JP7269151B2 - 生理用タンポン - Google Patents

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Description

本発明は、アプリケータを有する生理用タンポンに関する。
従来、アプリケータを有する生理用タンポンが提供されている(例えば、特許文献1及び2参照)。アプリケータは、外筒と内筒を備えている。外筒の内部には、引き出し紐を有する吸収体が収納されている。使用者は、生理用タンポンを使用する際に、外筒を把持した状態で外筒を膣内に挿入した後、内筒を外筒に向けて押圧する。吸収体は、内筒が外筒に向けて押圧されると、外筒から押し出されて膣内に配置される。
特許文献1の生理用タンポンは、第1内筒と第2内筒を有しており、内筒によって吸収体を押圧する前に、第1内筒と第2内筒を組み立てる作業が必要である。そのため、使用者によっては、生理用タンポンの操作を円滑に行うことができないことがあった。特に、生理用タンポンに不慣れな使用者は、正確に操作を行うことができず、適切な位置に吸収体を配置できないことがあった。特許文献1は、このような問題を鑑みて、第1内筒を透明又は半透明とし、第2内筒を着色し、操作性を向上させている。
また、特許文献2の生理用タンポンは、外筒及び内筒が着色されている。特許文献2の生理用タンポンは、生理用タンポンのファッション性を追求し、生理日の憂鬱な気持ちを払拭させるように構成されている。
実用新案登録第3065046号公報 特許第5715993号公報
特許文献1の生理用タンポンによれば、第1内筒と第2内筒を組み立てる作業の操作性を向上できる。しかし、従来、次のような課題があった。生理用タンポンの使用前には、吸収体が外筒内に収容されており、使用者は、吸収体の位置や内筒を押圧した際の吸収体の移動状態を把握し難い。使用者によっては、外筒内部の状態を把握できないことに起因して生理用タンポンの操作性に不安を感じることがあった。また、特許文献2の生理用タンポンは、ファッション性を向上させるように構成されているが、操作性については考慮されてなく、外筒内部の状態を把握できないことに起因した操作性の不安を払拭させることができなかった。
本発明は、このような問題に鑑みてなされたものであり、外筒内部の状態を把握し易くすることで、安心感を付与するとともに、操作性を向上できる生理用タンポンを提供する。
一態様に係る生理用タンポンは、吸収体と、前記吸収体の少なくとも一部を収容する外筒と、前記吸収体を前記外筒から押し出すように前記外筒内に挿入方向に沿って挿入される内筒と、を有する生理用タンポンである。前記外筒の光線透過率は、30%以上である。前記生理用タンポンは、前記外筒と前記吸収体が厚み方向に重なる第1領域と、前記外筒と前記内筒が前記厚み方向に重なる第2領域と、を有する。L*a*b*色空間における前記第1領域の前記外筒の外周面の色差と、L*a*b*色空間における前記第2領域の前記外筒の外周面の色差と、の差は、6.5以上である。
図1は、生理用タンポンの側面図である。 図2は、生理用タンポンを構成する部材の側面図である。 図3は、生理用タンポン1の使用状態を説明するための図である。
(1)実施形態の概要
本明細書及び添付図面の記載により、少なくとも以下の事項が明らかとなる。
一態様に係る生理用タンポンは、吸収体と、前記吸収体の少なくとも一部を収容する外筒と、前記吸収体を前記外筒から押し出すように前記外筒内に挿入方向に沿って挿入される内筒と、を有する生理用タンポンである。前記外筒の光線透過率は、30%以上である。前記生理用タンポンは、前記外筒と前記吸収体が厚み方向に重なる第1領域と、前記外筒と前記内筒が前記厚み方向に重なる第2領域と、を有する。L*a*b*色空間における前記第1領域の前記外筒の外周面の色差、L*a*b*色空間における前記第2領域の前記外筒の外周面の色差と、の差は、6.5以上である。本態様によれば、外筒の光線透過率が30%以上であり、使用者は、外筒の外側から外筒内部を視認できる。また、第1領域の外筒の外周面と第2領域の外筒の外周面の差が6.5以上であるため、使用者は、吸収体が配置された領域と内筒が配置された領域を区別して認識できる。そのため、外筒内における吸収体の位置や状態、及び外筒内における内筒の位置や状態を把握し易い。使用者は、外筒内部の状態を容易に把握できるため、例えば、使用前に、内筒をどの程度押圧することによって吸収体が移動すること等、操作時における外筒内部の状態を把握できる。使用前に生理用タンポンの操作に対する不安を払拭することにより、実際の使用時に安心感を得ることができるとともに、適切かつ容易に操作することができ、操作性を向上できる。
