JP2012222931A - 車両の制御装置および車両 - Google Patents

車両の制御装置および車両 Download PDF

Info

Publication number
JP2012222931A
JP2012222931A JP2011085324A JP2011085324A JP2012222931A JP 2012222931 A JP2012222931 A JP 2012222931A JP 2011085324 A JP2011085324 A JP 2011085324A JP 2011085324 A JP2011085324 A JP 2011085324A JP 2012222931 A JP2012222931 A JP 2012222931A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
control unit
signal
charging
activation
vehicle
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2011085324A
Other languages
English (en)
Other versions
JP5817186B2 (ja
Inventor
Noritake Mitsuya
典丈 光谷
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toyota Motor Corp
Original Assignee
Toyota Motor Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toyota Motor Corp filed Critical Toyota Motor Corp
Priority to JP2011085324A priority Critical patent/JP5817186B2/ja
Publication of JP2012222931A publication Critical patent/JP2012222931A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5817186B2 publication Critical patent/JP5817186B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E60/00Enabling technologies; Technologies with a potential or indirect contribution to GHG emissions mitigation
    • Y02E60/10Energy storage using batteries
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02TCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO TRANSPORTATION
    • Y02T10/00Road transport of goods or passengers
    • Y02T10/60Other road transportation technologies with climate change mitigation effect
    • Y02T10/70Energy storage systems for electromobility, e.g. batteries

Abstract

【課題】外部充電が可能な車両において、充電動作を確実に起動できるようにする。
【解決手段】充電ケーブル400を介して伝達される外部電源500からの電力を用いて蓄電装置110の充電が可能な車両100において、ECU300は、充電制御を実行するメインECU310と、メインECU310を起動するサブECU320とを備える。メインECU310は、充電制御の実行が可能な状態の場合にはサブECU320からの充電起動信号IGPに基づいて充電制御を開始し、充電制御の実行が不可能な状態の場合には充電起動信号IGPを受け付けないことを示す遮断要求信号SDUをサブECU320に出力する。サブECU320は、遮断要求信号SDUと充電ケーブル400からのパイロット信号CPLTの状態とに基づいて充電起動信号IGPを出力する。
【選択図】図1

Description

本発明は、車両の制御装置および車両に関し、より特定的には、車両外部の電源からの電力を用いて、車両に搭載された蓄電装置を充電するための制御に関する。
近年、環境に配慮した車両として、蓄電装置(たとえば二次電池やキャパシタなど)を搭載し、蓄電装置に蓄えられた電力から生じる駆動力を用いて走行する車両が注目されている。このような車両には、たとえば電気自動車、ハイブリッド自動車、燃料電池車などが含まれる。そして、これらの車両に搭載される蓄電装置を発電効率の高い商用電源により充電する技術が提案されている。
ハイブリッド車においても、電気自動車と同様に、車両外部の電源(以下、単に「外部電源」とも称する。)から車載の蓄電装置の充電が可能な車両が知られている。たとえば、家屋に設けられた電源コンセントと車両に設けられた充電口とを充電ケーブルで接続することにより、一般家庭の電源から蓄電装置の充電が可能ないわゆる「プラグイン・ハイブリッド車」が知られている。これにより、ハイブリッド自動車の燃料消費効率を高めることが期待できる。
特開2009−071900号公報(特許文献1)は、外部充電が可能な車両において、充電ケーブルとの接続を示す信号が入力されなくなった場合に、所定時間だけ充電動作を中断するとともに、その所定時間の間に充電ケーブルとの接続を示す信号が復帰した場合に、充電動作を再開する構成を開示する。
特開2009−071900号公報 特開2010−283944号公報 特開2010−166679号公報 特開平11−266509号公報
外部充電が可能な車両においては、たとえば、ユーザの誤操作によるケーブル抜き取りや外部電源の瞬間的な停電によって、充電動作中に充電ケーブルの接続状態が、非常に短い時間だけ、非接続状態と認識される場合がある。このような場合に、特開2009−071900号公報(特許文献1)に開示されるように、短時間の間、充電動作を一時的に中断して待機状態とすることで、その待機期間中に再度充電ケーブルの接続が認識されると、充電動作を再開することができる。
しかしながら、特開2009−071900号公報(特許文献1)においては、上記の待機期間を少し超過し充電終了処理が実行されている間に充電ケーブルが再接続されたような場合については、充電動作を再開できる構成とはなっていなかった。
本発明は、このような課題を解決するためになされたものであって、その目的は、外部充電が可能な車両において、充電動作を確実に起動できるようにすることである。
本発明による車両の制御装置は、蓄電装置および充電装置を搭載し、充電ケーブルを介して伝達される外部電源からの電力を用いて蓄電装置の充電が可能な車両の制御装置であり、充電装置を用いて充電制御を実行するための主制御部と、主制御部を起動して動作状態に移行させるための起動制御部とを備える。主制御部は、充電制御の実行が可能な状態である場合には起動制御部からの起動信号に基づいて充電制御を開始し、充電制御の実行が不可能な状態である場合には起動信号を不受理とすることを示す不受理信号を起動制御部に出力する。起動制御部は、主制御部からの不受理信号と充電ケーブルからのパイロット信号の状態とに基づいて起動信号を出力する。
好ましくは、起動制御部は、主制御部からの不受理信号によって起動信号が不受理とされる期間にパイロット信号の出力が開始されたことを検出した場合は、起動信号の受理が可能となった後のパイロット信号の状態に基づいて起動信号を出力する。
好ましくは、主制御部は、充電制御の終了処理の実行中は、不受理信号を用いて起動制御部による起動信号の出力を遅延させる。
好ましくは、主制御部は、車両を走行させるための走行制御をさらに実行する。主制御部は、走行制御の実行中は、不受理信号を用いて起動制御部による起動信号の出力を遅延させる。
好ましくは、パイロット信号は、予め定められた周期で発振する信号であり、充電ケーブルが車両および外部電源に接続されたことに応答して発振状態にされる。
好ましくは、起動制御部は、主制御部から起動信号が不受理とされる期間にパイロット信号の出力が開始されたことを検出した場合は、起動信号の受理が可能となった後に、パイロット信号が発振状態であることに応答して起動信号を出力する。
好ましくは、起動制御部は、パイロット信号が非発振状態の場合は、起動信号の出力を許可する。
好ましくは、起動制御部は、主制御部において起動信号が不受理とされておらず、かつ、起動信号の出力が許可されている場合に起動信号を出力する。
好ましくは、車両は、主制御部および起動制御部に電源電圧を供給するためのバッテリをさらに含む。起動制御部は、起動信号の出力に応答して、バッテリから主制御部へ電源電圧を供給させる。
本発明による車両は、蓄電装置と、充電ケーブルを介して伝達される外部電源からの電力を用いて蓄電装置充電するための充電装置と、充電装置を用いて充電制御を実行するための主制御部と、主制御部を起動して動作状態に移行させるための起動制御部とを備える。主制御部は、充電制御の開始が可能な状態である場合には起動制御部からの起動信号に基づいて充電制御を開始し、充電制御の開始が不可能な状態である場合には起動信号を不受理とすることを示す不受理信号を起動制御部に出力する。起動制御部は、主制御部からの不受理信号と充電ケーブルからのパイロット信号の状態とに基づいて起動信号を開始する。
本発明によれば、外部充電が可能な車両において、充電動作を確実に起動することができる。
本実施の形態に従う車両の全体ブロック図である。 本実施の形態による充電起動制御を適用しない比較例における、問題点を説明するためのタイムチャートである。 本実施の形態による充電起動制御を適用した場合の、タイムチャートの第1の例である。 本実施の形態による充電起動制御を適用した場合の、タイムチャートの第2の例である。 本実施の形態による充電起動制御において、メインECUで実行される処理の詳細を示すフローチャートである。 本実施の形態による充電起動制御において、サブECUで実行される処理の詳細を示すフローチャートである。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら詳細に説明する。なお、図中同一または相当部分には同一符号を付してその説明は繰り返さない。
図1は、本実施の形態に従う車両100の全体ブロック図である。図1を参照して、車両100は、車両100を駆動するための構成として、蓄電装置110と、システムメインリレー(SMR)115と、駆動装置であるPCU(Power Control Unit)120と、モータジェネレータ130,135と、動力伝達ギア140と、駆動輪150と、エンジン155と、制御装置であるECU(Electronic Control Unit)300とを備える。ECU300は、車両の走行制御および充電制御を実行するためのメインECU310と、メインECU310を起動するためのサブECU320とを含む。
蓄電装置110は、充放電可能に構成された電力貯蔵要素である。蓄電装置110は、たとえば、リチウムイオン電池、ニッケル水素電池あるいは鉛蓄電池などの二次電池や、電気二重層キャパシタなどの蓄電素子を含んで構成される。
