JP2012221440A - 会議システム、会議管理装置およびプログラム - Google Patents

会議システム、会議管理装置およびプログラム Download PDF

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英剛 岩井
Kazuo Inui
和雄 乾
Toshihiko Otake
俊彦 大竹
Toshikazu Kawaguchi
俊和 川口
Masayuki Kawamoto
将之 河本
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Abstract

【課題】会議に関する補足項目を容易に管理することが可能な会議システムおよびそれに関連する技術を提供する。
【解決手段】この会議システムは、各発言者の発言内容を音声認識して文字データに変換する音声認識手段と、文字データに変換された発言内容から所定のキーワード(例えば「「フォローアップ必要」)をトリガー情報として検出する検出手段とを備える。また、この会議システムは、トリガー情報の検出に応じて、或る発言者の発言に関連して補足処理(フォローアップ処理)を行うべき補足項目(フォローアップ項目)LM1,LM2,...を作成し、当該補足項目LM1,LM2,...を含む補足リスト(フォローアップリスト)FLを作成するリスト作成手段を備えるとともに、当該補足リストの表示用データを生成する表示制御手段をさらに備える。
【選択図】図21

Description

本発明は、会議システムおよびそれに関連する技術に関する。
会議システムにおいては、サーバに発表用の資料(会議資料)を蓄積しておき、当該資料をプロジェクタなどを用いて表示するものなどが存在する。
また、特許文献1においては、或る会議で終了していないアクションアイテムを次の会議の議題にする技術が提案されている。
特開2009−277013号公報
ところで、会議においては、討議内容に関する補足資料を会議参加者宛に後に送付すること、あるいは、補足的検討項目に関する検討内容を後に報告することなど、会議における討議内容に対する補足的な対応(フォローアップとも称する)が求められることがある。
しかしながら、補足すべき項目(フォローアップ項目とも称する)が多くなると、補足すべき項目を把握しきれなくなったり、当該項目を取りこぼしたりすることが考えられる。
なお、上記先行技術文献に係る技術は、或るアクションアイテムを次の議題とするものであり、補足すべき項目(補足項目)を管理する技術ではない。
そこで、この発明の課題は、会議に関する補足項目を容易に管理することが可能な会議システムおよびそれに関連する技術を提供することにある。
上記課題を解決すべく、請求項1の発明は、会議システムであって、各発言者の発言内容を音声認識して文字データに変換する手段と、前記文字データに変換された前記発言内容から所定のキーワードをトリガー情報として検出する検出手段と、前記トリガー情報の検出に応じて、或る発言者の発言に関連して補足処理を行うべき補足項目を作成し、当該補足項目を含む補足リストを作成するリスト作成手段と、前記補足リストの表示用データを生成する表示制御手段とを備えることを特徴とする。
請求項2の発明は、請求項1の発明に係る会議システムにおいて、前記リスト作成手段は、前記補足リストにおいて、前記補足項目に関連する発言内容と前記補足処理を実行すべき補足担当者とを前記補足項目に関連付けて記憶することを特徴とする。
請求項3の発明は、請求項1または請求項2の発明に係る会議システムにおいて、前記リスト作成手段は、複数の補足担当者のうちの特定の補足担当者に関する補足項目を抽出し、前記特定の補足担当者に関する補足担当者別リストを作成し、前記表示制御手段は、前記特定の補足担当者からの表示要求に対して、前記特定の補足担当者に関する当該補足担当者別リストの表示用データを生成することを特徴とする。
請求項4の発明は、請求項1ないし請求項3のいずれかの発明に係る会議システムにおいて、前記リスト作成手段は、前記発言内容において前記所定のキーワードが前記トリガー情報として検出された時点の近傍の発言の内容を、前記補足項目に関する発言内容として抽出することを特徴とする。
請求項5の発明は、請求項1ないし請求項4のいずれかの発明に係る会議システムにおいて、前記リスト作成手段は、前記発言内容において前記所定のキーワードが前記トリガー情報として検出された時点の直後に検出された人物名称を、前記補足担当者の名称として抽出することを特徴とする。
請求項6の発明は、請求項1ないし請求項5のいずれかの発明に係る会議システムにおいて、前記リスト作成手段は、前記補足リストにおいて、前記補足担当者によるコメント入力欄をも前記補足項目に関連付けて記憶することを特徴とする。
請求項7の発明は、請求項1ないし請求項6のいずれかの発明に係る会議システムにおいて、前記リスト作成手段は、前記補足リストにおいて、前記補足担当者により準備された補足資料のリンク先をも前記補足項目に関連付けて記憶することを特徴とする。
請求項8の発明は、請求項1ないし請求項7のいずれかの発明に係る会議システムにおいて、前記リスト作成手段は、前記補足リストにおいて、前記補足項目に関する補足状況をも前記補足項目に関連付けて記憶することを特徴とする。
請求項9の発明は、請求項1ないし請求項8のいずれかの発明に係る会議システムにおいて、前記表示制御手段は、前記補足リストの表示欄と会議資料の表示欄との双方を有する表示画面を表示する表示用データを生成することを特徴とする。
請求項10の発明は、請求項1ないし請求項9のいずれかの発明に係る会議システムにおいて、前記リスト作成手段は、前記補足リストにおいて、前記補足担当者により追加された補足内容をも前記補足項目に関連付けて記憶することを特徴とする。
