JP2012212961A - トランスポートストリーム処理装置及びトランスポートストリーム処理方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】トランスポートストリーム(TS)の移動処理、ダビング処理などを高速化することができる処理装置及び処理方法を提供する。
【解決手段】実施形態によれば、パケット処理器には、第1の公開識別コードを有し映像データを含む第1のパケット、第2の公開識別コードを有しオーディオデータを含む第2のパケット、第3の公開識別コードを有し搬送データ内に非公開識別コードを含む第3のパケット、及び前記非公開識別コードを有し個別情報を含む第4のパケットを配列したTSが入力される。パケット分離制御器は、前記第1乃至第4のパケットを前記TSから分離する場合、前記第3のパケットを前記記録媒体のメタデータ管理領域へ記録するように分離し、前記第1、第2、第4のパケットを前記記録媒体のストリーム管理領域へ記録するように分離する。
【選択図】図1
【解決手段】実施形態によれば、パケット処理器には、第1の公開識別コードを有し映像データを含む第1のパケット、第2の公開識別コードを有しオーディオデータを含む第2のパケット、第3の公開識別コードを有し搬送データ内に非公開識別コードを含む第3のパケット、及び前記非公開識別コードを有し個別情報を含む第4のパケットを配列したTSが入力される。パケット分離制御器は、前記第1乃至第4のパケットを前記TSから分離する場合、前記第3のパケットを前記記録媒体のメタデータ管理領域へ記録するように分離し、前記第1、第2、第4のパケットを前記記録媒体のストリーム管理領域へ記録するように分離する。
【選択図】図1
Description
本発明の実施形態はトランスポートストリーム処理装置及びトランスポートストリーム処理方法に関する。
近年、デジタル放送が開始され、デジタル放送信号を受信するデジタル放送信号受信装置が市場で販売されている。
デジタル放送信号受信装置は、デジタル放送信号を受信し、デジタルテレビジョン信号ストリーム(トランスポートストリーム)を再生している。そして、デジタル放送信号受信装置と記憶装置を用いて、トランスポートストリームからパーシャルトランスポートストリーム(以下パーシャルTS)を抽出し、このパーシャルTSを、前記記憶装置(例えばVCR)にて記録するシステムがある。デジタル放送されたデジタルテレビジョン信号ストリームは、映像信号、オーディオ信号の他に、多くの制御情報及び参照情報を含む。このためにデジタル放送信号受信装置は、映像信号及びオーディオ信号を適切に処理するために、多くの制御情報及び参照情報を解析し、各種の信号処理ブロックを制御している。
デジタル放送信号を処理する装置は、例えば、所望のトランスポートストリーム(TS)をダビングするときに、多くの制御情報及び参照情報を解析しなければならないために、ユーザにとっては待ち時間が長い。
そこで、この実施形態では、トランスポートストリーム(TS)の移動処理、ダビング処理などを高速化することができるトランスポートストリーム処理装置及びトランスポートストリーム処理方法を提供することを目的とする。
実施形態によれば、第1の公開識別コードを有し映像データを含む第1のパケット、第2の公開識別コードを有しオーディオデータを含む第2のパケット、第3の公開識別コードを有し搬送データ内に非公開識別コードを含む第3のパケット、及び前記非公開識別コードを有し個別情報を含む第4のパケットを配列したトランスポートストリームが入力されるパケット処理器と、
前記第1乃至第4のパケットを前記トランスポートストリームから分離する場合、前記第3のパケットを前記記録媒体のメタデータ管理領域へ記録するように分離し、前記第1、第2、第4のパケットを前記記録媒体のストリーム管理領域へ記録するように分離するパケット分離制御器と、を有する。
前記第1乃至第4のパケットを前記トランスポートストリームから分離する場合、前記第3のパケットを前記記録媒体のメタデータ管理領域へ記録するように分離し、前記第1、第2、第4のパケットを前記記録媒体のストリーム管理領域へ記録するように分離するパケット分離制御器と、を有する。
以下、実施の形態による装置を、図面を参照して説明する。図1において、記録装置400は、デジタル放送信号を受信して、所望の番組のトランスポートストリームをハードディスク或いは光ディスク(例えばブルーレイ(登録商標)ディスク、或いはDVD)などに記録し、また記録した番組を再生することができる装置である。また、ハードディスクに記録された番組を再生して、光ディスクにダビングする機能も有する。
記録装置400は、アンテナ(図示せず)からの高周波信号が入力端子401を介してチューナ402に入力される。チューナ402は、選択した所望のチャンネルの高周波信号を中間周波信号に変換し、復調器403に入力する。復調器403は復調した復調信号をデスクランブラ404に入力する。デスクランブラ404は、復調信号を元のトランスポートストリームに変換して出力する。トランスポートストリームは、TSパケット処理器405に入力する。