蓄電装置110は、電力線PL1および接地線NL1を介してPCU120に接続される。そして、蓄電装置110は、車両100の駆動力を発生させるための電力をPCU120に供給する。また、蓄電装置110は、モータジェネレータ130,135で発電された電力を蓄電する。蓄電装置110の出力はたとえば200V程度である。
蓄電装置110には、いずれも図示しないが、蓄電装置110の電圧および入出力電流を検出するための電圧センサや電流センサが設けられる。検出された電圧VBおよび電流IBは、メインECU310へ出力される。メインECU310は、これらの検出値に基づいて、蓄電装置110の充電状態(以下、SOC(State of Charge)とも称する。)を演算する。
SMR115に含まれるリレーは、蓄電装置110と電力線PL1および接地線NL1との間に接続される。そして、SMR115は、メインECU310からの制御信号SE1に基づいて、蓄電装置110とPCU120との間での電力の供給と遮断とを切換える。
PCU120は、コンバータ121と、インバータ122,123と、コンデンサC1,C2とを含む。
コンバータ121は、メインECU310からの制御信号PWCに基づいて、電力線PL1および接地線NL1と電力線HPLおよび接地線NL1との間で電圧変換を行なう。
インバータ122,123は、電力線HPLおよび接地線NL1に並列に接続される。インバータ122,123は、メインECU310からの制御信号PWI1,PWI2に基づいてそれぞれ制御されてモータジェネレータ130,135を駆動する。
コンデンサC1は、電力線PL1および接地線NL1の間に設けられ、電力線PL1および接地線NL1間の電圧変動を低減する。また、コンデンサC2は、電力線HPLおよび接地線NL1の間に設けられ、電力線HPLおよび接地線NL1間の電圧変動を低減する。
モータジェネレータ130,135は交流回転電機であり、たとえば、永久磁石が埋設されたロータを備える永久磁石型同期電動機である。
モータジェネレータ130,135の出力トルクは、減速機や動力分割機構によって構成される動力伝達ギア140を介して駆動輪150に伝達されて、車両100を走行させる。モータジェネレータ130,135は、車両100の回生制動動作時には、駆動輪150の回転力によって発電することができる。そして、その発電電力は、PCU120によって蓄電装置110の充電電力に変換される。また、モータジェネレータ130,135のいずれか一方を専ら電動機として機能させ、他方のモータジェネレータを専ら発電機として機能させてもよい。
また、モータジェネレータ130,135は、動力伝達ギア140を介してエンジン155にも結合される。そして、ECU300によってエンジン155およびモータジェネレータ130,135を協調的に動作させることによって、必要な車両駆動力が発生される。この場合、エンジンの回転による発電電力を用いて、蓄電装置110を充電することも可能である。
なお、図1においては、モータジェネレータおよびインバータのペアが2つ設けられる構成が示されるが、モータジェネレータおよびインバータの数はこれに限定されない。モータジェネレータをおよびインバータのペアが1つであってもよいし、2つより多い構成としてもよい。さらに、本実施の形態においては、エンジン155は必須ではない。
すなわち、本実施の形態における車両100は、車両駆動力発生用の電動機を搭載する車両を示すものであり、エンジンおよび電動機により車両駆動力を発生するハイブリッド自動車、エンジンを搭載しない電気自動車および燃料電池自動車などを含む。
車両100は、さらに低電圧系(補機系)の構成として、DC/DCコンバータ160と、補機バッテリ170と、補機負荷180とを含む。
DC/DCコンバータ160は、電力線PL1および接地線NL1に接続される。DC/DCコンバータ160は、メインECU310からの制御信号PWDにより制御され、蓄電装置110から供給される直流電圧を降圧する。そして、DC/DCコンバータ160は、電力線PL3を介して、補機負荷180に電源電圧を供給するとともに、補機バッテリ170に充電電流を供給する。
補機バッテリ170は、代表的には鉛蓄電池によって構成される。補機バッテリ170の出力電圧は、蓄電装置110の出力電圧よりも低く、たとえば12V程度である。
補機負荷180には、たとえばランプ類、ワイパー、ヒータ、オーディオ、ナビゲーションシステムなどが含まれる。
電力線PL3は、サブECU320に接続されるとともに、電源リレーMREL190を介してメインECU310にも接続される。サブECU320は、常に補機バッテリ170から電源電圧が供給されており、車両100が非動作状態であっても、外部からの入力信号を監視することができる。
一方、メインECU310は、MREL190がサブECU320からの制御信号SE3によって制御され閉成されることによって、補機バッテリ170から電源電圧が供給される。
車両100は、外部電源500からの電力によって蓄電装置110を充電するための構成として、さらに、インレット220と、充電装置200と、充電リレーCHR210とを含む。
インレット220は、車両100の外表面に設けられる。インレット220には、充電ケーブル400の充電コネクタ410が接続される。そして、外部電源500からの電力が、充電ケーブル400を介して車両100に伝達される。
充電ケーブル400は、充電コネクタ410に加えて、外部電源500のコンセント510に接続するためのプラグ420と、充電コネクタ410およびプラグ420とを電気的に結ぶ電線部440とを含む。
また、電線部440には、外部電源500からの電力の供給および遮断を切換えるための充電回路遮断装置(Charging Circuit Interrupt Device:CCID)430が含まれる。CCID430は、充電ケーブル400が車両100および外部電源500に接続されると、メインECU310およびサブECU320に対してパイロット信号CPLTを出力する。パイロット信号CPLTは、充電ケーブル400の接続を示すとともに、充電ケーブル400の電流容量を示す信号である。
充電装置200は、電力線ACL1,ACL2を介して、インレット220に接続される。また、充電装置200は、電力線PL2および接地線NL2によって、充電リレーCHR210を介して電力線PL1および接地線NL1に接続される。
充電装置200は、メインECU310からの制御信号PWEにより制御され、インレット220から供給される交流電力を、蓄電装置110の充電電力に変換する。
なお、図1においては、充電装置200は、上述のように電力線PL2および接地線NL2によって、電力線PL1および接地線NL1におけるSMR115とPCU120との間に接続される構成としたが、電力線PL2および接地線NL2が、蓄電装置110に直接接続される構成としてもよい。
CHR210は、メインECU310からの制御指令SE2によって制御され、外部充電が行なわれるときに閉成される。
メインECU310およびサブECU320は、いずれも図1には図示しないがCPU(Central Processing Unit)、記憶装置および入出力バッファを含む。上述のように、メインECU310は、車両100の走行制御および充電制御を実行する。また、サブECU320は、メインECU310を起動するための起動制御を実行する。これらの制御については、ソフトウェアによる処理に限られず、専用のハードウェア(電子回路)で処理することも可能である。
サブECU320は、ユーザの操作によるイグニッション信号IGおよびCCID430からのパイロット信号CPLTを受ける。サブECU320は、これらの信号の受信に応答して、制御信号SE3によってMREL190を閉成する。これにより、電力線PL3を介して、補機バッテリ170からメインECU310に電源電圧が供給される。
サブECU320は、メインECU310と信号の授受が可能である。サブECU320は、イグニッション信号IGを受信すると、メインECU310に走行起動信号IGDをオンに設定して送信することによってメインECU310を起動する。メインECU310は、サブECU320から走行起動信号IGDを受信すると、制御モードを走行モードに設定して走行制御を実行する。
また、サブECU320は、車両100に充電ケーブル400が接続されてCCID430からのパイロット信号CPLTを受けると、メインECU310に充電起動信号IGPをオンに設定して送信することによってメインECU310を起動する。メインECU310は、サブECU320から充電起動信号IGPを受信すると、制御モードを充電モードに設定して充電制御を実行する。なお、メインECU310は、走行モードおよび充電モードのいずれでもない場合には、制御モードを待機モードに設定する。
また、サブECU320は、メインECU310から、遮断要求信号SDNおよび再起動禁止信号INHを受ける。遮断要求信号SDNは、充電起動信号IGPを受信しても充電制御の実行が不可能であり、充電起動信号IGPを受理しないことを示す不受理信号であり、これによって、サブECU320に対して充電起動信号IGPをオフとさせて充電制御を終了させるようにする。遮断要求信号SDNがオンに設定されると、サブECU320は、充電起動信号IGPをオフに設定する。充電起動信号IGPがオフされると、メインECU310は充電制御を終了する。
再起動禁止信号INHは、サブECU320に対して充電起動信号IGPをオンとすることを制限するための信号である。再起動禁止信号INHがオンに設定されると、サブECU320は、パイロット信号CPLTを受信しても充電起動信号IGPをオンに設定しない。なお、充電制御の再起動が許可される条件が成立したことを示す再起動許可信号PRMTを受けると、サブECU320によって再起動禁止信号INHはオフとされる。
なお、上記の説明においては、メインECU310が走行制御および充電制御の両方を実行する構成を例として説明したが、メインECU310に代えて、走行制御を行なうECUおよび充電制御を行なうECUを個別に有する構成であってもよい。さらに、たとえば蓄電装置110を制御するためのECUなどのように、各機能や機器ごとに対して個別のECUを設けるようにしてもよい。
このような外部充電が可能な車両においては、パイロット信号が開始されるタイミングで充電動作が起動される場合がある。そして、充電動作を実行している途中で、ユーザの誤操作によって充電ケーブルが車両から一時的に非接続とされたり、外部電源の一時的な停電によって充電ケーブルからのパイロット信号が途絶してしまい充電ケーブルの接続の認識が非接続とされてしまったりすることがある。この場合、外部電源からの電力が途絶するために充電動作は停止されるが、その後、ユーザによって充電ケーブルが再接続されたり停電が復旧したりした場合には、自動的に充電動作が再開されることが望ましい。
このようなニーズに対して、上述の先行技術である特開2009−071900号公報(特許文献1)では、充電ケーブルの接続状態が非接続となった場合には、所定の期間は充電動作を終了しないで中断状態とし、当該所定期間内に充電ケーブルが再度接続状態となったときに充電動作を再開することができる技術が開示されている。
特開2009−071900号公報(特許文献1)に開示される技術においては、この中断状態とされる待機期間を途過してしまうと充電動作が終了される。ここで、充電動作が完全に終了された状態になった後に充電ケーブルが接続状態にされた場合には、正常に充電動作を再開できるが、充電動作を終了するための充電終了処理が実行されている途中で充電ケーブルが再度接続状態にされた場合には、終了処理の完了後にパイロット信号CPLTの開始タイミング(最初の立ち上がり)がなく、充電起動信号IGPを適切にオンとすることができない場合が起こり得る、そうすると、充電動作が再開されないおそれがある。
また、ユーザが車両の運転を終えて外部充電を実行しようとする際に、イグニッションキーまたはイグニッションスイッチによる運転終了の操作をする前に、充電ケーブルが車両に接続される場合がある。この場合には、パイロット信号の開始タイミングでは、まだ車両の運転が終了されていないので、充電起動信号IGPをオンにすることができず充電動作が開始されないことがある。そうすると、その後に、ユーザによって運転終了操作がなされたとしても、パイロット信号がすでに開始された状態であるので、充電動作を起動するタイミングを逸してしまい、充電動作が行なわれないおそれがある。
このような状態では、ユーザは充電動作が実行されると期待していたにもかかわらず、実際には充電動作が行なわれないことにより、次回の運転時に所望の充電量が確保されない場合が起こり得る。
そこで、本実施の形態においては、上記のような充電終了処理が実行されている途中、あるいは、運転終了操作が行なわれる前に充電ケーブルが車両に接続された場合であっても、確実に充電動作を再開することができる充電起動制御を行なう。
図2〜図4を用いて、本実施の形態の充電起動制御の概要について説明する。図2は、本実施の形態の充電起動制御を適用しない比較例において、充電終了処理の実行途中で充電ケーブルが再接続された場合の問題点を説明するためのタイムチャートである。図2においては、横軸には時間が示され、縦軸にはイグニッション信号IG、SMR115の動作状態、パイロット信号CPLTの状態、充電起動信号IGPの状態、電源リレーMREL190の動作状態、および制御モードが示される。
図2を参照して、制御モードが充電モードでも走行モードでもない待機モードである状態で、時刻t1において充電ケーブル400が車両100に接続されると、CCID430からのパイロット信号CPLTがサブECU320に入力される。
サブECU320では、パイロット信号CPLTな開始タイミング(すなわち、最初の立ち上がり)を検出したことに応答して、MREL190を閉成してメインECU310へ電源電圧を供給する。また、サブECU320は、それと同時に、充電起動信号IGPをオンに設定してメインECU310に出力することによって、充電動作を起動させる。
メインECU310は、充電起動信号IGPの開始タイミングで制御モードを充電モードに切換え、かつSMR115を閉成する。その後、充電装置200およびCHR210を制御して充電動作を実行する。
