JP2012223456A - キッチンカウンタ - Google Patents

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Abstract

【課題】施工現場での組み立てが容易であり、且つ釘やビス等による係合が可能なキッチンカウンタを提供することである。
【解決手段】キッチンカウンタ1は、表面6側にカウンタ本体2が設けられ、裏面7側全面に発泡樹脂層3が設けられている。発泡樹脂層3は、繊維状物11を含有した発泡樹脂10で形成されており、麻やケナフ等の植物繊維や、或いは木粉等で構成されることが好ましい。麻やケナフ等の植物繊維を用いる場合には、5〜50mm程度に切断したものを用いる。発泡樹脂10への繊維状物11の含有量は、10〜50%程度である。発泡樹脂層3は、補強材9として機能するものであり、釘やビス等の係合部材を発泡樹脂層3に係合できる。
【選択図】図1

Description

本発明は、キッチンカウンタに関し、さらに詳細には、合成樹脂製のキッチンカウンタに関する。
合成樹脂製のキッチンカウンタは、一般的に軽量であり、金属製のものに比べて低価格であることが多いが、一方で、金属製のものに比べて強度が劣る場合がある。そのため、合成樹脂製のキッチンカウンタでは、裏面側の補強材として、縦桟材や横桟材を接着剤等で貼り付けることが知られている。縦桟材や横桟材を木材で構成することにより、合成樹脂製のキッチンカウンタであるにも関わらず、釘やビス等による係合が可能となり、一般的な木材製のキャビネットへの取り付けが容易となる。なお、キャビネットとは、キッチンの骨組みや扉等を含めた土台を成すものである。特許文献1には、裏面側に縦桟材や横桟材を設けたキッチンカウンタが開示されている。
特許文献1に記載されたキッチンカウンタでは、カウンタの裏面側に横桟材が対向配置されている。各々横桟材には、複数の凹部が所定の間隔で設けられており、複数の凹部同士もそれぞれ対向配置されている。両側に位置する凹部同士の間には、自由に縦桟材を嵌めることが可能である。つまり、多種多様なキャビネットに対応でき、施工後でもキャビネットの取り外しが容易であるとされている。
特開2005−205084号公報
ところが、特許文献1に記載されたキッチンカウンタでは、縦桟材の位置決めの自由度が高い反面、例えば、集合住宅等の規格化されたキャビネットへの施工時においては、各戸毎に作業者が縦桟材を嵌める必要があり、手間が掛かる。
また、横桟材に設けられた凹部の間隔が決まっており、所定の間隔でしか縦桟材を配置することができない。そのため、所定の間隔に合わない寸法のシンクやコンロ等を配置する場合に、縦桟材とシンク等との間に生じる隙間に、半端な寸法の縦桟材を配置する必要があるが、半端な縦桟材の加工が必要となり、面倒である。
そこで、本発明は、施工現場での組み立てが容易であり、且つ釘やビス等による係合が可能なキッチンカウンタの提供を目的とする。
上記課題を解決するための請求項1に記載の発明は、合成樹脂製のカウンタ本体を有し、前記カウンタ本体の裏面側全面に、繊維状物を含有した発泡樹脂層が設けられており、前記発泡樹脂層には釘やビス等の係合部材が係合可能であることを特徴とするキッチンカウンタである。
本発明で採用するキッチンカウンタでは、合成樹脂製のカウンタ本体の裏面側全面に、繊維状物を含有した発泡樹脂層が設けられている。発泡樹脂層は、自己接着性に優れたものであり、且つ成形が容易である。例えば、所望する形状を成した成形型に発泡樹脂を流し込み、固まる前にカウンタ本体を載せることで、両者を接合することが可能である。また、繊維状物が含有された発泡樹脂層には、係合部材が係合可能である。係合部材とは、釘やビス等を指している。つまり、発泡樹脂層は補強材として機能するものである。その結果、所望する形状の補強材を、容易にカウンタ本体の裏面側全面に設けることが可能であって、補強材として適切なものであり、従来のように作業者が縦桟材等を嵌める必要がない。すなわち、施工現場において、キャビネット等へ容易にキッチンカウンタを取り付けることができる。
本発明のキッチンカウンタによれば、施工現場での組み立てが容易であり、且つ釘やビス等による係合が可能である。
本発明の実施形態に係るキッチンカウンタを示す斜視図である。 キッチンカウンタの製造方法を示す容器、成形型、又はキッチンカウンタの断面図であり、(a)は「混合物形成工程」、(b)は「発泡樹脂形成工程」、(c)は「発泡樹脂注入工程」、(d)は「カウンタ本体接合工程」、(e)は「完成したキッチンカウンタ」を示す。
以下、本発明のキッチンカウンタの実施形態について、図面を参照しながら詳細に説明する。なお、以下の説明は、実施形態の理解を容易にするためのものであり、これによって、本発明が制限して理解されるべきではない。
図1に示すキッチンカウンタ1は、いわゆるキッチン用の天板であり、シンク用開口4と、コンロ用開口5を有している。キッチンカウンタ1は2層構造となっており、表面6側にカウンタ本体2が設けられ、裏面7側全面に発泡樹脂層3が設けられている。なお、裏面7側全面とは、シンク用開口4とコンロ用開口5を除いた残りの部分の全てを指している。
カウンタ本体2は、合成樹脂で形成された従来公知の天板である。
発泡樹脂層3は、繊維状物11を含有した発泡樹脂10で形成されている。
発泡樹脂10は、従来公知の硬質ウレタンフォームで構成されることが好ましい。なお、硬質ウレタンフォームは、イソシアネート(ポリイソシアネート)とポリオールに発泡材等を混合したプラスチック発泡体である。
繊維状物11は、麻やケナフ等の植物繊維や、或いは木粉等で構成されることが好ましい。麻やケナフ等の植物繊維を用いる場合には、150mm以下に切断したものを用いることが好ましく、より好ましいのは100mm以下であり、さらに好ましいのは5〜50mm程度である。
一方、発泡樹脂10への繊維状物11の含有量は、70%以下であることが好ましく、より好ましいのは60%以下であり、さらに好ましいのは10〜50%程度である。これらの好ましい含有量とすることにより、釘やビス等の係合部材を発泡樹脂層3に係合させることが可能となる。つまり、発泡樹脂層3は、補強材9として機能するものである。
つぎに、キッチンカウンタ1の製造方法について、図2(a)〜(e)を用いて説明する。
図2(a)の「混合物形成工程」では、繊維状物11を、容器27に入ったイソシアネート21に、繊維状物11を混入して撹拌させ、混合物23を形成する。これは、一般にイソシアネート21の方がポリオール22の粘度に比べて低いため、繊維状物11を撹拌させ易いからである。
図2(b)の「発泡樹脂形成工程」では、ポリオール22を混合物23に混入して撹拌させることで、繊維状物11を含有した発泡樹脂10を形成する。
図2(c)の「発泡樹脂注入工程」では、成形型24に発泡樹脂10を注入する。この時、成形型24内には、入れ子25,26が配置されている。入れ子25,26は、それぞれキッチンカウンタ1のシンク用開口4と、コンロ用開口5を形成するための型部材である。
図2(d)の「カウンタ本体接合工程」では、成形型24上にカウンタ本体2を載せて、カウンタ本体2を下方向に押圧する。この時、発泡樹脂10は未硬化の状態であり、発泡樹脂10が硬化するまで、カウンタ本体2を押圧し続ける。そして、図2(e)に示すように、発泡樹脂10が硬化して発泡樹脂層3(補強材9)となり、キッチンカウンタ1が完成する。なお、図2(e)に示すキッチンカウンタ1は、図1に示したものと同様であり、斜視図の図示を省略している。
上記の本発明の実施形態に係るキッチンカウンタ1の製造方法では、入れ子25,26が配置された成形型24を用いたことにより、シンク用開口4と、コンロ用開口5を備えた補強材9を、容易にカウンタ本体2の裏面7側に設けることができた。その結果、キッチンカウンタ1を用いることにより、従来のように作業者が縦桟材等を嵌める必要がない。また、補強材9は、繊維状物11を含有した発泡樹脂10で形成されていることから、釘やビス等の係合部材を係合できる。すなわち、施工現場において、キャビネット等へ容易にキッチンカウンタ1を取り付けることができる。
1 キッチンカウンタ
2 カウンタ本体
3 発泡樹脂層
7 裏面
11 繊維状物

Claims (1)

  1. 合成樹脂製のカウンタ本体を有し、前記カウンタ本体の裏面側全面に、繊維状物を含有した発泡樹脂層が設けられており、前記発泡樹脂層には釘やビス等の係合部材が係合可能であることを特徴とするキッチンカウンタ。
JP2011095360A 2011-04-21 2011-04-21 キッチンカウンタ Withdrawn JP2012223456A (ja)

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