JP2012186441A - Led駆動方法およびled駆動回路 - Google Patents

Led駆動方法およびled駆動回路 Download PDF

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Abstract

【課題】PWM周期内の合計LED電流の変化点を大幅に少なくして、LEDを定電流駆動できない期間を減少させ、表示品質を良好にする。
【解決手段】カウンタにより、所定のスタート値から調光PWM駆動信号のパルス幅値をカウントする間中は第1チャネルの電流源をオンさせ、前記パルス幅値から前記パルス幅値の第2倍のデータ値をカウントする間中は第2チャネルの電流源をオンさせ、・・・・、前記パルス幅値のN−1倍のデータ値からから前記パルス幅値のN倍のデータ値をカウントする間中は第Nチャネルの電流源をオンさせ、且つ、前記2倍〜前記N倍のデータ値が前記カウンタのフルカウント値を超えるときは、前記2倍〜前記N倍のデータ値は、前記2倍〜前記N倍のデータ値から前記フルカウント値の整数倍の値を減算した0〜フルカウント値の範囲内の値に変更して設定する。
【選択図】図6

Description

本発明は、複数のLEDを直列接続したLED直列回路を複数列並列接続して同一の電源電圧を印加するように構成したLED群をPWM光駆動するLED駆動方法およびLED駆動回路に関する。
図13に従来のLED駆動回路を示す。このLED駆動回路は、昇圧電源回路100Aと、複数のLEDが直列接続されたNチャネル(図13では4チャネル)のLED直列回路210〜240の並列回路を備え、昇圧電源回路100Aで生成された電圧VOUTがそれらLED直列回路210〜240に共通に印加されるLED群200Aと、そのLED群200Aの各LED直列回路210〜240を同時にPWM駆動するPWM調光駆動回路300Aを備える。
この図13のLED駆動回路によれば、調光PWM駆動信号によって各LED直列回路210〜240が同時に調光駆動されるので、調光PWM駆動信号のデューティに応じた輝度を得ることができるが、図14の電流波形図に示すように、すべてのLEDが同時点灯することになるので、同時に大量の電流が流れるため、電源容量不足や発熱の問題を引き起こす。図14におけるTはPWMの周期である。
そこで、LED直列回路210〜240の駆動タイミングがPWMの1周期内で重ならないようにずらして、LED直列回路210〜240が同時点灯しないようにした技術が提案されている(特許文献1)。また、PWM駆動の1周期を並列接続したLED直列回路のチャネル数で除した周期ずつ、ずらして駆動し、LED直列回路が同時点灯しないようにした技術が提案されている(特許文献2)。
特開2008−262966号公報 特開2008−091311号公報
特許文献1の方法による場合、調光PWM駆動信号のオン期間が「1/チャネル数」を超える場合は、PWM制御のみでなく、LEDに流れる電流の値を可変させる電流制御も併せて行うこととしている。一般的に、LEDをPWM調光する場合は、直流駆動する場合の定格電流よりも多くの電流を流すことができるが、そのときの最大デューティは制限されてしまう(一般的に1/10以下)。よって、そのLEDから最大の輝度を得るためには、直流駆動が必要となる。一方、最大限暗くしたい場合は、PWM調光でデューティを小さくした方が、電流値を可変させるよりも、カラーシフトが少なく、有利である。このような点を鑑みると、特許文献1の方法は、発熱量の分散はできても、明暗の比は制約を受けてしまう。
一方、特許文献2では、調光PWM駆動信号の1周期当たりの電源電流変化の回数が多くなる。図15にLED直列回路のチャネル数nが4の場合の電流波形図を示した。また、この場合は、LED群200Aへの電源電圧VOUTを昇圧電源回路100Aで制御している場合は、その昇圧電源回路100Aの応答が遅いとき、LEDを定電流駆動できなくなる期間が長くなる。なお、図16は特に制約を設けず、LED直列回路210,220,230,249を期間taだけずらして順次駆動した場合の電流波形図であるが、合計電流のピーク値が高く、変化点が多くなっている。
前記したように、昇圧電源回路100Aの応答速度が遅い場合は、合計電流の変化点が多いと、定電流駆動できない期間が増えてしまうが、この点を図17、図18を参照して詳しく説明する。昇圧PWM信号がオンになると、図13に示す昇圧電源回路100Aでは、そのとき流れるLED電流(当初は小さい)に対応した検知電圧Vs1がエラーアンプにフィードバックされることにより、昇圧PWM信号のデューティを大きくし、出力電圧VOUTを高くして、供給電流を増やすように制御される。しかし、昇圧PWM信号がオンになってから、昇圧電源回路100A内のエラーアンプの出力信号が目標電圧に達するまでに、図18に示すように、時間がかかってしまうことがあるので、その間は定電流駆動ができない。このため、図17に示すように、昇圧PWM信号がオンになった直後、LEDを定電流駆動できない期間tbが生じてしまう。LED群200Aに流れる電流の変化回数が多いと、この定電流駆動できない期間も増えてしまい、表示品質に影響を与える場合が発生する。
本発明の目的は、合計したLED電流の変化点を大幅に少なくすることでLEDを定電流駆動できない期間を減少させ、表示品質を良好にすることである。
上記目的を達成するために、請求項1にかかる発明のLED駆動方法は、同一電源電圧が印加される第1〜第N(Nは2以上の正の整数)のチャネルのLED直列回路の電流源をそれぞれ同一デューティの調光PWM駆動信号でオン/オフしてPWM調光を行うLED駆動方法において、フルカウントになると0に戻ってカウント動作を繰り返すカウンタにより、所定のスタート値から前記調光PWM駆動信号のパルス幅値をカウントする間中は第1チャネルの電流源をオンさせる第1チャネル用の調光PWM駆動信号を出力し、前記パルス幅値から前記パルス幅値の第2倍のデータ値をカウントする間中は第2チャネルの電流源をオンさせる第2チャネル用の調光PWM駆動信号を出力し、・・・・、前記パルス幅値のN−1倍のデータ値からから前記パルス幅値のN倍のデータ値をカウントする間中は第Nチャネルの電流源をオンさせる第Nチャネル用の調光PWM駆動信号を出力し、且つ、前記2倍〜前記N倍のデータ値が前記カウンタのフルカウント値を超えるときは、前記2倍〜前記N倍のデータ値は、前記2倍〜前記N倍のデータ値から前記フルカウント値の整数倍の値を減算した0〜フルカウント値の範囲内の値に変更して設定されることを特徴とする。
