JP2012195017A - 警報装置 - Google Patents
警報装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2012195017A JP2012195017A JP2012158865A JP2012158865A JP2012195017A JP 2012195017 A JP2012195017 A JP 2012195017A JP 2012158865 A JP2012158865 A JP 2012158865A JP 2012158865 A JP2012158865 A JP 2012158865A JP 2012195017 A JP2012195017 A JP 2012195017A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- sensor
- gas
- communication hole
- storage case
- alarm device
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Images
Landscapes
- Emergency Alarm Devices (AREA)
Abstract
【解決手段】収納ケース2の内部に、ガスセンサ3を備え、収納ケース2に収納ケース2の外部と内部とを連通する開口孔として通気部4を形成し、ガスセンサ3は、通気部4と対向するように配設する。センサハウジング11内を中間室13とセンサ素子19を配設する素子室14とに区画する仕切り部15があり、センサ連通孔16は、センサハウジング11の外部と中間室とを連通し、通気部4以上の開口面積となるように形成する。仕切り部15に中間室13と素子室14とを連通する中間連通孔17を形成し、当該中間連通孔17の開口面積を、センサ連通孔16よりも小さくし、中間室13内に、検知対象ガス以外のガスを吸着する透過吸着部18を備える。
【選択図】図5
Description
このような従来の警報装置では、ガスセンサの駆動電力は商用電源(例えば、AC100V)等の外部電源から供給される。即ち、例えば、警報装置のプラグを壁面のコンセントに接続して警報装置を使用している。
ちなみに、図7に示す警報装置では、ガスセンサ102の他に、温度センサ104や火炎センサ105も収納ケース101に備えることによって、検知対象ガスの発生に加えて、室内温度が高温になることや火炎の発生も検出するようにしている。
さらに、筒状に形成したセンサハウジングの内部にセンサ素子を備え、前記センサハウジングに当該センサハウジングの外部と内部とを連通するセンサ連通孔を形成してあり、前記センサ連通孔は、前記通気部の開口面積以上の開口面積となるように形成するとともに、前記通気部と対向するように配設してあり、前記センサハウジングの内部空間を仕切り部により中間室と前記センサ素子を配設する素子室とに区画し、前記センサ連通孔は、前記センサハウジングの外部と前記中間室とを連通するように設けられ、前記仕切り部に前記中間室と前記素子室とを連通する中間連通孔を形成し、当該中間連通孔の開口面積を、前記センサ連通孔の開口面積よりも小さくし、前記中間室内に、前記センサ連通孔と前記中間連通孔との間を流れるガスが透過し、前記検知対象ガス以外のガスを吸着する透過吸着部を備えている点にある。
以上の構成を有する結果、人が収納ケースに触れた際の静電気による回路の誤動作を防止しながら、検知対象ガスを迅速に検出でき、ガスセンサの応答性を高めることができる。このようにガスセンサの応答性を高めることによって、例えば、ガスセンサのセンサ素子を加熱操作する加熱時と加熱時との間のインターバルを延ばしても、ガスセンサとして、これまでどおりの信頼性を保つことができる。その結果、内蔵電池の寿命を長くできる。
上述の如く、ガスセンサを通気部と対向するように配設しながら、通気部を単なる開口孔とすることによって、ガスセンサが短時間で検知対象ガスを取り込むことができるので、ガスセンサへの駆動電力の供給を開始してから検知対象ガスを検出できるまでの時間を短くできる。したがって、例えば、ガスセンサへの駆動電力の供給を停止している時間を長くする等によって、電力消費量を抑えつつ、検知対象ガスを検出できる。その結果、電源部である内蔵電池の寿命を延ばす等の効果を得ることができ、大きな利点となる。
この警報装置1は、図1〜3に示すように、収納ケース2と、その収納ケース2の内部に装備したガスセンサ3とを備えて構成している。
収納ケース2は、前面部2aと後面部2bとを嵌め合わせて内部空間を形成し、その内部空間を区画した複数の空間の夫々に各部材を収納するようにしている。
ガスセンサ3の検知対象ガスを収納ケース2内に流入させるために、収納ケース2の前面部には、収納ケース2の外部と内部とを連通する通気部4を形成している。通気部4は、収納ケース2の右上方側に配設してあり、収納ケース2を貫通する円形状の開口孔にて形成している。この開口孔の形状は、貫通孔であればいかなる形状でもよい。ガスセンサ3は、通気部4と対向するように配設している。このようにして、ガスセンサ3を通気部4と対向するように配設しながら、通気部4を単なる開口孔とすることによって、警報装置1の周囲のガスが通気部4で大きな抵抗を受けることなく収納ケース2内に流入し、ガスセンサ3に対するガスの供給を迅速に行うようにしている。
制御部Hは、ガスセンサ3の検出情報に基づいてガス漏れ又は不完全燃焼の発生を検知するとともに、火炎センサ7及び温度センサ8の検出情報に基づいて火災の発生を検知するように構成している。例えば、制御部Hは、ガスセンサ3にて検出したメタンガスの濃度が設定濃度以上であると、ガス漏れの発生を検知し、ガスセンサ3にて検出したCOガスの濃度が設定濃度以上であると、不完全燃焼の発生を検知する。また、制御部Hは、火炎センサ7にて火炎を検出する、或いは、温度センサ8にて検出した室内温度が設定温度以上であると、火災の発生を検知する。
制御部Hは、ガス漏れ、不完全燃焼、火災の発生の何れかを検知すると、報知部9を作動させて、ガス漏れ、不完全燃焼、火災の発生を報知する。このとき、制御部Hは、例えば、ガス漏れ、不完全燃焼、火災の夫々で報知音や報知メッセージを変更することにより、ガス漏れ、不完全燃焼、火災の夫々を区別する状態で報知する。
ガスセンサ3は、有底円筒状に形成したセンサハウジング11と、センサハウジング11の開口を密閉するベース12と、センサハウジング11とベース12とにより形成されるセンサハウジング11の内部空間を、中間室13と素子室14とに仕切る仕切り部15とを備えて構成されている。素子室14には、検知対象ガスに感応する薄板状のセンサ素子19を備えており、センサ素子19をベース12に設けている。
