JP2012234232A - 開発工数見積り装置、開発工数見積り方法、及び開発工数見積りプログラム - Google Patents

開発工数見積り装置、開発工数見積り方法、及び開発工数見積りプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】システムの開発工数を簡易に見積る。
【解決手段】受付部141が、開発対象のシステムの画面数、バッチ数、帳票数、及びデータベースのデータ項目数の入力を受け付ける。マスタテーブル記憶部131が、画面、バッチ、帳票、及びデータ項目それぞれの単位数あたりの開発工数が定義されたマスタテーブルを記憶する。見積り部143が、マスタテーブルを参照して、受付部141により受け付けられた画面数の画面、バッチ数のバッチ、帳票数の帳票、及びデータ項目数のデータ項目それぞれの開発工数を算出し、算出した開発工数それぞれを合算して、システムの開発工数を見積もる。出力制御部145が、見積もり結果の出力を制御する。
【選択図】図1

Description

本発明は、開発工数見積り装置、開発工数見積り方法、及び開発工数見積りプログラムに関する。
従来から、開発対象のシステムの開発工数を見積もる技術が知られている(例えば、特許文献1参照)。
しかしながら、特許文献1に開示されているような従来技術では、開発工数を見積もるために必要な入力データの準備や入力が複雑であるため、開発工数の見積りに手間がかかっていた。
本発明は、上記事情に鑑みてなされたものであり、システムの開発工数を簡易に見積ることができる開発工数見積り装置、開発工数見積り方法、及び開発工数見積りプログラムを提供することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明の一態様にかかる開発工数見積り装置は、開発対象のシステムの画面数、バッチ数、帳票数、及びデータベースのデータ項目数の入力を受け付ける受付部と、画面、バッチ、帳票、及びデータ項目それぞれの単位数あたりの開発工数が定義されたマスタテーブルを記憶するマスタテーブル記憶部と、前記マスタテーブルを参照して、前記受付部により受け付けられた前記画面数の画面、前記バッチ数のバッチ、前記帳票数の帳票、及び前記データ項目数のデータ項目それぞれの開発工数を算出し、算出した開発工数それぞれを合算して、前記システムの開発工数を見積もる見積り部と、見積もり結果の出力を制御する出力制御部と、を備えることを特徴とする。
また、本発明の別の態様にかかる開発工数見積り方法は、受付部が、開発対象のシステムの画面数、バッチ数、帳票数、及びデータベースのデータ項目数の入力を受け付ける受付ステップと、見積り部が、マスタテーブル記憶部から、画面、バッチ、帳票、及びデータ項目それぞれの単位数あたりの開発工数が定義されたマスタテーブルを参照して、前記受付部により受け付けられた前記画面数の画面、前記バッチ数のバッチ、前記帳票数の帳票、及び前記データ項目数のデータ項目それぞれの開発工数を算出し、算出した開発工数それぞれを合算して、前記システムの開発工数を見積もる見積りステップと、出力制御部が、見積もり結果の出力を制御する出力制御ステップと、を含むことを特徴とする。
また、本発明の別の態様にかかる開発工数見積りプログラムは、上記開発工数見積り方法をコンピュータに実行させるためのものである。
本発明によれば、システムの開発工数を簡易に見積ることができるという効果を奏する。
図1は、本実施形態の開発工数見積り装置の構成の一例を示すブロック図である。 図2は、本実施形態のマスタテーブルの一例を示す図である。 図3は、本実施形態の開発工数見積り装置で行われる開発工数見積り処理の全体の流れの一例を示すフローチャートである。 図4は、本実施形態の開発工数見積り装置で行われる開発工数見積り処理の詳細の一例を示すフローチャートである。 図5は、本実施形態の設計段階選択画面の一例を示す図である。 図6は、工数見積もり画面の一例を示す図である。 図7は、画面用ランクテーブルの一例を示す図である。 図8は、バッチ用ランクテーブルの一例を示す図である。 図9は、帳票用ランクテーブルの一例を示す図である。 図10は、本実施形態の開発工数見積り装置で行われる開発工数実績算出処理の詳細の一例を示すフローチャートである。
