JP2012229868A - 給湯システム - Google Patents
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Abstract
【解決手段】給湯システム1は、湯水を加熱する燃焼装置8を有する給湯器本体2と、循環ポンプ13を有するポンプユニット3とが配管によって接続され、双方の機器を含む間の循環回路19内に所定温度の湯水を滞留させることができる機能を備えている。給湯器本体2とポンプユニット3は、個々に筐体5、6を有し、それらの筐体5、6は同一寸法に形成されている。また、各筐体5、6には、同一方向の面に複数の配管接続部が設けられており、両者の配管接続部のうちの少なくとも1組が、ほぼ同一の位置に配されている。
【選択図】図2
Description
なお、ここで言う「規格配管」とは、JIS規格等ではなく、給湯能力や配管径等に基づいて決定された配管長さ等を一定の規格にした社内規格のことである。
そこで、本発明では、熱源部の筐体と、ポンプユニットの筐体が、通常の設置状態を基準に、同一方向の面に複数の配管接続部が設けられ、熱源部の配管接続部のうちの少なくとも1つと、ポンプユニットの配管接続部のうちの少なくとも1つが、ほぼ同じ位置に配された構成とされている。即ち、複数の熱源部を連結する際に利用する同じ規格配管等を利用することができるため、配管工事の作業効率が向上する。
また、本発明の給湯システムは、熱源部とポンプユニットが個々に筐体を有し、その各筐体がほぼ同一の寸法に設定されている。そのため、熱源部とポンプユニットは、外観上に統一性が形成され、意匠性の向上を図ることができる。
従って、本発明の給湯システムによれば、従来のポンプユニットが採用された場合に比べて、より高い施工性が図れ、さらに熱源部とポンプユニットの外観上の統一化を図ることができる。
そこで、請求項2に記載の発明では、熱源部及びポンプユニットは、同一の架台に固定されることを特徴とする請求項1に記載の給湯システムとした。
本実施形態に係る給湯システム1は、図1、2に示すように、複数(本実施形態では2台)の給湯器本体(熱源部)2と、循環ポンプ13、14等を備えたポンプユニット3とを組み合わせたものであり、これらが配管等を用いて連結されている。そして、給湯システム1は、制御装置50を有し、その制御装置50によって、複数の給湯器本体2及びポンプユニット3が集約的に制御されるシステムである。
なお、本発明の給湯システム1の動作は公知技術と同様であり、特徴的構成は構造にあるため、以下においては、動作の説明は省略し、構造に注目して説明する。
給湯器本体2は、公知のそれと同様のものが採用されており、本実施形態では2台とも同じ機能及び能力を備えた給湯器とされている。具体的には、給湯器本体2は、熱源用筐体5を有し、熱源用筐体5内に燃料ガスを燃焼する燃焼装置8と、燃焼装置8等の制御を行うコントローラ51とが内蔵されている。
筐体本体5aは、通常の設置状態を基準に、底面側に複数(本実施形態では入水用、出湯用、排水用の3種類に注目)の配管継ぎ手40、41、42が装着されている。即ち、筐体本体5aは、図3(b)に示すように、底面において、二点鎖線を基準に、中央より若干下方右よりに入水用配管継ぎ手40が配され、中央より若干上方左よりに出湯用配管継ぎ手41が配され、上方左側に排水用配管継ぎ手42が配された構成とされている。なお、筐体本体5aには、ガス用の配管継ぎ手等も設けられているが、本発明に特に関係する構成ではないため、説明を省略する。
一方、蓋部5bは、通常の設置状態を基準に、下部側に給気用開口38、上部側に排気用開口39が設けられている。
燃焼部9は、燃料系統(図示しない)が接続され、その図示しない燃料系統から供給される燃料ガスを燃焼する複数のバーナ12により構成されている。
熱交換部11は、主に顕熱を回収して湯水が加熱される一次熱交換器15と、一次熱交換器15より燃焼ガスの流れ方向下流側に位置し、燃焼ガスに含まれる水蒸気の主に潜熱を回収して湯水が加熱される二次熱交換器16を有する。なお、二次熱交換器16では、潜熱回収時に凝縮水(所謂ドレン)が発生するため、本実施形態の熱交換部11には、二次熱交換器16で発生したドレンを外部に排水するドレン排出系統65が設けられている。
送風機10は、公知のそれと同様のものであり、内部に図示しないファンを備え、燃焼部9の燃焼量に応じて、送風量等を調整できるものである。
筐体本体6aは、通常の設置状態を基準に、底面側に複数(本実施形態では入水用、吐出用、排水用の3種類)の配管継ぎ手43、44、45が装着されている。即ち、筐体本体6aは、図6(b)に示すように、底面において、二点鎖線を基準に、中央より若干下方右よりに入水用配管継ぎ手43が配され、中央より若干上方左寄りに吐出用配管継ぎ手44が配され、上方左側に排水用配管継ぎ手45が配された構成とされている。
なお、ポンプユニット用筐体6は、排水用配管継ぎ手45の下流側の位置にホッパー継ぎ手35が取り付けられている。このホッパー継ぎ手35は、公知のそれと同様のものである。
膨張タンク17は、密閉型の蓄圧手段である。そして、膨張タンク17の近傍には安全弁54が設けられており、膨張タンク17の許容範囲を超えた圧力上昇の際に、配管内の湯水を外部に排出する湯水排出系統66(図1)が設けられている。
給湯システム1には、主に、給湯を目的とした給湯系統20と、排水を目的とした排水系統21が備えられている。
具体的には、給湯時経路は、図9に示すように、給水流路22と、出湯流路23とによって形成され、即湯時経路は、図10に示すように、給水流路22の一部と、出湯流路23と、給湯側戻り流路24とを構成要素とする循環回路19によって形成されている。
なお、給湯器本体2の内部上流側流路33の中途には、湯水流量センサ55や入水温度センサ56が設けられ、さらにバイパス配管48の中途には、バイパス水量センサ59と水量調整弁61が設けられ、各機器がコントローラ51と電気的に接続されている。
なお、給湯器本体2の内部下流側流路34の中途には、流量調整弁57や出湯温度センサ58等が設けられており、各機器がコントローラ51と電気的に接続されている。
なお、ポンプユニット3の内部配管46の中途に、前記した循環ポンプ13、14が配されており、その循環ポンプ13、14よりも上流側に膨張タンク17が配されている。
ドレン排水流路63は、外部の配管等と接続された排水主配管67と、排水主配管67から給湯器本体2に分岐した給湯側排水分岐配管68と、給湯側排水分岐配管68の上流端に取り付けられたホッパー継ぎ手36と、給湯器本体2に取り付けられた排水用配管継ぎ手42と、ドレン排出系統65とで形成されている。
また、湯水排水流路64は、排水主配管67と、排水主配管67からポンプユニット3に分岐したユニット側排水分岐配管70と、ポンプユニット3に取り付けられた排水用配管継ぎ手45と、湯水排出系統66とで構成されている。
即ち、排水系統21は、給湯器本体2やポンプユニット3から排出されたドレンや不要な湯水を外部に排水する流路である。
一方、給湯器本体に対して、従来におけるポンプユニットは、架台4a、4bのような固定部材に固定されることはなく、通常、床に据え付けられる。
一方、このような給湯器本体に対して、従来におけるポンプユニットは、前記したように、床据え置き型のものであるため、給湯器本体に使用される規格の分岐配管等は、実質的に利用できず、ポンプユニット専用の分岐配管等を用意する必要があった。
以下に、本実施形態における特徴的構成について具体的に説明する。
本実施形態では、図2、3、6に示すように、ポンプユニット用筐体6の外形寸法を熱源用筐体5の外形寸法とほぼ同一寸法に設計した。即ち、ポンプユニット用筐体6は、源用筐体5の寸法を基準とすると、高さ、幅、並びに、奥行きのそれぞれが、源用筐体5の寸法の0.9〜1.1倍程度とされており、好ましくは0.95〜1.05倍程度の大きさである。即ち、この「寸法の同一化」によって、給湯器本体2とポンプユニット3のそれぞれの筐体5、6は、高さ、幅、並びに、奥行きの長さがほぼ統一されるため、外観上の統一性が形成される。
本実施形形態では、ポンプユニット用筐体6を、給湯器本体固定部材に固定できる構成とした。即ち、図13に示す連結架台7を利用し、2台の給湯器本体2と1台のポンプユニット3とを並設して固定する構成とした。換言すれば、本実施形態では、本来、給湯器本体2専用の連結架台7を、ポンプユニット3の固定手段としても利用している。このように、「架台の利用」によって、給湯器本体2とポンプユニット3を同一の架台7を用いて同一の位置に固定することができるため、給湯システム1全体の外観上の統一性がより向上する。
