JP2012217294A - 電力変換装置、およびこれを用いた電動機用制御装置 - Google Patents
電力変換装置、およびこれを用いた電動機用制御装置 Download PDFInfo
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Abstract
【解決手段】制御装置50が充電制御を実施する際にスイッチング素子Q1p〜Q4p、Q5のうち2つのスイッチング素子をオンし、1つのスイッチング素子に対してスイッチング制御を実施する。このため、制御装置50が充電制御を実施する際に3つの素子でON電圧が損失として生じることなる。上述の特許文献1の電力変換装置では、ダイオードブリッジ回路が交流負荷の出力電圧を全波整流する際に、4つのON電圧が損失として生じることなる。したがって、交流負荷2の交流電力を直流電力に変換する電力変換装置1において、ON電圧として生じる損失を低減することができる。よって、電力変換の効率を向上することができる。
【選択図】図1
Description
ブリッジ回路と直流負荷のプラス電極との間に配置されるリアクトル(30)と、
リアクトルと直流負荷のプラス電極との間に配置されて、直流負荷のプラス電極側からリアクトル側に電流が流れることを制限する電流制限素子(D1)と、
リアクトルと電流制限素子との間の共通接続端子と交流電源のマイナス電極と間に配置される第5のスイッチング素子(Q5)と、
第1〜第5のスイッチング素子を制御する充電制御手段(S130、S131、S132、S133、S150、S151)とを備え、
充電制御手段は、第1〜第4のスイッチング素子のうち2つのスイッチング素子と第5のスイッチング素子とをオンさせることにより、交流電源の両電極の間で2つのスイッチング素子、第5のスイッチング素子、およびリアクトルを通して電流を流してリアクトルにエネルギーを蓄え、
さらに充電制御手段は、第1〜第4のスイッチング素子のうち2つのスイッチング素子をオンすることにより、リアクトルに蓄えられたエネルギーに基づいて、2つのスイッチング素子、電流制限素子(D1)、および直流負荷を通して電流を流すことを特徴とする。
第2のスイッチング素子(Q2p)は、交流電源のマイナス電極と直流負荷のマイナス電極との間に配置され、
第3のスイッチング素子(Q3p)は、交流電源のプラス電極と直流負荷のマイナス電極との間に配置され、
第4のスイッチング素子(Q4p)は、交流電源のマイナス電極とリアクトルとの間に配置されていることを特徴とする。
直流負荷のプラス電極とマイナス電極との間の電圧を検出する第2の電圧検出手段(52)とを備え、
第1の電圧検出手段の検出電圧が正電圧であって、かつ第1の電圧検出手段の検出電圧が第2の電圧検出手段の検出電圧よりも小さい場合に、充電制御手段(S130)が第1〜第5のスイッチング素子のうち第1、第2、第5のスイッチング素子をオンしたとき、交流電源のプラス電極から電流を第1のスイッチング素子、リアクトル、第5、第2のスイッチング素子を通して交流電源のマイナス電極に流し、充電制御手段が第1〜第5のスイッチング素子のうち第1、第2のスイッチング素子をオンしたとき、リアクトルに蓄えられるエネルギーに基づいて電流を第1のスイッチング素子、リアクトル、電流制限素子、直流負荷、および第2のスイッチング素子を通して流し、
第1の電圧検出手段の検出電圧が負電圧であって、かつ当該検出電圧の絶対値が第2の電圧検出手段の検出電圧よりも小さい場合に、充電制御手段(S132)が第1〜第5のスイッチング素子のうち第3、第4、第5のスイッチング素子をオンしたとき、交流電源のマイナス電極から電流を第4のスイッチング素子、リアクトル、第5、第3のスイッチング素子を通して交流電源のプラス電極に流し、充電制御手段が第1〜第5のスイッチング素子のうち第3、第4のスイッチング素子をオンしたとき、リアクトルに蓄えられるエネルギーに基づいて第4のスイッチング素子、リアクトル、電流制限素子、直流負荷、および第3のスイッチング素子を通して電流を流し、
第1の電圧検出手段の検出電圧が正電圧であって、かつ第1の電圧検出手段の検出電圧が第2の電圧検出手段の検出電圧よりも大きい場合に、充電制御手段(S131)が第1〜第5のスイッチング素子のうち第1、第2スイッチング素子をオンしたとき、交流電源のプラス電極から電流を第1のスイッチング素子、リアクトル、電流制限素子、直流負荷、および第2のスイッチング素子を通して交流電源のマイナス電極に流し、充電制御手段(S131)が第1〜第5のスイッチング素子のうち第2、第4のスイッチング素子をオンしたとき、リアクトルに蓄えられるエネルギーに基づいてリアクトル、電流制限素子、直流負荷、および第2、第4のスイッチング素子を通して電流を流し、
第1の電圧検出手段の検出電圧が負電圧であって、かつ第1の電圧検出手段の検出電圧の絶対値が第2の電圧検出手段の検出電圧よりも大きい場合に、充電制御手段(S133)が第1〜第5のスイッチング素子のうち第3、第4のスイッチング素子をオンしたとき、交流電源のマイナス電極から電流を第4のスイッチング素子、リアクトル、電流制限素子、直流負荷、および第3のスイッチング素子を通して交流電源のプラス電極に流し、充電制御手段(S133)が第1〜第5のスイッチング素子のうち第1、第3のスイッチング素子をオンしたとき、リアクトルに蓄えられるエネルギーに基づいてリアクトル、電流制限素子、直流負荷、および第3、第1のスイッチング素子を通して電流を流すようになっていることを特徴とする。
第1の電圧検出手段の検出電圧が正電圧である場合に、充電制御手段(S150)が第1〜第5のスイッチング素子のうち第1、第2、第5のスイッチング素子をオンして、交流電源のプラス電極から電流を第1のスイッチング素子、リアクトル、第5、第2のスイッチング素子を通して交流電源のマイナス電極に流し、充電制御手段(S150)が第1〜第5のスイッチング素子のうち第2、第4のスイッチング素子をオンして、リアクトルに蓄えられるエネルギーに基づいてリアクトル、電流制限素子(D1)、直流負荷、および第2、第4のスイッチング素子を通して電流を流し、
第1の電圧検出手段の検出電圧が負電圧である場合に、充電制御手段(S151)が第1〜第5のスイッチング素子のうち第3、第4、第5のスイッチング素子をオンして、交流電源のマイナス電極から電流を第4のスイッチング素子、リアクトル、第5、第3のスイッチング素子を通して交流電源のプラス電極に流し、充電制御手段(S151)が第1〜第5のスイッチング素子のうち第2、第4のスイッチング素子をオンして、リアクトルに蓄えられるエネルギーに基づいて第4のスイッチング素子、リアクトル、電流制限素子(D1)、直流負荷、および第2のスイッチング素子を通して電流を流すようになっていることを特徴とする。
第1の電圧検出手段の検出電圧が正電圧である場合において、充電制御手段(S150)が第1〜第5のスイッチング素子のうち第1、第2、第5のスイッチング素子をオンして、交流電源のプラス電極から電流を第1のスイッチング素子、リアクトル、第5、第2のスイッチング素子を通して交流電源のマイナス電極に流し、充電制御手段(S150)が第1〜第5のスイッチング素子のうち第2、第4のスイッチング素子をオンして、リアクトルに蓄えられるエネルギーに基づいてリアクトル、電流制限素子(D1)、直流負荷、および第2、第4のスイッチング素子を通して電流を流し、充電制御手段(S150)が第1〜第5のスイッチング素子のうち第2、第4、第5のスイッチング素子をオンして、リアクトルに蓄えられるエネルギーに基づいてリアクトル、および第5、第2、第4のスイッチング素子を通して電流を流し、
第1の電圧検出手段の検出電圧が負電圧である場合において、充電制御手段(S151)が第1〜第5のスイッチング素子のうち第3、第4、第5のスイッチング素子をオンして、交流電源のマイナス電極から電流を第4のスイッチング素子、リアクトル、第5、第3のスイッチング素子を通して交流電源のプラス電極に流し、充電制御手段(S151)が第1〜第5のスイッチング素子のうち第2、第4のスイッチング素子をオンして、リアクトルに蓄えられるエネルギーに基づいて第4のスイッチング素子、リアクトル、電流制限素子(D1)、直流負荷、および第2のスイッチング素子を通して電流を流し、充電制御手段(S151)が第1〜第5のスイッチング素子のうち第2、第4、第5のスイッチング素子をオンして、リアクトルに蓄えられるエネルギーに基づいて第4のスイッチング素子、リアクトル、第5、第2のスイッチング素子を通して電流を流すことを特徴とする。
第1の電圧検出手段の検出電圧が正電圧である場合において、充電制御手段(S150)が第1〜第5のスイッチング素子のうち第1、第2、第5のスイッチング素子をオンして、交流電源のプラス電極から電流を第1のスイッチング素子、リアクトル、第5、第2のスイッチング素子を通して交流電源のマイナス電極に流し、充電制御手段(S150)が第1〜第5のスイッチング素子のうち第2、第4のスイッチング素子をオンして、リアクトルに蓄えられるエネルギーに基づいてリアクトル、電流制限素子(D1)、直流負荷、および第2、第4のスイッチング素子を通して電流を流し、充電制御手段(S150)が第1〜第5のスイッチング素子のうち第2、第4、第5のスイッチング素子をオンして、リアクトルに蓄えられるエネルギーに基づいてリアクトル、および第5、第2、第4のスイッチング素子を通して電流を流し、
第1の電圧検出手段の検出電圧が負電圧である場合において、充電制御手段(S151)が第1〜第5のスイッチング素子のうち第3、第4、第5のスイッチング素子をオンして、交流電源のマイナス電極から電流を第4のスイッチング素子、リアクトル、第5、第3のスイッチング素子を通して交流電源のプラス電極に流し、充電制御手段(S151)が第1〜第5のスイッチング素子のうち第1、第3のスイッチング素子をオンして、リアクトルに蓄えられるエネルギーに基づいて第1のスイッチング素子、リアクトル、電流制限素子(D1)、直流負荷、および第3のスイッチング素子を通して電流を流し、充電制御手段(S151)が第1〜第5のスイッチング素子のうち第1、第3、第5のスイッチング素子をオンして、リアクトルに蓄えられるエネルギーに基づいて第1のスイッチング素子、リアクトル、第5、第3のスイッチング素子を通して電流を流すことを特徴とする。
充電制御手段は、第1、第2の電圧検出手段の検出電圧に基づいて、第1〜第5のスイッチング素子を制御することにより、交流電源(2)からブリッジ回路(20)に流れる電流(Iac)の時間軸に対する電流値の変化を正弦波状とし、かつ交流電源の出力電圧と電流との間の位相差を零に近づけることを特徴とする。
電力変換装置の直流負荷(3)のプラス電極とマイナス電極との間に直列接続される第7、8のスイッチング素子(Q7、Q8)とを備え、
第7、8のスイッチング素子(Q7、Q8)のうち直流負荷のプラス電極側の第7のスイッチング素子(Q7)が電流制限素子を構成し、
第7、8のスイッチング素子の間の共通接続端子(T1)と三相交流電動機を構成するステータコイル(110)の第1の電極(110a)との間が接続され、
電力変換装置のブリッジ回路と交流電源(2)との間を接続、或いは開放する第1のスイッチ(SW1)と、
電力変換装置の第2、4のスイッチング素子(Q2p、Q4p)の間の共通接続素子(T2)とステータコイルの第2の電極(110b)との間を接続、或いは開放する第2のスイッチ(SW2)と、
電力変換装置の第1、第3のスイッチング素子(Q1p、Q3p)の間の共通接続素子(T3)とステータコイルの第3の電極(110c)との間を
接続、或いは開放する第3のスイッチ(SW3)と、
第1、第4のスイッチング素子の間の共通接続素子(T4)と直流負荷のプラス電極との間に配置される第4のスイッチ(SW4)と、
第1、第4のスイッチング素子の間の共通接続素子(T4)とリアクトルとの間に配置される第5のスイッチ(SW5)と、
第1〜第5のスイッチを制御するスイッチ制御手段(50)と、
スイッチ充電制御手段が第1〜第5のスイッチのうち第2、第3、第4のスイッチをオンしたときに、第1、第2、第3、第4、第7、第8のスイッチング素子を制御して、第1、第3のスイッチング素子の間の共通接続端子(T3)、第2、第4のスイッチング素子の間の共通接続端子(T2)、および第7、第8のスイッチング素子の共通接続端子(T1)から交流電流をステータコイルに流して三相交流電動機を駆動させるインバータ制御手段(50)とを備え、
スイッチ制御手段が第1〜第5のスイッチのうち第1、第5のスイッチをオンしたときに、充電制御手段が第1〜第4のスイッチング素子を制御することを特徴とする。
第1、第2のスイッチング素子のうち交流電源のプラス電極側の第1のスイッチング素子(Q1p)と、第3、第4のスイッチング素子のうち直流負荷のプラス電極側の第3のスイッチング素子(Q3p)との間には、第5のスイッチング素子(Q5p)が配置されており、
第1、第2のスイッチング素子のうち交流電源のマイナス電極側の第2のスイッチング素子(Q2p)と第3、第4のスイッチング素子のうち交流負荷のマイナス電極側の第4のスイッチング素子(Q4p)との間には、第6のスイッチング素子(Q6p)が配置されており、
第1、第2のスイッチング素子の共通接続端子と第3、第4のスイッチング素子の共通接続端子との間に配置されるリアクトル(30)と、
第1〜第6のスイッチング素子を制御する充電制御手段(S150a、S151a)と、を備え、
充電制御手段が第1〜第6のスイッチング素子のうち3つのスイッチング素子をオンさせることにより、交流電源の両電極の間でリアクトルおよび3つのスイッチング素子を通して電流を流し、さらに充電制御手段が第1〜第6のスイッチング素子のうち3つのスイッチング素子をオンさせることにより、リアクトルと直流負荷との間で3つのスイッチング素子を通して電流を流すことを特徴とする。
第1の電圧検出手段の検出電圧が正電圧であるときに、充電制御手段(150a)が第1〜第6のスイッチング素子のうち第1、第4、第6のスイッチング素子をオンして、交流電源のプラス電極から電流を第1のスイッチング素子、リアクトル、第4、第6のスイッチング素子を通して交流電源のマイナス電極に流し、充電制御手段(150a)が第2、第3、第6のスイッチング素子をオンして、リアクトルと直流負荷との間でリアクトルに蓄えられたエネルギーに基づいて電流を第3のスイッチング素子および第6、第2のスイッチング素子を通して流し、
第1の電圧検出手段の検出電圧が負電圧であるときに、充電制御手段(151a)が第1〜第6のスイッチング素子のうち第2、第3、第5のスイッチング素子をオンして、交流電源のマイナス電極から電流を第2のスイッチング素子、リアクトル、第3、第5のスイッチング素子を通して交流電源のプラス電極に流し、充電制御手段(151a)が第2、第3、第6のスイッチング素子をオンして、記リアクトルと直流負荷との間でリアクトルに蓄えられたエネルギーに基づいて電流を第3、第6、第2のスイッチング素子を通して流すことを特徴とする。
充電制御手段は、第1、第2の電圧検出手段の検出電圧に基づいて、第1〜第5のスイッチング素子を制御することにより、交流電源(2)からブリッジ回路(20)に流れる電流(Iac)の時間軸に対する電流値の変化を正弦波状とし、かつ交流電源の出力電圧と電流との間の位相差を零に近づけることを特徴とする。
直流負荷のプラス電極とマイナス電極との間で直列接続される第7、第8のスイッチング素子(Q7、Q8)とを備え、
第7、第8のスイッチング素子の間の共通接続端子(T1)と三相交流電動機を構成するステータコイル(110)の第1の電極(110a)との間が接続され、
電力変換装置のブリッジ回路(20X)と交流電源(2)との間を接続、或いは開放する第1のスイッチ(SW1)と、
ブリッジ回路(20X)の第3、第4のスイッチング素子の間の共通接続端子(T2)とステータコイル(110)の第2の電極(110b)との間を接続、或いは開放する第2のスイッチ(SW2)と、
ブリッジ回路(20X)の第1、第2のスイッチング素子の間の共通接続端子(T3)とステータコイル(110)の第3の電極(110c)との間を接続、或いは開放する第3のスイッチ(SW3)と、
第1、第2のスイッチング素子の間の共通接続端子(T3)とリアクトルとの間に配置される第4のスイッチ(SW4)と、
第1〜第4のスイッチを制御するスイッチ制御手段(50)と、
スイッチ充電制御手段が第1〜第4のスイッチのうち第2、第3のスイッチをオンしたときに、第5、第6のスイッチング素子をオンし、かつ第1、第2、第3、第4、第7、第8のスイッチング素子をスイッチング制御して、第7、第8のスイッチング素子の間の共通接続端子(T1)、第3、第4のスイッチング素子の間の共通接続端子(T2)、第1、第2のスイッチング素子の間の共通接続端子(T3)から交流電流をステータコイルに流して三相交流電動機を駆動させるインバータ制御手段(50)とを備え、
スイッチ制御が第1〜第4のスイッチのうち第1、第4のスイッチをオンしたときに、充電制御手段が第1〜第6のスイッチング素子を制御することを特徴とする。
ブリッジ回路と直流電源のプラス電極との間に配置されるリアクトル(30)と、
リアクトルと直流電源のプラス電極との間に配置される第6のスイッチング素子(Q6)と、
リアクトルと第6のスイッチング素子(Q6)との間の共通接続端子と直流電源(4)のマイナス電極との間に配置されて、共通接続端子側から直流電源(4)のマイナス電極側に電流が流れることを妨げる電流制限素子(D2)と、
第1〜第4のスイッチング素子および第6のスイッチング素子を制御する逆潮流制御手段(S130a〜S133a、150b、151b)と、を備え、
逆潮流制御手段は、第1〜第4のスイッチング素子のうち2つのスイッチング素子と第6のスイッチング素子とをオンさせることにより、直流電源の両電極の間で2つのスイッチング素子、第6のスイッチング素子、およびリアクトルを通して電流を流してリアクトルにエネルギーを蓄え、
さらに逆潮流制御手段は、第1〜第4のスイッチング素子のうち2つのスイッチング素子をオンさせることにより、リアクトルに蓄えられたエネルギーに基づいて、2つのスイッチング素子、電流制限素子(D2)、および交流負荷を通して電流を流すようになっていることを特徴とする。
第2のスイッチング素子(Q2n)は、交流負荷のマイナス電極と直流電源のマイナス電極との間に配置され、
第3のスイッチング素子(Q3n)は、交流負荷のプラス電極と直流電源のマイナス電極との間に配置され、
第4のスイッチング素子(Q4n)は、交流負荷のマイナス電極とリアクトルとの間に配置されていることを特徴とする。
直流電源の出力電圧を検出する第2の電圧検出手段(52)とを備え、
第1の電圧検出手段の検出電圧が正電圧であって、かつ第1の電圧検出手段の検出電圧が第2の電圧検出手段の検出電圧よりも小さい場合に、逆潮流制御手段が第1〜第4、第6のスイッチング素子のうち第1、第2、第6のスイッチング素子をオンしたとき、直流電源のプラス電極から電流を第6のスイッチング素子、リアクトル、第1のスイッチング素子、交流負荷、および第2のスイッチング素子を通して直流電源のマイナス電極に流し、逆潮流制御手段が第1〜第4、第6のスイッチング素子のうち第1、第2のスイッチング素子をオンしたとき、リアクトルに蓄えられるエネルギーに基づいてリアクトル、第1のスイッチング素子、交流負荷、第2のスイッチング素子、および電流制限素子(D2)を通して電流を流し、
第1の電圧検出手段の検出電圧が負電圧であって、かつ第1の電圧検出手段の検出電圧の絶対値が第2の電圧検出手段の検出電圧よりも小さい場合に、逆潮流制御手段が第1〜第4、第6のスイッチング素子のうち第3、第4、第6のスイッチング素子をオンしたとき、直流電源のプラス電極から電流を第6のスイッチング素子、リアクトル、第4のスイッチング素子、交流負荷、および第3のスイッチング素子を通して直流電源のマイナス電極に流し、逆潮流制御手段が第1〜第4、第6のスイッチング素子のうち第3、第4のスイッチング素子をオンしたとき、リアクトルに蓄えられるエネルギーに基づいて、リアクトル、第4のスイッチング素子、交流負荷、第3のスイッチング素子および電流制限素子(D2)を通して電流を流し、
第1の電圧検出手段の検出電圧が正電圧であって、かつ第1の電圧検出手段の検出電圧が第2の電圧検出手段の検出電圧よりも大きい場合に、逆潮流制御手段が第1〜第4、第6のスイッチング素子のうち第2、第4、第6のスイッチング素子をオンしたとき、直流電源のプラス電極から電流を第6のスイッチング素子、リアクトル、第4のスイッチング素子、および第2のスイッチング素子を通して直流電源のマイナス電極に流し、逆潮流制御手段が第1〜第4、第6のスイッチング素子のうち第1、第2、第6のスイッチング素子をオンしたとき、リアクトルに蓄えられるエネルギーに基づいて第6のスイッチング素子、リアクトル、および第1のスイッチング素子、交流負荷、第2のスイッチング素子、および直流電源(4)を通して電流を流し、
第1の電圧検出手段の検出電圧が負電圧であって、かつ第1の電圧検出手段の検出電圧の絶対値が第2の電圧検出手段の検出電圧よりも大きい場合に、逆潮流制御手段が第1〜第4、第6のスイッチング素子のうち第3、第4、第6のスイッチング素子をオンしたとき、直流電源のプラス電極から電流を第6のスイッチング素子、リアクトル、および第4、第3のスイッチング素子を通して直流電源のマイナス電極に流し、逆潮流制御手段が第1〜第4、第6のスイッチング素子のうち第1、第3、第6のスイッチング素子をオンしたとき、リアクトルに蓄えられるエネルギーに基づいて第6のスイッチング素子、リアクトル、第1のスイッチング素子、直流負荷、および第3のスイッチング素子を通して直流電源に電流を流すようになっていることを特徴とする。
第1の電圧検出手段の検出電圧が正電圧である場合において、逆潮流制御手段が第1〜第4、第6のスイッチング素子のうち第2、第4、第6のスイッチング素子をオンしたとき、直流電源のプラス電極から電流を第6のスイッチング素子、リアクトル、および第2、4のスイッチング素子を通して直流電源のマイナス電極に流し、逆潮流制御手段が第1〜第4、第6のスイッチング素子のうち第1、第2のスイッチング素子をオンしたとき、リアクトルに蓄えられるエネルギーに基づいてリアクトル、第1のスイッチング素子、交流負荷、第2のスイッチング素子、および電流制限素子(D2)を通して電流を流し、逆潮流制御手段が第1〜第4、第6のスイッチング素子のうち第2、第4のスイッチング素子をオンしたとき、リアクトルに蓄えられるエネルギーに基づいてリアクトル、第4のスイッチング素子、交流負荷、第2のスイッチング素子、および電流制限素子(D2)を通して電流を流し、
第1の電圧検出手段の検出電圧が負電圧である場合において、逆潮流制御手段が第1〜第4、第6のスイッチング素子のうち第2、第4、第6のスイッチング素子をオンしたとき、直流電源のプラス電極から電流を第6のスイッチング素子、リアクトル、第4のスイッチング素子、交流負荷、および第2のスイッチング素子を通して直流電源のマイナス電極に流し、逆潮流制御手段が第1〜第4、第6のスイッチング素子のうち第3、第4のスイッチング素子をオンしたとき、リアクトルに蓄えられるエネルギーに基づいて、リアクトル、第4のスイッチング素子、交流負荷、第3のスイッチング素子、および電流制限素子(D2)を通して電流を流し、逆潮流制御手段が第1〜第4、第6のスイッチング素子のうち第2、第4のスイッチング素子をオンしたとき、リアクトルに蓄えられるエネルギーに基づいて、リアクトル、第4のスイッチング素子、交流負荷、第2のスイッチング素子、および電流制限素子(D2)を通して電流を流すようになっていることを特徴とする。
逆潮流制御手段は、第1、第2の電圧検出手段の検出電圧に基づいて、第1〜第4、第6のスイッチング素子を制御することにより、ブリッジ回路(20)から交流負荷(5)に流れる電流(Iac)の時間軸に対する電流値の変化を正弦波状とし、かつ交流負荷の両電極間電圧と電流との間の位相差を零に近づけるようになっていることを特徴とする。
電力変換装置の直流電源(3)のプラス電極とマイナス電極との間に直列接続される第7、8のスイッチング素子(Q7、Q8)とを備え、
第7、8のスイッチング素子(Q7、Q8)のうち直流電源のマイナス電極側の第8のスイッチング素子(Q7)が電流制限素子を構成し、
第7、8のスイッチング素子の間の共通接続端子(T1)と三相交流電動機を構成するステータコイル(110)の第1の電極(110a)との間が接続され、
電力変換装置のブリッジ回路と交流負荷(5)との間を接続、或いは開放する第1のスイッチ(SW1)と、
電力変換装置の第2、4のスイッチング素子(Q2n、Q4n)の間の共通接続素子(T2)とステータコイルの第2の電極(110b)との間を接続、或いは開放する第2のスイッチ(SW2)と、
電力変換装置の第1、第3のスイッチング素子(Q1n、Q3n)の間の共通接続素子(T3)とステータコイルの第3の電極(110c)との間を接続、或いは開放する第3のスイッチ(SW3)と、
第1、第4のスイッチング素子の間の共通接続素子(T4)と直流負荷のプラス電極との間に配置される第4のスイッチ(SW4)と、
第1、第4のスイッチング素子の間の共通接続素子(T4)とリアクトルとの間に配置される第5のスイッチ(SW5)と、
第1〜第5のスイッチを制御するスイッチ制御手段(50)と、
スイッチ充電制御手段が第1〜第5のスイッチのうち第2、第3、第4のスイッチをオンしたときに、第1、第2、第3、第4、第7、第8のスイッチング素子を制御して、第1、第3のスイッチング素子の間の共通接続端子(T3)、第2、第4のスイッチング素子の間の共通接続端子(T2)、および第7、第8のスイッチング素子の間の共通接続端子(T1)から交流電流をステータコイルに流して三相交流電動機を駆動させるインバータ制御手段(50)とを備え、
スイッチ制御手段が第1〜第5のスイッチのうち第1、第5のスイッチをオンしたときに、逆潮流制御手段が第1〜第4、第6のスイッチング素子を制御することを特徴とする。
第1、第2のスイッチング素子のうち交流負荷のプラス電極側の第1のスイッチング素子(Q1n)と、第3、第4のスイッチング素子のうち直流電源のプラス電極側の第3のスイッチング素子(Q3n)との間には、第5のスイッチング素子(Q5n)が配置されており、
第1、第2のスイッチング素子のうち交流負荷のマイナス電極側の第2のスイッチング素子(Q2n)と第3、第4のスイッチング素子のうち直流電源のマイナス電極側の第4のスイッチング素子(Q4n)との間には、第6のスイッチング素子(Q6n)が配置されており、
第1、第2のスイッチング素子の間の共通接続端子と第3、第4のスイッチング素子の間の共通接続端子との間に配置されるリアクトル(30)と、
第1〜第6のスイッチング素子を制御する逆潮流制御手段(S150b、S151b)と、を備え、
逆潮流制御手段が第1〜第6のスイッチング素子のうち3つのスイッチング素子をオンさせることにより、直流電源の両電極の間でリアクトルおよび3つのスイッチング素子を通して電流を流し、さらに逆潮流制御手段が第1〜第6のスイッチング素子のうち3つのスイッチング素子をオンさせることにより、リアクトルと交流負荷との間で3つのスイッチング素子を通して電流を流すようになっていることを特徴とする。
第1の電圧検出手段の検出電圧が正電圧である場合において、逆潮流制御手段(150b)が第1〜第6のスイッチング素子のうち第2、第3、第6のスイッチング素子をオンして、直流電源のプラス電極から電流を第3のスイッチング素子、リアクトル、第2、第6のスイッチング素子を通して直流電源のマイナス電極に流し、逆潮流制御手段(150b)が第1〜第6のスイッチング素子のうち第1、第4、第6のスイッチング素子をオンして、リアクトルと交流負荷との間で第1、第4、第6のスイッチング素子を通して電流を流し、
第1の電圧検出手段の検出電圧が負電圧である場合において、逆潮流制御手段(151b)が第1〜第6のスイッチング素子のうち第2、第3、第6のスイッチング素子をオンして、直流電源のプラス電極から電流を第3のスイッチング素子、リアクトル、第2、第6のスイッチング素子を通して直流電源のマイナス電極に流し、逆潮流制御手段(151b)が第1〜第6のスイッチング素子のうち第2、第3、第5のスイッチング素子をオンして、記リアクトルと交流負荷との間で第2、第6、第5のスイッチング素子を通して電流を流すようになっていることを特徴とする。
逆潮流制御手段は、第1、第2の電圧検出手段の検出電圧に基づいて、第1〜第6のスイッチング素子を制御することにより、ブリッジ回路(20)から交流負荷(2)に流れる電流(Iac)の時間軸に対する電流値の変化を正弦波状とし、かつ交流負荷の出力電圧と電流との間の位相差を零に近づけることを特徴とする。
直流電源(3)のプラス電極とマイナス電極との間で直列接続される第7、第8のスイッチング素子(Q7、Q8)とを備え、
第7、第8のスイッチング素子の間の共通接続端子(T1)と三相交流電動機を構成するステータコイル(110)の第1の電極(110a)との間が接続され、
電力変換装置のブリッジ回路(20X)と交流負荷(5)との間を接続、或いは開放する第1のスイッチ(SW1)と、
ブリッジ回路(20X)の第3、第4のスイッチング素子の間の共通接続端子(T2)とステータコイル(110)の第2の電極(110b)との間を接続、或いは開放する第2のスイッチ(SW2)と、
ブリッジ回路(20X)の第1、第2のスイッチング素子の間の共通接続端子(T3)とステータコイル(110)の第3の電極(110c)との間を接続、或いは開放する第3のスイッチ(SW3)と、
第1、第2のスイッチング素子の間の共通接続端子(T3)とリアクトルとの間に配置される第4のスイッチ(SW4)と、
第1〜第4のスイッチを制御するスイッチ制御手段(50)と、
スイッチ逆潮流制御手段が第1〜第4のスイッチのうち第2、第3のスイッチをオンしたときに、第5、第6のスイッチング素子をオンし、かつ第1、第2、第3、第4、第7、第8のスイッチング素子をスイッチング制御して、第7、第8のスイッチング素子の間の共通接続端子(T1)、第3、第4のスイッチング素子の間の共通接続端子(T2)、第1、第2のスイッチング素子の間の共通接続端子(T3)から交流電流をステータコイルに流して三相交流電動機を駆動させるインバータ制御手段(50)とを備え、
スイッチ制御が第1〜第4のスイッチのうち第1、第4のスイッチをオンしたときに、逆潮流制御手段が第1〜第6のスイッチング素子を制御することを特徴とする。
図1に本発明の電力変換装置の第1実施形態を示す。図1に本実施形態の電力変換装置1の電気回路構成を示す。
上述の第1実施形態では、交流電源の出力電圧の絶対値|Vac|と直流負荷の両電極間の電圧VBとの大小関係に応じて、昇圧制御と降圧制御を切り替える例について説明したが、これに代えて、本第2実施形態では、昇降圧制御を常時実施する例について説明する。
(ステップS150)
まず、スイッチング素子Q3pをオフし、スイッチング素子Q2p、Q4pをオンして、スイッチング素子Q1p、Q5を同期してスイッチングさせる。すなわち、スイッチング素子Q1pのオンとスイッチング素子Q5のオンとを同一タイミングで実施し、スイッチング素子Q1pのオフとスイッチング素子Q5のオフと同一タイミングで実施する。スイッチング素子Q1p、Q5をスイッチングさせる際に、実際の電流Iacを要求電流Iac’に近づけるようにスイッチング素子Q1p、Q5のON期間とOFF期間とが設定される。
(ステップS151)
まず、スイッチング素子Q1pをオフし、スイッチング素子Q2p、Q4pをオンして、スイッチング素子Q3p、Q5を同期してスイッチングさせる。すなわち、スイッチング素子Q3pのオンとスイッチング素子Q5のオンとを同一タイミングで実施し、スイッチング素子Q3pのオフとスイッチング素子Q5のオフと同一タイミングで実施する。スイッチング素子Q3p、Q5をスイッチングさせる際に、実際の電流Iacを要求電流Iac’に近づけるようにスイッチング素子Q3p、Q5のON期間とOFF期間とが設定される。
上述の第2実施形態では、図9のステップS150(S151)の昇降圧制御において、スイッチング素子Q1p、Q5(Q3p、Q5)を同期してスイッチングさせる例について説明したが、これに代えて、スイッチング素子Q1p、Q5(Q3p、Q5)を非同期でスイッチングさせて昇降圧制御を実施する例について説明する。
(ステップS150)
まず、スイッチング素子Q3pをオフし、スイッチング素子Q2p、Q4pをオンして、スイッチング素子Q1p、Q5をスイッチングさせる。スイッチング素子Q1p、Q5のON期間とOFF期間とは、実際の電流Iacを要求電流Iac’に近づけるように設定されている。
(ステップS151)
まず、スイッチング素子Q1pをオフし、スイッチング素子Q2p、Q4pをオンして、スイッチング素子Q3p、Q5をスイッチングさせる。スイッチング素子Q3p、Q5のON期間とOFF期間とは、実際の電流Iacを要求電流Iac’に近づけるように設定されている。
上述の第1〜3実施形態では、4つのスイッチング素子からなるブリッジ回路を用いた例について説明したが、これに代えて、本実施形態では、6つのスイッチング素子からなるブリッジ回路を用いた例について説明する。
(ステップ150a)
まず、スイッチング素子Q5pをオフし、スイッチング素子Q2p、Q3p、Q6pをオンして、スイッチング素子Q1p、Q4pを同期してスイッチングさせる。すなわち、スイッチング素子Q1pのオンとスイッチング素子Q4pのオンとを同一タイミングで実施し、スイッチング素子Q1pのオフとスイッチング素子Q4pのオフと同一タイミングで実施する。
(ステップ151a)
まず、スイッチング素子Q1p、Q4pをオフし、スイッチング素子Q2p、Q3p、Q6pをオンして、スイッチング素子Q5pをスイッチングさせる。
上述の第1〜4実施形態では、交流電力を直流電力に変換する充電制御を実施する例について説明したが、これに代えて、本第5実施形態では、直流電力を交流電力に変換する逆潮流制御を実施する例について説明する。
(ステップS130a:降圧制御)
スイッチング素子Q1n、Q2n、Q4nをオンして、スイッチング素子Q3n、Q5をオフして、スイッチング素子Q6に対してスイッチング制御を実施する。
(ステップS131a:昇圧制御)
まず、スイッチング素子Q1n、Q2n、Q6をオンしてスイッチング素子Q5n、Q3nをオフして、スイッチング素子Q4nに対してスイッチング制御を実施する。
まず、スイッチング素子Q3n、Q4nをオンして、スイッチング素子Q1n、Q2n、Q5をオフして、スイッチング素子Q6に対してスイッチング制御を実施する。
まず、スイッチング素子Q3n、Q4n、Q6をオンして、スイッチング素子Q2n、Q5をオフして、スイッチング素子Q1に対してスイッチング制御を実施する。
本第6実施形態では、図21の電力変換装置1の回路構成において、スイッチング素子Q1、Q6(或いはQ3、Q6)のスイッチング制御により逆潮流制御を実施する例について説明する。
スイッチング素子Q1n、Q2nをオンしてスイッチング素子Q3n、Q5nをオフして、スイッチング素子Q4n、Q6に対してスイッチング制御を実施する。
スイッチング素子Q3n、Q4nをオンして、スイッチング素子Q1n、Q5をオフして、スイッチング素子Q2n、Q6に対してスイッチング制御を実施する。
上記第5、6実施形態では、4つのスイッチング素子から構成されるブリッジ回路を備える電力変換装置1において逆潮流制御を実施した例について説明したが、これに代えて、本第7実施形態では、6つのスイッチング素子から構成されるブリッジ回路を備える電力変換装置1において逆潮流制御を実施する例について説明する。
まず、スイッチング素子Q5nをオフし、スイッチング素子Q1n、Q4n、Q6nをオンして、スイッチング素子Q2n、Q3nを同期してスイッチングさせる。すなわち、スイッチング素子Q2nのオンとスイッチング素子Q3nのオンとを同一タイミングで実施し、スイッチング素子Q2nのオフとスイッチング素子Q3nのオフと同一タイミングで実施する。
(ステップS151b:昇降圧制御)
まず、スイッチング素子Q1nをオフし、スイッチング素子Q2n、Q3n、Q4n、Q5nをオンして、スイッチング素子Q6nに対してスイッチング制御を実施する。
本第8実施形態では、図16の電力変換装置1と図32の電力変換装置1とを組み合わせて三相交流電動機用制御装置6Aを構成した例について図37、図38を参照して説明する。
本第9実施形態では、図1の電力変換装置1と図21の電力変換装置1とを組み合わせて三相交流電動機用制御装置6Bを構成した例について図39、図40を参照して説明する。
上述の第9実施形態では、図39に示すように、ブリッジ回路20Yとスイッチング素子Q7、Q8とからインバータ回路を構成した例について説明したが、これに限らず、図41に示すように、ブリッジ回路20Yとスイッチング素子Q5、Q6、Q7、Q8とからインバータ回路を構成してもよい。
2 交流電源
3 直流負荷
4 バッテリ
5 交流負荷
6A 三相交流電動機用制御装置
6B 三相交流電動機用制御装置
6C 三相交流電動機用制御装置
10 ローパスフィルタ
20 ブリッジ回路
20A ブリッジ回路
20B ブリッジ回路
20C ブリッジ回路
20X ブリッジ回路
20Y ブリッジ回路
30 リアクトル
Q1p スイッチング素子
Q2p スイッチング素子
Q3p スイッチング素子
Q4p スイッチング素子
Q5 スイッチング素子
Q1n スイッチング素子
Q2n スイッチング素子
Q3n スイッチング素子
Q4n スイッチング素子
Q5n スイッチング素子
Q6n スイッチング素子
D1 ダイオード
D5 ダイオード
40 平滑コンデンサ
50 制御装置
51 電圧センサ
52 電圧センサ
53 電流センサ
Claims (24)
- 交流電源(2)と直流負荷(3)との間に配置されて第1〜第4のスイッチング素子(Q1p、Q2p、Q3p、Q4p)から構成されるブリッジ回路(20)と、
前記ブリッジ回路と前記直流負荷のプラス電極との間に配置されるリアクトル(30)と、
前記リアクトルと前記直流負荷のプラス電極との間に配置されて、前記直流負荷のプラス電極側から前記リアクトル側に電流が流れることを制限する電流制限素子(D1)と、
前記リアクトルと前記電流制限素子との間の共通接続端子と前記交流電源のマイナス電極と間に配置される第5のスイッチング素子(Q5)と、
前記第1〜第5のスイッチング素子を制御する充電制御手段(S130、S131、S132、S133、S150、S151)とを備え、
前記充電制御手段は、前記第1〜第4のスイッチング素子のうち2つのスイッチング素子と前記第5のスイッチング素子とをオンさせることにより、前記交流電源の両電極の間で前記2つのスイッチング素子、前記第5のスイッチング素子、および前記リアクトルを通して電流を流して前記リアクトルにエネルギーを蓄え、
さらに前記充電制御手段は、前記第1〜第4のスイッチング素子のうち2つのスイッチング素子をオンすることにより、前記リアクトルに蓄えられたエネルギーに基づいて、前記2つのスイッチング素子、前記電流制限素子(D1)、および前記直流負荷を通して電流を流すことを特徴とする電力変換装置。 - 前記第1のスイッチング素子(Q1p)は、前記交流電源のプラス電極と前記リアクトルとの間に配置され、
前記第2のスイッチング素子(Q2p)は、前記交流電源のマイナス電極と直流負荷のマイナス電極との間に配置され、
前記第3のスイッチング素子(Q3p)は、前記交流電源のプラス電極と直流負荷のマイナス電極との間に配置され、
前記第4のスイッチング素子(Q4p)は、前記交流電源のマイナス電極と前記リアクトルとの間に配置されていることを特徴とする請求項1に記載の電力変換装置。 - 前記交流電源のプラス電極とマイナス電極との間の電圧を検出する第1の電圧検出手段(51)と、
前記直流負荷のプラス電極とマイナス電極との間の電圧を検出する第2の電圧検出手段(52)とを備え、
前記第1の電圧検出手段の検出電圧が正電圧であって、かつ前記第1の電圧検出手段の検出電圧が前記第2の電圧検出手段の検出電圧よりも小さい場合に、前記充電制御手段(S130)が前記第1〜第5のスイッチング素子のうち前記第1、第2、第5のスイッチング素子をオンしたとき、前記交流電源のプラス電極から電流を前記第1のスイッチング素子、前記リアクトル、前記第5、第2のスイッチング素子を通して前記交流電源のマイナス電極に流し、前記充電制御手段が前記第1〜第5のスイッチング素子のうち前記第1、第2のスイッチング素子をオンしたとき、前記リアクトルに蓄えられるエネルギーに基づいて電流を前記第1のスイッチング素子、前記リアクトル、前記電流制限素子、前記直流負荷、および前記第2のスイッチング素子を通して流し、
前記第1の電圧検出手段の検出電圧が負電圧であって、かつ当該検出電圧の絶対値が前記第2の電圧検出手段の検出電圧よりも小さい場合に、前記充電制御手段(S132)が前記第1〜第5のスイッチング素子のうち前記第3、第4、第5のスイッチング素子をオンしたとき、前記交流電源のマイナス電極から電流を前記第4のスイッチング素子、前記リアクトル、前記第5、第3のスイッチング素子を通して前記交流電源のプラス電極に流し、前記充電制御手段が前記第1〜第5のスイッチング素子のうち前記第3、第4のスイッチング素子をオンしたとき、前記リアクトルに蓄えられるエネルギーに基づいて前記第4のスイッチング素子、前記リアクトル、前記電流制限素子、前記直流負荷、および前記第3のスイッチング素子を通して電流を流し、
前記第1の電圧検出手段の検出電圧が正電圧であって、かつ前記第1の電圧検出手段の検出電圧が前記第2の電圧検出手段の検出電圧よりも大きい場合に、前記充電制御手段(S131)が前記第1〜第5のスイッチング素子のうち前記第1、第2スイッチング素子をオンしたとき、前記交流電源のプラス電極から電流を前記第1のスイッチング素子、前記リアクトル、前記電流制限素子、前記直流負荷、および前記第2のスイッチング素子を通して前記交流電源のマイナス電極に流し、前記充電制御手段(S131)が前記第1〜第5のスイッチング素子のうち前記第2、第4のスイッチング素子をオンしたとき、前記リアクトルに蓄えられるエネルギーに基づいて前記リアクトル、前記電流制限素子、前記直流負荷、および前記第2、第4のスイッチング素子を通して電流を流し、
前記第1の電圧検出手段の検出電圧が負電圧であって、かつ前記第1の電圧検出手段の検出電圧の絶対値が前記第2の電圧検出手段の検出電圧よりも大きい場合に、前記充電制御手段(S133)が前記第1〜第5のスイッチング素子のうち前記第3、第4のスイッチング素子をオンしたとき、前記交流電源のマイナス電極から電流を前記第4のスイッチング素子、前記リアクトル、前記電流制限素子、前記直流負荷、および前記第3のスイッチング素子を通して前記交流電源のプラス電極に流し、前記充電制御手段(S133)が前記第1〜第5のスイッチング素子のうち前記第1、第3のスイッチング素子をオンしたとき、前記リアクトルに蓄えられるエネルギーに基づいて前記リアクトル、前記電流制限素子、前記直流負荷、および前記第3、第1のスイッチング素子を通して電流を流すようになっていることを特徴とする請求項2に記載の電力変換装置。 - 前記充電制御手段は、前記第1、第2の電圧検出手段の検出電圧に基づいて、前記第1〜第5のスイッチング素子を制御することにより、前記交流電源(2)から前記ブリッジ回路(20)に流れる電流(Iac)の時間軸に対する電流値の変化を正弦波状とし、かつ前記交流電源の出力電圧と前記電流との間の位相差を零に近づけることを特徴とする請求項3に記載の電力変換装置。
- 前記交流電源のプラス電極とマイナス電極との間の電圧を検出する第1の電圧検出手段(51)備え、
前記第1の電圧検出手段の検出電圧が正電圧である場合に、前記充電制御手段(S150)が前記第1〜第5のスイッチング素子のうち前記第1、第2、第5のスイッチング素子をオンして、前記交流電源のプラス電極から電流を前記第1のスイッチング素子、前記リアクトル、前記第5、第2のスイッチング素子を通して前記交流電源のマイナス電極に流し、前記充電制御手段(S150)が前記第1〜第5のスイッチング素子のうち前記第2、第4のスイッチング素子をオンして、前記リアクトルに蓄えられるエネルギーに基づいて前記リアクトル、前記電流制限素子(D1)、前記直流負荷、および前記第2、第4のスイッチング素子を通して電流を流し、
前記第1の電圧検出手段の検出電圧が負電圧である場合に、前記充電制御手段(S151)が前記第1〜第5のスイッチング素子のうち前記第3、第4、第5のスイッチング素子をオンして、前記交流電源のマイナス電極から電流を前記第4のスイッチング素子、前記リアクトル、前記第5、第3のスイッチング素子を通して前記交流電源のプラス電極に流し、前記充電制御手段(S151)が前記第1〜第5のスイッチング素子のうち前記第2、第4のスイッチング素子をオンして、前記リアクトルに蓄えられるエネルギーに基づいて前記第4のスイッチング素子、前記リアクトル、前記電流制限素子(D1)、前記直流負荷、および前記第2のスイッチング素子を通して電流を流すようになっていることを特徴とする請求項2記載の電力変換装置。 - 前記交流電源のプラス電極とマイナス電極との間の電圧を検出する第1の電圧検出手段(51)を備え、
前記第1の電圧検出手段の検出電圧が正電圧である場合において、前記充電制御手段(S150)が前記第1〜第5のスイッチング素子のうち前記第1、第2、第5のスイッチング素子をオンして、前記交流電源のプラス電極から電流を前記第1のスイッチング素子、前記リアクトル、前記第5、第2のスイッチング素子を通して前記交流電源のマイナス電極に流し、前記充電制御手段(S150)が前記第1〜第5のスイッチング素子のうち前記第2、第4のスイッチング素子をオンして、前記リアクトルに蓄えられるエネルギーに基づいて前記リアクトル、前記電流制限素子(D1)、前記直流負荷、および前記第2、第4のスイッチング素子を通して電流を流し、前記充電制御手段(S150)が前記第1〜第5のスイッチング素子のうち前記第2、第4、第5のスイッチング素子をオンして、前記リアクトルに蓄えられるエネルギーに基づいて前記リアクトル、および前記第5、第2、第4のスイッチング素子を通して電流を流し、
前記第1の電圧検出手段の検出電圧が負電圧である場合において、前記充電制御手段(S151)が前記第1〜第5のスイッチング素子のうち前記第3、第4、第5のスイッチング素子をオンして、前記交流電源のマイナス電極から電流を前記第4のスイッチング素子、前記リアクトル、前記第5、第3のスイッチング素子を通して前記交流電源のプラス電極に流し、前記充電制御手段(S151)が前記第1〜第5のスイッチング素子のうち前記第2、第4のスイッチング素子をオンして、前記リアクトルに蓄えられるエネルギーに基づいて前記第4のスイッチング素子、前記リアクトル、前記電流制限素子(D1)、前記直流負荷、および前記第2のスイッチング素子を通して電流を流し、前記充電制御手段(S151)が前記第1〜第5のスイッチング素子のうち前記第2、第4、第5のスイッチング素子をオンして、前記リアクトルに蓄えられるエネルギーに基づいて前記第4のスイッチング素子、前記リアクトル、前記第5、第2のスイッチング素子を通して電流を流すことを特徴とする請求項2記載の電力変換装置。 - 前記交流電源のプラス電極とマイナス電極との間の電圧を検出する第1の電圧検出手段(51)を備え、
前記第1の電圧検出手段の検出電圧が正電圧である場合において、前記充電制御手段(S150)が前記第1〜第5のスイッチング素子のうち前記第1、第2、第5のスイッチング素子をオンして、前記交流電源のプラス電極から電流を前記第1のスイッチング素子、前記リアクトル、前記第5、第2のスイッチング素子を通して前記交流電源のマイナス電極に流し、前記充電制御手段(S150)が前記第1〜第5のスイッチング素子のうち前記第2、第4のスイッチング素子をオンして、前記リアクトルに蓄えられるエネルギーに基づいて前記リアクトル、前記電流制限素子(D1)、前記直流負荷、および前記第2、第4のスイッチング素子を通して電流を流し、前記充電制御手段(S150)が前記第1〜第5のスイッチング素子のうち前記第2、第4、第5のスイッチング素子をオンして、前記リアクトルに蓄えられるエネルギーに基づいて前記リアクトル、および前記第5、第2、第4のスイッチング素子を通して電流を流し、
前記第1の電圧検出手段の検出電圧が負電圧である場合において、前記充電制御手段(S151)が前記第1〜第5のスイッチング素子のうち前記第3、第4、第5のスイッチング素子をオンして、前記交流電源のマイナス電極から電流を前記第4のスイッチング素子、前記リアクトル、前記第5、第3のスイッチング素子を通して前記交流電源のプラス電極に流し、前記充電制御手段(S151)が前記第1〜第5のスイッチング素子のうち前記第1、第3のスイッチング素子をオンして、前記リアクトルに蓄えられるエネルギーに基づいて前記第1のスイッチング素子、前記リアクトル、前記電流制限素子(D1)、前記直流負荷、および前記第3のスイッチング素子を通して電流を流し、前記充電制御手段(S151)が前記第1〜第5のスイッチング素子のうち前記第1、第3、第5のスイッチング素子をオンして、前記リアクトルに蓄えられるエネルギーに基づいて前記第1のスイッチング素子、前記リアクトル、前記第5、第3のスイッチング素子を通して電流を流すことを特徴とする請求項2記載の電力変換装置。 - 前記直流負荷のプラス電極とマイナス電極との間の電圧を検出する第2の電圧検出手段(52)を備え、
前記充電制御手段は、前記第1、第2の電圧検出手段の検出電圧に基づいて、前記第1〜第5のスイッチング素子を制御することにより、前記交流電源(2)から前記ブリッジ回路(20)に流れる電流(Iac)の時間軸に対する電流値の変化を正弦波状とし、かつ前記交流電源の出力電圧と前記電流との間の位相差を零に近づけることを特徴とする請求項5ないし7のいずれか1つに記載の電力変換装置。 - 請求項2ないし8のいずれか1つに記載の電力変換装置(1)と、
前記電力変換装置の直流負荷(3)のプラス電極とマイナス電極との間に直列接続される第7、8のスイッチング素子(Q7、Q8)とを備え、
前記第7、8のスイッチング素子(Q7、Q8)のうち前記直流負荷のプラス電極側の前記第7のスイッチング素子(Q7)が前記電流制限素子を構成し、
前記第7、8のスイッチング素子の間の共通接続端子(T1)と三相交流電動機を構成するステータコイル(110)の第1の電極(110a)との間が接続され、
前記電力変換装置のブリッジ回路と交流電源(2)との間を接続、或いは開放する第1のスイッチ(SW1)と、
前記電力変換装置の第2、4のスイッチング素子(Q2p、Q4p)の間の共通接続素子(T2)と前記ステータコイルの第2の電極(110b)との間を接続、或いは開放する第2のスイッチ(SW2)と、
前記電力変換装置の第1、第3のスイッチング素子(Q1p、Q3p)の間の共通接続素子(T3)と前記ステータコイルの第3の電極(110c)との間を接続、或いは開放する第3のスイッチ(SW3)と、
前記第1、第4のスイッチング素子の間の共通接続素子(T4)と前記直流負荷のプラス電極との間に配置される第4のスイッチ(SW4)と、
前記第1、第4のスイッチング素子の間の共通接続素子(T4)と前記リアクトルとの間に配置される第5のスイッチ(SW5)と、
前記第1〜第5のスイッチを制御するスイッチ制御手段(50)と、
前記スイッチ充電制御手段が前記第1〜第5のスイッチのうち前記第2、第3、第4のスイッチをオンしたときに、前記第1、第2、第3、第4、第7、第8のスイッチング素子を制御して、前記第1、第3のスイッチング素子の間の共通接続端子(T3)、前記第2、第4のスイッチング素子の間の共通接続端子(T2)、および前記第7、第8のスイッチング素子の共通接続端子(T1)から交流電流をステータコイルに流して前記三相交流電動機を駆動させるインバータ制御手段(50)とを備え、
前記スイッチ制御手段が前記第1〜第5のスイッチのうち前記第1、第5のスイッチをオンしたときに、前記充電制御手段が前記第1〜第4のスイッチング素子を制御することを特徴とする電動機用制御装置。 - 交流電源(2)と直流負荷(3)との間に配置されて、前記交流電源の両電極間で直列接続される第1、第2のスイッチング素子(Q1p、Q2p)と前記直流負荷の両電極間で直列接続される第3、第4のスイッチング素子(Q3p、Q4p)とを備えるブリッジ回路(20A)を備え、
前記第1、第2のスイッチング素子のうち前記交流電源のプラス電極側の第1のスイッチング素子(Q1p)と、前記第3、第4のスイッチング素子のうち前記直流負荷のプラス電極側の第3のスイッチング素子(Q3p)との間には、第5のスイッチング素子(Q5p)が配置されており、
前記第1、第2のスイッチング素子のうち前記交流電源のマイナス電極側の第2のスイッチング素子(Q2p)と前記第3、第4のスイッチング素子のうち前記交流負荷のマイナス電極側の第4のスイッチング素子(Q4p)との間には、第6のスイッチング素子(Q6p)が配置されており、
前記第1、第2のスイッチング素子の共通接続端子と前記第3、第4のスイッチング素子の共通接続端子との間に配置されるリアクトル(30)と、
前記第1〜第6のスイッチング素子を制御する充電制御手段(S150a、S151a)と、を備え、
前記充電制御手段が前記第1〜第6のスイッチング素子のうち3つのスイッチング素子をオンさせることにより、前記交流電源の両電極の間で前記リアクトルおよび前記3つのスイッチング素子を通して電流を流し、さらに前記充電制御手段が前記第1〜第6のスイッチング素子のうち3つのスイッチング素子をオンさせることにより、前記リアクトルと前記直流負荷との間で前記3つのスイッチング素子を通して電流を流すことを特徴とする電力変換装置。 - 前記交流電源のプラス電極とマイナス電極との間の電圧を検出する第1の電圧検出手段(51)を備え、
前記第1の電圧検出手段の検出電圧が正電圧であるときに、前記充電制御手段(150a)が前記第1〜第6のスイッチング素子のうち第1、第4、第6のスイッチング素子をオンして、前記交流電源のプラス電極から電流を前記第1のスイッチング素子、前記リアクトル、前記第4、第6のスイッチング素子を通して前記交流電源のマイナス電極に流し、前記充電制御手段(150a)が前記第2、第3、第6のスイッチング素子をオンして、前記リアクトルと前記直流負荷との間で前記リアクトルに蓄えられたエネルギーに基づいて電流を前記第3のスイッチング素子および前記第6、第2のスイッチング素子を通して流し、
前記第1の電圧検出手段の検出電圧が負電圧であるときに、前記充電制御手段(151a)が前記第1〜第6のスイッチング素子のうち前記第2、第3、第5のスイッチング素子をオンして、前記交流電源のマイナス電極から電流を前記第2のスイッチング素子、前記リアクトル、前記第3、第5のスイッチング素子を通して前記交流電源のプラス電極に流し、前記充電制御手段(151a)が前記第2、第3、第6のスイッチング素子をオンして、前記リアクトルと前記直流負荷との間で前記リアクトルに蓄えられたエネルギーに基づいて電流を前記第3、第6、第2のスイッチング素子を通して流すことを特徴とする請求項10に記載の電力変換装置。 - 前記直流負荷のプラス電極とマイナス電極との間の電圧を検出する第2の電圧検出手段(52)を備え、
前記充電制御手段は、前記第1、第2の電圧検出手段の検出電圧に基づいて、前記第1〜第5のスイッチング素子を制御することにより、前記交流電源(2)から前記ブリッジ回路(20)に流れる電流(Iac)の時間軸に対する電流値の変化を正弦波状とし、かつ前記交流電源の出力電圧と前記電流との間の位相差を零に近づけることを特徴とする請求項11に記載の電力変換装置。 - 請求項10ないし12のうちいずれか1つに記載の電力変換装置(1)と、
前記直流負荷のプラス電極とマイナス電極との間で直列接続される第7、第8のスイッチング素子(Q7、Q8)とを備え、
前記第7、第8のスイッチング素子の間の共通接続端子(T1)と三相交流電動機を構成するステータコイル(110)の第1の電極(110a)との間が接続され、
前記電力変換装置のブリッジ回路(20X)と交流電源(2)との間を接続、或いは開放する第1のスイッチ(SW1)と、
前記ブリッジ回路(20X)の第3、第4のスイッチング素子の間の共通接続端子(T2)と前記ステータコイル(110)の第2の電極(110b)との間を接続、或いは開放する第2のスイッチ(SW2)と、
前記ブリッジ回路(20X)の第1、第2のスイッチング素子の間の共通接続端子(T3)と前記ステータコイル(110)の第3の電極(110c)との間を接続、或いは開放する第3のスイッチ(SW3)と、
前記第1、第2のスイッチング素子の間の共通接続端子(T3)と前記リアクトルとの間に配置される第4のスイッチ(SW4)と、
前記第1〜第4のスイッチを制御するスイッチ制御手段(50)と、
前記スイッチ充電制御手段が前記第1〜第4のスイッチのうち第2、第3のスイッチをオンしたときに、前記第5、第6のスイッチング素子をオンし、かつ前記第1、第2、第3、第4、第7、第8のスイッチング素子をスイッチング制御して、前記第7、第8のスイッチング素子の間の共通接続端子(T1)、前記第3、第4のスイッチング素子の間の共通接続端子(T2)、前記第1、第2のスイッチング素子の間の共通接続端子(T3)から交流電流を前記ステータコイルに流して前記三相交流電動機を駆動させるインバータ制御手段(50)とを備え、
前記スイッチ制御が前記第1〜第4のスイッチのうち第1、第4のスイッチをオンしたときに、前記充電制御手段が前記第1〜第6のスイッチング素子を制御することを特徴とする電動機用制御装置。 - 直流電源(4)と交流負荷(5)との間に配置されて第1〜第4のスイッチング素子(Q1n、Q2n、Q3n、Q4n)から構成されるブリッジ回路(20B)と、
前記ブリッジ回路と前記直流電源のプラス電極との間に配置されるリアクトル(30)と、
前記リアクトルと前記直流電源のプラス電極との間に配置される第6のスイッチング素子(Q6)と、
前記リアクトルと前記第6のスイッチング素子(Q6)との間の共通接続端子と前記直流電源(4)のマイナス電極との間に配置されて、前記共通接続端子側から前記直流電源(4)のマイナス電極側に電流が流れることを妨げる電流制限素子(D2)と、
前記第1〜第4のスイッチング素子および前記第6のスイッチング素子を制御する逆潮流制御手段(S130a〜S133a、150b、151b)と、を備え、
前記逆潮流制御手段は、前記第1〜第4のスイッチング素子のうち2つのスイッチング素子と前記第6のスイッチング素子とをオンさせることにより、前記直流電源の両電極の間で前記2つのスイッチング素子、前記第6のスイッチング素子、および前記リアクトルを通して電流を流して前記リアクトルにエネルギーを蓄え、
さらに前記逆潮流制御手段は、前記第1〜第4のスイッチング素子のうち2つのスイッチング素子をオンさせることにより、前記リアクトルに蓄えられたエネルギーに基づいて、前記2つのスイッチング素子、前記電流制限素子(D2)、および前記交流負荷を通して電流を流すようになっていることを特徴とする電力変換装置。 - 前記第1のスイッチング素子(Q1n)は、前記交流負荷のプラス電極と前記リアクトルとの間に配置され、
前記第2のスイッチング素子(Q2n)は、前記交流負荷のマイナス電極と直流電源のマイナス電極との間に配置され、
前記第3のスイッチング素子(Q3n)は、前記交流負荷のプラス電極と直流電源のマイナス電極との間に配置され、
前記第4のスイッチング素子(Q4n)は、前記交流負荷のマイナス電極と前記リアクトルとの間に配置されていることを特徴とする請求項14に記載の電力変換装置。 - 前記交流負荷の出力電圧を検出する第1の電圧検出手段(51)と、
前記直流電源の出力電圧を検出する第2の電圧検出手段(52)とを備え、
前記第1の電圧検出手段の検出電圧が正電圧であって、かつ前記第1の電圧検出手段の検出電圧が前記第2の電圧検出手段の検出電圧よりも小さい場合に、前記逆潮流制御手段が前記第1〜第4、第6のスイッチング素子のうち前記第1、第2、第6のスイッチング素子をオンしたとき、前記直流電源のプラス電極から電流を前記第6のスイッチング素子、前記リアクトル、前記第1のスイッチング素子、前記交流負荷、および前記第2のスイッチング素子を通して前記直流電源のマイナス電極に流し、前記逆潮流制御手段が前記第1〜第4、第6のスイッチング素子のうち前記第1、第2のスイッチング素子をオンしたとき、前記リアクトルに蓄えられるエネルギーに基づいて前記リアクトル、前記第1のスイッチング素子、前記交流負荷、前記第2のスイッチング素子、および前記電流制限素子(D2)を通して電流を流し、
前記第1の電圧検出手段の検出電圧が負電圧であって、かつ前記第1の電圧検出手段の検出電圧の絶対値が前記第2の電圧検出手段の検出電圧よりも小さい場合に、前記逆潮流制御手段が前記第1〜第4、第6のスイッチング素子のうち前記第3、第4、第6のスイッチング素子をオンしたとき、前記直流電源のプラス電極から電流を前記第6のスイッチング素子、前記リアクトル、前記第4のスイッチング素子、前記交流負荷、および前記第3のスイッチング素子を通して前記直流電源のマイナス電極に流し、前記逆潮流制御手段が前記第1〜第4、第6のスイッチング素子のうち前記第3、第4のスイッチング素子をオンしたとき、前記リアクトルに蓄えられるエネルギーに基づいて、前記リアクトル、前記第4のスイッチング素子、前記交流負荷、前記第3のスイッチング素子および前記電流制限素子(D2)を通して電流を流し、
前記第1の電圧検出手段の検出電圧が正電圧であって、かつ前記第1の電圧検出手段の検出電圧が前記第2の電圧検出手段の検出電圧よりも大きい場合に、前記逆潮流制御手段が前記第1〜第4、第6のスイッチング素子のうち前記第2、第4、第6のスイッチング素子をオンしたとき、前記直流電源のプラス電極から電流を前記第6のスイッチング素子、前記リアクトル、前記第4のスイッチング素子、および前記第2のスイッチング素子を通して前記直流電源のマイナス電極に流し、前記逆潮流制御手段が前記第1〜第4、第6のスイッチング素子のうち前記第1、第2、第6のスイッチング素子をオンしたとき、前記リアクトルに蓄えられるエネルギーに基づいて前記第6のスイッチング素子、前記リアクトル、および前記第1のスイッチング素子、前記交流負荷、前記第2のスイッチング素子、および前記直流電源(4)を通して電流を流し、
前記第1の電圧検出手段の検出電圧が負電圧であって、かつ前記第1の電圧検出手段の検出電圧の絶対値が前記第2の電圧検出手段の検出電圧よりも大きい場合に、前記逆潮流制御手段が前記第1〜第4、第6のスイッチング素子のうち前記第3、第4、第6のスイッチング素子をオンしたとき、前記直流電源のプラス電極から電流を前記第6のスイッチング素子、前記リアクトル、および前記第4、第3のスイッチング素子を通して前記直流電源のマイナス電極に流し、前記逆潮流制御手段が前記第1〜第4、第6のスイッチング素子のうち前記第1、第3、第6のスイッチング素子をオンしたとき、前記リアクトルに蓄えられるエネルギーに基づいて前記第6のスイッチング素子、前記リアクトル、前記第1のスイッチング素子、前記直流負荷、および前記第3のスイッチング素子を通して前記直流電源に電流を流すようになっていることを特徴とする請求項15に記載の電力変換装置。 - 前記逆潮流制御手段は、前記第1、第2の電圧検出手段の検出電圧に基づいて、前記第1〜第4、第6のスイッチング素子を制御することにより、前記ブリッジ回路(20)から前記交流負荷(5)に流れる電流(Iac)の時間軸に対する電流値の変化を正弦波状とし、かつ前記交流負荷の両電極間電圧と前記電流との間の位相差を零に近づけるようになっていることを特徴とする請求項16に記載の電力変換装置。
- 前記交流負荷の出力電圧を検出する第1の電圧検出手段(51)を備え、
前記第1の電圧検出手段の検出電圧が正電圧である場合において、前記逆潮流制御手段が前記第1〜第4、第6のスイッチング素子のうち前記第2、第4、第6のスイッチング素子をオンしたとき、前記直流電源のプラス電極から電流を前記第6のスイッチング素子、前記リアクトル、および前記第2、4のスイッチング素子を通して前記直流電源のマイナス電極に流し、前記逆潮流制御手段が前記第1〜第4、第6のスイッチング素子のうち前記第1、第2のスイッチング素子をオンしたとき、前記リアクトルに蓄えられるエネルギーに基づいて前記リアクトル、前記第1のスイッチング素子、前記交流負荷、前記第2のスイッチング素子、および前記電流制限素子(D2)を通して電流を流し、前記逆潮流制御手段が前記第1〜第4、第6のスイッチング素子のうち前記第2、第4のスイッチング素子をオンしたとき、前記リアクトルに蓄えられるエネルギーに基づいて前記リアクトル、前記第4のスイッチング素子、前記交流負荷、前記第2のスイッチング素子、および前記電流制限素子(D2)を通して電流を流し、
