JP2012213325A - 螺子体取付部の構造及び配線器具取付体 - Google Patents

螺子体取付部の構造及び配線器具取付体 Download PDF

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Abstract

【課題】螺子体の螺子体取付部への取付作業を容易にすることができるとともに、螺子体の螺子体取付部からの抜け規制力を向上させることができる螺子体取付部の構造、及び該螺子体取付部を備えた配線器具取付体を提供する。
【解決手段】配線用ボックスの螺子体取付部20内に収容される螺子体係止部材40の基板41にはビス18が挿入される挿通孔が形成されている。基板41には、ビス18の軸部18bに係止してビス18の螺子体取付部20からの反挿入方向への抜け出しを規制する係止爪42が一対形成されている。基板41は、挿入孔にビス18が挿入されたとき係止爪42の先端同士の間隔を広げるために撓み変形可能に形成されている。螺子体取付部20には、挿入孔へのビス18の挿入に伴う基板41全体の撓み変形を許容する第1及び第2収容空間31,32が形成され、係止爪42が移動する第2収容空間32が形成されている。
【選択図】図5

Description

本発明は、枠状又は箱状をなす配線器具取付体に対し螺子体により配線器具を取り付けるために配線器具取付体に設けられ、螺子体が挿通可能な挿通孔が前面に形成されるとともに螺子体の軸部に係止する板状の螺子体係止部材が内部に収容された螺子体取付部の構造、及び該螺子体取付部を備えた配線器具取付体に関する。
従来より、建物の壁面に配線器具を設置するため、壁裏には配線用ボックス(配線器具取付体)が設置されている。そして、配線用ボックスのボス部(螺子体取付部)に収容されたナットに配線器具固定用のビス(螺子体)を螺合することにより、配線器具が壁面に設置される。しかし、ビスによる螺合作業は、ビスをドライバーで回転させて締め込んでいかなければならず、大変面倒でかつ時間のかかるものであった。そこで、ナットの替わりにボス部に薄板の金属板よりなる部材を収容してなる配線用ボックスが提案されている(特許文献1及び特許文献2参照)。
特許文献1の配線用ボックスは、内部空間を囲む周壁と、その周壁の内面側に位置する一対のボス部とを備える。ボス部は、配線器具を取り付けるためのビスが挿入される挿入孔を有するとともに、ボス部には、弾性係合片と受面とが設けられている。弾性係合片は、挿入孔に対して内部空間側とは反対側となる外方側に位置して、挿入孔に向かって延設され、先端が、挿入孔に挿入されたビス軸部に係合する。一方、受面は、挿入孔に対して内部空間側となる内方側に位置して、弾性係合片により押し付けられるビス軸部を受けるものである。
そして、配線器具を配線用ボックスに取り付ける際、挿入孔へのビス軸部の挿入に対して弾性係合片は、ビス軸部の挿入方向へ傾斜するように弾性変形することで、ビス軸部の挿入方向への移動を許容する。ビスの挿入を終えると弾性係合片の先端がビス軸部と係合し、配線器具が配線用ボックスに取り付けられる。一方、挿入孔からのビス軸部の抜けに対しては、ビス軸部と係合した弾性係合片が、ビス軸部の抜け方向へ弾性変形しようとして、ビス軸部を受面に押し付けることにより、弾性係合片の抜け方向への弾性変形を困難にして、ビス軸部の抜け方向への移動を阻止する。
また、特許文献2の配線用ボックスは、前面に開口を有するボックス本体と、そのボックス本体に配線器具を前方側からビスを用いて取付固定するための固定部とを備える。この固定部は、相対向する第1係合片と第2係合片とを有する。それら第1及び第2係合片には、それぞれビスのねじ山と係合する係合部が設けられている。また、第1及び第2係合片は、弾性変形可能で、相対的に、第1係合片のばね定数が大で、第2係合片のばね定数が小となるように形成されている。
そして、配線器具を配線用ボックスに取り付ける際、固定部に、前方側からビスを押し込むように押圧する。すると、第1及び第2係合片に設けられた係合部がビスの軸部に押圧され、第2係合片、あるいは、第1及び第2係合片が弾性変形して、各係合部は軸部から離脱し、軸部は固定部へ進入する。そして、ビスの押し込みを終えると、係合部はビスの軸部と係合し、配線器具は配線用ボックスに取付固定される。
特開2006−177377号公報 特開2005−12877号公報
ところが、特許文献1の配線用ボックスにおいて、挿入孔へのビス軸部の挿入を容易とするために弾性係合片の弾性力を弱くすると、弾性係合片がビス軸部に係合した状態からのビス軸部の抜けへの規制力が弱くなり好ましくない。逆に、ビス軸部の抜けへの規制力を強くするために弾性係合片の弾性力を強くすると、挿入孔へのビス軸部の挿入の際の弾性係合片による抵抗が大きくなり、ビスのボス部への取付作業が困難になり好ましくない。また、特許文献2の配線用ボックスにおいても、固定部へのビスの挿入を容易とするために第1及び第2係合片の弾性力を弱くすると、第1及び第2係合片の係合部がビスの軸部に係合した状態からの抜けへの規制力が弱くなり好ましくない。逆に、ビスの抜けへの規制力を強くするために第1及び第2係合片の弾性力を強くすると、固定部へのビスの挿入の際の各係合片による抵抗が大きくなり、ビスの固定部への取付作業が困難になり好ましくない。
本発明は、螺子体の螺子体取付部への取付作業を容易にすることができるとともに、螺子体の螺子体取付部からの抜け規制力を向上させることができる螺子体取付部の構造、及び該螺子体取付部を備えた配線器具取付体を提供することにある。
上記問題点を解決するために、請求項1に記載の発明は、枠状又は箱状をなす配線器具取付体に対し螺子体により配線器具を取り付けるために前記配線器具取付体に設けられ、前記螺子体が挿通可能な挿通孔が前面に形成されるとともに該螺子体の軸部に係止する板状の螺子体係止部材が内部に収容された螺子体取付部の構造であって、前記螺子体係止部材の基板には前記螺子体が挿入される挿入孔が形成されるとともに、前記挿通孔から前記螺子体取付部内へ挿入された前記軸部に係止して前記螺子体の螺子体取付部からの反挿入方向への抜け出しを規制すべく先端同士が互いに対向し、かつ前記螺子体の挿入方向に向かうように前記基板から延びる係止爪が少なくとも一対形成され、さらに、前記基板は前記螺子体が前記挿入孔に挿入されたときに前記係止爪の先端同士の間隔を広げるために撓み変形可能に形成されており、前記螺子体取付部には、前記螺子体係止部材の挿入孔が前記挿通孔に臨むように該螺子体係止部材を支持して収容する収容空間が形成されるとともに、前記挿入孔への前記螺子体の挿入の際に前記係止爪が移動する係止爪移動空間と、前記螺子体の挿入に伴い前記基板の撓み変形を許容する基板変形許容空間とが設けられていることを要旨とする。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の螺子体取付部の構造において、前記収容空間は、前記螺子体取付部への前記螺子体の挿入方向に沿って手前側が幅広く、かつ奥側が幅狭に形成されるとともに、前記幅狭に形成された空間により前記基板変形許容空間及び係止爪移動空間が形成され、前記螺子体取付部の内面において、前記幅広の空間と幅狭の空間の境界に位置する段差によって、前記基板における前記係止爪の基端側となる両端側が支持されていることを要旨とする。
