JP2012199706A - ドハティ増幅装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】インピーダンス変換器のインピーダンスの増加に起因した効率の劣化を回避すること。
【解決手段】ドハティ増幅装置は、主増幅器と、副増幅器と、伝送線路と、合成器と、出力負荷とを有する。主増幅器は、電源端子へ印加される電圧に応じてRF入力信号を増幅する。副増幅器は、電源端子へ印加される電圧に応じてRF入力信号のピーク成分を増幅する。伝送線路は、主増幅器の出力端に接続される。合成器は、伝送線路の出力端と副増幅器の出力端に接続され、伝送線路の出力信号と副増幅器の出力信号とを合成する。そして、主増幅器の電源端子へ印加される電圧が副増幅器の電源端子へ印加される電圧よりも低く設定されるとともに、伝送線路のインピーダンス値が出力負荷のインピーダンス値を2倍した値よりも小さく設定される。
【選択図】図2

Description

本発明は、ドハティ増幅装置に関する。
近年、周波数の利用効率を向上させるための変調方式として、OFDM(Orthogonal Frequency Division Multiplexing)等の線形変調方式が広く用いられている。OFDM等の線形変調方式により変調された信号は、ピーク電力対平均電力比(PAPR:Peak to Average Power Ratio)が高くなる傾向がある。このため、最近では、PAPRが高い信号を高効率で増幅する増幅装置が種々検討されている。例えば、このような増幅装置として、ドハティ増幅装置が知られている。
図3は、一般的なドハティ増幅装置の構成例を示す図である。同図に示すように、ドハティ増幅装置は、分配器11、キャリア増幅器12、位相調整器13、ピーク増幅器14、インピーダンス変換器15、合成器16および出力負荷17を有する。
分配器11は、入力端子11aから入力されるRF(Radio Frequency)信号を2つのRF信号に分岐し、一方のRF信号をキャリア増幅器12へ分配するとともに、他方のRF信号を位相調整器13へ分配する。キャリア増幅器12は、電源端子12aへ印加される電圧に応じて分配器11から入力されるRF信号を増幅し、増幅後のRF信号をインピーダンス変換器15へ出力する。
位相調整器13は、分配器11から入力されるRF信号の位相を調整し、調整後のRF信号をピーク増幅器14へ出力する。ピーク増幅器14は、電源端子14aへ印加される電圧に応じて分配器11から入力されるRF信号のピーク成分を増幅し、増幅後のRF信号を合成器16へ出力する。インピーダンス変換器15は、λ/4の電気長を有する伝送線路であり、キャリア増幅器12の出力端に接続される。合成器16は、インピーダンス変換器15の出力端とピーク増幅器14の出力端とに接続され、インピーダンス変換器15からのRF信号とピーク増幅器14からのRF信号とを合成する。出力負荷17は、合成器16の出力端に接続される。出力負荷17のインピーダンス値Zは固定である。
図3に示したドハティ増幅装置では、キャリア増幅器12の電源端子12aへ印加される電圧Vddがピーク増幅器14の電源端子14aへ印加される電圧Vddと同一となるように設定される。そして、ドハティ増幅装置では、キャリア増幅器12がAB級又はB級で動作し、ピーク増幅器14がB級又はC級で動作する。すなわち、キャリア増幅器12が飽和状態となるまではキャリア増幅器12のみが主増幅器として動作し、キャリア増幅器12が飽和状態となると、ピーク増幅器14が副増幅器として動作する。
ここで、ドハティ増幅装置の出力電力に対する効率は、それぞれの増幅器が飽和状態で動作した時のインピーダンス変換器15から合成器16へ出力される電流Iと合成器16から出力負荷17へ出力される電流Iとの比αに応じて変動する。特に、ドハティ増幅装置の効率は、α<0.5のときに良好となることが知られている。
このため、α<0.5を実現する従来技術として、キャリア増幅器とピーク増幅器とのデバイスサイズを異ならせる手法が提案されている。この従来技術では、例えば、キャリア増幅器のエミッタ面積をピーク増幅器のエミッタ面積よりも小さく設定することによって、キャリア増幅器とピーク増幅器とのデバイスサイズを異ならせる。
特開2007−81800号公報 特開2007−6450号公報 特開2005−322993号公報 特開2006−166141号公報
しかしながら、キャリア増幅器とピーク増幅器とのデバイスサイズを異ならせる従来技術では、インピーダンス変換器のインピーダンスが増大し、その結果、効率が劣化するという問題がある。
