JP2012194939A - 情報処理装置及び情報処理プログラム - Google Patents

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Abstract

【課題】ウィザード形式により遷移する画面のカスタマイズを容易に行える情報処理装置及び情報処理プログラムを提供する。
【解決手段】情報処理装置100は、ウィザード形式による画面遷移を実現するソフトウェア環境を有する装置であって、画面遷移順が定義された制御情報31Dを保持する情報保持手段31と、制御情報31Dに基づき、UI部11により生成される画面の遷移を制御する制御手段12と、画面を介して受け付けた入力情報を保持し、処理対象データとして確定されるまで入力情報を管理する管理手段13と、機能部22に入力情報に基づく処理を要求する処理手段21と、を有し、管理手段13は、画面遷移中、UI部11からの入力情報を保持し、制御手段12は、画面遷移順に基づき、保持された入力情報を処理対象データとして確定し、処理手段21は、確定された入力情報に基づき、機能部22に処理の実行を要求することを特徴とする。
【選択図】図4

Description

本発明は、ウィザード(Wizard)形式により遷移する画面のカスタマイズ技術に関するものである。
例えば、特許文献1には、複数のファイルを組み合わせて1文書情報に編集し、該編集された文書情報に印刷体裁設定を行う際、印刷設定アプリケーション起動中に、ユーザによる指示ごとに、次に設定すべき印刷体裁項目を確定するための操作画面を表示装置上で遷移表示させるように動作するコンピュータに関する技術が開示されている。
このように、従来では、ウィザード形式で画面を遷移し、利用者から各種入力情報を取得する画面制御方法が知られている。
しかしながら、従来の画面制御方法では、新規画面の追加や遷移順の変更といったカスタマイズが困難である。
ウィザード形式の場合には、画面から受け付けた入力情報の取得に、次のような特徴がある。入力情報は、画面遷移時に、遷移元から遷移先へ順次渡され、最後の画面操作後に、処理対象データとして確定される。そのため、例えば、最後の遷移先に新規画面の追加を行う場合には、追加画面の操作後に、入力情報を処理対象データとして確定しなければならない。また、遷移途中に新規画面の追加を行う場合には、新たな入力情報の流れ(画面遷移順)を設定しなければならない。遷移順の変更を行う場合も同様である。
また、このような問題点を挙げる理由には、次の理由がある。近年では、利用者に提供する機能を容易に拡張可能なソフトウェア環境が提供されている。これは、利用者に対して、利便性の高い機能を迅速に提供するためである。そのため、このような環境を提供するメーカなどと異なるソフトウェアベンダ(以下「サードベンダ」という)が、機能を実現するソフトウェアを開発する場面が多くなってきた。
このようなことから、サードベンダなどが、ウィザード形式により画面遷移する環境であっても、拡張機能に対応する画面のカスタマイズを容易に行える環境が望まれる。
本発明は上記従来技術の問題点を鑑み提案されたものであり、ウィザード形式により遷移する画面のカスタマイズを容易に行える情報処理装置及び情報処理プログラムを提供することにある。
上記目的を達成するため、本発明に係る情報処理装置は、ウィザード形式による画面遷移を実現するソフトウェア環境を有する情報処理装置であって、画面遷移順が定義された制御情報を所定の記憶領域に保持する情報保持手段と、前記制御情報に基づき、前記ソフトウェア環境が有するUI部により生成される画面の遷移を制御する制御手段と、画面を介して受け付けた入力情報を所定の記憶領域に保持し、処理対象データとして確定されるまで前記入力情報を管理する管理手段と、前記ソフトウェア環境が有する機能部に前記入力情報に基づく処理を要求する処理手段と、を有し、前記管理手段は、画面が遷移している間、前記UI部から受け取った入力情報を所定の記憶領域に保持し、前記制御手段は、前記制御情報に定義された画面遷移順に基づき、前記管理手段が管理する前記入力情報を処理対象データとして確定し、前記処理手段は、前記制御手段により確定された入力情報に基づき、前記機能部に処理の実行を要求することを特徴とする。
このような構成によって、本発明に係る情報処理装置は、外部データとして、ウィザード形式による画面遷移順が定義された制御情報に基づき、UIソフトウェア(User Interface software)に対し、画面生成要求を行うことで画面遷移を制御する。その間、情報処理装置は、画面を介して受け付けた入力情報を所定の記憶領域に一時保持(バッファリング)し、処理対象データとして確定されるまでの入力情報を管理する。その後、情報処理装置は、制御情報に基づき、制御対象の画面が最後の遷移先の画面(終端画面)か否かを判定し、終端画面であった場合に、保持している入力情報を取得し、取得した入力情報を機能ソフトウェアに渡すことでデータの確定を通知する。その結果、情報処理装置では、処理対象データとして確定された入力情報が機能ソフトウェアにより処理される。