また、本実施形態では、熱源用筐体5の各配管継ぎ手40〜42と、ポンプユニット用筐体6の各配管継ぎ手43〜45のそれぞれをほぼ同一の位置に配した。
ここで、「ほぼ同一の位置」とは、図3(b)に示すように、給湯器本体2の領域A内に出湯用配管継ぎ手41及び排水用配管継ぎ手42が存在し、図6(b)に示すように、ポンプユニット3の領域P内に入水用配管継ぎ手43及び排水用配管継ぎ手45が存在すればほぼ同一の位置とみなし、図3(b)に示すように、給湯器本体2の領域B内に入水用配管継ぎ手40が存在し、図6(b)に示すように、ポンプユニット3の領域R内に吐出用配管継ぎ手44が存在すればほぼ同一の位置とみなす。
ここで、前記したように、給湯器本体2において、図5に示すように、入水用配管継ぎ手40の位置は(ta、tb)、出湯用配管継ぎ手41の位置は(tc、td)、排水用配管継ぎ手42の位置は(te、tf)である。また、ポンプユニット3において、図8に示すように、吐出用配管継ぎ手44の位置は(sa、sb)、入水用配管継ぎ手43の位置は(sc、sd)、排水用配管継ぎ手45の位置は(se、sf)である。
そこで、本実施形態では、ポンプユニット3の吐出用配管継ぎ手44の位置(sa、sb)が、給湯器本体2の中心Cからの距離ta及び距離tbの0.8〜1.2倍、好ましくは0.9〜1.1倍の位置であればほぼ同一の位置とみなし、ポンプユニット3の入水用配管継ぎ手43の位置(sc、sd)が、給湯器本体2の中心Cからの距離tc及び距離tdの0.8〜1.2倍、好ましくは0.9〜1.1倍の位置であればほぼ同一とみなし、ポンプユニット3の排水用配管継ぎ手45の位置(se、sf)が、給湯器本体2の中心Cからの距離te及び距離tfの0.8〜1.2倍、好ましくは0.9〜1.1倍の位置であればほぼ同一の位置とみなす。
一方、出湯主配管28には、給湯器本体2の出湯分岐配管29、30しか接続されておらず、戻り主配管31には、ポンプユニット3の繋ぎ配管32しか接続されていないため、これらの主配管28、31における分岐配管等の接続部分には、前記したように同一規格の分岐配管を利用することができない。
また、結果的に、配管工事に要する配管の種類を減らすことができるため、配管等の管理が容易となる。
2 給湯器本体(熱源部)
3 ポンプユニット
4 架台単体
5 熱源用筐体
6 ポンプユニット用筐体
7 連結架台
8 燃焼装置
13、14 循環ポンプ
16 二次熱交換器
17 膨張タンク
19 循環回路
40 入水用配管継ぎ手
41 出湯用配管継ぎ手
42 排水用配管継ぎ手
43 入水用配管継ぎ手
44 吐出用配管継ぎ手
45 排水用配管継ぎ手
Claims (4)
- 湯水を加熱する熱源部と、循環ポンプを有するポンプユニットが配管によって接続され、双方の機器を含む間の配管内に所定温度の湯水を滞留させて、要求に応じて滞留された湯水から出湯させる機能を備えた給湯システムであって、
熱源部とポンプユニットは、個々に筐体を有し、
各筐体はほぼ同一の寸法に設定され、通常の設置状態を基準に、同一方向の面に複数の配管接続部が設けられており、
熱源部の配管接続部のうちの少なくとも1つと、ポンプユニットの配管接続部のうちの少なくとも1つは、ほぼ同じ位置であることを特徴とする給湯システム。 - 熱源部及びポンプユニットは、同一の架台に固定されることを特徴とする請求項1に記載の給湯システム。
- 熱源部は、燃料を燃焼して燃焼ガスを生成する燃焼部と、主に燃焼ガスの潜熱を回収する二次熱交換器とを有する熱源部であり、当該熱源部は潜熱回収によって発生する凝縮水が前記配管接続部のいずれかを介して排出され、
ポンプユニットは、膨張タンクを有し、当該膨張タンクと連通した流路から溢れた湯水が前記配管接続部のいずれかを介して排出されることを特徴とする請求項1又は2に記載の給湯システム。 - 少なくとも給水用、給湯用、並びに、排水用の主配管を備え、熱源部及びポンプユニットにおける各配管接続部には前記いずれかの主配管から分岐した分岐配管が接続されるものであって、
熱源部とポンプユニットの配管接続部のうち、前記ほぼ同じ位置に配される配管接続部は、同一の主配管から分岐した分岐配管が接続されることを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載の給湯システム。
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