請求項3に記載の発明は、請求項2に記載の螺子体取付部の構造において、前記幅広に形成された空間も前記基板変形許容空間を形成していることを要旨とする。
請求項4に記載の発明は、請求項2又は請求項3に記載の螺子体取付部の構造において、前記幅狭に形成された空間における前記螺子体の挿入方向に沿った開口幅は、前記基板が前記段差に支持された状態で、前記挿入孔への前記螺子体の挿入に伴う前記基板の撓み変形、及び前記係止爪の移動を許容する長さに設定されていることを要旨とする。
請求項5に記載の発明は、請求項1〜請求項4のうちいずれか一項に記載の螺子体取付部の構造において、前記収容空間を形成する螺子体取付部の内面には、前記螺子体を前記螺子体係止部材に螺進させたとき、前記基板における前記螺子体の挿入方向手前側の面に当接する当接面が形成されていることを要旨とする。
請求項6に記載の発明は、請求項5に記載の螺子体取付部の構造において、前記当接面は、前記基板における前記螺子体の挿入方向手前側の面全体に当接することを要旨とする。
請求項7に記載の発明は、請求項1〜請求項6のうちいずれか一項に記載の螺子体取付部の構造において、前記螺子体係止部材は、前記挿入孔が、前記基板における前記係止爪の基端側に位置する両端よりも前記螺子体の挿入方向奥側に位置するように湾曲した状態で前記収容空間内に収容され、前記収容空間を形成する螺子体取付部の内面には、前記螺子体を前記螺子体係止部材に螺進させたとき、前記基板の両端よりも前記挿入方向奥側で、前記係止爪における前記螺子体の挿入方向手前側の面に当接する規制突部が形成されていることを要旨とする。
請求項8に記載の発明は、請求項1〜請求項7のうちいずれか一項に記載の螺子体取付部の構造において、前記収容空間を形成する螺子体取付部の内面には、前記螺子体係止部材の挿入孔と、前記螺子体取付部の挿通孔とを合致させるため、前記基板における前記係止爪の基端側に位置する両端に形成された折り曲げ部が係止する係止孔が凹設されていることを要旨とする。
請求項9に記載の発明は、請求項1に記載の螺子体取付部の構造において、前記基板変形許容空間は、前記基板における前記係止爪の基端側に位置する両端側よりも前記螺子体の挿入方向手前側に形成されるとともに、前記螺子体係止部材は、少なくとも前記基板における前記螺子体の挿入方向奥側の面が、前記螺子体取付部の内面に形成された支持面に支持された状態で収容され、前記係止爪移動空間は、前記螺子体の挿入方向において前記支持面より奥側に形成されていることを要旨とする。
請求項10に記載の発明は、請求項1〜請求項9のうちいずれか一項に記載の螺子体取付部の構造において、前記螺子体取付部には、前記収容空間と螺子体取付部外とを連通させるとともに、前記螺子体係止部材を前記収容空間へ挿入するための連通孔が形成され、該連通孔は閉鎖部材によって閉鎖されていることを要旨とする。
請求項11に記載の配線器具取付体は、螺子体により配線器具を取り付けるため、前記螺子体が挿通可能な挿通孔が前面に形成されるとともに該螺子体の軸部に係止する板状の螺子体係止部材が内部に収容された螺子体取付部を対向して一対備える枠状又は箱状をなす配線器具取付体であって、前記螺子体取付部として請求項1〜請求項10のうちいずれか一項に記載の螺子体取付部を備えることを要旨とする。
請求項12に記載の発明は、請求項11に記載の配線器具取付体において、前記配線器具取付体は四角枠状又は有底四角箱状に形成され、前記螺子体取付部は、矩形板状をなす対向する一対の側壁の内面に形成されるとともに、前記螺子体係止部材は、前記基板における対向する一対の前記係止爪の延設方向が前記側壁の長さ方向に沿うように前記螺子体取付部内に収容されていることを要旨とする。
請求項13に記載の発明は、螺子体により配線器具を取り付けるため、前記螺子体が挿通可能な挿通孔が前面に形成されるとともに該螺子体の軸部に係止する板状の螺子体係止部材を備える枠状又は箱状をなす配線器具取付体であって、前記螺子体係止部材の基板には前記螺子体が挿入される挿入孔が形成されるとともに、前記挿入孔に挿入された前記螺子体の軸部に係止して該螺子体の螺子体係止部材からの反挿入方向への抜け出しを規制すべく先端同士が互いに対向し、かつ前記螺子体の挿入方向に向かうように前記基板から延びる係止爪が少なくとも一対形成され、さらに、前記基板は前記螺子体が前記挿入孔に挿入されたときに前記係止爪の先端同士の間隔を広げるために撓み変形可能に形成されており、さらに、前記基板における前記係止爪の基端側となる両端側には取付ビスを挿通可能なビス孔が形成されるとともに、前記配線器具取付体には前記ビス孔に挿通された前記取付ビスが螺入されるビス螺入部が設けられ、前記ビス孔は前記基板からの対向する一対の前記係止爪の延設方向に沿って延びる長孔状に形成されていることを要旨とする。
本発明によれば、螺子体の螺子体取付部への取付作業を容易にすることができるとともに、螺子体の螺子体取付部からの抜け規制力を向上させることができる。
第1の実施形態の配線用ボックス及び螺子体係止部材を示す斜視図。 螺子体取付部内を示す部分拡大平断面図。 螺子体取付部内を示す縦断面図。 ビスによって螺子体係止部材が押圧された状態を示す部分拡大平断面図。 基板が当接面に当接した状態を示す部分拡大平断面図。 配線用ボックスに配線器具を取り付けた状態を示す縦断面図。 第2の実施形態の螺子体取付部を示す部分拡大平断面図。 螺子体取付部の別例を示す部分拡大平断面図。 螺子体取付部の別例を示す部分拡大平断面図。 螺子体取付部の別例を示す部分拡大平断面図。 螺子体係止部材の別例を示す図。 配線用ボックスの別例を示す部分正面図。 (a)は螺子体取付部の別例を示す部分拡大平断面図、(b)は螺子体取付部の別例を示す縦断面図。
(第1の実施形態)
