JP2012225583A - 空気調和装置用パネル及び空気調和装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】空気調和装置の空気吹出口の外枠部材に急な温度変化が生じた場合であっても、外枠部材に取り付けられている断熱材と当該外枠部材の内部との摩擦による擦れ音の発生を軽減する。
【解決手段】第1パネルは、外枠の凹部Sは、空気吹出口側に形成された一方側部2431と、一方側部2431に対向して形成された他方側部2432と、一方側部2431及び他方側部2432を繋ぐ側底部2433とを有し、断熱材は、一方側部2431、他方側部2432及び側底部2433により形成される開口を覆うようにして、外枠の凹部S内に、一方側部2431及び他方側部2432に対向する断熱材の両側部461a,461bが、一方側部2431及び他方側部2432との間に空隙を有して固定部材26により取り付けられている。
【選択図】図7

Description

本発明は、空気調和装置用パネル及び空気調和装置に関し、特に、空気吹出口の外枠を形成する外枠部材に断熱材を取り付ける技術に関する。
一般に、空気調和装置のケースは、ケース内に空気を吸い込む空気吸込口と、ケース内の空気をケース外に吹き出す空気吹出口とを有している。例えば特許文献1に記載の空気調和装置は床置きタイプの室内機であり、空気吹出口はケースの正面部に配置されている。このタイプの室内機では、空気吹出口は前後方向に開口しており、この空気吹出口には気流の方向を調節するための複数のフラップや空気吹出口を覆うグリルなどが設けられている。
特開2008−175457号公報
上記空気吹出口の外枠を形成する外枠部材には、その内部に、結露を防止するための断熱材が装填されている。そして、この断熱材は、組み立て時の脱落防止のために、外枠部材の内部に両面テープで貼り付けられて、当該外枠部材の内部に固定されている。しかし、このような外枠部材に対する断熱材の取付構造の場合、断熱材と外枠部材の内部が接触するため、例えば暖房停止時などに急な温度変化が生じると、断熱材と外枠部材との熱膨張率が異なっていれば、断熱材と外枠部材の膨張程度の違いにより、断熱材と外枠部材の内部との間に摩擦が生じ、当該摩擦による擦れ音が発生する。この擦れ音は、ユーザに対して不快感を与える。
本発明は、このような問題点を解決するためになされたものであり、空気調和装置の空気吹出口の外枠部材に急な温度変化が生じた場合であっても、外枠部材に固定されている断熱材と当該外枠部材の内部との摩擦による擦れ音の発生を軽減することを目的とする。
請求項1に記載の発明は、空気吹出口(11)が形成された空気調和装置用パネル(21)であって、
前記空気吹出口(11)の外枠を形成し、当該空気吹出口(11)からの空気吹き出し方向に凹む凹部(S)を有する外枠部材(24)と、
前記外枠部材(24)の前記凹部(S)内に取り付けられ、前記外枠部材(24)とは熱膨張率が異なる断熱材(46)とを備え、
前記外枠部材(24)の前記凹部(S)は、前記空気吹出口(11)側に形成された一方側部(2431)と、当該一方側部(2431)に対向して形成された他方側部(2432)と、当該一方側部(2431)及び他方側部(2432)を繋ぐ側底部(2433)とを有し、
前記断熱材(46)は、前記一方側部(2431)、前記他方側部(2432)及び前記側底部(2433)により形成される開口を覆うようにして、前記外枠部材(24)の前記凹部(S)内に、前記一方側部(2431)及び前記他方側部(2432)に対向する当該断熱材(46)の両側部(461a,461b)が、当該一方側部(2431)及び当該他方側部(2432)との間に空隙を有して固定部材(26)により固定されているものである。
この発明によれば、断熱材は、外枠部材の一方側部、他方側部及び側底部により形成される開口を覆うようにして、当該外枠部材の凹部内に、一方側部及び他方側部に対向する上記両側部が、一方側部及び他方側部との間に空隙を有して固定部材により固定され、断熱材が外枠部材の一方側部及び他方側部に接触しないため、例えば暖房停止時などに急な温度変化が当該外枠部材に生じ、断熱材と外枠部材に膨張程度の違いが生じた場合であっても、断熱材と外枠部材の内部との間における摩擦が軽減され、当該両部材の摩擦による擦れ音の発生が軽減される。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の空気調和装置用パネルであって、前記断熱材(46)は、前記側底部(2433)に対向する端部が、当該側底部(2433)との間に空隙を有して前記固定部材(26)により固定されている。
この発明によれば、外枠部材の凹部内に固定された断熱材は、外枠部材の側底部に対向する端部が、当該側底部との間に空隙を有しているので、急な温度変化が外枠部材に生じた場合であっても、外枠部材の一方側部及び他方側部に加えて側底部までも断熱材とは接触せず摩擦が生じなくなるので、断熱材と外枠部材の内部との間における摩擦が更に軽減される。
請求項3に記載の発明は、請求項2に記載の空気調和装置用パネルであって、前記外枠部材(24)の前記凹部(S)内における前記側底部(2433)には、前記開口に向かって延び、前記凹部(S)内において前記断熱材(46)と当接するリブ(25)が設けられ、
前記断熱材(46)は、前記リブ(25)が設けられている位置においては、その端部が前記リブ(25)に当接する状態で前記凹部(S)内に固定されている。
この発明によれば、外枠部材の側底部に、上記開口に向かって延びるリブが設けられ、断熱材はその端部が当該リブに当接する状態で外枠部材の凹部内に固定されているので、外枠部材の凹部内への断熱材の入り込み量を、当該リブと断熱材との当接位置までに制限し、これにより外枠部材の凹部内における断熱材の位置決めを行うことができる。
請求項4に記載の発明は、請求項1乃至請求項3のいずれかに記載の空気調和装置用パネル(21)を備える空気調和装置(10)である。
この発明によれば、請求項1乃至請求項3のいずれかに記載の発明が奏する作用を、空気調和装置として得ることが可能になる。
本発明によれば、例えば暖房停止時などに急な温度変化が、空気吹出口の外枠部材に生じ、断熱材と外枠部材に膨張程度の違いが生じた場合であっても、断熱材と外枠部材の内部との間における摩擦が軽減され、当該両部材の摩擦による擦れ音の発生が軽減される。
(A)は、本発明の一実施形態に係る空気調和装置を示す正面図であり、(B)は、(A)のIB−IB線断面図である。 (A)は、前記空気調和装置の第1パネルを示す正面図であり、(B)は、(A)のIIB−IIB線断面図である。 (A)は、前記第1パネルを背面側から見た斜視図であり、(B)は、前記第1パネルを示す背面図である。 前記第1パネルの下端部及び第2パネルの上端部を示す断面図である。 前記第2パネルを示す斜視図である。 第1パネル21の背面部と、当該背面部に取り付けられる断熱材とを示す図である。 図6のIIIB−IIIB線における外枠及び断熱材の断面図である。 図6のIIIB−IIIB線における外枠及び断熱材の断面図であり、断熱材の他の形態を示す図である。
以下、本発明に係る空気調和装置用パネル及びこれを備える空気調和装置の一実施形態について図面を参照して説明する。図1(A)は、本発明の一実施形態に係る空気調和装置を示す正面図であり、(B)は、(A)のIB−IB線断面図である。図2(A)は、前記空気調和装置の第1パネルを示す正面図であり、(B)は、(A)のIIB−IIB線断面図である。図3(A)は、前記第1パネルを背面側から見た斜視図であり、(B)は、前記第1パネルを示す背面図である。図4は、前記第1パネルの下端部及び第2パネルの上端部を示す断面図である。図5は、前記第2パネルを示す斜視図である。
<空気調和装置の全体構造>
