JP2012221298A - 入力装置、入力方法およびプログラム - Google Patents

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Abstract

【課題】入力操作を行う箇所を見ることなく文字入力を行うことが可能な入力装置、入力方法およびプログラムを提供する。
【解決手段】入力装置は、指示手段の移動を検出する検出手段と、前記検出手段の検出結果に基づき文字を選択する選択手段と、を含む。
【選択図】図1

Description

本発明は、入力装置、入力方法およびプログラムに関し、例えば、タッチパネルにて文字入力を受け付ける入力装置、入力方法およびプログラムに関する。
特許文献1には、タッチパネル付きディスプレイを用いて文字入力を受け付ける携帯端末が記載されている。
特許文献1に記載の携帯端末は、入力文字情報を検索するために用いられる見出し文字(例えば、アルファベットや50音の各行の先頭文字)を、タッチパネル付きディスプレイに表示する。
特許文献1に記載の携帯端末のユーザが、表示された見出し文字をタッチすると、タッチパネル付きディスプレイは、タッチされた見出し文字に関連づけられた平仮名の文字群を表示する。特許文献1に記載の携帯端末のユーザは、平仮名の文字群の中から入力文字をタッチして選択する。
特開2010−191537号公報
特許文献1に記載の携帯端末のユーザは、文字入力を行う際には、タッチパネル付きディスプレイに表示された文字を正確にタッチする必要がある。このため、特許文献1に記載の携帯端末のユーザは、タッチパネル付きディスプレイに表示された文字を見ることなく、換言すると、入力操作を行う箇所を見ることなく、文字入力を行うことが困難であるという課題があった。
本発明の目的は、上述した課題を解決可能な入力装置、入力方法およびプログラムを提供することである。
本発明の入力装置は、指示手段の移動を検出する検出手段と、前記検出手段の検出結果に基づき文字を選択する選択手段と、を含む。
本発明の入力方法は、入力装置での入力方法であって、指示手段の移動を検出する検出ステップと、前記指示手段の移動に基づき文字を選択する選択ステップと、を含む。
本発明のプログラムは、コンピュータに、指示手段の移動を検出する検出手順と、前記指示手段の移動に基づき文字を選択する選択手順と、を実行させる。
本発明によれば、入力操作を行う箇所を見ることなく文字入力を行うことが可能になる。
本発明の一実施形態の入力装置の一例である電子機器1を示したブロック図である。 タッチパネル11の一例を示した図である。 50音の行と、行検出領域111内での指示部2のタッチ位置からの移動方向および移動量と、の関係を示した図である。 50音の段と、段検出領域112内での指示部2のタッチ位置からの移動方向と、の関係を示した図である。 文字種類の変更内容と入力内容と、変更検出領域113内での指示部2のタッチ位置からの移動方向と、の関係を示した図である。 行検出領域111と段検出領域112とを用いて文字を選択する動作を説明するためのフローチャートである。 行入力ガイダンスの一例を示した図である。 段入力ガイダンスの一例を示した図である。 変更検出領域113を用いて編集を行う動作を説明するためのフローチャートである。 タッチパネル11と制御部12とからなる電子機器1を示した図である。
以下、本発明の一実施形態を図面を参照して説明する。
図1は、本発明の一実施形態の入力装置の一例である電子機器1を示したブロック図である。
電子機器1は、例えば、携帯電話機またはスマートフォンである。なお、電子機器1は、携帯電話機またはスマートフォンに限らず、例えば、携帯型ゲーム機、タブレット型PC(Personal Computer)、または、ノート型PCでもよい。
電子機器1は、タッチパネル11と、制御部12と、表示部13と、を含む。
タッチパネル11は、一般的に検出手段と呼ぶことができる。タッチパネル11は、表示部13上に設けられる。
タッチパネル11としては、物体がタッチパネル11に接触した際に、その物体を検出する接触タイプのタッチパネルが用いられてもよいし、物体がタッチパネル11に近接した際に、その物体を検出する非接触(近接検出)タイプのタッチパネルが用いられてもよい。
以下では、タッチパネル11として、接触タイプのタッチパネルが用いられた例を説明する。なお、タッチパネル11として、非接触タイプのタッチパネルが用いられた場合には、後述する「接触」という語句を「近接」という語句に読み替えればよい。
タッチパネル11は、指示部2がタッチパネル11に接触するタッチ動作を検出する。また、タッチパネル11は、指示部2がタッチパネル11に接触している状況での指示部2の移動を検出する。以下、指示部2のタッチ動作と指示部2の移動とをまとめて「指示部2の接触動作」と称する。なお、指示部2は、例えばユーザの指またはタッチペンである。指示部2は、一般的に指示手段と呼ぶことができる。
本実施形態では、タッチパネル11は、指示部2がタッチパネル11上をスライドしているときの指示部2の移動方向および移動量と、指示部2がタッチパネル11上をフリックしているときの指示部2の移動方向とを、検出する。
なお、タッチパネル11には、図1に示すようにxy座標が割り付けられており、タッチパネル11は、xy座標を用いて、指示部2の移動方向および移動量を検出する。
図2は、タッチパネル11の一例を示した図である。なお、図2では、タッチパネル11の背後に位置する表示部13を、タッチパネル11よりも小さく表しているが、表示部13は、タッチパネル11と同じ大きさでもよい。
図2において、タッチパネル11は、行検出領域111と段検出領域112と変更検出領域113と表示入力領域114とを含む。
行検出領域111は、一般的に行検出手段と呼ぶことができる。行検出領域111は、50音の行を特定するための指示部2の接触動作(移動)を検出する。
本実施形態では、行検出領域111内での指示部2の任意のタッチ位置からの移動方向および移動量にて、50音の行が特定される。
図3は、50音の行と、行検出領域111内での指示部2の任意のタッチ位置からの移動方向および移動量と、の関係を示した図である。なお、図3に示したものは、表示部13には表示されない。
図3において、行検出領域111内の指示部2の任意のタッチ位置Aの周囲の領域は、指示部2の任意のタッチ位置Aを中心に8つの領域B1〜B8に分けられている。図3では、領域B1〜B8のそれぞれの角度θB1〜θB8は互いに等しくなっている。なお、角度θB1〜θB8は互いに等しくなくてもよい。
領域B3は、任意のタッチ位置Aと隣接する領域B3aと、任意のタッチ位置Aと隣接しない領域B3bとに、分けられている。領域B5は、任意のタッチ位置Aと隣接する領域B5aと、任意のタッチ位置Aと隣接しない領域B5bとに、分けられている。
領域B1、B2、B3a、B4、B5a、B6、B7、B8、B3bおよびB5bは、それぞれ、「あ」行、「か」行、「さ」行、「た」行、「な」行、「は」行、「ま」行、「や」行、「ら」行、「わ」行に対応づけられている。
本実施形態では、任意のタッチ位置Aから領域B1への移動方向を有する指示部2の接触動作が、「あ」行を特定するための接触動作として用いられる。また、任意のタッチ位置Aから領域B2、B4、B6、B7、B8への移動方向を有する指示部2の各接触動作が、それぞれ、「か」行、「た」行、「は」行、「ま」行、「や」行を特定するための接触動作として用いられる。
また、任意のタッチ位置Aから領域B3aへの移動方向および移動量を有する指示部2の接触動作が、「さ」行を特定するための接触動作として用いられる。また、任意のタッチ位置Aから領域B3bへの移動方向および移動量を有する指示部2の接触動作が、「ら」行を特定するための接触動作として用いられる。
また、任意のタッチ位置Aから領域B5aへの移動方向および移動量を有する指示部2の接触動作が、「な」行を特定するための接触動作として用いられる。また、任意のタッチ位置Aから領域B5bへの移動方向および移動量を有する指示部2の接触動作が、「わ」行を特定するための接触動作として用いられる。
図2に示した段検出領域112は、一般的に段検出手段と呼ぶことができる。段検出領域112は、50音の段を特定するための指示部2の接触動作(移動)を検出する。
本実施形態では、段検出領域112内での指示部2の任意のタッチ位置からの移動方向にて、50音の段が特定される。
図4は、50音の段と、段検出領域112内での指示部2の任意のタッチ位置からの移動方向と、の関係を示した図である。なお、図4に示したものは、表示部13には表示されない。
図4において、段検出領域112内の指示部2の任意のタッチ位置Cの周囲の領域は、指示部2の任意のタッチ位置Cを中心に4つの領域D1〜D4に分けられている。図4では、領域D1〜D4のそれぞれの角度θD1〜θD4は互いに等しくなっている。なお、角度θD1〜θD4は互いに等しくなくてもよい。
任意のタッチ位置C、領域D1〜D4は、それぞれ、「あ」段、「い」段、「う」段、「え」段、「お」段に対応づけられている。
本実施形態では、任意のタッチ位置Cから移動しないことを示す移動方向を有する指示部2の接触動作が、「あ」段を特定するための接触動作として用いられる。また、任意のタッチ位置Cから領域D1、D2、D3、D4への移動方向を有する指示部2の各接触動作が、それぞれ、「い」段、「う」段、「え」段、「お」段を特定するための接触動作として用いられる。
図2に示した変更検出領域113は、一般的に変更検出手段と呼ぶことができる。変更検出領域113は、文字の種類を変更する(例えば、清音を濁音または半濁音に変更する)ための指示部2の接触動作(移動)を検出する。なお、変更検出領域113は、さらに、「。」「、」や削除またはスペース入力などを行うための指示部2の接触動作を検出する。
本実施形態では、変更検出領域113内での指示部2の任意のタッチ位置からの移動方向にて、文字種類の変更内容または入力内容が特定される。
図5は、文字種類の変更内容と入力内容と、変更検出領域113内での指示部2の任意のタッチ位置からの移動方向と、の関係を示した図である。なお、図5に示したものは、表示部13には表示されない。
図5において、変更検出領域113内の指示部2の任意のタッチ位置Eは、小文字への変換、濁点の付加(清音の濁音への変更)および半濁点の付加(清音の半濁音への変更)に対応づけられており、任意のタッチ位置Eの左側の領域はバックスペースに対応づけられており、任意のタッチ位置Eの右側の領域はスペースに対応づけられており、任意のタッチ位置Eの下側の領域は改行および変換に対応づけられている。
本実施形態では、任意のタッチ位置Eから移動しないことを示す移動方向を有する指示部2の接触動作が、小文字への変換、濁点の付加(清音の濁音への変更)および半濁点の付加(清音の半濁音への変更)を行うための接触動作として用いられる。また、任意のタッチ位置Eからそのタッチ位置Eの左側の領域(X座標がタッチ位置Eよりも小さい領域)への移動方向を有する指示部2の接触動作が、バックスペースの入力を行うための接触動作として用いられる。また、任意のタッチ位置Eからそのタッチ位置Eの右側の領域(X座標がタッチ位置Eよりも大きい領域)への移動方向を有する指示部2の接触動作が、スペースの入力を行うための接触動作として用いられる。また、任意のタッチ位置Eからそのタッチ位置Eの下側の領域(Y座標がタッチ位置Eよりも大きい領域)への移動方向を有する指示部2の接触動作が、改行の入力および仮名から漢字への変換を行うための接触動作として用いられる。
図2に示した表示入力領域114は、表示部13の入力文字の表示領域13aと対向する。
タッチパネル11は、各領域での検出結果を制御部12に出力する。
制御部12は、一般的に選択手段と呼ぶことができる。
制御部12は、タッチパネル11の検出結果に基づき文字を選択する。
制御部12は、行検出領域111内での任意のタッチ位置Aからの移動方向と50音の行との対応関係(図3参照)と、行検出領域111内での任意のタッチ位置Aからの移動方向および移動量と50音の行との対応関係(図3参照)と、を示す行特定用情報を記憶する。
また、制御部12は、段検出領域112内での任意のタッチ位置Cからの移動方向と50音の段との対応関係(図4参照)を示す段特定用情報を記憶する。
また、制御部12は、変更検出領域113内での任意のタッチ位置Eからの移動方向と、文字種類の変更内容および入力内容と、の対応関係(図5参照)を示す編集用情報を記憶する。
制御部12は、行特定用情報と段特定用情報とを参照して、行検出領域111の検出結果と段検出領域112の検出結果とに基づき文字を選択する。一例としては、制御部12は、行検出領域111の検出結果にて特定される行と段検出領域112の検出結果にて特定される段とで特定される文字を選択する。
また、制御部12は、行検出領域111の検出結果と段検出用領域112の検出結果とに基づき選択した文字について、その文字の種類を、編集用情報を参照して変更検出領域113での検出結果に基づき変更する。
制御部12は、タッチパネル11の検出結果に基づき選択した文字を表示部13の表示領域13aに表示する。
表示部13は、表示領域13aと境界表示領域13bとを含む。
表示部13は、種々の情報(例えば、入力された文字、および、文字入力を支援するためのガイダンス)を表示領域13aに表示する。表示部13は、タッチパネル11内の各領域の境界線を境界表示領域13bに表示する。
次に、動作を説明する。
図6は、行検出領域111と段検出領域112とを用いて文字を選択する動作を説明するためのフローチャートである。
行検出領域111が、行検出領域111での指示部2のタッチを検出し、その位置をタッチ位置Aに設定すると(ステップS601)、制御部12は、表示部13の表示領域13aに、行検出領域111での入力を支援するための行入力ガイダンスを表示する(ステップS602)。
図7は、行入力ガイダンスの一例を示した図である。なお、図7は、行入力ガイダンスと、すでに入力された文字の「り」と、を示している。
図7において、表示領域13aには、「あ」「か」「さ」「た」「な」「は」「ま」「や」の8個の文字が、任意のタッチ位置に対応する領域A1を囲むように表示され、さらに、「さ」の外側に「ら」が表示され、「な」の外側に「わ」が表示される。
なお、行入力ガイダンスでの領域A1に対する「あ」「か」「さ」「た」「な」「は」「ま」「や」「ら」「わ」の位置関係は、図3に示した任意のタッチ位置Aに対する「あ」〜「わ」行に対応する各領域の位置関係に準じている。ユーザは、行入力ガイダンスを参照すれば、行検出領域111での行の入力手法を容易に認識することができる。
続いて、行検出領域111が、指示部2の移動方向および移動量を検出すると(ステップS603)、制御部12は、行特定情報を参照して、行検出領域111の検出結果にて特定される行を決定する(ステップS604)。
続いて、行検出領域111が指示部2のタッチを検出している状況で、段検出領域112が、段検出領域112での指示部2のタッチを検出し、その位置をタッチ位置Cに設定すると(ステップS605)、制御部12は、表示部13の表示領域13aに、段検出領域112での入力を支援するための段入力ガイダンスを表示する(ステップS606)。
段入力ガイダンスは、行検出領域111の検出結果に従って決定された行に属する「あ」〜「お」段の文字を表示する。
図8は、段入力ガイダンスの一例を示した図である。なお、図8では、「り」が入力された後に行検出領域111で「か」行の入力が検出され、その後、段検出領域112が指示部2のタッチ位置Cを設定したときに表示される段入力ガイダンスを示している。
図8では、「か」の文字の周囲に「き」〜「こ」の文字が表示される。
なお、段入力ガイダンスでの任意のタッチ位置に対応する領域C1に対する「か」〜「こ」の位置関係、つまり、領域C1に対する「あ」〜「お」段の位置関係は、図4に示した任意のタッチ位置Cに対する「あ」〜「お」段に対応する各領域の位置関係に準じている。ユーザは、段入力ガイダンスを参照すれば、段検出領域112においてどの方向にフリックすれば入力したい文字が選択できるかを認識することができる。
続いて、段検出領域112が、指示部2の移動方向を検出すると(ステップS607)、制御部12は、段特定情報を参照して、段検出領域112の検出結果にて特定される段を決定し(ステップS608)、ステップS604で決定した行とステップS608で決定した段とで特定される文字を選択する(ステップS609)。
次に、行検出領域111と段検出領域112とに対するユーザの操作例を説明する。
ユーザは、例えば左手の指で行検出領域111をタッチしたまま、その指をスライドすることで、50音の行を選択する。
例えば、ユーザは、左手の指で行検出領域111をタッチしたまま、その指を上方向にスライドさせると「さ」行を選択できる。また、ユーザは、その指をさらに上方向にスライドさせると「ら」行を選択できる(図3参照)。
ユーザは、行を選択すると、段検出領域112を用いて段の選択を行う。
ユーザは、左手の指での行検出領域111へのタッチを継続しながら、右手の指で段検出領域112の任意の場所をタッチするか段検出領域112の任意のタッチ位置から右手の指を上下左右のいずれかの方向にフリックすることで、行の選択に続いて段を選択する。
例えば、ユーザが行検出領域111で「さ」行を選択した状態で段検出領域112の任意の場所をタッチすると、「さ」の入力が確定する。また、ユーザが行検出領域111で「さ」行を選択した状態で段検出領域112の任意のタッチ位置から指を上方向にフリックすると、「す」の入力が確定する(図4参照)。
図9は、変更検出領域113を用いて編集を行う動作を説明するためのフローチャートである。
変更検出領域113が、変更検出領域113での指示部2の移動方向を検出すると(ステップS901)、制御部12は、編集用情報を参照して、変更検出領域113の検出結果にて特定される文字種類の変更内容または入力内容を決定し、決定した変更内容または入力内容に従って編集を実行する(ステップS902)。
なお、変更検出領域113は、行検出領域111へのタッチおよび段検出領域112へのタッチに係わらず動作可能である。
次に、変更検出領域113に対するユーザの操作例を説明する。
ユーザは、変更検出領域113の任意の場所を指でタッチするか、変更検出領域113の任意のタッチ位置から指を、下、左、右のいずれかの方向にフリックすることで、小文字への変換、清音の濁音または半濁音への変更、バックスペースの入力、スペースの入力、改行の入力、または、仮名から漢字への変換を選択する。
例えば、ユーザが、行検出領域111と段検出領域112とを用いて「つ」の入力を行ったあと、変更検出領域113の任意の場所を指でタッチすると、「っ」の入力が確定する。その後、ユーザが変更検出領域113の任意の場所を指でタッチすると「づ」の入力が確定する(図5参照)。なお、変更検出領域113は、事前に行検出領域111と段検出領域112とへのタッチがなされていなくても、例えば、バックスペースの入力、スペースの入力、改行の入力を受け付けることができる。
次に、本実施形態の効果を説明する。
本実施形態によれば、タッチパネル11は、指示部2の移動を検出する。制御部12は、タッチパネル11の検出結果に基づき文字を選択する。
制御部12は、文字を選択するために、指示部2の位置ではなく、指示部2の移動(動き)を用いる。したがって、ユーザは、タッチパネル11に対する指示部2の移動を適宜変更することで、文字の入力を行うことが可能になる。よって、ユーザは、文字入力時に入力操作を行う箇所を見ることなく、文字入力を行うことが可能になる。なお、この効果は、タッチパネル11と制御部12からなる電子機器でも奏する。図10は、タッチパネル11と制御部12とからなる電子機器1を示した図である。
また、本実施形態では、タッチパネル11は、指示部2の移動方向、または、指示部2の移動方向および移動量を検出する。
この場合、ユーザは、タッチパネル11に対する指示部2の移動方向、または、指示部2の移動方向および移動量を適宜変更することで、文字の入力を行うことが可能になる。
また、本実施形態では、タッチパネル11は、行検出領域111と段検出領域112とを含み、制御部12は、行検出領域111の検出結果と段検出領域112の検出結果とに基づき文字を選択する。
この場合、ユーザは、文字を特定するために用いられる50音の行と段を、タッチパネル11に対する指示部2の移動を適宜変更して選択することが可能になる。
また、本実施形態では、タッチパネル11は、さらに、変更検出領域113を含み、制御部12は、行検出領域111の検出結果と段検出領域112の検出結果とに基づき選択した文字の種類を、変更検出領域113の検出結果に基づき変更する。
この場合、ユーザは、文字の種類の変更を、タッチパネル11に対する指示部2の移動を適宜変更して選択することが可能になる。
本実施形態によれば、それぞれの検出領域内であればどの場所をタッチしても同様の入力を行うことができるため、文字入力時に入力操作を行う箇所を見る必要がなくなる。また、ユーザは、入力操作を行う箇所を見る必要がないことから、入力された文字を表示する表示領域13aを常に見ることができ、入力した文字の間違いにすぐに気がつくことができるようになる。
また、ユーザは、例えば、右手で段検出領域112を操作して入力文字を確定した後、左手を行検出領域111から離すことなく連続してスライドさせることで、文字入力を継続して行うことが可能となる。
また、移動方向や移動量と入力される文字との関係が一定しているので、ユーザは、目的の文字を入力する感覚をつかみやすい。
なお、行検出領域111と段検出領域112と変更検出領域113と表示入力領域114のそれぞれの形状および互いの位置関係は、適宜変更可能である。
また、上記実施形態では、行検出領域111への指示部2のタッチが継続している状況で、段検出領域112が指示部2の移動を検出したが、段検出領域112は、行検出領域111への指示部2のタッチが継続していない状況で指示部2の移動を検出してもよい。
また、50音の行と、行検出領域111内での指示部2の任意のタッチ位置からの移動方向および移動量と、の対応関係は、図3に示した対応関係に限らず適宜変更可能である。
また、50音の段と、段検出領域112内での指示部2の任意のタッチ位置からの移動方向と、の対応関係は、図4に示した対応関係に限らず適宜変更可能である。
また、文字種類の変更内容と入力内容と、変更検出領域113内での指示部2の任意のタッチ位置からの移動方向と、の対応関係は、図5に示した対応関係に限らず適宜変更可能である。
また、電子機器1は、コンピュータにて実現されてもよい。この場合、コンピュータは、コンピュータにて読み取り可能なCD−ROM(Compact Disk Read Only Memory)のような記録媒体に記録されたプログラムを読込み実行して、タッチパネル11、制御部12および表示部13として機能する。記録媒体は、CD−ROMに限らず適宜変更可能である。
以上説明した実施形態において、図示した構成は単なる一例であって、本発明はその構成に限定されるものではない。
1 電子機器
11 タッチパネル
111 行検出領域
112 段検出領域
113 変更検出領域
114 表示入力領域
12 制御部
13 表示部

Claims (7)

  1. 指示手段の移動を検出する検出手段と、
    前記検出手段の検出結果に基づき文字を選択する選択手段と、を含む入力装置。
  2. 請求項1に記載の入力装置において、
    前記検出手段は、前記指示手段の移動方向、または、前記指示手段の移動方向および移動量を検出する、入力装置。
  3. 請求項1または2に記載の入力装置において、
    前記検出手段は、
    50音の行を特定するための前記指示手段の移動を検出する行検出手段と、
    50音の段を特定するための前記指示手段の移動を検出する段検出手段と、を含み、
    前記選択手段は、前記行検出手段の検出結果と前記段検出手段の検出結果とに基づき文字を選択する、入力装置。
  4. 請求項3に記載の入力装置において、
    前記検出手段は、さらに、文字の種類を変更するための前記指示手段の移動を検出する変更検出手段を含み、
    前記選択手段は、前記行検出手段の検出結果と前記段検出手段の検出結果とに基づき選択した文字について、当該文字の種類を前記変更検出手段の検出結果に基づき変更する、入力装置。
  5. 請求項1から4のいずれか1項に記載の入力装置において、
    前記検出手段は、タッチパネルである、入力装置。
  6. 入力装置での入力方法であって、
    指示手段の移動を検出する検出ステップと、
    前記指示手段の移動に基づき文字を選択する選択ステップと、を含む入力方法。
  7. コンピュータに、
    指示手段の移動を検出する検出手順と、
    前記指示手段の移動に基づき文字を選択する選択手順と、を実行させるプログラム。
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