以下、本発明を配線用ボックスの螺子体取付部の構造に具体化した第1の実施形態を図1〜図6にしたがって説明する。以下の説明において配線用ボックスの「上」「下」は、図1に示す矢印Y1の方向を上下方向とし、「左」「右」は、図1に示す矢印Y2の方向を左右方向とし、「前」「後」は、図1に示す矢印Y3の方向を前後方向とする。
図1に示すように、配線器具取付体としての配線用ボックス11は、前面に開口する有底四角箱状に形成されている。配線用ボックス11は、矩形板状をなす底壁12と、底壁12の周縁から立設された側壁としての上側壁13、下側壁14、左側壁15、及び右側壁16とから形成されている。上側壁13、下側壁14、左側壁15、及び右側壁16それぞれは矩形板状に形成されている。
上側壁13及び下側壁14の内面それぞれにおいて、上側壁13及び下側壁14の長さ方向における中央部には、細長四角箱状をなす螺子体取付部20が、螺子体取付部20における長さ方向が上側壁13及び下側壁14の長さ方向に沿って延びるように一体形成されている。図6に示すように、螺子体取付部20は、配線用ボックス11に対し螺子体としてのビス18により配線器具19を取り付けるために配線用ボックス11に設けられている。なお、ビス18は、頭部18aと、外面に螺子が形成された軸部18bと、軸部18bの先端に設けられた円柱状に延びる案内突部18cとから形成されている。案内突部18cの直径は、軸部18bの直径より小さくなっている。
図1に示すように、螺子体取付部20は、上側壁13及び下側壁14の長さ方向(左右方向)へ細長に延びるように形成されている。螺子体取付部20は、螺子体取付部20の前面が上側壁13及び下側壁14の開口端と面一となるように形成されている。また、螺子体取付部20において、ビス18の挿入方向手前側に位置する壁部20aには、螺子体取付部20の前面からビス18が挿通可能な挿通孔21が形成されるとともに、この挿通孔21から螺子体取付部20内にビス18の軸部18b及び案内突部18cが挿入可能になっている。
図2に示すように、螺子体取付部20へのビス18の挿入方向(矢印Xに示す)において、挿通孔21より奥側に位置する螺子体取付部20の壁部20bには、ビス18の軸部18b及び案内突部18cが挿通可能なガイド孔22が形成されている。挿通孔21とガイド孔22は、螺子体取付部20の厚み方向(ビス18の挿入方向)において互いに対向する位置に形成されている。ビス18の挿入方向に沿った、挿通孔21とガイド孔22の間隔(壁部20aと壁部20bの間隔)は、案内突部18cの軸方向に沿った長さより短くなっている。このため、ビス18の軸部18bが挿通孔21内に位置するうちに案内突部18cをガイド孔22内に挿入することが可能になっている。
各螺子体取付部20の内部には収容空間30が形成されるとともに、この収容空間30にはビス18の軸部18bが係止可能な螺子体係止部材40が収容されている。図1に示すように、螺子体係止部材40は、矩形板状をなす金属の薄板を所定形状に成形してなるものである。螺子体係止部材40は、その外郭を形成する四角板状の基板41を備えるとともに、基板41は初期状態では弓なりに湾曲するように形成されている。また、基板41はビス18による押圧によって全体が撓み変形可能に形成されるとともに、基板41は撓み変形した後に、変形する前の原形状に復帰するように弾性変形可能に形成されている。
基板41には、基板41の長辺方向の両側から基板41の中央部に向けて延びる一対の係止爪42が形成されている。各係止爪42は、螺子体係止部材40を形成する金属板を所定形状に切り欠き、さらに、係止爪42以外の基板41全体を長辺方向に沿って弓なりに湾曲させることにより係止爪42の先端側が基板41から突出するように形成されている。すなわち、図2に示すように、係止爪42の先端側は、基板41において、円弧状に膨出する側の面から突出している。また、一対の係止爪42は、互いの先端同士を対向させるように基板41から延設されている。そして、各係止爪42は、弓なりに湾曲する基板41の接線F(図2の2点鎖線に示す)に沿って延びるように形成されている。
各係止爪42それぞれは、所要の強度を有するとともに、ビス18による押圧によって撓み変形可能に形成されるとともに、撓み変形した後に、変形する前の原形状に自身で復帰するように弾性変形可能に形成されている。基板41からの係止爪42の延設方向に沿った係止爪42の長さ(係止爪42の基端から先端までの長さ)と、係止爪42の基端から基板41の先端までの長さは同じになっている。
図1に示すように、各係止爪42の先端それぞれは円弧状に切り欠かれるとともに、その切り欠かれた部位が対向することにより円孔状をなす挿入孔43が形成されている。この挿入孔43の直径は、ビス18の軸部18bにおける直径より僅かに小さく形成されている。基板41において、係止爪42の延設方向(基板41の長辺方向)に直交する短辺方向で挿入孔43を挟む位置には、基板41の撓み変形を補助する変形補助部としての切欠部44が形成されている。切欠部44は、挿入孔43を径方向に挟む位置にある基板41の両側部41aそれぞれを切り欠き形成してなる。そして、基板41は、ビス18が挿入孔43に挿入されたときに一対の係止爪42の先端同士の間隔を広げるために撓み変形可能に形成されている。
図2に示すように、上記構成の螺子体係止部材40は、挿入孔43が螺子体取付部20の挿通孔21に臨むように螺子体取付部20の収容空間30内に収容されている。収容空間30は、螺子体取付部20へのビス18の挿入方向に沿った手前側で幅広に形成された第1収容空間31と、ビス18の挿入方向において第1収容空間31より奥側に位置し、かつ第1収容空間31より幅狭に形成された第2収容空間32とから形成されている。
収容空間30を形成する螺子体取付部20の内面であって、第1収容空間31と第2収容空間32の境界には段差33が形成されている。さらに、収容空間30を形成する螺子体取付部20(壁部20a)の内面には、基板41におけるビス18の挿入方向手前側の面全体が当接する当接面34が形成されるとともに、この当接面34は収容空間30(第1収容空間31)に向けて円弧状に膨出するように形成されている。当接面34の円弧と、初期状態にある基板41の円弧とはほぼ同じ曲率に形成されている。
螺子体取付部20の長さ方向(ビス18の挿入方向に直交する方向)に沿った第1収容空間31の開口幅は、弓なりに湾曲する初期状態における基板41の長辺方向に沿った長さより広く形成されている。また、螺子体取付部20へのビス18の挿入方向に沿った第1収容空間31の開口幅は、初期状態における基板41の厚み方向への全体長さより狭く形成されている。このため、基板41全体は、第1収容空間31と、第1収容空間31に連通する第2収容空間32を利用して収容空間30内に収容されている。すなわち、螺子体係止部材40は、挿入孔43が基板41の長辺方向両端よりもビス18の挿入方向奥側に位置するように湾曲した状態で収容空間30内に収容されている。
また、基板41において、ビス18の挿入方向奥側の面は段差33に当接可能になっているとともに、基板41において、ビス18の挿入方向手前側の面の全体は当接面34に当接可能になっている。第2収容空間32におけるビス18の挿入方向に沿った開口幅は、基板41が段差33に支持された状態で、挿入孔43へのビス18の挿入に伴う基板41の撓み変形、及び係止爪42の撓み変形を許容する長さに設定されている。
さらに、基板41が段差33に当接支持された状態では、ビス18の挿入方向において、基板41と挿入孔43との間には隙間が形成されるようになっている。また、収容空間30内では、螺子体係止部材40は基板41の長辺方向の中央部が、第2収容空間32に向けて膨出するように配設されるとともに、基板41は段差33への当接部位以外は螺子体取付部20の内面に当接していない。このため、基板41は、第1収容空間31及び第2収容空間32内で撓み変形が許容され、第1収容空間31及び第2収容空間32が基板変形許容空間を形成している。
さらに、基板41における係止爪42の基端側となる両端側(基板41の長辺方向両端側)が段差33に当接支持された状態では、係止爪42は第1収容空間31から第2収容空間32に向けて斜めに延びるとともに、第2収容空間32内に自由端となった状態で配設されている。そして、係止爪42が第2収容空間32内で自由端となった状態で配設されているため、第2収容空間32内での係止爪42の移動(撓み変形)が許容されるようになっている。よって、第2収容空間32が係止爪42の移動(撓み変形)を許容しつつ係止爪42を収容する係止爪収容空間を形成している。
図1及び図3に示すように、上側壁13及び下側壁14には、それら上側壁13及び下側壁14を貫通して、配線用ボックス11外と第1収容空間31とを連通させる連通孔36が形成されている。上側壁13及び下側壁14の外面における連通孔36の開口形状において、ビス18の挿入方向に沿った連通孔36の開口幅は、同挿入方向に沿った第1収容空間31の開口幅より広く形成されている。また、ビス18の挿入方向に沿った連通孔36の開口幅は、上側壁13及び下側壁14の外面側から第1収容空間31に向かうに連れて徐々に狭くなり、第1収容空間31の開口幅より狭くなっている。さらに、ビス18の挿入方向に直交する方向に沿った連通孔36の開口幅は、第1収容空間31の開口幅と同じになっている。
そして、この連通孔36から収容空間30内に螺子体係止部材40が挿入されるようになっている。螺子体係止部材40は、初期状態では基板41が湾曲しているため、基板41を平板状に変形させて螺子体係止部材40を連通孔36に挿入する。そして、収容空間30内に螺子体係止部材40が収容されると、基板41の原形状への復帰により基板41は弓なりの初期状態で収容空間30内に収容される。また、上側壁13及び下側壁14の外面における連通孔36の開口は、閉鎖部材としての粘着テープ51によって閉鎖されている。
さて、上記構成の配線用ボックス11に配線器具19を取り付けるには、まず、図6に示すように、配線器具19を配線器具保持枠50に保持させる。次に、配線器具保持枠50を貫通させた一対のビス18それぞれを、各螺子体取付部20の挿通孔21に挿通する。このとき、挿通孔21とガイド孔22の間隔は、案内突部18cの軸方向に沿った長さより短くなっている。このため、ビス18の軸部18bが係止爪42を押圧する前に、案内突部18cがガイド孔22に進入するようになっている。すなわち、図4に示すように、案内突部18cが挿通孔21から挿入孔43を貫通してガイド孔22内に挿入される。
続いて、ビス18を螺子体取付部20内に押し込む。このとき、係止爪42それぞれは、ビス18の挿入方向手前側から奥側に向けて斜めに延びている。このため、軸部18bにより両係止爪42の先端が第2収容空間32に向けて押圧されると、係止爪42は第2収容空間32内で移動(撓み変形)するとともに、螺子体係止部材40において、基板41における係止爪42の基端側となる両端側(基板41の長辺方向の両端側)が段差33に当接支持される。さらに、ビス18を螺子体取付部20内に押し込むと、係止爪42が軸部18bによって押圧されることにより基板41全体が撓み変形する。すなわち、基板41は、一対の係止爪42の先端同士が離れて軸部18bの進入が許容されるように、基板41の曲率が移動前(撓み変形前)の曲率より小さくなるように変形する。
このとき、第1収容空間31の長さ方向の両端側では、基板41における係止爪42の基端側となる両端部の反挿入方向への撓み変形が許容され、第2収容空間32では、基板41における中央部の挿入方向への撓み変形が許容される。すなわち、第1収容空間31及び第2収容空間32によって基板41全体の撓み変形が許容される。同時に、第2収容空間32によって係止爪42の移動(撓み変形)が許容される。その後、図5に示すように、撓み変形した係止爪42が弾性変形により原形状に復帰すると、係止爪42の先端が軸部18bに係止する。また、ビス18の螺子体係止部材40に対する押圧が停止されると、撓み変形した基板41が弾性変形により原形状(初期状態)に復帰する。このとき、第1収容空間31及び第2収容空間32によって基板41全体の原形状への復帰のための変形が許容される。
そして、軸部18bに係止爪42が係止した後、配線器具保持枠50を螺子体取付部20に取り付けるために、ビス18を螺子体係止部材40に対して螺進させると(増し締めすると)、螺子体係止部材40が当接面34に向けて引き寄せられ、基板41全体が当接面34に当接する。さらに、ビス18を螺進させると、ビス18の螺進が停止したときに配線器具19が配線用ボックス11に取り付けられる。
上記実施形態によれば、以下のような効果を得ることができる。
(1)螺子体取付部20内に、螺子体係止部材40における基板41全体の撓み変形を許容する第1収容空間31及び第2収容空間32を形成するとともに、係止爪42をその移動を許容しつつ収容する第2収容空間32を形成した。このため、係止爪42がビス18(軸部18b)によって押圧されたとき、その押圧力が係止爪42を介して基板41に伝わり、基板41全体が第1収容空間31及び第2収容空間32内で撓み変形する。よって、この基板41全体の撓み変形により、係止爪42によるビス18の挿入抵抗が低減され、螺子体係止部材40(螺子体取付部20)へのビス18の挿入作業を容易に行うことができる。一方、係止爪42それぞれは、所要の強度を有し、ビス18を反挿入方向へ移動させても係止爪42が軸部18bに係止した状態が維持され、ビス18の螺子体取付部20からの抜け出しを防止することができる。よって、螺子体取付部20によれば、ビス18の螺子体取付部20への取付作業を容易にすることができるとともに、ビス18の螺子体取付部20からの抜け規制力を向上させることができる。
(2)収容空間30は、ビス18の挿入方向手前側の幅狭の第1収容空間31と、ビス18の挿入方向において第1収容空間31より奥側に位置し、かつ第1収容空間31より幅広の第2収容空間32とから形成され、第1収容空間31と第2収容空間32との間には段差33が形成されている。そして、螺子体係止部材40がビス18によって押圧されたとき、基板41における係止爪42の基端側となる両端側が段差33に即座に当接するため、基板41全体を速やかに撓み変形させ、係止爪42の抵抗を速やかに低減させることができる。
(3)基板41における係止爪42の基端側となる両端側が段差33に支持された状態で、挿入孔43へのビス18の挿入に伴い基板41全体が撓み変形し、係止爪42が移動したとき、撓み変形した基板41、及び移動する係止爪42は第2収容空間32から突出しないように、第2収容空間32の開口幅が設定されている。このため、移動する係止爪42が螺子体取付部20から飛び出ることが防止され、係止爪42に配線等が接触することを防止することができる。
(4)第1収容空間31を形成する螺子体取付部20(壁部20a)の内面において、螺子体係止部材40よりもビス18の挿入方向手前側には当接面34が膨出形成されている。そして、配線器具保持枠50を螺子体取付部20に取り付けるためにビス18を螺子体取付部20に螺進させたとき、及びビス18を反挿入方向へ移動させたとき、基板41が当接面34に速やかに当接する。このため、例えば、当接面34が形成されない場合に比して螺子体係止部材40を螺子体取付部20の内面に当接させるまでにビス18を移動させる量を減らし、さらに、基板41が当接面34に当接した後に、ビス18を螺進させる量を減らすことができる。よって、配線器具保持枠50(配線器具19)を配線用ボックス11に取り付けるためにビス18を螺進させる量(増し締め量)を減らして配線器具保持枠50の取付作業性を向上させることができる。
(5)当接面34と基板41の曲率はほぼ同じに形成され、当接面34は基板41の全面に亘って当接する。このため、基板41が当接面34に当接するとビス18が螺子体取付部20に螺進されても基板41は撓み変形が防止される。よって、ビス18の螺進により係止爪42が逆に反る方向へ撓み変形することを防止することができ、係止爪42が軸部18bに係止した状態を維持することができる。
(6)基板41の側部41aには切欠部44が形成されている。このため、基板41の側部41aに切欠部44が形成されない場合に比して、基板41において挿入孔43を挟む部位を細くして基板41を撓み変形しやすくすることができる。したがって、基板41を撓み変形しやすくすることで、係止爪42の間にビス18を挿通しやすくすることができるとともに、係止爪42による抜け規制をより一層向上させることができる。
(7)基板41の撓み変形を補助する方法として、基板41に切欠部44を形成した。切欠部44は、基板41を形成する金属板をプレス除去するだけでよいため、螺子体係止部材40を容易に製作することができる。
(8)収容空間30の第1収容空間31に連通する連通孔36は、粘着テープ51によって閉鎖されている。このため、収容空間30に収容された螺子体係止部材40が収容空間30から螺子体取付部20外へ脱落することを防止することができる。
(9)ビス18には、軸部18bより先端側に案内突部18cが突設されている。また、螺子体取付部20には収容空間30を挟んで挿通孔21に対向する位置にガイド孔22が形成されるとともに、挿通孔21とガイド孔22の間隔は、案内突部18cの軸方向に沿った長さより短くなっている。このため、ビス18の軸部18bが、係止爪42の先端に当接し、係止爪42を押圧する前に、案内突部18cがガイド孔22に進入するようになっている。よって、ビス18を螺子体係止部材40に対して傾くことなく挿入孔43に挿入することができる。
(10)配線用ボックス11は、配線器具保持枠50を介して配線器具19を取り付けるための螺子体取付部20を一対備える。そして、螺子体取付部20は、上記(1)〜(9)に記載の作用効果を発揮する。よって、螺子体取付部20を備える配線用ボックス11への配線器具19の取付作業を容易に行うことができるとともに、配線用ボックス11に取り付けられた配線器具19が配線用ボックス11から脱落することを防止することができる。
(11)螺子体取付部20は、矩形板状をなす上側壁13及び下側壁14の内面に形成されるとともに、螺子体係止部材40は、基板41における係止爪42の延設方向(基板41の長辺方向)が上側壁13及び下側壁14の長さ方向に沿うように螺子体取付部20内に収容されている。ここで、例えば、矩形板状をなす螺子体係止部材40が、係止爪42の延設方向を各側壁13,14の長さ方向に直交するように螺子体取付部20に収容すると、配線用ボックス11内への螺子体取付部20の突出長さが長くなり、配線用ボックス11内のスペースが狭くなってしまう。よって、本実施形態のように、基板41における係止爪42の延設方向(基板41の長辺方向)が上側壁13及び下側壁14の長さ方向に沿うように螺子体係止部材40を螺子体取付部20内に収容した構成は、配線用ボックス11内のスペースを狭くすることがない。
(12)ビス18の挿入方向に沿った第1収容空間31の開口幅は、初期状態における螺子体係止部材40の厚み方向への全体長さより短く形成されている。また、ビス18の挿入方向に沿った連通孔36の開口幅は、上側壁13及び下側壁14の外面側から第1収容空間31に向かうに連れて徐々に狭くなり、第1収容空間31の開口幅より狭くなっている。よって、平板状に変形させた螺子体係止部材40を連通孔36から第1収容空間31内に挿入し、基板41が原形状に復帰すると、第1収容空間31から螺子体係止部材40が抜け出ることを防止することができる。
(第2の実施形態)
以下、本発明を配線用ボックスの螺子体取付部の構造に具体化した第2の実施形態を図7にしたがって説明する。以下の説明において螺子体取付部60の「前」「後」は、図7に示す矢印Y3の方向を前後方向とする。
第2の実施形態の螺子体取付部60には、螺子体係止部材40を収容する収容空間61が形成されている。収容空間61は、螺子体取付部60の長さ方向への長さが、ビス18の挿入方向(前後方向)に沿って一定となるように形成されている。螺子体取付部60へのビス18の挿入方向に沿った収容空間61の開口幅は、螺子体係止部材40の厚み方向への全体長さより広く、かつ第1の実施形態の第1収容空間31より広く形成されている。
また、螺子体取付部60において、ビス18の挿入方向手前側に位置する壁部60aには、螺子体取付部60の前面からビス18が挿通可能な挿通孔62が形成されている。螺子体取付部60において、ビス18の挿入方向奥側に位置する螺子体取付部60の壁部60bには、この壁部60bを貫通する貫通孔63が収容空間61に連通して形成されている。第2の実施形態において、収容空間61及び貫通孔63によって基板変形許容空間が形成されるとともに、貫通孔63によって係止爪移動空間が形成されている。
そして、第2の実施形態によれば、係止爪42がビス18(軸部18b)によって押圧されると、基板41における係止爪42の基端側となる両端側は貫通孔63の周囲となる螺子体取付部60の内面に当接する。そして、押圧力が係止爪42を介して基板41に伝わると、基板41は、一対の係止爪42の先端同士が離れて軸部18bの係止爪42間への軸部18bの進入が許容されるように、基板41の曲率が撓み変形前の曲率より小さくなるように変形する。
このとき、収容空間61の長さ方向の両端側では、基板41における係止爪42の基端側となる両端側の反挿入方向への撓み変形が許容されるとともに、貫通孔63では、基板41における中央部の挿入方向への撓み変形が許容される。すなわち、収容空間61及び貫通孔63によって基板41全体の撓み変形が許容される。また、係止爪42が貫通孔63内で移動(撓み変形)する。よって、この基板41全体の撓み変形により、係止爪42によるビス18の挿入抵抗が低減され、螺子体係止部材40(螺子体取付部60)へのビス18の挿入作業を容易に行うことができる。一方、係止爪42それぞれは、所要の強度を有し、ビス18を反挿入方向へ移動させても係止爪42が軸部18bに係止した状態が維持され、ビス18の螺子体取付部60からの抜け出しを防止することができる。よって、螺子体取付部60によれば、ビス18の螺子体取付部60への取付作業を容易にすることができるとともに、ビス18の螺子体取付部60からの抜け規制力を向上させることができる。
なお、上記実施形態は以下のように変更してもよい。
○ 図8に示すように、第1の実施形態の螺子体取付部20において、ビス18の挿入方向手前側に位置する螺子体取付部20の壁部20aに、基板41における係止爪42の基端側となる両端側(基板41の長辺方向)両端側の撓み変形を許容する基板変形許容空間としての第3収容空間37を形成してもよい。この第3収容空間37は第1収容空間31に連通している。
○ 図9に示すように、第1の実施形態の螺子体取付部20において、ビス18の挿入方向手前側に位置する螺子体取付部20の壁部20aに、基板41における係止爪42の基端側となる両端側(基板41の長辺方向両端側)が係止可能な係止孔25を形成してもよい。この係止孔25は第1収容空間31に連通している。また、基板41の両端には折り曲げ部41bが形成されている。このように構成すると、基板41の折り曲げ部41bが係止孔25を形成する螺子体取付部20の内面に係止することにより、螺子体係止部材40が螺子体取付部20の長さ方向へ移動することが規制される。よって、螺子体係止部材40の挿入孔43を挿通孔21に合致させることができる。
○ 図10に示すように、第1の実施形態の螺子体取付部20において、第1収容空間31を形成する螺子体取付部20の内面であって、螺子体取付部20の長さ方向において挿通孔21を挟む位置から一対の規制突部26を第1収容空間31内に向けて突設し、この規制突部26それぞれを係止爪42に当接させてもよい。このように構成すると、配線器具保持枠50を螺子体取付部20に取り付けるためにビス18を螺子体取付部20に螺進させたとき、規制突部26が、基板41における係止爪42の基端側となる両端よりも挿入方向奥側で、係止爪42における挿入方向手前側の面に当接する。このため、ビス18の螺進により基板41の中央部が挿通孔21側(前側)に引き寄せられたとき、係止爪42に対する規制突部26の当接によって、係止爪42が引き寄せられることを防止して、係止爪42が引き寄せられることによる基板41全体の反挿入方向への反り(逆反り)を防止することができる。
○ 第1の実施形態の螺子体取付部20において、当接面34から一対の規制突部を第1収容空間31内に向けて突設し、この規制突部それぞれを係止爪42に当接させてもよい。
○ 図11に示すように、基板41の短辺方向で挿入孔43を挟む位置には、基板41の撓み変形を補助する変形補助部としての透孔45が基板41を厚み方向に貫通して形成されている。
○ 図12に示すように、配線用ボックス11の上側壁13及び下側壁14の内面において、上側壁13及び下側壁14の中央部を挟む位置にビス螺入部39を配線用ボックス11内に向けて突設する。そして、螺子体係止部材40を、基板41における係止爪42の延設方向に沿った長さ(基板41の長辺方向への長さ)を第1の実施形態より長くするとともに、基板41の両端側に、係止爪42の延設方向へ長孔状に延びるビス孔47を形成する。各ビス孔47からビス螺入部39に取付ビス48を螺入して螺子体係止部材40を配線用ボックス11に取り付ける。このように構成すると、係止爪42がビス18(軸部18b)によって押圧されたとき、その押圧力が係止爪42を介して基板41に伝わり、基板41全体が配線用ボックス11内に向けて撓み変形する。このとき、ビス孔47の延びる方向に沿って螺子体係止部材40の両端部側がスライド移動するため、係止爪42によるビス18の挿入抵抗が低減され、螺子体係止部材40(螺子体取付部20)へのビス18の挿入作業を容易に行うことができる。一方、係止爪42それぞれは、所要の強度を有し、ビス18を反挿入方向へ移動させても係止爪42が軸部18bに係止した状態が維持され、ビス18の螺子体係止部材40からの抜け出しを防止することができる。よって、この配線用ボックス11によれば、ビス18の螺子体係止部材40への取付作業を容易にすることができるとともに、ビス18の螺子体係止部材40からの抜け規制力を向上させることができる。
