の断面図 同電気掃除機の静電霧化装置の外観図 同電気掃除機の制御ブロック図 同電気掃除機のオゾン濃度と集塵袋の塵埃捕集量との関係を示すグラフ 同電気掃除機の空気清浄効果を示すグラフ 本発明の実施の形態2における電気掃除機のオゾン濃度と集塵袋の塵埃捕集量との関係を示すグラフ 本発明の実施の形態3における電気掃除機の制御ブロック図 同電気掃除機のオゾン濃度と集塵袋の塵埃捕集量との関係を示すグラフ 従来の電気掃除機における掃除機本体の断面図 従来の静電霧化装置の外観図
第1の発明は、吸引風を発生させる電動送風機と前記吸引風によって吸引された塵埃を捕集する塵埃捕集部と前記塵埃捕集部の圧力を検出する圧力検出手段を内蔵する掃除機本体と、帯電微粒子水を生成する静電霧化装置と、前記静電霧化装置への通電を制御する制御部とを備え、前記帯電微粒子水は、前記電動送風機の排気風によって空気中に放出されるように構成されており、前記制御部は、前記圧力検出手段で検出された圧力値に応じて前記静電霧化装置への通電を制御するもので、静電霧化装置で発生したオゾンの濃度の上昇を十分に抑制することができ、使用者に不快感を与えることを十分に防止することができるとともに、帯電微粒子水を安定して供給することができる空気清浄効果の高い電気掃除機を提供することができる。
また、帯電微粒子水を空気中の塵埃に付着させ、空気中の塵埃に帯電微粒子水の質量を付加することで、空気中の塵埃を早く被清掃面に落下させることができ、空気中の塵埃の捕集効率を向上させることができる。さらに、空中に浮遊しているウィルス、雑菌、及びカビ菌などに帯電微粒子水を付着させることで、空中に浮遊しているウィルス、雑菌、及びカビ菌などを十分に脱臭及び除菌することができ、空気清浄効果の高い電気掃除機を提供することができる。
第2の発明は、特に、第1の発明の制御部には、予め定められた基準圧力値が設けられており、前記制御部は、圧力検出手段で検出された圧力値が前記基準圧力値以下であることを検出した場合、静電霧化装置への通電を停止させるもので、静電霧化装置で発生したオゾンの濃度の上昇をより確実に抑制することができ、使用者に不快感を与えることを十分に防止することができるとともに、帯電微粒子水を安定して供給することができる。
第3の発明は、特に、第1の発明の制御部には、予め定められた基準圧力値が設けられており、前記制御部は、圧力検出手段で検出された圧力値が前記基準圧力値以下であることを検出した場合、静電霧化装置への通電を間欠制御するもので、静電霧化装置で発生したオゾンの濃度の上昇をより確実に抑制することができ、使用者に不快感を与えることを十分に防止することができるとともに、帯電微粒子水を安定して供給することができる。
第4の発明は、特に、第2または第3の発明の電動送風機の回転数を制御し、吸引力を制御する吸引力制御手段を備え、前記吸引力制御手段は、複数の吸引力ポジションの設定が可能であり、設定された前記吸引力ポジションに応じて、基準圧力値が補正されるもので、静電霧化装置で発生したオゾンの濃度の上昇をより確実に抑制することができ、使用者に不快感を与えることを十分に防止することができるとともに、帯電微粒子水を安定して供給することができる。
第5の発明は、特に、第2〜4のいずれか一つの発明の静電霧化装置への通電が停止または間欠制御されていることを報知する報知手段を備えたもので、使用者に静電霧化装置で発生したオゾンの濃度が上昇したこと、及び、吸引風によって吸引された塵埃の量が基準値を超えたことを同時に報知することができるため、使用性の向上した電気掃除機を提供できる。
第6の発明は、特に、第1の発明の圧力検出手段は、静電霧化装置への通電出力経路に配されると共に、所定の圧力値以下で前記通電出力経路をOFFさせる圧力スイッチとしたもので、安価な部品構成にて、静電霧化装置で発生したオゾンの濃度の上昇を抑制することができ、使用者に不快感を与えることを十分に防止することができるとともに、帯電微粒子水を安定して供給することができる。
