JP2012204157A - 照明システム - Google Patents

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Abstract

【課題】発着場において、表示装置の周囲にいる乗客だけでなくそこから離れた位置にいる乗客にも、乗物の接近状況を容易に周知させることが可能な照明システムを提供する。
【解決手段】照明システム100の構成は、複数のLED素子が配列されたLED基板を含むLEDユニットを有し、乗物の発着場の天井または屋根の縁に沿って配列して取り付けられる複数の照明器具200と、複数の照明器具200の動作を制御する制御部110と、発着場における乗物の発着スケジュールまたは位置情報を取得する乗物状況取得部140と、を備え、制御部110は、乗物状況取得部140が取得した発着スケジュールまたは位置情報に基づいて照明器具200の点灯および消灯を制御する。
【選択図】図3

Description

本発明は、乗物の発着場の天井または屋根の縁に沿って配列して取り付けられる複数の照明器具を用いた照明システムに関する。
駅のプラットホームやバス停(以下、発着場と称する。)には、電車やバス(以下、乗物と称する。)の到着時刻等を乗客に報せるための表示装置が設けられている。電車の場合を例示すると、駅のプラットホームにはその天井や屋根の内側の所定位置に電光表示装置が設置されていて、電車の到着時刻や接近状況等が表示されている。
上記の電光表示装置として、例えば特許文献1では、駅のホーム等の所定の場所への列車の接近状態を検知する列車検知手段と、所定場所へ設置され列車が接近したことを表示する表示手段と、列車検知手段が検知した列車の接近位置に対応させて表示手段の表示状態を変化させる表示制御手段とを有する列車接近表示装置が開示されている。特許文献1によれば、列車がどの程度ホームに接近しているかを乗客が知ることができるとしている。
特開平8−58589号公報
しかしながら、特許文献1の表示手段のような従来の電光表示装置は、駅のプラットホームにおいて複数箇所に設けられているものの、それらはかなり広めの間隔を有して設置されることが一般的である。このため、電光表示装置の表示内容は、その周囲にいる乗客は容易に視認可能であるものの、そこから離れた位置にいる乗客は視認困難である。また、仮に電光表示装置の周囲にいたとしても、携帯電話や携帯ゲーム機などを使用している乗客は、電光表示装置の表示内容に注意を払わないことも多い。故に、従来の電光表示装置であると、駅のプラットホームにいるすべての乗客に、その表示内容を周知させることが困難であった。
電光表示装置への表示内容としては、上述したように電車の到着時刻や接近状況等があるが、この中でも電車の接近状況は、電車との接触事故を防ぎ乗客の安全を確保するために特に重要な情報である。このため、駅のプラットホームにいるすべての乗客へ周知させる必要がある。
一方、バス停では、表示装置がかかるバス停と一体になっていることが多い。このため、バス停においても、その表示装置において表示されるバスの接近状況は、バス停の近傍にいる乗客にしか視認することができず、バス停に向かっている乗客や、列の後ろに並んでいる人ですらも、バスの接近状況を把握することができない。故に、利便性に優れていると言いがたい。
本発明は、このような問題に鑑み、発着場において、表示装置の周囲にいる乗客だけでなくそこから離れた位置にいる乗客や、混雑状態におかれている乗客にも、乗物の接近状況を容易に周知させることが可能な照明システムを提供することを目的としている。
上記課題を解決するために、本発明にかかる照明システムの代表的な構成は、複数のLED素子が配列されたLED基板を含むLEDユニットを有し、乗物の発着場の天井または屋根の縁に沿って配列して取り付けられる複数の照明器具と、複数の照明器具の動作を制御する制御部と、発着場における乗物の発着スケジュールまたは位置情報を取得する乗物状況取得部と、を備え、制御部は、乗物状況取得部が取得した発着スケジュールまたは位置情報に基づいて照明器具の点灯および消灯を制御することを特徴とする。
乗物の発着場の天井または屋根に設置された複数の照明器具は、発着場を照らすための装置である。このため、かかる複数の照明器具は、従来の表示装置のように発着場の所定箇所のみに設けられているのではなく発着場全体に設置されている。したがって、乗客は発着場の如何なる位置にいても照明器具の動作(点灯および消灯)を視認可能である。故に、上記構成のように、制御部によって発着スケジュールまたは位置情報に基づいて複数の照明器具を点灯および消灯させれば、表示装置の周囲にいる乗客だけでなくそこから離れた位置にいる乗客や、混雑状態におかれている乗客にも、それらの情報すなわち乗物の接近状況を容易に周知させることができる。したがって、発着場に設けられた照明器具に表示装置としての機能を担わせることが可能となる。また、これにより従来の表示装置の設置間隔を広げて設置数を減らすことができるため、装置コストの削減が図れる。