開示の技術は、上記に鑑みてなされたものであって、インピーダンス変換器のインピーダンスの増加に起因した効率の劣化を回避することができるドハティ増幅装置を提供することを目的とする。
本願の開示するドハティ増幅装置は、主増幅器と、副増幅器と、伝送線路と、合成器と、出力負荷とを有する。主増幅器は、電源端子へ印加される電圧に応じてRF入力信号を増幅する。副増幅器は、電源端子へ印加される電圧に応じて前記RF入力信号のピーク成分を増幅する。 伝送線路は、前記主増幅器の出力端に接続される。合成器は、前記伝送線路の出力端と前記副増幅器の出力端に接続され、前記伝送線路の出力信号と前記副増幅器の出力信号とを合成する。そして、前記主増幅器の電源端子へ印加される電圧が前記副増幅器の電源端子へ印加される電圧よりも低く設定されるとともに、前記伝送線路のインピーダンス値が前記出力負荷のインピーダンス値を2倍した値よりも小さく設定される。
本願の開示するドハティ増幅装置の一つの態様によれば、インピーダンス変換器のインピーダンスの増加に起因した効率の劣化を回避することができるという効果を奏する。
図1は、一般的なドハティ増幅装置における効率特性を示す図である。 図2は、実施例1に係るドハティ増幅装置の構成例を示すブロック図である。 図3は、一般的なドハティ増幅装置の構成例を示す図である。
まず、本願の開示するドハティ増幅装置の実施例を説明する前に、一般的なドハティ増幅装置の問題点について説明する。図1は、図3に示した一般的なドハティ増幅装置における効率特性を示す図である。図1では、横軸が出力負荷17での、ドハティ増幅器が出力可能な最大電圧と出力電圧の電圧比を表し、縦軸が効率(%)を表す。言い換えると、横軸が出力電力を表し、縦軸が効率(%)を表す。また、図1では、ドハティ増幅器が最大電力を出力した時のインピーダンス変換器15から合成器16へ出力される電流Iと、合成器16から出力負荷17へ出力される電流Iとの比αを変化させたときの効率特性を示す。
図1に示すように、αが0.5であるとき、効率が極大値となる電圧比は0.5である。そして、αが0.5よりも小さくなるに連れて、効率が極大値となる電圧比は小さくなる。これは、αが0.5よりも小さくなるに連れて、PAPRが比較的に高い信号に対する増幅の効率が向上することを意味する。例えば、PAPRが比較的に高い信号の電圧比が0.2であるものとする。この場合には、αが0.5であるとき、変調波が平均電力を出力した場合の効率は約30%に留まるが、αが0.2であるとき、効率は極大値である約79%まで向上する。このように、ドハティ増幅装置の効率は、αが0.5よりも小さいときに良好となる。
ここで、αが0.5よりも小さい状態を実現するために、図3に示した従来のドハティ増幅装置におけるキャリア増幅器12とピーク増幅器14とのデバイスサイズを異ならせたものとする。例えば、キャリア増幅器15のエミッタ面積がピーク増幅器14のエミッタ面積よりも小さく設定されるものとする。すると、インピーダンス変換器15のインピーダンスZが増大する。インピーダンス変換器15のインピーダンスZが増大することを以下に証明する。
ピーク増幅器とキャリア増幅器が飽和動作の状態を考える。まず、αが、次式(1)で定義される。
α=I/I ・・・ (1)
ただし、Iは、インピーダンス変換器15から合成器16へ出力される電流
は、合成器16から出力負荷17へ出力される電流
出力負荷17では、次式(2)が成立する。
=I・Z ・・・ (2)
ただし、Vは、出力負荷17の電圧
は、出力負荷17のインピーダンス値
式(1)および式(2)から次式(3)が求められる。
=α・V/Z ・・・ (3)
インピーダンス変換器15の入力端の電力と出力端の電力とが等しく、飽和動作状態では、出力電圧はピーク増幅器、キャリア増幅器共等しいと考えられるので、V=Vとなり、次式(4)が成立する。
/R=V /R=I ・R ・・・ (4)
ただし、Vは、キャリア増幅器12の出力端の電圧
は、ピーク増幅器14の出力端の電圧
は、キャリア増幅器12の出力端のインピーダンス
は、インピーダンス変換器15の出力端のインピーダンス
また、インピーダンス変換器15の性質から次式(5)が求められる。
・R=Z ・・・ (5)
式(4)および式(5)から次式(6)が求められる。
=V/I ・・・ (6)
式(3)、式(6)およびV=Vの関係から次式(7)が求められる。
=1/α・Z ・・・ (7)
式(7)は、α<0.5ときに、Z>2・Zとなる。つまり、従来のドハティ増幅装置では、αが0.5よりも小さい場合には、インピーダンス変換器15のインピーダンス値Zが出力負荷のインピーダンス値Zを2倍した値よりも大きくなる。
このように、キャリア増幅器とピーク増幅器とのデバイスサイズを異ならせる従来の手法では、インピーダンス変換器のインピーダンスが増大する傾向にある。そして、インピーダンス変換器のインピーダンスの増大に伴って、ドハティ増幅装置の効率が劣化する。
次に、実施例1に係るドハティ増幅装置100の構成について説明する。図2は、実施例1に係るドハティ増幅装置の構成例を示すブロック図である。同図に示すように、実施例1に係るドハティ増幅装置100は、分配器111、キャリア増幅器112、位相調整器113、ピーク増幅器114、インピーダンス変換器115、合成器116および出力負荷117を有する。分配器111は、入力端子111aから入力されるRF信号を2つのRF信号に分岐し、一方のRF信号をキャリア増幅器112へ分配するとともに、他方のRF信号を位相調整器113へ分配する。
キャリア増幅器112は、増幅素子として電界効果トランジスタ(FET:Field effect transistor)を含む増幅器である。キャリア増幅器112は、電源端子112aへ印加される電圧に応じて分配器111から入力されるRF信号を増幅し、増幅後のRF信号をインピーダンス変換器115へ出力する。キャリア増幅器112の電源端子112aは、直流電源に接続されるとともに、キャリア増幅器112内部のFETに接続される。キャリア増幅器112の電源端子112aへ印加される電圧は、ドレイン電圧とも呼ばれる。また、キャリア増幅器112の電源端子112aへ印加される電圧は、ピーク増幅器114の電源端子114aへ印加される電圧と異なるように設定される。本実施例では、キャリア増幅器112の電源端子112aへ印加される電圧は、ピーク増幅器114の電源端子114aへ印加される電圧Vddのn倍に設定される。
位相調整器113は、分配器111から入力されるRF信号の位相を調整し、調整後のRF信号をピーク増幅器114へ出力する。
ピーク増幅器114は、キャリア増幅器112と同様に増幅素子としてFETを含む増幅器である。ピーク増幅器114は、電源端子114aへ印加される電圧に応じて分配器111から入力されるRF信号を、RF信号の電力が閾値を越えた時に増幅し、増幅後のRF信号を合成器116へ出力する。また、ピーク増幅器114の電源端子114aは、直流電源に接続されるとともに、ピーク増幅器114内部のFETに接続される。ピーク増幅器114の電源端子114aへ印加される電圧は、ドレイン電圧とも呼ばれる。
インピーダンス変換器115は、λ/4の電気長を有する伝送線路であり、キャリア増幅器112の出力端に接続される。
合成器116は、インピーダンス変換器115の出力端とピーク増幅器114の出力端とに接続され、インピーダンス変換器115からのRF信号とピーク増幅器114からのRF信号とを合成する。出力負荷117は、合成器116の出力端に接続される。出力負荷117のインピーダンスZは固定である。
本実施例のドハティ増幅装置100では、キャリア増幅器112がAB級又はB級で動作し、ピーク増幅器114がB級又はC級で動作する。すなわち、キャリア増幅器112が飽和状態となるまではキャリア増幅器112のみが主増幅器として動作し、キャリア増幅器112が飽和状態となると、ピーク増幅器114が副増幅器として動作する。
特に、本実施例のドハティ増幅装置100では、キャリア増幅器112の電源端子112aへ印加される電圧がピーク増幅器114の電源端子114aへ印加される電圧よりも低く設定される。これとともに、インピーダンス変換器115のインピーダンス値が出力負荷117のインピーダンス値を2倍した値よりも小さく設定される。これにより、インピーダンス変換器115のインピーダンス値が不用意に増大することを回避することができ、インピーダンス変換器115のインピーダンス値の増加に起因した効率の劣化を回避することができる。
ここで、本実施例のドハティ増幅装置100がインピーダンス変換器115のインピーダンス値の増加に起因した効率の劣化を回避することができる理由について説明する。
まず、αが、上記の式(1)と同様に、次式(8)で定義される。
α=I/I ・・・ (8)
ただし、Iは、インピーダンス変換器115から合成器116へ出力される電流
は、合成器116から出力負荷117へ出力される電流
出力負荷117では、次式(9)が成立する。
=I・Z ・・・ (9)
