JP2012183305A - タンポン用アプリケータ - Google Patents

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Abstract

【課題】膣内の適切な位置に吸収体を容易に配置できるタンポン用アプリケータを提供する。
【解決手段】 タンポン用アプリケータ1は、吸収体4が内部に収容され、かつ一側に吸収体が押し出される押し出し開口8が設けられ他側に把持筒部7が設けられた外筒2と、外筒2内への移動により吸収体4を外方へ押し出す内筒3と、外筒2の把持筒部7の外周面から径方向外側に向けて延出する鍔部11を備えており、鍔部11には、鍔部11を介して外筒2の押し出し開口側から把持筒部側を視認可能な光透過部が形成されている。
【選択図】図3

Description

本発明は、タンポン用アプリケータに関する。
従来、アプリケータ付きの生理用タンポンが提供されている。タンポン用アプリケータは、外筒と内筒とを備えている。外筒の内部には、引き出し紐を有する吸収体が収納されている。使用者は、生理用タンポンを使用する際に、外筒を把持した状態で、外筒を膣内に挿入した後、内筒を外筒に向けて押圧する。吸収体は、内筒が外筒に向けて押圧されると、外筒から押し出されて膣内に配置される。しかし、生理用タンポンを使用する際に、外筒を適切な深さまで挿入されていない状態で、使用者が吸収体を押し出すと、吸収体は、膣内の適切な位置に配置されない。
特許文献1には、このような問題に鑑みてなされたタンポン用アプリケータが記載されている。タンポン用アプリケータは、外筒の周囲に延出した曲線形状の鍔部を備えている。使用者は、生理用タンポンを使用する際に、鍔部を介して外筒を押圧して、膣内に外筒を挿入する。鍔部は、適切な深さまで外筒が挿入されると、膣口に当接する。したがって、使用者は、適切な深さまで外筒を挿入することができる。外筒を適切な深さまで挿入された状態で、使用者が吸収体を押し出すと、吸収体は、膣内の適切な位置に配置される。
特許3217617号公報
しかしながら、出願人は、上述のタンポン用アプリケータについて、以下のような問題点を発見した。
タンポンを使用する際には、使用者によっては、一方の手で陰唇を開き、かつ他方の手で内筒と把持筒部や鍔部とを把持した状態で、タンポン用アプリケータの先端を膣口に向けて、外筒を膣内に挿入する。このとき、使用者からタンポン用アプリケータを見ると、内筒を持つ手は、鍔部の後方に位置する。したがって、使用者は、タンポンの内筒を持つ手を視認できずに、内筒を外筒に向けてスムーズに押圧できなかったり、内筒を外筒に向けて押圧操作できなかったりして、膣内の適切な位置に吸収体を配置できないことがあった。
そこで、本発明は、上述の課題に鑑みてなされたものであり、膣内の適切な位置に吸収体を容易に配置できるタンポン用アプリケータを提供することを目的とする。
上述した課題を解決するため、本発明に係るタンポン用アプリケータ(タンポン用アプリケータ1)は、吸収体(吸収体4)が内部に収容され、かつ一側に該吸収体が押し出される押し出し開口(押し出し開口8)が設けられ他側に把持筒部(把持筒部7)が設けられた外筒(外筒2)と、該把持筒部内に挿入され該外筒内への移動により該吸収体を該押し出し開口から外方へ押し出すことが可能な内筒(内筒3)と、を備え、前記外筒の前記把持筒部の外周面から径方向外側に向けて延出する鍔部(鍔部11)を備えており、前記鍔部には、前記鍔部を介して前記外筒の前記押し出し開口側から前記把持筒部側を視認可能な光透過部が形成されていることを要旨とする。
本発明によれば、使用者は、光透過部を介して背面側を視認できるため、内筒や把持筒部を持つ手(タンポン用アプリケータを操作する手)を視認することができる。使用者は、操作状態を把握することができるため、吸収体をスムーズに押し出して、膣内の適切な位置に吸収体を配置することができる。
本発明の第1の実施形態に係るタンポン用アプリケータの斜視図である。 図1に示すタンポン用アプリケータの平面図である。 図1に示すタンポン用アプリケータの使用態様を示す模式正面図である。 変形例1に係る鍔部の平面図である。 変形例2に係る鍔部の平面図である。 変形例3に係る鍔部の平面図である。