図1に示すように、本実施形態に係る空気調和装置10は、床置き型の室内機であり、直方体形状のケース12を備えている。このケース12内には、送風機31、電装品収容部33、熱交換器35などが収容されている。ケース12は、天面パネル、底面パネル、背面パネル、右側面パネル及び左側面パネルを含むケース本体13と、正面パネル20とを含む。正面パネル20は、上部に位置する第1パネル21と、この第1パネル21の下部に位置する第2パネル22と、この第2パネル22の下部に位置する第3パネル23とを含む。
第1パネル21は、前後方向に開口する空気吹出口11を有している。空気吹出口11は、正面視で矩形状を有している。第3パネル23は、前後方向に開口する空気吸込口15を有している。空気吸込口15は、正面視で矩形状を有している。空気吸込口15には、上下方向に延びる複数の縦棒が所定の間隔をあけて水平方向に配列されている。空気吸込口15の背面には、この背面に形成された図略のフィルター枠にフィルター16が着脱自在に装着されている。
送風機31は、ケース12内の下部に配置されており、空気吸込口15の背面側に位置している。送風機31は、羽根車31aとこの羽根車31aを収容するケース31bと羽根車31aを回転させるモータ31cとを備えた遠心送風機である。電装品収容部33は、空気吸込口15の上縁付近に配置されている。熱交換器35は、その下端部がケース12の高さ方向の中央付近に位置し、上端部がケース12の天板付近に位置している。
熱交換器35は、下端部が正面側に位置し、上端部が背面側に位置するようにケース12内において傾斜した状態で配置されている。熱交換器35の下方には、熱交換器35の下端部を覆うようにドレンパン34が配設されている。送風機31のモータ31cにより羽根車31aが回転すると、室内の空気は、空気吸込口15を通じてケース12内に吸い込まれ、ケース12内を上昇し、熱交換器35において冷媒との間で熱交換された後、空気吹出口11から室内に吹き出される。
<第1パネルの構造>
図2(A),(B)及び図3(A),(B)に示すように、第1パネル21は、空気吹出口11を形成する矩形状の外枠(特許請求の範囲における外枠部材の一例)24を有している。外枠24は、上部に位置する上枠241、下部に位置する下枠242、右部に位置する右枠243及び左部に位置する左枠244を含む。第1パネル21の空気吹出口11には、上枠241から下枠242に向かって延びる複数の縦格子としての化粧バー41と、右枠243と左枠244との間に架け渡された複数の横フラップ42と、上枠241と下枠242との間に架け渡された複数の縦フラップ43とが設けられている。複数の化粧バー41、複数の横フラップ42及び複数の縦フラップ43のうち、複数の化粧バー41が最も正面側に位置しており、複数の縦フラップ43が最も背面側に位置している。
図2(B)及び図3(A)に示すように、第1パネル21では、その外枠24における背面側のスペースには、発泡樹脂製(例えば、発泡スチロール)の断熱材46が取り付けられている。なお、図3(A)には、下枠242に断熱材46が取り付けられている状態を示している。図3(B)では、断熱材46が取り付けられる前の状態を示している。断熱材46は、外枠24が背面側に有する凹部Sに取り付けられる。この凹部Sは、空気吹出口11からの空気吹き出し方向に沿って凹む形状である。
なお、第1パネル21は、特許請求の範囲における空気調和装置用パネルの一例であり、この空気調和装置用パネルは、特に、本実施形態で例を示す外枠24及び断熱材46の構成に関する。
複数の化粧バー41は、空気吹出口11に水平方向に所定の間隔をあけて並んでいる。各化粧バー41は、上下方向に細長い棒状又は板状の形状を有している。各化粧バー41の上端部は上枠241につながっており、各化粧バー41の下端部は下枠242につながっている。具体的には、図4に示すように、各化粧バー41の下端部における背面側の部位が下枠242と一体化されている。隣り合う化粧バー41の下端部同士の間の領域は、背面側が下枠242により塞がれている一方で、上下方向には塞がれていない。