ただし、Vは、出力負荷117の電圧
は、出力負荷117のインピーダンス値
式(8)および式(9)から次式(10)が求められる。
=α・V/Z ・・・ (10)
式(10)およびV=Vの関係から次式(11)が求められる。
=V/I=V/(V/Z・α)=1/α・Z ・・・ (11)
ただし、Rは、インピーダンス変換器115の出力端のインピーダンス
また、インピーダンス変換器115の入力端の電力と出力端の電力とが等しいので、次式(12)が成立する。
/R=I・V ・・・ (12)
また、インピーダンス変換器115の性質から次式(13)が求められる。
・R=Z ・・・ (13)
式(13)に式(11)を適用することにより、次式(14)が求められる。
=R・(1/α)・Z ・・・ (14)
式(14)に式(12)を適用することにより、次式(15)が求められる。
=V /(I・V)・(1/α)・Z ・・・ (15)
式(15)に式(10)およびV=Vの関係を適用することにより、次式(16)が求められる。
=(1/α)・Z ・V /V ・・・ (16)
式(16)から次式(17)が求められる。
=(1/α)・Z・V/V ・・・ (17)
キャリア増幅器112の出力端の電圧Vが電源端子112aへ印加される電圧n・Vddに比例すると仮定すると、次式(18)が成立する。
=x・n・Vdd ・・・ (18)
ただし、xは、比例定数
また、ピーク増幅器114の出力端の電圧が電源端子114aへ印加される電圧Vddに比例すると仮定すると、次式(19)が成立する。
=x・Vdd ・・・ (19)
式(18)および式(19)から次式(20)が求められる。
=n・V=n・V ・・・ (20)
式(17)に式(20)を適用することにより次式(21)が求められる。
=(1/α)・n・Z ・・・ (21)
本実施例では、インピーダンス変換器115のインピーダンス値Zが出力負荷117のインピーダンス値Zを2倍した値よりも小さく設定されるので、次式(22)が成立する。
<2Z ・・・ (22)
式(21)および式(22)から次式(23)が求められる。
n<2・α ・・・ (23)
式(23)からα<0.5のときに次式(24)が求められる。
n<1 ・・・ (24)
式(24)は、キャリア増幅器112の電源端子112aへ印加される電圧n・Vddがピーク増幅器114の電源端子114aへ印加される電圧Vddよりも低く設定された場合に、効率の劣化を回避することができることを意味する。
このように、本実施例では、キャリア増幅器112の電源端子112aへ印加される電圧がピーク増幅器114の電源端子114aへ印加される電圧よりも低く設定される。また、インピーダンス変換器115のインピーダンス値が出力負荷117のインピーダンス値を2倍した値よりも小さく設定される。これにより、インピーダンス変換器115のインピーダンス値が不用意に増大することを回避することができ、インピーダンス変換器115のインピーダンス値の増加に起因した効率の劣化を回避することができる。
また、本実施例では、キャリア増幅器112の物理的サイズを規定するパラメータとピーク増幅器114の物理的サイズを規定するパラメータとが同一である。本実施例のキャリア増幅器112およびピーク増幅器114は、増幅素子としてFETを含む増幅器である。したがって、キャリア増幅器112のゲート幅、ゲート長、ゲート数またはパッケージ内FET数と、ピーク増幅器114のゲート幅、ゲート長、ゲート数またはパッケージ内FET数とが同一である。言い換えると、キャリア増幅器112のデバイスサイズとピーク増幅器114のデバイスサイズとが同一である。本実施例では、キャリア増幅器112のデバイスサイズとピーク増幅器114のデバイスサイズとが同一である場合でもインピーダンス変換器115のインピーダンス値が不用意に増大することを回避することができる。
以下、本実施例のドハティ増幅装置100が、キャリア増幅器112のデバイスサイズとピーク増幅器114のデバイスサイズとが同一である場合でも、インピーダンス変換器115のインピーダンス値が不用意に増大することを回避することができる理由について説明する。
まず、キャリア増幅器112の電力を求める。キャリア増幅器112の電力I・Vは、次式(25)を用いて求められる。
・V=I・V ・・・ (25)
式(10)およびV=Vの関係を式(25)に適用することにより、次式(26)が求められる。
・V=(V /Z)・α ・・・ (26)
次いで、ピーク増幅器114の電力を求める。ピーク増幅器114の電力I・Vは、次式(27)を用いて求められる。