その後、充電動作の実行中に、時刻t2において、ユーザが誤って充電ケーブル400を抜いてしまったりあるいは外部電源500の停電が生じたりしたことによって、パイロット信号CPLTが途絶してしまうと、外部電源500からの電力が途絶してしまうので、充電動作は一旦停止する。しかし、サブECU320においては、時刻t3までは、充電起動信号IGPをオンのままとされ、メインECU310においては充電動作を中断状態とする。この時刻t2〜時刻t3までの待機期間に充電ケーブル400の接続が確認された場合には、メインECU310は、充電動作を再開する。
一方、この待機期間中に、充電ケーブル400の接続が確認されない場合には、サブECU320は、充電起動信号IGPをオフとする。これによって、メインECU310においては、SMR115が開放されるとともに、PCU120内のコンデンサC1の放電動作や、各種学習制御の学習値記憶などの、システムを停止するために必要となる充電終了処理が実行される。
この充電終了処理が完了する時刻t5以降に、充電ケーブル400の接続が再度確認された場合には、MREL190がオフかつ制御モードが待機モードとなっており、時刻t1の状態と同じとなるので、充電動作が再度実行されることになる。
しかしながら、時刻t4のような、充電終了処理の実行途中に充電ケーブル400の接続が再度確認された場合には、充電終了処理が優先されるために、充電起動信号IGPが開始されない。そうすると、時刻t5において充電終了処理が完了しても、時刻t5以降にパイロット信号CPLTの開始タイミングが生じないため、充電起動信号IGPを開始することができず、充電動作が再開されない状態となり得る。
これに対し、図3は、図2と同様に充電終了処理の実行途中に充電ケーブルの接続が確認される場合について、本実施の形態の充電起動制御を適用したときのタイムチャートである。図3においては、図2の項目に加えて、メインECU310における充電起動信号IGPの遮断要求信号SDN、およびサブECU320における充電起動信号IGPの再起動許可信号PRMTが示される。ここで、遮断要求信号SDNは、本発明における「終了信号」に対応する。
図1および図3を参照して、時刻t11において充電ケーブル400が車両100に接続されると、図2における時刻t1での説明と同様に充電動作が開始される。そして、時刻t12において、図2の時刻t2の場合と同様に、パイロット信号CPLTが途絶して充電ケーブル400が非接続であると認識され、時刻t13までは待機状態が維持される。このとき、パイロット信号CPLTがオフ状態となったことに応答して、サブECU320において再起動許可信号PRMTがオンに設定される。
そして、待機期間中に充電ケーブル400の接続が認識されないと、時刻t13において、充電起動信号IGPがオフに設定されて、メインECU310にて充電終了処理が開始される。これとともに、メインECU310においては、充電終了処理が完了するまでの間、遮断要求信号SDNがオンに設定される。
これにより、時刻t14において、充電ケーブル400の接続が再度確認されたときに、サブECU320において、再起動許可信号PRMTがオンの状態であっても、充電起動信号IGPがオンにされなくなる。すなわち、サブECU320は、遮断要求信号SDNがオフとなるまで充電起動信号IGPの開始を遅延する。
時刻t15にて、充電終了処理が完了し、制御モードが待機モードに切換えられ、MR遮断要求信号SDNがオフに設定され、そしてMREL190が開放される。この状態において、サブECU320は、パイロット信号CPLTの状態を監視し、パイロット信号CPLTが発振状態であることが認識されると、サブECU320は、それに応答して、充電起動信号IGPをオンに設定する。これによって、充電動作が再開される。
すなわち、本充電起動制御では、充電起動信号IGPの遮断要求信号がオフ、かつ、再起動許可信号PRMTがオンに設定されている状態において、パイロット信号CPLTの発振状態が検知されたことに応答して、サブECU320は、充電起動信号IGPをオンに設定する。
このような処理とすることによって、充電終了処理中に充電ケーブルの接続が確認された場合でも、充電終了処理後に充電動作を再開することができる。
図4は、ユーザにより車両100の運転終了操作が行なわれる前に充電ケーブル400が接続された場合について、本実施の形態の充電起動制御を適用したときのタイムチャートである。図4の縦軸には、図3と同様の項目が示される。
図1および図4を参照して、たとえば、初期状態として、ユーザが外出先から自宅に帰ってきて、まだ車両100の運転終了操作がされていない状態である場合を考える。すなわち、イグニッション信号IGはオンの状態、SMR115およびMREL190は閉成状態、そして、制御モードは走行モードの状態である。
この初期状態においては、充電ケーブル400が未接続であるためパイロット信号CPLTは入力されておらず、サブECU320においては、充電起動信号IGPの再起動許可信号PRMTはオンに設定される。しかしながら、制御モードが走行モードであるため、メインECU310において、充電起動信号IGPの遮断要求信号SDNがオンに設定される。
時刻t21において、イグニッション信号IGがオンの状態のまま、充電ケーブル400が接続されると、パイロット信号CPLTの発振が開始される。しかしながら、時刻t21においては、遮断要求信号SDNがオンに設定されているので、パイロット信号CPLTの開始タイミングが検出されても、充電起動信号IGPの開始が遅延されるので、充電起動信号IGPはオフのままである。
なお、充電ケーブル400が接続されたまま車両100が走行されることを防止するために、メインECU310は、SMR115を強制的に開放する。
その後、時刻t22において、ユーザにより運転終了操作がなされ、イグニッション信号IGがオフとなると、メインECU310において、走行終了処理が実行される。そして、時刻t23において、走行終了処理が完了すると、制御モードが待機モードに切換えられるとともに遮断要求信号SDNがオフとされる。その後、MREL190が開放されて、メインECU310への電源電圧の供給が停止する。
この状態においては、充電起動信号IGPの遮断要求信号がオフ、かつ、再起動許可信号PRMTがオンに設定されている状態であるので、図3の場合と同様に、サブECU320は、パイロット信号CPLTが発振状態を監視し、発振状態であることを認識すると、充電起動信号IGPをオンに設定する(時刻t24)。
これにより、サブECU320によって再起動許可信号PRMTがオフに設定されるとともに、MREL190が閉成され、メインECU310に電源電圧が供給される。そして、メインECU310は、充電起動信号IGPの開始に応答して、制御モードを充電モードに切換えて充電動作を開始する。
以上のように、本実施の形態における充電起動制御を適用することによって、運転終了操作が行なわれる前に充電ケーブルが接続された場合であっても、運転終了操作の実行後に充電動作を開始することが可能となる。