上記の乗物の到着時、発車時および近接時のうち、いずれか1以上のタイミングにおいて、制御部は、複数の照明器具を、所定方向に向かって順次瞬間的に点灯または消灯させていくとよい。
かかる構成によれば、複数の照明器具は、所定方向に向かうウェーブ状のパターンで点灯する。これにより、例えば所定方向を乗物の進行方向とすれば、発着場において、乗物の接近状況だけでなくその進行方向をも乗客に周知させることも可能である。
上記の乗物の到着時、発車時および近接時のうち、いずれか1以上のタイミングにおいて、制御部は、複数の照明器具のうち、1つ以上の照明器具に、それ以外の照明器具とは別の動作をさせるとよい。例えば、夜間のように照明器具が点灯している場合には、一部の照明器具を消灯や点滅をさせればよい。逆に、昼間のように照明器具が消灯している場合には、一部の照明器具を点灯や点滅をさせればよい。このように複数の照明器具のうち任意の照明器具の動作を異ならせれば、照明器具が意図を持って動作していることを乗客に認識させることができる。
本発明によれば、発着場において、表示装置の周囲にいる乗客だけでなくそこから離れた位置にいる乗客や、混雑状態におかれている乗客にも、乗物の接近状況を容易に周知させることが可能な照明システムを提供することが可能となる。
第1実施形態にかかる照明システムを適用される発着場を示す図である。 照明器具を例示する図である。 第1実施形態にかかる照明システムの概略構成を示すブロック図である。 制御部による照明器具の動作制御について説明する模式図である。 第2実施形態にかかる照明システムを適用される発着場を示す図である。 第2実施形態にかかる照明システムの概略構成を示すブロック図である。 制御部による照明器具の動作制御について説明する模式図である。
以下に添付図面を参照しながら、本発明の好適な実施形態について詳細に説明する。かかる実施形態に示す寸法、材料、その他具体的な数値などは、発明の理解を容易とするための例示に過ぎず、特に断る場合を除き、本発明を限定するものではない。なお、本明細書及び図面において、実質的に同一の機能、構成を有する要素については、同一の符号を付することにより重複説明を省略し、また本発明に直接関係のない要素は図示を省略する。
(第1実施形態)
図1は、第1実施形態にかかる照明システムを適用される発着場を示す図である。図1では、発着場102として、乗物である電車108が発着する駅のプラットホームを例示している。図1に示すように、発着場102の屋根104には、その縁104aに沿って複数の照明器具200が配列して取り付けられている。
図2は、照明器具200を例示する図であり、図2(a)は照明器具200の外観図であり、図2(b)は図2(a)の分解図であり、図2(c)は図2(b)のLEDユニット210の分解図である。図2(a)および(b)に示すように、照明器具200は主に、LEDユニット210、電源ユニット220、ベース230およびカバー240から構成される。
図2(c)に示すように、LEDユニット210は、複数のLED(Light-Emitting Diode)素子212aが略同一平面にマトリクス状に配列されたLED基板212を備える。かかるLED基板212をホルダー214に嵌め込み、そのホルダー214にデフューザ216を破線矢印方向に向かって取り付けることにより、図2(b)に示すようにLEDユニット210が組み立てられる。
電源ユニット220は、ベース230に配置され、LEDユニット210と接続されてかかるLEDユニット210に電力を供給する。ベース230は、図2(a)に示すようにLEDユニット210および電源ユニット220を収容し、図1に示すように発着場102の屋根104の内側に取り付けられる。すなわちベース230は照明器具200の基体である。
ベース230には、ヒンジ機構によって開閉可能なカバー240が取り付けられる。図2(b)に示すように、カバー240には開口部242aおよび242b(左側の開口部242bは破線にて図示)が形成されている。なお、図2(b)では、開口部242aにはLEDユニット210が取り付けられていない状態を、開口部242bにはLEDユニット210が取り付けられている状態を示している。開口部242aに、デフューザ216を対向させるようにLEDユニット210を取り付けると、開口部242bにはめ込める状態となる。そして、開口部242aおよび242bにLEDユニット210を取り付けた後にカバー240を閉めると、照明器具200aは図2(a)に示す状態となる。