複数の横フラップ42は、空気吹出口11に上下方向に所定の間隔をあけて並んでいる。各横フラップ42は、水平方向に細長い板形状を有し、ほぼ水平方向に平行な姿勢で設置されている。各横フラップ42の右端部は右枠243に回動可能に支持されており、各横フラップ42の左端部は左枠244に回動可能に支持されている。各横フラップ42の角度は、手動により調整可能である。
複数の縦フラップ43は、空気吹出口11に水平方向に所定の間隔をあけて並んでいる。各フラップ43は、上下方向に細長い板形状を有している。各化粧バー41の上端部は上枠241に回動可能に支持されており、各化粧バー41の下端部は下枠242に回動可能に支持されている。複数の縦フラップ43は、各縦フラップ43の上端部近傍に配設された連結棒44によって連結されている。この連結棒44は、モータ45に接続されており、このモータ45により水平方向(左右方向)にスライド移動する。このスライド移動に伴って複数の縦フラップ43の角度が変化する。
ここで、上記図2及び図3に加えて新たに図6を用いて、外枠24及び断熱材46を更に説明する。図6は、第1パネル21の背面部と、当該背面部に取り付けられている断熱材46とを示す図である。
上述したように、断熱材46は、外枠24が背面側に有する凹部Sに取り付けられる。断熱材46は、図6に示すように、第1部材461、第2部材462、及び第3部材463を有する。これら第1部材461、第2部材462、及び第3部材463のそれぞれが、特許請求の範囲における断熱材の一例となる。なお、以下には、第1部材461、第2部材462、及び第3部材463の形状等を説明するが、好ましい実施形態を示すに過ぎず、当該実施形態に限定する趣旨ではない。
第1部材461は、右枠243の凹部S全域と、上枠241の凹部Sの一部域とに取り付けられる。このため、第1部材461は、右枠243の凹部S全域に取り付けられる部分461aと、上枠241の凹部Sの一部域に取り付けられる部分461bとが直交する形状とされている。
第2部材462は、左枠244の凹部S全域と、上枠241の凹部Sの一部域とに取り付けられる。このため、第2部材462は、左枠244の凹部S全域に取り付けられる部分462aと、上枠241の凹部Sの一部域に取り付けられる部分462bとが直交する形状とされている。
第3部材463は、下枠242の凹部S全域に取り付けられる。このため、第3部材463は、直線状の形状とされている。
なお、上記に示した第1部材461、第2部材462、及び第3部材463の取付箇所は、第1部材461、第2部材462、及び第3部材463が、上記に示した取付箇所となる上枠241,下枠242,右枠243,左枠244からはみ出して他の箇所に及んで取り付けられる状態をも示すものとする。
断熱材46は、上記のように例えばEPS(発泡スチロール)からなるが、外枠24の上枠241,下枠242,右枠243,及び左枠244は、例えばポリスチレン樹脂(ABS樹脂等の他の素材も適宜用いることが可能である。以下は、ポリスチレン樹脂製を例にして説明する)により形成される。断熱材46と、外枠24の上枠241,下枠242,右枠243,左枠244の各部材とには、熱膨張率が異なるものが用いられている。
次に、外枠24の上枠241,下枠242,右枠243,左枠244がそれぞれに有する凹部Sについて説明する。図7は、図6のIIIB−IIIB線における外枠24及び断熱材46の断面図である。
ここでは、外枠24の右枠243を例にして説明する。図7に示すように、右枠243の凹部Sは、断面視で図7における上部(第1パネル21の背面側)に開口を有する形状である。当該右枠243の凹部Sは、一方側部2431と、他方側部2432と、側底部2433とにより形成されている。但し、当該開口の設けられる位置は限定されるものではなく、断面視での図7における下部(第1パネル21の表面側)等に設けられてもよい。
一方側部2431は、空気吹出口11側に形成され、空気吹出口11からの空気吹出方向に延びる。すなわち、一方側部2431は、空気吹出口11の側壁を構成し、一方側部2431には、横フラップ42の回転軸が回転自在に軸支されている。
他方側部2432は、一方側部2431に対向する位置に形成され、空気吹出口11からの空気吹出方向に延びる。
側底部2433は、一方側部2431及び他方側部2432を繋ぐ。本実施形態では、側底部2433は、デザイン上の理由等から円弧状の形状とされている。また、図3(B)に示すように、側底部2433には、凹部Sの内部側となる部分に、凹部Sの上記開口に向かって延びるリブ25が形成されている。本実施形態では、リブ25は、右枠243が延びる長さ方向において一定間隔毎に設けられている。
なお、本実施形態では、一方側部2431は、空気吹出口11の側壁を構成するため、空気調和装置10により空気吹出口11から吹き出される空気の温度の影響を最も受ける。他方側部2432は、図示していないが、空気調和装置10のケース12等に接触して配設されるため、ケース12等から伝達される、空気吹出口11から吹き出される空気の温度の影響を二番目に受ける。側底部2433は、一方側部2431及び他方側部2432を介して、空気吹出口11から吹き出される空気の温度の影響を受けるため、一方側部2431、他方側部2432、及び側底部2433の中では、最も当該吹出空気の温度の影響が少ない。
なお、左枠244は、当該右枠243と同様の構成である。また、上枠241は、横フラップ42の軸支部2431aではなく縦フラップ43の回転軸を軸支する軸支部が形成されていること、リブ25が設けられていないこと、当該2点を除いて右枠243と同様の構成である。下枠242は、横フラップ42ではなく縦フラップ43の回転軸を軸支する軸支部が形成されていること、リブ25が設けられていないこと、当該2点を除いて右枠243と同様の構成である。
また、断熱材46の上記第1部材461、第2部材462、及び第3部材463のそれぞれは、取付先となる上枠241,下枠242,右枠243,及び左枠244のいずれか(複数の場合を含む。以下、同じ)において、断熱材46及び外枠24の長さ方向に直交する面での断面視で、上記一方側部、他方側部、及び側底部により形成される凹部Sよりも小さい形状とされている。さらに、断熱材46の上記第1部材461、第2部材462、及び第3部材463のそれぞれは、凹部S内にリブ25が設けられている場合には、取付先となる上枠241,下枠242,右枠243,及び左枠244のいずれかに組み付けたときに、リブ25の延び方向における大きさが、リブ25の先端部までとなるように形成される。
続いて、右枠243の凹部S内への断熱材46の取付について説明する。
図7に示すように、断熱材46の第1部材461は、その一部を右枠243の凹部S内に挿し入れられる。このように第1部材461を右枠243の凹部S内に挿し入れると、側底部2433からリブ25が、空気吹出口11からの空気吹出方向に向かって(当該凹部S内に挿し入れられた第1部材461に向かって)延びているため、第1部材461は、リブ25の延び方向における端部に当接して、凹部S内への挿し入れ量が制限される。すなわち、リブ25の先端部に対する第1部材461の当接により、凹部S内への第1部材461の挿し入れ方向における位置決めがされる。このため、当該リブ25の延び方向における長さを調節することで、凹部Sへの第1部材461の挿し入れ方向における位置を調節可能である。
このように、凹部S内に挿し入れた第1部材461の端部であって、側底部2433に対向する端部がリブ25に当接する状態であり、かつ、第1部材461が右枠243の開口を覆う状態として、第1部材461は当該凹部S内に配置される。
このように凹部S内に配置された第1部材461は、右枠243の一方側部2431及び他方側部2432に対向する両側部461a,461bが、固定部材26により当該一方側部2431及び他方側部2432に固定される。第1部材461は、固定部材26により、一方側部2431及び他方側部2432の開口側先端部分のあたりで固定される。本実施形態では、固定部材26に、連続気泡化学架橋ポリエチレンフォームからなるシール材を用いる例を示す。固定部材26に他の素材を用いることも可能であり、この点については後述する。