好ましい一態様によれば、前記第2領域において、前記内筒の外径は、前記外筒の外径に対する50%以上80%以下であってよい。本態様によれば、内筒の外径が外筒の外径に対する80%以下であるため、使用者が第2領域において外筒と内筒を区別し易く、外筒内における内筒の位置や状態を把握し易い。また、内筒の外径が外筒の外径に対する50%以上であるため、内筒の外径が小さすぎることに起因する内筒の視認性の悪化を抑制でき、使用者が第2領域において内筒を視認し易い。
好ましい一態様によれば、前記内筒の前記挿入方向の前端における外径は、前記吸収体の前記挿入方向の後端における外径と異なってよい。本態様によれば、内筒の前端における外径と吸収体の後端における外径とが異なるため、使用者が内筒と吸収体の境界を把握し易い。よって、使用者は、外筒内部における吸収体及び内筒のそれぞれの動きを容易に把握でき、操作性に対する安心感を得ることができる。
好ましい一態様によれば、前記内筒は、前記内筒の外径が最大となる最外径部を有し、前記最外径部は、前記内筒の前記前端と離間してよい。本態様によれば、内筒の外径が変化しているとともに、内筒の挿入方向の前端から離れた位置に最外径部が設けられているため、最外径部が目立ち易い。使用者は、最外径部の移動状態によって内筒の移動状態を把握することができる。
好ましい一態様によれば、前記内筒は、前記挿入方向において三等分した複数の領域を有し、前記複数の領域は、前記挿入方向の前側に位置する前側領域と、前記挿入方向の後側に位置する後側領域と、前記前側領域と前記後側領域の間に位置する中央領域と、を有し、前記最外径部は、前記前側領域のみに配置されてよい。本態様によれば、最外径部を有する前側領域を目立たせることができる。前側領域は、吸収体と隣接する領域である。前側領域が目立つことにより、使用者が内筒と吸収体の境界をより把握し易くなる。
好ましい一態様によれば、前記内筒の前記前端における外径は、前記吸収体の前記後端における外径よりも小さくてよい。本態様によれば、挿入方向(軸方向)における内筒の前端を挟んだ両側には、吸収体の後端と内筒の最外径部が配置されている。吸収体の後端及び内筒の最外径部は、いずれも内筒の前端よりも外径が大きい。内筒の前端は、挿入方向において大きな径の部分に挟まれているため、目立ちやすい。よって、使用者が内筒と吸収体の境界をより把握し易くなる。
好ましい一態様によれば、前記内筒の前記最外径部における厚みは、前記内筒の前記前端における厚みよりも厚くてよい。最外径部は、その厚みが比較的厚く、濃くなる。一方、内筒の前端は、その厚みが比較的薄く、薄くなる。内筒に濃さが異なる部分があるため、使用者が内筒の動きをより把握し易い。また、最外径部は、濃いため、目立ちやすい。使用者は、最外径部の移動状態によって内筒の移動状態をより適切に把握することができる。
好ましい一態様によれば、前記外筒は、使用時に使用者が指で把持するための把持部を有し、前記把持部は、前記外筒の径方向の外側に膨らむ外筒凸部を有し、前記外筒凸部が設けられた領域の前記外筒の厚みが厚くてよい。本態様によれば、外筒凸部が設けられた領域は、その厚みが厚く、周囲の領域よりも濃い色となる。また、外筒凸部は、径方向の外側に膨らんでおり、使用者が視覚及び触覚によって認識し易い。使用者が把持部を把握し易くなり、操作性を向上できる。
好ましい一態様によれば、前記吸収体から前記挿入方向の後側に延出する紐部が設けられており、前記紐部の少なくとも一部は、前記内筒内に配置されており、前記紐部は、前記内筒の外側から視認可能に構成されてよい。本態様によれば、吸収体の紐部は、使用後に吸収体を体内から取り出す際に使用者が把持する部分である。使用者は、紐部の存在及び動きを内筒の外側から把握でき、操作性に対する安心感を得ることができる。
好ましい一態様によれば、前記内筒は、前記内筒の周囲の領域の厚みよりも厚い厚みを有する内筒厚部を有してよい。内筒厚部は、その厚みが厚く、周囲の領域よりも濃い色となる。内筒に濃い部分と薄い部分が設けられることにより、内筒全体が同じ濃さの構成と比較して、使用者が、内筒の動きを把握し易くなる。よって、操作性を向上できる。
好ましい一態様によれば、前記内筒厚部は、前記内筒の径方向の外側に膨らむ内筒凸部を有し、前記内筒凸部は、前記吸収体が前記外筒外に押し出される位置まで前記内筒が挿入方向に移動した押し出し状態において、前記外筒の前記挿入方向の後端に係止してよい。本態様によれば、吸収体が前記外筒外に押し出される位置まで内筒が移動した押し出し状態において、内筒凸部を介して内筒を外筒に係止できる。よって、使用者は、適切な位置まで内筒を挿入できたことを把握できる。また、一旦係止した内筒凸部が元に戻る方向へ移動しないように構成することで、体内からコンパクトに外筒及び内筒を取り出すことができる。