請求項11の発明は、請求項10の発明に係る会議システムにおいて、前記リスト作成手段は、前記補足リストにおいて、前記補足項目に関する発言内容の発言者である補足依頼者に関する情報をも前記補足項目に関連付けて記憶し、前記会議システムは、前記補足リストに対する前記補足担当者による前記補足内容の追加動作が行われたことに応答して、前記補足リストの更新を前記補足依頼者に通知する更新通知手段、をさらに備えることを特徴とする。
請求項12の発明は、請求項11の発明に係る会議システムにおいて、前記更新通知手段は、電子メールを用いて、前記補足リストの更新を前記補足依頼者に通知することを特徴とする。
請求項13の発明は、会議管理装置であって、各発言者の発言内容を音声認識して文字データに変換する手段と、前記文字データに変換された前記発言内容から所定のキーワードをトリガー情報として検出する検出手段と、前記トリガー情報の検出に応じて、或る発言者の発言に関連して補足処理を行うべき補足項目を作成し、当該補足項目を含む補足リストを作成するリスト作成手段と、前記補足リストの表示用データを生成する表示制御手段とを備えることを特徴とする。
請求項14の発明は、コンピュータに、a)各発言者の発言内容を音声認識して文字データに変換するステップと、b)前記文字データに変換された前記発言内容から所定のキーワードをトリガー情報として検出するステップと、c)前記トリガー情報の検出に応じて、或る発言者の発言に関連して補足処理を行うべき補足項目を作成し、当該補足項目を含む補足リストを作成するステップと、d)前記補足リストの表示用データを生成するステップとを実行させるためのプログラムであることを特徴とする
請求項1ないし請求項14に記載の発明によれば、会議に関する補足項目を容易に管理することが可能である。
特に、請求項3に記載の発明によれば、各補足担当者は、自らが補足すべき補足項目を容易に把握することが可能である。
会議システムの概要を示す概念図である。 MFPの概略構成を示すブロック図である。 各コンピュータ(参加者端末)の概略構成を示す機能ブロック図である。 会議準備動作を示すフローチャートである。 会議開始後の動作を示すフローチャートである。 発言リスト作成処理を示すフローチャートである。 フォローアップリストへの項目追加処理を示すフローチャートである。 フォローアップリスト表示要求の受付処理を示すフローチャートである。 フォローアップリスト更新処理を示すフローチャートである。 フォローアップリスト更新通知処理を示すフローチャートである。 キーワードの登録画面を示す図である。 発言者リストを示す図である。 キーワードが発声される様子を示す図である。 キーワードが発声される様子を示す図である。 フォローアップリストを示す図である。 フォローアップリスト等の表示画面を示す図である。 特定ユーザ向けのフォローアップリストを示す図である。 特定ユーザ向けフォローアップリスト等を含む表示画面を示す図である。 補足情報が記入されたフォローアップリストを示す図である。 補足情報が記入されたフォローアップリストを示す図である。 補足情報が記入されたフォローアップリストを示す図である。 仮対応済みの補足項目を含むフォローアップリストを示す図である。 期限日欄等を含むフォローアップリストを示す図である。 承認者欄等を含むフォローアップリストを示す図である。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。
<1.システム構成>
図1は、会議システム100の概要を示す概念図である。会議システム100は、フォローアップリスト作成機能(後述)を有している。
この会議システム100は、会議管理装置10と表示装置30とマイク62と複数のコンピュータ70とを備えている。
会議管理装置10と表示装置30とマイク62と複数のコンピュータ70とは、互いにネットワークNWを介して接続されており、ネットワーク通信を行うことが可能である。ここにおいて、ネットワークNWは、LAN、WAN、インターネットなどによって構成される。各装置のネットワークNWへの接続形態は、有線接続であってもよく或いは無線接続であってもよい。
マイク62は、会議における音声を集音して音声信号を生成し、当該音声信号を会議管理装置10に送信する。会議管理装置10は、音声認識技術を用いて、マイク62により録音された音声をテキストデータ化(文字データ化)して発言リスト(発言リストファイル)RLとして発言情報格納部5bに保存する。また、会議管理装置10は、マイク62により録音された音声信号を記録した音声データファイルをも生成する。
表示装置30は、会議管理装置10から送信されてきた各種情報等を表示する装置である。表示装置30は、例えばプロジェクタ装置(投影装置)として構成され、当該表示装置30は、ネットワークNWを介して会議管理装置10に接続されている。なお、これに限定されず、表示装置30は、大型液晶表示装置等であってもよい。また、表示装置30は、コンピュータ70を介して会議管理装置10に間接的に接続されるようにしてもよい。より詳細には、表示装置30は、コンピュータ70の映像信号出力部(詳細には外部出力端子)等を介して、会議管理装置10からの映像信号を表示出力するようにしてもよい。
会議の出席者は、表示装置30による表示画像によって、会議に関する各種の情報(資料データ等)を視認することができる。
また、この会議管理装置10は、会議のフォローアップリストファイルFL(図15等参照)を作成することもできる。フォローアップリストFLおよびその作成動作については後に詳述する。
会議管理装置10は、この実施形態ではMFP(マルチ・ファンクション・ペリフェラル(Multi Function Peripheral)として構成されている。
図2は、MFP10の概略構成を示すブロック図である。
図2の機能ブロック図に示すように、MFP10は、画像読取部2、印刷出力部3、通信部4、格納部5、入出力部6およびコントローラ9等を備えており、これらの各部を複合的に動作させることによって、各種の機能を実現する。
画像読取部2は、MFP10の所定の位置に載置された原稿を光学的に読み取って、当該原稿の画像データ(原稿画像とも称する)を生成する処理部である。
印刷出力部3は、印刷対象に関するデータに基づいて紙などの各種の媒体に画像を印刷出力する出力部である。
通信部4は、公衆回線等を介したファクシミリ通信を行うことが可能な処理部である。さらに、通信部4は、通信ネットワークNWを介したネットワーク通信が可能である。このネットワーク通信では、TCP/IP(Transmission Control Protocol / Internet Protocol)およびFTP(File Transfer Protocol)等の各種のプロトコルが利用される。当該ネットワーク通信を利用することによって、MFP10は、所望の相手先との間で各種のデータを授受することが可能である。
格納部5は、ハードディスクドライブ(HDD)等の格納装置で構成される。この格納部5には、画像読取部2等で生成された原稿画像(画像データ)が格納される。また、格納部5は、キーワード情報格納部5a、発言情報格納部5b、フォローアップリスト情報格納部5c等を有している。
入出力部6は、MFP10に対する入力を受け付ける操作入力部6aと、各種情報の表示出力を行う表示部6bとを備えている。
コントローラ9は、MFP10に内蔵され、MFP10を統括的に制御する制御装置である。コントローラ9は、CPUおよび各種の半導体メモリ(RAMおよびROM等)等を備えるコンピュータシステムとして構成される。コントローラ9は、CPUにおいて、ROM(例えば、EEPROM等)内に格納されている所定のソフトウエアプログラム(以下、単にプログラムとも称する)を実行することによって、各種の処理部を実現する。
具体的には、図2に示すように、コントローラ9は、音声認識部23,キーワード検出部25、リスト作成部27、更新通知部28、表示制御部29等を備える。
音声認識部23は、音声認識技術を用いて、マイク62で集音された音声を文字として認識し、音声データを文字データ(テキストデータ)に変換する処理部である。音声認識部23は、会議における各発言者の発言内容を音声認識してテキストデータ化し、発言リストRLを作成する。
キーワード検出部25は、マイク62で集音された音声から所定のキーワードを検出する処理部である。詳細には、キーワード検出部25は、文字データに変換された(テキストデータ化された)発言内容(発言リストRL)から所定のキーワードをトリガー情報TGとして検出する。
リスト作成部27は、会議のフォローアップリストファイル(単にフォローアップリストとも称する)FLを作成する処理部である。フォローアップリストFLは、或る発言者の発言に対応して補足処理(フォローアップ処理とも称する)を実行すべき項目である補足項目(フォローアップ項目とも称する)を含むリスト情報である。フォローアップリストFLにおいては、各補足項目(フォローアップ項目)に関連する発言内容と当該各補足項目に係る補足処理を実行すべき担当者である補足担当者(フォローアップパーソンとも称する)とが各補足項目に関連付けられて記憶される。リスト作成部27は、トリガー情報TGの検出に応答して、補足項目(フォローアップ項目)に関する発言内容および補足担当者等を発言リストRLから抽出し、フォローアップリストFLを作成する。フォローアップリストFLは、フォローアップリスト情報格納部5cに格納される。
表示制御部29は、フォローアップリストFLの表示用データを生成する処理部である。表示制御部29は、各コンピュータ70と協働して、各コンピュータ70の表示部にフォローアップリストFLを表示する動作を制御する。
更新通知部28は、フォローアップリストFLの更新を補足依頼者(後述)等に通知する処理部である。
図3は、各コンピュータ(参加者端末)70の概略構成を示す機能ブロック図である。図3に示すように、各コンピュータ70は、入出力部75とコントローラ79とを備えている。
入出力部75は、各コンピュータ70に対する入力を受け付ける操作入力部(端末側操作入力部)76と、各種情報の表示出力を行う表示部(端末側表示部)77と有している。例えば、キーボードが操作入力部76として設けられ、ディスプレイが表示部77として設けられる。あるいは、操作入力部76および表示部77の双方として機能する操作パネル78(不図示)が入出力部75として設けられるようにしてもよい。このような操作パネル78は、例えば、液晶表示パネルに圧電センサ等が埋め込まれて構成される。
コントローラ79は、通信制御部71と入出力制御部73とを含む各種の処理部を実現する。
通信制御部71は、ネットワーク通信動作を制御する制御部である。なお、通信制御部71は、電話回線を用いた通信動作をも制御する。
入出力制御部73は、入出力部75の動作を制御する制御部である。具体的には、入出力制御部73は、ユーザからの操作入力部76を用いた操作入力の受付動作、および表示部77における表示動作等を制御する。
<2.動作>
つぎに、システム100によるフォローアップリストFLの作成動作について図4〜図10等を参照しながら詳細に説明する。図4は、準備動作を示すフローチャートであり、図5〜図10は会議開始後の動作を示すフローチャートである。
<2−1.会議開始前の準備動作>
まず、会議開始前に準備動作(図4)が実行される。
具体的には、準備者(会議の司会者あるいは事務担当者等)が、会議管理装置(MFP)10を直接操作して(あるいは自らのコンピュータ70およびネットワークNW等を介してMFP10を操作して)、MFP10内のキーワード情報格納部5a内に所定のキーワードKWを登録する。より詳細には、準備者によって、MFP10に関する操作画面に表示された会議リストの中から対象会議が選択され(ステップS1)、MFP10に関する他の操作画面(登録画面)において当該対象会議に関するキーワードKWが入力され(ステップS2)、当該キーワードKWがキーワード情報格納部5aに登録される(ステップS3)。なお、キーワードKWの入力操作においては、図11の登録画面GA1等が利用されればよい。たとえば、キーワードKWとしては、「フォローアップ必要」などの文言が指定されればよい。
後述するように、このキーワードKWが参加者の発言内容から検出されると、フォローアップリストFLへの追加登録動作等が実行される。
<2−2.会議中および会議後の動作概要>
図5に示すように、会議が開始されると、ステップS10,S20,S30,S40,S50の各処理が会議中等において随時実行される。具体的には、発言リスト作成処理(ステップS10)と、フォローアップリストへの項目追加処理(ステップS20)と、フォローアップリスト表示要求の受付処理(ステップS30)と、フォローアップリスト更新処理(ステップS40)とフォローアップリスト更新通知処理(ステップS50)とが並列的に実行される。
その後、会議が終了すると、ステップS60からステップS70に進み、終了処理が実行される。ステップS70での終了処理においては、発言リスト作成処理(ステップS10)とフォローアップリストへの項目追加処理(ステップS20)とが終了される。
一方、フォローアップリスト表示要求の受付処理(ステップS30)とフォローアップリスト更新処理(ステップS40)とフォローアップリスト更新通知処理(ステップS50)とは、会議終了後においても継続される。そして、全ての補足処理の完了後に会議の準備者等によりMFP10に対して完了指示が入力されると、ステップS30,S40,S50の各処理は当該完了指示に応答して終了する。
<2−3.発言リスト作成処理(ステップS10)>
ステップS10においては、発言リストRLの作成処理が実行される。
図6は、ステップS10の詳細動作を示すフローチャートである。
図6に示すように、まず、ステップS11において、音声認識部23は、会議において発言がなされたことを判定すると、ステップS12に進み、当該発言の発話者(すなわち発言者)を特定する。より具体的には、当該発言データ(発言者の音声データ)と会議の参加者リストに含まれる各参加者の予め登録された音声データとの類似性に基づいて、発言者が誰であるかが特定される。なお、ここでは、各発話者が自動的に特定される場合が例示されているが、これに限定されず、会議のオペレータが各発言者を随時入力していくようにしてもよい。
また、ステップS13において、音声認識部23は、当該発言者の発言内容を文字データ化する。そして、音声認識部23は、各発言の発言者と当該各発言の発言内容とを発言リストRLに追加する(ステップS14)。
このような動作が、ステップS15にて会議が終了したと判定されるまで、繰り返し実行される。これにより、発言データが随時追加され、図12に示すような発言者リストが作成される。
図12においては、たとえば、発言RM1に関して、その発話者(発言者)がユーザUBであることが判定されるとともに、その発言内容「今回の提案内容の説明は以上です。」が文字データ化されて記録されている。同様に、発言RM2に関して、その発言者がユーザUDであることが判定されるとともに、その発言内容「どなたか質問ありますか?」が文字データ化されて記録されている。その他の発言RM11,RM12,...についても同様である。
<2−4.フォローアップリストへの項目追加処理(ステップS20)>
議事進行中において、或る発言に対する補足処理が必要である旨が司会者等によって判断されると、当該司会者等は上述のキーワードKW(例えば「フォローアップ必要」)を発話する。音声認識部23は、このような発言内容をも上述の発言リストRLに記録する。また、ステップS20においては、キーワード検出部25によるキーワードKWの検出に応じて、フォローアップリストFLへのフォローアップ項目(補足項目)の追加処理がリスト作成部27によって実行される。
図7は、ステップS20の詳細動作を示すフローチャートである。
図7に示すように、まず、ステップS21において、ステップS3(図4)で登録されたキーワードKWの検出動作が実行される。具体的には、キーワード検出部25は、発言リストRLに随時追加されていく各発言者の発言内容にキーワードKWが含まれているか否かを判定する。そして、当該キーワードKWが含まれていると判定されると、ステップS22に進む。
ステップS22では、リスト作成部27は、発言内容においてキーワードKWがトリガー情報TGとして検出された時点の近傍の発言(当該時点の直前の所定数(例えば2個)の発言内容)の内容を、補足項目に関する発言内容として抽出する。また、ステップS23では、リスト作成部27は、発言内容においてキーワードKWがトリガー情報として検出された時点の直後に検出された人物名称を、補足担当者の名称として抽出する。そして、ステップS24では、リスト作成部27は、ステップS22で抽出された発言内容とステップS23で特定された補足担当者とを当該補足項目に関連付けて記憶する。
このような動作が、ステップS25にて会議が終了したと判定されるまで、繰り返し実行される。これにより、フォローアップ項目が随時追加され、図15に示すようなフォローアップリストFLが作成される。
たとえば、図13にも示すように、ユーザUAの発言RM11「開発費は予算内に収まっているのか?」およびユーザUBの発言RM12「はい。収まっています。詳細資料は後で提示します。」に引き続いて、司会者UDが、上述のキーワードKW(「フォローアップ必要」)を発話(発声)する。また、司会者UDは。さらに引き続いて「補足担当者はBさん(ユーザUBさん)」である旨をも発話する(時刻TP1)。
このキーワードKWの検出に応答して、リスト作成部27は、フォローアップ項目LM1を作成してフォローアップリストFLに追加する。