ここで、図1に示すように、発着場102には、電車108の到着時刻や接近状況等を乗客に報せるための電光表示装置106が設置されている。この電光表示装置106の表示内容のなかでも、電車108の接近状況は、電車108との接触事故を未然に防いで乗客の安全を確保するために最も重要な情報であり、発着場102にいるすべての乗客に周知させる必要がある。しかしながら、電光表示装置106は、発着場102においてかなり広めの間隔を有して設置されるため、その表示内容は、電光表示装置106の周囲にいる乗客109aは容易に視認容易であるものの、そこから離れた位置にいる乗客109bには視認困難である。
上記の電光表示装置106に対し、照明器具200は、上述したように発着場102において屋根104の縁104aに配列して取り付けられ、かかる発着場102を照らすための装置である。このため、照明器具200は、電光表示装置106のように発着場102の所定箇所のみに設けられているのではなく発着場102全体(厳密には、屋根104の縁104a全体)に設置されている。したがって、乗客109aおよび109bのいずれにおいても、すなわち発着場102の如何なる位置にいる乗客も照明器具200を視認可能である。
そこで、本実施形態では、照明器具200の点灯および消灯(動作)を通じて、発着場102にいる乗客、特に電光表示装置106から離れた位置にいる乗客に対しても、電車の接近状況を報せることが可能な照明システム100について説明する。
図3は、第1実施形態にかかる照明システム100の概略構成を示すブロック図である。図3に示す照明システム100は、制御部110によって管理および制御される。かかる制御部110は、コンピュータ装置によって構成することができる。また本実施形態では、制御部110は、駆動部120を介して上述した照明器具200の動作も制御する。なお、これについては後に詳述する。
駆動部120は、制御部110の制御に基づいて照明器具200(厳密にはLEDユニット210)への電流の供給および遮断を行う。これにより、照明器具200の点灯および消灯(オンオフ)が切り替えられる。操作部130は、キーボード、十字キー、ジョイスティック等の複数のキー(スイッチ)およびマウスから構成され、駅員等のユーザからの操作入力を受け付ける。これにより、例えば緊急時等、後述する乗物状況取得部140が取得した電車108(乗物)の発着スケジュールに基づく以外にも、ユーザが任意に照明器具200の動作を制御することが可能となる。
乗物状況取得部140は、発着場102における電車108の発着スケジュールを取得する。詳細には、乗物状況取得部140は、当該照明システム100の外部に設けられ、電車108の運行情報や駅情報のデータを格納したデータベース230にアクセスし、格納されたデータの中から電車108の発着スケジュールを抽出して取得する。
そして、制御部110は、乗物状況取得部140が取得した電車108の発着スケジュールに基づいて照明器具200の点灯および消灯(動作)を制御する。その制御の1つとして、電車108の到着時、発車時および近接時のうち、いずれか1以上のタイミングにおいて、制御部110は、複数の照明器具200を、所定方向に向かって順次瞬間的に点灯または消灯させる。
図4は、制御部110による照明器具200の動作制御について説明する模式図である。なお、理解を容易にするために、図4では、点灯している照明器具200を白塗りで、消灯している照明器具200を黒塗りで示し、複数の照明器具200のそれぞれ識別するために個々に照明器具200a〜200zの符号を付す。また以下の説明では、すべての照明器具200(照明器具200a〜200z)が点灯している状態を通常状態とした場合における電車108の到着時の動作を例示し、図4において電車108は発着場102の右側から進入するものと仮定する。
図4(a)に示すように、乗物の到着前は、照明器具200a〜200zはすべて点灯状態である。そして、時刻が、乗物状況取得部140が取得した電車108の到着時に到達したら、制御部110は、駆動部120を制御して照明器具200aへの電流の供給を寸断(遮断)し、図4(b)に示すように照明器具200aを瞬間的に消灯させる。次に、制御部110は、図4(c)に示すように照明器具200bを瞬間的に消灯させ、同様に照明器具200c〜200zを順次瞬間的に消灯させる。すなわち、制御部110は、照明器具200a〜200zを、発着場102の右側から左側への所定方向に向かって流れるように順次瞬間的に消灯させる。