TSパケット処理器405は、システムコントローラ600の制御に基づき、選択された番組のパケット列をトランスポートストリームから分離することができる。またTSパケット処理器405は、システムコントローラ600の制御に基づき、各種の制御データ、パラメータなどが含まれるパケットをトランスポートストリームから分離する。
選択された番組のパケット列に含まれる映像パケットは、映像デコーダ406に入力し、オーディオパケットは、オーディオデコーダ408に入力される。映像デコーダ406、オーディオデコーダ408で復号された映像信号及び音声信号は、それぞれ端子407,409を介して、スピーカシステムを含むモニタ700へ供給される。
また各種の制御データ、パラメータなどは、バス500を介してシステムコントローラ600により解析される。バス500には、ROM502、RAM503が接続されている。ROM502には各種アプリケーション、パラメータなどが記憶されている。RAM503は、各種データやプログラムを一時的に保存するために利用される。図示していないが、さらにデータを一時保存するため、あるいは処理するためのメモリが装備されていてもよい。
また復号化/暗号化処理器411が装備されている。例えば、或る番組がハードディスク413に記録される場合は、TSパケット処理器405で当該番組のパケットストリームが抽出され、復号化/暗号化処理器411でハードディスク用として暗号化され、記録再生処理器412において、記録フォーマットに変換されて、ハードディスク413に記録される。或る番組がハードディスク413から再生される場合は、ハードディスク413から読み出された信号が、記録再生処理器412にて記録前のストリームに復元され、次に、復号化/暗号化処理器411で復号化され、元の番組のパケットストリームに変換される。番組のパケットストリームは、TSパケット処理器405にて、映像パケット、オーディオパケットに分離され、それぞれ映像デコーダ406、オーディオデコーダ408に入力される。
また、或る番組が光ディスク(例えばブルーレイ(登録商標)ディスク、或いはDVD)417に記録される場合は、TSパケット処理器405で当該番組のパケットストリームが抽出され、復号化/暗号化処理器411で光ディスク用として暗号化され、記録再生処理器415において、記録フォーマットに変換されて、光ディスク417に記録される。光ディスク417は、光ディスクドライバー416により駆動されている。或る番組が光ディスク417から再生される場合は、光ディスク417から読み出された信号が、記録再生処理器415にて記録前のストリームに復元され、次に、復号化/暗号化処理器411で復号化され、元の番組のパケットストリームに変換される。番組のパケットストリームは、TSパケット処理器405にて、映像パケット、オーディオパケットに分離され、それぞれ映像デコーダ406、オーディオデコーダ408に入力される。
また、ハードディスク413に格納されている任意の番組を、光ディスク417にダビング或いは移動することも可能である。逆に光ディスク417に格納されている番組をハードディスク413にダビング或いは移動することも可能である。
なお復号化/暗号化処理器411は、1つのブロックで示しているがハードディスク用、光ディスク用として別々に配置されていてもよい。
また、バス500には、操作入力処理器504が接続されている。操作入力処理器504は、リモートコントローラ505からの操作信号を受け付ける。操作信号は、システムコントローラ600にて解析される。システムコントローラ600は、操作信号を解析し、その内容に応じて、装置の各ブロックを制御する。記録装置の制御としては、例えば、電源のオンオフ操作、チャンネル及び番組の選択、番組の記録・再生、ダビング、移動等である。
またバス500には、通信器508が接続されており、この通信器508は、端子509を介して、ネットワーク511に接続されている。これにより、リモート制御装置200Aと記録装置400とは、例えばデジタル・リビング・ネットワーク・アライアンス(Digital Living Network Alliance;DLNA)ガイドラインの規格に準拠して相互に通信を行うことができる。DLNAは一例であり、他の規格による接続であっても良い。
上記したシステムコントローラ600には、GUI(グラフィックユーザインターフェース)制御器621が含まれる。このGUI制御器621は、ROM501、或いはRAM503に格納されている表示用データをモニタ700に表示する場合の制御器である。このGUI制御器621は、例えば、操作パネルや番組リスト、チャプタ名、タグ情報、録画リストなどが表示される場合にメイン制御器として動作する。
システムコントローラ600には、記録再生制御器622が含まれる。この記録再生制御器622は、上記したようにハードディスク413或いは光ディスク417に番組を記録する場合、あるいは、ハードディスク413或いは光ディスク417から番組を再生する場合に、記録再生処理器412、417などをメイン制御器として動作する。また、ハードディスク413から光ディスク417への番組のダビング処理、或いはその逆方向へのダビング処理に関しても、記録再生制御器622がメイン制御器として動作する。