以下、図面を参照しながら本発明の電気掃除機の好適な実施形態について詳細に説明する。なお、この実施の形態によって本発明が限定されるものではない。また、以下の説明では、同一または相当部分には同一符号付し、重複する説明は省略する。
(実施の形態1)
図1は、本発明の実施の形態1における電気掃除機の斜視外観図、図2は、同電気掃除機の掃除機本体の断面図、図3は、同電気掃除機の静電霧化装置の外観図、図4は、同電気掃除機の制御ブロック図、図5は、同電気掃除機のオゾン濃度と集塵袋の塵埃捕集量との関係を示すグラフ、図6は、同電気掃除機の空気清浄効果を示すグラフである。
図1に示すように、本実施の形態における電気掃除機の電気掃除機100は、主として、吸引風を発生させる電動送風機10を内蔵する掃除機本体1と、被清掃面の塵埃を吸引する吸込具2と、一端が吸込具2に着脱自在に接続される伸縮自在あるいは継ぎ自在の延長管3と、一端が延長管3の他端に接続され、他端が掃除機本体1に接続されるホース4とから構成されている。
吸込具2は、被清掃面の塵埃を掻きあげる回転ブラシ5と、回転ブラシ5を回転駆動させる電動機6とを内蔵している。また、電動機6は、ベルト7を介して回転ブラシ5を回転駆動するように構成されている。
ホース4の延長管3側の端部には、使用者が電動送風機10の入力を設定する入力設定部である手元操作部8が設けられており、この手元操作部8からの信号に基づき、後述する制御部26が、電動送風機10の各種の動作モード(「強」・「中」・「弱」・「切」などの吸引力ポジション))を制御している。また、ホース4の掃除機本体1側の端部には、電動送風機10によって発生された吸引風によって吸込具2から吸い込まれた塵埃を検出する塵埃検出部9が設けられている。
塵埃検出部9は、発光素子9aと受光素子9bとを有しており、発光素子9aと受光素子9bとは対向して配置されている。また、塵埃検出部9は、発光素子9aと受光素子9bとの間を塵埃が通過した際に、受光素子9bによる受光が塵埃によって遮られることで発生するパルス波形を検出しており、このパルス波形から吸引風によって吸引された塵埃を検出している。
図1及び図2に示すように、掃除機本体1は、吸引風を発生させる電動送風機10を内蔵する電動送風機室11と、電動送風機10の上流側に着脱自在に配置されており、電動送風機10で発生された吸引風によって吸込具2から吸引された塵埃を捕集する集塵袋12を収納する塵埃捕集部である集塵室13とから構成されており、電動送風機室11と集塵室13とは、電動送風機室11及び集塵室13の間に形成された連通口(図示せず)を
介して連通されている。また、掃除機本体1内には、圧力検出手段27が配されており、チューブ28を介して、集塵室13の圧力を検出することができる。
集塵袋12は、ポリプロプレン等の熱可塑性繊維で形成されており、吸引風等で摩擦されることで帯電するように構成されている。また、掃除機本体1の後方の両側には、走行用の車輪14が回転自在に取付けられている。さらに、掃除機本体1の前方の底面には、同じく走行用のキャスター15が取付けられている。
電動送風機10は、吸引風を発生させるインペラ(図示せず)を内蔵するファン部10aと、インペラ(図示せず)を回転駆動するモータ(図示せず)を内蔵するモータ部10bとから構成されている。
ファン部10aには、電動送風機10の発熱部であるモータ部10bによって加熱される前の排気風の一部を、電動送風機10の外部へ排出する第1の排気口10cが設けられている。また、モータ部10bには、電動送風機10の発熱部であるモータ部10bを冷却した後の排気風を電動送風機10の外部へ放出する第2の排気口10dが設けられており、第2の排気口10dから排出された排気風は、掃除機本体1の後部に設けられた主排気口1aから掃除機本体1の外部に排出されるように構成されている。
掃除機本体1の後方の上部、すなわち、電動送風機室11の上方には、電動送風機室11とは樹脂等で分離して形成された静電霧化装置収納室16が設けられている。この静電霧化装置収納室16には、帯電微粒子水を発生させる静電霧化装置17と、静電霧化装置17を制御する静電霧化装置制御部18とが内蔵されている。