前記第1の電圧検出手段の検出電圧が負電圧である場合において、前記逆潮流制御手段が前記第1〜第4、第6のスイッチング素子のうち前記第2、第4、第6のスイッチング素子をオンしたとき、前記直流電源のプラス電極から電流を前記第6のスイッチング素子、前記リアクトル、前記第4のスイッチング素子、前記交流負荷、および前記第2のスイッチング素子を通して前記直流電源のマイナス電極に流し、前記逆潮流制御手段が前記第1〜第4、第6のスイッチング素子のうち前記第3、第4のスイッチング素子をオンしたとき、前記リアクトルに蓄えられるエネルギーに基づいて、前記リアクトル、前記第4のスイッチング素子、前記交流負荷、前記第3のスイッチング素子、および前記電流制限素子(D2)を通して電流を流し、前記逆潮流制御手段が前記第1〜第4、第6のスイッチング素子のうち前記第2、第4のスイッチング素子をオンしたとき、前記リアクトルに蓄えられるエネルギーに基づいて、前記リアクトル、前記第4のスイッチング素子、前記交流負荷、前記第2のスイッチング素子、および前記電流制限素子(D2)を通して電流を流すようになっていることを特徴とする請求項15に記載の電力変換装置。 - 前記直流電源の出力電圧を検出する第2の電圧検出手段(52)を備え、
前記逆潮流制御手段は、前記第1、第2の電圧検出手段の検出電圧に基づいて、前記第1〜第4、第6のスイッチング素子を制御することにより、前記ブリッジ回路(20)から前記交流負荷(5)に流れる電流(Iac)の時間軸に対する電流値の変化を正弦波状とし、かつ前記交流負荷の両電極間電圧と前記電流との間の位相差を零に近づけるようになっていることを特徴とする請求項18に記載の電力変換装置。 - 請求項16ないし19のいずれか1つに記載の電力変換装置(1)と、
前記電力変換装置の直流電源(3)のプラス電極とマイナス電極との間に直列接続される第7、8のスイッチング素子(Q7、Q8)とを備え、
前記第7、8のスイッチング素子(Q7、Q8)のうち前記直流電源のマイナス電極側の前記第8のスイッチング素子(Q7)が前記電流制限素子を構成し、
前記第7、8のスイッチング素子の間の共通接続端子(T1)と三相交流電動機を構成するステータコイル(110)の第1の電極(110a)との間が接続され、
前記電力変換装置のブリッジ回路と交流負荷(5)との間を接続、或いは開放する第1のスイッチ(SW1)と、
前記電力変換装置の第2、4のスイッチング素子(Q2n、Q4n)の間の共通接続素子(T2)と前記ステータコイルの第2の電極(110b)との間を接続、或いは開放する第2のスイッチ(SW2)と、
前記電力変換装置の第1、第3のスイッチング素子(Q1n、Q3n)の間の共通接続素子(T3)と前記ステータコイルの第3の電極(110c)との間を接続、或いは開放する第3のスイッチ(SW3)と、
前記第1、第4のスイッチング素子の間の共通接続素子(T4)と前記直流負荷のプラス電極との間に配置される第4のスイッチ(SW4)と、
前記第1、第4のスイッチング素子の間の共通接続素子(T4)と前記リアクトルとの間に配置される第5のスイッチ(SW5)と、
前記第1〜第5のスイッチを制御するスイッチ制御手段(50)と、
前記スイッチ充電制御手段が前記第1〜第5のスイッチのうち前記第2、第3、第4のスイッチをオンしたときに、前記第1、第2、第3、第4、第7、第8のスイッチング素子を制御して、前記第1、第3のスイッチング素子の間の共通接続端子(T3)、前記第2、第4のスイッチング素子の間の共通接続端子(T2)、および前記第7、第8のスイッチング素子の間の共通接続端子(T1)から交流電流をステータコイルに流して前記三相交流電動機を駆動させるインバータ制御手段(50)とを備え、
前記スイッチ制御手段が前記第1〜第5のスイッチのうち前記第1、第5のスイッチをオンしたときに、前記逆潮流制御手段が前記第1〜第4、第6のスイッチング素子を制御することを特徴とする電動機用制御装置。 - 直流電源(4)と交流負荷(5)との間に配置されて、前記交流負荷の両電極間で直列接続される第1、第2のスイッチング素子(Q1n、Q2n)と前記直流電源(4)の両電極間で直列接続される第3、第4のスイッチング素子(Q3n、Q4n)とを備えるブリッジ回路(20C)を備え、
前記第1、第2のスイッチング素子のうち前記交流負荷のプラス電極側の第1のスイッチング素子(Q1n)と、前記第3、第4のスイッチング素子のうち前記直流電源のプラス電極側の第3のスイッチング素子(Q3n)との間には、第5のスイッチング素子(Q5n)が配置されており、
前記第1、第2のスイッチング素子のうち前記交流負荷のマイナス電極側の第2のスイッチング素子(Q2n)と前記第3、第4のスイッチング素子のうち前記直流電源のマイナス電極側の第4のスイッチング素子(Q4n)との間には、第6のスイッチング素子(Q6n)が配置されており、
前記第1、第2のスイッチング素子の間の共通接続端子と前記第3、第4のスイッチング素子の間の共通接続端子との間に配置されるリアクトル(30)と、
前記第1〜第6のスイッチング素子を制御する逆潮流制御手段(S150b、S151b)と、を備え、
前記逆潮流制御手段が前記第1〜第6のスイッチング素子のうち3つのスイッチング素子をオンさせることにより、前記直流電源の両電極の間で前記リアクトルおよび前記3つのスイッチング素子を通して電流を流し、さらに前記逆潮流制御手段が前記第1〜第6のスイッチング素子のうち3つのスイッチング素子をオンさせることにより、前記リアクトルと前記交流負荷との間で前記3つのスイッチング素子を通して電流を流すようになっていることを特徴とする電力変換装置。 - 前記交流負荷のプラス電極とマイナス電極との間の電圧を検出する第1の電圧検出手段(51)を備え、
前記第1の電圧検出手段の検出電圧が正電圧である場合において、前記逆潮流制御手段(150b)が前記第1〜第6のスイッチング素子のうち第2、第3、第6のスイッチング素子をオンして、前記直流電源のプラス電極から電流を前記第3のスイッチング素子、前記リアクトル、前記第2、第6のスイッチング素子を通して前記直流電源のマイナス電極に流し、前記逆潮流制御手段(150b)が前記第1〜第6のスイッチング素子のうち前記第1、第4、第6のスイッチング素子をオンして、前記リアクトルと前記交流負荷との間で前記第1、第4、第6のスイッチング素子を通して電流を流し、
前記第1の電圧検出手段の検出電圧が負電圧である場合において、前記逆潮流制御手段(151b)が前記第1〜第6のスイッチング素子のうち前記第2、第3、第6のスイッチング素子をオンして、前記直流電源のプラス電極から電流を前記第3のスイッチング素子、前記リアクトル、前記第2、第6のスイッチング素子を通して前記直流電源のマイナス電極に流し、前記逆潮流制御手段(151b)が前記第1〜第6のスイッチング素子のうち前記第2、第3、第5のスイッチング素子をオンして、前記リアクトルと前記交流負荷との間で前記第2、第6、第5のスイッチング素子を通して電流を流すようになっていることを特徴とする請求項21に記載の電力変換装置。 - 前記直流負荷のプラス電極とマイナス電極との間の電圧を検出する第2の電圧検出手段(52)を備え、
前記逆潮流制御手段は、前記第1、第2の電圧検出手段の検出電圧に基づいて、前記第1〜第6のスイッチング素子を制御することにより、前記ブリッジ回路(20)から前記交流負荷(2)に流れる電流(Iac)の時間軸に対する電流値の変化を正弦波状とし、かつ前記交流負荷の出力電圧と前記電流との間の位相差を零に近づけることを特徴とする請求項21に記載の電力変換装置。 - 請求項21ないし23のいずれか1つに記載の電力変換装置(1)と、
前記直流電源(3)のプラス電極とマイナス電極との間で直列接続される第7、第8のスイッチング素子(Q7、Q8)とを備え、
前記第7、第8のスイッチング素子の間の共通接続端子(T1)と三相交流電動機を構成するステータコイル(110)の第1の電極(110a)との間が接続され、
前記電力変換装置のブリッジ回路(20X)と交流負荷(5)との間を接続、或いは開放する第1のスイッチ(SW1)と、
前記ブリッジ回路(20X)の第3、第4のスイッチング素子の間の共通接続端子(T2)と前記ステータコイル(110)の第2の電極(110b)との間を接続、或いは開放する第2のスイッチ(SW2)と、
前記ブリッジ回路(20X)の第1、第2のスイッチング素子の間の共通接続端子(T3)と前記ステータコイル(110)の第3の電極(110c)との間を接続、或いは開放する第3のスイッチ(SW3)と、
前記第1、第2のスイッチング素子の間の共通接続端子(T3)と前記リアクトルとの間に配置される第4のスイッチ(SW4)と、
前記第1〜第4のスイッチを制御するスイッチ制御手段(50)と、
前記スイッチ逆潮流制御手段が前記第1〜第4のスイッチのうち第2、第3のスイッチをオンしたときに、前記第5、第6のスイッチング素子をオンし、かつ前記第1、第2、第3、第4、第7、第8のスイッチング素子をスイッチング制御して、前記第7、第8のスイッチング素子の間の共通接続端子(T1)、前記第3、第4のスイッチング素子の間の共通接続端子(T2)、前記第1、第2のスイッチング素子の間の共通接続端子(T3)から交流電流を前記ステータコイルに流して前記三相交流電動機を駆動させるインバータ制御手段(50)とを備え、
前記スイッチ制御が前記第1〜第4のスイッチのうち第1、第4のスイッチをオンしたときに、前記逆潮流制御手段が前記第1〜第6のスイッチング素子を制御することを特徴とする電動機用制御装置。
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