次に、図5および図6を用いて、ECU300において実行される、本実施の形態の充電起動制御処理の詳細について説明する。図5は、本実施の形態による充電起動制御において、メインECU310で実行される処理の詳細を示すフローチャートであり、図6は、本実施の形態による充電起動制御において、サブECU320で実行される処理の詳細を示すフローチャートである。
図5および図6に示されるフローチャートは、それぞれメインECU310およびサブECU320に予め格納されたプログラムがメインルーチンから呼び出されて、所定周期で実行されることによって処理が実現される。あるいは、一部または全部のステップについては、専用のハードウェア(電子回路)で処理を実現することも可能である。なお、図5で示すメインECU310による処理は、メインECU310がサブECU320によって起動された後の処理である。
図1および図5を参照して、メインECU310は、ステップ(以下、ステップをSと略す。)100にて、現在の制御モードが充電モードであるか否かを判定する。
制御モードが充電モードでない場合(S100にてNO)は、処理がS140に進められて、メインECU310は、現在の制御モードが走行モードであるか否かを判定する。
制御モードが走行モードである場合(S140にてYES)は、S150に処理が進められ、メインECU310は、充電ケーブル400が接続されても充電動作が実行されないように、充電起動信号IGPの遮断要求信号SDNをオンに設定して、サブECU320へ出力する。なお、図5には示していないが、遮断要求信号SDNは充電起動信号IGPがオフとなったことに応答してオフに設定される。
制御モードが走行モードでない場合(S140にてNO)、すなわち、制御モードが待機モードである場合には、メインECU310が走行起動信号IGDおよび充電起動信号IGPのいずれも受信していないため、メインECU310は、S150をスキップして処理をメインルーチンに戻す。
一方、制御モードが充電モードである場合(S100にてYES)は、処理がS110に進められて、メインECU310は、次に、充電終了処理が実行中であるか否かを判定する。
充電終了処理が実行中である場合(S110にてYES)は、S150に処理が進められ、メインECU310は、充電ケーブル400が接続されても充電器どう信号IGPがオンにされないように、充電起動信号IGPの遮断要求信号SDNをオンに設定して、サブECU320へ出力する。
充電終了処理が実行中でない場合(S110にてNO)は、現在充電動作が実行中、あるいは、中断待機状態であるので、メインECU310は、S120に処理を進めて、パイロット信号CPLTが発振状態であるか否かを判定する。すなわち、メインECU310は、充電ケーブル400がインレット220および外部電源500に適切に接続されており、かつ外部電源500が停電していない状態であるかを判定する。
パイロット信号CPLTが発振状態である場合(S120にてYES)は、現在充電動作中であるので、S130に処理が進められて、メインECU310は、充電起動信号IGPが再起動されないように再起動禁止信号INHをオンに設定して、サブECU320へ出力する。なお、再起動禁止信号INHは、上述のように、サブECU320からの再起動許可信号PRMTによってオフとされる。
パイロット信号CPLTが発振状態でない場合(S120にてNO)は、充電ケーブル400の接続が認識されていないので、中断待機の状態の場合を示している。そのため、メインECU310は、充電ケーブル400の接続が再度認識された際に、サブECU320において充電起動信号IGPがオンに設定されて充電動作が再開できるように、遮断要求信号SDNおよび再起動禁止信号INHをオフとしたまま、メインルーチンに処理を戻す。
次に、図1および図6を参照して、サブECU320における処理について説明する。サブECU320は、S200にて、パイロット信号CPLTが発振状態であるか否か、すなわち、充電ケーブル400が適切に接続されているか否かを判定する。
パイロット信号CPLTが発振状態でない場合(S200にてNO)は、処理がS230に進められて、サブECU320は、充電起動信号IGPの再起動許可信号PRMTをオンに設定するとともに、これによって、メインECU310の再起動禁止信号INHをオフとする。そして、サブECU320は、処理をメインルーチンに戻し、充電ケーブル400が接続されるのを待つ。
パイロット信号CPLTが発振状態である場合(S200にてYES)は、充電ケーブル400が接続されているので、サブECU320は、処理をS210に進めて、次に、メインECU310からの遮断要求信号SDNがオフであり、かつ、再起動許可信号PRMTがオンであるか否かを判定する。すなわち、車両100が充電終了処理中でも走行モード中でもなく、かつ、一旦充電ケーブル400が非接続となった後に充電起動信号IGPが起動されていない状態(オフの状態)であるか否かが判断される。
遮断要求信号SDNがオフであり、かつ、再起動許可信号PRMTがオンである場合(S220にてYES)は、充電動作が再開可能な状態であるので、処理がS220に進められて、サブECU320は、充電起動信号TGPをオンに設定してメインECU310へ出力し、メインECU310に充電動作を実行させる。
一方、遮断要求信号SDNがオン、あるいは、再起動許可信号PRMTがオフである場合(S210にてNO)は、現在充電動作が実行されているか、走行モードであるか、充電終了処理が実行されているかのいずれかの状態であり得る。そのため、メインECU310から充電起動信号IGPの再起動が許可されていない状態であるので、サブECU320は、処理をメインルーチンに戻し、充電動作が再開できる状態となるのを待つ。
以上のような処理に従って制御を行なうことによって、図3および図4で説明したような、充電終了処理実行中に充電ケーブルが再接続された場合、および、制御モードがまだ走行モードである状態で充電ケーブルが接続された場合においても、確実に充電動作を再開することが可能となる。
なお、本実施の形態における「メインECU310」および「サブECU320」は、それぞれ本発明における「主制御部」および「起動制御部」の一例である。
今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は上記した説明ではなく、特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
100 車両、110 蓄電装置、115 SMR、120 PCU、121 コンバータ、122,123 インバータ、130,135 モータジェネレータ、140 動力伝達ギア、150 駆動輪、160 DC/DCコンバータ、170 補機バッテリ、180 補機負荷、190 MREL、200 充電装置、210 CHR、220 インレット、300 ECU、310 メインECU、320 サブECU、400 充電ケーブル、410 充電コネクタ、420 プラグ、430 CCID、440 電線部、500 外部電源、510 コンセント、ACL1,ACL2,HPL,PL1〜PL3 電力線、C1,C2 コンデンサ、NL1,NL2 接地線。