以下、添付図面を参照しながら、本発明にかかる開発工数見積り装置、開発工数見積り方法、及び開発工数見積りプログラムの実施形態を詳細に説明する。
まず、本実施形態の開発工数見積り装置の構成について説明する。
図1は、本実施形態の開発工数見積り装置100の構成の一例を示すブロック図である。図1に示すように、開発工数見積り装置100は、操作部110と、表示部120と、記憶部130と、制御部140とを、備える。
操作部110は、各種操作の入力を行うものであり、キーボード、マウス、及びタッチパネル式ディスプレイなどの少なくともいずれかにより実現できる。
表示部120(出力部の一例)は、各種画面を表示するものであり、液晶ディスプレイやタッチパネル式ディスプレイなどにより実現できる。なお、タッチパネル式ディスプレイにより、操作部110と表示部120とを一体的に実現してもよい。
記憶部130は、開発工数見積り装置100で実行される各種プログラムや開発工数見積り装置100で行われる各種処理に使用されるデータなどを記憶する。記憶部130は、例えば、開発のテーマ名称毎に工数見積もりテーブルを記憶する。記憶部130は、例えば、HDD(Hard Disk Drive)、SSD(Solid State Drive)、メモリカード、光ディスク、RAM(Random Access Memory)などの磁気的、光学的、又は電気的に記憶可能な既存の記憶装置の少なくともいずれかにより実現できる。記憶部130は、マスタテーブル記憶部131を含む。
マスタテーブル記憶部131は、画面、バッチ、帳票、及びデータベースのデータ項目それぞれの単位数あたりの開発工数が定義されたマスタテーブルを記憶する。
本実施形態のマスタテーブルでは、画面、バッチ、帳票、及びデータ項目それぞれが、開発規模及び開発難易度の少なくともいずれかに応じてランク分けされ、ランク毎に単位数あたりの開発工数が定義されている。
また本実施形態のマスタテーブルでは、設計段階毎に、画面、バッチ、帳票、及びデータ項目それぞれの単位数あたりの開発工数が定義される。なお、設計段階は、システムの構想(企画・計画)を設計する構想設計段階(詳細には、構想設計完了段階)、システムの概要を設計する概要設計段階(詳細には、概要設計完了段階)、及びシステムの基本設計を行う基本設計段階(詳細には、基本設計完了段階)の少なくともいずれかであるものとする。但し、これに限定されるものではない。
また本実施形態のマスタテーブルでは、構想設計段階、概要設計段階、基本設計段階の順にランク分けが細分化されているものとするが、これに限定されるものではない。
図2は、本実施形態のマスタテーブルの一例を示す図である。図2に示す例では、構想設計完了段階、概要設計完了段階、及び基本設計完了段階それぞれ毎に、画面、バッチ、帳票、及びデータ項目の単位数あたりの開発工数が定義されている。ここでは、画面は1画面単位あたりの開発工数となっており、バッチは1機能単位あたりの開発工数となっており、帳票はフォーマット単位あたりの開発工数となっており、データ項目はデータ項目数あたりの開発工数となっている。
また図2に示す例では、画面、バッチ、及び帳票については、開発規模に応じて、C、B、A、AA、3A、5Aにランク分けされている。ここでは、C、B、A、AA、3A、5Aの順に難易度が高くなる、即ち、開発工数がかかるものとする。また、構想設計完了段階ではランクBのみ適用され、概要設計完了段階ではランクC、B、A、AAが適用され、基本設計完了段階ではランクC、B、A、AA、3Aが適用されている。これは、設計段階が進むほど詳細が把握できるためである。
なお、データ項目については、データ項目数が増えるほど開発工数がかかるように設定されており、〜10項目、11〜30項目、31〜50項目、51項目〜、にランク分けされている。また、構想設計完了段階では11〜30項目のみ適用され、概要設計完了段階及び基本設計完了段階では〜10項目、11〜30項目、31〜50項目、51項目〜、が適用されている。これも、設計段階が進むほど詳細が把握できるためである。
