JP2012195119A - 可変向型支持装置 - Google Patents

可変向型支持装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2012195119A
JP2012195119A JP2011057328A JP2011057328A JP2012195119A JP 2012195119 A JP2012195119 A JP 2012195119A JP 2011057328 A JP2011057328 A JP 2011057328A JP 2011057328 A JP2011057328 A JP 2011057328A JP 2012195119 A JP2012195119 A JP 2012195119A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
adjusting rod
angle adjusting
holding frame
pitch angle
article holding
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2011057328A
Other languages
English (en)
Other versions
JP5433613B2 (ja
Inventor
Katsushi Sono
勝志 薗
Koki Maniwa
豪樹 真庭
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sato Industry Co Ltd
Original Assignee
Sato Kogyosyo Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sato Kogyosyo Co Ltd filed Critical Sato Kogyosyo Co Ltd
Priority to JP2011057328A priority Critical patent/JP5433613B2/ja
Publication of JP2012195119A publication Critical patent/JP2012195119A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5433613B2 publication Critical patent/JP5433613B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Non-Portable Lighting Devices Or Systems Thereof (AREA)

Abstract

【課題】方向変換機能を有しない照明器具でも、これを高所に配置しながらその方向変換を下方からの手動操作により行うことのできる可変向型支持装置を提供する。
【解決手段】所定の長さを有する支柱1と、その上端部に設けられた台枠2と、支柱1の軸線に直交する支点軸3により台枠2に結合された物品保持枠4とを備える。支柱1は、外胴となる鞘筒11内に回転可能に設けられたピッチ角調整ロッド12を有する。ピッチ角調整ロッド12の上端部と物品保持枠4との間には、ピッチ角調整ロッド12の所定の回転角度範囲内における正逆の回転運動を、支点軸3を中心とする物品保持枠4の揺動運動に変換する伝動機構8が介在されている。
【選択図】図1

