JP2012217671A - X線透視撮影装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 デバイスの視認性を向上させることが可能なX線透視撮影装置を提供する。
【解決手段】 X線管31と、X線管31から照射され被検者を通過したX線を検出するフラットパネルディテクタ32と、被検者の心電図を作成する心電計39と、ステントを含む画像を心電計39により作成した心電図における同一位相において複数枚取得する画像取得部22と、画像取得部22により取得した同一位相の複数枚の画像を重ね合わせて積算画像を作成する積算部23と、積算部23により作成した積算画像からステント部分を抽出する抽出部24と、抽出部24により抽出した画像を拡大する拡大表示部25とを備えた画像処理部21と、この画像処理部21により画像処理した画像を表示する表示部26とを備える。
【選択図】 図2

Description

この発明は、X線管と、前記X線管から照射され被検者を通過したX線を検出するX線検出器とを備え、前記被検者の体内に挿入されたデバイスを含む領域の画像を透視または連続撮影するX線透視撮影装置に関し、例えば、ステント留置を行うインターベンション治療等に有効なX線透視撮影装置に関する。
心筋梗塞や狭心症に対して行われる治療である冠動脈インターベンション(PCI)は、内部にガイドワイヤーを備えたカテーテルを太ももの付け根等から血管内に挿入し、そのカテーテルを血管を介して心臓の冠動脈まで到達させて治療を行うものである。そして、この冠動脈インターベンション治療用のデバイスとして、ステントが使用される。このステントは、ステンレス等の金属で作成された医療器具であり、風船を利用して拡張された冠動脈の狭窄部分に留置して血管を内腔から保持することで、カテーテル治療の治療効果を向上させるためのものである。この場合に、例えば、以前に留置したステントと新しく留置するステントとの間にわずかな隙間が生じた場合等においては、その隙間が血管狭窄の原因となる可能性があることから、ステントの位置を正確に認識することは、冠動脈インターベンション治療において極めて重要な要素となっている。
特許文献1には、インターべンションを支援するための技術として、1心拍分の造影画像を心電同期法を用いて透視画像に重ね合わせて表示する技術が開示されている。また、特許文献2には、ステントの3次元イメージングを行うため、心電同期のもとで回転撮影を複数回行い、それらのデータを用いて再構成を行う点が開示されている。
特公平04−48452号公報 特開2010−259778号公報
ところで、ステント等のデバイスの位置を正確に認識するには、マーカ等の特徴点を利用してデバイスの位置合わせを行うことでデバイスを含む領域の画像を重ね合わせて強調表示し、さらに、この画像を拡大表示することが有効である。しかしながら、心臓付近等の部位を撮影して位置合わせを行うときにマーカが大きく移動した場合には、マーカの抽出が困難となる。また、心臓等の常に動きがある部位の画像を重ね合わせる場合において、対象画像が大きく動く場合には、重ね合わせに誤差が生ずる場合がある。このような場合には、デバイスの視認性が悪化する。
この発明は上記課題を解決するためになされたものであり、デバイスの視認性を向上させることが可能なX線透視撮影装置を提供することを目的とする。
請求項1に記載の発明は、X線管と、前記X線管から照射され被検者を通過したX線を検出するX線検出器とを備え、前記被検者の体内に挿入されたデバイスを含む領域を透視または連続撮影するX線透視撮影装置において、前記被検者の心電図を作成する心電計と、前記デバイスを含む領域の画像を前記心電計により作成した心電図における同一位相において複数枚取得する画像取得部と、前記画像取得部により取得した同一位相の複数枚の画像を重ね合わせて積算画像を作成する積算部と、前記積算部により作成した積算画像から前記デバイス部分を抽出する抽出部と、を備えた画像処理部と、前記画像処理部により画像処理した画像を表示する表示部とを備えることを特徴とする。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の発明において、前記画像取得部は、前記心電図における互いに異なる複数の位相において、前記デバイスを含む領域の画像を前記複数の位相毎に複数枚取得するとともに、前記積算部は、前記画像取得部により取得した各位相位置の複数枚の画像を重ね合わせて複数の積算画像を作成した後、これら複数の積算画像をさらに積算して最終的な積算画像を作成する。