システムコントローラ600には、操作信号解析器632が含まれる。この操作信号解析器632は、操作入力処理器504で取り込まれた操作信号を解析して、その操作内容に応じて、情報処理に必要なアプリケーションをシーケンサに展開する。
システムコントローラ600には、中央演算処理器(CPU)633が含まれる。この中央演算処理器(CPU)633は、システムコントローラ600が装置を統括制御するための基本となるシーケンスを設定する。
そして、システムコントローラ600には、ダビング制御器641が含まれる。このダビング制御器641は、ハードディスク413に格納されている任意の番組を、光ディスク417にダビングする場合、或いは逆に光ディスク417に格納されている番組をハードディスク413にダビングする場合に、前記の記録再生制御器622と協働して動作する。
上記の装置は、デジタル放送された、デジタルテレビジョン信号ストリームをダビングする場合に多大な効果を発揮する。デジタル放送されるデジタルテレビジョン信号ストリームは、映像信号、オーディオ信号の他に、多くの制御情報及び参照情報をパケットとして含む。
さらにシステムコントローラ600には、着脱可能なICカード555を接続することができる。このICカード555は、限定受信方式により番組を視聴するときに利用される。ICカード555は、マスターキーを内蔵している。システムコントローラ600から例えばEMMが転送されてくると、当該EMMの暗号をマスターキーにより復号することができる。そして、ICカード555内部では、EMMから契約情報やワークキーを得ると共に、スクランブルキーを得る。このスクランブルキーは、番組を視聴用データに変換するために利用される。
さらにまたシステムコントローラ600には、パケット分離制御器642が含まれる。このパケット分離制御器624は、TSパケット処理器405がパケットを仕分けして分離するのを制御している。
図2のパケット処理器405のブロック内に、各種パケットを示している。また或る番組のTSがハードディスク413に記録される経路を示している。ここで各種パケットについて説明する。
Entitlement Management Message(EMM)・・・有料放送などに利用される限定受信方式に関連する情報において、視聴者ごとの契約情報などの個別情報(Entitlement Management Message(EMM)を伝送するパケット、
Conditional Access Table(CAT)・・・上記の個別情報(EMM)を伝送するパケットのPID(パケット識別)を間接的に指定するテーブル、
Program Map Table (PMT)・・・・編成チャンネルを構成する映像、オーディオなどのコンポーネントを示すテーブルであり、各コンポーネントのPIDが指定されている、
Program Association Table (PAT)・・・放送の伝送路に関する情報を伝送するテーブルであり、トランスポートストリーム(TS)内に含まれる全編成チャンネル番号と、それに対応するPMTを伝送するパケットのPIDを示す。したがって、PATが受信されると、PMTのPIDを指定することができ、PMTを取得するとさらに他のコンポーネントのPIDを指定することができる。PATのPIDは、0x0000に固定されている、
Packet Identification (PID)・・・パケットのヘッダに含まれるパケット識別子、
なお、図のV、Aは、それぞれ映像パケット、オーディオパケットを示している。
Conditional Access Table(CAT)・・・上記の個別情報(EMM)を伝送するパケットのPID(パケット識別)を間接的に指定するテーブル、
Program Map Table (PMT)・・・・編成チャンネルを構成する映像、オーディオなどのコンポーネントを示すテーブルであり、各コンポーネントのPIDが指定されている、
Program Association Table (PAT)・・・放送の伝送路に関する情報を伝送するテーブルであり、トランスポートストリーム(TS)内に含まれる全編成チャンネル番号と、それに対応するPMTを伝送するパケットのPIDを示す。したがって、PATが受信されると、PMTのPIDを指定することができ、PMTを取得するとさらに他のコンポーネントのPIDを指定することができる。PATのPIDは、0x0000に固定されている、
Packet Identification (PID)・・・パケットのヘッダに含まれるパケット識別子、
なお、図のV、Aは、それぞれ映像パケット、オーディオパケットを示している。
今、或る番組のTSがハードディスク413に記録されるものとする。すると、TSパケット処理器504は、復調されデコードされたテレビジョン信号TSの中から、所望の選択された番組のパケットを抽出し、復号化/暗号化処理器411に出力する。抽出された番組のパケットを、抽出番組パケットと称する。抽出番組パケットは、暗号化され、記録再生処理器412を介して、ハードディスク413に記録される。