また、静電霧化装置収納室16は、一端が連通通路19を介して電動送風機室11に連通するとともに、他端が、掃除機本体1の後部の上方に主排気口1aとは別体に設けられた帯電微粒子水放出口1bを介して、掃除機本体1の外部と連通するように構成されている。
さらに、連通通路19の他端、すなわち、静電霧化装置収納室16と反対側の端部は、電動送風機10のファン部10aに設けられた第1の排気口10cの近傍に位置するように構成されており、電動送風機10の排気風のうち、電動送風機10の発熱部であるモータ部10bで加熱される前の排気風の一部が、静電霧化装置収納室16内へと流入し、帯電微粒子水放出口1bから排出されるように構成されている。
図3及び図4に示すように、静電霧化装置17は、ペルチェ素子20と、ペルチェ素子20の冷却側に接続された針状電極21と、ペルチェ素子20の放熱側に接続された放熱フィン22とから構成されており、針状電極21の先端側には、アース電極23が配置されている。
また、針状電極21及び放熱フィン22は、ペルチェ素子20と電気的には絶縁されているが、ペルチェ素子20と温度伝達的には接続されており、ペルチェ素子20に電圧が印加されると、ペルチェ素子20の冷却側に接続された針状電極21が冷却されるとともに、ペルチェ素子20の放熱側に接続された放熱フィン22により、ペルチェ素子20の放熱側で発生した熱が放熱されるように構成されている。
静電霧化装置制御部18は、針状電極21とアース電極23との間に高電圧を印加する高電圧発生部24と、ペルチェ素子20に電圧を印加する直流電源部25とから構成されている。
図2及び図4に示すように、掃除機本体1には、マイクロコンピュータなどで構成された制御部26が内蔵されている。
また、制御部26は、手元操作部8及び塵埃検出部9からの信号に基づき、吸込具2内に配置された電動機6を制御する電動機駆動部29、及び、電動送風機10の吸引力を制御する吸引力制御手段となる電動送風機駆動部30を位相制御するための点弧パルスを出力するように構成されている。
電動機駆動部29は、双方向性サイリスタなどで構成されており、制御部26からの信号に基づき、電動機6を位相制御することで、電動機6の回転数を制御するように構成されている。また、電動送風機駆動部30は、双方向性サイリスタなどで構成されており、制御部26からの信号に基づき、電動送風機10を位相制御することで、電動送風機10の吸込み力を制御するように構成されている。
さらに、制御部26は、圧力検出手段27の出力結果に基づき、静電霧化装置制御部18を制御する静電霧化装置駆動部31を制御することで、静電霧化装置制御部18への通電を制御し、静電霧化装置17を制御するように構成されている。
また、制御部26は、静電霧化装置17の動作状態に基づいて、掃除機本体1に設けられたLED等の報知手段32に信号を送り、報知手段32を自在に点灯及び消灯させることで、使用者に静電霧化装置17の動作状態を報知するように構成されている。
以上のように構成された本実施の形態における電気掃除機100について、以下、その動作、作用を説明する。
例えば、使用者により手元操作部8が操作され、電動送風機10の動作モードとして、吸引力の強い「強」ポジションが選択された場合、制御部26は、手元操作部8からの信号に基づき、電動機駆動部29、電動送風機駆動部30、及び、静電霧化装置駆動部31を制御し、電動機6、電動送風機10及び静電霧化装置17を駆動させる。
制御部26によって、電動機駆動部29及び電動送風機駆動部30が制御され、電動機6及び電動送風機10が駆動されると、電動機6によって、回転ブラシ5がベルト7を介して回転駆動され、被清掃面の塵埃が掻きあげられるとともに、被清掃面の塵埃が電動送風機10で発生された吸引風によって吸込具2から吸引される。