請求項3に記載の発明は、請求項1に記載の発明において、前記画像取得部は、前記心電図における波形の動きが小さい単一の位相において、前記デバイスを含む領域の画像を複数枚取得する。
請求項4に記載の発明は、請求項1から請求項3のいずれかに記載の発明において、前記積算部は、前記デバイス付近に付設されたマーカを利用して前記積算画像を作成する。
請求項5に記載の発明は、請求項4に記載の発明において、前記画像処理部は、前記抽出部により抽出したデバイス部分の画像を拡大表示する拡大表示部をさらに備える。
請求項6に記載の発明は、請求項1から請求項5のいずれかに記載の発明において、前記デバイスは、血管内に設置されるステントである。
請求項1に記載の発明によれば、デバイスを含む領域の画像を心電図における同一位相において複数枚取得して重ね合わせることにより積算画像を作成し、この積算画像からデバイス部分を抽出することから、マーカ等の特徴点の抽出が容易となり、また、画像の重ね合わせにおいても誤差が生じにくいことから、デバイスの認識性を向上させることが可能となる。
請求項2に記載の発明によれば、心電図における互いに異なる複数の位相において取得したデバイスを含む領域の画像を利用して最終的な積算画像を作成することから、重ね合わせに必要な画像を迅速に取得することができ、これらの画像に対する画像処理を迅速に実行することが可能となる。
請求項3に記載の発明によれば、心電図における波形の動きが小さい単一の位相においてデバイスを含む領域の画像を複数枚取得することから、マーカ等の特徴点の抽出がさらに容易となり、また、画像の重ね合わせにおいても誤差をより小さいものとすることができることから、デバイスの認識性をさらに向上させることが可能となる。
請求項4に記載の発明によれば、マーカを利用して積算画像を作成することから、各画像の位置決めが容易となり、より高精度に積算画像を作成することが可能となる。
請求項5に記載の発明によれば、抽出部により抽出したデバイス部分の画像を拡大表示することから、デバイスの状態をより正確に認識することが可能となる。
請求項6に記載の発明によれば、デバイスとしてのステントの認識性を向上させることが可能となる。
この発明に係るX線透視撮影装置の概要図である。 X線透視撮影装置の制御系を示すブロック図である。 カテーテル40の概要図である。 カテーテル40を利用して治療を行う様子を示す模式図である。 この発明に係るX線透視撮影装置の基本的な撮影動作を示す説明図である。 この発明の第1実施形態に係るX線透視撮影装置による撮影動作を示す説明図である。 心電計39により測定された心電図の波形を示す模式図である。 表示部26に表示された画像を示す模式図である。 この発明の第2実施形態に係るX線透視撮影装置による撮影動作を示す説明図である。
以下、この発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。図1は、この発明に係るX線透視撮影装置の概要図である。
このX線透視撮影装置は、X線管31と、このX線管31から照射されてテーブル19上に横たわった被検者を通過したX線を検出するX線検出器としてのフラットパネルディテクタ32と、これらのX線管31およびフラットパネルディテクタ32を支持するC型アーム33と、このC型アーム33をスライド可能に支持する支持部34と、この支持部34を旋回させる旋回部35と、この旋回部35を床面に対して立設した状態で支持する支持部36とを備える。
C型アーム33には、円弧状の案内部37が形成されており、支持部34は、この案内部37と係合することにより、C型アーム33をスライド可能に支持している。そして、C型アーム33は、X線管31とフラットパネルディテクタ32とを、X線管31からフラットパネルディテクタ32に至るX線の軸線が、案内部37を形成する円弧の直径と一致する状態で支持している。また、旋回部35は、支持部34をC型アーム33等とともに、X線管31からフラットパネルディテクタ32に至るX線の軸線と直交する軸を中心に旋回させる。