○ 第2の実施形態の螺子体取付部60を図13に示すように変更してもよい。具体的には、図13(a)に示すように、螺子体取付部60へのビス18の挿入方向において、挿通孔62より奥側に位置する螺子体取付部60の壁部60bには貫通孔63が形成されている。また、螺子体取付部60において、収容空間61を形成する螺子体取付部60の内面であって、螺子体取付部60の長さ方向において挿通孔62を挟む位置を収容空間61に向けて膨出させる。このとき、ビス18の挿入方向に沿った収容空間61の開口幅が、収容空間61の両端側から挿通孔62側に向かうに従い徐々に狭くなるように螺子体取付部60の内面を膨出させる。そして、図13の態様において、基板変形許容空間は収容空間61によって形成されるとともに、この基板変形許容空間(収容空間61)は、基板41における係止爪42の基端側となる両端(基板41の長辺方向両端)よりもビス18の挿入方向手前側に形成されている。
また、図13(b)に示すように、収容空間61を形成する螺子体取付部60の内面であって、挿通孔62を挟む位置には収容空間61内に向けて突設された第1の支持面64が形成されている。そして、初期状態の螺子体係止部材40が収容空間61内に収容された状態では、挿入孔43を短辺方向から挟む基板41の両側部41aが、ビス18の挿入方向手前側の面から第1の支持面64によって支持されている。
また、収容空間61を形成する螺子体取付部60の内面において、貫通孔63の周囲であり、基板41の両側部41aと対向する位置には第2の支持面65が形成されている。そして、初期状態の螺子体係止部材40が収容空間61内に収容された状態では、挿入孔43を挟む基板41の両側部41aが、ビス18の挿入方向奥側の面から第2の支持面65によって支持されている。基板41の両側部41aが、ビス18の挿入方向において手前側の面が第1の支持面64に支持されるとともに、奥側の面が第2の支持面65に支持された状態では、係止爪42は貫通孔63内に収容されている。
また、図13(a)に示すように、基板41が第1及び第2の支持面64,65に支持された状態では、基板41における係止爪42の基端側となる両端側(基板41の長辺方向両端側)が収容空間61(基板変形許容空間)内に収容され、貫通孔63は、ビス18の挿入方向において第1の支持面64より奥側に形成されている。
そして、図13の態様によれば、ビス18が挿入孔43に挿入され、係止爪42がビス18(軸部18b)によって押圧されたとき、基板41の両側部41aが第2の支持面65に支持されているため、基板41は係止爪42の基端側となる両端側が収容空間61内で、ビス18の反挿入方向に向けて撓み変形する。すると、基板41は、一対の係止爪42の先端同士が離れて軸部18bの係止爪42間への軸部18bの進入が許容されるように、基板41の曲率が撓み変形前の曲率より小さくなるように変形する。
また、係止爪42が貫通孔63内で撓み変形するように移動する。よって、この基板41全体の撓み変形により、係止爪42によるビス18の挿入抵抗が低減され、螺子体係止部材40(螺子体取付部60)へのビス18の挿入作業を容易に行うことができる。一方、係止爪42それぞれは、所要の強度を有し、ビス18を反挿入方向へ移動させても係止爪42が軸部18bに係止した状態が維持され、ビス18の螺子体取付部60からの抜け出しを防止することができる。よって、螺子体取付部60によれば、ビス18の螺子体取付部60への取付作業を容易にすることができるとともに、ビス18の螺子体取付部60からの抜け規制力を向上させることができる。
なお、図13に示す螺子体取付部60において、第1の支持面64は無くてもよく、基板41の両側部41aは第2の支持面65のみに支持されていてもよい。
○ 各実施形態において、配線器具取付体としての四角枠状をなす配線器具取付枠に螺子体取付部20,60を設けてもよい。
○ 第1の実施形態において、ビス18の挿入方向に沿った連通孔36の開口幅は、上側壁13及び下側壁14の外面側から螺子体取付部20内に向かうに連れて一定に形成されていてもよい。
○ 各実施形態において、上側壁13及び下側壁14の外面における連通孔36の開口は粘着テープ51によって閉鎖されていなくてもよい。
○ 各実施形態において、螺子体としてのビス18の代わりにボルトや木螺子を用いてもよい。
○ 第1の実施形態において、螺子体係止部材40は収容空間30に収容された状態において、挿入孔43が基板41における係止爪42の基端側となる両端(基板41の長辺方向両端)よりもビス18の挿入方向奥側に位置するように湾曲せず、平板状で収容空間30に収容されていてもよく、ビス18の挿入時に基板41が撓み変形するものでもよい。
○ 螺子体取付部20,60にビス18を挿入する際、係止爪42が撓み変形せず、基板41の撓み変形のみを利用してビス18の挿入孔43への挿入を許容してもよい。なお、係止爪42の抜け規制力を維持する範囲内では、係止爪42は補助的に撓んでもよい。
○ 基板変形許容空間及び係止爪移動空間は、螺子体取付部20,60から外部に向けて開口するように形成されていてもよい。すなわち、螺子体取付部20,60内に螺子体係止部材40が収容された状態において、螺子体係止部材40全体が螺子体取付部20,60の収容空間内に収容されず、一部が螺子体取付部20,60外に飛び出ていてもよい。
○ 螺子体係止部材40における基板41は、平面視が楕円形状や細長円盤状に形成されていてもよい。
○ 第1の実施形態において、螺子体取付部20の内部は、第1収容空間31及び第2収容空間32が形成されるとともに、第2収容空間32よりビス18の挿入方向奥側がさらに第2収容空間32より幅広に形成されていてもよい。この場合、第2収容空間32よりビス18の挿入方向奥側の空間は、第1収容空間31と同じ幅に形成されていてもよいし、第1収容空間31より幅広に形成されていてもよい。
○ 各実施形態において、螺子体係止部材40における係止爪42は3つ又は4つ以上形成されていてもよい。
11…配線器具取付体としての配線用ボックス、13…螺子体取付部が設けられる側壁としての上側壁、14…螺子体取付部が設けられる側壁としての下側壁、18…螺子体としてのビス、18b…軸部、18c…案内突部、19…配線器具、20,60…螺子体取付部、21,62…挿通孔、22…ガイド孔、25…係止孔、26…規制突部、30,61…収容空間、31…収容空間における基板変形許容空間としての第1収容空間、32…収容空間における基板変形許容空間及び係止爪移動空間としての第2収容空間、33…段差、34…当接面、36…連通孔、39…ビス螺入部、40…螺子体係止部材、41…基板、41b…折り曲げ部、42…係止爪、43…挿入孔、44…変形補助部としての切欠部、45…変形補助部としての透孔、47…ビス孔、48…取付ビス、51…閉鎖部材としての粘着テープ、65…第2の支持面。