これによって、本発明に係る情報処理装置が提供するソフトウェア環境では、サードベンダなどが拡張機能による画面のカスタマイズを行う際に、機能画面を生成するUI部や機能を実現する機能部などに、入力情報の流れ(画面遷移順)の設定やデータ確定の処理などを組み込む必要がない。このように、本発明に係る情報処理装置では、ウィザード形式により遷移する画面のカスタマイズを容易に行える。
本発明によれば、画面遷移順の設定を外部データ化し、画面遷移中の入力情報をバッファリングし、入力情報のデータ確定を画面に対応する機能で行わない構成とすることで、ウィザード形式により遷移する画面のカスタマイズを容易に行える情報処理装置及び情報処理プログラムを提供することができる。
本発明の第1の実施形態に係る情報処理装置のハードウェア構成例を示す図である。 本発明の第1の実施形態に係る情報処理装置のソフトウェア構成例を示す図である。 ウィザード形式による画面遷移の動作例を示す図である。 本発明の第1の実施形態に係る画面制御の機能構成例を示す図である。 本発明の第1の実施形態に係る制御情報のデータ例を示す図である。 本発明の第1の実施形態に係る入力情報を管理するデータ例を示す図である。 本発明の第1の実施形態に係る画面制御の処理手順例(その1)を示すシーケンス図である。 本発明の第1の実施形態に係る画面制御の処理手順例(その2)を示すシーケンス図である。
以下、本発明の好適な実施の形態(以下「実施形態」という)について、図面を用いて詳細に説明する。
[第1の実施形態]
<ハードウェア構成>
図1は、本実施形態に係る情報処理装置100のハードウェア構成例を示す図である。
図1に示すように、情報処理装置100は、入力装置101、表示装置102、ドライブ装置103、RAM(Random Access Memory)104、ROM(Read Only Memory)105、CPU(Central Processing Unit)106、インタフェース装置107、及びHDD(Hard Disk Drive)108などを備え、それぞれがバスBで相互に接続されている。
入力装置101は、キーボードやマウスなどを含み、情報処理装置100に各操作信号を入力するのに用いられる。表示装置102は、ディスプレイなどを含み、情報処理装置100による処理結果を表示する。
インタフェース装置107は、情報処理装置100をデータ伝送路(例えば「LAN:Local Area Network」)に接続するインタフェースである。これにより、情報処理装置100は、インタフェース装置107を介して、通信機能を有する他の機器(非図示)とデータ通信を行うことができる。
HDD108は、プログラムやデータを格納している不揮発性の記憶装置である。格納されるプログラムやデータには、装置全体を制御する情報処理システム(例えば「Windows(商標又は登録商標)」や「UNIX(商標又は登録商標)」などの基本ソフトウェアであるOS(Operating System))、及びシステム上において各種機能を提供するアプリケーションなどがある。また、HDD108は、格納しているプログラムやデータを、所定のファイルシステム及び/又はDB(Data Base)により管理している。
ドライブ装置103は、着脱可能な記録媒体103aとのインタフェースである。これにより、情報処理装置100は、ドライブ装置103を介して、記録媒体103aの読み取り及び/又は書き込みを行うことができる。記録媒体103aには、例えば、フロッピー(商標又は登録商標)ディスク、CD(Compact Disk)、及びDVD(Digital Versatile Disk)、ならびに、SDメモリカード(SD Memory card)やUSBメモリ(Universal Serial Bus memory)などがある。
ROM105は、電源を切っても内部データを保持することができる不揮発性の半導体メモリ(記憶装置)である。ROM105には、情報処理装置100の起動時に実行されるBIOS(Basic Input/Output System)、情報処理システム設定、及びネットワーク設定などのプログラムやデータが格納されている。RAM104は、プログラムやデータを一時保持する揮発性の半導体メモリ(記憶装置)である。CPU106は、上記記憶装置(例えば「HDD」や「ROM」など)から、プログラムやデータをRAM上に読み出し、処理を実行することで、装置全体の制御や搭載機能を実現する演算装置である。
<ソフトウェア>
図2は、本実施形態に係る情報処理装置100のソフトウェア構成例を示す図である。
図2には、情報処理装置100が有する、ウィザード形式による画面遷移を実現するソフトウェア構成例が示されている。
図2に示すように、情報処理装置100が有するソフトウェアには、主に、UIソフトウェア10及び機能ソフトウェア20などがある。
UIソフトウェア10は、画面生成、入力操作受付、及び情報表示などのUI機能を実現するためのソフトウェアである。UIソフトウェア10には、UIプログラムや、表示構成/表示部品/表示情報などのデータが含まれる。
機能ソフトウェア20は、アプリケーションソフトウェアであり、情報処理装置100の搭載機能を実現するソフトウェアである。機能ソフトウェア20には、アプリケーションプログラムや動作設定情報などのデータが含まれる。
上述したように、これらのソフトウェアは、情報処理装置100を制御する情報処理システム(OS)上で動作する。また、これらのソフトウェアは、例えば、情報処理装置100が備える記憶装置(HDD)に構築されたDBなどのデータ保持部30にアクセスできる。
また、本実施形態では、これらのソフトウェアを開発するための環境(例えば「SDK(Software Development Kit)」)をサードベンダに提供する。これにより、本実施形態では、サードベンダで開発されたUIソフトウェア10や機能ソフトウェア20などが、情報処理装置100で動作し、機能拡張が実現される。
以上のように、本実施形態に係る情報処理装置100は、上記ハードウェア及びソフトウェア構成により、各種情報処理サービスを提供することができる。
<画面制御機能>
ここからは、上記情報処理サービスの1つである画面制御機能について説明する。
本実施形態に係る情報処理装置100では、外部データとして、ウィザード形式による画面遷移順が定義された制御情報に基づき、UIソフトウェア10に対し、画面生成要求を行うことで画面遷移を制御する。その間、情報処理装置100は、画面を介して受け付けた入力情報を所定の記憶領域(RAM)に一時保持(バッファリング)し、処理対象データとして確定されるまでの入力情報を管理する。その後、情報処理装置100は、制御情報に基づき、制御対象の画面が最後の遷移先の画面(以下「終端画面」という)か否かを判定し、終端画面であった場合に、保持している入力情報を取得し、取得した入力情報を機能ソフトウェア20に渡すことでデータの確定を通知する。その結果、情報処理装置100では、処理対象データとして確定された入力情報が機能ソフトウェア20により処理される。本実施形態に係る情報処理装置100は、このような画面制御機能を有している。
従来のウィザード形式による画面制御では、新規画面の追加や遷移順の変更といったカスタマイズが困難であった。
図3は、ウィザード形式による画面遷移の動作例を示す図である。
(A)には、ウィザード形式で機能Aの画面から機能Bの画面に遷移する際の動作例が示されている。なお、機能Aや機能Bは、情報処理装置100の搭載機能にあたる。この場合、機能Aの画面で受け付けた入力値(a)が、遷移元の機能Aから遷移先である機能Bに渡され、終端画面である機能Bの画面操作後に、各画面で受け付けた入力値(a,b)が処理対象データとして確定される。つまり、ウィザード形式の場合には、画面遷移時に、入力情報が、遷移元から遷移先へ順次渡され、最後の画面操作後に、処理対象データとして確定される。
そのため、例えば、(B)に示すように、終端画面に拡張機能の画面の追加を行う場合には、拡張機能の画面操作後に、入力値(a,b,n)を処理対象データとして確定しなければならない。また、(C)に示すように、遷移途中に、拡張機能の画面の追加を行う場合には、新たな入力値の流れ(機能A→拡張機能→機能Bの遷移順)を設定しなければならない。遷移順の変更を行う場合も同様である。
このようなことから、サードベンダなどが、ウィザード形式により画面遷移する環境であっても、拡張機能に対応する画面のカスタマイズを容易に行うことができなかった。
そこで、本実施形態に係る情報処理装置100では、画面遷移順の設定を外部データ化し、画面遷移中の入力情報をバッファリングし、入力情報のデータ確定を画面に対応する機能で行わない構成とする仕組みとした。
これにより、本実施形態に係る情報処理装置100では、ウィザード形式により遷移する画面のカスタマイズを容易に行える。
以下に、本実施形態に係る画面制御機能の構成とその動作について説明する。
図4は、本実施形態に係る画面制御の機能構成例を示す図である。
図4に示すように、本実施形態に係る画面制御機能は、画面制御部12、データ管理部13、及びデータ処理部21などを有している。画面制御部12及びデータ管理部13は、UIソフトウェア10により実現される機能である。また、データ処理部21は、機能ソフトウェア20により実現される機能である。
また、UIソフトウェア10により実現される機能には、情報処理装置100の搭載機能に対応するUIがある。図4には、搭載機能である機能A,機能B、及びサードベンダが提供する拡張機能それぞれに対応するUI部11a,11b,11n(以下総称する場合「UI部11」という)が示されている。
UI部11は、要求に応じて、対応する機能A,機能B,拡張機能の画面を生成する。UI部11は、予め用意された表示構成のデータに基づき、表示部品/表示情報などのデータを用いて画面を生成する。表示構成のデータとは、例えば、表示部品/表示情報の配置座標や表示部品の大きさなどが定義されたデータなどである。また、表示部品のデータとは、例えば、テキストボックスや選択ボタンなどのGUIパーツ(Graphical UI parts)などである。また、表示情報のデータとは、例えば、文字列や数値などである。
UI部11は、利用者からの操作イベントに基づき、入力情報を取得する。入力情報とは、例えば、テキストボックスに入力された値やボタン選択により入力された値などである。
また、機能ソフトウェア20により実現される機能には、情報処理装置100の搭載機能がある。図4には、搭載機能である機能A,機能B、及びサードベンダが提供する拡張機能それぞれに対応する機能部22a,22b,22n(以下総称する場合「機能部22」という)が示されている。
機能部22は、入力情報に基づき、対応する機能A,機能B,拡張機能の処理を行う。
なお、上記拡張機能のUI部11nや機能部22nは、上述したソフトウェア開発環境(SDK)上で開発された機能である。よって、本実施形態では、これらの機能の開発に影響しないように、画面のカスタマイズが行える環境を提供する。
では、画面制御部12、データ管理部13、及びデータ処理部21について説明する。
《UIソフトウェア》
画面制御部12は、ウィザード形式による画面遷移順が定義された制御情報に基づき、UI部11に対し、画面生成要求を行うことで画面遷移を制御する。制御情報は、データ保持部30の制御情報保持部31で保持される。なお、制御情報保持部31は、情報処理装置100が備える記憶装置(HDD)の所定の記憶領域にあたる。
ここで、制御情報について説明する。
図5は、本実施形態に係る制御情報31Dのデータ例を示す図である。
図5には、機能A,機能Bの順に画面を遷移させることが定義されたXMLデータ(Extensible Markup Language data)が示されている。また、図5に示すデータには、タグにより、例えば、画面が対応する"機能名",画面から受け付ける"入力項目",画面操作により実行される"処理項目"などが、画面単位で定義されている。また、図5に示すデータには、画面単位で定義されたデータ(以下「画面の定義データ」という)順によって、画面遷移順が定義されている。つまり、制御情報31Dでは、画面の定義データを追加したり、画面の定義データを入れ替えたりすることで、画面遷移順を変更できる。
また、本実施形態では、上記制御情報31Dを、UIソフトウェア10からアクセス可能な構成で外部データ化している。従来、画面遷移順は、UIソフトウェア10などに設定されており、画面のカスタマイズを行う場合には、UIソフトウェア10を変更する必要があった。そこで、本実施形態では、画面遷移順の設定を外部データ化することで画面のカスタマイズを容易に行うことができる。
図4の説明に戻る。画面制御部12は、制御情報保持部31にアクセスし、参照した制御情報31Dに基づき、次のような画面制御を行う。なお、画面制御部12は、同機能部12が起動された際に、制御情報31Dを参照する。
画面制御部12は、画面の定義データに基づき、画面を生成させる機能のUI部11を特定し、特定したUI部11に対して、画面生成を要求する。なお、画面制御部12では、図5に示した制御情報31Dの場合、定義データ内の"機能名"から、画面を生成させる機能のUI部11を特定できる。その結果、UI部11では、機能の画面が生成され、表示装置102に表示される。これにより、利用者は、表示画面を介して、情報入力や画面遷移操作を行う。
また、画面制御部12は、UI部11から、画面遷移イベント(例えば[次へ]ボタンや[OK]ボタンなどの押下イベント)を受け付けると、画面の定義データ順に基づき、利用者により操作された画面(以下「操作画面」という)が、画面遷移における終端画面か否かを判定する。なお、画面制御部12は、図5に示した制御情報31Dの場合、制御情報31D内において、操作画面の定義データの次に、遷移先画面の定義データが存在するか否かの判定結果から、操作画面が終端画面か否かを判定できる。
画面制御部12は、操作画面の定義データの次に、遷移先画面の定義データが存在することから、操作画面が終端画面でないと判定した場合、遷移先画面の定義データに基づき特定したUI部11に対して、画面生成を要求し、次の画面を生成させる。
一方、画像制御部21は、操作画面の定義データの次に、遷移先画面の定義データが存在しないことから、操作画面が終端画面であると判定した場合、機能ソフトウェア20(データ処理部)に対して、入力情報が処理対象データとして確定した旨を通知する。このとき、画面制御部12は、後述するデータ管理部13から、画面を介して受け付けた全ての入力情報を取得し、取得した入力情報を機能ソフトウェア20(データ処理部)に対して渡すことで、入力情報のデータ確定を通知する。なお、上記「入力情報が処理対象データとして確定した旨」とは、機能部22の処理対象データとする旨を意味する。
データ管理部13は、画面を介して受け付けた入力情報を一時保持(バッファリング)し、処理対象データとして確定されるまでの入力情報を管理する。データ管理部13は、画面に対応するUI部11から入力情報のデータを受け取り、情報処理装置100が備える記憶装置(RAM)の所定の記憶領域に保持する。入力情報は、例えば、図6に示すような形式で保持される。
図6は、本実施形態に係る入力情報を管理するデータ例を示す図である。
図6には、機能A,機能Bそれぞれに対応する画面から受け付けた入力情報が管理されるXMLデータ(以下「管理データ13D」という)が示されている。図6に示すデータには、タグにより、例えば、画面が対応する"機能名",画面から受け付けた"入力値"などが、機能単位で管理されている。
図4の説明に戻る。データ管理部13は、UI部11から受け取った入力情報を、次のように管理する。データ管理部13は、記憶装置(RAM)の所定の記憶領域にアクセスし、入力情報を、所定のデータ形式に従って記録する(データ化し保存する)。このとき、データ管理部13は、UI部11から、入力情報を受け付けた画面に対応する機能を特定し、入力情報を機能単位で記録する。その結果、記憶装置(RAM)の所定の記憶領域には、上記管理データ13Dが保持され、画面を介して受け付けた全ての入力情報が管理される。
また、データ管理部13は、画面制御部12から取得要求に応じて、管理データ13Dにより管理する入力情報を画面制御部12に渡し、要求先に応答する。その結果、データ管理部13は、画面制御部12に入力情報を渡し終えると、記憶装置(RAM)の所定の記憶領域に保持している管理データ13Dを消去する。
このように、本実施形態では、画面制御部12が、外部データ化された画面遷移順の設定に従って、ウィザード形式の画面遷移を制御し、その間、データ管理部22が、画面遷移中の入力情報をバッファリングし、画面制御部12が、操作画面が終端画面か否かの判定結果から、入力情報のデータ確定を判断する。これにより、本実施形態では、入力情報のデータ確定を画面に対応する機能で行わない構成を実現している。
《機能ソフトウェア》
データ処理部21は、処理対象データとして確定された入力情報を、処理する機能部22に渡し、処理の実行を要求する。データ処理部21は、画面制御部12から、入力情報のデータ確定通知を受け付けると、通知時に受け取った管理データ13D(全ての入力情報)を参照し、入力情報を処理させる機能部22を特定し、特定した機能部22に対して、入力情報の処理を要求する。なお、データ処理部21は、図6に示した管理データ13Dの場合、管理データ13D内の"機能名"から、入力情報を処理させる機能部22を特定でき、管理データ13D内の"入力値"から、機能部22に渡す入力情報を特定できる。その結果、機能部22では、データ処理部21から処理実行要求に応じて、要求時に受け取った入力情報に基づき、所定の処理が実行される。
以上のように、本実施形態に係る画面制御機能は、上記各機能部が連携動作することにより実現される。なお、上記各機能部は、情報処理装置100に搭載(インストール)されるプログラム(画面制御機能を実現するソフトウェア)が、演算装置(CPU)により、記憶装置(HDD)からメモリ(RAM)上に読み出され、以下の処理が実行されることで実現される。
本実施形態に係る画面制御機能の詳細な動作(機能部群の連携動作)について、処理手順を示すシーケンス図を用いて説明する。なお、以下には、標準機能である機能A及び機能Bに加えて、機能ソフトウェア20にサードベンダによる拡張機能が追加された場合に、情報処理装置100で実行される画面制御の処理手順例が示されている。具体的には、拡張機能に対応する画面が終端画面として追加され、画面遷移順が変更された場合の処理(その1)と、拡張機能に対応する画面が機能Aと機能Bそれぞれに対応する画面の間に追加され、機能Bに対応する画面が終端画面となる画面遷移順に変更された場合の処理(その2)である。また、以下の処理では、図5に示した制御情報31D及び図6に示した管理データ13Dを用いることを想定している。
《画面制御の処理:その1》
図7は、本実施形態に係る画面制御の処理手順例(その1)を示すシーケンス図である。
図7に示すように、画面制御部12は、制御情報保持部31にアクセスし、画面遷移順が定義される制御情報31Dを参照する(ステップS101)。
次に、画面制御部12は、参照した制御情報31D内の画面の定義データに基づき、画面を生成させる機能AのUI部11aを特定し、特定したUI部11aに対して、画面生成を要求する(ステップS102)。このとき、画面制御部12では、定義データ内の"機能A"から、機能AのUI部11aを特定する。
その結果、UI部11aでは、機能Aの画面が生成され、表示装置102に表示される。UI部11aは、画面を介して、入力値(a)を受け付けると(ステップS103)、受け付けた入力値(a)をデータ管理部13に渡し、入力情報のデータ保存を要求する(ステップS104)。これにより、データ管理部13では、UI部11aから受け取った機能Aの入力値(a)が、管理データ13Dとして、メモリ(RAM)上に保持される。
次に、UI部11aは、画面を介して、画面遷移操作を受け付けると、画面遷移イベントを画面制御部12に通知する(ステップS105)。
画面制御部12は、UI部11aから、画面遷移イベントの通知を受け付けると、参照中の制御情報31D内の画面の定義データ順に基づき、操作画面が終端画面か否かを判定する(ステップS201)。このとき、画面制御部12は、制御情報31D内において、操作画面の定義データの次に、遷移先画面の定義データが存在するか否かの判定結果から、操作画面が終端画面か否かを判定する。
画面制御部12は、操作画面の定義データの次に、遷移先画面の定義データ(機能Bに対応する画面の定義データ)が存在することから、操作画面が終端画面でないと判定し、遷移先画面の定義データに基づき特定した機能BのUI部11bに対して、画面生成を要求する(ステップS202)。