このとき、ハードディスク413に記録される番組に対応して、新しいPMT,PATが生成され、そのパケットが記録される。また限定受信方式が実行された場合、CAT,EMMのパケットもTSパケット処理器504で抽出されて、ハードディスク413に記録される。
図3には、上記の抽出番組パケットにより構成される記録番組TSがハードディスク413に記録されるときのイメージを示している。本装置の場合、記録番組TS(所望の番組の映像パケット、オーディオパケット、新しいPMT,PAT、CAT,EMM)が形成された場合、以下のようにパケットが仕分けされて記録される。
即ち、記録媒体には、ファイルエントリー、ファイルタイプなどを記述したファイルシステムが記録される。そしてファイルシステムに基づいて、一般的なデータを記録するメタデータ管理領域413bが管理されている。このメタデータ管理領域413bでは、本装置では、各種パケットを識別するためのPID、並びにCATが1つのファイル内に配置される。前記PIDは通常は、予め公開されている。
またファイルシステムに基づいて、ストリーム管理領域413cが管理されている。このストリーム管理領域413cには、記録番組TS(所望の番組の映像パケット、オーディオパケット、新しいPMT,PAT、EMM)が配置されるが、CATは、先のメタデータ管理領域413bに配置される。このCATの記録方法は、この装置にユニークな方法である。
上記したようにハードディスク413に記録番組TS、いわゆるコンテンツが記録された場合、ハードディスク413から光ディスク417にダビングを行う際に高速で行うことができる。この理由は、ダビング時にCATなどのパケットを解析して、制限内容などを確認する処理が不要となるからである。
図4には、上記した記録番組TSを光ディスク417A(例えばブルーレイディスク)にダビングするための経路と、光ディスク417Aにおける情報管理状態を示している。即ち、本装置では、ハードディスク413から読み出されたPID、CATの格納ファイルと、記録番組TSが復号処理され、そのままの形態で、光ディスク417Aへ暗号化されて記録される。したがって、光ディスク417Aには、ファイルシステム417aa、メタデータ管理領域417abにおけるPID,CATを含むファイル、ストリーム管理領域417acにおける記録番組TSが存在する。
上記の経路において、ダビングの途中は、ストリームの解析処理と、CAT及びEMMについての内容解析及び確認は行われない。このために、ダビング処理が従来に比べて高速で実行される。
図5(A)は、ダビングされた記録番組(限定受信方式の枠組みの番組)を光ディスク417から再生する際の動作例を示している。システムコントローラ600は、光ディスク417の駆動指令があると、光ディスク417からファイルシステムを読み取る(SA1)。システムコントローラ600は、ファイルシステムから光ディスク417に記録されている各種ファイルのエントリーポイントを把握するとともに、各ファイルの属性などを把握する(SA2)。次に、記録されている番組リストに基づき所望の番組の再生が指定されると、メタデータが記録されているファイルのアクセス制御を行う(SA3)。メタデータが読み出されると(SA4)、メタデータに含まれるCATを解析し、EMMのIDを取得する(SA5)。
次にストリームファイルのアクセス制御を行い(SA6)、記録番組TSから、EMMのパケットを取得し、EMM内の記述情報を解析する。そしてこの記述情報を用いてシステム制御を行う。システム制御は、例えば暗号化された契約番組を復号するために、暗号化された復号用キーを復調する。
図5(B)は、CATと、EMMの関係を示している。CATのIDは、公開であるためにこれに基づいてシステムコントローラ600は、受信したTS内からCATパケットを抽出することができる。CAT内には、記述子があり、ここにEMMのIDが記述されている。つまり、EMMのIDは非公開であり、個々の契約に応じて設定されている。したがって、システムコントローラ600は、CATを取得して、契約者に応じて任意に設定されたEMMIDを把握し、このEMMIDに基づいて、TS内のEMMを取得することができる。EMM内には、例えば、契約番組を復号するための復号用キーを得るための暗号化キーが含まれている。
上記のダビングによりデータが記録された光ディスク417Aは、本装置と同じ方式を採用している光ディスク再生装置において再生されることを想定している。しかし光ディスクは、他の光ディスク再生装置において使用される場合もある。このような場合は、他の光ディスク再生装置は、メタデータ管理領域417abにPID,CATを含むファイルが存在することを認識できない場合がある。そして当該他の光ディスク再生装置は、CATが記録番組TS内に含まれることを想定して情報処理プログラムが構築されている可能性がある。
そのために本システムでは、記録形式の選択を行うことができる。記録形式の選択はメニュー画面表示状態で行われる。