詳細には、まず、ステップS22において、リスト作成部27は、キーワードKWの発話時点(ステップS21の検出処理による検出時点)TP1の近傍の発言(より詳細には、時点TP1の直前の2つの発言RM11,RM12)の内容を、補足項目に関する発言内容として抽出する。また、ステップS23では、リスト作成部27は、キーワードKWが検出された時点TP1の直後に検出された人物名称「Bさん」(ユーザUB)を、補足担当者の名称として抽出する。そして、ステップS24では、リスト作成部27は、ステップS22で抽出された発言内容RM11,RM12とステップS23で特定された補足担当者「ユーザUB」とを当該補足項目LM1に関連付けて記憶する(図15参照)。図15においては、項目番号「1」の補足項目LM1に、ユーザUAによる発言RM11とユーザUBによる発言RM12とが関連付けられて記憶されるとともに、補足担当者(詳細にはその名称「ユーザUB」)もが関連付けられて記憶される様子が示されている。
同様に、たとえば、図14に示すように、発言RM21、RM22に引き続いて、司会者UDが、上述のキーワードKW(「フォローアップ必要」)を発話すると共に、さらに引き続いて「補足担当者はCさん(ユーザUCさん)」である旨をも発話する(時刻TP2)。
このキーワードKWの検出に応答して、リスト作成部27は、フォローアップ項目LM2を作成してフォローアップリストFLに追加する。
詳細には、まず、ステップS22において、リスト作成部27は、キーワードKWの発話時点(ステップS21の検出処理による検出時点)TP2の近傍の発言(より詳細には時点TP2の直前の2つの発言RM21,RM22)の内容を、補足項目に関する発言内容として抽出する。また、ステップS23では、リスト作成部27は、キーワードKWが検出された時点TP2の直後に検出された人物名称「Cさん」(ユーザUC)を、補足担当者の名称として抽出する。そして、ステップS24では、リスト作成部27は、ステップS22で抽出された発言内容RM21,RM22とステップS23で特定された補足担当者「ユーザUC」とを当該補足項目LM2に関連付けて記憶する(図15参照)。図15においては、項目番号「2」の補足項目LM2に、ユーザUAによる発言RM21とユーザUBによる発言RM22とが関連付けられて記憶されるとともに、補足担当者(詳細にはその名称「ユーザUC」)もが関連付けられて記憶される様子が示されている。なお、ここでは、キーワードKWに関する発言RM23「フォローアップ必要。...」の後のユーザUCの発言RM24「了解しました」は、補足項目LM2に関する記録対象から除外されており、フォローアップリストFLには記録されていない。ただし、これに限定されず、当該ユーザUCの発言(時点TP2の直後の発言)等をも当該補足項目LM2に関連付けて記録しておくようにしてもよい。
同様にして、項目番号「3」以降の補足項目LM3,...もフォローアップリストFLに記録される。
以上のように、ステップS20においてはフォローアップリストFLが自動的に作成される。したがって、会議に関する補足項目を容易に管理することが可能である。詳細には、補足すべき項目(フォローアップ項目とも称する)が多くなっても、各参加者は、自動的に作成された当該フォローアップリストFLを参照することによって(ステップS30)、補足すべき項目を確実に把握することができる。
特に、フォローアップリストFLは、会議中に当該会議の進行に応じて(リアルタイムで)自動的に作成されるので、各補足項目に対する管理がその発生に応じて比較的早い段階(好ましくは発生直後)から開始され得る。
なお、フォローアップリストFLは、補足担当者によるコメントが入力されるコメント入力欄と補足担当者により準備された補足資料(フォローアップ資料とも称する)のリンク先が入力されるリンク先入力欄(URL記入欄とも称する)とをさらに有している。これらのコメント入力欄(図15の右から2列目の入力欄)およびリンク先入力欄(図15の最右列の入力欄)も各補足項目に関連付けて記憶される。
ただし、各補足項目の最初の登録時点においては、図15の右側に設けられた補足欄(コメント入力欄およびリンク先入力欄)は空白である。また、複数の補足処理はいずれも未だ終了していないため、図15の左から2番目の「対応状況欄」(補足状況を示す補足状況欄とも称する)には、いずれも、未対応を表す旨(「未」)が表示されている。
また、フォローアップリストFLにおいては、各補足項目LMiに係る各発言RMiの発言者も各補足項目LMiに関連付けて記録されている。各発言RMiの発言者は、当該各補足項目LMiの補足を依頼した人物(補足依頼者)であるとも表現される。たとえば、補足項目LM1の補足依頼者は、ユーザUA,UBである(ただし、補足担当者でもあるユーザUBは、補足依頼者から除外されるようにしてもよい)。また、補足項目LM5の補足依頼者は、ユーザUA,UCである。
<2−5.フォローアップリスト表示要求の受付処理(ステップS30)>
議事開始後において、会議の各参加者は、上述のフォローアップリストFLを自らのコンピュータ70等に表示させることができる。具体的には、MFP10は、フォローアップリストの表示要求の受付処理(ステップS30)を実行する。なお、ここでは、各参加者のコンピュータ70において、フォローアップリストFLが会議資料とともに表示される場合を例示する。
図8は、ステップS30の詳細動作を示すフローチャートである。
図8に示すように、まず、ステップS31において、フォローアップリストFLの表示要求が各コンピュータ70から受け付けられると、ステップS32に進む。詳細には、各ユーザが自らのコンピュータ70を操作して、フォローアップリストFLの表示要求をMFP10に対して送信すると、MFP10は、当該送信要求に応答して、ステップS32以降の処理を実行する。
ステップS32では、表示制御部29は、まず、フォローアップリストFLを読み込む。そして、ステップS33で表示要求の要求元が司会者端末70Dであるのか、それ以外の参加者の端末であるのかが判定される。
表示要求の要求元が司会者端末70Dであると判定されると、ステップS34に進み、表示制御部29は、会議資料MDと全ての補足項目を有するフォローアップリストFLとの双方を有する表示画面GM0を表示させるための表示用データD0を生成し、当該表示用データD0を要求元のコンピュータ70Dに送信する。