制御部140は、開発工数見積り装置100の各部を制御するものであり、CPU(Central Processing Unit)などの既存の制御装置により実現できる。制御部140は、受付部141と、見積り部143と、出力制御部145とを、含む。
受付部141は、開発対象のシステムの画面数、バッチ数、帳票数、及びデータベースのデータ項目数の入力を受け付ける。受付部141は、操作部110から入力を受け付けてもよいし、通信部を介して外部装置(いずれも図示省略)から入力を受け付けてもよい。
本実施形態では、受付部141は、画面、バッチ、帳票、及びデータ項目それぞれのランク毎に、画面数、バッチ数、帳票数、及びデータ項目数の入力を受け付ける。また本実施形態では、受付部141は、設計段階毎に、画面数、バッチ数、帳票数、及びデータ項目数の入力を受け付ける。
見積り部143は、マスタテーブル記憶部131に記憶されているマスタテーブルを参照して、受付部141により受け付けられた画面数の画面、バッチ数のバッチ、帳票数の帳票、及びデータ項目数のデータ項目それぞれの開発工数を算出し、算出した開発工数それぞれを合算して、開発対象のシステムの開発工数を見積もる。
本実施形態では、見積り部143は、設計段階毎に、開発対象のシステムの開発工数を見積もる。具体的には、見積り部143は、設計段階毎に、算出した開発工数それぞれと当該設計段階までに発生した実績工数とを合算して、開発対象のシステムの開発工数を見積もる。
また見積り部143は、算出した開発工数それぞれを合算した工数に基づき定まる標準インフラ工数及びテスト工数を更に合算して、開発対象のシステムの開発工数を見積もる。更に見積り部143は、算出した開発工数それぞれを合算した工数と標準インフラ工数とテスト工数とを合算した工数に基づき定まる管理工数を更に合算して、開発対象のシステムの開発工数を見積もる。
出力制御部145は、見積り部143の見積もり結果の出力を制御する。出力制御部145は、見積り部143の見積もり結果を表示部120に出力し、表示部120に表示させてもよいし、通信部を介して外部装置(いずれも図示省略)に出力(送信)してもよい。
本実施形態では、出力制御部145は、設計段階毎に、見積もり結果の出力を制御する。具体的には、出力制御部145は、設計段階毎に、当該設計段階の見積もり結果及び当該設計段階以前の設計段階の見積もり結果の出力を制御する。
次に、本実施形態の開発工数見積り装置の動作について説明する。
図3は、本実施形態の開発工数見積り装置100で行われる開発工数見積り処理の全体の流れの一例を示すフローチャートである。
まず、開発工数見積り装置100は、開発対象のシステムの構想設計完了段階で設計された画面数、バッチ数、帳票数、及びデータ項目数から、当該システムの開発工数を見積もる(ステップS100)。
続いて、開発工数見積り装置100は、開発対象のシステムの概要設計完了段階で設計された画面数、バッチ数、帳票数、及びデータ項目数と、概要設計完了段階までに発生した実績工数から、当該システムの開発工数を見積もる(ステップS110)。ここで、開発工数の見積り担当者は、構想設計完了段階の見積もりと概要設計完了段階の見積もりとの差異を分析する。
続いて、開発工数見積り装置100は、開発対象のシステムの基本設計完了段階で設計された画面数、バッチ数、帳票数、及びデータ項目数と、基本設計完了段階までに発生した実績工数から、当該システムの開発工数を見積もる(ステップS120)。ここで、開発工数の見積り担当者は、概要設計完了段階の見積もりと基本設計完了段階の見積もりとの差異を分析する。