吸込具2から吸引された塵埃は、延長管3及びホース4を介して掃除機本体1内へと流入し、集塵袋12で捕集される。集塵袋12で塵埃が捕集された後のきれいになった吸引風は、電動送風機室11及び集塵室13の間に形成された連通口(図示せず)を介して電動送風機10の内部へと流入し、電動送風機10のファン部10aに設けられた第1の排気口10c及び電動送風機10のモータ部10bに設けられた第2の排気口10dから電動送風機10の外部へと排出される。
図2中、矢印Aで示すように、電動送風機10の内部へ流入した吸引風のうち、電動送風機10の発熱部であるモータ部10bを通過し、モータ部10bの発熱により加熱された吸引風(以下、第2の排気風という。)は、電動送風機10のモータ部10bに設けられた第2の排気口10dから電動送風機10の外部へと排出されるとともに、掃除機本体1の後部に設けられた主排気口1aから掃除機本体1の外部へと排出される。
また、図2中、矢印Bで示すように、電動送風機10の内部へ流入した吸引風のうち、電動送風機10の発熱部であるモータ部10bで加熱される前の吸引風の一部(以下、第
1の排気風という)は、電動送風機10のファン部10aに設けられた第1の排気口10cから電動送風機10の外部へと排出されるとともに、その一部が連通通路19を介して静電霧化装置収納室16内へと流入し、掃除機本体1の後部の上方に設けられた帯電微粒子水放出口1bから掃除機本体1の外部へと排出される。
このとき、制御部26により、静電霧化装置駆動部31を介して静電霧化装置制御部18が駆動されているため、静電霧化装置17で帯電微粒子水が生成されている。すなわち、制御部26によって静電霧化装置駆動部31が駆動されると、静電霧化装置制御部18に電力が供給され、高電圧発生部24及び直流電源部25が駆動される。
直流電源部25が駆動されると、ペルチェ素子20に電力が供給され、ペルチェ素子20の冷却側に接続された針状電極21が冷却されるとともに、ペルチェ素子20の放熱側に接続された放熱フィン22により、ペルチェ素子20の放熱側で発生した熱が放熱される。針状電極21が冷却されると、針状電極21の周辺の水分が結露し、針状電極21上に水が生成される。このとき、針状電極21とアース電極23との間には、高電圧発生部24によって高電圧(例えば、約6000V)が印加されているため、針状電極21とアース電極23との間でコロナ放電が発生し、針状電極21上に生成された水に高電圧が印加され、帯電微粒子水が生成される。
静電霧化装置17で生成された帯電微粒子水は、連通通路19を介して静電霧化装置収納室16内へと流入した第1の排気風によって、掃除機本体1の後部の上方に設けられた帯電微粒子水放出口1bから掃除機本体1の外部へと放出されるとともに、掃除機本体1の後部に設けられた主排気口1aから排出された第2の排気風の一部によって室内に拡散される。
ここで、図5に示すように、静電霧化装置17で生成された帯電微粒子水を、掃除機本体1の外部へと放出させる放出風の風量は、電動送風機10のファン部10aに設けられた第1の排気口10cから排出された第1の排気風のうち、連通通路19を介して静電霧化装置収納室16内に流入した第1の排気風の風量となる。
集塵袋12で捕集された塵埃の量が多くなってくると、塵埃により集塵袋12が目詰まりし、吸引風路の圧損が増加し、集塵袋12を収納している集塵室13内の圧力が減少するとともに、電動送風機10の吸引風の風量が徐々に低下し、連通通路19を介して静電霧化装置収納室16内に流入する第1の排気風の風量も風量Aから風量Bへと次第に低下する。
そのため、静電霧化装置17で生成された帯電微粒子水を、掃除機本体1の外部へと放出させる放出風の風量も風量Aから風量Bへと低下し、帯電微粒子水放出口1bの近傍でのオゾン濃度が上昇する。この状態のまま、静電霧化装置17の運転が継続され、オゾン濃度が高い状態のまま帯電微粒子水が掃除機本体1の外部へ放出されると、使用者の呼吸器系統、眼、粘膜等へ刺激を与える場合があり、使用者に不快感を与える可能性がある。