(第1の実施形態)
図1及び図2を参照して、本発明の第1の実施形態に係るタンポン用アプリケータについて説明する。図1は、第1の実施形態に係るタンポン用アプリケータの全体を示す斜視図、図2は、図1に示すタンポン用アプリケータの平面図である。
タンポン用アプリケータ1は、外筒2と内筒3とを有している。外筒2及び内筒3は、内部に中空部を有する筒形状である。外筒2と内筒3の断面形状は、正円形である。外筒2及び内筒3は、ポリエチレン、ポリプロピレン等のポリオレフィン系樹脂、又は表面をポリオレフィンフィルムでラミネートした厚紙によって全体が形成されている。本実施の形態では、外筒2及び内筒3は、ポリエチレンやポリプロピレンと、顔料1%以上と、滑材1%以上とが混ぜ合わされて射出成型によって形成されている。なお、本実施の形態に係る外筒2及び内筒3の断面形状は、正円形であるが、本発明に係る外筒2及び内筒3の断面形状は、膣内に挿入し易い形状であればよく、例えば、楕円形であってもよい。
外筒2の内部には、タンポンとしての吸収体4が収容されている。吸収体4には、取り出し紐4aが連結されている。取り出し紐4aは、吸収体4の端部から内筒3の内部を挿通し、その挿通端部が内筒3から抜き出されている。使用中に取り出し紐4aを引くことにより、吸収体4を体内から引き出すことができる。
外筒2の一端には、吸収体4が押し出される押し出し開口8が設けられている。押し出し開口8には、吸収体4が押し出される際に径方向外側に向けて変形する花弁体8aが形成されている。花弁体8aは、常時、押し出し開口8の縁部で閉となっているが、内筒3によって吸収体4が押し出されるときに吸収体4によって押し広げられて開口する。これにより、吸収体4が外筒2から押し出され、吸収体4を体内に挿入することができる。
外筒2の他端には、外筒2及び内筒3の移動操作の際に指によって把持される把持筒部7が設けられている。把持筒部7は、押し出し開口8と把持筒部7との間における外筒本体9の径よりも小径である。把持筒部7には内筒3の先端部分が挿入されており、挿入された内筒3の先端面は吸収体4に臨んでいる。外筒本体9の把持筒部7側の端部は、把持筒部7と略等しい径に絞られており、その外端には、突起部5が形成されている。突起部5は、後述する鍔部11と当接し、鍔部11を外筒本体9側に移動させないように鍔部11の移動を規制する。
把持筒部7には、把持筒部7よりも径方向外側に向かって延出した鍔部11が装着されている。鍔部11は、突起部5に当接している。鍔部11には、把持筒部7が挿入される穴部11aが形成されている。穴部11aの径は、把持筒部7の外周の径よりも大径又は把持筒部7の外周の径と同じ径であればよい。また、鍔部11の穴部11aの内径D1は、突起部5の外径よりも小径である。したがって、鍔部11は、把持筒部7の周方向及び軸方向に対して移動可能である。また、鍔部11は、突起部5によって、突起部5よりも外筒本体側への移動が規制される。
本実施形態のタンポン用アプリケータ1は、鍔部11の内径D1が9.9mmであり、外筒本体9の外径が13.7mmであり、把持筒部7の外径が9.4mmであり、突起部5の外径が10.4mmである。また、押し出し開口8側の外筒2の端部から鍔部までの長さL1(図2参照)は50mmであり、鍔部11の先端側の面から把持筒部7側の外筒2の端部までの長さL2(図2参照)は10mmである。なお、鍔部11の先端側の面から把持筒部7側の外筒2の端部までの長さL2は、使用時に使用者が指で把持する部分の長さであるため、使用者の持ち易さを考慮して、10mm以上であることが望ましい。また、鍔部11の厚みは、1.5mmである。
鍔部11の外形は、平面視にて円形状である。鍔部11の全光線透過率は、63%以上となるように構成されている。鍔部11は、全体が半透明であり、鍔部11を介して背面側が視認できるように構成されている。すなわち、鍔部11の全体が、光透過部として機能している。なお、全光線透過率の制御は、鍔部11を構成する樹脂材料に含まれる酸化チタンの量、或いは鍔部11の表面に細かい凹凸を形成することによって実現可能である。具体的には、酸化チタンの含有量を増やすことや、細かい凹凸を形成することによって全光線透過率を下げることができる。