このような表示用データD0に基づいて、司会者のコンピュータ70は、その表示部に図16のような表示画面GM0を表示する。当該表示画面GM0においては、その左側に会議資料MDが配置され、その右側にフォローアップリストFL0が配置されている。特に、フォローアップリストFL0においては、全補足項目に関する内容が表示されている。
一方、表示要求の要求元が司会者端末70D以外の端末(例えば70A,70B,70Cのいずれか)であると判定されると、ステップS35に進む。
ステップS35において、表示制御部29は、フォローアップリストFLの複数の補足項目の中から、要求元の特定参加者に対応する補足項目のみを抽出する。たとえば、ユーザUB(コンピュータ70B)からの表示要求に対しては、ユーザUBがその補足担当者である補足項目LM1,LM4,LM5が抽出される(図17)。これにより、特定の補足担当者(ユーザUB)に関する補足担当者別リストが作成される。
そして、表示制御部29は、会議資料MDと一部の補足項目LM1,LM4,LM5を有するフォローアップリストFL2(図17)との双方を有する表示画面GM2を表示させるための表示用データD2を生成し、当該表示用データD2を要求元のコンピュータ70Bに送信する(ステップS36)。
このような表示用データD2に基づいて、ユーザUBのコンピュータ70Bは、その表示部に図18のような画面GM2を表示する。当該画面GM2においては、その左側に会議資料MDが配置され、その右側にフォローアップリストFL2が配置されている。このフォローアップリストFL2においては、全補足項目のうち、ユーザUBが補足担当者である項目のみが表示されている。したがって、ユーザUBは、自らが対処すべき補足項目を容易に把握することが可能である。
以上のように、ステップS35,S36においては、リスト作成部27は、複数の補足担当者のうちの特定の補足担当者に関する補足項目を抽出し、特定の補足担当者に関する補足担当者別リストを作成する。また、表示制御部29は、特定の補足担当者からの表示要求に対して、特定の補足担当者に関する当該補足担当者別リストの表示用データを生成する。そして、当該表示用データに基づいて、補足担当者別のフォローアップリストFLが各コンピュータ70の表示部に表示される。
このような動作が、ステップS37にて完了指示が付与されたと判定されるまで、繰り返し実行される。これにより、各参加者は、複数の補足項目のうち、自らが補足担当者である補足項目のみを有するフォローアップリストFLを容易に表示させることができる。したがって、各補足担当者は、自らが補足すべき補足項目を容易に把握することが可能である。
<2−6.フォローアップリスト更新処理(ステップS40)>
議事開始後において、会議の各参加者は、上述のフォローアップリストFLを自らのコンピュータ70等を用いて更新することができる。具体的には、MFP10は、フォローアップリストFLの更新操作の受付処理(ステップS40)を実行する。フォローアップリストFLの更新動作は、各参加者のコンピュータ70iに表示されたフォローアップリストFLiを用いて実行される。
たとえば、図18の画面の右側に表示されるフォローアップリストFL2のコメント記入欄にコメントが記入され且つ補足資料欄(詳細には補足資料のリンク先(URL)記入欄)に補足資料のリンク先のアドレスが記入(図19も参照)された後に、更新ボタンBR(図18)が押下されると、記入内容(補足内容)がMFP10内のフォローアップリストFLに登録される。
同様に、コンピュータ70Cの表示画面に表示されるフォローアップリストFL3のコメント記入欄にコメントが記入され且つ補足資料欄(詳細には補足資料のリンク先(URL)記入欄)に補足資料のリンク先のアドレスが記入(図20も参照)された後に、更新ボタンBRが押下されると、記入内容(補足内容)がMFP10内のフォローアップリストFLに登録される。
図9は、ステップS40の詳細動作を示すフローチャートである。
図9に示すように、まず、ステップS41において、補足担当者からの更新入力の有無が判定される。たとえば、図19に示すように、フォローアップリストFL2の補足項目LM1のコメント記入欄に「開発費の詳細資料です」の文字が記入され、且つ、当該補足項目LM1の補足資料のリンク先(URL)記入欄に、補足資料のリンク先のURL(\\server1\data1\doc01)が記入された状態で、更新ボタンBR(図18)が押下される。この更新ボタンBRの押下に応答して、補足担当者(ユーザUB)による更新入力がなされたものと判定される。そして、更新入力が受け付けられるとステップS42に進む。
ステップS42においては、コンピュータ70は、更新された内容をMFP10に送信する。たとえば、補足項目LM1のコメント記入欄の内容(「開発費の詳細資料です」の文字)と補足項目LM1の補足資料のリンク先(URL)記入欄の内容(\\server1\data1\doc01)とがコンピュータ70BからMFP10に送信される。一方、MFP10のリスト作成部27は、受信した入力内容をMFP10内のフォローアップリストFLに反映する。具体的には、リスト作成部27は、補足項目LM1のコメント記入欄の入力内容を補足項目LM1のコメント記入欄に登録するとともに、補足項目LM1の補足資料のリンク先記入欄の入力内容を補足項目LM1の補足資料のリンク先情報として登録する。
また、ステップS43〜S45においては、フォローアップリストFLにおける左から2番目の欄(補足状況欄ないし対応状況欄とも称する)に関する更新処理がリスト作成部27によって実行される。
補足者コメント記入欄と補足資料のリンク先記入欄との双方に対して記入がなされているときには、補足者コメント情報と補足資料のリンク情報との双方に関する補足が完了したものと判定され、ステップS44に進む。たとえば、図19に示す内容が補足項目LM1に関して記入されたときには、図21(および図22)に示すように、補足項目LM1に関する対応状況欄に「済」(対応済みであることを示す文字)が登録される。同様に、図20に示す内容が補足項目LM2に関して記入されたときには、図21に示すように、補足項目LM2に関する対応状況欄に「済」(対応済みであることを示す文字)が登録される。