そこで、本実施の形態においては、圧力検出手段27によって検出された圧力値が、制御部26に予め設定された基準圧力値以下である場合、すなわち、吸引風路の圧損が増加し、集塵袋12を収納している集塵室13内の圧力が減少し、かつ電動送風機10の吸引風の風量そのものが少なく、連通通路19を介して静電霧化装置収納室16内に流入した第1の排気風の風量が少ない場合は、制御部26は、静電霧化装置駆動部31を介して静電霧化装置制御部18への通電を停止するように構成している。
これにより、捕集された塵埃増加により集塵袋12が目詰まりし、集塵室13内の圧力
が減少する、すなわち電動送風機10の吸引風の風量そのものが少なくなった状態において、帯電微粒子水放出口1bの近傍でのオゾン濃度が上昇した場合であっても、制御部26が、静電霧化装置駆動部31を介して静電霧化装置制御部18への通電を停止させ、静電霧化装置17を停止させるため、帯電微粒子水放出口1bの近傍でのオゾン濃度の上昇を十分に抑制することができ、使用者に不快感を与えることを十分に防止することができる。
また、本実施の形態においては、制御部26は、静電霧化装置駆動部31を介して静電霧化装置制御部18への通電を停止させた際に、報知手段32を点灯させ、使用者に静電霧化装置17で発生したオゾンの濃度が上昇したこと、及び、集塵袋12に塵埃が蓄積され、電動送風機10の吸引風の風量が低下したことを報知するように構成されている。
これにより、使用者に集塵袋12の交換時期を報知することができるため、帯電微粒子水放出口1bの近傍でのオゾン濃度の上昇を十分に抑制することができ、使用者に不快感を与えることを十分に防止することができるとともに、帯電微粒子水を安定して供給することができる。
ここで、本実施の形態においては、使用者により手元操作部8が操作され、電動送風機10の動作モードとして、吸引力の強い「強」ポジションを選択された場合について説明したが、使用者により吸引力が標準の「中」ポジションが選択された場合、及び、使用者により吸引力の低い「弱」ポジションが選択された場合については、使用者が電動送風機10の動作モードとして「強」ポジションを選択した場合と同様の制御を行うことで、電動送風機10の各種の動作モードにおいて確実に帯電微粒子水放出口1b近傍のオゾン濃度が上昇するのを十分に抑制することができるが、使用者により、吸引力が標準の「中」ポジションが選択された場合、及び、使用者により吸引力の低い「弱」ポジションが選択した場合において、それぞれ吸引力の強い「強」ポジションを選択された場合と異なる制御を行ってもよい。
すなわち、使用者により、吸引力が標準の「中」ポジションが選択された場合には、「強」ポジション選択時よりも吸引力が弱いため集塵室13内の圧力は高くなる。そのため、「強」ポジション選択時と同じ基準圧力値に設定すると、基準圧力値に低下する前までに、連通通路19を介して静電霧化装置収納室16内に流入する第1の排気風の風量は限りなく少なくなり、かつ静電霧化装置制御部18への通電が継続されているため、帯電微粒子水放出口1bの近傍でのオゾン濃度の上昇を十分に抑制することができなくなってしまうことがある。よって、「中」ポジションが選択された場合には、「強」ポジション選択時より基準圧力値を高く補正することで、第1の排気風の風量が少なくなる前に、静電霧化装置制御部18への通電を停止させるように構成してもよい。
これにより、使用者が、手元操作部8を操作して選択した電動送風機10の各種の運転モードに応じて、帯電微粒子水放出口1bの近傍でのオゾン濃度の上昇を十分に抑制することができ、使用者に不快感を与えることを十分に防止することができる。
ここで、従来の電気掃除機と本実施の形態における電気掃除機100とを用いて、空気清浄機の規格JEM1467の試験法に準じた試験の結果について説明する。試験は20〜30立方メートルの測定室内でタバコ吸煙機を使用してタバコ5本を発煙させ、タバコ吸煙機と同程度の撹拌ファンを運転させながら濃度分布を一定にする。その後、電気掃除機を運転させながら、粒子径0.3μmのタバコの煙の減衰率を時間毎に測定するものである。