最後に、開発工数見積り装置100は、開発対象のシステムの基本設計完了段階から開発完了段階までの開発に要した画面、バッチ、帳票、及びデータ項目の実績工数と、基本設計完了段階までに発生した実績工数から、当該システムの構想設計開始から開発終了までの開発工数の実績を算出する(ステップS130)。なお、基本設計完了段階から開発完了段階までの間には、詳細設計、プログラミング、単体テスト、及び結合テストが行われる。そして、開発工数の見積り担当者は、基本設計完了段階の見積もりと開発完了段階の実績との差異を分析し、差異分析結果から、マスタテーブルで定義されている単位数あたりの開発工数(パラメータ)を見直す。
図4は、本実施形態の開発工数見積り装置100で行われる開発工数見積り処理の詳細の一例を示すフローチャートである。なお、図4に示す処理は、構想設計完了段階、概要設計完了段階、及び基本設計完了段階で行われる。
まず、受付部141は、操作部110から、開発システムのテーマ名称の入力を受け付ける(ステップS200)。
続いて、受付部141は、操作部110から、設計段階の設計期間の入力を受け付ける(ステップS202)。
続いて、受付部141は、操作部110から、設計段階の開発言語の入力(選択)を受け付ける(ステップS204)。本実施形態では、開発言語として、Java(登録商標)、Notes、Oracle、及びEBS(PL/SQL)が選択可能であるものとするが、これに限定されるものではない。
続いて、受付部141は、操作部110から、マスタテーブルの入力(選択)を受け付ける(ステップS206)。本実施形態では、開発言語毎に、図2に示すようなマスタテーブルがマスタテーブル記憶部131に記憶されているものとするが、これに限定されるものではない。
続いて、受付部141は、操作部110から、設計段階の入力(選択)を受け付ける(ステップS208)。例えば、受付部141は、表示部120に表示された図5に示すような設計段階選択画面上で、操作部110により設計段階の選択肢201の中から選択され、OKボタン202が押下されると、選択された設計段階の入力を受け付ける。なお、設計段階選択画面は、出力制御部145が表示部120に出力することで、表示部120に表示される。そして、出力制御部145は、ステップS200で入力されたテーマ名称をキーにして、記憶部130から工数見積もりテーブルを取得し、ステップS208で入力された設計段階の工数見積もり画面を表示部120に出力し、表示部120に工数見積もり画面を表示させる。例えば、ステップS208で入力された設計段階が基本設計完了段階である場合、表示部120は、図6に示すような工数見積もり画面を表示する。なお、工数見積もり画面では、図6に示すように、ステップS208で入力された設計段階(基本設計完了段階)以前の設計段階(概要設計完了段階)の見積もり結果も併せて表示する。以下では、基本設計完了段階での工数の見積もりを例に取り説明するが、これに限定されるものではない。
続いて、受付部141は、操作部110から、図6に示す工数見積もり画面上で、画面、バッチ、帳票、及びデータ項目それぞれのランク毎に、ステップS208で選択された基本設計完了段階で設計された画面数、バッチ数、帳票数、及びデータ項目数の入力を受け付ける(ステップS210)。これにより、見積り部143は、マスタテーブルを参照して、受付部141によりランク毎に受け付けられた画面数の画面、ランク毎に受け付けられたバッチ数のバッチ、ランク毎に受け付けられた帳票数の帳票、及びデータ項目数のデータ項目それぞれの開発工数を算出し、算出した開発工数それぞれを合算する。
なお、ユーザは、図7に示すような画面用ランクテーブル、図8に示すようなバッチ用ランクテーブル、図9に示すような帳票用ランクテーブルを参考に、設計された画面、バッチ、及び帳票がいずれのランクに該当するか判断する。図7に示す画面用ランクテーブルでは、画面のパターン毎の画面数とテーブル数のマトリックスでランクが定義されている。また、図8に示すバッチ用ランクテーブルでは、バッチのパターンとテーブル数とでランクが定義されている。また、図9に示す帳票用ランクテーブルでは、帳票のパターン毎に印字項目数でランクが定義されている。