このような構成を有するX線透視撮影装置においては、旋回部35により、支持部34を介してC型アーム33をX線管31およびフラットパネルディテクタ32等とともに、テーブル19上に横たわった被検者の頭部を中心に旋回させる。そして、この状態において、X線管31から照射され被検者を通過したX線をフラットパネルディテクタ32で検出することにより、被検者をスキャンして、被検者の心臓付近の血管の画像データを得ることが可能となる。
図2は、上述したX線透視撮影装置の制御系を示すブロック図である。
このX線透視撮影装置は、装置全体を制御する制御部20を備える。この制御部20は、後述する画像取得部22、積算部23、抽出部24および拡大表示部25からなる画像処理部21を備える。この制御部20は、上述したX線管31およびフラットパネルディテクタ32と接続されている。また、この制御部20は、被検者の心電図を作成する心電計39と接続されている。さらに、この制御部20は、液晶表示パネル等からなる表示部26およびキーボード等からなる入力部27とも接続されている。
図3は、冠動脈インターベンション(PCI)に使用するカテーテル40の概要図である。
このカテーテル40は、その内部にガイドワイヤー41を備える。このガイドワイヤー41の先端には、この発明に係るデバイスとしてのステント42が配設されている。そして、ステント42の両側には、一対のマーカ43が付設されている。
ここで、ステント42は、ステンレス等の金属から構成されるメッシュ状の筒状体である。冠動脈インターベンション治療においては、冠動脈の細くなった部分にこのステント42を配置し、これをバルーンにより膨らませた後に、血管内に留置することにより、冠動脈を広げて血流を正常に保つものである。また、一対のマーカ43は、X線不透過である金、プラチナ、タンタル等の金属から構成され、X線治療時にステント42の位置を明示するためのものである。
図4は、このカテーテル40を利用して治療を行う様子を示す模式図である。
このカテーテル40は、被検者の太ももの付け根などに小さな穴をあけて血管内に挿入され、異常のある心臓の冠動脈まで到達させる。図4においては、支管51、52を有する血管50に対してカテーテル40を挿入し、ステント42をガイドワイヤー41とともに支管51内に挿入した状態を示している。
次に、この発明に係るX線透視撮影装置により透視あるいは連続撮影を実行する撮影動作について説明する。まず、この発明の基本的な考え方について、その概要を説明する。図5は、この発明に係るX線透視撮影装置の基本的な撮影動作を示す説明図である。なお、この図においては、図4に示す支管51、52を含む血管50を、細線で模式的に示している。
この図において、符号1a〜1eは、連続して撮影された被検者の心臓付近の画像を示している。通常、透視や連続撮影は、例えば、15〜30FPS程度のフレームレートで撮影が成されるが、この実施形態においては、説明の便宜上、脈拍1回について4フレームの撮影がなされている場合を示している。すなわち、画像1aと画像1eとは、心電図における同一位相の画像となっている。
この発明においては、複数の画像1a〜1eを重ね合わせることにより、ステント42の画像を強調表示する。このときには、図4に示す一対のマーカ43を利用して、複数の画像1a〜1eを位置決めした後重ね合わせることにより、重ね合わせ画像2を得る。そして、この重ね合わせ画像2からステント42部分を拡大して抽出することにより、ステント42付近の拡大画像を得る。これにより、ステント42の位置関係等を確認することが可能となる。
このとき、心臓付近の部位を撮影して位置合わせを行うときに、一対のマーカ43が大きく移動した場合には、マーカ43の抽出が困難となる。マーカ43を抽出できない場合には、その画像について位置決めを行い得ないことから、その画像を重ね合わせの対象として使用することが不可能となる。また、心臓のように常に動きがある部位の画像を重ね合わせる場合において、対象画像が大きく動く場合には、ステント42の画像についての重ね合わせに誤差が生ずる場合がある。このような場合には、ステント42の視認性が悪化する。このため、この発明に係るX線透視撮影装置においては、同一位相の画像のみを互いに重ね合わせる構成を採用している。以下、このようなこの発明の特徴部分について説明する。
図6は、この発明の第1実施形態に係るX線透視撮影装置による撮影動作を示す説明図である。なお、この図においても、図4に示す支管51、52を含む血管50を、細線で模式的に示している。