固定部材26は、右枠243の一方側部2431及び他方側部2432と、これらに対向する第1部材461の両側部461a,461bとの間に嵌入される。固定部材26は、弾性を有する連続気泡化学架橋ポリエチレンフォームからなるため、当該嵌入により縮んだ固定部材26は反発力を有し、当該反発力により、第1部材461の側部461a及び一方側部2431を押圧し、側部461b及び他方側部2432を押圧する。固定部材26の反発力による当該押圧で、右枠243の一方側部2431及び他方側部2432に対する第1部材461の移動が抑制され、右枠243の一方側部2431及び他方側部2432に第1部材461が固定される。
この固定部材26は、当該右枠243の一方側部2431及び他方側部2432と、これらに対向する第1部材461の両側部461a,461bとの隙間等を塞いで配設され、この固定部材26の配設により当該隙間から外枠24等に結露した結露水の右枠243の凹部S内への侵入を防止する。
このとき、第1部材461は、上述したように、取付先となる右枠243及び上枠241において、断熱材46及び外枠24の長さ方向に直交する面での断面視で、一方側部2431、他方側部2432、及び側底部2433により形成される凹部Sよりも小さい形状とされているため、固定部材26により凹部S内に固定されると、図7に示すように一方側部2431及び他方側部2432との間に空隙が設けられる。
なお、固定部材26は、上記空隙を埋めて反発力により、右枠243の一方側部2431及び他方側部2432に第1部材461を固定するため、固定部材26は、図7における左右方向の幅が上記空隙よりも大きな形状とされ、縮められた状態で当該空隙に嵌入される。
但し、第1部材461が凹部Sと同一のサイズ、又は凹部Sよりも第1部材461及び右枠243の長さ方向に直交する面での断面視(例えば図7)で若干小さいサイズとされ、第1部材461が凹部Sに装填されたときに、固定部材26が、一方側部2431及び他方側部2432の開口側先端部分のあたりで、第1部材461と一方側部2431及び他方側部2432の間に嵌入され、固定部材26が第1部材461を一方側部2431及び他方側部2432の反対方向(凹部Sの中心側)に押圧することで、第1部材461と一方側部2431及び他方側部2432との間に空隙が設けられるものとしてもよい。
第1部材461が、一方側部2431、他方側部2432、及び側底部2433により形成される凹部S内に、このように上記空隙を有して固定されると、第1部材461が右枠243の一方側部2431及び他方側部2432に接触しないため、第1部材461(断熱材46)と右枠243(外枠24)とが熱膨張率が異なるものが用いられ、例えば当該空気調和装置10による暖房停止時などに急な温度変化が当該外枠24に生じ、第1部材461と外枠24の膨張程度の違いが生じた場合であっても、空気吹出口11から吹き出される空気の温度の影響を最も受ける一方側部2431と、次に当該空気の影響を受ける他方側部2432が第1部材461との間で摩擦が生じず、断熱材46と外枠24の内部との間における摩擦が軽減され、第1部材461及び右枠243の摩擦による擦れ音の発生が軽減される。
なお、この実施形態では、固定部材26は、その反発力により、第1部材461の側部461a及び一方側部2431を押圧し、側部461b及び他方側部2432を押圧した状態となるので、固定部材26は移動が規制される。このため、固定部材26と一方側部2431及び他方側部2432との間では、擦れ音は発生しにくい。
上記では、固定部材26を断熱材46にも一方側部2431及び他方側部2432にも接着しない例を示すが、固定部材26による右枠243への第1部材461の固定としては、上記の他、(1)上記それぞれの固定部材26を一方側部2431及び他方側部2432に接着する、(2)上記それぞれの固定部材26を、断熱材46との接触部分を断熱材46に接着する、(3) 上記それぞれの固定部材26を一方側部2431及び他方側部2432との接触部分に加えて、更に断熱材46との接触部分も断熱材46に接着する、等も採用可能である。
さらには、固定部材26として、右枠243の一方側部2431及び他方側部2432と断熱材46との間で両者を押圧する程度に厚みを有する厚紙等の紙媒体等を用いることも可能である。すなわち、例えば厚紙からなる固定部材26が、右枠243の一方側部2431及び他方側部2432と、これらに対向する第1部材461の両側部461a,461bとの間に嵌入され、断熱材46や一方側部2431及び他方側部2432との間の相対的な反発力により断熱材46を凹部S内で固定する。この場合、厚紙の表面は滑らかで抵抗が少ないため、断熱材46の伸縮により厚紙からなる固定部材26が移動しても、一方側部2431及び他方側部2432との間での摩擦は連続気泡化学架橋ポリエチレンフォームを用いる場合よりも少ないため、上記擦れ音の発生を軽減できる。このとき、固定部材26は断熱材46にも一方側部2431及び他方側部2432にも接着しないものとするが、上記 (1) (2) (3)と同様の接着も採用可能である。
なお、左枠244の凹部S内への第2部材462の取付も、当該右枠243の凹部S内への第1部材461の取付と同様にして行われる。
また、上枠241はリブ25が設けられていないため、上枠241の凹部S内に挿し入れられる第1部材461及び第2部材462の部分は、断熱材46及び外枠24の長さ方向に直交する面での断面視で、一方側部、他方側部、及び、リブ25を有していない側底部により形成される凹部Sよりも小さい形状とされる。すなわち、上枠241の凹部S内に挿し入れられる第1部材461及び第2部材462の部分は、右枠243の凹部S内への第1部材461の取付の場合と同様にして差し入れて開口を覆うようにして配置されると、リブ25による上記位置決めは行われず、一方側部、他方側部、及び、リブ25を有していない側底部のいずれに対しても、空隙を有した状態で固定部材26により凹部S内に固定される。
なお、下枠242の凹部S内への第3部材463の取付も、当該上枠241の凹部S内への第1部材461及び第2部材462の部分の取付と同様にして行われる。
また、図8に示すように、断熱材46の上記第1部材461、第2部材462、及び第3部材463のそれぞれは、取付先となる上枠241,下枠242,右枠243,及び左枠244のいずれかの凹部S内において、一方側部及び他方側部に対してさえ上記空隙を有する構成であれば、その構成を採用することが可能であり、側底部に接触する構成を採ることも可能である。すなわち、断熱材46は、断熱材46の両側部が少なくとも一方側部及び他方側部との間に空隙を有して固定部材により固定されていればよい。
さらには、上記には、右枠243及び左枠244の凹部S内の側底部にリブ25が設けられる例を示したが、右枠243及び左枠244の側底部にリブ25を設けない構成を採ることも可能である。この場合、右枠243及び左枠244の凹部S内に挿し入れられる第1部材461及び第2部材462は、断熱材46及び外枠24の長さ方向に直交する面での断面視で、一方側部、他方側部、及び、リブ25を有していない側底部により形成される凹部Sよりも小さい形状とされる。すなわち、上枠241の凹部S内に挿し入れられる第1部材461及び第2部材462の部分は、凹部S内に挿し入れて開口を覆うようにして配置されると、リブ25による上記位置決めは行われず、一方側部、他方側部、及び、リブ25を有していない側底部のいずれに対しても、空隙を有した状態で固定部材26により凹部S内に固定される。この場合、例えば当該空気調和装置10による暖房停止時などに急な温度変化が当該外枠24に生じた場合であっても、第1部材461及び第2部材462は、一方側部2431、他方側部2432及び側底部2433のいずれとの間にも摩擦は生じず、断熱材46と外枠24の内部との間における摩擦が更に軽減され、断熱材46と外枠24との摩擦による擦れ音の発生が軽減される。
<第2パネルの構造>
図1(A)及び図2(A)に示すように、第2パネル22は、第1パネル21の下方に隣接して配置されており、正面視で矩形状を有している。第1パネル21の下枠242と第2パネル22の上縁部221とは上下方向に対向している。図5に示すように、第2パネル22は、空気調和装置10の運転モードなどをランプの点灯、点滅、消灯などにより表示する表示部81を有している。
第2パネル22の上縁部221は、左右方向の寸法が前後方向の寸法よりも大きい上縁面221sを有している。この上縁面221sは、第1パネル21の下枠242と対向する位置にある。
<第3パネルの構造>
第3パネル23は、空気調和装置10の運転中の状態である閉状態と、フィルター16を着脱するとき、電装品収容部33において各種設定をするときなどの状態である取り外し状態とを取り得る。ケース本体13の底板における正面側の縁部131(図1)は、ケース本体13の幅方向に延びる図略の溝を有している。第3パネル23の下縁部231は、ケース本体13の縁部131の前記溝に嵌合可能な平板状の図略の嵌合片を有している。第3パネル23が閉状態のときには、第3パネル23の下縁部231の前記嵌合片は、ケース本体13の縁部131の前記溝に嵌合している。
<他の実施形態>
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明はこれらの実施形態に限定されるものではなく、その趣旨を逸脱しない範囲で種々変更、改良等が可能である。
前記実施形態では、空気調和装置が床置型である場合を例に挙げて説明したが、本発明は、空気吹出口に上下方向に細長い複数の縦格子を備えた他のタイプの空気調和装置にも適用可能である。
10 空気調和装置
11 空気吹出口
12 ケース
21 パネル
24 外枠
241 上枠
242 下枠
243 右枠
2431 一方側部
2432 他方側部
2433 側底部
244 左枠
25 リブ
26 固定部材
46 断熱材
461 第1部材
461a,461b 両側部
462 第2部材
463 第3部材
S 凹部

Claims (4)

  1. 空気吹出口(11)が形成された空気調和装置用パネル(21)であって、
    前記空気吹出口(11)の外枠を形成し、当該空気吹出口(11)からの空気吹き出し方向に凹む凹部(S)を有する外枠部材(24)と、
    前記外枠部材(24)の前記凹部(S)内に取り付けられ、前記外枠部材(24)とは熱膨張率が異なる断熱材(46)とを備え、
    前記外枠部材(24)の前記凹部(S)は、前記空気吹出口(11)側に形成された一方側部(2431)と、当該一方側部(2431)に対向して形成された他方側部(2432)と、当該一方側部(2431)及び他方側部(2432)を繋ぐ側底部(2433)とを有し、
    前記断熱材(46)は、前記一方側部(2431)、前記他方側部(2432)及び前記側底部(2433)により形成される開口を覆うようにして、前記外枠部材(24)の前記凹部(S)内に、前記一方側部(2431)及び前記他方側部(2432)に対向する当該断熱材(46)の両側部(461a,461b)が、当該一方側部(2431)及び当該他方側部(2432)との間に空隙を有して固定部材(26)により固定されている空気調和装置用パネル。
  2. 前記断熱材(46)は、前記側底部(2433)に対向する端部が、当該側底部(2433)との間に空隙を有して前記固定部材(26)により固定されている請求項1に記載の空気調和装置用パネル。
  3. 前記外枠部材(24)の前記凹部(S)内における前記側底部(2433)には、前記開口に向かって延び、前記凹部(S)内において前記断熱材(46)と当接するリブ(25)が設けられ、
    前記断熱材(46)は、前記リブ(25)が設けられている位置においては、その端部が前記リブ(25)に当接する状態で前記凹部(S)内に固定されている請求項2に記載の空気調和装置用パネル。
  4. 請求項1乃至請求項3のいずれかに記載の空気調和装置用パネル(21)を備える空気調和装置(10)。
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