Claims (13)

  1. 枠状又は箱状をなす配線器具取付体に対し螺子体により配線器具を取り付けるために前記配線器具取付体に設けられ、前記螺子体が挿通可能な挿通孔が前面に形成されるとともに該螺子体の軸部に係止する板状の螺子体係止部材が内部に収容された螺子体取付部の構造であって、
    前記螺子体係止部材の基板には前記螺子体が挿入される挿入孔が形成されるとともに、前記挿通孔から前記螺子体取付部内へ挿入された前記軸部に係止して前記螺子体の螺子体取付部からの反挿入方向への抜け出しを規制すべく先端同士が互いに対向し、かつ前記螺子体の挿入方向に向かうように前記基板から延びる係止爪が少なくとも一対形成され、さらに、前記基板は前記螺子体が前記挿入孔に挿入されたときに前記係止爪の先端同士の間隔を広げるために撓み変形可能に形成されており、
    前記螺子体取付部には、前記螺子体係止部材の挿入孔が前記挿通孔に臨むように該螺子体係止部材を支持して収容する収容空間が形成されるとともに、
    前記挿入孔への前記螺子体の挿入の際に前記係止爪が移動する係止爪移動空間と、前記螺子体の挿入に伴い前記基板の撓み変形を許容する基板変形許容空間とが設けられている螺子体取付部の構造。
  2. 前記収容空間は、前記螺子体取付部への前記螺子体の挿入方向に沿って手前側が幅広く、かつ奥側が幅狭に形成されるとともに、前記幅狭に形成された空間により前記基板変形許容空間及び係止爪移動空間が形成され、前記螺子体取付部の内面において、前記幅広の空間と幅狭の空間の境界に位置する段差によって、前記基板における前記係止爪の基端側となる両端側が支持されている請求項1に記載の螺子体取付部の構造。
  3. 前記幅広に形成された空間も前記基板変形許容空間を形成している請求項2に記載の螺子体取付部の構造。
  4. 前記幅狭に形成された空間における前記螺子体の挿入方向に沿った開口幅は、前記基板が前記段差に支持された状態で、前記挿入孔への前記螺子体の挿入に伴う前記基板の撓み変形、及び前記係止爪の移動を許容する長さに設定されている請求項2又は請求項3に記載の螺子体取付部の構造。
  5. 前記収容空間を形成する螺子体取付部の内面には、前記螺子体を前記螺子体係止部材に螺進させたとき、前記基板における前記螺子体の挿入方向手前側の面に当接する当接面が形成されている請求項1〜請求項4のうちいずれか一項に記載の螺子体取付部の構造。
  6. 前記当接面は、前記基板における前記螺子体の挿入方向手前側の面全体に当接する請求項5に記載の螺子体取付部の構造。
  7. 前記螺子体係止部材は、前記挿入孔が、前記基板における前記係止爪の基端側に位置する両端よりも前記螺子体の挿入方向奥側に位置するように湾曲した状態で前記収容空間内に収容され、前記収容空間を形成する螺子体取付部の内面には、前記螺子体を前記螺子体係止部材に螺進させたとき、前記基板の両端よりも前記挿入方向奥側で、前記係止爪における前記螺子体の挿入方向手前側の面に当接する規制突部が形成されている請求項1〜請求項6のうちいずれか一項に記載の螺子体取付部の構造。
  8. 前記収容空間を形成する螺子体取付部の内面には、前記螺子体係止部材の挿入孔と、前記螺子体取付部の挿通孔とを合致させるため、前記基板における前記係止爪の基端側に位置する両端に形成された折り曲げ部が係止する係止孔が凹設されている請求項1から請求項7のうちいずれか一項に記載の螺子体取付部の構造。
  9. 前記基板変形許容空間は、前記基板における前記係止爪の基端側に位置する両端側よりも前記螺子体の挿入方向手前側に形成されるとともに、前記螺子体係止部材は、少なくとも前記基板における前記螺子体の挿入方向奥側の面が、前記螺子体取付部の内面に形成された支持面に支持された状態で収容され、前記係止爪移動空間は、前記螺子体の挿入方向において前記支持面より奥側に形成されている請求項1に記載の螺子体取付部の構造。
  10. 前記螺子体取付部には、前記収容空間と螺子体取付部外とを連通させるとともに、前記螺子体係止部材を前記収容空間へ挿入するための連通孔が形成され、該連通孔は閉鎖部材によって閉鎖されている請求項1〜請求項9のうちいずれか一項に記載の螺子体取付部の構造。
  11. 螺子体により配線器具を取り付けるため、前記螺子体が挿通可能な挿通孔が前面に形成されるとともに該螺子体の軸部に係止する板状の螺子体係止部材が内部に収容された螺子体取付部を対向して一対備える枠状又は箱状をなす配線器具取付体であって、前記螺子体取付部として請求項1〜請求項10のうちいずれか一項に記載の螺子体取付部を備える配線器具取付体。
  12. 前記配線器具取付体は四角枠状又は有底四角箱状に形成され、前記螺子体取付部は、矩形板状をなす対向する一対の側壁の内面に形成されるとともに、前記螺子体係止部材は、前記基板における対向する一対の前記係止爪の延設方向が前記側壁の長さ方向に沿うように前記螺子体取付部内に収容されている請求項11に記載の配線器具取付体。
  13. 螺子体により配線器具を取り付けるため、前記螺子体が挿通可能な挿通孔が前面に形成されるとともに該螺子体の軸部に係止する板状の螺子体係止部材を備える枠状又は箱状をなす配線器具取付体であって、
    前記螺子体係止部材の基板には前記螺子体が挿入される挿入孔が形成されるとともに、前記挿入孔に挿入された前記螺子体の軸部に係止して該螺子体の螺子体係止部材からの反挿入方向への抜け出しを規制すべく先端同士が互いに対向し、かつ前記螺子体の挿入方向に向かうように前記基板から延びる係止爪が少なくとも一対形成され、さらに、前記基板は前記螺子体が前記挿入孔に挿入されたときに前記係止爪の先端同士の間隔を広げるために撓み変形可能に形成されており、
    さらに、前記基板における前記係止爪の基端側となる両端側には取付ビスを挿通可能なビス孔が形成されるとともに、前記配線器具取付体には前記ビス孔に挿通された前記取付ビスが螺入されるビス螺入部が設けられ、前記ビス孔は前記基板からの対向する一対の前記係止爪の延設方向に沿って延びる長孔状に形成されていることを特徴とする配線器具取付体。
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