請求項2にかかる発明は、請求項1に記載のLED駆動方法において、前記第1〜第NチャネルのLED直列回路の異常を個々に検知し、異常が検知されたチャネルのLED直列回路が1以上N未満存在するときに、該異常が検知されたチャネルのLED直列回路への前記調光PWM駆動信号を出力を停止するとともに、異常が検知されなかったチャネルのLED直列回路にそれぞれ出力される前記各調光PWM駆動信号がPWMの1周期内で連続するように、前記異常が検知されなかったチャネルのLED直列回路に出力する調光PWM駆動信号の位相を切り替えることを特徴とする。
請求項3にかかる発明のLED駆動回路は、第1〜第N(Nは2以上の正の整数)チャネルのLED直列回路に同一の電源電圧を供給する電源回路と、オン時に対応するチャネルの前記LED直列回路に定電流を供給する第1〜第Nチャネルの電流源を有するPWM調光駆動回路と、該PWM調光駆動回路の前記第1〜第Nチャネルのそれぞれの電流源を同一デューティの調光PWM駆動信号の位相を互いに異ならせてオン/オフさせるPWM位相制御回路とを備えたLED駆動回路であって、前記PWM位相制御回路は、フルカウントになると0に戻ってカウント動作を繰り返すカウンタと、所定のスタート値を格納するメモリと、調光PWMデータのHパルス幅値を格納する第1の手段と、前記Hパルス幅値の2倍のデータ値を格納する第2の手段と、・・・・、前記Hパルス幅値のN−1倍のデータ値を格納する第N−1の手段と、前記Hパルス幅値のN倍のデータ値を格納する第Nの手段と、前記カウンタが前記スタート値から前記パルス幅値をカウントする間中に第1チャネルの電流源をオンさせる第1チャネル用の調光PWM駆動信号を出力する第1のラッチと、前記カウンタが前記パルス幅値から前記第2倍のデータ値をカウントする間中に第2チャネルの電流源をオンさせる第2チャネル用の調光PWM駆動信号を出力する第2のラッチと、・・・・、前記カウンタが前記第N−1倍のデータ値からから前記第N倍のデータ値をカウントする間中に前記第Nチャネルの電流源をオンさせる第Nチャネル用の調光PWM駆動信号を出力する第Nのラッチとを有し、且つ、前記2倍〜前記N倍のデータ値が前記カウンタのフルカウント値を超えるときは、前記2倍〜前記N倍のデータ値は、前記2倍〜前記N倍のデータ値から前記フルカウント値の整数倍の値を減算した0〜フルカウント値の範囲内の値に変更して設定されていことを特徴とする。
請求項4にかかる発明は、請求項3に記載のLED駆動回路において、前記第1〜第NチャネルのLED直列回路の異常を個々に検知する第1〜第Nの保護回路と、前記第1〜第Nの保護回路のうちの異常を検知した保護回路が1以上N未満存在するときに、異常を検知した保護回路に対応するチャネルのLED直列回路への前記調光PWM駆動信号を出力を停止するとともに、異常を検知しなかった保護回路に対応するチャネルのLED直列回路に出力する前記各調光PWM駆動信号がPWMの1周期内で連続するように、前記異常を検知しなかった保護回路に対応するチャネルのLED直列回路に出力する調光PWM駆動信号の位相を切り替える切替回路と、を備えたことを特徴とする。
請求項5にかかる発明は、請求項3または4に記載のLED駆動回路において、前記電源回路は、前記PWM調光駆動回路のオンしている前記電流源の電圧が所定の定電圧になるように前記LED直列回路に印加する前記電源電圧をフィードバック制御することを特徴とする。
本発明によれば、NチャネルのLED直列回路に流れる合計電流の変化点を最小限に抑えることができるので、応答速度の遅い電源回路であっても定電流駆動できない期間が少なくなり、表示品質を良好にすることができる。また、調光PWM駆動信号の最小デューティから直流駆動まで、デューティの制約をうけることなく駆動できる。さらに、調光PWM駆動信号のパルス幅値がPWM周期の1/N以下の場合は、NチャネルのLED直列回路のうちの1個のLED直列回路みが点灯するので、負荷分散の効果が得られる。さらに、いずれかのLED直列回路に異常が発生した場合であっても、残りの正常なLED直列回路に流れる合計電流の変化点を最小限に抑えることができる。
本発明の第1の実施例のLED駆動回路の回路図である。 図1のLED駆動回路のPWM調光駆動回路の回路図である。 図1のLED駆動回路のPWM位相制御回路の回路図である。 調光PWMのHパルス幅がPWM周期/チャネル数より小さい場合の本実施例によるPWM調光駆動の電流波形図である。 調光PWMのHパルス幅がPWM周期/チャネル数と同じ場合の本実施例によるPWM調光駆動の電流波形図である。 調光PWMのHパルス幅がPWM周期/チャネル数より大きい場合の本実施例によるPWM調光駆動の電流波形図である。 本発明の第2の実施例のLED駆動回路の回路図である。 図7における切替回路の動作の説明図である。 図7における切替モード3のPWM調光駆動の電流波形図である。 図7における切替モード7のPWM調光駆動の電流波形図である。 図7における切替モード2のPWM調光駆動の電流波形図である。 図7における切替モード9のPWM調光駆動の電流波形図である。 一般的なLED駆動回路のブロック図である。 全部のLED直列回路を同時駆動する場合の従来のPWM調光駆動の電流波形図である。 各LED直列回路の駆動タイミングをPWM周期/チャネル数だけずらした場合の従来のPWM調光駆動の電流波形図である。 各LED直列回路の駆動タイミングを任意時間だけずらした場合の従来のPWM調光駆動の電流波形図である。 調光PWM駆動信号と昇圧電圧とLED電流との関係を示す波形図である。 昇圧動作の波形図である。
<<第1の実施例>>