好ましい一態様によれば、前記外筒は、前記挿入方向の前端に設けられた押し出し開口と、前記押し出し開口を囲む複数の花弁状部分と、を有し、前記内筒は、前記押し出し状態において、前記複数の花弁状部分間の隙間と厚み方向に重なってよい。本態様によれば、押し出し状態において、外筒の外側から内筒を視認できる。使用者は、内筒を視認することによって適切な位置まで内筒を押し出す操作ができたこと、及び使用済み(吸収体が排出された後)であることを把握できる。
好ましい一態様によれば、前記外筒及び前記内筒は、寒色系の色であってよい。経血は、暖色系の色であり、寒色系に対して目立ち易い。近年、一旦使用した外筒及び内筒を洗浄し、繰り返し使用する試みが検討されている。このとき、外筒及び内筒が寒色系であることにより、使用者が経血の付着状態を把握し易い。
好ましい一態様によれば、前記外筒は、生分解性プラスチック又は植物性プラスチックによって構成されてよい。一旦使用した外筒及び内筒を洗浄し、繰り返し使用する際には、経血で汚れやすい外筒のみを交換することができる。このとき、外筒は、生分解性プラスチック又は植物性プラスチックによって構成されていることにより、廃棄する場合のごみを削減できる。
(2)実施形態に係る生理用タンポン
以下、図面を参照して、実施形態に係る生理用タンポンについて説明する。図1は、生理用タンポンの側面図であり、図2は、生理用タンポンを構成する部材の側面図である。図3は、生理用タンポン1の使用状態を説明するための図である。生理用タンポン1は、アプリケータ10と、吸収体40と、を備える。アプリケータ10は、外筒20と内筒30とを有している。外筒20及び内筒30は、内部に中空部を有する筒形状である。なお、本実施の形態に係る外筒20及び内筒30の断面形状は、正円形であるが、本発明に係る外筒20及び内筒30の断面形状は、膣内に挿入し易い形状であればよく、例えば、楕円形であってもよい。外筒20及び内筒30は、ポリエチレン、ポリプロピレン等のポリオレフィン系樹脂、または表面をポリオレフィンフィルムでラミネートした厚紙によって全体が形成されている。
外筒20の内部には、吸収体40が収容されている。吸収体40には、紐部41が連結されている。紐部41は、吸収体40の後端402から挿入方向Sの後側に延出している。紐部41の少なくとも一部は、内筒30内に配置されている。紐部41の一端(挿入方向Sの前端)は、吸収体40に連結され、紐部41の他端(挿入方向Sの後端)は、内筒30よりも挿入方向Sの後側に延びている。使用者は、着用状態において紐部41を引くことにより、吸収体40を体内から引き出すことができる。挿入方向Sは、外筒20が体内に挿入される方向、及び内筒30が押圧される方向であり、内筒30及び外筒20の軸方向に沿っている
外筒20は、吸収体40の少なくとも一部を収容するように構成されている。外筒20は、挿入方向Sの前端201と、挿入方向Sの後端202と、を有する。外筒20の前端201には、押し出し開口21が設けられている。押し出し開口21には、吸収体40が押し出される際に径方向外側に向けて変形する花弁状部分22が形成されている。花弁状部分22は、押し出し開口21を囲んで複数配置されている。花弁状部分22は、常時、押し出し開口21の縁部で閉となっているが、図3(c)に示すように、内筒30によって吸収体40が押し出されるときに吸収体40によって押し広げられて開口する。これにより、吸収体40が外筒20から押し出され、吸収体40を体内に挿入することができる。
外筒20は、使用者が指で把持するための把持部23を有する。把持部23は、外筒20の後端202側に位置する。把持部23は、外筒20の最大外径よりも小径である。把持部23には、内筒30の前端301が挿入されている。内筒30の前端301は、吸収体40に対向して配置されている。把持部23は、外筒20の径方向の外側に膨らむ外筒凸部24を有してよい。外筒凸部24は、径方向に延びる曲線状であり、外筒の周方向に間隔を空けて配置されている。また、外筒凸部24は、挿入方向Sに間隔を空けて複数列(本実施の形態では4列)で配置されている。
