JP2012197775A - 火花点火式気体燃料エンジンの制御装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】エンジン冷機時におけるエンジン6の自動停止時には、燃焼可能範囲で空燃比を徐々にリーン化していく空燃比リーン化制御を行った後に、燃料カットする。具体的には、エンジン運転中は、例えば空気過剰率λ=2.2とされ、冷機時におけるエンジン自動停止時には、λを2.2から徐々にリーン化して、例えばλ=2.6になった時点で燃料カットする。
【選択図】 図5
Description
気体燃料が供給されると共に自動的にエンジン停止とエンジン起動とが行われる火花点火式気体燃料エンジンの制御装置であって、
エンジン温度があらかじめ設定された所定温度以下の冷機時には、エンジンの自動停止時における気体燃料供給停止までの空燃比を気体燃料の可燃範囲で徐々にリーン化していく空燃比リーン化制御が実行される、
ようにしてある。上記解決手法によれば、筒内で発生した水蒸気が液化しやすい状況となるエンジン冷機時には、エンジンの自動停止のために燃料カットされる前に、燃焼熱を確保しつつ水蒸気の発生量が低減される空燃比のリーン化制御が行われるので、点火プラグの被水を防止あるいは抑制することができる。
エンジン温度が前記所定温度を超える暖機時には、前記空燃比リーン化制御を中止するか、または気体燃料の可燃範囲で徐々にリーン化しつつ冷機時に比して空燃比リーン化を行う移行時間を短くする制御が実行される、
ようにしてある(請求項2対応)。この場合、暖機時においては、空燃比のリーン化制御を中止するか、あるいは空燃比のリーン化を実行するにしてもその移行時間を冷機時に比して短くすることにより、極力すみやかにエンジンを自動停止させる上で好ましいものとなる。
前記冷機時のうち相対的にエンジン温度が高いときはエンジン温度が低いときに比して、前記空燃比リーン化制御を行う移行時間が短くされる、
ようにしてある(請求項3対応)。この場合、エンジン温度に応じて空燃比のリーン化制御を実行する移行時間を変更して、点火プラグの被水防止とエンジンのすみやかな自動停止とを共に高い次元で満足させる上で好ましいものとなる。
気体燃料が供給されると共に自動的にエンジン停止とエンジン起動とが行われる火花点火式気体燃料エンジンの制御装置であって、
エンジンの自動停止時における気体燃料供給停止までの空燃比を、エンジン起動からエンジン停止までのエンジン稼働時間があらかじめ設定された所定時間以下の短いときには、気体燃料の可燃範囲で徐々にリーン化していく空燃比リーン化制御が実行され、前記稼働時間が前記所定時間を超える長いときには、上記空燃比リーン化制御を中止するか、または気体燃料の可燃範囲で徐々にリーン化しつつエンジン稼働時間が前記所定時間以下の場合に比して空燃比リーン化を行う移行時間を短くする制御が実行される、
ようにしてある。上記解決手法によれば、筒内で発生した水蒸気が液化しやすい状況となるエンジン稼働時間が短いときには、エンジンの自動停止のために燃料カットされる前に、燃焼熱を確保しつつ水蒸気の発生量が低減される空燃比リーン化制御が行われるので、点火プラグの被水を防止あるいは抑制することができる。
エンジンの自動停止前の通常運転時の空燃比が、空気過剰率λで示したときに2.0〜2.5の範囲となるように設定され、
エンジンの自動停止時における前記空燃比リーン化制御の際には、空燃比が前記通常運転時の空燃比から徐々にリーン化される、
ようにしてある(請求項5対応)。この場合、通常運転時の空気過剰率λが2.0〜2.5の範囲となるように設定することにより、通常運転時でのRaw・NOxを低減する上で好ましいものとなる。また、空燃比のリーン化制御は、通常運転時の空燃比から徐々にリーン化を行うので、空燃比の急激な変化に起因するトルクショック防止等の上でも好ましいものとなる。