一方、補足者コメント記入欄と補足資料のリンク先記入欄との一方のみに対して記入がなされているときには、補足は部分的に完了しているが未完了である(仮対応が行われている)と判定され、ステップS45に進む。たとえば、図22に示すように、補足項目LM2に関して、補足者コメント記入欄に「ただいま準備中です。会議中には資料をアップロードします。」との内容が記入され、補足資料のリンク先記入欄には何も記入されていないときには、補足項目LM2に関する対応状況欄に「仮対応済」(仮対応が行われていることを示す文字)が登録される。
以上のようにして、リスト作成部27は、フォローアップリストFLにおいて、補足担当者により追加された補足内容(補足者コメントおよび/または補足資料のリンク先アドレス情報等)をも各補足項目に関連付けて記憶する。
このような動作が、ステップS46にて完了指示が付与されたと判定されるまで、繰り返し実行される。これにより、各補足担当者は、担当する補足項目に関する補足内容をMFP10内のフォローアップリストFLに反映させることができる。
なお、このような更新動作後に上記のステップS30が行われる際には、フォローアップリストFLiにおいては、コメント記入欄およびリンク先記入欄の内容も表示される。したがって、各参加者(司会者とそれ以外の各人物との双方)は、更新内容を確認することができる。また、各参加者は、リンク先記入欄のアドレス記載部分をクリックすることによって、当該アドレスのリンク先の資料を閲覧することができる。具体的には、当該参加者によるクリック操作に応答して、当該参加者のコンピュータ70iは、リンク先記入欄に記載されたURL(アドレス)に格納されたデータにアクセスして、当該アドレスに格納された資料(補足資料)のデータを当該コンピュータ70i上にダウンロードする。そして、当該コンピュータ70iは、ダウンロードしたデータに基づいて、当該補足資料をコンピュータ70iの表示部に表示する。
また、上記においては、コメント記入欄およびリンク先記入欄における記入内容に基づいて、補足状況欄(対応状況欄)が更新される場合が例示されているが、これに限定されない。たとえば、各ユーザによる補足状況欄への記入に応じて更新されるようにしてもよい。より詳細には、「対応済」、「未対応」および「仮対応」などの各項目がドロップダウンリストから選択され、ユーザによる当該選択操作内容に応じて補足状況欄(対応状況欄)が更新されるようにしてもよい。
<2−7.フォローアップリスト更新通知処理(ステップS50)>
また、ステップS40における更新動作が実行されると、ステップS50の更新通知処理も行われる。
具体的には、ステップS51において、フォローアップリストFLが更新された旨が検出されると、ステップS52に進む。
ステップS52においては、フォローアップリストFLに対する補足担当者による補足内容の追加動作(更新動作)が行われたことに応答して、フォローアップリストFLの更新を補足依頼者(フォローアップ依頼者)に通知する更新通知処理が実行される。具体的には、更新通知部28は、フォローアップリストFLの更新を電子メールで補足依頼者等に通知する。また、当該電子メールには、フォローアップリストFLが更新された旨、および当該フォローアップリストFLへアクセスするためのURL等が記載されることが好ましい。
たとえば、補足項目LM1に関する更新動作が行われたときには、補足依頼者であるユーザUA,UB(図15および図21等参照)に対して、電子メールが送信される。なお、補足担当者でもあるユーザUBは、電子メールの送信先から除外されるようにしてもよい。すなわち、補足担当者ではない補足依頼者UAにのみ当該電子メールが送付されるようにしてもよい。
また、補足項目LM5に関する更新動作が行われたときには、補足依頼者であるユーザUA,UC(図15および図21等参照)に対して、電子メールが送信される。
そして、電子メールを受信したユーザは、電子メールに記載されたアドレス情報に基づいて、更新後のフォローアップリストFLを自らのコンピュータ70i等に表示させ、更新内容を確認することができる。具体的には、ステップS30と同様の動作が実行されればよい。
<3.変形例等>
以上、この発明の実施の形態について説明したが、この発明は上記説明した内容のものに限定されるものではない。
たとえば、フォローアップリストFLにおいて、さらに補足処理に関する期限日を設けるようにしてもよい(図23参照)。そして、当該期限日に基づいて期限管理を行うようにしてもよい。より詳細には、当該期限日の所定期間前(例えば3日前)に、補足担当者に電子メール(補足処理を促す内容の電子メール)を通知するようにしてもよい。あるいは当該期限日の到来時点で補足担当者に電子メール(補足処理を促す内容の電子メール)を通知するようにしてもよい。
また、フォローアップリストFLにおいて、さらに補足処理内容に関する承認処理に関連する記入欄を設けるようにしてもよい。より詳細には、図24に示すように、承認者欄、承認欄、承認者コメント欄を設けるようにしてもよい。
承認者は、補足担当者による補足処理の内容の妥当性を検討し、当該内容を承認する人物である。承認者欄には、当該承認者の名称等が記載される。なお、承認者は、会議中におけるキーワードKWの発話に続いて、補足担当者とともに音声で指定されるようにすればよい。詳細には、上述のキーワードKW(「フォローアップ必要」)が発話された後に、「補足担当者はBさん(ユーザUB)。承認担当者はAさん(ユーザUA)。」である旨が発話されるようにすればよい。また、承認欄には、「承認」および「非承認」などの各項目がドロップダウンリストから選択されて記入されるようにすればよい。さらに、承認者コメント欄には、承認者による非承認時のコメント(例えば、「○○の点が不十分です。さらに補足してください」)などの文字が記入されるようにすればよい。
10 会議管理装置(MFP)
30 表示装置
62 マイク
70i コンピュータ
100 会議システム
FL フォローアップリスト
KW キーワード
LMi フォローアップ項目(補足項目)
MD 会議資料
RL 発言リスト
TG トリガー情報

Claims (14)

  1. 会議システムであって、
    各発言者の発言内容を音声認識して文字データに変換する手段と、
    前記文字データに変換された前記発言内容から所定のキーワードをトリガー情報として検出する検出手段と、
    前記トリガー情報の検出に応じて、或る発言者の発言に関連して補足処理を行うべき補足項目を作成し、当該補足項目を含む補足リストを作成するリスト作成手段と、
    前記補足リストの表示用データを生成する表示制御手段と、
    を備えることを特徴とする会議システム。
  2. 請求項1に記載の会議システムにおいて、
    前記リスト作成手段は、前記補足リストにおいて、前記補足項目に関連する発言内容と前記補足処理を実行すべき補足担当者とを前記補足項目に関連付けて記憶することを特徴とする会議システム。
  3. 請求項1または請求項2に記載の会議システムにおいて、
    前記リスト作成手段は、複数の補足担当者のうちの特定の補足担当者に関する補足項目を抽出し、前記特定の補足担当者に関する補足担当者別リストを作成し、
    前記表示制御手段は、前記特定の補足担当者からの表示要求に対して、前記特定の補足担当者に関する当該補足担当者別リストの表示用データを生成することを特徴とする会議システム。
  4. 請求項1ないし請求項3のいずれかに記載の会議システムにおいて、
    前記リスト作成手段は、前記発言内容において前記所定のキーワードが前記トリガー情報として検出された時点の近傍の発言の内容を、前記補足項目に関する発言内容として抽出することを特徴とする会議システム。
  5. 請求項1ないし請求項4のいずれかに記載の会議システムにおいて、
    前記リスト作成手段は、前記発言内容において前記所定のキーワードが前記トリガー情報として検出された時点の直後に検出された人物名称を、前記補足担当者の名称として抽出することを特徴とする会議システム。
  6. 請求項1ないし請求項5のいずれかに記載の会議システムにおいて、
    前記リスト作成手段は、前記補足リストにおいて、前記補足担当者によるコメント入力欄をも前記補足項目に関連付けて記憶することを特徴とする会議システム。
  7. 請求項1ないし請求項6のいずれかに記載の会議システムにおいて、
    前記リスト作成手段は、前記補足リストにおいて、前記補足担当者により準備された補足資料のリンク先をも前記補足項目に関連付けて記憶することを特徴とする会議システム。
  8. 請求項1ないし請求項7のいずれかに記載の会議システムにおいて、
    前記リスト作成手段は、前記補足リストにおいて、前記補足項目に関する補足状況をも前記補足項目に関連付けて記憶することを特徴とする会議システム。
  9. 請求項1ないし請求項8のいずれかに記載の会議システムにおいて、
    前記表示制御手段は、前記補足リストの表示欄と会議資料の表示欄との双方を有する表示画面を表示する表示用データを生成することを特徴とする会議システム。
  10. 請求項1ないし請求項9のいずれかに記載の会議システムにおいて、
    前記リスト作成手段は、前記補足リストにおいて、前記補足担当者により追加された補足内容をも前記補足項目に関連付けて記憶することを特徴とする会議システム。
  11. 請求項10に記載の会議システムにおいて、
    前記リスト作成手段は、前記補足リストにおいて、前記補足項目に関する発言内容の発言者である補足依頼者に関する情報をも前記補足項目に関連付けて記憶し、
    前記会議システムは、
    前記補足リストに対する前記補足担当者による前記補足内容の追加動作が行われたことに応答して、前記補足リストの更新を前記補足依頼者に通知する更新通知手段、
    をさらに備えることを特徴とする会議システム。
  12. 請求項11に記載の会議システムにおいて、
    前記更新通知手段は、電子メールを用いて、前記補足リストの更新を前記補足依頼者に通知することを特徴とする会議システム。
  13. 会議管理装置であって、
    各発言者の発言内容を音声認識して文字データに変換する手段と、
    前記文字データに変換された前記発言内容から所定のキーワードをトリガー情報として検出する検出手段と、
    前記トリガー情報の検出に応じて、或る発言者の発言に関連して補足処理を行うべき補足項目を作成し、当該補足項目を含む補足リストを作成するリスト作成手段と、
    前記補足リストの表示用データを生成する表示制御手段と、
    を備えることを特徴とする会議管理装置。
  14. コンピュータに、
    a)各発言者の発言内容を音声認識して文字データに変換するステップと、
    b)前記文字データに変換された前記発言内容から所定のキーワードをトリガー情報として検出するステップと、
    c)前記トリガー情報の検出に応じて、或る発言者の発言に関連して補足処理を行うべき補足項目を作成し、当該補足項目を含む補足リストを作成するステップと、
    d)前記補足リストの表示用データを生成するステップと、
    を実行させるためのプログラム。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN113129895A (zh) * 2021-04-20 2021-07-16 上海仙剑文化传媒股份有限公司 一种语音检测处理系统
JP7290234B2 (ja) 2021-07-29 2023-06-13 株式会社ブリングアウト 報告作成支援装置及び報告作成支援方法

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