Description

本発明は、高所に配置された物品の姿勢、方向を下方からの操作によって変えることのできる装置に係わり、特に照明器具などを高所に配置しながら照射方向を下方からの手動操作により変化させることのできる新規の可変向型支持装置に関する。
照明器具やスピーカその他の機器類の使用に際し、その向きを変えたい場合が多々あるが、それら機器類が高所に配置させている場合、その向きを変えること容易でない。このため、高所などに配置して使用する機器類にして、その主要部の向きを下方からの遠隔操作により変えられるようにした種々の装置が開発されている。
例えば、特許文献1において、装置本体の開口部に灯体を回動自在に保持し、その灯体の上部を、両端が支軸により傾動自在に支持された直交する内外2本の半円弧状アームに係合させ、それら半円弧状アームをモータ駆動で傾動させることにより、灯体の照射方向が直交する2軸回りに変化するようにした照明装置が開示されている。
特許第2718278号公報
しかしながら、特許文献1に開示される照明装置によれば、モータ駆動により灯体の照射方向を変化させる方式であるから、照明用電源とは別にモータ駆動用電源および配線が必要となり、しかもモータを遠隔操作するためのリモコンあるいは手元スイッチを備える必要性があることから、使用環境が限られるのみならず、コスト高をも招くという問題がある。
加えて、モータを内蔵することから、装置全体の重量が嵩み、高所配置に際して大きな支持力が必要で、取り扱いが極めて困難である。
本発明は以上のような事情に鑑みて成されたものであり、その目的は方向変換機能を有しない照明器具でも、これを高所に配置しながらその方向変換を下方からの手動操作により行えるようにすることにある。
本発明は上記目的を達成するため、
所定の長さを有する支柱と、前記支柱の上端部に設けられた台枠と、前記支柱の軸線に直交する支点軸により前記台枠に結合されて前記支点軸を中心に上下方向に揺動可能に支持された物品保持枠とを備え、
前記支柱は、外胴となる鞘筒と、当該鞘筒内に回転可能に設けられたピッチ角調整ロッドとを有し、
前記ピッチ角調整ロッドの上端部と前記物品保持枠との間には、前記ピッチ角調整ロッドの所定の回転角度範囲内における正逆の回転運動を、前記支点軸を中心とする前記物品保持枠の揺動運動に変換する伝動機構が介在され、
前記ピッチ角調整ロッドの下端部は、当該ピッチ角調整ロッドを正逆に回転させて前記物品保持枠を前記支点軸回りに揺動させるためのピッチング操作部として前記鞘筒の下端より突出されていることを特徴とする可変向型支持装置を提供する。
又、上記のように構成される可変向型支持装置において、前記支点軸は、その軸線が前記物品保持枠と当該物品保持枠の定位置に固定した特定の物品とを合わせた構成体の重心を通る位置に設けられていることを特徴とする。
加えて、前記物品保持枠の定位置に固定した特定の物品が、照明器具、スピーカ、集音マイク、画像表示装置、又はその他の電気機器であり、前記支柱内には一端が前記物品に接続する電線が通されていることを特徴とする。
又、前記伝動機構は、前記ピッチ角調整ロッドに直交してその上端部に一端が固着された旋回アームと、一端が第1の自在継手を介して前記旋回アームの先端部に連結されると共に他端が第2の自在継手を介して前記物品保持枠の底部に連結されたリンクとにより構成されていることを特徴とする。
又、前記支柱は、前記鞘筒内において前記ピッチ角調整ロッドとは別に単独での回転が可能に設けられたヨー角調整ロッドを有し、当該ヨー角調整ロッドの上端部に前記台枠が固定され、前記ヨー角調整ロッドの下端部は、当該ヨー角調整ロッドを中心に前記台枠を回動させるためのヨーイング操作部として前記鞘筒の下端より突出されていることを特徴とする。
又、前記ヨー角調整ロッドが前記鞘筒と同心状に配置された中空軸であり、その内部に前記ピッチ角調整ロッドが設けられ、前記ピッチング操作部が前記ヨーイング操作部より下方に位置していることを特徴とする。
更に、前記鞘筒の外周部において前記支柱をその軸方向に沿って昇降可能に保持するガイド筒を有し、そのガイド筒は前記鞘筒と同心状にして設けられ、前記ガイド筒内には、当該ガイド筒と前記鞘筒との軸方向への相対移動を規制するロック手段が設けられていることを特徴とする。
本発明に係る可変向型支持装置によれば、支柱を構成するピッチ角調整ロッドを正逆に回転操作することにより、物品保持枠が支柱の軸線に直交する支点軸回りに揺動するようにしていることから、物品保持枠に固定した物品の姿勢を手動により上下方向に変化させることができる。特に、ピッチ角調整ロッドの下端部がピッチング操作部として鞘筒の下端より突出されていることから、物品保持枠に固定した物品を高所に配置しながら、ピッチ角調整ロッドを下方より手回しするだけで物品の向きを上下方向に変化させることができる。
加えて、物品保持枠の揺動中心となる支点軸が、物品保持枠とその定位置に固定した特定の物品とを合わせた構成体の重心を通る軸線上に設けられていることから、物品保持枠のピッチ角に拘らず、その姿勢を維持することができる。
又、物品保持枠の定位置に固定した特定の物品が、照明器具、スピーカ、集音マイク、画像表示装置、又はその他の電気機器であり、当該物品に一端が接続する電線が支柱内に通されていることから体裁を損なわずして物品への電力供給を行うことができ、その電線を支柱によって保護することもできる。
更に、ピッチ角調整ロッドの所定の回転角度範囲内における正逆の回転運動を物品保持枠の揺動運動に変換する伝動機構として、自在継手を用いた構成によれば、簡易構造の伝動機構にして、ピッチ角調整ロッドの回転運動を物品保持枠の揺動運動を変換することができる。
