JP2012206403A - 発泡合成樹脂成形体及びその製造方法 - Google Patents

発泡合成樹脂成形体及びその製造方法 Download PDF

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Abstract

【課題】成形体本体による埋設部材の保持力を十分に高くすることが可能な発泡合成樹脂成形体と、この発泡合成樹脂成形体の製造方法とを提供する。
【解決手段】発泡合成樹脂成形体1は、発泡合成樹脂よりなる成形体本体2と、該成形体本体2に埋設された埋設部材10とを備えている。埋設部材10に貫通孔11が設けられており、該貫通孔11内に発泡合成樹脂が入り込んでいる。埋設部材10は、一部10aが成形体本体2の外部に露出した露出部となっており、他部が該成形体本体2の内部に埋没した非露出部となっている。貫通孔11の端部は、それぞれ、該非露出部に配置されている。
【選択図】図2

Description

本発明は、発泡合成樹脂よりなる成形体本体と、該成形体本体に埋設された埋設部材とを備えた発泡合成樹脂成形体に係り、特に、埋設部材に貫通孔が設けられており、この貫通孔内に発泡合成樹脂が入り込んでいる発泡合成樹脂成形体に関する。また、本発明は、この発泡合成樹脂成形体の製造方法に関する。
車両用シートや家屋内に設置されるソファー等のシートは、軟質ポリウレタンフォーム又は半硬質ポリウレタンフォーム等の発泡合成樹脂よりなるシートパッドと、このシートパッドの表面に装着された表皮材とから成る。
該シートパッドのクッション性能や機能性を向上させるために、シートパッドに種々の部材が埋設されることがある。
特許文献1(特開2008−259559号公報)には、シートパッドの着座時の安定性を向上させることを目的として、該シートパッドの着座部の両側に、該着座部を構成するポリウレタンフォームよりも硬質な部材(以下、埋設部材という。)を埋設することが記載されている。
特許文献1では、埋設部材に、該埋設部材を上下に貫通する貫通孔が設けられている。シートパッドの発泡成形時には、金型内において、ポリウレタンフォームが埋設部材の下側からこの貫通孔を通って該埋設部材の上側に充填されるため、該埋設部材の上側においてシートパッドに欠肉が生じることが防止される。
特開2008−259559号公報
埋設部材が部分的にシートパッドの外部に露出するように該シートパッドに埋設された場合、シートパッドによる埋設部材の保持力が弱まるおそれがある。
上記特許文献1には、埋設部材が部分的にシートパッドの外部に露出するように該シートパッドに埋設されたときに、該シートパッドによる埋設部材の保持力を向上させることについては、全く記載が無い。
本発明は、埋設部材が部分的に成形体本体の外部に露出するように該成形体本体に埋設されてなる発泡合成樹脂成形体において、該成形体本体による埋設部材の保持力を十分に高くすることが可能な発泡合成樹脂成形体と、この発泡合成樹脂成形体の製造方法とを提供することを目的とする。
本発明(請求項1)の発泡合成樹脂成形体は、発泡合成樹脂よりなる成形体本体と、該成形体本体に埋設された埋設部材とを備えた発泡合成樹脂成形体であって、該埋設部材に貫通孔が設けられており、該貫通孔内に該発泡合成樹脂が入り込んでいる発泡合成樹脂成形体において、該埋設部材は、一部が該成形体本体の外部に露出した露出部となっており、他部が該成形体本体の内部に埋没した非露出部となっており、該貫通孔の端部は、それぞれ、該非露出部に配置されていることを特徴とするものである。
請求項2の発泡合成樹脂成形体は、請求項1において、前記発泡合成樹脂はウレタンフォームであり、前記埋設部材の少なくとも前記非露出部の表面の一部はポリプロピレンよりなることを特徴とするものである。
請求項3の発泡合成樹脂成形体は、請求項1又は2において、前記貫通孔は、相互に連通した少なくとも3個の端部を有していることを特徴とするものである。
請求項4の発泡合成樹脂成形体は、請求項1ないし3のいずれか1項において、前記埋設部材に複数個の前記貫通孔が設けられていることを特徴とするものである。
請求項5の発泡合成樹脂成形体は、請求項1ないし4のいずれか1項において、該発泡合成樹脂成形体はシートパッドであることを特徴とするものである。
本発明(請求項6)の発泡合成樹脂成形体の製造方法は、発泡成形用金型を用いて請求項1ないし5のいずれか1項に記載の発泡合成樹脂成形体を製造する方法であって、該発泡成形用金型の内面に前記埋設部材を取り付ける埋設部材取付工程と、該埋設部材取付工程の後、該発泡成形用金型内において発泡合成樹脂を発泡させて前記成形体本体を成形する発泡成形工程とを行い、該発泡成形工程において、該埋設部材のうち前記非露出部を該発泡合成樹脂中に埋没させると共に、前記貫通孔に該発泡合成樹脂を充填させることを特徴とするものである。
請求項7の発泡合成樹脂成形体の製造方法は、請求項6において、前記埋設部材を、前記露出部を介して前記発泡成形用金型の内面に取り付けることを特徴とするものである。
本発明(請求項1)の発泡合成樹脂成形体にあっては、埋設部材に設けられた貫通孔内に発泡合成樹脂が充填されており、且つこの貫通孔内の発泡合成樹脂は、該貫通孔の端部を介して埋設部材の周囲の発泡合成樹脂と連続したものとなっている。この貫通孔内の発泡合成樹脂により、埋設部材の成形体本体からの抜け出し方向への移動が拘束される。これにより、成形体本体による埋設部材の保持力が高いものとなり、埋設部材の成形体本体からの脱落がより確実に防止される。
本発明によれば、埋設部材の非露出部の外面と成形体本体との接着力だけでなく、貫通孔の内面と該貫通孔内に充填された発泡合成樹脂との接着力、並びに、該貫通孔内に充填された発泡合成樹脂による埋設部材の拘束力により、埋設部材が成形体本体に保持される。そのため、例えば請求項2のように、成形体本体をウレタンフォームにより構成し、埋設部材の少なくとも非露出部の表面の一部を、ウレタンフォームとの接着性が比較的低いポリプロピレンにて構成した場合でも、埋設部材を成形体本体に十分な保持力にて保持させることができる。
請求項3の通り、貫通孔を枝分かれさせ、相互に連通した少なくとも3個の端部を有したものとし、各端部をそれぞれ非露出部に配置した構成とした場合、この貫通孔内に充填された発泡合成樹脂が該貫通孔内でずれ動きにくいものとなる。また、この場合、貫通孔の全長が長くなるので、該貫通孔の内面と、該貫通孔内の発泡合成樹脂との接触面積が増大し、これらの接着力、ひいては成形体本体による埋設部材の保持力がより向上する。
請求項4の通り、埋設部材に複数個の貫通孔を設け、各貫通孔にそれぞれ発泡合成樹脂を充填した構成とすることにより、成形体本体による埋設部材の保持力をより向上させることができる。
請求項5の通り、本発明の発泡合成樹脂成形体は、シートパッドに好適である。
本発明(請求項6)の発泡合成樹脂成形体の製造方法によれば、埋設部材の非露出部が成形体本体に埋設されると共に、該非露出部の貫通孔に発泡合成樹脂が充填されることにより、一部が成形体本体の外部に露出した埋設部材が該成形体本体に強固に一体化された発泡合成樹脂成形体を製造することができる。
埋設部材の露出部は成形体本体に埋没しないため、埋設部材を発泡成形用金型(以下、金型と略す。)の内面に取り付けるに当たり、請求項7の通り、この露出部を介して埋設部材を直接的に金型の内面に取り付けることができる。これにより、埋設部材を容易に且つ強固に金型の内面に取り付けることができる。
実施の形態に係る発泡合成樹脂成形体の立面図である。 図1のII−II線に沿う断面図である。 図1の発泡合成樹脂成形体を製造するのに用いられる発泡成形用金型の発泡成形途中時における断面図である。 実施の形態に係る発泡合成樹脂成形体の断面図である。 図4の発泡合成樹脂成形体を製造するのに用いられる発泡成形用金型の発泡成形途中時における断面図である。 実施の形態に係る発泡合成樹脂成形体の断面図である。 図6の発泡合成樹脂成形体を製造するのに用いられる発泡成形用金型の発泡成形途中時における断面図である。 実施の形態に係る発泡合成樹脂成形体の立面図である。 図8のIX−IX線に沿う断面図である。 図8の発泡合成樹脂成形体を製造するのに用いられる発泡成形用金型の発泡成形途中時における断面図である。
以下、図面を参照して実施の形態について説明する。なお、以下の実施の形態では、発泡合成樹脂成形体として、車両用シートパッドを例示しているが、本発明は、車両用以外のシートパッドを構成する発泡合成樹脂成形体や、シートパッド以外の発泡合成樹脂成形体にも適用可能である。
[第1の実施の形態]
第1図は、実施の形態に係る発泡合成樹脂成形体としてのシートパッドの立面図であり、該シートパッドを後面側から見た図である。第2図は第1図のII−II線に沿う断面図である。第3図は、このシートパッドを製造するのに用いられる発泡成形用金型(以下、金型と略す。)の発泡成形途中時における断面図である。なお、第3図は、この金型の第2図と対応する部分の断面を示している。以下の説明において、上下方向、左右方向及び前後方向は、このシートパッドを用いて構成されたシートの着座者にとっての上下方向、左右方向及び前後方向と一致するものとする。
この実施の形態における発泡合成樹脂成形体としてのシートパッド1は、車両用シートの背もたれ部を構成するバックパッドである。このシートパッド1は、ポリウレタンフォーム等の発泡合成樹脂よりなるシートパッド本体2と、該シートパッド本体2に埋設された埋設部材10とを備えている。埋設部材10は、シートパッド本体2とインサート成形により一体化されている。この実施の形態では、埋設部材10は、車両側面からの衝突に際し、衝突を吸収するためのものであるが、これに限定されない。このシートパッド1は、シートのバックフレーム(図示略)に取り付けられ、表皮材(図示略)によって外面が被覆されるものである。なお、この実施の形態では、シートパッド1は車両の左座席用であるが、構成を左右逆にすることにより、右座席用とすることも可能である。
第1,2図の通り、シートパッド本体2は、バックフレームの前面側を覆う主体部3と、該主体部3の後面の上辺及び左右の側辺からそれぞれ後方へ延出した第1延出部4と、該第1延出部4の後端から該主体部3の後面の中央側へ張り出した第2延出部5とを有している。これらの主体部3、第1延出部4及び第2延出部5は一体的に形成されている。また、第1延出部4及び第2延出部5は、主体部3の後面の上辺及び左右の側辺に沿って連続して形成されている。これらの主体部3、第1延出部4及び第2延出部5によって囲まれた空間は、バックフレームの上部及び左右の側部がそれぞれ嵌合する凹部6となっている。この凹部6は、主体部3の後面の中央側に向かって開放している。
この実施の形態では、シートパッド本体2の左側の第1延出部4(以下、左側第1延出部4という。)に、埋設部材10が埋設されている。この実施の形態では、第2図の通り、埋設部材10の右側面10aの一部が左側第1延出部4の凹部6側の面(以下、左側第1延出部4の内側面という。)に露出している。以下、単に埋設部材10の右側面10aというときには、この左側第1延出部4の内側面に露出している部分をいう。埋設部材10の右側面10aは、左側第1延出部4の内側面と面一状となっている。埋設部材10の該右側面10a以外の部分は、左側第1延出部4中に埋没している。即ち、この実施の形態では、埋設部材10の外面のうち該右側面10aが請求項1における露出部に対応し、それ以外の部分が請求項1における非露出部に対応する。
埋設部材10には、該埋設部材10を貫通する貫通孔11が設けられている。この実施の形態では、埋設部材10には、上下方向に間隔をあけて3個の貫通孔11が設けられている。各貫通孔11は、両端が埋設部材10の非露出部(即ち、右側面10a以外の部分)に位置するように設けられている。
この実施の形態では、各貫通孔11は、埋設部材10を前後方向(シートパッド1の前後方向であって、第2,3図においては上下方向)に貫通しており、該貫通方向(貫通孔11の軸心線方向)の一端側が該埋設部材10の前面(第2,3図においては下面)に開口し、他端側が該埋設部材10の後面(第2,3図においては上面)に開口している。
この実施の形態では、各貫通孔11は、埋設部材10を一直線状に貫通している。この実施の形態では貫通孔11同士は非連通となっている。この実施の形態では、各貫通孔11の軸心線と直交方向の断面形状(以下、断面形状と略す。)は、略円形となっている。各貫通孔11の断面積(各貫通孔11の軸心線と直交方向の断面内における開口面積)は、シートパッド本体2を構成する発泡合成樹脂の種類や埋設部材10の前後方向の厚さ等にもよるが、20mm以上特に75mm以上であることが好ましい。各貫通孔11の断面積をこの数値範囲とすることにより、発泡合成樹脂が貫通孔内に入り込み易くなり、成形体本体によってより強固に埋設部材を保持することができるという作用効果が奏される。
なお、貫通孔11の形状、個数及び配置はこれに限定されない。例えば、埋設部材10に1個、2個又は4個以上の貫通孔11が設けられてもよい。なお、埋設部材10に貫通孔11を複数個設けることにより、シートパッド本体2による埋設部材10の保持力が向上すると共に、該貫通孔11に入り込んだ発泡合成樹脂を回動軸とする埋設部材10の回動を防止することができる。貫通孔11同士は、相互に連通していてもよい。各貫通孔11の断面形状は、例えば長円形や多角形など、円形以外の形状であってもよい。貫通孔11の断面形状を、長円形などの細長い形状とすることにより、該貫通孔11に入り込んだ発泡合成樹脂を回動軸とする埋設部材10の回動をより効果的に防止することができる。各貫通孔11は、埋設部材10内で屈曲ないし湾曲した形状であってもよい。各貫通孔11は、途中で枝分かれしていてもよい。
この実施の形態では、埋設部材10は、少なくとも非露出部の外面の一部がポリプロピレンよりなる。埋設部材10の全体がポリプロピレンより構成されてもよい。なお、埋設部材10の構成材料はポリプロピレンに限定されない。
次に、シートパッド1を成形するための金型20について説明する。第3図の通り、この実施の形態では、金型20は、下型21と、上型22と、該上型22にセットされた中型23とを有している。この実施の形態では、シートパッド1は、金型20内において、その前面を下向きにした姿勢で成形される。即ち、下型21によりシートパッド1の前面側が成形され、上型22及び中型23によりシートパッド1の後面側が成形される。以下、特に説明のない限り、金型20の上下方向及び左右方向は、第3図における上下方向及び左右方向をいい、シートパッド1の上下方向、左右方向及び前後方向は、前述の通り、このシートパッド1を用いて構成したシートの着座者にとっての上下方向、左右方向及び前後方向をいう。
中型23の側面から側方へ、シートパッド本体2の後面側の凹部6を形成するための突出部24が突設されている。この突出部24は、シートパッド本体2の後面の上側及び左右両側に連続して凹部6を形成するために、中型23から三方へ連続して突出している。下型21のキャビティ底面と中型23の下面との間のキャビティ空間Sによりシートパッド本体2の主体部3が成形され、突出部24の突出方向の先端面と下型21のキャビティ側面との間のキャビティ空間Sにより第1延出部4が成形され、該突出部24の上面と上型22のキャビティ天井面との間のキャビティ空間Sにより第2延出部5が成形される。左側第1延出部4を成形するためのキャビティ空間Sに臨む突出部24の先端面には、埋設部材10を取り付けるためのクリップやマグネット等の取付手段(図示略)が設けられている。
この金型20を用いてシートパッド1(シートパッド本体2)を成形する場合、まず、下型21と上型22とを型開きし、左側第1延出部4を成形するためのキャビティ空間Sに臨む突出部24の先端面に前記取付手段により埋設部材10を取り付ける。なお、この実施の形態では、埋設部材10の右側面10aは、シートパッド本体2の外部に露出するものであるため、この右側面10aを直接的に突出部24の先端面に接合させるようにして埋設部材10を取り付けることができる。これにより、埋設部材10を容易に且つ強固に突出部24の先端面に取り付けることができる。
次に、下型21内に発泡合成樹脂原料を注入し、下型21と上型22とを型締めする。この実施の形態では、第2図の通り、型締め後のキャビティ空間S内において、各貫通孔11は、埋設部材10を上下方向に貫通するように延在する。その後、該発泡合成樹脂原料を加熱・発泡させる。この発泡合成樹脂は、第2図の矢印Bの通り、キャビティ空間S,S,Sをこの順に充填していく。これにより、シートパッド本体2の主体部3、第1延出部4及び第2延出部5が一体に形成される。
この際、キャビティ空間Sから左側第1延出部4を成形するためのキャビティ空間Sに流入した発泡合成樹脂の一部は、埋設部材10の下側(金型20内における下側)から各貫通孔11内に入り込み、各貫通孔11内をその上端側(金型20内における上端側)に向かって充填していき、各貫通孔11を通過した後、埋設部材10の上側(金型20内における上側)において、該埋設部材10の周囲のキャビティ空間S内を通過してきた発泡合成樹脂の残部と合流する。これにより、各貫通孔11内にも発泡合成樹脂が充填される。各貫通孔11内の発泡合成樹脂は、各貫通孔11の両端側において、埋設部材10の周囲の発泡合成樹脂と連続する。
発泡合成樹脂が硬化した後、型開きしてシートパッド1を脱型する。その後、必要に応じてシートパッド本体2の表面の仕上げ処理を行うことにより、シートパッド1が完成する。
このようにして製造されたシートパッド1にあっては、埋設部材10に設けられた各貫通孔11内に発泡合成樹脂が充填されており、各貫通孔11内の発泡合成樹脂の両端側は、それぞれ、埋設部材10の周囲の発泡合成樹脂と連続しているので、この貫通孔11内の発泡合成樹脂により、埋設部材10のシートパッド本体2(左側第1延出部4の内側面)からの抜け出し方向への移動が拘束される。これにより、シートパッド本体2による埋設部材10の保持力が高いものとなり、埋設部材10のシートパッド本体2からの脱落がより確実に防止される。
本発明によれば、埋設部材10の外面とシートパッド本体2との接着力だけでなく、貫通孔11の内面と該貫通孔11内に充填された発泡合成樹脂との接着力、並びに、該貫通孔11内に充填された発泡合成樹脂による埋設部材10の拘束力により、埋設部材10がシートパッド本体2に保持される。そのため、この実施の形態のように、埋設部材10の少なくとも非露出部の外面の一部が、シートパッド本体2を構成するポリウレタンとの接着性が比較的低いポリプロピレンよりなるものであっても、埋設部材10をシートパッド本体2に十分な保持力にて保持させることができる。
この実施の形態では、各貫通孔11は、埋設部材10のシートパッド本体2からの抜け出し方向と略直交方向に該埋設部材10を貫通しており、この貫通孔11に充填された発泡合成樹脂は、全体的に埋設部材10のシートパッド本体2からの抜け出しに対抗するようになるため、埋設部材10のシートパッド本体2からの脱落がより高いものとなる。
この実施の形態では、埋設部材10に3個の貫通孔11が設けられ、各貫通孔11にそれぞれ発泡合成樹脂が充填されているため、シートパッド本体2による埋設部材10の保持力が一層高いものとなる。
[第2の実施の形態]
第4図は、別の実施の形態に係る発泡合成樹脂成形体としてのシートパッドの埋設部材付近の断面図である。第5図は、このシートパッドを製造するのに用いられる金型の発泡成形途中時における断面図である。なお、第4,5図は、それぞれ、第2,3図と同様部分の断面を示している。