図6に示すように、運転時間5分後の比較では、本実施の形態の電気掃除機100の除
去率が、従来の電気掃除機より約20%良い結果であった。これは、従来の電気掃除機に比べ、タバコの煙をより早く床面に沈降させて集塵していることが、グラフより読み取れる。今回用いたタバコの煙も浮遊塵埃のひとつであるが、浮遊塵埃としては、様々な粒子径の物が存在し、最大では約1μmの大きさの物まで存在する。また、沈降性塵埃でも花粉等は、数十μmの粒子径で、浮遊している時間も長い。浮遊している粒子径の大きなものほど、より多くのマイナスイオンミストが付着帯電できるので、床面へのより早い沈降が期待できるものである。
以上のように、本実施の形態においては、電動送風機10の吸引風の風量が基準値よりも高い場合においては、帯電微粒子水放出口1bから放出される帯電微粒子水は、連通通路19を介して静電霧化装置収納室16内へと流入した第1の排気風によって室内に排出される。
これにより、室内を浮遊する塵埃に帯電微粒子水を付着させ、空気中の塵埃に帯電微粒子水の質量を付加することで、空気中の塵埃を早く被清掃面に落下させることができ、空気中の塵埃の捕集効率を向上させることができる。さらに、空中に浮遊しているウィルス、雑菌、及びカビ菌などに帯電微粒子水を付着させることで、空中に浮遊しているウィルス、雑菌、及びカビ菌などを十分に脱臭及び除菌することができ、空気清浄効果の高い電気掃除機を提供することができる。
また、電動送風機10の吸引風の風量が基準値以下である場合においては、制御部26が、静電霧化装置駆動部31を介して静電霧化装置制御部18への通電を停止し、静電霧化装置17を停止させるため、帯電微粒子水放出口1b近傍のオゾン濃度の増加を抑制することができ、使用者に不快感を与えることを十分に防止することができる。
また、圧力検出手段27は、所定の圧力値以下にて通電をONまたはOFFする圧力スイッチにて構成にすることでより安価に実現できる。
さらに、集塵室13は、サイクロン式の電気掃除機にて使用されている樹脂等で構成される集塵ボックスであっても同様の制御を実現することが可能である。
(実施の形態2)
図7は、本発明の実施の形態2における電気掃除機のオゾン濃度と集塵袋の塵埃捕集量との関係を示すグラフである。なお、上述した実施の形態1と重複する部分には、同一符号を付して、その説明を省略する。
図7に示すように、静電霧化装置17で生成された帯電微粒子水を掃除機本体1の外部へと放出させる放出風の風量は、電動送風機10のファン部10aに設けられた第1の排気口10cから排出された第1の排気風のうち、連通通路19を介して静電霧化装置収納室16内に流入した第1の排気風の風量となる。
集塵袋12で捕集された塵埃の量が多くなってくると、塵埃により集塵袋12が目詰まりし、吸引風路の圧損が増加し、集塵袋12を収納している集塵室13内の圧力が減少するとともに、電動送風機10の吸引風の風量が徐々に低下し、連通通路19を介して静電霧化装置収納室16内に流入した第1の排気風の風量も風量Aから風量Bへと低下する。そのため、静電霧化装置17で生成された帯電微粒子水を掃除機本体1の外部へと放出させる放出風の風量も風量Aから風量Bへと低下し、帯電微粒子水放出口1bの近傍でのオゾン濃度が上昇する。
この状態のまま静電霧化装置17の運転が継続され、オゾン濃度が高い状態のまま帯電
微粒子水が掃除機本体1の外部へ放出されると、使用者の呼吸器系統、眼、粘膜等へ刺激を与える場合があり、使用者に不快感を与える可能性がある。
そこで、本実施の形態においては、圧力検出手段27によって検出された圧力値が、制御部26に予め設定された基準圧力値以下である場合、すなわち、吸引風路の圧損が増加し、集塵袋12を収納している集塵室13内の圧力が減少し、かつ電動送風機10の吸引風の風量そのものが少なく、連通通路19を介して静電霧化装置収納室16内に流入した第1の排気風の風量が少ない場合は、制御部26は、静電霧化装置駆動部31を介して静電霧化装置制御部18への通電を間欠制御するように構成している。