又、支柱を構成する鞘筒内にヨー角調整ロッドが設けられ、その上端部に台枠が固定される構成では、ヨー角調整ロッドを手回しすることにより台枠を介して物品保持枠とこれに固定した物品とを左右方向に回動させることができるほか、ヨー角調整ロッドの下端部がヨーイング操作部として鞘筒の下端より突出されていることにより、その回転動作を下方から手動で行うことができる。
しかも、ヨー角調整ロッドが鞘筒と同心状に配置された中空軸とされ、その内部にピッチ角調整ロッドが設けられる構成では、口径の小さい鞘筒にして2本のロッドを内蔵することができる。
又、鞘筒の外周部において支柱をその軸方向に沿って昇降可能に保持するガイド筒が設けられ、そのガイド筒内に当該ガイド筒と鞘筒との軸方向への相対移動を規制するロック手段が設けられている構成では、物品保持枠に固定した物品の使用に際して当該物品を適宜の高さ位置に保持でき、不使用時には支柱を下げて物品保持枠などが外部障害物に干渉することを防止できる。
本発明に係る可変向型支持装置を示す斜視図 図1に示した装置の正面図 支柱を上下方向に移動案内するガイド筒の内部構造を示す部分断面図 図3のX−X断面図 支柱を拘束するロック手段の作用を示す説明図 支柱の下部を示す部分断面図 支柱の上部を示す部分断面図 伝動機構の部分を示す平面図 伝動機構の部分を示す側面図 物品保持枠に固定した照明器具を上向きに変化させた状態を示す説明図 物品保持枠に固定した照明器具を下向きに変化させた状態を示す説明図 本発明に係る可変向型支持装置の変更例を示す要部拡大図
以下、図面に基づいて本発明を詳しく説明する。先ず、図1及び図2により本発明に係る可変向型支持装置の構成を概説すると、1は所定の長さ(本例において約120cm)を有する支柱であり、その上端部には金属板を屈曲してなる凹字形の台枠2が設けられている。台枠2の内側には、支柱1の軸線に直交する支点軸3を中心として上下方向に揺動可能な物品保持枠4が設けられており、その物品保持枠4に照明器具5(投光器)が固定されている。
支柱1は、金属の角パイプから成る鞘筒11を外胴として、その内部に二本のロッド部材(ピッチ角調整ロッド12およびヨー角調整ロッド13)をそれぞれ回転可能に設けた構成であり、このうち鞘筒11の外周部にはガイド筒6が設けられている。ガイド筒6は、支柱1をその軸方向に沿って昇降可能に保持するものであり、その外周部には取り付け用のブラケット7が固着されている。
又、ピッチ角調整ロッド12は、鞘筒11と同心状に配置された金属製の中空軸(丸パイプ)で、その上下両端部は鞘筒11より外方に突出され、このうち上端部は台枠2を貫通しており、下端部には外周にローレット加工を施した円筒状のハンドル12aが固着されている。特に、ピッチ角調整ロッド12の上端部は伝動機構8を介して物品保持枠4の底部に連結されており、その伝動機構8により、所定の回転角度範囲におけるピッチ角調整ロッド12の正逆の回転運動が支点軸3を中心とする物品保持枠4の上下の揺動運動に変換される構成とされている。
尚、ピッチ角調整ロッド12の内部には、一端が照明器具5に接続された電線51が通されており、その電線51を通じて照明器具5に照明用電力が供給されるようになっている。
一方、ヨー角調整ロッド13も鞘筒11と同心状に配置された金属製の中空軸(丸パイプ)であり、その内径はピッチ角調整ロッド12の外径より大きく、その内部にピッチ角調整ロッド12が貫通されている。又、ヨー角調整ロッド13もその上下両端部が鞘筒11より外方に突出され、その上端部に台枠2が固定されており、下端部には鞘筒11とハンドル12aとの間において外周にローレット加工を施したリング状のハンドル13aが固着されている。
尚、本例において、ハンドル12aは物品保持枠4を支点軸3回りに揺動させるためのピッチング操作部を構成し、ハンドル13aはヨー角調整ロッド13を中心に台枠2を回動させるためのヨーイング操作部を構成している。
そして、以上のような可変向型支持装置は、例えば消防車などのレスキュー車両の車体にブラケット7を固定して装備され、夜間での救助活動に際して支柱1をガイド筒6に沿って上昇させ、しかしてハンドル12a,13aの回転操作を行って救助現場を照らしたり、あるいはハンドル12a,13aの操作により照明器具5の照射方向を変えながら要救助者を捜索したりすることができる。
次に、係る可変向型支持装置の各部の構造を図3〜図9に示して詳述すれば、ガイド筒6は、図3のように金属製の筒状本体61の両端にカバー部材62を設けた構成とされている。カバー部材62は、鞘筒11の軸方向の移動を許容する合成樹脂製の一体成型物であり、その中心には鞘筒11を貫通せしめる角孔が穿設されている。これにより、ガイド筒6が鞘筒11と同心状に配置され、その両者6,11の軸方向への相対移動が可能とされている。又、ガイド筒6内には、円筒形のスペーサ63により隔たれた上下一対の偏心ディスク64が設けられている。偏心ディスク64は、その偏心位置に鞘筒11を通す角孔を穿った合成樹脂製の円板であり、鞘筒11との相対回転が不能とされている。尚、カバー部材62、スペーサ63、及び偏心ディスク64は、スペーサ63内を通るネジ65により緊結され、その各部材62,63,64が全体として鞘筒11との相対回転を不能とされ、筒状本体61に対しては回転が可能とされている。