前述の第1の実施の形態では、貫通孔11は、埋設部材10を前後方向に一直線状に貫通し、その両端側が該埋設部材10の前面及び後面に開口したものとなっているが、貫通孔11の形状及びその両端側の配置はこれに限定されない。
この実施の形態における埋設部材10Aにあっては、貫通孔11は、該埋設部材10Aの内部で略「L」字形ないし略「く」字形に屈曲ないし湾曲した形状となっており、その一端側は埋設部材10Aの前面(シートパッド1を用いて構成されたシートの着座者にとっての前面であって、第4,5図においては下面)に配置され、他端側は埋設部材10Aの左側面10bに配置されている。
貫通孔11のうち、埋設部材10Aの内部における屈曲部から該他端側は、埋設部材10Aの左側面10bに接近するほど該埋設部材10Aの後面(シートパッド1を用いて構成されたシートの着座者にとっての後面側であって、第4,5図においては上面側)に接近するように斜めに延在している。また、この貫通孔11の屈曲部から該他端側は、埋設部材10Aの左側面10bに接近するほど開口面積が大きくなるテーパ形状となっている。これは、シートパッド1の発泡成形時に発泡合成樹脂が貫通孔11内を該一端側から他端側までスムーズに流れるようにするためである。
この実施の形態におけるその他の構成は、前述の第1の実施の形態と同様であり、第4,5図において第1〜3図と同一符号は同一部分を示している。
この実施の形態におけるシートパッド1の製造方法も、第1の実施の形態と同様である。
この実施の形態では、シートパッド本体2の発泡成形工程において、キャビティ空間Sから左側第1延出部4を成形するためのキャビティ空間Sに流入した発泡合成樹脂の一部は、第5図の矢印Bのように、埋設部材10Aの下側(金型20内における下側)から貫通孔11に入り込んで該貫通孔11内を充填した後、埋設部材10Aの左側面10bに開口した貫通孔11の端部から該貫通孔11外に流出し、埋設部材10Aの周囲のキャビティ空間S内を通過中の発泡合成樹脂の残部と合流する。これにより、貫通孔11内に発泡合成樹脂が充填され、この貫通孔11内の発泡合成樹脂は、該貫通孔11の両端側において、埋設部材10Aの周囲の発泡合成樹脂と連続する。
この実施の形態のように、貫通孔11を埋設部材10Aの内部で屈曲した形状とすることにより、該貫通孔11内に充填された発泡合成樹脂が該貫通孔11内でずれ動きにくいものとなるため、該貫通孔11内の発泡合成樹脂による埋設部材10Aの拘束力が向上する。
[第3の実施の形態]
第6図は、別の実施の形態に係る発泡合成樹脂成形体としてのシートパッドの埋設部材付近の断面図である。第7図は、このシートパッドを製造するのに用いられる金型の発泡成形途中時における断面図である。なお、第6,7図は、それぞれ、第2,3図と同様部分の断面を示している。
この実施の形態における埋設部材10Bにあっては、貫通孔11は、該埋設部材10Bの内部で枝分かれしている。
この実施の形態では、貫通孔11は、埋設部材10Bの内部で三又状に枝分かれしており、相互に連通した3個の端部開口を有したものとなっている。この実施の形態では、埋設部材10Bの前面(シートパッド1を用いて構成されたシートの着座者にとっての前面であって、第6図においては下面)に貫通孔11の第1の端部開口が配置され、埋設部材10Bの左側面10bに貫通孔11の第2の端部開口が配置され、埋設部材10Bの後面(シートパッド1を用いて構成されたシートの着座者にとっての後面であって、第6図においては上面)に貫通孔11の第3の端部開口が配置されている。なお、貫通孔11の形状や、端部開口の個数及び配置はこれに限定されない。
この実施の形態におけるその他の構成は、前述の第1の実施の形態と同様であり、第6,7図において第1〜3図と同一符号は同一部分を示している。
この実施の形態におけるシートパッド1の製造方法も、第1の実施の形態と同様である。