これにより、捕集された塵埃増加により集塵袋12が目詰まりし、集塵室13内の圧力が減少する、すなわち電動送風機10の吸引風の風量そのものが少なくなった状態において、帯電微粒子水放出口1bの近傍でのオゾン濃度が上昇した場合であっても、制御部26が、静電霧化装置駆動部31を介して静電霧化装置制御部18への通電を間欠制御して、静電霧化装置17を間欠運転するため、帯電微粒子水放出口1bの近傍でのオゾン濃度の上昇を十分に抑制することができ、使用者に不快感を与えることを十分に防止することができる。
また、本実施の形態においては、制御部26は、静電霧化装置駆動部31を介して、静電霧化装置制御部18への通電を間欠制御した際に、報知手段32を点灯させ、使用者に静電霧化装置17で発生したオゾンの濃度が上昇したこと、及び、集塵袋12に塵埃が蓄積され、電動送風機10の吸引風の風量が低下したことを報知するように構成されている。これにより、使用者に集塵袋12の交換時期を報知することができるため、帯電微粒子水放出口1bの近傍でのオゾン濃度の上昇を十分に抑制することができ、使用者に不快感を与えることを十分に防止することができるとともに、帯電微粒子水を安定して供給することができる。
(実施の形態3)
図8は、本発明の実施の形態3における電気掃除機の制御ブロック図、図9は、同電気掃除機のオゾン濃度と集塵袋の塵埃捕集量との関係を示すグラフである。なお、上述した実施の形態1、2における電気掃除機と同一部分には、同一符号を付して、その説明を省略する。
図8において、本実施の形態における電気掃除機の掃除機本体1には、実施の形態1における電気掃除機と同様、マイクロコンピュータなどで構成された制御部26が内蔵されている。
また、制御部26は、手元操作部8及び塵埃検出部9からの信号に基づき、吸込具2内に配置された電動機6を制御する電動機駆動部29、及び、電動送風機10を制御する電動送風機駆動部30を位相制御するための点弧パルスを出力するように構成されている。
電動機駆動部29は、双方向性サイリスタなどで構成されており、制御部26からの信号に基づき、電動機6を位相制御することで、電動機6の回転数を制御するように構成されている。
また、電動送風機駆動部30は、双方向性サイリスタなどで構成されており、制御部26からの信号に基づき、電動送風機10を位相制御することで、電動送風機10の吸込み力を制御するようになっており、さらに、圧力検出手段27は、所定の圧力値以下では制御部26から電力供給する通電経路をOFFする圧力スイッチであり、静電霧化装置制御部18を制御する静電霧化装置駆動部31と直列に配置される構成となっている。
ここで、図9に示すように、静電霧化装置17で生成された帯電微粒子水を掃除機本体1の外部へと放出させる放出風の風量は、電動送風機10のファン部10aに設けられた第1の排気口10cから排出された第1の排気風のうち、連通通路19を介して静電霧化装置収納室16内に流入した第1の排気風の風量となる。
集塵袋12で捕集された塵埃の量が多くなってくると、塵埃により集塵袋12が目詰まりし、吸引風路の圧損が増加し、集塵袋12を収納している集塵室13内の圧力が減少するとともに、電動送風機10の吸引風の風量が徐々に低下し、連通通路19を介して静電霧化装置収納室16内に流入した第1の排気風の風量も風量Aから風量Bへと低下する。そのため、静電霧化装置17で生成された帯電微粒子水を掃除機本体1の外部へと放出させる放出風の風量も風量Aから風量Bへと低下し、帯電微粒子水放出口1bの近傍でのオゾン濃度が上昇する。
この状態のまま静電霧化装置17の運転が継続され、オゾン濃度が高い状態のまま、帯電微粒子水が掃除機本体1の外部へ放出されると、使用者の呼吸器系統、眼、粘膜等へ刺激を与える場合があり、使用者に不快感を与える可能性がある。