その結果、UI部11bでは、機能Bの画面が生成され、表示装置102に表示される。UI部11bは、画面を介して、入力値(b)を受け付けると(ステップS203)、受け付けた入力値(b)をデータ管理部13に渡し、入力情報のデータ保存を要求する(ステップS204)。これにより、データ管理部13では、UI部11bから受け取った機能Bの入力値(b)が、管理データ13Dとして、メモリ(RAM)上に保持される。なお、このときの管理データ13Dには、機能Aと機能Bの入力値(a,b)が含まれる。
次に、UI部11bは、画面を介して、画面遷移操作を受け付けると、画面遷移イベントを画面制御部12に通知する(ステップS205)。
画面制御部12は、UI部11bから、画面遷移イベントの通知を受け付けると、参照中の制御情報31D内の画面の定義データ順に基づき、操作画面が終端画面か否かを判定する(ステップS301)。なお、画面制御部12による終端画面判定方法は、ステップS201と同様である。
画面制御部12は、操作画面の定義データの次に、遷移先画面の定義データ(拡張機能に対応する画面の定義データ)が存在することから、操作画面が終端画面でないと判定し、遷移先画面の定義データに基づき特定した拡張機能のUI部11nに対して、画面生成を要求する(ステップS302)。
その結果、UI部11nでは、拡張機能の画面が生成され、表示装置102に表示される。UI部11nは、画面を介して、入力値(n)を受け付けると(ステップS303)、受け付けた入力値(n)をデータ管理部13に渡し、入力情報のデータ保存を要求する(ステップS304)。これにより、データ管理部13では、UI部11nから受け取った拡張機能の入力値(n)が、管理データ13Dとして、メモリ(RAM)上に保持される。なお、このときの管理データ13Dには、機能A,機能B,拡張機能の入力値(a,b,n)が含まれる。
次に、UI部11nは、画面を介して、画面遷移操作を受け付けると、画面遷移イベントを画面制御部12に通知する(ステップS305)。
画面制御部12は、UI部11nから、画面遷移イベントの通知を受け付けると、参照中の制御情報31D内の画面の定義データ順に基づき、操作画面が終端画面か否かを判定する(ステップS401)。なお、画面制御部12による終端画面判定方法は、ステップS201,S301と同様である。
画面制御部12は、操作画面の定義データの次に、遷移先画面の定義データが存在しないことから、操作画面が終端画面であると判定し、入力情報が処理対象データとして確定したと判断し、データ管理部13から、画面を介して受け付けた全ての入力情報の管理データ13D(a,b,n)を取得する(ステップS402)。その結果、データ管理部13では、画面制御部12に入力情報を渡し終えると、メモリ(RAM)上に保持している管理データ13Dを消去する。
次に、画面制御部12は、データ処理部21に対して、入力情報が処理対象データとして確定した旨を通知する(ステップS403)。このとき、画面制御部12は、データ管理部13から取得した管理データ13D(a,b,n)を、データ処理部21に渡すことで、入力情報のデータ確定を通知する。
その結果、データ処理部21は、画面制御部12から受け取った管理データ13D(a,b,n)に基づき、入力情報を処理させる機能A,機能B,拡張機能それぞれの機能部22a,22b,22nを特定する(ステップS501)。このとき、データ処理部21は、管理データ13D内の"機能名"から、入力情報を処理させる機能A,機能B,拡張機能それぞれの機能部22a,22b,22nを特定する。
次に、データ処理部21は、機能A,機能B,拡張機能の入力情報(a),(b),(n)を、特定した機能部22a,22b,22nに渡し、処理の実行を要求する(ステップS502〜S504)。
《画面制御の処理:その2》
図8は、本実施形態に係る画面制御の処理手順例(その2)を示すシーケンス図である。
図8に示すように、画面制御部12は、制御情報保持部31にアクセスし、画面遷移順が定義される制御情報31Dを参照する(ステップS601)。
次に、画面制御部12は、参照した制御情報31D内の画面の定義データに基づき、画面を生成させる機能AのUI部11aを特定し、特定したUI部11aに対して、画面生成を要求する(ステップS602)。
その結果、UI部11aでは、機能Aの画面が生成され、表示装置102に表示される。UI部11aは、画面を介して、入力値(a)を受け付けると(ステップS603)、受け付けた入力値(a)をデータ管理部13に渡し、入力情報のデータ保存を要求する(ステップS604)。これにより、データ管理部13では、UI部11aから受け取った機能Aの入力値(a)が、管理データ13Dとして、メモリ(RAM)上に保持される。
次に、UI部11aは、画面を介して、画面遷移操作を受け付けると、画面遷移イベントを画面制御部12に通知する(ステップS605)。
画面制御部12は、UI部11aから、画面遷移イベントの通知を受け付けると、参照中の制御情報31D内の画面の定義データ順に基づき、操作画面が終端画面か否かを判定する(ステップS701)。
画面制御部12は、操作画面の定義データの次に、遷移先画面の定義データ(拡張に対応する画面の定義データ)が存在することから、操作画面が終端画面でないと判定し、遷移先画面の定義データに基づき特定した拡張機能のUI部11nに対して、画面生成を要求する(ステップS702)。
その結果、UI部11nでは、拡張機能の画面が生成され、表示装置102に表示される。UI部11nは、画面を介して、入力値(n)を受け付けると(ステップS703)、受け付けた入力値(n)をデータ管理部13に渡し、入力情報のデータ保存を要求する(ステップS704)。これにより、データ管理部13では、UI部11nから受け取った拡張機能の入力値(n)が、管理データ13Dとして、メモリ(RAM)上に保持される。なお、このときの管理データ13Dには、機能Aと拡張機能の入力値(a,n)が含まれる。
次に、UI部11nは、画面を介して、画面遷移操作を受け付けると、画面遷移イベントを画面制御部12に通知する(ステップS705)。
画面制御部12は、UI部11nから、画面遷移イベントの通知を受け付けると、参照中の制御情報31D内の画面の定義データ順に基づき、操作画面が終端画面か否かを判定する(ステップS801)。
画面制御部12は、操作画面の定義データの次に、遷移先画面の定義データ(機能Bに対応する画面の定義データ)が存在することから、操作画面が終端画面でないと判定し、遷移先画面の定義データに基づき特定した拡張機能のUI部11bに対して、画面生成を要求する(ステップS802)。
その結果、UI部11bでは、機能Bの画面が生成され、表示装置102に表示される。UI部11bは、画面を介して、入力値(b)を受け付けると(ステップS803)、受け付けた入力値(b)をデータ管理部13に渡し、入力情報のデータ保存を要求する(ステップS804)。これにより、データ管理部13では、UI部11bから受け取った機能Bの入力値(b)が、管理データ13Dとして、メモリ(RAM)上に保持される。なお、このときの管理データ13Dには、機能A,拡張機能,機能Bの入力値(a,n,b)が含まれる。
次に、UI部11bは、画面を介して、画面遷移操作を受け付けると、画面遷移イベントを画面制御部12に通知する(ステップS805)。
画面制御部12は、UI部11bから、画面遷移イベントの通知を受け付けると、参照中の制御情報31D内の画面の定義データ順に基づき、操作画面が終端画面か否かを判定する(ステップS901)。
画面制御部12は、操作画面の定義データの次に、遷移先画面の定義データが存在しないことから、操作画面が終端画面であると判定し、入力情報が処理対象データとして確定したと判断し、データ管理部13から、画面を介して受け付けた全ての入力情報の管理データ13D(a,n,b)を取得する(ステップS902)。その結果、データ管理部13では、画面制御部12に入力情報を渡し終えると、メモリ(RAM)上に保持している管理データ13Dを消去する。
次に、画面制御部12は、データ処理部21に対して、入力情報が処理対象データとして確定した旨を通知する(ステップS903)。このとき、画面制御部12は、データ管理部13から取得した管理データ13D(a,n,b)を、データ処理部21に渡すことで、入力情報のデータ確定を通知する。
その結果、データ処理部21は、画面制御部12から受け取った管理データ13D(a,n,b)に基づき、入力情報を処理させる機能A,拡張機能,機能Bそれぞれの機能部22a,22n,22bを特定する(ステップS1001)。
次に、データ処理部21は、機能A,拡張機能,機能Bの入力情報(a),(n),(b)を、特定した機能部22a,22n,22bに渡し、処理の実行を要求する(ステップS1002〜S1004)。
<まとめ>
以上のように、本実施形態に係る情報処理装置100によれば、画面制御部12により、外部データとして、ウィザード形式による画面遷移順が定義された制御情報31Dに従って、UIソフトウェア10(機能に対応するUI部)に対し、画面生成要求を行うことで画面遷移を制御する。その間、情報処理装置100は、データ管理部13により、画面を介して受け付けた入力情報を所定の記憶領域(RAM)に一時保持(バッファリング)し、処理対象データとして確定されるまでの入力情報を管理する。その後、情報処理装置100は、画面制御部12により、制御情報31Dに基づき、操作画面が終端画面か否かを判定し、終端画面であった場合に、保持している入力情報を取得し、取得した入力情報を機能ソフトウェア20(機能部)に渡すことでデータの確定を通知する。その結果、情報処理装置100では、処理対象データとして確定された入力情報が機能ソフトウェア20により処理される。
これによって、本実施形態に係る情報処理装置100が提供するソフトウェア環境では、サードベンダなどが拡張機能による画面のカスタマイズを行う際に、機能画面を生成するUI部11nや機能を実現する機能部22nなどに、入力情報の流れ(画面遷移順)の設定やデータ確定の処理などを組み込む必要がない。このように、本実施形態に係る情報処理装置100では、ウィザード形式により遷移する画面のカスタマイズを容易に行える。
ここまで、上記実施形態の説明を行ってきたが、上記実施形態に係る「画面制御機能」は、図を用いて説明を行った各処理手順を、動作環境(プラットフォーム)にあったプログラミング言語でコード化したプログラムが、情報処理装置100が備える演算装置(CPU)により実行されることで実現される。
上記プログラムは、コンピュータが読み取り可能な記録媒体103aに格納することができる。これにより、例えば、上記プログラムは、ドライブ装置103を介して、情報処理装置100にインストールすることができる。また、情報処理装置100は、インタフェース装置107を備えていることから、電気通信回線を用いて上記プログラムをダウンロードし、インストールすることもできる。
また、上記実施形態では、情報処理装置100を例に説明を行ったが、例えば、ウィザード形式による画面遷移を実現するソフトウェア環境を有する表示装置や該表示装置を備えた画像処理装置にも適用でき、情報処理装置100と同様の効果が得られる。
また、上記実施形態では、制御情報31Dのデータ例にXMLデータを示したが、この限りでない。画面制御順を定義可能な形式のデータであればよい。また、画面制御順の定義方法は、画面の定義データ順でなくてもよく、例えば、画面の定義データ内に、画面遷移順の設定値を含むようにしてもよい。
最後に、上記実施形態に挙げた形状や構成に、その他の要素との組み合わせなど、ここで示した要件に、本発明が限定されるものではない。これらの点に関しては、本発明の主旨をそこなわない範囲で変更することが可能であり、その応用形態に応じて適切に定めることができる。
10 UIソフトウェア
11 UI部(a:機能A,b:機能B,n:拡張機能)
12 画面制御部
13 データ管理部(D:管理データ)
20 機能ソフトウェア
21 データ処理部
22 機能部(a:機能A,b:機能B,n:拡張機能)
30 データ保持部
31 制御情報保持部(D:制御情報)
100 情報処理装置
101 入力装置
102 表示装置
103 ドライブ装置(a:記録媒体)
104 RAM(揮発性の半導体メモリ)
105 ROM(不揮発性の半導体メモリ)
106 CPU(演算装置)
107 インタフェース装置
108 HDD(不揮発性の記憶装置)
B バス
N データ伝送路(ネットワーク)
特開2007−200064号公報

Claims (5)

  1. ウィザード形式による画面遷移を実現するソフトウェア環境を有する情報処理装置であって、
    画面遷移順が定義された制御情報を所定の記憶領域に保持する情報保持手段と、
    前記制御情報に基づき、前記ソフトウェア環境が有するUI部により生成される画面の遷移を制御する制御手段と、
    画面を介して受け付けた入力情報を所定の記憶領域に保持し、処理対象データとして確定されるまで前記入力情報を管理する管理手段と、
    前記ソフトウェア環境が有する機能部に前記入力情報に基づく処理を要求する処理手段と、を有し、
    前記管理手段は、画面が遷移している間、前記UI部から受け取った入力情報を所定の記憶領域に保持し、
    前記制御手段は、前記制御情報に定義された画面遷移順に基づき、前記管理手段が管理する前記入力情報を処理対象データとして確定し、
    前記処理手段は、前記制御手段により確定された入力情報に基づき、前記機能部に処理の実行を要求することを特徴とする情報処理装置。
  2. 前記制御手段は、前記画面遷移順に従って、前記UI部に画面生成を要求し、画面遷移を制御することを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
  3. 前記制御手段は、前記UI部から画面遷移イベントの通知を受け付けると、前記画面遷移順に基づき、制御対象画面が最後の遷移先画面か否かを判定し、前記制御対象画面が最後の遷移先画面と判定された場合に、前記管理手段が管理する前記入力情報を処理対象データとして確定することを特徴とする請求項1又は2に記載の情報処理装置。
  4. 前記制御手段は、前記制御対象画面が最後の遷移先画面と判定された場合に、前記管理手段から確定した入力情報を取得し、
    前記管理手段は、前記制御手段から前記入力情報が取得されると、取得された入力情報を所定の記憶領域から消去することを特徴とする請求項3に記載の情報処理装置。
  5. ウィザード形式による画面遷移を実現するソフトウェア環境を有し、画面遷移順が定義された制御情報を所定の記憶領域に保持する情報保持手段を備える情報処理装置における情報処理プログラムであって、
    コンピュータを、
    前記情報保持手段にアクセスし、参照した前記制御情報に基づき、前記ソフトウェア環境が有するUI部により生成される画面の遷移を制御する制御手段と、
    画面を介して受け付けた入力情報を所定の記憶領域に保持し、処理対象データとして確定されるまで前記入力情報を管理する管理手段と、
    前記ソフトウェア環境が有する機能部に前記入力情報に基づく処理を要求する処理手段として機能させ、
    前記管理手段が、画面が遷移している間、前記UI部から受け取った入力情報を所定の記憶領域に保持し、
    前記制御手段が、前記制御情報に定義された画面遷移順に基づき、前記管理手段で管理する前記入力情報を処理対象データとして確定し、
    前記処理手段が、前記制御手段により確定された入力情報に基づき、前記機能部に処理の実行を要求するように動作させる情報処理プログラム。
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