・V=I・V ・・・ (27)
また、Iに関して次式(28)が成立する。
=I−I ・・・ (28)
式(28)に式(8)を適用することにより次式(29)が求められる。
=(1−α)・I ・・・ (29)
また、Iは、次式(30)を用いて求められる。
=V/Z ・・・ (30)
式(29)および式(30)から次式(31)が求められる。
=V/Z・(1−α) ・・・ (31)
式(27)に式(31)を適用することにより、次式(32)が求められる。
・V=V /Z・(1−α) ・・・ (32)
式(26)および式(32)からキャリア増幅器112の電力とピーク増幅器114の電力との比を求めると、次式(33)が導出される。
・V/(I・V)=α/(1−α) ・・・ (33)
本実施例では、キャリア増幅器112のゲート幅、ゲート長、ゲート数またはパッケージ内FET数と、ピーク増幅器114のゲート幅、ゲート長、ゲート数またはパッケージ内FET数とが同一である。このため、キャリア増幅器112における飽和電力およびピーク増幅器114における飽和電力は、電源端子112aへ印加される電圧n・Vddおよび電源端子114aへ印加される電圧Vddにそれぞれ比例する。すなわち、次式(34)が成立する。
・V/(I・V)=n・Vdd/Vdd=n ・・・ (34)
式(33)および式(34)から次式(35)が求められる。
α/(1−α)=n ・・・ (35)
式(21)に式(35)を適用することにより次式(36)が求められる。
=(1+n)・Z ・・・ (36)
式(36)および式(22)から次式(37)が求められる。
n<1 ・・・ (37)
式(37)は、キャリア増幅器112の電源端子112aへ印加される電圧n・Vddをピーク増幅器114の電源端子114aへ印加される電圧Vddよりも低く設定することにより、電源端子112aの物理的サイズを規定するパラメータと電源端子114aの物理的サイズを規定するパラメータとが同一である場合でも、インピーダンス変換器115のインピーダンス値の増大を抑えることができることを示す。
なお、本実施例では、キャリア増幅器112およびピーク増幅器114が増幅素子としてFETを含む場合について説明したが、キャリア増幅器112およびピーク増幅器114がFETに代えてバイポーラトランジスタを含んでいてもよい。この場合には、キャリア増幅器112のエミッタ面積またはパッケージ内バイポーラトランジスタ数と、ピーク増幅器114のエミッタ面積またはパッケージ内バイポーラトランジスタ数とが同一となる。また、この場合には、キャリア増幅器112の電源端子112aへ印加される電圧およびキャリア増幅器114の電源端子114aへ印加される電圧は、バイポーラトランジスタのコレクタ端子へ接続されコレクタ電圧とも呼ばれる。
上述してきたように、本実施例のドハティ増幅装置100では、キャリア増幅器112の電源端子112aへ印加される電圧がピーク増幅器114の電源端子114aへ印加される電圧よりも低く設定される。また、インピーダンス変換器115のインピーダンス値が出力負荷117のインピーダンス値を2倍した値よりも小さく設定される。このため、本実施例によれば、インピーダンス変換器115のインピーダンス値が不用意に増大することを回避することができ、インピーダンス変換器115のインピーダンス値の増加に起因した効率の劣化を回避することができる。
また、本実施例のドハティ増幅装置100では、キャリア増幅器112の物理的サイズを規定するパラメータとピーク増幅器114物理的サイズを規定するパラメータとが同一である。このため、本実施例によれば、キャリア増幅器112の電源端子112aへ印加される電圧n・Vddをピーク増幅器114の電源端子114aへ印加される電圧Vddよりも低く設定することにより、キャリア増幅器112の物理的サイズを規定するパラメータとピーク増幅器114物理的サイズを規定するパラメータとが同一である場合にも、インピーダンス変換器115のインピーダンス値の増大を抑えることができる。その結果、インピーダンス変換器115のインピーダンス値の増加に起因した効率の劣化をより効率的に回避することができる。
上記実施例1では、キャリア増幅器112の物理的サイズを規定するパラメータとピーク増幅器114の物理的サイズを規定するパラメータとが同一である場合について説明した。しかしながら、キャリア増幅器112の物理的サイズを規定するパラメータとピーク増幅器114の物理的サイズを規定するパラメータとが異なっていてもよい。そこで、以下では、このような場合を実施例2として説明する。