そこで、本実施の形態においては、圧力検出手段27によって検出された圧力値が所定の圧力値以下である場合、すなわち、吸引風路の圧損が増加し、集塵袋12を収納している集塵室13内の圧力が減少し、かつ電動送風機10の吸引風の風量そのものが少なく、連通通路19を介して静電霧化装置収納室16内に流入した第1の排気風の風量が少ない場合は、圧力検出手段27は所定の圧力値以下では通電経路をOFFするため、直列に配されている静電霧化装置駆動部31への通電はOFFとなり、静電霧化装置制御部18への通電を停止する。
これにより、捕集された塵埃増加により集塵袋12が目詰まりし、集塵室13内の圧力が減少する、すなわち電動送風機10の吸引風の風量そのものが少なくなった状態において、帯電微粒子水放出口1bの近傍でのオゾン濃度が上昇した場合であっても、静電霧化装置駆動部31を介して静電霧化装置制御部18への通電を停止させ、静電霧化装置17を停止させるため、帯電微粒子水放出口1bの近傍でのオゾン濃度の上昇を十分に抑制することができ、使用者に不快感を与えることを十分に防止することができる。
以上のように、本発明に係る電気掃除機は、静電霧化装置で発生したオゾン濃度の上昇を十分に抑制することができ、使用者に不快感を与えることを十分に防止することができるとともに、帯電微粒子水を安定して供給することができる空気清浄効果の高い電気掃除機を提供することが可能となるため、帯電微粒子水を発生させる静電霧化装置を搭載した各種家庭用、業務用電気掃除機の分野・用途に好適に適用することができる。
1 掃除機本体
1a 主排気口
1b 帯電微粒子水放出口
2 吸込具
3 延長管
4 ホース
5 回転ブラシ
6 電動機
7 ベルト
8 手元操作部
9 塵埃検出部
9a 発光素子
9b 受光素子
10 電動送風機
10a ファン部
10b モータ部
10c 第1の排気口
10d 第2の排気口
11 電動送風機室
12 集塵袋
13 集塵室(塵埃捕集部)
14 車輪
15 キャスター
16 静電霧化装置収納室
17 静電霧化装置
18 静電霧化装置制御部
19 連通通路
20 ペルチェ素子
21 針状電極
22 放熱フィン
23 アース電極
24 高電圧発生部
25 直流電源部
26 制御部
27 圧力検出手段
28 チューブ
29 電動機駆動部
30 電動送風機駆動部
31 静電霧化装置駆動部
32 報知手段
100 電気掃除機

Claims (6)

  1. 吸引風を発生させる電動送風機と前記吸引風によって吸引された塵埃を捕集する塵埃捕集部と前記塵埃捕集部の圧力を検出する圧力検出手段を内蔵する掃除機本体と、帯電微粒子水を生成する静電霧化装置と、前記静電霧化装置への通電を制御する制御部とを備え、前記帯電微粒子水は、前記電動送風機の排気風によって空気中に放出されるように構成されており、前記制御部は、前記圧力検出手段で検出された圧力値に応じて前記静電霧化装置への通電を制御する電気掃除機。
  2. 制御部には、予め定められた基準圧力値が設けられており、前記制御部は、圧力検出手段で検出された圧力値が前記基準圧力値以下であることを検出した場合、静電霧化装置への通電を停止させる請求項1に記載の電気掃除機。
  3. 制御部には、予め定められた基準圧力値が設けられており、前記制御部は、圧力検出手段で検出された圧力値が前記基準圧力値以下であることを検出した場合、静電霧化装置への通電を間欠制御する請求項1に記載の電気掃除機。
  4. 電動送風機の回転数を制御し、吸引力を制御する吸引力制御手段を備え、前記吸引力制御手段は、複数の吸引力ポジションの設定が可能であり、設定された前記吸引力ポジションに応じて、基準圧力値が補正されることを特徴とする請求項2または3に記載の電気掃除機。
  5. 静電霧化装置への通電が停止または間欠制御されていることを報知する報知手段を備えた請求項2〜4のいずれか1項に記載の電気掃除機。
  6. 圧力検出手段は、静電霧化装置への通電出力経路に配されると共に、所定の圧力値以下で前記通電出力経路をOFFさせる圧力スイッチであることを特徴とする請求項1に記載の電気掃除機。
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