図1に本発明の実施例のLED駆動回路を示す。100はチョッパ型の昇圧電源回路、200は4チャネルのLED直列回路210〜240からなるLED群、300はそのLED群200の各チャネルのLED直列回路210〜240を調光PWM駆動信号に応じて個別に定電流駆動するPWM調光駆動回路、400は各チャネルの調光PWM駆動信号の相互間の位相を制御する調光PWM駆動信号制御回路である。
昇圧電源回路100は、電圧源V1、インダクタL1、整流ダイオードD1、出力キャパシタC1、NMOSのスイッチトランジスタM1、そのトランジスタM1をPWM駆動するオペアンプOP1、PWM調光駆動回路300の電流源の検出電圧Vs1を入力して目標電圧V2と比較して誤差信号Ve1を得るオペアンプOP2、抵抗R1,R2,キャパシタC2とで構成される位相補償回路からなる。
この昇圧電源回路100では、トランジスタM1がオンしたときに電圧源V1からインダクタL1を経由してそのトランジスタM1に流れる電流により、そのインダクタL1にエネルギーが蓄積される。そして、トランジスタM1がオフしたときにインダクタL1に発生する逆起電力がダイオードD1で整流されることで出力キャパシタC1に蓄積される。トランジスタM1のオン/オフは昇圧PWM駆動信号によって制御され、以上の動作が繰り返されて出力電圧VOUTが生成される。その昇圧PWM駆動信号は、オペアンプOP2から出力する誤差電圧Ve1と三角波電圧がオペアンプOP1で比較されことで生成される。誤差電圧Ve1は、PWM調光駆動回路300の電流源に印加している検出電圧Vs1と目標電圧V2をオペアンプOP2で比較することで生成される。以上により、オペアンプOP1から出力する昇圧PWM駆動信号は、検出電圧Vs1が目標電圧V2よりも低いとデューティを大きくし、高いとデューティを小さくして、トランジスタM1のスイッチングを行い、これにより、検出電圧Vs1が目標電圧V2に一致する電圧となるように、出力電圧VOUTの値がフィードバック制御される。なお、抵抗R1,R2,キャパシタC2で構成され位相補償回路は、インダクタL1とキャパシタC1で構成されるLCフィルタのカットオフ周波数でゲインを1以下にして発振を防止するためのものである。
PWM調光駆動回路300は、図2に示すように各チャネル用の電流源310,320,330,340と選択回路350とで構成されている。電流源310は、NMOSトランジスタM2と、そのトランジスタM2のドレインに接続された抵抗R3、その抵抗R3に生じている電圧Vs2が目標電圧V3に一致するようにトランジスタM2を制御するオペアンプOP3とで構成されている。オペアンプOP3は第1チャネル用の調光PWM駆動信号CH1で動作がオン/オフ制御される。残りの電流源320,330,340も同一構成であり、第2〜第4チャネル用の調光PWM駆動信号CH2〜CH4で対応するオペアンプの動作がオン/オフ制御されるが、目標電圧V3は共通である。選択回路350は、第1〜第4チャネルのうちの調光PWM駆動信号がオンとなっているチャネルの電流源のトランジスタM2のドレイン電圧を選択して、検出信号Vs1として昇圧電源回路100に出力する。本実施例では、後記するように、2個のチャネルの調光PWM駆動信号が同時にオンとなる場合があり、このときは、それらの平均値を検出電圧Vs1とする。
PWM位相制御回路400は、図3に示すように構成されている。401は駆動波形のスタート位置を記憶するスタート位置メモリ、402はフルカウントになると0に戻ってカウント動作を繰り返すカウンタ、403は調光PWM駆動信号のHパルス幅(デューティ相当)を記憶する調光PWMデータメモリ、404は前記Hパルス幅の2倍の値を演算して格納する第1の演算回路、405は前記Hパルス幅の3倍の値を演算して格納する第2の演算回路、406は前記Hパルス幅の4倍の値を演算して格納する第3の演算回路である。また、411はカウンタ402のカウント値がスタート位置メモリ401の値より大きいと“H”信号を出力する比較器、412はカウンタ402のカウント値が調光PWMデータメモリ403の値より大きいと“H”信号を出力する比較器、413はカウンタ402のカウント値が第1の演算回路404の値より大きいと“H”信号を出力する比較器、414はカウンタ402のカウント値が第2の演算回路405の値より大きいと“H”信号を出力する比較器、415はカウンタ402のカウント値が第3の演算回路406の値より大きいと“H”信号を出力する比較器である。また、421は比較器411の出力が“H”になるとセットされ比較器412の出力が“H”になるとリセットされるSRラッチ、422は比較器412の出力が“H”になるとセットされ比較器413の出力が“H”になるとリセットされるSRラッチ、423は比較器413の出力が“H”になるとセットされ比較器414の出力が“H”になるとリセットされるSRラッチ、424は比較器414の出力が“H”になるとセットされ比較器415の出力が“H”になるとリセットされるSRラッチである。
なお、請求項に記載のメモリはスタート位置メモリ401で実現され、第1の手段は調光PWMデータメモリ403で実現され、第2の手段は第1の演算回路404で構成され、第3の手段は第2の演算回路405で実現され、第4の手段は第3の演算回路406で実現されている。
<第1の動作例>
このPWM位相制御回路400では、PWMデータメモリ403にPWMの周期Tを一定として、そのデューティに相当するHパルス幅を記憶させておく。例えば、そのHパルス幅(DUTY)が、Hパルス幅<(PWM周期/チャネル数)のときは、図4に示すような調光PWM波形となる。
この図4は、図1〜図3に示したように、チャネル数をCH1〜CH4の4チャネルとし、スタート位置メモリ401に格納するスタート位置を0とし、カウンタ402のフルカウント値を255とし、調光PWM駆動信号のHパルス幅を31としたものである。この場合は、カウンタ402のフルカウン値(カウント値では255であるが数値は256)がPWMの周期Tとなる。第1の演算回路404のデータ値は31×2=62、第2の演算回路405のデータ値は31×3=93、第3の演算回路406のデータ値は31×4=124である。
カウンタ402のカウント値が0である時刻t1において、比較器411の出力が“H”になり、SRラッチ421がセットされて、第1チャネルCH1の調光PWM駆動信号が“H”になる。