前記車両は、前記火花点火式気体燃料エンジンによって駆動されて発電を行うジェネレータと、該ジェネレータでの発電電力を蓄電するバッテリと、該バッテリと該ジェネレータとの少なくとも一方から電力を受けて駆動される走行用モータと、を備えたハイブリッド車とされている、
ようにしてある(請求項6対応)。この場合、頻繁にエンジンの自動停止と自動起動とが行われるハイブリッド車用の火花点火式気体燃料エンジンの制御装置として好ましいものとなる。特に、点火プラグの被水を防止あるいは抑制することにより、エンジンの自動起動を確実かつすみやかに行えるようになって、バッテリの負担を低減する上でも好ましいものとなる。
4:走行用モータ
6:エンジン
7:ジェネレータ
9:バッテリ
10:燃料タンク
24A、24B:燃料噴射弁(ポイント噴射用)
25A、25B:燃料噴射弁(直噴用)
28:空燃比センサ
33A、33B:点火プラグ
U:コントローラ
Claims (6)
- 気体燃料が供給されると共に自動的にエンジン停止とエンジン起動とが行われる火花点火式気体燃料エンジンの制御装置であって、
エンジン温度があらかじめ設定された所定温度以下の冷機時には、エンジンの自動停止時における気体燃料供給停止までの空燃比を気体燃料の可燃範囲で徐々にリーン化していく空燃比リーン化制御が実行される、
ことを特徴とする火花点火式気体燃料エンジンの制御装置。 - 請求項1において、
エンジン温度が前記所定温度を超える暖機時には、前記空燃比リーン化制御を中止するか、または気体燃料の可燃範囲で徐々にリーン化しつつ冷機時に比して空燃比リーン化を行う移行時間を短くする制御が実行される、
ことを特徴とする火花点火式気体燃料エンジンの制御装置。 - 請求項1または請求項2において、
エンジン温度が前記所定温度を超える暖機時には、前記空燃比リーン化制御が中止され、
前記冷機時のうち相対的にエンジン温度が高いときはエンジン温度が低いときに比して、前記空燃比リーン化制御を行う移行時間が短くされる、
ことを特徴とする火花点火式気体燃料エンジンの制御装置。 - 気体燃料が供給されると共に自動的にエンジン停止とエンジン起動とが行われる火花点火式気体燃料エンジンの制御装置であって、
エンジンの自動停止時における気体燃料供給停止までの空燃比を、エンジン起動からエンジン停止までのエンジン稼働時間があらかじめ設定された所定時間以下の短いときには、気体燃料の可燃範囲で徐々にリーン化していく空燃比リーン化制御が実行され、前記稼働時間が前記所定時間を超える長いときには、上記空燃比リーン化制御を中止するか、または気体燃料の可燃範囲で徐々にリーン化しつつエンジン稼働時間が前記所定時間以下の場合に比して空燃比リーン化を行う移行時間を短くする制御が実行される、
ことを特徴とする火花点火式気体燃料エンジンの制御装置。 - 請求項1ないし請求項4のいずれか1項において、
エンジンの自動停止前の通常運転時の空燃比が、空気過剰率λで示したときに2.0〜2.5の範囲となるように設定され、
エンジンの自動停止時における前記空燃比リーン化制御の際には、空燃比が前記通常運転時の空燃比から徐々にリーン化される、
ことを特徴とする火花点火式気体燃料エンジンの制御装置。 - 請求項1ないし請求項5のいずれか1項において、
火花点火式気体燃料エンジンが車両に搭載され、
前記車両は、前記火花点火式気体燃料エンジンによって駆動されて発電を行うジェネレータと、該ジェネレータでの発電電力を蓄電するバッテリと、該バッテリと該ジェネレータとの少なくとも一方から電力を受けて駆動される走行用モータと、を備えたハイブリッド車とされている、
ことを特徴とする火花点火式気体燃料エンジンの制御装置。
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