一方、図3〜図5から明らかなように、上下一対のカバー部材62の相互間において、筒状本体61内は鞘筒11の軸線に対して偏心した円形の偏心孔部61aとされている。そして、その偏心孔部61aと偏心ディスク64は、鞘筒11とガイド筒6との軸方向への相対移動を規制するロック手段を構成している。すなわち、図3および図4において、偏心ディスク64は偏心孔部61aの壁面に接触せずしてガイド筒6に対する鞘筒11の軸方向への移動を許容している状態にあるが、筒状本体61に対して鞘筒11を一方向に回転させると、図5に示すように偏心ディスク64が偏心孔部61aの壁面に圧接し、その反力として鞘筒11がカバー部材62の角孔内周面に押し付けられ、これにより鞘筒11が拘束されてその軸方向への移動が規制されることになる。従って、図1などに示したブラケット7を消防車両の車体などに取り付け、支柱1をガイド筒6の軸線に沿って引き上げた後、鞘筒11を一方向に回転させれば、その鞘筒11を含む支柱1を適宜の高さ位置に保持することができる。
次に、図6および図7により支柱1の構造について言及すれば、鞘筒11の両端にはベアリング14(中心に丸孔を有する角柱状のすべり軸受)が嵌着され、そのベアリング14によりヨー角調整ロッド13が回転可能に支持されている。又、ヨー角調整ロッド13の下端部には図6のように前述のハンドル13aが固着され、ヨー角調整ロッド13の上端部には図7のようにカラー13bが固着されており、そのハンドル13a及びカラー13bにより鞘筒11とヨー角調整ロッド13との軸方向への相対移動が規制されている。尚、ヨー角調整ロッド13の上端部を成すカラー13bに前述の台枠2が固定されているのであり、このためヨー角調整ロッド13を回転させることにより、これを中心として台枠2を同調的に回動させることができる。
一方、ヨー角調整ロッド13の両端内部にはブシュ15が嵌め込まれ、そのブシュ15によりピッチ角調整ロッド12が回転可能に支持されている。又、ピッチ角調整ロッド12の下端部には図6のように前述のハンドル12aが固着され、ピッチ角調整ロッド12の上端部には図7のようにカラー12bが固着されており、そのハンドル12a及びカラー12bによりヨー角調整ロッド13とピッチ角調整ロッド12との軸方向への相対移動が規制されている。尚、ピッチ角調整ロッド12の上端部を成すカラー12bには前述の伝動機構8を構成する旋回アーム81が固着されている。
図8および図9により伝動機構8の構成について説明すると、係る伝動機構8は上記旋回アーム81と、両端に自在継手82,82を有するリンク83とにより構成されている。旋回アーム81は、ピッチ角調整ロッド12に直交して一端がピッチ角調整ロッド12の上端部に固着され、当該旋回アーム81の先端に自在継手82を介してリンク83の一端が連接されている。自在継手82は、ボール受け82aと当該ボール受けにより転動自在に保持されたボール部82bとを有するボールジョイントであり、そのボール受け82aがリンク83の両端に直結されている。そして、一方のボール受け82aで保持されたボール部82bが軸部82cを介して旋回アーム81の先端に取り付けられ、他方のボール受け82aで保持されたボール部82bは軸部82cを介して物品保持枠4の底部に取り付けられている。
ここに、以上のように構成される伝動機構8によれば、ピッチ角調整ロッド12を所定の回転角度範囲内で正逆に回転させたとき、その回転運動を物品保持枠4に対し支点軸3回りの揺動運動に変換して伝達することができる。しかして、物品保持枠4のピッチ角(仰角ならびに俯角)の変化により、物品保持枠4に固定された照明器具5の照射方向を図10のように上向き(本例において最大仰角θは40度程度)にしたり、あるいは図11のように下向き(本例において最大俯角ωは55度程度)にしたりすることが可能となり、しかも台枠2が鉛直軸(ヨー角調整ロッド13)回りに回動可能で、そのヨー角(方位角)が変化することにより、照射方向を前後左右方向においても無段階に切り替えることが可能となる。
尚、図8のように、支点軸3は台枠2の両端部あって物品保持枠4を上下方向に揺動可能に支持しているが、本例において係る支点軸3はその軸線が物品保持枠4と当該物品保持枠の定位置に固定した照明器具5とを合わせた構成体の重心を通る位置に設けられている。このため、図10および図11の状態において、物品保持枠4および照明器具5が自重により揺動することはなく、換言すれば照明器具5の姿勢に拘らず物品保持枠4側からピッチ角調整ロッド12に回転モーメントが作用しないので、前述のハンドル12aから手を離しても照明器具5を設定したピッチ角に維持することができる。
以上、本発明の好適な一例を説明したが、係る可変向型支持装置は照明用に限らず、物品保持枠4に、照明器具5に代えてスピーカ、集音マイク、画像表示装置、又はその他の電気機器を固定するなどしてもよい。
又、支柱1の構造として、上記例では鞘筒11内にピッチ角調整ロッド12とヨー角調整ロッド13を同心状にして設けたが、その両ロッド12,13を並列状に設けるようにしてもよい。加えて、図12のように、ヨー角調整ロッド13の外側にピッチ角調整ロッド12を設ける一方、支点軸3を物品保持枠4に固定し、その支点軸3にL字形のアーム部材84を連結すると共に、アーム部材84とリンク83の一端同士を自在継手82で連接する構成としてもよい。
更に、自在継手82として、ボールジョイント(ボール形自在継手)のほか、ベンディックス形、バーフィールド形、あるいは十字形その他の自在継手を用いることができる。又、ヨー角調整ロッド13を省略し、鞘筒11の上端に台枠2を固定するようにしてもよい。
1 支柱
11 鞘筒
12 ピッチ角調整ロッド
12a ハンドル(ピッチング操作部)
13 ヨー角調整ロッド
13a ハンドル(ヨーイング操作部)
2 台枠
3 支点軸
4 物品保持枠
5 照明器具(物品保持枠に固定した物品)
51 電線
6 ガイド筒
61 筒状本体
61a 偏心孔部(ロック手段)
62 カバー部材
64 偏心ディスク(ロック手段)
8 伝動機構
81 旋回アーム
82 自在継手
83 リンク