カウンタ402のカウント値が32になる時刻t2において、比較器412の出力が“H”になり、SRラッチ421がリセットされて第1チャネルCH1の調光PWM駆動信号が“L”になるとともに、SRラッチ422がセットされて第2チャネルCH2の調光PWM駆動信号が“H”になる。
カウンタ402のカウント値が63になる時刻t3において、比較器413の出力が“H”になり、SRラッチ422がリセットされて第2チャネルCH2の調光PWM駆動信号が“L”になるとともに、SRラッチ423がセットされて第3チャネルCH3の調光PWM駆動信号が“H”になる。
カウンタ402のカウント値が94になる時刻t4において、比較器414の出力が“H”になり、SRラッチ423がリセットされて第3チャネルCH3の調光PWM駆動信号が“L”になるとともに、SRラッチ424がセットされて第4チャネルCH4の調光PWM駆動信号が“H”になる
カウンタ402のカウント値が124になる時刻t5において、比較器415の出力が“H”になり、SRラッチ424がリセットされて第4チャネルCH4の調光PWM駆動信号が“L”になる。
この後、カウンタ402のカウント値が255になった後に0に戻る時刻t6で、比較器411の出力が“H”になると、SRラッチ421がセットされて第1チャネルCH1の調光PWM駆動信号が“H”になる。以後、同じ動作が繰り返される。
この場合のLED群200に流れる合計電流は、sumに示す波形となり、その値は1個のLED直列回路に流れる電流と同じ値であり、その変化は調光PWM駆動信号の1周期Tあたり2回となる。3回以上変化することはない。
<第2の動作例>
図5は、Hパルス幅=(PWM周期/チャネル数)のときの調光PWM波形である。このときは、チャネル数が4であるので、調光PWM駆動信号のHパルス幅は64(=256/4)となる。第1の演算回路404のデータ値は64×2=128、第2の演算回路405のデータ値は64×3=192である。第3の演算回路406のデータ値は64×4=256であるが、カウンタ402のフルカウント値が255であるので、256−255=1となる。つまり、第3の演算回路406の演算結果のデータ値が255を超えるときは、その結果からカウンタ402のフルカウント値255を減算した値が、第3の演算回路406で演算されて設定される。
カウンタ402のカウント値が0である時刻t1において、比較器411の出力が“H”になり、SRラッチ421がセットされて、第1チャネルCH1の調光PWM駆動信号が“H”になる。
カウンタ402のカウント値が64になる時刻t2において、比較器412の出力が“H”になり、SRラッチ421がリセットされて第1チャネルCH1の調光PWM駆動信号が“L”になるとともに、SRラッチ422がセットされて第2チャネルCH2の調光PWM駆動信号が“H”になる。
カウンタ402のカウント値が128になる時刻t3において、比較器413の出力が“H”になり、SRラッチ422がリセットされて第2チャネルCH2の調光PWM駆動信号が“L”になるとともに、SRラッチ423がセットされて第3チャネルCH3の調光PWM駆動信号が“H”になる。
カウンタ402のカウント値が192になる時刻t4において、比較器414の出力が“H”になり、SRラッチ423がリセットされて第3チャネルCH3の調光PWM駆動信号が“L”になるとともに、SRラッチ424がセットされて第4チャネルCH4の調光PWM駆動信号が“H”になる。
カウンタ402のカウント値が1になる時刻t5において、比較器415の出力が“H”になり、SRラッチ424がリセットされて第4チャネルCH4の調光PWM駆動信号が“L”になる。
なお、この直前のカウンタ402のカウント値が0のとき、比較器411の出力が“H”になり、SRラッチ421がセットされて、第1チャネルCH1の調光PWM駆動信号が“H”になる。以後、同じ動作が繰り返される。
この場合のLED群200に流れる合計電流は、sumに示す波形となり、調光PWM駆動信号の1周期Tあたり0回変化することになる。つまり、初期状態を除けばLED電流は変化しない。なお、厳密には、第4チャネルCH4から第1チャネルCH1に切り替わるときに、カウンタ402の1カウント分の時間だけ両チャネルが同時点灯するが、わずかな時間であり、無視できる。
<第3の動作例>
図6は、Hパルス幅>(PWM周期/チャネル数)のときの調光PWM波形である。ここでは、調光PWM駆動信号のHパルス幅を96とした。第1の演算回路404のデータ値は96×2=192である。第2の演算回路405のデータ値は96×3=288であるが、カウンタ402のフルカウント値が255であるので、288−255=33とする。第3の演算回路406のデータ値は96×4=384であるが384−255=129とする。このように、この場合も、第2、第3の演算回路405,406の演算結果が255を超えるときは、その結果からカウンタ402のフルカウント値255を減算した値が、第2、第3の演算回路405,406で演算されて設定される。
カウンタ402のカウント値が0である時刻t1において、比較器411の出力が“H”になり、SRラッチ421がセットされて、第1チャネルCH1の調光PWM駆動信号が“H”になる。
カウンタ402のカウント値が96になる時刻t2において、比較器412の出力が“H”になり、SRラッチ421がリセットされて第1チャネルCH1の調光PWM駆動信号が“L”になるとともに、SRラッチ422がセットされて第2チャネルCH2の調光PWM駆動信号が“H”になる。
カウンタ402のカウント値が192になる時刻t3において、比較器413の出力が“H”になり、SRラッチ422がリセットされて第2チャネルCH2の調光PWM駆動信号が“L”になるとともに、SRラッチ423がセットされて第3チャネルCH3の調光PWM駆動信号が“H”になる。
カウンタ402のカウント値が33になる時刻t5において、比較器414の出力が“H”になり、SRラッチ423がリセットされて第3チャネルCH3の調光PWM駆動信号が“L”になるとともに、SRラッチ424がセットされて第4チャネルCH4の調光PWM駆動信号が“H”になる。
カウンタ402のカウント値が129になる時刻t7において、比較器415の出力が“H”になり、SRラッチ424がリセットされて第4チャネルCH4の調光PWM駆動信号が“L”になる。
以上説明したチャネルCH1→CH2→CH3→CH4の移行は1巡目の場合であるが、時刻t4,t6,t8,t10,t12で2巡目のチャネルCH1→CH2→CH3→CH4の移行が行われ、また、時刻t9,t11,t13,t15で3巡目のチャネルCH1→CH2→CH3→CH4の移行が行われ、以後、同じ動作が繰り返される。この結果、図6に示すように、2チャネルのLED直列回路が同時点灯するタイミングが存在する。よって、この場合のLED群200に流れる合計電流は、sumに示す波形となり、調光PWM駆動信号の1周期Tあたり2回変化することになるが、3回以上変化することはない。
<<第2の実施例>>
図7に本発明の第2の実施例のLED駆動回路を示す。図1のLED駆動回路において、たとえばチャネルCH2のLED直列回路220に断線や短絡等による異常が発生し、そのLED直列回路220に調光PWM駆動信号が流れないときは、たとえば図4において、sumに示す波形の時刻t2〜t3の期間は電流値がゼロとなる。よって、sumに示す波形は調光PWM駆動信号のPWMの1周期T当たり4回(立上り2回、立下り2回)変化することになり、昇圧電源回路100からみた負荷変動が大きくなる。そこで本実施例では、このような異常が発生した場合であっても、sum波形の連続性を確保できるようにし、昇圧電源回路100からみた負荷変動が小さくなるようにする。
本実施例では、LED群200の異常を検知する保護回路群500を追加している。この保護回路群500内の各保護回路501〜504は、LED直列回路210〜240の断線/短絡等の異常を検知してその検知信号を出力するものである。たとえば、LED直列回路のPWM調光駆動回路300側と接地間に抵抗を接続しておき、その抵抗に生じる電圧を検知すれば、正常なときはその検知電圧は所定電圧範囲に入るが、断線のときは検知電圧がゼロとなり、短絡のときは所定電圧範囲より高くなることで、それらの異常を検知できる。
また、本実施例では、PWM調光駆動回路300とPWM位相制御回路400との間に、切替回路600を挿入して、PWM調光駆動回路300から出力する第1〜第4チャネルCH1〜CH4の調光PWM駆動信号を、異常が検知されたチャネルの態様に合わせて第1〜第4チャネルch1〜ch4に振り分けるようにしている。この振り分けは、保護回路群500内の保護回路501〜504のいずれか1以上が異常検知信号を出力した場合に、当該異常が検知されたチャネルのLED直列回路への調光PWM駆動信号の出力を遮断するとともに、異常が検知されなかったチャネルのLED直列回路への調光PWM駆動信号がPWMの1周期内で連続するように、当該異常が検知されなかったチャネルのLED直列回路に出力する調光PWM駆動信号の位相を切り替えるものである。このような、保護回路501〜504による異常検知と、切替回路600による位相切り替えは、たとえば電源投入時に行われ、その状態が設定される。なお、ここでは図1と異なって、PWM位相制御回路400から出力する調光PWM駆動信号のチャネルCH1〜CH4がLED群200のLED直列回路210〜240のチャネルと同じになるとは限らないので、切替回路600以降のチャネルはch1〜ch4で表した。
図8に、保護回路501〜504のいずれか1以上が異常(×)を示したとき、それに応じて、保護回路501〜504のうちの正常(○)を示した保護回路に対応するチャネルをどのように振り分けるかを示した。
<第4の動作例>
図9は図8における切替モードが3の場合の波形図である。この場合は、チャネルch2のLED直列回路220が保護回路502により異常であると検知された場合であり、チャネルCH2の調光PWM駆動信号をチャネルch3のLED直列回路230に出力し、チャネルCH3の調光PWM駆動信号をチャネルch4のLED直列回路240に出力し、チャネルCH4の調光PWM駆動信号はチャネルch1〜ch4のいずれにも出力しない。これによって、チャネルCH1〜CH4をそのままLED直列回路210〜240に出力した場合にはsumに示す波形は調光PWM駆動信号のPWMの1周期T当たり4回変化する(図示せず)ところが、チャネルch1,ch3,ch4が順次連続的に駆動されることになり、sumに示す波形は、調光PWM駆動信号のPWMの1周期T当たり2回の変化にとどまることになる。
<第5の動作例>
図10は図8における切替モードが7の場合の波形図である。この場合は、チャネルch2,ch3のLED直列回路220,230が保護回路502,503により異常であると検知された場合であり、チャネルCH1の調光PWM駆動信号をチャネルch1のLED直列回路210に出力し、チャネルCH2の調光PWM駆動信号をチャネルch4のLED直列回路240に出力し、チャネルCH3,CH4の調光PWM駆動信号はチャネルch1〜ch4のいずれにも出力しない。これによって、チャネルCH1〜CH4をそのままLED直列回路210〜240に出力した場合にはsumに示す波形は調光PWM駆動信号のPWMの1周期T当たり4回変化する(図示せず)ところが、チャネルch1,ch2が順次連続的に駆動されることになり、sumに示す波形は、調光PWM駆動信号のPWMの1周期T当たり2回の変化にとどまることになる。
<第6の動作例>
図11は図8における切替モードが2の場合の波形図である。この場合は、チャネルch1のLED直列回路210が保護回路501により異常であると検知された場合であり、チャネルCH2の調光PWM駆動信号をチャネルch2のLED直列回路220に出力し、チャネルCH3の調光PWM駆動信号をチャネルch3のLED直列回路230に出力し、チャネルCH4の調光PWM駆動信号をチャネルch4のLED直列回路240に出力し、チャネルCH1の調光PWM駆動信号はチャネルch1〜ch4のいずれにも出力しない。これによって、チャネルCH1〜CH4をそのままLED直列回路210〜240に出力した場合にはsumに示す波形は調光PWM駆動信号のPWMの1周期T当たり4回変化する(図示せず)ところが、チャネルch2〜ch4が順次連続的に駆動されることになり、sumに示す波形は、調光PWM駆動信号のPWMの1周期T当たり2回の変化にとどまることになる。なお、この場合は、チャネルCH1の調光PWM駆動信号がチャネルch1〜ch4のいずれにも出力しない場合であり、チャネルCH2〜CH4の切り替えは不要で、特別な切替状態とはならない。
<第7の動作例>
図12は図8における切替モードが9の場合の波形図である。この場合は、チャネルch4のLED直列回路240が保護回路504により異常であると検知された場合であり、チャネルCH1の調光PWM駆動信号をチャネルch1のLED直列回路210に出力し、チャネルCH2の調光PWM駆動信号をチャネルch2のLED直列回路220に出力し、チャネルCH3の調光PWM駆動信号をチャネルch3のLED直列回路230に出力し、チャネルCH4の調光PWM駆動信号はチャネルch1〜ch4のいずれにも出力しない。これによって、チャネルCH1〜CH4をそのままLED直列回路210〜240に出力した場合にはsumに示す波形は調光PWM駆動信号のPWMの1周期T当たり4回変化する(図示せず)ところが、チャネルch1〜ch3が順次連続的に駆動されることになり、sumに示す波形は、調光PWM駆動信号のPWMの1周期T当たり2回の変化にとどまることになる。なお、この場合も、チャネルCH4の調光PWM駆動信号がチャネルch1〜ch4のいずれにも出力しない場合であり、チャネルCH1〜CH3の切り替えは不要で、特別な切替状態とはならない。
<<その他の実施例>>
なお、第1の実施例において、PWM位相制御回路400の第1〜第3の演算回路404〜406で演算され格納されるデータは、その演算値がカウンタ402のフルカウント値を超えるときは、そのデータ値から前記フルカウント値の整数倍の値を減算した0〜フルカウント値の範囲内の値に変更して設定すればよい。また、以上の実施例ではLED直列回路が4チャネルの場合について説明したが、N(2以上の整数)チャネルにおいて、同様に動作させて、LED群200に流れる合計電流が、調光PWM駆動信号の1周期Tあたり0回あるいは2回だけ変化するようにできる。また、昇圧電源回路100はチョッパ型に限られず、全てのDC/DCコンバータを適用できる。
100,100A:昇圧電源回路
200,200A:LED群、210〜240:LED直列回路
300,300A:PWM調光駆動回路
400:PWM位相制御回路
500:保護回路群、501〜504:保護回路
600:切替回路
一方、特許文献2では、調光PWM駆動信号の1周期当たりの電源電流変化の回数が多くなる。図15にLED直列回路のチャネル数nが4の場合の電流波形図を示した。また、この場合は、LED群200Aへの電源電圧VOUTを昇圧電源回路100Aで制御している場合は、その昇圧電源回路100Aの応答が遅いとき、LEDを定電流駆動できなくなる期間が長くなる。なお、図16は特に制約を設けず、LED直列回路210,220,230,240を期間taだけずらして順次駆動した場合の電流波形図であるが、合計電流のピーク値が高く、変化点が多くなっている。
前記したように、昇圧電源回路100Aの応答速度が遅い場合は、合計電流の変化点が多いと、定電流駆動できない期間が増えてしまうが、この点を図17、図18を参照して詳しく説明する。昇圧PWM信号がオンになると、図13に示す昇圧電源回路100Aでは、そのとき流れるLED電流(当初は小さい)に対応した検知電圧Vs1がエラーアンプにフィードバックされることにより、昇圧PWM信号のデューティを大きくし、出力電圧VOUTを高くして、供給電流を増やすように制御される。しかし、昇圧PWM信号がオンになってから、昇圧電源回路100A内のエラーアンプの出力信号が目標電圧に達するまでに、図18に示すように、時間がかかってしまうことがあるので、その間は定電流駆動ができない。このため、図17に示すように、調光PWM信号がオンになった直後、LEDを定電流駆動できない期間tbが生じてしまう。LED群200Aに流れる電流の変化回数が多いと、この定電流駆動できない期間も増えてしまい、表示品質に影響を与える場合が発生する。
上記目的を達成するために、請求項1にかかる発明のLED駆動方法は、同一電源電圧が印加される第1〜第N(Nは2以上の正の整数)のチャネルのLED直列回路の電流源をそれぞれ同一デューティの調光PWM駆動信号でオン/オフしてPWM調光を行うLED駆動方法において、フルカウントになると0に戻ってカウント動作を繰り返すカウンタにより、所定のスタート値から前記調光PWM駆動信号のパルス幅値をカウントする間中は第1チャネルの電流源をオンさせる第1チャネル用の調光PWM駆動信号を出力し、前記パルス幅値から前記パルス幅値の第2倍のデータ値をカウントする間中は第2チャネルの電流源をオンさせる第2チャネル用の調光PWM駆動信号を出力し、・・・・、前記パルス幅値のN−1倍のデータ値から前記パルス幅値のN倍のデータ値をカウントする間中は第Nチャネルの電流源をオンさせる第Nチャネル用の調光PWM駆動信号を出力し、且つ、前記2倍〜前記N倍のデータ値が前記カウンタのフルカウント値を超えるときは、前記2倍〜前記N倍のデータ値は、前記2倍〜前記N倍のデータ値から前記フルカウント値の整数倍の値を減算した0〜フルカウント値の範囲内の値に変更して設定されることを特徴とする。
請求項2にかかる発明は、請求項1に記載のLED駆動方法において、前記第1〜第NチャネルのLED直列回路の異常を個々に検知し、異常が検知されたチャネルのLED直列回路が1以上N未満存在するときに、該異常が検知されたチャネルのLED直列回路への前記調光PWM駆動信号を出力を停止するとともに、異常が検知されなかったチャネルのLED直列回路にそれぞれ出力される前記各調光PWM駆動信号がPWMの1周期内で連続するように、前記異常が検知されなかったチャネルのLED直列回路に出力する調光PWM駆動信号の位相を切り替えることを特徴とする。
請求項3にかかる発明のLED駆動回路は、第1〜第N(Nは2以上の正の整数)チャネルのLED直列回路に同一の電源電圧を供給する電源回路と、オン時に対応するチャネルの前記LED直列回路に定電流を供給する第1〜第Nチャネルの電流源を有するPWM調光駆動回路と、該PWM調光駆動回路の前記第1〜第Nチャネルのそれぞれの電流源を同一デューティの調光PWM駆動信号の位相を互いに異ならせてオン/オフさせるPWM位相制御回路とを備えたLED駆動回路であって、前記PWM位相制御回路は、フルカウントになると0に戻ってカウント動作を繰り返すカウンタと、所定のスタート値を格納するメモリと、調光PWMデータのHパルス幅値を格納する第1の手段と、前記Hパルス幅値の2倍のデータ値を格納する第2の手段と、・・・・、前記Hパルス幅値のN−1倍のデータ値を格納する第N−1の手段と、前記Hパルス幅値のN倍のデータ値を格納する第Nの手段と、前記カウンタが前記スタート値から前記パルス幅値をカウントする間中に第1チャネルの電流源をオンさせる第1チャネル用の調光PWM駆動信号を出力する第1のラッチと、前記カウンタが前記パルス幅値から前記2倍のデータ値をカウントする間中に第2チャネルの電流源をオンさせる第2チャネル用の調光PWM駆動信号を出力する第2のラッチと、・・・・、前記カウンタが前記第N−1倍のデータ値から前記第N倍のデータ値をカウントする間中に前記第Nチャネルの電流源をオンさせる第Nチャネル用の調光PWM駆動信号を出力する第Nのラッチとを有し、且つ、前記2倍〜前記N倍のデータ値が前記カウンタのフルカウント値を超えるときは、前記2倍〜前記N倍のデータ値は、前記2倍〜前記N倍のデータ値から前記フルカウント値の整数倍の値を減算した0〜フルカウント値の範囲内の値に変更して設定されていことを特徴とする。
請求項4にかかる発明は、請求項3に記載のLED駆動回路において、前記第1〜第NチャネルのLED直列回路の異常を個々に検知する第1〜第Nの保護回路と、前記第1〜第Nの保護回路のうちの異常を検知した保護回路が1以上N未満存在するときに、異常を検知した保護回路に対応するチャネルのLED直列回路への前記調光PWM駆動信号を出力を停止するとともに、異常を検知しなかった保護回路に対応するチャネルのLED直列回路に出力する前記各調光PWM駆動信号がPWMの1周期内で連続するように、前記異常を検知しなかった保護回路に対応するチャネルのLED直列回路に出力する調光PWM駆動信号の位相を切り替える切替回路と、を備えたことを特徴とする。
請求項5にかかる発明は、請求項3または4に記載のLED駆動回路において、前記電源回路は、前記PWM調光駆動回路のオンしている前記電流源の電圧が所定の定電圧になるように前記LED直列回路に印加する前記電源電圧をフィードバック制御することを特徴とする。
本発明によれば、NチャネルのLED直列回路に流れる合計電流の変化点を最小限に抑えることができるので、応答速度の遅い電源回路であっても定電流駆動できない期間が少なくなり、表示品質を良好にすることができる。また、調光PWM駆動信号の最小デューティから直流駆動まで、デューティの制約をうけることなく駆動できる。さらに、調光PWM駆動信号のパルス幅値がPWM周期の1/N以下の場合は、NチャネルのLED直列回路のうちの1個のLED直列回路みが点灯するので、負荷分散の効果が得られる。さらに、いずれかのLED直列回路に異常が発生した場合であっても、残りの正常なLED直列回路に流れる合計電流の変化点を最小限に抑えることができる。
この昇圧電源回路100では、トランジスタM1がオンしたときに電圧源V1からインダクタL1を経由してそのトランジスタM1に流れる電流により、そのインダクタL1にエネルギーが蓄積される。そして、トランジスタM1がオフしたときにインダクタL1に発生する逆起電力がダイオードD1で整流されることで出力キャパシタC1に蓄積される。トランジスタM1のオン/オフは昇圧PWM駆動信号によって制御され、以上の動作が繰り返されて出力電圧VOUTが生成される。その昇圧PWM駆動信号は、オペアンプOP2から出力する誤差電圧Ve1と三角波電圧がオペアンプOP1で比較されことで生成される。誤差電圧Ve1は、PWM調光駆動回路300の電流源に印加している検出電圧Vs1と目標電圧V2をオペアンプOP2で比較することで生成される。以上により、オペアンプOP1から出力する昇圧PWM駆動信号は、検出電圧Vs1が目標電圧V2よりも低いとデューティを大きくし、高いとデューティを小さくして、トランジスタM1のスイッチングを行い、これにより、検出電圧Vs1が目標電圧V2に一致する電圧となるように、出力電圧VOUTの値がフィードバック制御される。なお、抵抗R1,R2,キャパシタC2で構成され位相補償回路は、インダクタL1とキャパシタC1で構成されるLCフィルタのカットオフ周波数でゲインを1以下にして発振を防止するためのものである。
この図4は、図1〜図3に示したように、チャネル数をCH1〜CH4の4チャネルとし、スタート位置メモリ401に格納するスタート位置を0とし、カウンタ402のフルカウント値を255とし、調光PWM駆動信号のHパルス幅を31としたものである。この場合は、カウンタ402のフルカウン値(カウント値では255であるが数値は256)がPWMの周期Tとなる。第1の演算回路404のデータ値は31×2=62、第2の演算回路405のデータ値は31×3=93、第3の演算回路406のデータ値は31×4=124である。
カウンタ402のカウント値が0である時刻t1において、比較器411の出力が“H”になり、SRラッチ421がセットされて、第1チャネルCH1の調光PWM駆動信号が“H”になる。
カウンタ402のカウント値が31になる時刻t2において、比較器412の出力が“H”になり、SRラッチ421がリセットされて第1チャネルCH1の調光PWM駆動信号が“L”になるとともに、SRラッチ422がセットされて第2チャネルCH2の調光PWM駆動信号が“H”になる。
カウンタ402のカウント値が62になる時刻t3において、比較器413の出力が“H”になり、SRラッチ422がリセットされて第2チャネルCH2の調光PWM駆動信号が“L”になるとともに、SRラッチ423がセットされて第3チャネルCH3の調光PWM駆動信号が“H”になる。