内筒30は、吸収体40を外筒20から押し出すように外筒20内に挿入方向Sに沿って挿入される。内筒30は、外筒20の把持部23に係合するように構成されており、挿入方向Sに沿って外筒20に対してスライド移動可能である。内筒30は、内筒30の外径が最大となる最外径部33を有している。本実施の形態の最外径部33は、内筒30の外周面25において径方向の外側に突出した突起が設けられた部分である。突起は、内筒30の周方向全体に設けられている。最外径部33は、外筒20の内側に配置されており、外筒20の把持部23に引っかかり、外筒20の後端202から内筒30が抜けることを防止する。なお、内筒30と外筒20とが係合した状態とは、それぞれの少なくとも一部が引っかかって所定方向への規制された状態や、それぞれの少なくとも一部が嵌合し、所定方向への移動が規制された状態である。
次いで、このように構成された生理用タンポン1の使用方法について、図3を参照して説明する。使用前には、図3(a)に示すように、外筒20内には、吸収体40と、内筒30の一部と、が収納されている。使用時には、図3(a)に示すように、吸収体40が外筒20内に収容された状態で、外筒20を膣口内に挿入する。そして、外筒20の把持部23が膣口近傍に到達した状態で、使用者は、外筒20を挿入方向Sに移動しないように把持部23を把持しつつ、内筒30を挿入方向Sに押圧する。これにより、図3(b)に示すように、内筒30の前端301が吸収体40の後端402に当接する。使用者が、図3(b)に示す状態から更に内筒30を押圧すると、内筒30及び吸収体40が挿入方向Sに移動し、吸収体40によって外筒20の花弁状部分22が広げられ、外筒20の押し出し開口21から吸収体40が突出する(図3(c)参照)。図3(c)に示す状態から使用者が更に内筒30を押圧すると、吸収体40の全体が外筒20外に押し出される。図3(d)は、吸収体40が外筒外に押し出される位置まで内筒が挿入方向に移動した押し出し状態を示している。吸収体40の全体が外筒20外に押し出された状態で、アプリケータ10のみを膣内から取り出すことで、吸収体40を膣内に配置することができる。
本実施の形態の生理用タンポン1は、使用者が外筒20の外側から外筒20内部の状態を把握し易く構成されている。次いで、外筒20内部の状態を視認し易くする構成について詳細に説明する。外筒20の光線透過率は、30%以上である。なお、光線透過率は、周知の方法で測定するとよい。例えば、日本電色工業株式会社製の測色色差計又はそれと同等のものを用いて、JIS K 7375に準拠して測定できる。発明者による試行の結果、外筒20の光線透過率が30%以上である場合、使用者は、外筒20の外側から外筒20内部を視認可能となることがわかった。なお、本実施の形態における「視認可能」とは、昼白色(色温度目安 4600~5400 K(ケルビン))で明るく照明された室内(目安:500~750 lx(ルクス))で約30~50cmの距離で、良好な視力(1.0以上)を両眼に有する被験者が対象物を見たときに視認できる事を意味している。外筒20は、外部から内部を視認可能であればよく、透明であってもよいし、半透明であってもよい。
生理用タンポンは、吸収体40が外筒20内に挿入された状態において、外筒20と吸収体40が厚み方向に重なる第1領域R1と、外筒20と内筒30が厚み方向に重なる第2領域R2と、を有する。L*a*b*色空間における第1領域R1の外筒20の外周面25の色差と、L*a*b*色空間における第2領域R2の外筒20の外周面25の色差、の差は、6.5以上であり、より好ましくは、7.0以上であってよい。発明者による試行の結果、2つの領域を比べた際に領域の差が6.5以上であることにより、使用者は、2つの領域を区別して認識し易いことがわかった。第1領域R1の外筒20の外周面25の色差と第2領域R2の外筒20の外周面25の色差の差が6.5以上であるため、使用者は、吸収体40が配置された領域と内筒30が配置された領域を区別して認識できる。そのため、外筒20内における吸収体40の位置や状態、及び外筒20内における内筒30の位置や状態を把握し易い。使用者は、外筒20内部の状態を容易に把握できるため、例えば、使用前に、内筒30をどの程度押圧することによって吸収体40が移動すること等、操作時における外筒20内部の状態を把握できる。使用前に生理用タンポンの操作に対する不安を払拭することにより、実際の使用時に安心感を得ることができるとともに、適切かつ容易に操作することができ、操作性を向上できる。
ここで、色差は、「色差」は、測定対象となる2点(2つの領域)について市販の測色器を用いて測色を行い、JIS Z 8729に規定されるCIE1976(L*a*b*)色空間に基づいて数値化した値を比較することによって求めることができる。色差測定器は、例えば、Konica Minolta社製 CR-300を用いることができ、測定機器の光源としては、C光源(国際照明委員会(CIE)の規格)を用いることができる。具体的に、測定対象たる2点間のL*値の差がΔL*、a*の差がΔa*、b*値の差がΔb*であるときに、色差ΔE=[(ΔL*)2+(Δa*)2+(Δb*)2]1/2によって求められる。第1領域R1の外筒20の外周面25の色差及び第2領域R2の外筒20の外周面25の色差は、白色基準板に対する色差である。白色基準板は、(X95.478、a5.106、b-4.974)でlab0に設定する。白色基準板の上に、ADVANTECの濾紙(100×100mm, Quantity1000)を2枚重ねた状態で、測定対象を載せる。なお、測定対象が円筒形状である場合には、円筒を軸方向に沿って切断し、平らにする。測定機器の光源としては、C光源(国際照明委員会(CIE)の規格)を用いることができる。測定機器の測定窓の直径は、40mmである。ここでLは、明るさを指標する値であり、a、bは、色度の平面座標である。白色基準板のLab値をL0、a0、b0とし、対象サンプルのL1、a1、b1とすると、ΔL=L0-L1、Δa=a0- a1、Δb=b0- b1によって算出できる。5本分測定して、その平均値を色差としている。また、第1領域の外筒の外周面の色差と、第2領域の外筒の外周面の色差と、の差は、第1領域の外筒の外周面の色差をΔE1とし、第2領域の外筒の外周面の色差をΔE2とし、ΔE1-ΔE2の絶対値によって算出できる。また、第1領域R1及び第2領域R2は、図3に示すように、生理用タンポン1の操作過程、すなわち外筒20と内筒30の相対位置によって変化する。そのため、第1領域R1及び第2領域R2についての構成は、いずれかの操作過程において構成を満たしていればよい。
第1領域R1の外筒20の外周面25の色差と第2領域R2の外筒20の外周面25の色差の差が6.5以上となる形態としては、吸収体40が着色され、かつ吸収体40と異なる色で内筒30が着色されている構成、吸収体40が着色され、かつ内筒30が着色されていない構成、吸収体40が着色されてなく、内筒30が着色された構成を例示できる。着色する構成は、原料自体に顔料等を練り込むことによって形成してもよいし、インク等による印刷によって二次的に形成してもよい。外筒20は、着色されずに、白色又は透明であってよい。本実施の形態の吸収体40及び外筒20は、白色であり、内筒30は、青色である。
第2領域R2において、内筒30は、外筒20内に配置されており、内筒30の外径D30は、外筒20の内径よりも小さい。第2領域R2において、内筒30の外径D30は、外筒20の外径D20に対する50%以上80%以下であってよい。なお、内筒30の外径D30及び外筒20の外径D20が変化する形態にあっては、第2領域R2における内筒30の最小の外径D30が、第2領域R2における外筒20の最大の外径D20に対する50%以上80%以下であればよい。内筒30の外径D30が外筒20の外径D20に対する80%以下であるため、使用者が第2領域R2において外筒20と内筒30を区別し易く、外筒20内における内筒30の位置や状態を把握し易い。また、内筒30の外径D30が外筒20の外径D20に対する50%以上であるため、内筒30の外径D30が小さすぎることに起因する内筒30の視認性の悪化を抑制でき、使用者が第2領域R2において内筒30を視認し易い。
図2に示すように、内筒30の挿入方向Sの前端における外径D301は、吸収体40の挿入方向Sの後端における外径D402と異なってよい。内筒30の前端301における外径D301と吸収体40の後端402における外径とが異なるため、使用者が内筒30と吸収体40の境界を把握し易い。より詳細には、生理用タンポン1の操作過程では、図3(b)及び(c)に示すように、内筒30の前端301と吸収体40の後端402とが当接する。このとき、内筒30の前端301における外径D301と吸収体40の後端402における外径D402とが異なるため、使用者が吸収体40と内筒30の境界を把握し易い。よって、使用者は、外筒20内部における吸収体40及び内筒30のそれぞれの動きを容易に把握でき、操作性に対する安心感を得ることができる。