この第1実施形態においても、符号1a〜1eは、連続して撮影された被検者の心臓付近のステント42を含む領域の画像を示している。これらの画像1a〜1eは、X線管31から照射され被検者を通過したX線をフラットパネルディテクタ32で検出することにより撮影され、制御部20における画像処理部21が、その画像を15〜30FPS程度のフレームレートで連続して取り込むとともに、画像データを表示部26に送信することにより、表示部26上に連続して表示される。また、この撮影時には、図2に示す心電計39により、被検者の心電図が作成される。作成された心電図のデータは、制御部20に送信される。
そして、画像処理部21における画像取得部22は、被検者の心電図のデータに基づいて、ステント42を含む被検者の心臓付近の画像を、心電図における同一位相において複数枚取得する。この実施形態においては、図6に示す画像1aに相当する位相と、画像1cに相当する位相の画像が画像取得部22において取得される。
図7は、心電計39により測定された心電図の波形を示す模式図である。
この図に示すように、一回分の心臓の収縮は、一般的に、心房の収縮を表すP波と、心室の収縮を表すQRS波と、心室の収縮の終了を表すT波とから構成される。画像取得部22は、これらの波形をもとに、心電計39により作成した心電図における同一位相においてステント42を含む複数枚の画像を取得する。例えば、図6において画像1aから画像1eに至る脈拍1回分を1サイクルとした場合に、5サイクルの間に、画像1aに相当する位相と、画像1cに相当する位相との画像を、各々、5フレーム取得する。
そして、画像処理部21における積算部23は、画像1aに相当する位相の5枚の画像を積算して重ね合わせ画像2aを作成するとともに、画像1cに相当する位相の5枚の画像を積算して重ね合わせ画像2cを作成する。このときには、画像処理部21は、ステント42に付設された一対のマーカ43を利用して、画像1aに相当する位相の5枚の画像を互いに位置決めするとともに、画像1cに相当する位相の5枚の画像を互いに位置決めする。
しかる後、積算部23は、これら2枚の重ね合わせ画像2aおよび2cを、一対のマーカ43を利用して位置決めした後に、さらに重ね合わせ、最終の重ね合わせ画像を得る。そして、画像処理部21における抽出部24は、最終の重ね合わせ画像からステント42部分を抽出する。しかる後、画像処理部21における拡大表示部25は、抽出部24により抽出して得たステント42部分の画像を拡大することにより、ステント42の拡大画像3を得る。
図8は、表示部26に表示された画像を示す模式図である。
表示部26には、上述した画像1a〜1eが連続した画像1として表示される。この画像1は、連続して動く動画として表示される。また、画像1の側方には、ステント42部分の拡大画像3が表示される。オペレータは、このステント42部分の拡大画像3に基づいて、ステント42が正しい位置に正確に留置されているか否か等を判断する。このとき、ステント42部分の拡大画像3が、心電図における同一位相において取得された複数枚の画像を積算した重ね合わせ画像2a、2cに基づいて作成されることから、その抽出が容易となり、また、重ね合わせ時に誤差が生ずることがなく、デバイスの認識性を向上させることが可能となる。
なお、図8に示す画像1の領域に、画像1a〜1eを動画として表示するかわりに、画像1a〜1eのうち同一位相の画像のみを連続表示するようにしてもよい。
次に、この発明の他の実施形態について説明する。図9は、この発明の第2実施形態に係るX線透視撮影装置による撮影動作を示す説明図である。なお、この図においても、図4に示す支管51、52を含む血管50を、細線で模式的に示している。
この第2実施形態においても、符号1a〜1eは、連続して撮影された被検者の心臓付近のステント42を含む領域の画像を示している。画像処理部21における画像取得部22は、被検者の心電図のデータに基づいて、ステント42を含む被検者の心臓付近の画像を、心電図における同一位相において複数枚取得する。この実施形態においては、図9に示す画像1aに相当する位相の画像のみが画像取得部22において取得される。すなわち、この実施形態においては、脈拍1回分を1サイクルとした場合に、10サイクルの間に、画像1aに相当する位相の画像を10フレーム取得する。
このとき、図9に示す画像1aに相当する位相としては、心電図における波形の動きが小さくなる位相を選択する。例えば、図7に示す心電図の波形において、心室の収縮の終了を表すT波を測定した後、次のサイクルにおける心房の収縮を表すP波が測定されるまでの間の同一位相において、複数の画像を取得するようにする。
画像処理部21における積算部23は、画像1aに相当する位相の5枚の画像を積算して重ね合わせ画像2aを作成する。この実施形態においては、この重ね合わせ画像2aが最終の重ね合わせ画像となる。そして、画像処理部21における抽出部24は、最終の重ね合わせ画像2aからステント42部分を抽出する。しかる後、画像処理部21における拡大表示部25は、抽出部24により抽出して得たステント42部分の画像を拡大することにより、ステント42の拡大画像3を得る。
この実施形態においても、ステント42部分の拡大画像3が、心電図における同一位相において取得された複数枚の画像を積算した重ね合わせ画像2aに基づいて作成されることから、その抽出が容易となり、また、重ね合わせ時に誤差が生ずることがなく、デバイスの認識性を向上させることが可能となる。
ここで、この第2実施形態においては、心電図における波形の動きが小さい単一の位相1aにおいて、ステント42を含む領域の画像を複数枚取得していることから、一対のマーカ43の抽出がさらに容易となる。また、同一位相の画像を重ね合わせることから、画像の重ね合わせにおいても誤差をより小さいものとすることができ、ステント42の認識性をさらに向上させることが可能となる。
但し、この第2実施形態においては、単一の位相1aにおいてステント42を含む領域の画像を取得することから、重ね合わせに必要な数の画像を得るために時間がかかることになる。これに対して、上述した第1実施形態においては、複数の位相1a、1cにおいてステント42を含む領域の画像を取得することから、第2実施形態の半分の時間で、重ね合わせに必要な数の画像を得ることが可能となる。従って、ステント42の拡大抽出画像を迅速に得ることが可能となる。
19 テーブル
20 制御部
21 画像処理部
22 画像取得部
23 積算部
24 抽出部
25 拡大表示部
26 表示部
27 入力部
31 X線管
32 フラットパネルディテクタ
33 C型アーム
35 旋回部
40 カテーテル
41 ガイドワイヤー
42 ステント
43 マーカ
50 血管
51 支管
52 支管

Claims (6)

  1. X線管と、前記X線管から照射され被検者を通過したX線を検出するX線検出器とを備え、前記被検者の体内に挿入されたデバイスを含む領域を透視または連続撮影するX線透視撮影装置において、
    前記デバイスを含む領域の画像を、心電計により測定した被検者の心電図における同一位相において複数枚取得する画像取得部と、前記画像取得部により取得した同一位相の複数枚の画像を重ね合わせて積算画像を作成する積算部と、前記積算部により作成した積算画像から前記デバイス部分を抽出する抽出部と、を備えた画像処理部と、
    前記画像処理部により画像処理した画像を表示する表示部と、
    を備えることを特徴とするX線透視撮影装置。
  2. 請求項1に記載のX線透視撮影装置において、
    前記画像取得部は、前記心電図における互いに異なる複数の位相において、前記デバイスを含む領域の画像を前記複数の位相毎に複数枚取得するとともに、
    前記積算部は、前記画像取得部により取得した各位相位置の複数枚の画像を重ね合わせて複数の積算画像を作成した後、これら複数の積算画像をさらに積算して最終的な積算画像を作成するX線透視撮影装置。
  3. 請求項1に記載のX線透視撮影装置において、
    前記画像取得部は、前記心電図における波形の動きが小さい単一の位相において、前記デバイスを含む領域の画像を複数枚取得するX線透視撮影装置。
  4. 請求項1から請求項3のいずれかに記載のX線透視撮影装置において、
    前記積算部は、前記デバイス付近に付設されたマーカを利用して前記積算画像を作成するX線透視撮影装置。
  5. 請求項4に記載のX線透視撮影装置において、
    前記画像処理部は、前記抽出部により抽出したデバイス部分の画像を拡大表示する拡大表示部をさらに備えるX線透視撮影装置。
  6. 請求項1から請求項5のいずれかに記載のX線透視撮影装置において、
    前記デバイスは、血管内に設置されるステントであるX線透視撮影装置。
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