Claims (10)

  1. 蓄電装置および充電装置を搭載し、充電ケーブルを介して伝達される外部電源からの電力を用いて前記蓄電装置の充電が可能な車両の制御装置であって、
    前記充電装置を用いて充電制御を実行するための主制御部と、
    前記主制御部を起動して動作状態に移行させるための起動制御部とを備え、
    前記主制御部は、前記充電制御の実行が可能な状態である場合には前記起動制御部からの起動信号に基づいて前記充電制御を開始し、前記充電制御の実行が不可能な状態である場合には前記起動信号を不受理とすることを示す不受理信号を前記起動制御部に出力し、
    前記起動制御部は、前記主制御部からの前記不受理信号と前記充電ケーブルからのパイロット信号の状態とに基づいて前記起動信号を出力する、車両の制御装置。
  2. 前記起動制御部は、前記主制御部からの前記不受理信号によって前記起動信号が不受理とされる期間に前記パイロット信号の出力が開始されたことを検出した場合は、前記起動信号の受理が可能となった後の前記パイロット信号の状態に基づいて前記起動信号を出力する、請求項1に記載の車両の制御装置。
  3. 前記主制御部は、前記充電制御の終了処理の実行中は、前記不受理信号を用いて前記起動制御部による前記起動信号の出力を遅延させる、請求項2に記載の車両の制御装置。
  4. 前記主制御部は、前記車両を走行させるための走行制御をさらに実行し、
    前記主制御部は、前記走行制御の実行中は、前記不受理信号を用いて前記起動制御部による前記起動信号の出力を遅延させる、請求項2または3に記載の車両の制御装置。
  5. 前記パイロット信号は、予め定められた周期で発振する信号であり、前記充電ケーブルが前記車両および前記外部電源に接続されたことに応答して発振状態にされる、請求項1〜4のいずれか1項に記載の車両の制御装置。
  6. 前記起動制御部は、前記主制御部から前記起動信号が不受理とされる期間に前記パイロット信号の出力が開始されたことを検出した場合は、前記起動信号の受理が可能となった後に、前記パイロット信号が発振状態であることに応答して前記起動信号を出力する、請求項5に記載の車両の制御装置。
  7. 前記起動制御部は、前記パイロット信号が非発振状態の場合は、前記起動信号の出力を許可する、請求項5に記載の車両の制御装置。
  8. 前記起動制御部は、前記主制御部において前記起動信号が不受理とされておらず、かつ、前記起動信号の出力が許可されている場合に前記起動信号を出力する、請求項7に記載の車両の制御装置。
  9. 前記車両は、前記主制御部および前記起動制御部に電源電圧を供給するためのバッテリをさらに含み、
    前記起動制御部は、前記起動信号の出力に応答して、前記バッテリから前記主制御部へ前記電源電圧を供給させる、請求項1に記載の車両の制御装置。
  10. 蓄電装置と、
    充電ケーブルを介して伝達される外部電源からの電力を用いて前記蓄電装置充電するための充電装置と、
    前記充電装置を用いて充電制御を実行するための主制御部と、
    前記主制御部を起動して動作状態に移行させるための起動制御部とを備え、
    前記主制御部は、前記充電制御の開始が可能な状態である場合には前記起動制御部からの起動信号に基づいて前記充電制御を開始し、前記充電制御の開始が不可能な状態である場合には前記起動信号を不受理とすることを示す不受理信号を前記起動制御部に出力し、
    前記起動制御部は、前記主制御部からの前記不受理信号と前記充電ケーブルからのパイロット信号の状態とに基づいて前記起動信号を開始する、車両。
JP2011085324A 2011-04-07 2011-04-07 車両の制御装置および車両 Active JP5817186B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2011085324A JP5817186B2 (ja) 2011-04-07 2011-04-07 車両の制御装置および車両

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2011085324A JP5817186B2 (ja) 2011-04-07 2011-04-07 車両の制御装置および車両

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2012222931A true JP2012222931A (ja) 2012-11-12
JP5817186B2 JP5817186B2 (ja) 2015-11-18

Family

ID=47273889

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2011085324A Active JP5817186B2 (ja) 2011-04-07 2011-04-07 車両の制御装置および車両

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5817186B2 (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2015001861A1 (ja) * 2013-07-03 2015-01-08 日産自動車株式会社 バッテリの充放電制御装置およびバッテリの充放電制御方法
JP2018088767A (ja) * 2016-11-29 2018-06-07 トヨタ自動車株式会社 自動車
JP2020061817A (ja) * 2018-10-05 2020-04-16 株式会社デンソーテン 制御装置および制御方法

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010081661A (ja) * 2008-09-24 2010-04-08 Toyota Motor Corp 制御装置
JP2010104133A (ja) * 2008-10-23 2010-05-06 Toyota Motor Corp 制御装置及び制御方法
JP2011004448A (ja) * 2009-06-16 2011-01-06 Fujitsu Ten Ltd 充電ケーブル、電子制御装置、及び充電ケーブルの異常検知方法

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010081661A (ja) * 2008-09-24 2010-04-08 Toyota Motor Corp 制御装置
JP2010104133A (ja) * 2008-10-23 2010-05-06 Toyota Motor Corp 制御装置及び制御方法
JP2011004448A (ja) * 2009-06-16 2011-01-06 Fujitsu Ten Ltd 充電ケーブル、電子制御装置、及び充電ケーブルの異常検知方法

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2015001861A1 (ja) * 2013-07-03 2015-01-08 日産自動車株式会社 バッテリの充放電制御装置およびバッテリの充放電制御方法
JP2018088767A (ja) * 2016-11-29 2018-06-07 トヨタ自動車株式会社 自動車
JP2020061817A (ja) * 2018-10-05 2020-04-16 株式会社デンソーテン 制御装置および制御方法
JP2020182379A (ja) * 2018-10-05 2020-11-05 株式会社デンソーテン 制御装置および制御方法
JP7085594B2 (ja) 2018-10-05 2022-06-16 株式会社デンソーテン 制御装置および制御方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP5817186B2 (ja) 2015-11-18

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5185065B2 (ja) 制御装置及び制御方法
JP6003943B2 (ja) ハイブリッド車両およびハイブリッド車両の制御方法
JP5757298B2 (ja) 車両の電源システムおよびそれを備える車両
EP2558329B1 (en) Power supply system and vehicle equipped with power supply system
JP4539785B2 (ja) 車両のシステム起動装置および車両のシステム起動方法
JP5585564B2 (ja) 車両の制御装置および制御方法ならびに車両
JP5321695B2 (ja) 車両
WO2009090810A1 (ja) 車両の充電制御装置
JP2012180004A (ja) 車両および車両の制御方法
WO2012101797A1 (ja) 車両および車両の制御方法
JP2010148213A (ja) 充電制御システム、制御装置、充電制御方法及び制御方法
WO2012066665A1 (ja) 車両および車両の制御方法
JP2012249384A (ja) 車両
JP2015057009A (ja) 車両
JP5228825B2 (ja) 車両の電源システムおよび車両
JP5817186B2 (ja) 車両の制御装置および車両
JP2009130940A (ja) 電動車両、残留電荷の放電方法、およびその放電方法をコンピュータに実行させるためのプログラムを記録したコンピュータ読取可能な記録媒体
JP2010081661A (ja) 制御装置
JP2015201915A (ja) 車両
JP2012085458A (ja) 充電システムの制御装置およびそれを搭載する車両、ならびに充電システムの制御方法
WO2015056074A1 (en) Controller for hybrid vehicle
JP5691923B2 (ja) 車両および車両の制御方法
JP2012085403A (ja) 車両の制御装置および制御方法
JP2016220397A (ja) 電動車両
JP2012130207A (ja) 車両および車両の制御方法

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20131125

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20140709

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20140715

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20140912

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20150303

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20150901

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20150914

R151 Written notification of patent or utility model registration

Ref document number: 5817186

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151