カウンタ402のカウント値が93になる時刻t4において、比較器414の出力が“H”になり、SRラッチ423がリセットされて第3チャネルCH3の調光PWM駆動信号が“L”になるとともに、SRラッチ424がセットされて第4チャネルCH4の調光PWM駆動信号が“H”になる
カウンタ402のカウント値が124になる時刻t5において、比較器415の出力が“H”になり、SRラッチ424がリセットされて第4チャネルCH4の調光PWM駆動信号が“L”になる。
この後、カウンタ402のカウント値が255になった後に0に戻る時刻t6で、比較器411の出力が“H”になると、SRラッチ421がセットされて第1チャネルCH1の調光PWM駆動信号が“H”になる。以後、同じ動作が繰り返される。
以上説明したチャネルCH1→CH2→CH3→CH4の移行は1巡目の場合であるが、時刻t4,t6,t8,t10で2巡目のチャネルCH1→CH2→CH3→CH4の移行が行われ、また、時刻t9,t11,t13,t15で3巡目のチャネルCH1→CH2→CH3→CH4の移行が行われ、以後、同じ動作が繰り返される。この結果、図6に示すように、2チャネルのLED直列回路が同時点灯するタイミングが存在する。よって、この場合のLED群200に流れる合計電流は、sumに示す波形となり、調光PWM駆動信号の1周期Tあたり2回変化することになるが、3回以上変化することはない。

Claims (5)

  1. 同一電源電圧が印加される第1〜第N(Nは2以上の正の整数)のチャネルのLED直列回路の電流源をそれぞれ同一デューティの調光PWM駆動信号でオン/オフしてPWM調光を行うLED駆動方法において、
    フルカウントになると0に戻ってカウント動作を繰り返すカウンタにより、所定のスタート値から前記調光PWM駆動信号のパルス幅値をカウントする間中は第1チャネルの電流源をオンさせる第1チャネル用の調光PWM駆動信号を出力し、前記パルス幅値から前記パルス幅値の第2倍のデータ値をカウントする間中は第2チャネルの電流源をオンさせる第2チャネル用の調光PWM駆動信号を出力し、・・・・、前記パルス幅値のN−1倍のデータ値からから前記パルス幅値のN倍のデータ値をカウントする間中は第Nチャネルの電流源をオンさせる第Nチャネル用の調光PWM駆動信号を出力し、且つ、前記2倍〜前記N倍のデータ値が前記カウンタのフルカウント値を超えるときは、前記2倍〜前記N倍のデータ値は、前記2倍〜前記N倍のデータ値から前記フルカウント値の整数倍の値を減算した0〜フルカウント値の範囲内の値に変更して設定されることを特徴とするLED駆動方法。
  2. 請求項1に記載のLED駆動方法において、
    前記第1〜第NチャネルのLED直列回路の異常を個々に検知し、異常が検知されたチャネルのLED直列回路が1以上N未満存在するときに、該異常が検知されたチャネルのLED直列回路への前記調光PWM駆動信号を出力を停止するとともに、異常が検知されなかったチャネルのLED直列回路にそれぞれ出力される前記各調光PWM駆動信号がPWMの1周期内で連続するように、前記異常が検知されなかったチャネルのLED直列回路に出力する調光PWM駆動信号の位相を切り替えることを特徴とするLED駆動方法。
  3. 第1〜第N(Nは2以上の正の整数)チャネルのLED直列回路に同一の電源電圧を供給する電源回路と、オン時に対応するチャネルの前記LED直列回路に定電流を供給する第1〜第Nチャネルの電流源を有するPWM調光駆動回路と、該PWM調光駆動回路の前記第1〜第Nチャネルのそれぞれの電流源を同一デューティの調光PWM駆動信号の位相を互いに異ならせてオン/オフさせるPWM位相制御回路とを備えたLED駆動回路であって、
    前記PWM位相制御回路は、フルカウントになると0に戻ってカウント動作を繰り返すカウンタと、所定のスタート値を格納するメモリと、調光PWMデータのHパルス幅値を格納する第1の手段と、前記Hパルス幅値の2倍のデータ値を格納する第2の手段と、・・・・、前記Hパルス幅値のN−1倍のデータ値を格納する第N−1の手段と、前記Hパルス幅値のN倍のデータ値を格納する第Nの手段と、前記カウンタが前記スタート値から前記パルス幅値をカウントする間中に第1チャネルの電流源をオンさせる第1チャネル用の調光PWM駆動信号を出力する第1のラッチと、前記カウンタが前記パルス幅値から前記第2倍のデータ値をカウントする間中に第2チャネルの電流源をオンさせる第2チャネル用の調光PWM駆動信号を出力する第2のラッチと、・・・・、前記カウンタが前記第N−1倍のデータ値からから前記第N倍のデータ値をカウントする間中に前記第Nチャネルの電流源をオンさせる第Nチャネル用の調光PWM駆動信号を出力する第Nのラッチとを有し、
    且つ、前記2倍〜前記N倍のデータ値が前記カウンタのフルカウント値を超えるときは、前記2倍〜前記N倍のデータ値は、前記2倍〜前記N倍のデータ値から前記フルカウント値の整数倍の値を減算した0〜フルカウント値の範囲内の値に変更して設定されていことを特徴とするLED駆動回路。
  4. 請求項3に記載のLED駆動回路において、
    前記第1〜第NチャネルのLED直列回路の異常を個々に検知する第1〜第Nの保護回路と、
    前記第1〜第Nの保護回路のうちの異常を検知した保護回路が1以上N未満存在するときに、異常を検知した保護回路に対応するチャネルのLED直列回路への前記調光PWM駆動信号を出力を停止するとともに、異常を検知しなかった保護回路に対応するチャネルのLED直列回路に出力する前記各調光PWM駆動信号がPWMの1周期内で連続するように、前記異常を検知しなかった保護回路に対応するチャネルのLED直列回路に出力する調光PWM駆動信号の位相を切り替える切替回路と、
    を備えたことを特徴とするLED駆動回路。
  5. 請求項3または4に記載のLED駆動回路において、
    前記電源回路は、前記PWM調光駆動回路のオンしている前記電流源の電圧が所定の定電圧になるように前記LED直列回路に印加する前記電源電圧をフィードバック制御することを特徴とするLED駆動回路。
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