鍔部11の全光線透過率が63%以上であることにより、鍔部11を介して操作する手を視認することができる。また、鍔部11の全光線透過率は、90%以下であることが好ましい。鍔部11の全光線透過率が高すぎると、透明度が高くなり、使用者が鍔部を認識し難くなるおそれがある。しかし、全光線透過率が90%以下の鍔部によれば、使用者に鍔部を確実に認識させることができる。なお、本発明における半透明とは、全光線透過率が63%以上であって90%以下である。
鍔部11は、ポリオレフィン系樹脂、エラストマー、紙、その他の材料に構成される。本実施の形態に係る鍔部11は、ポリエチレンやポリプロピレン樹脂によって形成されている。
図3は、タンポン用アプリケータの使用態様を示す模式正面図である。図3は、タンポン用アプリケータ1を使用者が把持した状態を、外筒2の先端(押し出し開口8)側から視認した状態を模式的に示している。鍔部11全体が半透明であることにより、使用者は、鍔部11を介して内筒3や把持筒部7を持つ手(タンポン用アプリケータを操作する手)を視認できる。よって、内筒3を外筒2に向けて押圧する際に、操作状態を把握することができ、吸収体4をスムーズに押し出して、膣内の適切な位置に吸収体を配置することができる。
なお、鍔部11の直径は、穴部11aの周囲における強度を確保する観点から少なくとも穴部の内径よりも2mmずつ外側に延びた長さであることが望ましい。更に、鍔部11の直径は、鍔部11と膣口とが当接した際に、体液が指に付着することを防止する観点から、少なくとも15mm以上であることが望ましい。
また、鍔部11は、把持筒部7に対して回転可能であるため、鍔部11を把持した状態で外筒2を体内に挿入する際に、鍔部11を外筒2に対して回転させて、適切な角度を維持しつつ外筒2を体内に挿入することができる。具体的には、外筒2の先端である押し出し開口8が膣口に当接した状態と、外筒2が膣内に挿入され、鍔部11が膣口に当接した状態とでは、タンポン用アプリケータ1を持つ手の角度や位置が変化する。このとき、外筒2に対して鍔部11を回転させることにより、タンポン用アプリケータに対する手の位置や角度の変化に追従させて、鍔部11と外筒2との相対角度を変えることができる。よって、タンポン用アプリケータ1を持つ手の角度や位置が変化した場合であっても、使用者は、タンポン用アプリケータに対して適切に力を加えて、スムーズに挿入することができる。
また、本実施の形態における鍔部11は、金型を用いて熱可塑性樹脂を射出成形したものである。鍔部11は、射出成形する際に、外筒2と同時に成形されてもよいし、別々で成形され、製造工程中に一体形成工程を通り、嵌合されるように構成してもよい。また、鍔部11は、外筒2に対して着脱自在に構成され、使用前に使用者が嵌合するように構成されていてもよい。
次いで、このように構成されたタンポン用アプリケータの使用態様について説明する。使用者は、吸収体4を使用する際に、外筒2を膣の適切な位置まで挿入する。外筒2を適切な位置まで挿入した状態では、鍔部11の裏側(外筒本体側)の平面は、膣口近傍に配置される。この状態で更に外筒2を挿入しようとしても、使用者の身体に鍔部11が当接する。すなわち、鍔部11は、ストッパーとしての機能を発揮し、使用者は、適切な位置まで外筒2を挿入できたことを把握することができる。また、外筒2を適切な位置まで挿入した状態において、膣口と指との間には、鍔部11が配置されるため、経血等の体液によって使用者の指が汚れることを防ぐことができる。
次いで、使用者は、膣内の所定の位置まで外筒2を挿入した後、内筒3を外筒2側に向けて押圧することにより、外筒2の押し出し開口8から吸収体4が押し出され、吸収体4が膣内の適切な位置に配置される。このように、鍔部11を備えることにより、使用者の指が膣口付近に触れることなく、適切な位置に容易に吸収体4を配置することができる。吸収体4を適切な位置に配置することにより、使用者は、使用時の違和感が少なくなり、タンポンの使用を快適に感じることができる。
なお、第1の実施形態に係る鍔部11は、全体が光透過部として構成されている。しかし、本発明に係る鍔部11は、この構成に限られず、鍔部の一部が光透過部として構成されていてもよい。次いで、変形例に係る鍔部を説明する。図4は、変形例1に係る鍔部12の平面図であり、図5は、変形例2に係る鍔部13の平面図であり、図6は、変形例3に係る鍔部14の平面図である。なお、以下の変形例の説明において、第1の実施形態と同様の構成については、説明を省略する。
変形例1に係る鍔部12の外形は、平面視にて略円形である。鍔部12の中心には、把持筒部7が挿入される穴部12aが形成されている。穴部12aの周囲には、光透過部としての開口部12bが形成されている。開口部12bを設けることにより、鍔部11の全光線透過率が63%以下の場合であっても、使用者は、鍔部11を介して内筒等を操作する手を視認することができる。
開口部12bの大きさは、開口部12bを介して操作する手を視認できるように構成されていればよく、具体的には、2mm以上が望ましい。開口部12bの数は、特に制限されないが、種々の角度から視認できるように鍔部全体に形成されていることが望ましく、例えば、3〜8個であってもよい。また、鍔部11の全体がメッシュ構造であってもよい。
開口部12bの形成方法は、金型射出、レーザー成型、熱成型、その他の方法で形成されていてもよい。開口部12bの形状は、丸形、楕円形、星形、ハート形、クローバー形など、種々の構成を採用することができる。
なお、変形例1においては、鍔部11に開口部12bを形成して、開口部を介して操作する手等を視認できるように構成しているが、開口部12bの領域に全光線透過率が63%以上の高光透過部を形成することによって、高光透過部を介して内筒等を操作する手を視認することができるように構成してもよい。
変形例2に係る鍔部13は、全体が半透明であり、その外周に、穴部13a(中心側)に凹んだ凹部13cが形成されている。凹部13cを設けることにより、使用者は、凹部13cに沿わせて指を配置し、鍔部11を把持することができる。よって、凹部13cに指を掛けた状態で外筒2を挿入することができ、膣内の適切な位置や角度で外筒を挿入し、膣内の適切な位置に容易に吸収体4を配置することが可能となる。また、凹部13cを設けることにより、指の爪が長い使用者やつけ爪を装着した使用者であっても、膣口から離れる方向に爪を向けることができ、爪が膣口等、使用者の身体に当たることを防ぐことができる。
また、凹部13cは、3つ形成されており、凹部13c同士の間隔は等しく、3つの凹部13cは、穴部13aの中心に対して120度ずれて配置されている。このように鍔部13を設けることにより、3本の指で鍔部13を把持することができ、外筒2を挿入する際の安定性を向上させることができる。更に、3つの凹部13cの間隔を等間隔にすることにより、凹部13cを介して均等に力をかけて鍔部13を持つことができ、把持した際の安定性を高めることができる。なお、凹部は、3つ以上形成されていてもよい。
凹部13cの形成方法は、金型射出、レーザー成型、熱成型その他の方法であってもよい。凹部13cの形状は、流線型、凹型、二等辺三角形型、ティアドロップ型等、種々の構成を採用することができる。
また、変形例3に係る鍔部14は、外筒が挿入される穴部14aと、光透過部としての開口部14bとが一体化されている。穴部14aは、図6において、鍔部14の略中心に配置されており、この中心から径方向外側に、4つの開口部12bが形成されている。このように、穴部14aと開口部14bとを一体化することにより、同時に開口を形成できるため、製造効率を向上させることができる。また、鍔部14は、外筒2と4箇所の接点で接しており、この4つの接点を支点として外筒2に嵌合するため、嵌合のバランスがよくなり、嵌合状態が安定することができる。なお、一体成型の方法は、金型射出、レーザー成型、熱成型やその他の方法であってもよい。
このように、本発明は、ここでは記載していない様々な実施形態などを含むことは勿論である。したがって、本発明の技術的範囲は、上述の説明から妥当な特許請求の範囲に係る発明特定事項によってのみ定められるものである。
例えば、鍔部は、平面視において正円形以外の外形であってもよく、長方形、三角形等の多角形であってもよいし、ハート形や星形であってもよいし、楕円形であってもよし、動物の頭の形状であってもよい。例えば、鍔部の外形をハート形や動物の頭の形状等にすることにより、医療用具的なタンポンを鍔部によって可愛らしく装飾することができる。よって、使用者の生理の憂鬱な気分を和らげることができ、次回の使用意欲を向上させることができる。
また、鍔部に色を付すことにより、装飾効果を更に高めることができる。鍔部に付す色は、特に限定されないが、例えば、ハート形の鍔部には赤やピンク色、熊の頭の形状の鍔部には茶色を付すことができる。更に、鍔部を着色することにより、鍔部を目立たせることができ、特にトイレ等の薄暗い場所での取り扱いが容易になる。
また、鍔部の外周形状は、曲線形状が望ましい。なお、曲線形状とは、尖った角部を有しない構成であればよく、直線形状を一部に含んでいてもよい。鍔部の外周形状が曲線形状であることにより、使用者が鍔部を把持した際の感触を和らげることができる。
以下、実施例と比較例を挙げて、本発明の鍔部の視認性評価について詳細に説明する。なお、本発明はこれらにより限定されるものではない。
(評価内容)
実施例1〜4及び比較例1〜2に係る全光線透過率が異なる鍔部を用いて、鍔部を介して背面側の手等を認識できるか否かの視認性評価を行った。
(全光線透過率の測定方法)
鍔部を試料バサミに挟み、受光穴が光束の中心に位置するように試料台を移動し、光学試験室の蓋を閉める。次いで、全光線透過率を測定する。全光線透過率は、1つの鍔部につき、5箇所測定し、その平均値を算出した。
(全光線透過率の測定装置)
測色色差計(日本電色工業株式会社 型式NDH-300A)を用いた。
・測定方法:JIS K7105の測定法Aに準拠
・測定光源:ハロゲンランプ 12V4A 寿命2000時間
・光路方式:全光線透過率と拡散透過率の交照測光方式
・受光素子:JIS K 7105に準拠するシリコンフォトセル1個使用
・フィルター:ガラスフィルター Y
・測定面積 Φ12mm
・電源 AC100V 50/60HZ
(評価方法)
実施例1〜実施例4及び比較例1及び比較例2に係る鍔部を用いて、目視にて鍔部の背面側を視認できるか否かを判定した。モニター数は、5人である。実施例及び比較例毎に、5人のモニターが視認性を判定した。モニターが背面側を視認できると判定した場合には、認知可として判定し、背面側が視認できないと判定した場合には、認知不可として判定した。
(評価結果)
評価結果を表1に示す。
実施例1〜実施例4に係る鍔部は、2人以上のモニターが認知可と判定しており、鍔部を介して背面側を視認できることがわかった。したがって、鍔部の全光線透過率は、63%以上が望ましい。また、実施例3及び実施例4に係る鍔部は、5人全てのモニターが認知可と判定した。したがって、鍔部の全光線透過率は、より好適には、72%以上が望ましい。
1…タンポン用アプリケータ、 2…外筒、 3…内筒、 4…吸収体、 4a…取り出し紐、 5…突起部、 7…把持筒部、 8…押し出し開口、 8a…花弁体、 9…外筒本体、 11、12、13、14…鍔部、 11a、12a、13a、14a…穴部、 12b、14b…開口部、 13c…凹部

Claims (5)

  1. 吸収体が内部に収容され、かつ一側に該吸収体が押し出される押し出し開口が設けられ他側に把持筒部が設けられた外筒と、該把持筒部内に挿入され該外筒内への移動により該吸収体を該押し出し開口から外方へ押し出すことが可能な内筒と、を備えたタンポン用アプリケータであって、
    前記外筒の前記把持筒部の外周面から径方向外側に向けて延出する鍔部を備えており、
    前記鍔部には、前記鍔部を介して前記外筒の前記押し出し開口側から前記把持筒部側を視認可能な光透過部が形成されている、タンポン用アプリケータ。
  2. 前記光透過部の全光線透過率は、63%以上である、請求項1に記載のタンポン用アプリケータ。
  3. 前記鍔部は、半透明又は透明であり、
    前記光透過部は、前記鍔部全体に亘って形成されている、請求項1又は請求項2に記載のタンポン用アプリケータ。
  4. 前記光透過部は、前記鍔部に形成された開口部である、請求項1又は請求項2に記載のタンポン用アプリケータ。
  5. 前記鍔部には、前記外筒が挿入される穴部が形成されており、
    前記開口部と前記穴部とは、一体化されている、請求項4に記載のタンポン用アプリケータ。
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