上述した構成により、複数の照明器具200a〜200zは、所定方向に向かうウェーブ状のパターンで点灯するため、乗客109aおよび109b(図1参照)は、この動作を以って、発着場102に電車108が到着することを把握することができる。特に本実施形態のように、所定方向を電車108の進行方向とすれば、電車108の接近状況だけでなくその進行方向をも乗客に把握させることも可能である。
上記説明したように、第1実施形態の照明システム100によれば、発着場102全体に設置されている照明器具200(照明器具200a〜200z)を、制御部110によって電車108(乗物)の発着スケジュールに基づいて動作(点灯および消灯)させることにより、発着場102にいる全ての乗客に電車108の接近状況を容易に周知させることができる。したがって、発着場102に設けられた照明器具200に電光表示装置106(図1参照)としての機能を担わせることが可能である。またこれにより、従来の表示装置(電光表示装置106)の設置間隔を広げて設置数を削減できるため、装置コストの削減が図れる。
なお、上記実施形態では発着場102の屋根104の縁に沿って照明器具200を配列するように説明したが、地下鉄の駅等、構造物内に設けられた発着場では、照明器具200を発着場の天井に設置すればよい。また、乗物状況取得部140は、発着場における乗物の発着スケジュールではなく、乗物の位置情報を取得してもよい。この場合、駅の近傍に設けられた乗物近接センサ(不図示)を乗物状況取得部140として利用することも可能である。
更に、上記実施形態においては、発着場102の屋根104の縁に沿って照明器具200全体、すなわち照明器具200a〜200zすべてを順次点滅(消灯)させる構成を例示したが、これに限定するものではない。例えば、車両の乗降口付近等、特定箇所の近傍に設置される照明器具のみを点滅させる構成とすることも当然にして可能である。加えて、上記実施形態では、照明器具200a〜200zを1つずつ順次点滅(消灯)させる場合を例示したが、これにおいても限定されず、照明器具を複数個単位で順次点滅(消灯)させてもよい。
(第2実施形態)
上記第1実施形態では、照明器具200が点灯している状態を通常状態とした場合を例示したため照明器具200a〜200zを順次瞬間的に消灯させるよう説明した。しかし本発明はこれに限定するものではなく、複数の照明器具200のうち、1つ以上の照明器具に、それ以外の照明器具とは別の動作をさせればよい。第2実施形態は、昼間のように、照明器具200が消灯している状態が通常状態であったときに、一部の照明器具を点灯または点滅させる例である。
図5は、第2実施形態にかかる照明システムを適用される発着場を示す図である。なお、図5では、発着場302として、乗物であるバス308(図7(b)参照)が発着するバス停留所を例示している。発着場302には、バス308の行き先や時刻表を掲示するバス停306が設置されている。近年のバス停306は、電光表示装置が一体となっているものが多く、バス停306へのバス308の接近状況306aも表示され、乗客の利便性の向上が図られている。
しかしながら、バス停306に表示されているバス308の接近状況は、かかるバス停306の近傍にいる乗客309aには視認可能であるものの、バス停306に向かっている乗客309cや、バス停306の列の後方に並んでいる乗客309b、すなわちバス停306から離れていた位置にいる乗客には視認困難である。
そこで、本実施形態では、図5に示すように、発着場302の屋根304に、その縁304aに沿って複数の照明器具200a〜200f(照明器具200)を配列して取り付ける。そして、照明器具200の点灯および消灯(動作)を通じて、発着場302にいる乗客、特にバス停306から離れた位置にいる乗客や、混雑状態におかれている乗客に対しても、乗物の接近状況を報せることが可能な照明システム300を適用する。
図6は、第2実施形態にかかる照明システム300の概略構成を示すブロック図である。なお、第1実施形態の照明システム100の構成要素と同一の機能や構成を有する要素については、同一の符号を付して説明を省略する。図6に示す照明システム300では、乗物状況取得部340は、照明システム100において乗物状況取得部140が取得した乗物(電車108)の発着スケジュールに替えて、発着場302に対する乗物(バス308)の位置情報を取得する。
詳細には、本実施形態では、位置情報の取得対象であるバス308に、GPS装置308aおよび通信装置308bが搭載されている。GPS装置308aは、不図示のGPS(Global Positioning System)衛星からの信号を受信し、GPS装置308aが受信した信号に基づいてバス308の位置情報を生成する。通信装置308bは、GPS装置308aによって生成されたバス308の位置情報のデータを無線等の通信手段により送信する。
一方、照明システム300は、発着場302に設置され通信装置308bとの無線通信を行うことが可能な通信部342を備える。これにより、バス308の通信装置308bから送信されたデータを照明システム300において受信することができる。なお、照明システム300の通信部342とバス308の通信装置308bとの通信は、電波の見通しが良ければそれらの間で直接行われてもよいし、電波の見通しが悪ければサーバ(不図示)を介して行われてもよい。
照明システム300の通信部342が通信装置308bからのデータを受信したら、乗物状況取得部340は、そのデータを参照してバス308の位置情報を取得する。そして、制御部110は、乗物状況取得部340が取得したバス308の位置情報に基づいて照明器具200の点灯および消灯(動作)を制御する。
以下、発着場302に取り付けられたすべての照明器具200が消灯している状態(昼間の状態)を通常状態とした場合におけるバス308の近接時の動作を例示して説明する。図7は、制御部110による照明器具200の動作制御について説明する模式図である。なお、図7においても図4と同様に、点灯している照明器具200を白塗りで、消灯している照明器具200を黒塗りで示す。
図7(a)に示すように、バス308の近接前は、照明器具200a〜200fはすべて消灯状態である。そして、乗物状況取得部340が取得した位置情報においてバス308が発着場302に近接していたら、制御部110は、駆動部120を制御して照明器具200b・200d・200fへの電流の瞬間的な供給および寸断を連続的に繰り返し、図7(b)に示すように、それらの照明器具200b・200d・200fを点滅させる。これにより、複数の照明器具200a〜200fのうち、照明器具200b・200d・200f(1つ以上の照明器具)は、それら以外の照明器具200a・200c・200eとは別のパターンの動作をすることとなる。したがって、この照明器具200の動作を以って、バス停306(表示装置)の周囲にいる乗客だけでなくそこから離れた位置にいる乗客にも、発着場302にバス308が近接していることを周知させることが可能となる。
以上、添付図面を参照しながら本発明の好適な実施例について説明したが、本発明は係る例に限定されないことは言うまでもない。当業者であれば、特許請求の範囲に記載された範疇内において、各種の変更例または修正例に想到し得ることは明らかであり、それらについても当然に本発明の技術的範囲に属するものと了解される。
本発明は、乗物の発着場の天井または屋根の縁に沿って配列して取り付けられる複数の照明器具を用いた照明システムに利用することができる。
100…照明システム、102…発着場、104…屋根、104a…縁、106…電光表示装置、108…電車、109a…乗客、109b…乗客、110…制御部、120…駆動部、130…操作部、140…乗物状況取得部、200…照明器具、200a…照明器具、200b…照明器具、200c…照明器具、200f…照明器具、210…LEDユニット、212…LED基板、212a…LED素子、214…ホルダー、216…デフューザ、220…電源ユニット、230…ベース、240…カバー、242a…開口部、242b…開口部、244…位置情報生成部、300…照明システム、302…発着場、306…バス停、306a…接近状況、308…バス、308a…GPS装置、308b…通信装置、309a…乗客、309b…乗客、340…乗物状況取得部、342…通信部

Claims (3)

  1. 複数のLED素子が配列されたLED基板を含むLEDユニットを有し、乗物の発着場の天井または屋根の縁に沿って配列して取り付けられる複数の照明器具と、
    前記複数の照明器具の動作を制御する制御部と、
    前記発着場における乗物の発着スケジュールまたは位置情報を取得する乗物状況取得部と、
    を備え、
    前記制御部は、前記乗物状況取得部が取得した発着スケジュールまたは位置情報に基づいて前記照明器具の点灯および消灯を制御することを特徴とする照明システム。
  2. 前記乗物の到着時、発車時および近接時のうち、いずれか1以上のタイミングにおいて、前記制御部は、前記複数の照明器具を、所定方向に向かって順次瞬間的に点灯または消灯させていくことを特徴とする請求項1に記載の照明システム。
  3. 前記乗物の到着時、発車時および近接時のうち、いずれか1以上のタイミングにおいて、前記制御部は、前記複数の照明器具のうち、1つ以上の照明器具に、それ以外の照明器具とは別の動作をさせることを特徴とすることを特徴とする請求項1に記載の照明システム。
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