続いて、受付部141は、標準インフラ工数の変更がある場合(図6に示す工数見積もり画面上で、操作部110により変更ボタン211が押下された場合)、操作部110から、図6に示す工数見積もり画面上で、標準インフラ工数の割合の変更入力を受け付ける(ステップS212)。なお、変更がない場合、標準インフラ工数は、見積り部143により合算された画面、バッチ、帳票、及びデータ項目の開発工数の10%の工数となる。
続いて、受付部141は、総合テスト工数の変更がある場合(図6に示す工数見積もり画面上で、操作部110により変更ボタン212が押下された場合)、操作部110から、図6に示す工数見積もり画面上で、総合テスト工数の割合の変更入力を受け付ける(ステップS214)。なお、変更がない場合、総合テスト工数は、見積り部143により合算された画面、バッチ、帳票、及びデータ項目の開発工数の30%の工数となる。
続いて、受付部141は、PM工数の変更がある場合(図6に示す工数見積もり画面上で、操作部110により変更ボタン213が押下された場合)、操作部110から、図6に示す工数見積もり画面上で、PM工数の割合の変更入力を受け付ける(ステップS216)。なお、変更がない場合、PM工数は、見積り部143により合算された画面、バッチ、帳票、及びデータ項目の開発工数と標準インフラ工数と総合テスト工数とを合算した工数の15%の工数となる。
続いて、受付部141は、操作部110から、図6に示す工数見積もり画面上で、ステップS208で選択された設計段階までに発生した実績工数(発生済み設計工数)の入力を受け付ける(ステップS218)。
続いて、見積り部143は、合算した画面、バッチ、帳票、及びデータ項目の開発工数に、更に、標準インフラ工数、総合テスト工数、PM工数、及び実績工数を合算して、ステップS208で選択された基本設計完了段階までの開発工数を見積もる(ステップS220)。そして、出力制御部145は、見積り部143の見積もり結果を表示部120に出力し、表示部120に図6に示す工数見積もり画面上で見積もり結果(総合計)を表示させる。また、見積り部143は、ステップS208で選択された基本設計完了段階で見積もった各開発工数を記憶部130から取得した工数見積もりテーブルに設定し、設定後の工数見積もりテーブルを記憶部130に記憶する。
図10は、本実施形態の開発工数見積り装置100で行われる開発工数実績算出処理の詳細の一例を示すフローチャートである。なお、図10に示す処理は、開発完了段階で行われる。
まず、ステップS300〜S304までの処理は、図4のステップS200〜S204までの処理と同様であるため、説明を省略する。
続いて、受付部141は、操作部110から、開発完了段階の入力(選択)を受け付ける(ステップS306)。そして、出力制御部145は、ステップS300で入力されたテーマ名称をキーにして、記憶部130から工数見積もりテーブルを取得し、ステップS306で入力された開発完了段階の実績算出画面を表示部120に出力し、表示部120に実績算出画面(図示省略)を表示させる。なお、実績算出画面でも、ステップS306で入力された開発完了段階以前の設計段階(基本設計完了段階など)の見積もり結果も併せて表示する。
続いて、受付部141は、操作部110から、実績算出画面上で、画面、バッチ、帳票、及びデータ項目それぞれのランク毎に、基本設計完了段階から開発完了段階までの開発に要した実績工数の入力を受け付ける(ステップS308)。これにより、見積り部143は、受付部141によりランク毎に受け付けられた画面の開発実績工数、ランク毎に受け付けられたバッチの開発実績工数、ランク毎に受け付けられた帳票の開発実績工数、及びデータ項目の開発実績工数それぞれを合算する。
続いて、ステップS310〜S316までの処理は、図4のステップS212〜S218までの処理と同様であるため、説明を省略する。
続いて、見積り部143は、合算した画面、バッチ、帳票、及びデータ項目の開発実績工数に、更に、標準インフラ工数、総合テスト工数、PM工数、及び実績工数を合算して、ステップS306で選択された開発完了段階までの開発工数の実績を算出する(ステップS318)。そして、出力制御部145は、見積り部143で算出した実績を表示部120に出力し、表示部120に実績算出画面上で算出した実績(総合計)を表示させる。また、見積り部143は、ステップS306で選択された開発完了段階で算出した実績を記憶部130から取得した工数見積もりテーブルに設定し、設定後の工数見積もりテーブルを記憶部130に記憶する。
次に、本実施形態の開発工数見積り装置のハードウェア構成の一例について説明する。
本実施形態の開発工数見積り装置100は、CPUなどの制御装置と、ROMやRAMなどの記憶装置と、HDDなどの外部記憶装置と、ディスプレイなどの表示装置と、キーボードやマウスなどの入力装置と、通信インタフェースなどの通信装置と、を備えており、通常のコンピュータを利用したハードウェア構成となっている。
本実施形態の開発工数見積り装置100で実行される開発工数見積りプログラムは、インストール可能な形式又は実行可能な形式のファイルでCD−ROM、CD−R、メモリカード、DVD(Digital Versatile Disk)、フレキシブルディスク(FD)等のコンピュータで読み取り可能な記憶媒体に記憶されて提供される。
また、本実施形態の開発工数見積り装置100で実行される開発工数見積りプログラムを、インターネット等のネットワークに接続されたコンピュータ上に格納し、ネットワーク経由でダウンロードさせることにより提供するようにしてもよい。また、本実施形態の開発工数見積り装置100で実行される開発工数見積りプログラムを、インターネット等のネットワーク経由で提供または配布するようにしてもよい。また、本実施形態の開発工数見積り装置100で実行される開発工数見積りプログラムを、ROM等に予め組み込んで提供するようにしてもよい。
本実施形態の開発工数見積り装置100で実行される開発工数見積りプログラムは、上述した各部をコンピュータ上で実現させるためのモジュール構成となっている。実際のハードウェアとしては、CPUがHDDから故障予測プログラムをRAM上に読み出して実行することにより、上記各部がコンピュータ上で実現されるようになっている。
以上のように本実施形態によれば、画面数、バッチ数、帳票数、及びデータ項目数の入力でシステムの開発工数を見積ることができるため、システムの開発工数を簡易に見積ることができる。
また本実施形態によれば、画面、バッチ、帳票、及びデータ項目それぞれのランク毎に、画面数、バッチ数、帳票数、及びデータ項目数を入力するので、システムの開発工数の見積り精度を高めることができる。これにより、人為的に見積もりを行う場合に、評価担当者のノウハウ・レベルにより判断レベルが異なり、見積もり結果が異なってしまうという問題も解決できる。また、開発が進むにつれて、投資額が膨らみ、ROI(Return On Investment)が開発初期段階と大きく剥離してしまうという問題も解決できる。
また本実施形態によれば、設計段階毎に、当該設計段階までの開発工数を見積り、当該設計段階までの見積もり結果及び当該設計段階以前の設計段階までの見積もり結果を表示するため、各設計段階間の見積もり結果を比較・分析でき、比較・分析結果をマスタテーブルで定義されている単位数あたりの開発工数(パラメータ)の見直しに用いることができる。このように本実施形態によれば、各工程間の差分を把握でき、開発工数変動の課題も共有できるので、次のテーマの計画精度向上に活かすこともできる。
100 開発工数見積り装置
110 操作部
120 表示部
130 記憶部
131 マスタテーブル記憶部
140 制御部
141 受付部
143 見積り部
145 出力制御部
特開2003−308449号公報

Claims (11)

  1. 開発対象のシステムの画面数、バッチ数、帳票数、及びデータベースのデータ項目数の入力を受け付ける受付部と、
    画面、バッチ、帳票、及びデータ項目それぞれの単位数あたりの開発工数が定義されたマスタテーブルを記憶するマスタテーブル記憶部と、
    前記マスタテーブルを参照して、前記受付部により受け付けられた前記画面数の画面、前記バッチ数のバッチ、前記帳票数の帳票、及び前記データ項目数のデータ項目それぞれの開発工数を算出し、算出した開発工数それぞれを合算して、前記システムの開発工数を見積もる見積り部と、