Claims (7)

  1. 所定の長さを有する支柱と、前記支柱の上端部に設けられた台枠と、前記支柱の軸線に直交する支点軸により前記台枠に結合されて前記支点軸を中心に上下方向に揺動可能に支持された物品保持枠とを備え、
    前記支柱は、外胴となる鞘筒と、当該鞘筒内に回転可能に設けられたピッチ角調整ロッドとを有し、
    前記ピッチ角調整ロッドの上端部と前記物品保持枠との間には、前記ピッチ角調整ロッドの所定の回転角度範囲内における正逆の回転運動を、前記支点軸を中心とする前記物品保持枠の揺動運動に変換する伝動機構が介在され、
    前記ピッチ角調整ロッドの下端部は、当該ピッチ角調整ロッドを正逆に回転させて前記物品保持枠を前記支点軸回りに揺動させるためのピッチング操作部として前記鞘筒の下端より突出されていることを特徴とする可変向型支持装置。
  2. 前記支点軸は、その軸線が前記物品保持枠と当該物品保持枠の定位置に固定した特定の物品とを合わせた構成体の重心を通る位置に設けられていることを特徴とする請求項1記載の可変向型支持装置。
  3. 前記物品保持枠の定位置に固定した特定の物品が、照明器具、スピーカ、集音マイク、画像表示装置、又はその他の電気機器であり、前記支柱内には一端が前記物品に接続する電線が通されていることを特徴とする請求項2記載の可変向型支持装置。
  4. 前記伝動機構は、前記ピッチ角調整ロッドに直交してその上端部に一端が固着された旋回アームと、一端が第1の自在継手を介して前記旋回アームの先端部に連結されると共に他端が第2の自在継手を介して前記物品保持枠の底部に連結されたリンクとにより構成されていることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の可変向型支持装置。
  5. 前記支柱は、前記鞘筒内において前記ピッチ角調整ロッドとは別に単独での回転が可能に設けられたヨー角調整ロッドを有し、当該ヨー角調整ロッドの上端部に前記台枠が固定され、前記ヨー角調整ロッドの下端部は、当該ヨー角調整ロッドを中心に前記台枠を回動させるためのヨーイング操作部として前記鞘筒の下端より突出されていることを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載の可変向型支持装置。
  6. 前記ヨー角調整ロッドが前記鞘筒と同心状に配置された中空軸であり、その内部に前記ピッチ角調整ロッドが設けられ、前記ピッチング操作部が前記ヨーイング操作部より下方に位置していることを特徴とする請求項5記載の可変向型支持装置。
  7. 前記鞘筒の外周部において前記支柱をその軸方向に沿って昇降可能に保持するガイド筒を有し、そのガイド筒は前記鞘筒と同心状にして設けられ、前記ガイド筒内には、当該ガイド筒と前記鞘筒との軸方向への相対移動を規制するロック手段が設けられていることを特徴とする請求項1〜6のいずれか1項に記載の可変向型支持装置。
JP2011057328A 2011-03-16 2011-03-16 可変向型支持装置 Expired - Fee Related JP5433613B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2011057328A JP5433613B2 (ja) 2011-03-16 2011-03-16 可変向型支持装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2011057328A JP5433613B2 (ja) 2011-03-16 2011-03-16 可変向型支持装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2012195119A true JP2012195119A (ja) 2012-10-11
JP5433613B2 JP5433613B2 (ja) 2014-03-05