図6に示す光ディスク417Bにおいては、メタデータ管理領域417bbのファイルはPIDを含むが、CATを含まない。そして、ストリーム管理領域417bcの記録番組TS内にCATが含まれる。この光ディスク417Bは、CATが記録番組TS内に含まれることを想定している情報再生装置において使用可能である。
上記したようにCATの管理方法を変更することで、コンテンツのダビングや移動処理の速度が高速となる。従来であると、限定受信の契約がなされていても、いなくても、CATに基づいて、一度EMMをICカードを利用して解析している。そして契約がなされていないときは、CATパケット及びEMMパケットを破棄してダビングしている。しかしながら、CAT,EMMが光ディスクに記録されたとしても、装置において番組受信契約情報を有するICカードが存在しない装置では、契約を要する番組は視聴できない。したがって、たとえ光ディスク417Bが他の未契約の情報再生装置において、再生されたとしても、特定の契約を要する番組は復号されないことになる。
本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
400・・・記録装置、402・・・チューナ、403・・・復調器、404・・・デスクランブラ、405・・・TSパケット処理器、406・・・映像デコーダ、408・・・オーディオデコーダ、411・・・復号化/暗号化処理器、412,415・・・記録再生処理器、413・・・ハードディスク、417・・・光ディスク、600・・・システムコントローラ、641・・・ダビング制御器、642・・・パケット分離制御器。
Claims (6)
- 第1の公開識別コードを有し映像データを含む第1のパケット、第2の公開識別コードを有しオーディオデータを含む第2のパケット、第3の公開識別コードを有し搬送データ内に非公開識別コードを含む第3のパケット、及び前記非公開識別コードを有し個別情報を含む第4のパケットを配列したトランスポートストリームが入力されるパケット処理器と、
前記第1乃至第4のパケットを前記トランスポートストリームから分離する場合、前記第3のパケットを前記記録媒体のメタデータ管理領域へ記録するように分離し、前記第1、第2、第4のパケットを前記記録媒体のストリーム管理領域へ記録するように分離するパケット分離制御器と、
を有するトランスポートストリーム処理装置。 - さらに前記第1乃至第4のパケットを暗号化して前記記録媒体へ送出する第1の暗号化器と、前記記録媒体に記録されている暗号化された前記第1乃至第4のパケットを復号化する第1の復号化器とを有し、
前記第1の復号化器で復号されて出力された前記第1乃至第4のパケットを他の記録媒体にダビングする場合、前記第3のパケットを前記他の記録媒体のメタデータ管理領域へ記録し、前記第1、第2、第4のパケットを前記他の記録媒体のストリーム管理領域へ記録するように制御するダビング制御器を有する、
請求項1記載のトランスポートストリーム処理装置。 - さらに、前記パケット処理器に入力する前記トランスポートストリームを取得するためのチューナ、復調器、及びスクランブラを有する
請求項1記載のトランスポートストリーム処理装置。 - 前記第4のパケットは、視聴者ごとの番組契約情報を含む個別情報伝送するパケットであり、前記第3のパケットは、前記第4のパケットのパケット識別コードを間接的に指定するテーブルのためのパケットであることを請求項1記載のトランスポートストリーム処理装置。
- 第1の公開識別コードを有し映像データを含む第1のパケット、第2の公開識別コードを有しオーディオデータを含む第2のパケット、第3の公開識別コードを有し搬送データ内に非公開識別コードを含む第3のパケット、及び前記非公開識別コードを有し個別情報を含む第4のパケットを配列してデジタル放送されたトランスポートストリームを処理するパケット処理器を制御する、トランスポートストリーム処理方法であって、
前記第1乃至第4のパケットを前記トランスポートストリームから分離する場合、前記第3のパケットを前記記録媒体のメタデータ管理領域へ記録するように分離し、前記第1、第2、第4のパケットを前記記録媒体のストリーム管理領域へ記録するように分離し、
暗号化器で前記第1乃至第4のパケットを暗号化して前記記録媒体へ送出する、
トランスポートストリーム処理方法。 - 復号化器で、前記記録媒体に記録されている暗号化された前記第1乃至第4のパケットを復号化し、
前記復号化されて出力された前記第1乃至第4のパケットを他の記録媒体にダビングする場合、前記第3のパケットを前記他の記録媒体のメタデータ管理領域へ記録する対象とし、前記第1、第2、第4のパケットを前記他の記録媒体のストリーム管理領域へ記録する対象として処理する、
請求項5記載のトランスポートストリーム処理方法。
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---|---|---|---|---|
JP2019062547A (ja) * | 2013-09-27 | 2019-04-18 | 日本放送協会 | 制御メッセージ生成装置、配信システム、受信装置およびそれらのプログラム |
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