この実施の形態では、シートパッド本体2の発泡成形工程において、キャビティ空間Sから左側第1延出部4を成形するためのキャビティ空間Sに流入した発泡合成樹脂の一部は、第7図の矢印Bのように、埋設部材10Bの下側(金型20内における下側)から貫通孔11(第1の端部開口)に入り込み、該貫通孔11内を充填していく。この発泡合成樹脂が貫通孔11の分岐点に到達すると、該発泡合成樹脂の一部は第2の端部開口に向かい、他部は第3の端部開口に向かう。その後、これらの発泡合成樹脂は、第2の端部開口及び第3の端部開口から貫通孔11外に流出し、それぞれ、埋設部材10Bの周囲のキャビティ空間S内を通過中の発泡合成樹脂、並びに、キャビティ空間S内を埋設部材10Bの上側まで流れてきた発泡合成樹脂に合流する。これにより、貫通孔11内に三又状に発泡合成樹脂が充填される。また、この貫通孔11内の発泡合成樹脂は、該貫通孔11の各端部開口を介して埋設部材10Bの周囲の発泡合成樹脂と連続する。
この実施の形態のように、貫通孔11が途中で枝分かれした形状とすることにより、該貫通孔11内に充填された発泡合成樹脂が該貫通孔11内でずれ動きにくいものとなる。また、貫通孔11は、枝分かれしていないものに比べて全長が長くなるので、該貫通孔11の内面と、該貫通孔11内の発泡合成樹脂との接触面積が増大し、これらの接着力、ひいてはシートパッド本体2による埋設部材10Bの保持力が向上する。
[第4の実施の形態]
第8図は、別の実施の形態に係る発泡合成樹脂成形体としてのシートパッドの立面図であり、該シートパッドを後面側から見た図である。第9図は第8図のIX−IX線に沿う断面図である。第10図は、このシートパッドを製造するのに用いられる金型の発泡成形途中時における断面図である。なお、第10図は、この金型の第9図と対応する部分の断面を示している。
上記の各実施の形態では、埋設部材10,10A,10Bは、右側面10aのみがシートパッド本体2の外部に露出したものとなっているが、埋設部材の複数の部分がシートパッド本体2の外部に露出してもよい。
この実施の形態における埋設部材10Cは、左右方向幅が、シートパッド本体2の左側第1延出部4と同等となっており、その右側面10aの一部が左側第1延出部4の内側面に露出していると共に、左側面10bの一部が該左側第1延出部4の凹部6と反対側の面(以下、左側第1延出部4の外側面という。)に露出している。以下、単に埋設部材10Cの右側面10a及び左側面10bというときには、それぞれ、この左側第1延出部4の内側面及び外側面に露出している部分をいう。埋設部材10Cの右側面10aは、左側第1延出部4の内側面と面一状となっており、左側面10bは、左側第1延出部4の外側面と面一状となっている。埋設部材10Cの該右側面10a及び左側面10b以外の部分は、左側第1延出部4中に埋没している。即ち、この実施の形態では、埋設部材10Cの外面のうち該右側面10a及び左側面10bが請求項1における露出部に対応し、それ以外の部分が請求項1における非露出部に対応する。
この実施の形態では、埋設部材10Cをシートパッド1の前後方向に貫通するように貫通孔11が設けられている。なお、この実施の形態においても、貫通孔11は、途中で屈曲ないし湾曲した形状であってもよく、途中で枝分かれした形状であってもよい。いずれの場合においても、貫通孔11は、各端部がそれぞれ埋設部材10Cの非露出部(即ち、右側面10a及び左側面10b以外の部分)に位置するように設けられる。
この実施の形態におけるその他の構成は、前述の第1の実施の形態と同様であり、第8〜10図において第1〜3図と同一符号は同一部分を示している。
この実施の形態におけるシートパッド1の製造方法も、第1の実施の形態と同様である。