第1透過吸着部18aは、センサ連通孔16が形成されたセンサハウジング11の内面に当接して中間室13にガスが流入する入口部分に配設している。第1透過吸着部18aは、中間室13におけるガスの入口部分を塞ぐように設けられている。第2透過吸着部18bは、ガスの流れ方向において第1透過吸着部18aに隣接するように配設している。第2透過吸着部18bは、中間室13の中央部にガスが通過するガス通路を形成するようにセンサ連通孔16の軸心に対して左右に配置した円筒状に設けられている。
ガスセンサ3は、制御部Hにて内蔵電池6aから駆動電力を間欠的に供給することにより検知対象ガスを検出するように構成している。つまり、ガスセンサ3は、センサ素子19を加熱するヒータ部等の加熱部を備えており、制御部Hは、内蔵電池6aから加熱部への駆動電力の供給を開始してセンサ素子19を検出用の所定温度に加熱して検知対象ガスの検出を行い、その後、内蔵電池6aから加熱部への駆動電力の供給を停止する一連の動作を繰り返し行っている。
ちなみに、第2時間T2において、内蔵電池6aから加熱部への駆動電力の供給を継続したままとすることもできる。この場合には、第2時間T2において、センサ素子19をCOガス検出用の低温度(例えば60〜200℃)よりも低い温度に加熱する状態を継続する。
(1)上記実施形態では、ガスセンサ3として、メタンガスとCOガスとの夫々を検知対象ガスとするものを例示したが、メタンガス又はCOガスの一方を検知対象ガスとするもの等、どのようなガスを検知対象ガスとするか及び何種類のガスを検知対象ガスとするかは適宜変更できる。
3 ガスセンサ
4 通気部
5 電源部
6 内蔵電池
11 センサハウジング
13 中間室
14 素子室
15 仕切り部
16 センサ連通孔
17 中間連通孔
18 透過吸着部
19 センサ素子
Claims (5)
- 収納ケースの内部に、電源部からの電力供給により検知対象ガスを検出するガスセンサを備え、前記収納ケースに当該収納ケースの外部と内部とを連通する通気部を形成している警報装置であって、
前記電源部に、電源としての内蔵電池を備え、
前記通気部は、前記収納ケースを貫通する開口孔にて形成してあり、
前記ガスセンサは、前記通気部と対向するように配設してあり、
さらに、筒状に形成したセンサハウジングの内部にセンサ素子を備え、前記センサハウジングに当該センサハウジングの外部と内部とを連通するセンサ連通孔を形成してあり、
前記センサ連通孔は、前記通気部の開口面積以上の開口面積となるように形成するとともに、前記通気部と対向するように配設してあり、
前記センサハウジングの内部空間を仕切り部により中間室と前記センサ素子を配設する素子室とに区画し、
前記センサ連通孔は、前記センサハウジングの外部と前記中間室とを連通するように設けられ、
前記仕切り部に前記中間室と前記素子室とを連通する中間連通孔を形成し、
当該中間連通孔の開口面積を、前記センサ連通孔の開口面積よりも小さくし、
前記中間室内に、前記センサ連通孔と前記中間連通孔との間を流れるガスが透過し、前記検知対象ガス以外のガスを吸着する透過吸着部を備えている警報装置。 - 前記透過吸着部は、前記検知対象ガス以外のガスを吸着する第1透過吸着部と、湿気を吸着する第2透過吸着部とから構成され、
前記第1透過吸着部は、前記センサ連通孔が形成された前記センサハウジングの内面に当接して配設され、
前記第2透過吸着部は、前記センサ連通孔を通過したガスの流れ方向において前記第1透過吸着部に隣接するように配設された請求項1に記載の警報装置。 - 前記センサハウジングが有底円筒状に形成され、前記センサ素子が前記センサハウジングの底部を成すベースに当接して配設されている請求項1又は2に記載の警報装置。
- 前記検知対象ガスが、メタンと一酸化炭素である請求項1〜3の何れか1項に記載の警報装置。
- 前記ガスセンサは、前記電源部から駆動電力を間欠的に供給することにより前記検知対象ガスを検出するように構成している請求項1〜4の何れか1項に記載の警報装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2012158865A JP5374622B2 (ja) | 2012-07-17 | 2012-07-17 | 警報装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2012158865A JP5374622B2 (ja) | 2012-07-17 | 2012-07-17 | 警報装置 |
Related Parent Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2008052362A Division JP5204511B2 (ja) | 2008-03-03 | 2008-03-03 | 警報装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2012195017A true JP2012195017A (ja) | 2012-10-11 |
JP5374622B2 JP5374622B2 (ja) | 2013-12-25 |
Family
ID=47086775
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2012158865A Active JP5374622B2 (ja) | 2012-07-17 | 2012-07-17 | 警報装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP5374622B2 (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN107830553A (zh) * | 2017-10-08 | 2018-03-23 | 刘道灵 | 一种燃气灶用燃气泄漏警报装置 |
CN107833435A (zh) * | 2017-12-04 | 2018-03-23 | 佛山市川东磁电股份有限公司 | 一种燃气安全监测方法 |
WO2018143439A1 (ja) * | 2017-02-03 | 2018-08-09 | 富士電機株式会社 | ガス警報器およびガス検出方法 |
US11810440B2 (en) * | 2022-11-30 | 2023-11-07 | Chengdu Qinchuan Iot Technology Co., Ltd. | Methods for monitoring smart gas harmful components, internet of things system, and mediums thereof |
Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH10197470A (ja) * | 1997-01-14 | 1998-07-31 | Matsushita Seiko Co Ltd | 検知素子 |
JP2004355345A (ja) * | 2003-05-29 | 2004-12-16 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | ガス警報器 |
JP2006046932A (ja) * | 2004-07-30 | 2006-02-16 | Fis Inc | ガスセンサ |
-
2012
- 2012-07-17 JP JP2012158865A patent/JP5374622B2/ja active Active
Patent Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH10197470A (ja) * | 1997-01-14 | 1998-07-31 | Matsushita Seiko Co Ltd | 検知素子 |
JP2004355345A (ja) * | 2003-05-29 | 2004-12-16 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | ガス警報器 |
JP2006046932A (ja) * | 2004-07-30 | 2006-02-16 | Fis Inc | ガスセンサ |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2018143439A1 (ja) * | 2017-02-03 | 2018-08-09 | 富士電機株式会社 | ガス警報器およびガス検出方法 |
US11060991B2 (en) | 2017-02-03 | 2021-07-13 | Fuji Electric Co., Ltd. | Gas alarm device and gas detection method |
CN107830553A (zh) * | 2017-10-08 | 2018-03-23 | 刘道灵 | 一种燃气灶用燃气泄漏警报装置 |
CN107833435A (zh) * | 2017-12-04 | 2018-03-23 | 佛山市川东磁电股份有限公司 | 一种燃气安全监测方法 |
US11810440B2 (en) * | 2022-11-30 | 2023-11-07 | Chengdu Qinchuan Iot Technology Co., Ltd. | Methods for monitoring smart gas harmful components, internet of things system, and mediums thereof |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP5374622B2 (ja) | 2013-12-25 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP5374622B2 (ja) | 警報装置 | |
JP5204511B2 (ja) | 警報装置 | |
US20190169916A1 (en) | Carbon Defense | |
JP2009121357A (ja) | キャニスタ、キャニスタの加熱制御方法、及びキャニスタ加熱手段の異常判断方法 | |
JP2019016266A (ja) | 警報装置 | |
JP2007003302A (ja) | ガス検出器及びガス検出装置 | |
KR101644227B1 (ko) | 가스누설 경보기 고정장치 | |
JP2013242063A (ja) | 燃焼装置および給湯器 | |
JP4210758B2 (ja) | ガス警報器 | |
JP2009266165A (ja) | ガス漏れ警報器およびその点検方法 | |
CN211478138U (zh) | 一种防乙醇干扰的甲烷传感器模组结构 | |
JP2008052501A (ja) | 警報器 | |
JP4088277B2 (ja) | ガスセンサ及びガス検出装置 | |
JP3171733B2 (ja) | ガスセンサ | |
JP6355239B2 (ja) | 警報器 | |
JP4340218B2 (ja) | ガス検出装置 | |
JP5887653B2 (ja) | 電気機器の水抜き構造 | |
JP2010122099A (ja) | 防水型ガスセンサ | |
JP2010262329A (ja) | 警報器 | |
JP2009140446A (ja) | ガス火災一体型警報器 | |
JP6370576B2 (ja) | ガス検知器 | |
JP3114648U (ja) | 感知器取付用ベース枠 | |
JP2010223549A (ja) | 給湯機用リモコン装置 | |
JP5899578B2 (ja) | 電気機器の筺体構造 | |
JP2014086962A (ja) | 電気機器の防水構造 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20120725 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20130529 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20130606 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20130730 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20130807 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20130822 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20130920 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 5374622 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |