JP2012232482A - 摩擦具 - Google Patents

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Abstract

【課題】外観デザイン上の自由度が増加する摩擦具を提供する。
【解決手段】熱変色性インキを用いて被筆記面上に形成した熱変色性の像または筆跡を摩擦し、その際に生じる摩擦熱で前記熱変色性の像または筆跡を熱変色可能な摩擦部31を前端部に備えた摩前記摩擦体レフィル3と、前記摩擦体レフィル3を前後方向に移動可能に収容する軸筒2とからなり、前記軸筒2の前端孔21より前記摩擦部31を出没可能に構成した摩擦具であって、前記摩擦体レフィル3が、全長A105mm〜115mm、最大外径B5.3mm〜6.5mm、前端孔21より出没する摩擦部31の外径C2.2mm〜2.5mmであることを特徴とする。
【選択図】 図2

Description

本発明は、摩擦具に関する。詳細には、熱変色性インキを用いて被筆記面上に形成した熱変色性の像または筆跡を摩擦し、その際に生じる摩擦熱で前記熱変色性の像または筆跡を熱変色可能な摩擦具に関する。
特許文献1には、特許文献1には、軸筒内に筆記用芯体と摩擦用芯体とを前後方向に移動可能に収容し、前記筆記用芯体の内部に熱変色性インキを収容し、前記摩擦用芯体の前端に熱変色性インキの筆跡を摩擦可能なチップ部を設けた熱変色性筆記具が開示されている。
特開2008−247025号公報
前記特許文献1の摩擦具は、複数の芯体(筆記用芯体、摩擦用芯体)を軸筒内に収容する
多芯タイプであるため、全体が多芯タイプの外観に限られ、外観デザイン上の自由度が少ない。
本発明は、前記従来の問題点を解決するものであって、外観デザイン上の自由度が増加する摩擦具を提供しようとするものである。尚、本発明で、「前」とは、ペン先側を指し、「後」とは、その反対側を指す。
本願発明は、熱変色性インキを用いて被筆記面上に形成した熱変色性の像または筆跡を摩擦し、その際に生じる摩擦熱で前記熱変色性の像または筆跡を熱変色可能な摩擦部31を前端部に備えた摩前記摩擦体レフィル3と、前記摩擦体レフィル3を前後方向に移動可能に収容する軸筒2とからなり、前記軸筒2の前端孔21より前記摩擦部31を出没可能に構成した摩擦具であって、前記摩擦体レフィル3が、全長A105mm〜115mm、最大外径B5.3mm〜6.5mm、前端孔21より出没する摩擦部31の外径C2.2mm〜2.5mmであることを特徴とする。
前記本願発明の摩擦具1は、前記摩擦体レフィル3が、全長A105mm〜115mm、最大外径B5.3mm〜6.5mm、前端孔21より出没する摩擦部31の外径C2.2mm〜2.5mmであることにより、一般的な筆記体レフィル(例えばボールペンレフィル)を収容可能な軸筒2に摩擦体レフィル3を収容することができ、摩擦具1全体の外観デザイン上の自由度が増加する。
・摩擦部
本発明において、前記摩擦部31を構成する材料は、弾性を有する合成樹脂(ゴム、エラストマー)が好ましく、例えば、シリコーン樹脂、SBS樹脂(スチレン−ブタジエン−スチレン共重合体)、SEBS樹脂(スチレン−エチレン−ブチレン−スチレン共重合体)、フッ素系樹脂、クロロプレン樹脂、ニトリル樹脂、ポリエステル系樹脂、エチレンプロピレンジエンゴム(EPDM)等が挙げられる。前記摩擦部31を構成する弾性を有する合成樹脂は、高摩耗性の弾性材料(例えば、消しゴム等)からなるものよりも、摩擦時に摩耗カス(消しカス)が殆ど生じない低摩耗性の弾性材料からなることが好ましい。
・熱変色性インキ
本願発明において、前記熱変色性インキは、可逆熱変色性インキが好ましい。前記可逆熱変色性インキは、発色状態から加熱により消色する加熱消色型、発色状態または消色状態を互変的に特定温度域で記憶保持する色彩記憶保持型、または、消色状態から加熱により発色し、発色状態からの冷却により消色状態に復する加熱発色型等、種々のタイプを単独または併用して構成することができる。
また、前記可逆熱変色性インキに含有される色材は、従来より公知の(イ)電子供与性呈色性有機化合物、(ロ)電子受容性化合物、及び(ハ)前記両者の呈色反応の生起温度を決める反応媒体、の必須三成分を少なくとも含む可逆熱変色性組成物をマイクロカプセル中に内包させた可逆熱変色性顔料が好適に用いられる。
本発明では、図5に示すように、温度変化による着色濃度の変化をプロットした曲線の形状が、温度を変色温度域より低温側から上昇させていく場合と逆に変色温度域より高温側から下降させていく場合とで異なる経路を辿って変色し、完全発色温度(t)以下の低温域での発色状態、または完全消色温度(t)以上の高温域での消色状態が、特定温度域〔t〜tの間の温度域(実質的二相保持温度域)〕で記憶保持できる色彩記憶保持型熱変色性インキが適用されることが好ましい。図5において、ΔHは、ヒステリシスの程度を示す温度幅(即ちヒステリシス幅)を示す。ΔHの値が小さいと、変色前後の両状態のうち一方の状態しか存在しえない。ΔHの値が大きいと、変色前後の各状態の保持が容易となる。
本発明では、前記摩擦部31の摩擦熱による熱変色性インキの変色温度は、25℃〜95℃(好ましくは36℃〜95℃)に設定される。即ち、本発明では、前記高温側変色点〔完全消色温度(t)〕を、25℃〜95℃(好ましくは、36℃〜90℃)の範囲に設定し、前記低温側変色点〔完全発色温度(t)〕を、−30℃〜+20℃(好ましくは、−30℃〜+10℃)の範囲に設定することが有効である。それにより、常態(日常の生活温度域)で呈する色彩の保持を有効に機能させることができるとともに、可逆熱変色性インキによる筆跡を摩擦部31による摩擦熱で容易に変色することができる。
本発明は、外観デザイン上の自由度が増加する摩擦具を提供できる。
本発明の実施の形態の摩擦具に用いる摩擦体レフィルを示す正面図である。 本発明の実施の形態の摩擦具の摩擦部突出状態を示す縦断面図である。 本発明の実施の形態の摩擦具の摩擦部没入状態を示す縦断面図である。 図2の出没機構を示す分解図である。 熱変色性インキの変色挙動を示す説明図である。
本発明の実施の形態を図1乃至図4に示す。
本実施の形態の摩擦具1は、軸筒2と、該軸筒2内に収容される摩擦体レフィル3と、該摩擦体レフィル3の摩擦部31を軸筒2の前端孔21より出没自在にさせる出没機構とを備える。
前記軸筒2は、円筒状の前軸2aと、該前軸2aの後端に連結される円筒状の後軸2bとからなる。前記前軸2aと前記後軸2bは、螺合または嵌合により着脱自在に連結される。
前記摩擦体レフィル3は、摩擦部31と、該摩擦部31が前端に固着された軸部32とからなる。前記摩擦部31は弾性材料(例えば、シリコーン樹脂、SBS樹脂、SEBS樹脂等)からなる。前記摩擦体レフィル3は、全長Aが105mm〜115mm、最大外径B(軸部32の外径)が5.3mm〜6.5mm、前端孔21より出没する摩擦部31の外径Cが2.2mm〜2.3mmである
前記出没機構は、回転カム機構を用いたノック式出没機構であり、軸筒2内面(後軸2b内面)に形成されたカム部4と係合し且つ筆記体の後端と当接する回転部材5と、該回転部材5と係合し且つ軸筒2後端(後軸2b後端)より突出するノック体6と、軸筒2内に収容され且つ摩擦体レフィル3を後方に付勢する弾発体7(例えば圧縮コイルスプリング)とからなる。本実施の形態の出没機構は、摩擦部31突出操作及び摩擦部31没入操作のいずれもがノック体6を前方に押圧する操作のダブルノック式である。
前記軸筒2内面のカム部4は、前方に突出する鋸歯状の複数のカム歯41と、該カム歯41間に形成され、回転部材5が係合するカム溝42とを備える[図4(c)参照]。前記回転部材5は、その外面に長手方向に延びる3本の突条51を備え、該突条51が、前記軸筒2内面のカム部4のカム溝42と係合される[図4(b)参照]。前記ノック体6の前端部に、カム部4のカム溝42内を摺動するガイド突条と、回転部材5の突条51の後端と係合するカム歯62とを備える[図4(a)参照]。前記ガイド突条61と前記カム溝42との周方向係合により前記ノック体6は軸筒2に対して回転不能に取り付けられる。
本実施の形態の摩擦具1は、前記摩擦体レフィル3が、全長A105mm〜115mm、最大外径B5.3mm〜6.5mm、前端孔21より出没する摩擦部31の外径C2.2〜2.3mmであることにより、一般的な筆記体レフィル(例えばボールペンレフィル)を収容可能な軸筒2に摩擦体レフィル3を収容することができ、摩擦具1全体の外観デザイン上の自由度が増加する。
1 摩擦具
2 軸筒
21 前端孔
2a 前軸
2b 後軸
3 摩擦体レフィル
31 摩擦部
32 軸部
4 カム部
41 カム歯
42 カム溝
5 回転部材
51 突条
6 ノック体
61 ガイド突条
62 カム歯
7 弾発体
A 摩擦体レフィルの全長
B 摩擦体レフィルの最大外径
C 摩擦部の外径

Claims (1)

  1. 熱変色性インキを用いて被筆記面上に形成した熱変色性の像または筆跡を摩擦し、その際に生じる摩擦熱で前記熱変色性の像または筆跡を熱変色可能な摩擦部を前端部に備えた摩前記摩擦体レフィルと、前記摩擦体レフィルを前後方向に移動可能に収容する軸筒とからなり、前記軸筒の前端孔より前記摩擦部を出没可能に構成した摩擦具であって、
    前記摩擦体レフィルが、全長105mm〜115mm、最大外径5.3mm〜6.5mm、前端孔より出没する摩擦部の外径2.2mm〜2.5mmであることを特徴とする摩擦具。
JP2011102592A 2011-04-29 2011-04-29 摩擦具 Withdrawn JP2012232482A (ja)

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