この実施の形態でも、シートパッド本体2の発泡成形工程において、第10図の矢印Bの通り、左側第1延出部4を成形するためのキャビティ空間S内に配置された埋設部材10Cの貫通孔11に、該埋設部材10Cの下側、即ちキャビティ空間S側から発泡合成樹脂が流入し、この発泡合成樹脂が該貫通孔11の上端側に向かって該貫通孔11内を充填していく。その後、この発泡合成樹脂は、該貫通孔11内からキャビティ空間Sの上部に流出し、次いで該キャビティ空間Sの上部及びキャビティ空間Sを充填していく。これにより、貫通孔11内に発泡合成樹脂が充填される。また、この貫通孔11内の発泡合成樹脂は、該貫通孔11の両端側において、埋設部材10Cの周囲の発泡合成樹脂と連続したものとなる。
この実施の形態でも、埋設部材10Cの貫通孔11内に発泡合成樹脂が充填されており、各貫通孔11内の発泡合成樹脂の両端側は、それぞれ、埋設部材10Cの周囲の発泡合成樹脂と連続しているので、この貫通孔11内の発泡合成樹脂により、埋設部材10Cのシートパッド本体2(左側第1延出部4の内側面及び外側面)からの抜け出し方向への移動が拘束される。これにより、シートパッド本体2による埋設部材10Cの保持力が高いものとなり、埋設部材10Cのシートパッド本体2からの脱落がより確実に防止される。
上記の構成は、いずれも本発明の一例であり、本発明は上記以外の構成をもとりうる。
例えば、上記の実施の形態では、埋設部材10,10A〜10Cは、いずれも、シートパッド本体2の左側第1延出部4に埋設されているが、埋設部材の埋設位置はこれに限定されない。
上記の実施の形態は、シートパッドへの本発明の適用例を示しているが、本発明は、シートパッド以外の発泡合成樹脂成形体にも適用可能である。
1 シートパッド
2 シートパッド本体
3 主体部
4 第1延出部
5 第2延出部
6 凹部
10,10A〜10C 埋設部材
11 貫通孔
20 金型
21 下型
22 上型
23 中型

Claims (7)

  1. 発泡合成樹脂よりなる成形体本体と、
    該成形体本体に埋設された埋設部材と
    を備えた発泡合成樹脂成形体であって、
    該埋設部材に貫通孔が設けられており、該貫通孔内に該発泡合成樹脂が入り込んでいる発泡合成樹脂成形体において、
    該埋設部材は、一部が該成形体本体の外部に露出した露出部となっており、他部が該成形体本体の内部に埋没した非露出部となっており、
    該貫通孔の端部は、それぞれ、該非露出部に配置されていることを特徴とする発泡合成樹脂成形体。
  2. 請求項1において、前記発泡合成樹脂はウレタンフォームであり、
    前記埋設部材の少なくとも前記非露出部の表面の一部はポリプロピレンよりなることを特徴とする発泡合成樹脂成形体。
  3. 請求項1又は2において、前記貫通孔は、相互に連通した少なくとも3個の端部を有していることを特徴とする発泡合成樹脂成形体。
  4. 請求項1ないし3のいずれか1項において、前記埋設部材に複数個の前記貫通孔が設けられていることを特徴とする発泡合成樹脂成形体。
  5. 請求項1ないし4のいずれか1項において、該発泡合成樹脂成形体はシートパッドであることを特徴とする発泡合成樹脂成形体。
  6. 発泡成形用金型を用いて請求項1ないし5のいずれか1項に記載の発泡合成樹脂成形体を製造する方法であって、
    該発泡成形用金型の内面に前記埋設部材を取り付ける埋設部材取付工程と、
    該埋設部材取付工程の後、該発泡成形用金型内において発泡合成樹脂を発泡させて前記成形体本体を成形する発泡成形工程と
    を行い、
    該発泡成形工程において、該埋設部材のうち前記非露出部を該発泡合成樹脂中に埋没させると共に、前記貫通孔に該発泡合成樹脂を充填させることを特徴とする発泡合成樹脂成形体の製造方法。
  7. 請求項6において、前記埋設部材を、前記露出部を介して前記発泡成形用金型の内面に取り付けることを特徴とする発泡合成樹脂成形体の製造方法。
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