JP2012202643A - 発電システム - Google Patents
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Abstract
【課題】従来の発電システムに比べ、発電システムの運転時間の低下が抑制される発電システムを提供する。
【解決手段】給水路7及び給湯路8と接続された貯湯タンク6と、発電ユニット1と、発電ユニット1の排熱を回収する第1熱媒体が流れる第1排熱回収経路2と、燃焼装置3と、燃焼装置3の排熱を回収する第2熱媒体が流れる第2排熱回収経路5とを備え、貯湯タンク6の第1流出口11は、貯湯タンク6の第1流入口12、貯湯タンク6の第2流出口13、及び貯湯タンク6の第2流入口14よりも貯湯タンク6の給水口10に近い位置に設けられる。
【選択図】図1
【解決手段】給水路7及び給湯路8と接続された貯湯タンク6と、発電ユニット1と、発電ユニット1の排熱を回収する第1熱媒体が流れる第1排熱回収経路2と、燃焼装置3と、燃焼装置3の排熱を回収する第2熱媒体が流れる第2排熱回収経路5とを備え、貯湯タンク6の第1流出口11は、貯湯タンク6の第1流入口12、貯湯タンク6の第2流出口13、及び貯湯タンク6の第2流入口14よりも貯湯タンク6の給水口10に近い位置に設けられる。
【選択図】図1
Description
本発明は、発電ユニットの排熱と、燃焼装置の排熱とを貯える貯湯タンクを備えた発電システムに関する。
従来、発電ユニットの排熱と燃焼装置の排熱とを供給の貯湯タンクに貯える発電システムが提案されている(例えば、特許文献1参照)
上記特許文献1に記載の発電システムは、上述の通り独立した排熱回収回路を用いて排熱回収しているため、発電システムが、発電運転を停止しているときにも貯湯タンク内に燃焼装置の排熱が貯えられるよう構成されている。
上記特許文献1に記載の発電システムは、上述の通り独立した排熱回収回路を用いて排熱回収しているため、発電システムが、発電運転を停止しているときにも貯湯タンク内に燃焼装置の排熱が貯えられるよう構成されている。
しかしながら、上記特許文献1に記載の発電システムでは、上述の通り、発電運転を停止しているときにも貯湯タンク内に燃焼装置の排熱が貯えられるため、貯湯タンクに発電システムの発電運転に伴う排熱を回収する容量が低下する。これにより、発電システムの運転時間が低下してしまうが、従来の発電システムは、この点について考慮されていない。
本発明は、上記従来の課題を解決するもので、従来の発電システムに比べ、発電システムの運転時間の低下が抑制される発電システムを提供する。
上記従来の課題を解決するために、本発明の発電システムは、給水路及び給湯路と接続された貯湯タンクと、発電ユニットと、前記発電ユニットの排熱を回収して、回収した排熱を前記貯湯タンクに供給する第1熱媒体が流れる第1排熱回収経路と、燃焼装置と、前記燃焼装置の排熱を回収して、回収した排熱を前記貯湯タンクに供給する第2熱媒体が流れる第2排熱回収経路とを備え、前記貯湯タンクに設けられた、前記貯湯タンクの内側から外側に前記第1熱媒体が流出するための第1流出口は、前記貯湯タンクに設けられた、前記貯湯タンクの外側から内側に前記第1熱媒体が流入するための第1流入口、前記貯湯タンクに設けられた、前記貯湯タンクの内側から外側に前記第2熱媒体が流出するための第2流出口、及び前記貯湯タンクに設けられた、前記貯湯タンクの外側から内側に前記第2熱媒体が流入するための第2流入口よりも前記貯湯タンクに設けられた、前記給水路より水が流入するための給水口に近い位置に設けられる。
本発明の発電システムによれば、従来の発電システムに比べ、発電システムの運転時間の低下が抑制される。
(実施の形態1)
実施の形態1の発電システムは、給水路及び給湯路と接続された貯湯タンクと、発電ユニットと、発電ユニットの排熱を回収して、回収した排熱を貯湯タンクに供給する第1熱媒体が流れる第1排熱回収経路と、燃焼装置と、燃焼装置の排熱を回収して、回収した排熱を貯湯タンクに供給する第2熱媒体が流れる第2排熱回収経路とを備え、貯湯タンクに設けられた、貯湯タンクの内側から外側に第1熱媒体が流出するための第1流出口は、貯湯タンクに設けられた、貯湯タンクの外側から内側に第1熱媒体が流入するための第1流入口、貯湯タンクに設けられた、貯湯タンクの内側から外側に前記第2熱媒体が流出するための第2流出口、及び貯湯タンクに設けられた、貯湯タンクの外側から内側に第2熱媒体が流入するための第2流入口よりも貯湯タンクに設けられた、給水路より水が流入するための給水口に近い位置に設けられる。
実施の形態1の発電システムは、給水路及び給湯路と接続された貯湯タンクと、発電ユニットと、発電ユニットの排熱を回収して、回収した排熱を貯湯タンクに供給する第1熱媒体が流れる第1排熱回収経路と、燃焼装置と、燃焼装置の排熱を回収して、回収した排熱を貯湯タンクに供給する第2熱媒体が流れる第2排熱回収経路とを備え、貯湯タンクに設けられた、貯湯タンクの内側から外側に第1熱媒体が流出するための第1流出口は、貯湯タンクに設けられた、貯湯タンクの外側から内側に第1熱媒体が流入するための第1流入口、貯湯タンクに設けられた、貯湯タンクの内側から外側に前記第2熱媒体が流出するための第2流出口、及び貯湯タンクに設けられた、貯湯タンクの外側から内側に第2熱媒体が流入するための第2流入口よりも貯湯タンクに設けられた、給水路より水が流入するための給水口に近い位置に設けられる。
かかる構成により、従来の発電システムに比べ、発電システムの運転時間の低下が抑制される。
実施の形態1の発電システムは、給水口は、貯湯タンクの底部に設けられてもよい。
実施の形態1の発電システムは、第1流出口は、底部近傍の側面に設けられてもよい。
ここで、底部近傍とは、第1流出口が、貯湯タンクに給湯1回当りの平均給水量の水が給水されたときの給水された水の水位以下になる位置であってもよい。
次に、本実施の形態の発電システム100について詳細に説明する。
図1は、本実施の形態における発電システム100の概略構成の一例を示す図である。
図1に示されるように、発電システム100は、発電ユニット1と、第1排熱回収経路2と、燃焼装置3と、第2排熱回収経路5と、貯湯タンク6と、給水路7と、給湯路8と、制御器20とを備える。
発電ユニット1は、発電すれば、いずれの構成であってもよく、例えば、燃料電池発電ユニット、ガスエンジン発電ユニット等が例示される。第1排熱回収経路2は、発電ユニット1の排熱を回収して、回収した排熱を貯湯タンク6に供給する。
なお、発電ユニット1が、燃料電池発電ユニットである場合、その排熱は、燃料電池本体、燃料電池からの排ガス、及び改質器を加熱する燃焼器の燃焼排ガスの少なくともいずれか一つの排熱である。また、発電ユニット1が、ガスエンジン発電ユニットである場合、ガスエンジンの燃焼排ガスの排熱である。
燃焼装置3は、バーナー等が用いられる。第2排熱回収経路5は、燃焼装置3の排熱を回収して、回収した排熱を貯湯タンク6に供給する第2熱媒体が流れる。貯湯タンク6には、発電ユニット1及び燃焼装置3のそれぞれの排熱が湯として貯えられる。
貯湯タンク6には、第1流出口11、第1流入口12、第2流出口13、及び第2流入口14が設けられる。
第1流出口11は、貯湯タンク6に設けられた、貯湯タンク6の内側から外側に第1熱媒体が流出するための開口である。
第1流入口12は、貯湯タンク6に設けられた、貯湯タンク6の外側から内側に第1熱媒体が流入するための開口である。
第2流出口13は、貯湯タンク6に設けられた、貯湯タンク6の内側から外側に第2熱媒体が流出するための開口である。
第2流入口14は、貯湯タンク6に設けられた、貯湯タンク6の外側から内側に第2熱媒体が流入するための開口である。
ここで、第1排熱回収経路2は、その両端が貯湯タンク6の第1流出口11及び第1流入口12で接続されるよう構成されていてもよいし、貯湯タンク6内において第1流出口11及び第1流入口12を接続する経路(配管)が設けられるよう構成されていてもよい。
ここで、第2排熱回収経路5は、その両端が貯湯タンク6の第2流出口13及び第2流入口14で接続されるよう構成されていてもよいし、貯湯タンク6内において第2流出口13及び第2流入口14を接続する経路(配管)が設けられるよう構成されていてもよい。
また、貯湯タンク6には、発電システム100外部より貯湯タンク6に供給される水が流入するための給水口10が設けられている。本実施の形態において、給水口10は、貯湯タンク6の底部に設けられている。
給水路7は、貯湯タンク6に水を供給するための流路であり、給水口において貯湯タンク6と接続されている。
給湯路8は、貯湯タンク6の湯を給湯負荷に供給するための流路であり、貯湯タンク6の上部に設けられている。
上記構成を備える発電システムにおいて、第1流出口11は、第1流入口12、第2流出口13、及び第2流入口よりも給水口10に近い位置に設けられている。
これにより、給水路7より流入した水は、第1流入口12及び第2流入口14のそれぞれより流入する湯により高温化される前、かつ第2流出口13を介して第2排熱回収経路5に流入する前に、第1流出口11を介して第1排熱回収経路2に流入し、発電システム100の排熱回収に利用される。従って、従来の発電システムに比べ、発電システム100の発電システムの運転時間の低下が抑制される。
なお、第1流出口11は、第1流入口12、第2流出口13、及び第2流入口よりも給水口10に近い位置に設けられていれば、いずれの箇所に設置してもよいが、貯湯タンク6の底部近傍の側面に設けるのがより好ましい。これは、底部より離れた位置に設けられると、貯湯タンク6内で上部から下部に向けて蓄積される湯の位置がより早期に第1流出口11の位置に達して、発電システム100の運転時間が低下してしまう。ここで、上記のように第1流出口11を貯湯タンク6の底部近傍に設けることで、底部より離れた位置に設けた場合に比べ、発電システム100の運転時間の低下が抑制される。
ここで、底部近傍とは、第1流出口が、貯湯タンクに給湯1回当りの平均給水量の水が給水されたときの給水された水の水位以下になる位置であってもよい。
これにより、従来の発電システムに比べ、より発電システム100の運転時間の延長が図られる。
また、第1流出口11、第1流入口12、第2流出口13及び第2流入口14の設置位置は、第1流入口12は、第1流出口11よりも設置位置が高く、第2流入口14は、第2流出口13よりも設置位置が高い。これにより、貯湯タンク6の上部より高温の湯が積層され、貯湯タンク6内の下部の水は温度の低い状態に保持されるので、発電システム100の運転時間の延長が図られる。
また、第1流出口11及び第1流入口12の設置位置は、第2流出口13及び第2流入口14の設置位置よりも低い。これにより、燃焼装置3より回収した排熱は、発電ユニット1の排熱回収に利用される水が存在する層よりも上層に貯えられるので、発電システムの運転時間の延長が図られる。
また、第1流出口11及び第1流入口12の設置位置は、第2流出口13及び第2流入口14の設置位置よりも低い。これにより、燃焼装置3より回収した排熱は、発電ユニット1の排熱回収に利用される水が存在する層よりも上層に貯えられるので、発電システムの運転時間の延長が図られる。
なお、第1流出口11、第1流入口12、第2流出口13、及び第2流入口の上記設置位置は、一例であり、第1流入口12、第2流出口13、及び第2流入口よりも給水口10に近い位置に設けられていれば、いずれの箇所に設置してもよい。
[第1変形例]
実施の形態1の第1変形例の発電システムについて説明する。図2は、本変形例の発電システム100の概略構成の一例を示す。
図2に示すように本変形例の発電システムは、給水口10が貯湯タンク6の底部近傍の側面に設けられている。ここで、給水口10は、第1流出口11以下の位置であってもよい。これは、給水口10が第1流出口11よりも高い位置であると給水口10より給水された水の一部が第1流出口11に流入して、発電システム100の排熱回収に利用されず、第1流入口より流入した温水により高温化されてしまう。これは、発電システム100の運転時間の低下に繋がるが、上記のように給水口10は、第1流出口11以下の位置に設けることで、発電システム100の運転時間の低下が抑制される。
[第1変形例]
実施の形態1の第1変形例の発電システムについて説明する。図2は、本変形例の発電システム100の概略構成の一例を示す。
図2に示すように本変形例の発電システムは、給水口10が貯湯タンク6の底部近傍の側面に設けられている。ここで、給水口10は、第1流出口11以下の位置であってもよい。これは、給水口10が第1流出口11よりも高い位置であると給水口10より給水された水の一部が第1流出口11に流入して、発電システム100の排熱回収に利用されず、第1流入口より流入した温水により高温化されてしまう。これは、発電システム100の運転時間の低下に繋がるが、上記のように給水口10は、第1流出口11以下の位置に設けることで、発電システム100の運転時間の低下が抑制される。
上記以外の点については、実施の形態1の発電システムと同様に構成される。
[第2変形例]
実施の形態1の第2変形例の発電システムについて説明する。図3は、本変形例の発電システム100の概略構成の一例を示す。
図3に示すように本変形例の発電システムは、第1流出口11が貯湯タンク6の底部に設けられ、給水口10が貯湯タンク6の底部近傍に設けられている。
[第2変形例]
実施の形態1の第2変形例の発電システムについて説明する。図3は、本変形例の発電システム100の概略構成の一例を示す。
図3に示すように本変形例の発電システムは、第1流出口11が貯湯タンク6の底部に設けられ、給水口10が貯湯タンク6の底部近傍に設けられている。
上記以外の点については、実施の形態1の発電システムと同様に構成される。
[第3変形例]
実施の形態1の第3変形例の発電システムについて説明する。図4は、本変形例の発電システム100の概略構成の一例を示す。
[第3変形例]
実施の形態1の第3変形例の発電システムについて説明する。図4は、本変形例の発電システム100の概略構成の一例を示す。
図4に示すように本変形例の発電システムは、第1流出口11及び給水口10が共に貯湯タンク6の底部に設けられている。これにより、実施の形態1、第1変形例及び第2変形例に比べ、発電システム100の運転時間の延長が図られる。
上記以外の点については、実施の形態1の発電システムと同様に構成される。
(実施の形態2)
実施の形態2の発電システムは、第1流出口より流出する第1熱媒体の温度を検出する温度検知器と、給水路に設けられた第1弁と、温度検知器で検知された温度が予め設定さ
れた上限温度以上になると、弁を開放し、貯湯タンクに給水する制御器とを備える。
(実施の形態2)
実施の形態2の発電システムは、第1流出口より流出する第1熱媒体の温度を検出する温度検知器と、給水路に設けられた第1弁と、温度検知器で検知された温度が予め設定さ
れた上限温度以上になると、弁を開放し、貯湯タンクに給水する制御器とを備える。
また、本実施の形態の発電システムは、給湯経路に設けられた第2弁を備え、制御器は、第1弁の開放とともに第2弁を開放する。
かかる構成により、発電ユニットからの排熱の回収量が適切に調整される。
本実施の形態の発電システムは、上記特徴以外は、実施の形態1及び第1変形例−第3変形例のいずれかの発電システムと同様に構成してもよい。
次に、本実施の形態の発電システム100について詳細に説明する。
図5は、本実施の形態における発電システム100の概略構成の一例を示す図である。
図5に示されるように、発電システム100は、温度検知器15と、第1弁16と、第2弁17とを備える。これ以外については、実施の形態1の発電システム100と同様であるので、その説明を省略する。
温度検知器15は、第1流出口11より流出する第1熱媒体の温度を検知する。第1流出口11より流出する第1熱媒体の温度を検出可能であれば、いずれの箇所に設けてもよい。温度検知器15は、例えば、第1流出口11より低い貯湯タンク6の所定の位置、及び発電ユニット1の排熱を回収する前の第1熱媒体が流れる第1排熱回収経路2の所定の位置のいずれかに設けられてもよい。
第1弁16は、給水路7に設けられ、これを開放することで、貯湯タンク6に水が供給される。第1弁16は、例えば、開閉弁及び流量調整弁の少なくともいずれか一方により構成される。
第2弁17は、給湯路8に設けられ、これを開放することで、貯湯タンク6内の湯が給湯負荷に供給される。第2弁17は、例えば、開閉弁及び流量調整弁の少なくともいずれか一方により構成される。
温度検知器15は、第1流出口11より流出する第1熱媒体の温度を検知する。第1流出口11より流出する第1熱媒体の温度を検出可能であれば、いずれの箇所に設けてもよい。温度検知器15は、例えば、第1流出口11より低い貯湯タンク6の所定の位置、及び発電ユニット1の排熱を回収する前の第1熱媒体が流れる第1排熱回収経路2の所定の位置のいずれかに設けられてもよい。
第1弁16は、給水路7に設けられ、これを開放することで、貯湯タンク6に水が供給される。第1弁16は、例えば、開閉弁及び流量調整弁の少なくともいずれか一方により構成される。
第2弁17は、給湯路8に設けられ、これを開放することで、貯湯タンク6内の湯が給湯負荷に供給される。第2弁17は、例えば、開閉弁及び流量調整弁の少なくともいずれか一方により構成される。
次に、発電システム100の動作の一例について説明する。図6は、発電システム100の動作フローの一例を示す図である。
発電システム100の発電運転しているとき、及び発電システム100が起動するとき(スタート)、温度検知器15により温度が検知される(ステップS1)。検知温度が上限温度T1より高いか否かが判定され(ステップS2)、検知温度が上限温度T1以上であると(ステップS2でYes)、制御器20は、第1弁16及び第2弁17を開放する(ステップS3)。これにより、給湯負荷からの給湯需要に依らず、強制的に給湯負荷に給湯される。