内筒30の最外径部33は、内筒30の前端301と離間してよい。すなわち、内筒30の前端301の外径D301は、内筒30の最外径部33の外径と異なっており、内筒30の最外径部33の外径よりも小さい。内筒30の外径が変化しているとともに、内筒30の前端301から離れた位置に最外径部33が設けられているため、最外径部33が目立ち易い。最外径部33は、外筒20内に配置されており、使用者は、最外径部33の移動状態によって外筒20内部における内筒30の移動状態を把握することができる。また、本実施の形態の内筒30は、最外径部33から内筒30の前端301に向かって徐々に径が小さくなっている。最外径部33と前端301との間における内筒の側面視における外周面は、前端301に向かって先細り形状である。当該構成によれば、内筒30の前端301を目立たせることができ、使用者が吸収体40と内筒30の境界をより把握し易くなる。
図2(b)に示すように、内筒30は、挿入方向Sにおいて三等分した複数の領域を有する。複数の領域は、挿入方向Sの前側に位置する前側領域R31と、挿入方向の後側に位置する後側領域R32と、前側領域R31と後側領域R32の間に位置する中央領域R33と、を有する。前側領域R31の挿入方向に沿った長さ、後側領域R32の挿入方向Sに沿った長さ、及び中央領域R33の挿入方向Sに沿った長さは、同じである。前側領域R31は、内筒30の前端301を含む領域であり、後側領域R32は、内筒30の後端302を含む領域である。最外径部33は、前側領域R31のみに配置されており、後側領域R32及び中央領域R33に設けられていなくてよい。当該構成によれば、最外径部33を有する前側領域R31を目立たせることができる。前側領域R31は、吸収体40と隣接する領域である。前側領域R31が目立つことにより、使用者が内筒30と吸収体40の境界をより把握し易くなる。
内筒30の前端301における外径D301は、吸収体40の後端402における外径D402と異なってよい。当該構成によれば、使用者が吸収体40と内筒30の境界をより把握し易くなる。また、好適には、内筒30の前端301における外径D301は、吸収体40の後端402における外径D402よりも小さくてよい。挿入方向(軸方向)における内筒30の前端301を挟んだ両側には、吸収体40の後端402と内筒30の最外径部33が配置されている。吸収体40の後端402及び内筒30の最外径部33は、いずれも内筒30の前端301よりも外径が大きい。内筒30の前端301は、挿入方向Sにおいて大きな径の部分に挟まれているため、目立ちやすい。よって、使用者が内筒30と吸収体40の境界をより把握し易くなる。
内筒30の厚みは、変化してよい。内筒30の厚みは、内筒30の外周面35と内周面36との厚み方向の距離である。内筒の厚みが変化することにより、濃く見える部分と薄く見える部分が設けられ、使用者が内筒30の移動状態をより把握し易くなる。好適には、図2(b)に示すように、内筒30の最外径部33における厚みT33は、内筒30の前端301における厚みT301よりも厚くてよい。当該構成によれば、最外径部33は、その厚みが比較的厚く、濃く見える。一方、内筒30の前端301は、その厚みが比較的薄く、薄く見える。より詳細には、内筒30が透明又は半透明の場合には、その厚みが厚いほど光線透過率が低くなり、透け難い。また、白色の場合や着色された場合には、その厚みが厚いほど、色が濃くなる。内筒30に濃さが異なる部分があるため、使用者が内筒30の動きをより把握し易い。また、最外径部33は、濃いため、目立ちやすい。使用者は、最外径部33の移動状態によって内筒30の移動状態をより適切に把握することができる。また、最外径部33の外周面は、内筒30の前端301における外周面よりも径方向の外側に位置し、外筒20の外周面25に近い。そのため、外筒20の外側から視認した際に、使用者は、最外径部33をより濃く認識できる。そのため、使用者は、最外径部33の移動状態によって内筒30の移動状態をより適切に把握することができる。
同様に、外筒20の厚みは、変化してよい。外筒20の厚みは、外筒20の外周面25と内周面26との厚み方向の距離である。外筒20の厚みが変化することにより、内部に収容した内筒30及び吸収体40を視認し易い部分と視認し難い部分を設けることができ、使用者が外筒20内における内筒30等の相対的な位置を把握し、内筒30等の移動状態をより把握し易くなる。好適には、図2(a)に示すように、外筒凸部24が設けられた領域の外筒20の厚みT24は、把持部23における外筒凸部以外の領域の外筒20の厚みT23よりも厚くてよい。外筒凸部24が設けられた領域は、その厚みが厚く、周囲の領域よりも濃い色となる。また、外筒凸部24は、径方向の外側に膨らんでおり、使用者が視覚及び触覚によって認識し易い。使用者が把持部23を把握し易くなり、操作性を向上できる。