    見積もり結果の出力を制御する出力制御部と、
    を備えることを特徴とする開発工数見積り装置。
  2. 前記マスタテーブルでは、前記画面、前記バッチ、前記帳票、及び前記データ項目それぞれが、開発規模及び開発難易度の少なくともいずれかに応じてランク分けされ、ランク毎に単位数あたりの開発工数が定義されており、
    前記受付部は、前記画面、前記バッチ、前記帳票、及び前記データ項目それぞれのランク毎に、前記画面数、前記バッチ数、前記帳票数、及び前記データ項目数の入力を受け付けることを特徴とする請求項1に記載の開発工数見積り装置。
  3. 前記マスタテーブルでは、設計段階毎に、前記画面、前記バッチ、前記帳票、及び前記データ項目それぞれの単位数あたりの開発工数が定義され、
    前記受付部は、設計段階毎に、前記画面数、前記バッチ数、前記帳票数、及び前記データ項目数の入力を受け付け、
    前記見積り部は、設計段階毎に、前記システムの開発工数を見積もり、
    前記出力制御部は、設計段階毎に、見積もり結果の出力を制御することを特徴とする請求項2に記載の開発工数見積り装置。
  4. 前記設計段階は、前記システムの構想を設計する構想設計段階、前記システムの概要を設計する概要設計段階、及び前記システムの基本設計を行う基本設計段階の少なくともいずれかであることを特徴とする請求項3に記載の開発工数見積り装置。
  5. 前記マスタテーブルでは、構想設計段階、概要設計段階、基本設計段階の順にランク分けが細分化されることを特徴とする請求項4に記載の開発工数見積り装置。
  6. 前記見積り部は、設計段階毎に、算出した開発工数それぞれと当該設計段階までに発生した実績工数とを合算して、前記システムの開発工数を見積もることを特徴とする請求項3〜5のいずれか1つに記載の開発工数見積り装置。
  7. 前記出力制御部は、設計段階毎に、当該設計段階の見積もり結果及び当該設計段階以前の設計段階の見積もり結果の出力を制御することを特徴とする請求項3〜6のいずれか1つに記載の開発工数見積り装置。
  8. 前記見積り部は、算出した開発工数それぞれを合算した工数に基づき定まる標準インフラ工数及びテスト工数を更に合算して、前記システムの開発工数を見積もることを特徴とする請求項1〜7のいずれか1つに記載の開発工数見積り装置。
  9. 前記見積り部は、算出した開発工数それぞれを合算した工数と前記標準インフラ工数と前記テスト工数とを合算した工数に基づき定まる管理工数を更に合算して、前記システムの開発工数を見積もることを特徴とする請求項8に記載の開発工数見積り装置。
  10. 受付部が、開発対象のシステムの画面数、バッチ数、帳票数、及びデータベースのデータ項目数の入力を受け付ける受付ステップと、
    見積り部が、マスタテーブル記憶部から、画面、バッチ、帳票、及びデータ項目それぞれの単位数あたりの開発工数が定義されたマスタテーブルを参照して、前記受付部により受け付けられた前記画面数の画面、前記バッチ数のバッチ、前記帳票数の帳票、及び前記データ項目数のデータ項目それぞれの開発工数を算出し、算出した開発工数それぞれを合算して、前記システムの開発工数を見積もる見積りステップと、
    出力制御部が、見積もり結果の出力を制御する出力制御ステップと、
    を含むことを特徴とする開発工数見積り方法。
  11. 請求項10に記載の開発工数見積り方法をコンピュータに実行させるための開発工数見積りプログラム。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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CSND199800998005; 高橋光裕、菱谷淳: 'ソフトウエア見積り手法を日本の事情に合わせて改良' 日経エレクトロニクス 第625号, 19950102, p.91-101, 日経BP社 *

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