Family

ID=47086832

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2011057328A Expired - Fee Related JP5433613B2 (ja) 2011-03-16 2011-03-16 可変向型支持装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5433613B2 (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN102486263A (zh) * 2010-12-01 2012-06-06 海洋王照明科技股份有限公司 户外照明灯具
CN104633504A (zh) * 2015-02-28 2015-05-20 李惠远 工程机械用可调节led工作灯
KR20220074398A (ko) * 2020-11-27 2022-06-03 홍자희 휴대용 캠핑 랜턴

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6429654B2 (ja) * 2015-02-02 2018-11-28 株式会社佐藤工業所 支柱ロック装置及び物品支持装置
JP5851062B1 (ja) 2015-07-03 2016-02-03 伊藤 英明 照明装置

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN102486263A (zh) * 2010-12-01 2012-06-06 海洋王照明科技股份有限公司 户外照明灯具
CN104633504A (zh) * 2015-02-28 2015-05-20 李惠远 工程机械用可调节led工作灯
KR20220074398A (ko) * 2020-11-27 2022-06-03 홍자희 휴대용 캠핑 랜턴
KR102534374B1 (ko) * 2020-11-27 2023-05-22 홍자희 휴대용 캠핑 랜턴

Also Published As

Publication number Publication date
JP5433613B2 (ja) 2014-03-05

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5433613B2 (ja) 可変向型支持装置
US7490804B2 (en) Mount system for a monitor having a motorized tilt
US20080061195A1 (en) Universal pole caddy
JP2004249455A (ja) 移動ロボット
JP5851062B1 (ja) 照明装置
TW202012217A (zh) 聚光燈控制系統和方法及其應用之聚光燈
EP1785661A3 (en) Apparatus to support a display device
JP6080060B1 (ja) 撮像装置
JP2013127263A (ja) ジョイント
JP6438906B2 (ja) 角度調整装置及び照明装置
KR102047424B1 (ko) 수동조작이 가능한 차량용 탐조등 장치
US20110198467A1 (en) Adjustable mount holder
US20160082360A1 (en) Inclusive rotating play device
JP6592861B2 (ja) 観察装置
JP2007108528A (ja) 電気機器取付具
JP2006102155A (ja) 手術顕微鏡用スタンド装置
TW201601871A (zh) 支撐架
KR101413385B1 (ko) Usn과 무선전력을 이용한 감성 엘이디 조명 시스템
JP3212490U (ja) 投光器
US5931678A (en) Apparatus for demonstration of earth's rotation about the sun
JP6082928B2 (ja) ジャイロを利用した多方向回転構造
CN216844223U (zh) 灯具组件及具有其的可拼接灯具
JP2006190590A (ja) 投光機
WO2021221028A1 (ja) 表示装置
JP2018015871A (ja) 産業用ロボット

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20121219

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20131129

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20131209

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5433613

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees