JP2012220529A - レンズ鏡筒およびカメラ - Google Patents

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Abstract

【課題】シンプルな構成で光軸方向の衝撃力を吸収できるレンズ鏡筒およびカメラを提供すること。
【解決手段】撮影光学系の光軸に沿って配置された第1部材60と、前記撮影光学系の光軸方向において前記第1部材60と対向して配置された第2部材70とを有し、前記第1部材60は、前記第2部材70に当接するとともに弾性変形可能な弾性部101p〜103p,102a,103aを有することを特徴とする。
【選択図】図5

Description

本発明は、レンズ鏡筒およびカメラに関する。
例えばコンパクトカメラにおいて、非使用時にレンズ鏡筒を本体に内蔵し、使用時にレンズ鏡筒を、モータ等により本体から繰り出して使用するものが知られている(沈胴式)。沈胴式のカメラでは、レンズ鏡筒が繰り出される際に、レンズ鏡筒が何かに衝突し、その衝撃力がレンズ鏡筒の光軸方向に伝わってしまうことがある。
通常、沈胴式レンズ鏡筒の先端部には、光を取り入れる孔を有するカバー部材が取り付けられている。そこで、レンズ鏡筒への衝撃力を緩和するために、レンズ鏡筒とカバー部材との間に、衝撃吸収用のゴムリングを配置したものが知られている(特許文献1)。しかしながら、従来の構成では、衝撃を吸収するためにはゴムリングなどの別部品を準備する必要があり、組立工程も増加してコストが上昇してしまう。
特開2001−343979号公報
本発明は、このような実状に鑑みてなされ、その目的は、シンプルな構成で光軸方向の衝撃力を吸収できるレンズ鏡筒およびカメラを提供することである。
上記目的を達成するために、本発明に係るレンズ鏡筒(1)は、
撮影光学系の光軸に沿って配置された第1部材(60)と、
前記撮影光学系の光軸方向において前記第1部材(60)と対向して配置された第2部材(70)とを有し、
前記第1部材(60)は、前記第2部材(70)に当接するとともに弾性変形可能な弾性部(101p〜103p,102a,103a)を有することを特徴とする。
前記弾性部(101p〜103p,102a,103a)は、前記撮影光学系の光軸に略直交する面内に配置された平面部(61p〜63p)を有し、前記平面部(61p〜63p)の周囲の一部に切欠(61h〜63h)が形成されていても良い。
前記弾性部(101p〜103p,102a,103a)は、前記第2部材(70)に対して突出した第1突出部(65,66)を有し、前記第1突出部(65,66)の端部に、前記第2部材(70)に当接するとともに前記撮影光学系の光軸に対して傾斜した第1斜面(65a,66a)が形成されていても良い。
前記第2部材(70)は、前記第1部材(60)に対して突出した第2突出部(75,76)を有し、前記第2突出部(75,76)の端部に、前記第1斜面(65a,66a)に当接するとともに前記第1斜面(65a,66a)と略同一方向に傾斜した第2斜面(75a,76a)が形成されていても良い。
前記第1部材(60)は、外周にカムピン(68)が設けられた円筒部材であり、前記弾性部(101p〜103p,102a,103a)は、前記撮影光学系の光軸を中心とした円周方向において、前記カムピン(68)と対向する位置に設けられていても良い。
本発明に係るカメラ(100)は、上記に記載のレンズ鏡筒(1)を有する。
なお、上述の説明では、本発明をわかりやすく説明するために、実施形態を示す図面の符号に対応づけて説明したが、本発明は、これに限定されるものでない。後述の実施形態の構成を適宜改良してもよく、また、少なくとも一部を他の構成物に代替させてもよい。更に、その配置について特に限定のない構成要件は、実施形態で開示した配置に限らず、その機能を達成できる位置に配置することができる。
図1は、本発明の一実施形態に係るレンズ鏡筒およびカメラの断面図である。 図2(A)は、図1に示すカバー部品を光軸被写体側から見た平面図、図2(B)は、図2(A)のIIB−IIB断面図である。 図3は、図2(B)のIII−III断面図である。 図4は、図2(A)に示すカバー部品を裏面側から見た斜視図である。 図5は、図1に示すカメラのレンズ鏡筒が衝撃を受けた場合に、図2(B)に示す弾性部による衝撃吸収状態を示す断面説明図である。 図6は、衝撃力から変換された分力の方向を示す説明図である。 図7は、他の実施形態に係るレンズ鏡筒の弾性部の断面図である。
第1実施形態
図1に示すように、本発明の一実施形態に係るカメラ100は、レンズ鏡筒1を有する。レンズ鏡筒1は、撮影時と非撮影時とで光軸Z方向の全長が変化する沈胴式のレンズ鏡筒である。レンズ鏡筒1は、撮影時においてカメラ100の固定筒20からその一部が突き出し、非撮影時においてその略全体がカメラ100に収容される。
レンズ鏡筒1は、第1レンズ群L1、第2レンズ群L2、第3レンズ群L3、撮像素子(例えばCMOSまたはCCDなど)10、固定筒20、回転環30、直進カム筒40、直進筒50、第1レンズ群保持筒60、回転カム筒80、第2レンズ群支持部85、及び、シャッタユニット90等を有している。
第1レンズ群L1、第2レンズ群L2、および第3レンズ群L3は、3群構成のズームレンズを形成し、光軸Z方向の被写体側から撮影者側に向かってこの順番で配置されている。
撮像素子10は、第1レンズ群L1〜第3レンズ群L3を通過した被写体光を電気信号に変換する光−電気変換素子である。撮像素子10は、第3レンズ群L3の撮影者側に配置されている。撮像素子10は、固定基板11に固定されている。固定基板11は、カメラ100の固定筒20に固定されている。
固定筒20は、内周側に回転環30を収容する筒体である。回転環30は、図示しないアクチュエータの出力を受けて光軸周りの回転運動を行う。直進カム筒40は、光軸方向にスライドする筒体であり、回転環30の内周側に収容されている。直進カム筒40は、固定筒20の内周面に形成されたカム溝21に挿入されるヘリコイドネジ42を有している。これにより、回転環30の回転運動が、直進カム筒40の光軸方向への直進移動に変換される。
直進筒50は、直進カム筒40の内周側に収容された筒体である。直進筒50は、直進カム筒40に形成された直進溝を貫通するフォロワピン51を備えている。このフォロワピン51の先端部は、回転環30に形成されたカム溝に挿入されている。これにより、回転環30の回転運動が、直進カム筒50の光軸方向への直進移動に変換される。
第1レンズ群保持筒60は、直進筒50の内周側に収容された筒体であり、光軸方向被写体側の端部に第1レンズ群L1を保持するレンズ保持枠61を有している。カムピン68およびカム溝52を有するカム機構によって、第1レンズ群保持筒60は、直進筒50に対して、回転動作を伴わずに光軸方向に直進移動が可能となっている。
第1レンズ群保持筒60の光軸方向被写体側先端部には、撮影光学系に光を取り込む孔70aを有するカバー部材70が接続されている。カバー部材70には、図示省略してあるバリア機構が配置されていても良い。バリア機構とは、レンズ鏡筒1が光軸方向に移動しカメラ100に収容される時にカバー部材70を閉じ、逆にレンズ鏡筒1がカメラ100から繰り出し光軸方向に移動することでカバー部材70を開ける機構である。なお、第1レンズ群保持筒60とカバー部材70との関係については、後に詳細に説明を行う。
第2レンズ群支持部85は、第2レンズ群L2を支持する部分である。第2レンズ群支持部85は、回転カム筒80の内周面に形成されたカム溝81に挿入されたフォロワピン85aを備えており、回転カム筒80の回転動作に連動して光軸方向に直進移動する。
シャッタユニット90は、第2レンズ群L2の入射面側に配置された公知のレンズシャッタ装置であり、第2レンズ群支持部85に固定されている。シャッタユニット90は、第1レンズ群L1〜第3レンズ群L3を通過する被写体光の光路を遮蔽する遮蔽位置と、光路から退避する退避位置との間を移動可能なシャッタ羽根91を備えている。
図2(A)および図2(B)に示すように、レンズ鏡筒1は、第1レンズ群保持筒(第1部材)60と、第1レンズ群保持筒60の光軸方向先端部に対向して接続されたカバー部品(第2部材)70とを有している。
図2(A)に示すように、カバー部品70は、光軸方向に垂直な平面を有するカバー基材77を有しており、カバー基材77は、略直方体の開口70hを有している。開口70hは、図1に示す撮影光学系L1〜L3へ入射する光を遮らないようになっている。
図2(B)に示すように、第1レンズ群保持筒60は、筒部67にカムピン68を有している。カムピン68は、図2(A)に示すように、所定間隔で3個配置されている。カムピン68は、図1に示すカム溝52に係合し、第1レンズ群保持筒60の光軸方向への直進運動を可能にしている。
図2(B)に示すように、第1レンズ群保持筒60は、筒部67から内周側に向かって、所定厚みの鏡筒基材69が突出している。図3に示すように、鏡筒基材69は、孔部を有するリング形状をしている。鏡筒基材69からは、円周方向に沿って等間隔に、3個の鏡筒側位置決め部61〜63が、光軸方向へ突出している。一例として、鏡筒側位置決め部61が光軸方向へ突出している様子を、図2(B)に示す。
図3に示すように、鏡筒基材69には、鏡筒側位置決め部61〜63の少なくとも一部とそれぞれ接するように、略C字形状の切欠き部61h〜63hがそれぞれ形成されている。鏡筒側位置決め部61〜63は、連結部69’で鏡筒基材69とつながっており、連結部69’が撓むことにより、鏡筒側位置決め部61〜63が光軸方向へ沈み込むことが可能になっている。鏡筒側位置決め部61〜63は、光軸に垂直な鏡筒側平面部61p〜63pを有している。好ましくは、鏡筒側位置決め部61〜63は、光軸Zを挟んで、カムピン68と対向する位置に配置されている。
図4に示すように、第1レンズ群保持筒60と対向する側のカバー基材77の面には、円周方向に沿って等間隔に、光軸方向に3個のカバー側位置決め部71〜73が突出している。それぞれのカバー側位置決め部71〜73は、光軸に垂直なカバー側平面部71p〜73pを有している。
図3に示す第1レンズ群保持筒60と、図4に示すカバー部材とは、鏡筒側位置決め部61〜63とカバー側位置決め部71〜73とが合わさるように対向配置される。対向配置された様子を示す断面の一例を、図2(B)に示す。図2(B)に示すように、鏡筒側平面部61pとカバー側平面部71pとは接着されており、位置決め部101pを構成している。実際には、位置決め部は、図4に示す3箇所の位置決め部101p〜103pで構成されている。
なお、鏡筒側位置決め部61〜63が光軸方向へ沈み込んだ際に、カバー部材70の外周部78が、第1レンズ群保持筒60の筒部67に干渉することがないように、図2(B)に示すように、レンズ鏡筒1は、隙間Gを有している。
図4に示すように、カバー側位置決め部71〜73が配置されるカバー基材77の面には、円周方向に沿って等間隔に、光軸方向に複数のカバー側突起(第2突出部)75および76が突出している。カバー側突起75は、光軸に対して傾斜し、カバー部材70の内周側を向いたカバー側傾斜面(第2斜面)75aを有している。カバー側突起75と隣接するカバー側突起76は、光軸に対して傾斜し、カバー部材70の外周側を向いたカバー側傾斜面75aを有している。すなわち、隣接するカバー側傾斜面同士は、互いに反対側を向いている。
図3に示すように、鏡筒基材69の鏡筒側位置決め部61〜63が配置される面には、円周方向に沿って等間隔に、光軸方向に複数の鏡筒側突起(第1突出部)65および66が突出している。鏡筒側突起65は、光軸に対して傾斜し、第1レンズ群保持筒60の外周側を向いた鏡筒側傾斜面(第1斜面)65aを有している。鏡筒側突起65と隣接する鏡筒側突起66は、光軸に対して傾斜し、第1レンズ群保持筒60の内周側を向いた鏡筒側傾斜面66aを有している。
上述したように、図3に示す第1レンズ群保持筒60と、図4に示すカバー部材とは、対向配置される。この際に、カバー側傾斜面75aと鏡筒側傾斜面65a同士、およびカバー側傾斜面76aと鏡筒側傾斜面66a同士が、互いに噛み合うように対向配置される。図2(B)に示すように、カバー側傾斜面75aと鏡筒側傾斜面65a同士は互いに噛み合っている。このようにして、カバー側突起75と鏡筒側突起65とは、弾性変形部102aを構成している。同様に、カバー側傾斜面76aと鏡筒側傾斜面66a同士も互いに噛み合っている。このようにして、カバー側突起76と鏡筒側突起66とは、弾性変形部103aを構成している(図4に一箇所のみ例示する)。
上記の構成を有するレンズ鏡筒1において、例えば、第1レンズ群保持筒60がカメラ100から繰り出された際に、レンズ鏡筒1が何かに衝突することがある。図5に代表して示すように、カバー部材70の少なくとも一部に矢印方向の衝撃力が作用すると、連結部69’が撓むことにより、位置決め部101pは、光軸方向へ沈み込む。図示しないが、位置決め部102p,103pも、同様にして光軸方向へ沈み込む。このように、位置決め部101p〜103pは、レンズ鏡筒1に矢印方向の衝撃力が作用した際に、カバー部材70を光軸方向へ案内する。
この際に、噛み合っている第1傾斜面65aと第2傾斜面75aとは、位置決め部の光軸方向の沈み込み量の分だけ、互いにずれ合うと共に、互いに離反する方向へ弾性変形をする。図5に示すように、鏡筒側突起65の第1傾斜面65aは、第1レンズ群保持筒60の半径方向内側へ弾性変形する。さらに、カバー側突起75のカバー側傾斜面75aは、第1レンズ群保持筒60の半径方向外側へ弾性変形する。すなわち、光軸方向の衝撃力が、光軸と直交する方向の分力に変換される。
図6に示すように、実際には、鏡筒側突起65,66は、鏡筒基材69の円周方向に沿って複数配置されており、しかも隣接する鏡筒側突起65,66同士は、互いに反対側を向いている。このために、衝撃力から変換された分力(図6に概念的に矢印で示す)は、互いに相殺することとなる。
本実施形態では、第1レンズ群保持筒60およびカバー部材70が、弾性部(弾性変形部102a,103a、および位置決め部101p〜103p)を一体的に有している。第1レンズ群保持筒60は、光軸に垂直な位置決め面(鏡筒側位置決め部61〜63)で、カバー側位置決め部71〜73に当接している。カバー部材70の少なくとも一部に光軸方向の衝撃力が加わった場合に、位置決め部101p〜103pが、光軸方向に沈み込み、カバー部材70が光軸方向に案内される。
鏡筒側位置決め部61〜63の周囲の一部に切欠きが形成されていることにより、位置決め部101p〜103pは光軸方向へ沈み込むことが可能になっている。したがって、カバー部品70の少なくとも一部に光軸方向の衝撃力が加わった場合に、カバー部品70は、光軸方向にのみ案内される。すなわち、光軸方向に直交する面内で衝撃吸収するための位置決めを行いやすい。
弾性変形部(鏡筒側突起65,66、およびカバー側突起75,76)は、カバー部品70に形成され、光軸方向に対し傾斜するカバー側傾斜面75a,76aと、第1レンズ群保持筒60に形成され、カバー側傾斜面75a,76aとは反対側に光軸方向に対し傾斜する鏡筒側傾斜面65a,66aとを含み、鏡筒側傾斜面65a,66aとカバー側傾斜面75a,76aとは相互に噛み合い、鏡筒側傾斜面65a,66aおよびカバー側傾斜面75a,76aの少なくとも一方が弾性変形可能である。
このように、弾性変形部(鏡筒側突起65,66、およびカバー側突起75,76)は、光軸と直交する方向へ弾性変形が可能になっている。このため、カバー部材70の少なくとも一部に光軸方向の衝撃力が加わった場合に、鏡筒側突起65,66、およびカバー側突起75,76は、光軸方向の衝撃力を、光軸と直交する方向の分力へ変換する。したがって、撮影光学系L1〜L3に及ぼす影響を最小限に抑えることができる。このように、衝撃吸収のための別部品を組付けることなく、簡易な構成で光軸方向の衝撃力を吸収でき、コストを低減できる。
鏡筒側傾斜面65a,66aは、第1レンズ群保持筒60の半径方向の内側または外側を向いている。鏡筒側傾斜面65a,66aおよびカバー側傾斜面75a,76aは、光軸方向に対し傾斜しているため、カバー部品70の少なくとも一部に光軸方向の衝撃力が加わった場合に、鏡筒側傾斜面65a,66aおよびカバー側傾斜面75a,76aの少なくとも一方が、光軸と直交する方向へ弾性変形をする。すなわち、光軸方向の衝撃力を、光軸に直交する面内で、光軸方向に対し傾斜している方向への分力に変換することができる。このため、鏡筒側傾斜面65a,66aおよびカバー側傾斜面75a,76aを有する弾性変形部102a,103aは、光軸方向の衝撃力を効果的に吸収することができる。
鏡筒側突起65,66は、円周方向に沿って、複数配置され、しかも隣接する鏡筒側突起65,66同士は、互いに反対方向に弾性変形が可能なので、半径方向に発生した分力が、全体として相殺されやすい。このため、衝撃力が第1レンズ群保持筒60に与える影響を、より少なくすることができる。
鏡筒側平面部61p〜63pと、カバー側平面部71p〜73pとが、接着されているので、光軸と直交する面内において、カバー部品70がずれにくく、弾性変形部102a,103aにおいて、衝撃力を、より吸収しやすい。
鏡筒側突起65,66は、光軸を中心とした円周方向において、カムピン68と対向する位置に設けられているため、光軸方向の衝撃力を、対向する2点で受け止めることができる。
第2実施形態
以下に述べる以外は、上述した第1実施形態と同様であり、重複する説明を省略する。本実施形態では、図7に示すように、カバー部品70は、カバー側平面部(カバー側位置決め部)71p’が形成されたフック部70fを有し、フック部70fは、接着されることなく、切欠き部61hに係止されている。カバー側平面部71p’は、鏡筒側平面部61p’から光軸方向に離反可能になっている。
本実施形態では、カバー部品70の少なくとも一部に光軸方向の衝撃力が加わった場合に、フック部70fが確実に光軸方向に沈み込み、カバー部品70を光軸方向へ案内しやすい。また、第1レンズ群保持筒60に対して、カバー部品70の取付けおよび取外しが容易にできる。
L1〜L3…撮影光学系
1…レンズ鏡筒
60…第1レンズ群保持筒
61h〜63h…切欠
61p〜63p…鏡筒側平面部
65,66…鏡筒側突起
65a,66a…鏡筒側斜面
68…カムピン
70…カバー部材
75,76…カバー側突起
75a,76a…カバー側斜面
101p〜103p,102a,103a…弾性部
100…カメラ

Claims (6)

  1. 撮影光学系の光軸に沿って配置された第1部材と、
    前記撮影光学系の光軸方向において前記第1部材と対向して配置された第2部材とを有し、
    前記第1部材は、前記第2部材に当接するとともに弾性変形可能な弾性部を有することを特徴とするレンズ鏡筒。
  2. 請求項1に記載のレンズ鏡筒において、
    前記弾性部は、前記撮影光学系の光軸に略直交する面内に配置された平面部を有し、
    前記平面部の周囲に切欠が形成されていることを特徴とするレンズ鏡筒。
  3. 請求項1または2に記載のレンズ鏡筒において、
    前記弾性部は、前記第2部材に対して突出した第1突出部を有し、
    前記第1突出部の端部に、前記第2部材に当接するとともに前記撮影光学系の光軸に対して傾斜した第1斜面が形成されていること特徴とするレンズ鏡筒。
  4. 請求項3に記載のレンズ鏡筒において、
    前記第2部材は、前記第1部材に対して突出した第2突出部を有し、
    前記第2突出部の端部に、前記第1斜面に当接するとともに前記第1斜面と略同一方向に傾斜した第2斜面が形成されていることを特徴とするレンズ鏡筒。
  5. 請求項1から4のいずれか一項に記載のレンズ鏡筒において、
    前記第1部材は、外周にカムピンが設けられた円筒部材であり、
    前記弾性部は、前記撮影光学系の光軸を中心とした円周方向において、前記カムピンと対向する位置に設けられていることを特徴とするレンズ鏡筒。
  6. 請求項1から5のいずれか一項に記載のレンズ鏡筒を有するカメラ。
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