本実施例のドハティ増幅装置では、キャリア増幅器112の電源端子112aへ印加される電圧がピーク増幅器114の電源端子114aへ印加される電圧のn倍に設定される。 これとともに、インピーダンス変換器115のインピーダンス値が出力負荷117のインピーダンス値を2倍した値よりも小さく設定される。
さらに、本実施例のドハティ増幅装置では、実施例1のドハティ増幅装置100と異なり、キャリア増幅器112の物理的サイズを規定するパラメータとピーク増幅器114の物理的サイズを規定するパラメータとが異なる。
具体的には、キャリア増幅器112の物理的サイズを規定するパラメータがピーク増幅器114の物理的サイズを規定するパラメータのm倍である。例えば、キャリア増幅器112のゲート幅、ゲート数またはパッケージ内FET数がピーク増幅器114のゲート幅、ゲート数またはパッケージ内FET数のm倍である。また、物理的サイズを規定するパラメータがゲート長の場合は、キャリア増幅器112のゲート長がピーク増幅器114のゲート長の1/m倍の場合である。このため、キャリア増幅器112における飽和電力およびピーク増幅器114における飽和電力は、電源端子112aへ印加される電圧n・m・Vddおよび電源端子114aへ印加される電圧Vddにそれぞれ比例する。すなわち、次式(38)が成立する。
・V/(I・V)=n・m・Vdd/Vdd=n・m ・・・ (38)
式(33)および式(38)から次式(39)が求められる。
α/(1−α)=n・m ・・・ (39)
式(21)に式(39)を適用することにより次式(40)が求められる。
=(1+n・m)/m・Z ・・・ (40)
式(40)および式(22)から次式(41)が求められる。
(1+n・m)/m<2 ・・・ (41)
式(41)は、キャリア増幅器112の物理的サイズを規定するパラメータとピーク増幅器114の物理的サイズを規定するパラメータとが異なる場合に、インピーダンス変換器115のインピーダンス値が出力負荷117のインピーダンス値を2倍した値よりも小さく設定できるため、インピーダンス変換器115のインピーダンス値の増大を抑えることができることを示す。
上述してきたように、本実施例のドハティ増幅装置100では、キャリア増幅器112の物理的サイズを規定するパラメータとピーク増幅器114の物理的サイズを規定するパラメータとが異なる。このため、本実施例によれば、インピーダンス変換器115のインピーダンス値が出力負荷117のインピーダンス値を2倍した値よりも小さく設定できるため、インピーダンス変換器115のインピーダンス値の増大を抑えることができ、インピーダンス変換器115のインピーダンス値の増加に起因した効率の劣化をより効率的に回避することができる。
100 ドハティ増幅装置
111 分配器
111a 入力端子
112 キャリア増幅器
112a 電源端子
113 位相調整器
114 ピーク増幅器
114a 電源端子
115 インピーダンス変換器
116 合成器
117 出力負荷

Claims (3)

  1. 電源端子へ印加される電圧に応じてRF入力信号を増幅する主増幅器と、
    電源端子へ印加される電圧に応じて前記RF入力信号のピーク成分を増幅する副増幅器と、
    前記主増幅器の出力端に接続された伝送線路と、
    前記伝送線路の出力端と前記副増幅器の出力端に接続され、前記伝送線路の出力信号と前記副増幅器の出力信号とを合成する合成器と、
    前記合成器の出力端に接続された出力負荷と
    を備え、
    前記主増幅器の電源端子へ印加される電圧が前記副増幅器の電源端子へ印加される電圧よりも低く設定されるとともに、前記伝送線路のインピーダンス値が前記出力負荷のインピーダンス値を2倍した値よりも小さく設定されることを特徴とするドハティ増幅装置。
  2. 前記主増幅器の物理的サイズを規定するパラメータと前記副増幅器の物理的サイズを規定するパラメータとが同一であることを特徴とする請求項1に記載のドハティ増幅装置。
  3. 前記主増幅器の物理的サイズを規定するパラメータが前記副増幅器の物理的サイズを規定するパラメータのm倍であり、前記主増幅器の電源端子へ印加される電圧が前記副増幅器の電源端子へ印加される電圧のn倍である場合に、mおよびnは、(1+m・n)<2の関係が成立するように設定されることを特徴とする請求項1に記載のドハティ増幅装置。
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