ここで、発電システム100が起動するときとは、発電システム100の起動を控えたとき及び発電システム100の起動中の少なくともいずれか一方を含む。上記上限温度は、発電ユニット1の排熱を回収できない第1熱媒体の温度よりも小さい温度として規定される。
ここで、発電システム100が起動するときとは、発電システム100の起動を控えたとき及び発電システム100の起動中の少なくともいずれか一方を含む。上記上限温度は、発電ユニット1の排熱を回収できない第1熱媒体の温度よりも小さい温度として規定される。
一方、検知温度が上限温度T1未満であると(ステップS2でNo)、制御器20は、ステップS1に戻り、温度検知器15により第1熱媒体の温度を検知する。
上記動作フローにより、第1熱媒体により発電システム100の排熱が回収できなくなる前に、第1流出口11より第1排熱回収経路2に流入する第1熱媒体の低温化されるので、上記動作を実行しない場合に比べ、発電システム100の運転時間の延長が図られる。
上記説明から、当業者にとっては、本発明の多くの改良や他の実施形態が明らかである。従って、上記説明は、例示としてのみ解釈されるべきであり、本発明を実行する最良の態様を当業者に教示する目的で提供されたものである。
本発明にかかる発電システムは、従来の発電システムに比べ、発電システムの運転時間の低下が抑制されるので、発電システムとして有用である。
1 発電ユニット
2 第1排熱回収経路
3 燃焼装置
5 第2排熱回収経路
6 貯湯タンク
7 給水路
8 給湯路
10 給水口
11 第1流出口
12 第1流入口
13 第2流出口
14 第2流入口
15 温度検知器
16 第1弁
17 第2弁
20 制御器
2 第1排熱回収経路
3 燃焼装置
5 第2排熱回収経路
6 貯湯タンク
7 給水路
8 給湯路
10 給水口
11 第1流出口
12 第1流入口
13 第2流出口
14 第2流入口
15 温度検知器
16 第1弁
17 第2弁
20 制御器
Claims (6)
- 給水路及び給湯路と接続された貯湯タンクと、
発電ユニットと、
前記発電ユニットの排熱を回収して、回収した排熱を前記貯湯タンクに供給する第1熱媒体が流れる第1排熱回収経路と、
燃焼装置と、
前記燃焼装置の排熱を回収して、回収した排熱を前記貯湯タンクに供給する第2熱媒体が流れる第2排熱回収経路とを備え、
前記貯湯タンクに設けられた、前記貯湯タンクの内側から外側に前記第1熱媒体が流出するための第1流出口は、
前記貯湯タンクに設けられた、前記貯湯タンクの外側から内側に前記第1熱媒体が流入するための第1流入口、前記貯湯タンクに設けられた、前記貯湯タンクの内側から外側に前記第2熱媒体が流出するための第2流出口、及び前記貯湯タンクに設けられた、前記貯湯タンクの外側から内側に前記第2熱媒体が流入するための第2流入口よりも前記貯湯タンクに設けられた、前記給水路より水が流入するための給水口に近い位置に設けられる発電システム。 - 前記給水口は、前記貯湯タンクの底部または底部近傍の側面に設けられる請求項1記載の発電システム。
- 前記第1流出口は、前記貯湯タンクの底部または底部近傍の側面に設けられる請求項1または2記載の発電システム。
- 前記第1流出口は、前記貯湯タンクに給湯1回当りの平均給水量の水が給水されたときの給水された水の水位以下になる位置に設けられている、請求項1〜3のいずれかに記載の発電システム。
- 前記第1流出口より流出する第1熱媒体の温度を検出する温度検知器と、
前記給水路に設けられた第1弁と、
前記温度検知器で検知された温度が予め設定された上限温度以上になると、前記弁を開放し、前記貯湯タンクに給水する制御器とを備える請求項1〜4のいずれかに記載の発電システム。 - 前記給湯路に設けられた第2弁を備え、
前記制御器は、前記第1弁の開放とともに前記第2弁を開放する請求項5記載の発電システム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2011069210A JP2012202643A (ja) | 2011-03-28 | 2011-03-28 | 発電システム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2011069210A JP2012202643A (ja) | 2011-03-28 | 2011-03-28 | 発電システム |
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Country | Link |
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