紐部41は、外筒20の外側から視認可能に構成されてよい。紐部41は、使用後に吸収体を体内から取り出す際に使用者が把持する部分である。使用者は、紐部41の存在及び動きを内筒30の外側から把握でき、操作性に対する安心感を得ることができる。好適には、第2領域R2において、紐部41は、外筒20の外側から視認可能であってよい。使用者は、操作時における紐部41の位置や状態を把握でき、操作性に対する安心感をより得ることができる。
内筒30は、内筒30の周囲の領域の厚みよりも厚い厚みを有する内筒厚部37を有している。内筒厚部37は、上述した最外径部33によって構成されていてもよいし、最外径部33とは別の部分によって構成されていてよい。本実施の形態の内筒厚部37は、最外径部33と、内筒30の径方向の外側に膨らむ内筒凸部38と、を有する。内筒凸部38は、第1内筒凸部381と第2内筒凸部382を有する。第1内筒凸部381は、内筒30の後側領域R32に設けられ、ハート柄の装飾部を構成している。第2内筒凸部382は、内筒30の後端302に設けられている。第2内筒凸部382は、第1内筒凸部381よりも径方向の外側に膨らんでいる。内筒厚部は、その厚みが厚く、周囲の領域よりも濃い色となる。内筒30に濃い部分と薄い部分が設けられることにより、内筒30全体が同じ濃さの構成と比較して、使用者が、内筒30の動きを把握し易くなる。よって、操作性を向上できる。
内筒凸部38は、図3(d)に示す押し出し状態において、外筒20の後端202に係止してよい。押し出し状態において、内筒凸部38を介して内筒30を外筒20に係止できる。よって、使用者は、適切な位置まで内筒を挿入できたことを把握できる。また、一旦係止した内筒凸部38が元に戻る方向へ移動しないように構成することで、体内からコンパクトに外筒及び内筒を取り出すことができる。
図3(d)に示すように、内筒は、押し出し状態において、複数の花弁状部分22間の隙間と厚み方向に重なってよい。押し出し状態において、外筒20の外側から内筒30を視認できる。使用者は、内筒30を視認することによって適切な位置まで内筒を押し出す操作ができたこと、及び使用済み(吸収体が排出された後)であることを把握できる。
外筒20及び内筒30は、寒色系の色であってよい。経血は、暖色系の色であり、寒色系に対して目立ち易い。近年、一旦使用した外筒20及び内筒30を洗浄し、繰り返し使用する試みが検討されている。このとき、外筒20及び内筒30が寒色系であることにより、使用者が経血の付着状態を把握し易い。なお、寒色系の色は、寒い印象を与える色、すなわち、青またはそれに近い色である。また、寒色系の色は、青緑~青~紫みの青の色相であってもよい。また、青色は、CIE L*a*b*色空間における以下のaおよびbの値、-20≦a≦40およびb≦-50、好ましくは-15≦a≦30およびb≦-60、特に-10≦a≦20およびb<-65の色である。
外筒20は、生分解性プラスチック又は植物性プラスチックによって構成されてよい。一旦使用した外筒20及び内筒30を洗浄し、繰り返し使用する際には、経血で汚れやすい外筒のみを交換することができる。このとき、外筒20は、生分解性プラスチック又は植物性プラスチックによって構成されていることにより、廃棄する場合のごみを削減できる。ここで、生分解性プラスチックとしては、ポリヒドロキシブチレート、ポリヒドロキシヘキサノエート、ポリ乳酸、ポリカプロラクトン、ポリカプロラクトン、ポリブチレンサクシネート、ポリアジペート、ポリカーボネート、ポリエチレンテレフタレート、ポリブチレンアジペート、ポリテトラメチレンアジペート、ポリエチレンサクシネート、ポリビニールアルコール、ポリグリコール酸などを例示できる。また、植物性プラスチックとしては、トウモロコシやサトウキビ植物などのバイオマス資源を原料としたプラスチック(非石油由来)を例示できる。
以上、上述の実施形態を用いて本発明について詳細に説明したが、当業者にとっては、本発明が本明細書中に説明した実施形態に限定されるものではないということは明らかである。本発明は、特許請求の範囲の記載により定まる本発明の趣旨及び範囲を逸脱することなく修正及び変更態様として実施することができる。したがって、本明細書の記載は、例示説明を目的とするものであり、本発明に対して何ら制限的な意味を有するものではない。
本態様によれば、外筒内部の状態を把握し易くすることで、安心感を付与するとともに、操作性を向上できる生理用タンポンを提供する。
1 :生理用タンポン、2 :外筒、3 :内筒、10 :アプリケータ、20 :外筒、201 :外筒の前端、202 :外筒の後端、21 :押し出し開口、22 :花弁状部分、23 :把持部、24 :外筒凸部、30 :内筒、301 :内筒の前端、302 :内筒の後端、33 :最外径部、35 :外周面、36 :内周面、37 :内筒厚部、38 :内筒凸部、40 :吸収体、41 :紐部、R1 :第1領域、R2 :第2領域、R31 :前側領域、R32 :後側領域、R33 :中央領域、S :挿入方向、T :厚み方向

Claims (12)

  1. 吸収体と、前記吸収体の少なくとも一部を収容する外筒と、前記吸収体を前記外筒から押し出すように前記外筒内に挿入方向に沿って挿入される内筒と、を有する生理用タンポであって、
    前記外筒の光線透過率は、30%以上であり、
    前記生理用タンポンは、前記外筒と前記吸収体が厚み方向に重なる第1領域と、前記外筒と前記内筒が前記厚み方向に重なる第2領域と、を有し、
    L*a*b*色空間における前記第1領域の前記外筒の外周面の白色基準板に対する色差と、L*a*b*色空間における前記第2領域の前記外筒の外周面の前記白色基準板に対する色差、の差は、6.5以上であり、
    前記内筒は、前記内筒の外径が最大となる最外径部を有し、
    前記最外径部は、前記内筒の前記挿入方向の前端である内筒前端と離間しており、
    前記内筒前端における外径は、前記吸収体の前記挿入方向の後端における外径よりも小さく、
    前記最外径部と前記内筒前端との間における前記内筒の側面視における外周面は、前記内筒前端に向かって先細り形状である、生理用タンポン。
  2. 前記内筒は、前記挿入方向において三等分した複数の領域を有し、
    前記複数の領域は、前記挿入方向の前側に位置する前側領域と、前記挿入方向の後側に位置する後側領域と、前記前側領域と前記後側領域の間に位置する中央領域と、を有し、
    前記最外径部は、前記前側領域のみに配置されている、請求項に記載の生理用タンポン。
  3. 前記内筒の前記最外径部における厚みは、前記内筒前端における厚みよりも厚い、請求項1又は請求項2に記載の生理用タンポン。
  4. 前記内筒前端における外径は、前記内筒の前記挿入方向の後端の外径よりも小さい、請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の生理用タンポン。
  5. 前記第2領域において、前記内筒の外径は、前記外筒の外径に対する50%以上80%以下である、請求項1から請求項4のいずれか1項に記載の生理用タンポン。
  6. 前記外筒は、使用時に使用者が指で把持するための把持部を有し、
    前記把持部は、前記外筒の径方向の外側に膨らむ外筒凸部を有し、
    前記外筒凸部が設けられた領域の前記外筒の厚みは、前記把持部における前記外筒凸部以外の領域の前記外筒の厚みよりも厚い、請求項1から請求項のいずれか1項に記載の生理用タンポン。
  7. 前記吸収体から前記挿入方向の後側に延出する紐部が設けられており、
    前記紐部の少なくとも一部は、前記内筒内に配置されており、
    前記紐部は、前記内筒の外側から視認可能に構成されている、請求項1から請求項のいずれか1項に記載の生理用タンポン。
  8. 前記内筒は、前記内筒の周囲の領域の厚みよりも厚い厚みを有する内筒厚部を有する、請求項1から請求項のいずれか1項に記載の生理用タンポン。
  9. 前記内筒厚部は、前記内筒の径方向の外側に膨らむ内筒凸部を有し、
    前記内筒凸部は、前記吸収体が前記外筒外に押し出される位置まで前記内筒が前記挿入方向に移動した押し出し状態において、前記外筒の前記挿入方向の後端に係止する、請求項に記載の生理用タンポン。
  10. 前記内筒は、前記挿入方向において三等分した複数の領域を有し、
    前記複数の領域は、前記挿入方向の前側に位置する前側領域と、前記挿入方向の後側に位置する後側領域と、前記前側領域と前記後側領域の間に位置する中央領域と、を有し、
    前記内筒厚部は、前記最外径部と、前記内筒凸部と、を有し、
    前記最外径部は、前記前側領域に設けられ、
    前記内筒凸部は、前記後側領域に設けられている、請求項9に記載の生理用タンポン。
  11. 前記外筒は、前記挿入方向の前端に設けられた押し出し開口と、前記押し出し開口を囲む複数の花弁状部分と、を有し、
    前記内筒は、前記押し出し状態において、前記複数の花弁状部分間の隙間と厚み方向に重なっている、請求項1に記載の生理用タンポン。
  12. 前記外筒及び前記内筒は、寒色系の色である、請求項1から請求項1のいずれか1項に記載の生理用タンポン。
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