JP2012182090A - 燃料電池システム及びその運転方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】簡単な構成及び工程で、無駄に廃棄される燃料ガスを可及的に削減させることができ、効率的な発電を行うことを可能にする。
【解決手段】燃料電池システム10は、複数の燃料電池11が積層された燃料電池スタック12を備える。燃料電池スタック12は、酸化剤ガス出口連通孔26bと燃料ガス出口連通孔30bとを連通させる連結流路86と、前記連結流路86に配置される開閉弁88とを備える。燃料電池システム10は、運転停止時に燃料ガス通路34から連結流路86を通って酸化剤ガス通路32に燃料ガスを供給する一方、運転起動時に前記酸化剤ガス通路32に前記酸化剤ガスを供給し、該酸化剤ガス通路32から前記連結流路86を通って前記燃料ガス通路34に前記燃料ガスを戻すように制御するコントローラ19を備える。
【選択図】図1

Description

本発明は、電解質膜の両側にカソード電極及びアノード電極を設けた電解質膜・電極構造体を有する燃料電池が、複数積層されるとともに、前記燃料電池のカソード側に酸化剤ガスを供給する酸化剤ガス通路と、前記燃料電池のアノード側に燃料ガスを供給する燃料ガス通路と、前記酸化剤ガスを前記燃料電池の積層方向に流通させる酸化剤ガス連通孔と、前記燃料ガスを前記積層方向に流通させる燃料ガス連通孔とを有する燃料電池スタックを備える燃料電池システム及びその運転方法に関する。
例えば、固体高分子型燃料電池は、高分子イオン交換膜からなる電解質膜の両側に、それぞれアノード電極及びカソード電極を設けた電解質膜・電極構造体(MEA)を、一対のセパレータによって挟持している。
一方のセパレータと電解質膜・電極構造体との間には、アノード電極に燃料ガスを供給するための燃料ガス流路が形成されるとともに、他方のセパレータと前記電解質膜・電極構造体との間には、カソード電極に酸化剤ガスを供給するための酸化剤ガス流路が形成されている。さらに、各燃料電池を構成し、互いに隣接するセパレータ間には、電極範囲内に冷却媒体を流すための冷却媒体流路が形成されている。
この種の燃料電池では、発電時に水が生成されており、発電が停止されると、酸化剤ガス流路及び燃料ガス流路の下流側に生成水が滞留し易い。そして、燃料電池の停止時に、酸化剤ガス流路及び燃料ガス流路に空気による掃気が行われる場合、起動時に、特に前記酸化剤ガス流路の下流側で高電位によりカソード側電極の劣化が惹起されるという問題がある。
そこで、例えば、特許文献1に開示されている燃料電池発電設備用水素不動態化運転停止システムが知られている。このシステムは、図14に示すように、電解質1aの両側にアノード触媒1b及びカソード触媒1cが設けられた燃料電池1を備えている。
燃料電池1のアノード触媒1bに水素燃料を供給するアノード流路2は、燃料源2aが配設される水素燃料供給ライン2bと、前記アノード触媒1bの出口側に連通する水素燃料排出ライン2cとを有している。水素燃料供給ライン2b及び水素燃料排出ライン2cには、弁3a、3bが配設されている。
燃料電池1のカソード触媒1cに酸化剤を供給するカソード流路4は、酸化剤源4aが配設される酸化剤供給ライン4bと、前記カソード触媒1cの出口側に連通する酸化剤排出ライン4cとを有している。酸化剤供給ライン4bには、圧縮機4d及び弁3cが配設されるとともに、酸化剤排出ライン4cには、弁3dが配設されている。
水素燃料供給ライン2bと酸化剤供給ライン4bとには、連結ライン5の両端が連通するとともに、前記連結ライン5に弁3eが配設されている。弁3eが開放されることにより、アノード流路2とカソード流路4との間で水素燃料の流れが許容されている。
そこで、燃料電池1の運転停止中には、弁3eが開放されてアノード流路2から連結ライン5を通ってカソード流路4に水素燃料が流通し、前記アノード流路2及び前記カソード流路4は、前記水素燃料により満たされている。
特表2007−534108号公報
しかしながら、上記の特許文献1では、燃料電池1を起動させる際に、カソード側に満たされている水素燃料が、カソード触媒1cの出口側に連通する酸化剤排出ライン4cに排出されてしまう。これにより、水素燃料が無駄に廃棄されるため、経済的ではないという問題がある。しかも、水素燃料が外部に排出されるため、この水素燃料を希釈しなければならず、希釈器が相当に大型化するという問題がある。
本発明はこの種の問題を解決するものであり、簡単な構成及び工程で、無駄に廃棄される燃料ガスを可及的に削減させることができ、効率的な発電を行うことが可能な燃料電池システム及びその運転方法を提供することを目的とする。
本発明は、電解質膜の両側にカソード電極及びアノード電極を設けた電解質膜・電極構造体を有する燃料電池が、複数積層されるとともに、前記燃料電池のカソード側に酸化剤ガスを供給する酸化剤ガス通路と、前記燃料電池のアノード側に燃料ガスを供給する燃料ガス通路と、前記酸化剤ガスを前記燃料電池の積層方向に流通させる酸化剤ガス連通孔と、前記燃料ガスを前記積層方向に流通させる燃料ガス連通孔とを有する燃料電池スタックを備える燃料電池システム及びその運転方法に関するものである。
燃料電池スタックは、酸化剤ガス連通孔と燃料ガス連通孔とを連通させる連結流路と、前記連結流路に配置され、該連結流路を開放及び閉塞させる切り換え装置とを備えている。
そして、この燃料電池システムは、運転停止時に燃料ガス通路から連結流路を通って酸化剤ガス通路に燃料ガスを供給し、前記酸化剤ガス通路に残存する酸化剤ガスを前記燃料ガスと置換させるとともに、運転起動時に前記酸化剤ガス通路に前記酸化剤ガスを供給し、該酸化剤ガス通路から前記連結流路を通って前記燃料ガス通路に前記燃料ガスを戻すように制御する制御装置を備えている。
また、この燃料電池システムでは、酸化剤ガス連通孔は、酸化剤ガス入口連通孔及び酸化剤ガス出口連通孔を有するとともに、燃料ガス連通孔は、燃料ガス入口連通孔及び燃料ガス出口連通孔を有し、連結流路は、前記酸化剤ガス出口連通孔と前記燃料ガス出口連通孔、前記酸化剤ガス入口連通孔と前記燃料ガス入口連通孔、前記酸化剤ガス出口連通孔と前記燃料ガス入口連通孔、又は前記酸化剤ガス入口連通孔と前記燃料ガス出口連通孔とを連通させることが好ましい。
さらに、この運転方法では、燃料電池システムの運転停止時に、燃料ガス通路から連結流路を通って酸化剤ガス通路に燃料ガスを供給し、前記酸化剤ガス通路に残存する酸化剤ガスを前記燃料ガスと置換させる工程と、前記酸化剤ガス通路を含むカソード流路系を封止する工程とを有している。
一方、燃料電池システムの運転起動時に、酸化剤ガス通路に酸化剤ガスを供給し、前記酸化剤ガス通路から連結流路を通って燃料ガス通路に燃料ガスを戻す工程と、前記酸化剤ガス通路に前記酸化剤ガスを供給するとともに、前記燃料ガス通路に前記燃料ガスを供給し、燃料電池スタックの発電を開始する工程とを有している。
さらにまた、この運転方法では、酸化剤ガス連通孔は、酸化剤ガス入口連通孔及び酸化剤ガス出口連通孔を有するとともに、燃料ガス連通孔は、燃料ガス入口連通孔及び燃料ガス出口連通孔を有し、連結流路は、前記酸化剤ガス出口連通孔と前記燃料ガス出口連通孔、前記酸化剤ガス入口連通孔と前記燃料ガス入口連通孔、前記酸化剤ガス出口連通孔と前記燃料ガス入口連通孔、又は前記酸化剤ガス入口連通孔と前記燃料ガス出口連通孔とを連通させることが好ましい。
本発明では、運転停止時に、酸化剤ガス通路に燃料ガスが満たされており、運転起動時に、前記酸化剤ガス通路内の前記燃料ガスは、酸化剤ガスに押し出されて燃料ガス通路に戻されている。このため、酸化剤ガス通路内の燃料ガスを無駄にすることがなく、発電用に利用することが可能になる。これにより、簡単な構成及び工程で、廃棄される燃料ガスを可及的に削減させることができ、効率的な発電を確実に行うことが可能になる。
本発明の第1の実施形態に係る燃料電池システムの概略構成図である。 前記燃料電池システムを構成する燃料電池の分解斜視説明図である。 前記燃料電池が積層される燃料電池スタックの斜視説明図である。 本発明の運転方法の中、停止時の処理を説明するフローチャートである。 前記停止時のシステム説明図である。 停止後の処理を示すシステム説明図である。 本発明の運転方法の中、起動時の処理を説明するフローチャートである。 前記起動時のシステム説明図である。 前記燃料電池スタック内のガス流れ説明図である。 本発明の第2の実施形態に係る燃料電池システムの概略構成図である。 本発明の第3の実施形態に係る燃料電池システムの概略構成図である。 本発明の第4の実施形態に係る燃料電池システムの概略構成図である。 本発明の第5の実施形態に係る燃料電池システムの概略構成図である。 特許文献1のシステムの概略説明図である。
図1に示すように、本発明の第1の実施形態に係る運転方法が実施される燃料電池システム10は、例えば、燃料電池電気自動車等の燃料電池車両に搭載される車載用燃料電池システムを構成する。
燃料電池システム10は、複数の燃料電池11が積層される燃料電池スタック12と、前記燃料電池スタック12に酸化剤ガスを供給する酸化剤ガス供給装置14と、前記燃料電池スタック12に燃料ガスを供給する燃料ガス供給装置16と、前記燃料電池スタック12に冷却媒体を供給するための冷却媒体供給装置18と、前記燃料電池システム10全体の制御を行うコントローラ(制御装置)19とを備える。
図2に示すように、燃料電池11は、電解質膜・電極構造体(MEA)20が、第1及び第2セパレータ22、24間に挟持される。第1及び第2セパレータ22、24は、例えば、鋼板、ステンレス鋼板、アルミニウム板、めっき処理鋼板、あるいはその金属表面に防食用の表面処理を施した縦長形状の金属板により構成される。第1及び第2セパレータ22、24は、平面が矩形状を有するとともに、金属製薄板を波形状にプレス加工することにより、断面凹凸形状に成形される。なお、第1及び第2セパレータ22、24は、例えば、カーボンセパレータにより構成してもよい。
燃料電池11の矢印C方向(図2中、鉛直方向)の上端縁部には、積層方向である矢印A方向に互いに連通して、酸化剤ガス、例えば、酸素含有ガスを供給するための酸化剤ガス入口連通孔26a、冷却媒体を供給するための冷却媒体入口連通孔28a、及び燃料ガス、例えば、水素含有ガスを供給するための燃料ガス入口連通孔30aが、矢印B方向に配列して設けられる。
燃料電池11の矢印C方向の下端縁部には、矢印A方向に互いに連通して、燃料ガスを排出するための燃料ガス出口連通孔30b、冷却媒体を排出するための冷却媒体出口連通孔28b、及び酸化剤ガスを排出するための酸化剤ガス出口連通孔26bが、矢印B方向に配列して設けられる。
第1セパレータ22の電解質膜・電極構造体20に向かう面22aには、酸化剤ガス入口連通孔26aと酸化剤ガス出口連通孔26bとに連通する酸化剤ガス通路32が、鉛直方向に沿って設けられる。
第2セパレータ24の電解質膜・電極構造体20に向かう面24aには、燃料ガス入口連通孔30aと燃料ガス出口連通孔30bとに連通する燃料ガス通路34が、鉛直方向に沿って設けられる。
互いに隣接する燃料電池11を構成する第1セパレータ22の面22bと、第2セパレータ24の面24bとの間には、冷却媒体入口連通孔28aと冷却媒体出口連通孔28bとを連通する冷却媒体流路36が、鉛直方向に沿って設けられる。
第1セパレータ22の面22a、22bには、第1シール部材37aが、一体的又は個別に設けられるとともに、第2セパレータ24の面24a、24bには、第2シール部材37bが、一体的に又は個別に設けられる。第1及び第2シール部材37a、37bは、例えば、EPDM、NBR、フッ素ゴム、シリコンゴム、フロロシリコンゴム、ブチルゴム、天然ゴム、スチレンゴム、クロロプレーン、又はアクリルゴム等のシール材、クッション材、あるいはパッキン材を使用する。
電解質膜・電極構造体20は、例えば、パーフルオロスルホン酸の薄膜に水が含浸された固体高分子電解質膜38と、前記固体高分子電解質膜38を挟持するカソード側電極40及びアノード側電極42とを備える。
カソード側電極40及びアノード側電極42は、カーボンペーパ等からなるガス拡散層と、白金合金が表面に担持された多孔質カーボン粒子が前記ガス拡散層の表面に一様に塗布されて形成される電極触媒層とを有する。電極触媒層は、固体高分子電解質膜38の両面に形成されている。
図1に示すように、燃料電池スタック12の積層方向両端縁部には、ターミナル42a、42bが設けられるとともに、前記ターミナル42a、42bには、例えば、走行モータ、バッテリ、補機類等を含む負荷44が電気的に接続される。
燃料電池スタック12は、積層方向両端にエンドプレート46a、46bを設けるとともに、一方のエンドプレート46aには、酸化剤ガス入口連通孔26a、燃料ガス入口連通孔30a、酸化剤ガス出口連通孔26b及び燃料ガス出口連通孔30bに連通する酸化剤ガス入口48a、燃料ガス入口50a、酸化剤ガス出口48b及び燃料ガス出口50bが形成される。
他方のエンドプレート46bには、冷却媒体入口連通孔28a及び冷却媒体出口連通孔28bに連通する冷却媒体入口52a及び冷却媒体出口52bが形成されるとともに、酸化剤ガス出口48b及び燃料ガス出口50bが形成される。
酸化剤ガス供給装置14は、大気からの空気を圧縮して供給するエアポンプ56を備え、前記エアポンプ56が空気供給流路58に配設される。空気供給流路58には、供給ガスと排出ガスとの間で水分と熱を交換する加湿器60と開閉弁62とが配設されるとともに、前記空気供給流路58は、燃料電池スタック12の酸化剤ガス入口48aに連通する。空気供給流路58には、酸化剤ガス入口48aに近接して酸素濃度(又は水素濃度)を検出するセンサ、例えば、酸素センサ63が配置される。
酸化剤ガス供給装置14は、酸化剤ガス出口48bに連通する空気排出流路64を備える。空気排出流路64は、加湿器60の加湿媒体通路(図示せず)に連通するとともに、この空気排出流路64には、開閉弁66が設けられるとともに、前記開閉弁66の下流には、希釈器68が接続される。
燃料ガス供給装置16は、高圧水素を貯留する水素タンク(H2タンク)70を備え、この水素タンク70は、水素供給流路72を介して燃料電池スタック12の燃料ガス入口50aに連通する。この水素供給流路72には、レギュレータ74、遮断弁76及びエゼクタ78が設けられる。レギュレータ74は、酸化剤ガス供給装置14における酸化剤ガスの供給量に対応して圧力調整される。
エゼクタ78は、水素タンク70から供給される水素ガスを、水素供給流路72を通って燃料電池スタック12に供給するとともに、燃料電池スタック12で使用されなかった未使用の水素ガスを含む排ガスを、水素循環路80から吸引して、再度、前記燃料電池スタック12に燃料ガスとして供給する。
燃料ガス出口50bには、オフガス流路82が連通する。オフガス流路82の途上には、水素循環路80が連通するとともに、前記オフガス流路82は、パージ弁84を介して希釈器68に接続される。
酸化剤ガス供給装置14及び燃料ガス供給装置16は、燃料電池スタック12の一方のエンドプレート46a側に接続される。図1及び図3に示すように、燃料電池スタック12の他方のエンドプレート46b側には、酸化剤ガス出口48bと燃料ガス出口50bとを連通させる連結流路86が接続される。連結流路86には、前記連結流路86を開放及び閉塞させる開閉弁(切り換え装置)88と、酸素濃度(又は水素濃度)を検出するセンサ、例えば、酸素センサ89(図1参照)とが配置される。
冷却媒体供給装置18は、図1に示すように、燃料電池スタック12の他方のエンドプレート46bに設けられる冷却媒体入口52a及び冷却媒体出口52bに連通し、冷却媒体を前記燃料電池スタック12に循環させる冷却媒体循環路90を備える。冷却媒体循環路90には、ラジエータ92及び冷媒ポンプ94が接続される。
このように構成される燃料電池システム10の動作について、以下に説明する。
通常運転時には、図1に示すように、酸化剤ガス供給装置14を構成するエアポンプ56を介して、空気供給流路58に酸化剤ガス(空気)が送られる。この酸化剤ガスは、加湿器60を通って加湿された後、燃料電池スタック12の酸化剤ガス入口48aから酸化剤ガス入口連通孔26aに供給される。
このため、図2に示すように、酸化剤ガスは、酸化剤ガス入口連通孔26aから第1セパレータ22の酸化剤ガス通路32に導入される。酸化剤ガスは、矢印C方向下方に移動しながら、電解質膜・電極構造体20を構成するカソード側電極40に供給される。
使用済みの酸化剤ガスは、図1に示すように、酸化剤ガス出口48bから空気排出流路64に排出され、加湿器60に送られることによって新たに供給される空気を加湿した後、開閉弁66を介して希釈器68に導入される。
一方、燃料ガス供給装置16では、遮断弁76が開放されることにより、水素タンク70からレギュレータ74により減圧された燃料ガス(水素ガス)が、水素供給流路72に供給される。この燃料ガスは、水素供給流路72を通って燃料電池スタック12の燃料ガス入口50aから燃料ガス入口連通孔30aに供給される。
燃料ガスは、図2に示すように、燃料ガス入口連通孔30aから第2セパレータ24の燃料ガス通路34に導入される。この燃料ガスは、矢印C方向下方に移動しながら、電解質膜・電極構造体20を構成するアノード側電極42に供給される。
使用済みの燃料ガスは、燃料ガス出口連通孔30b及び燃料ガス出口50bから水素循環路80を介してエゼクタ78に吸引され、燃料ガスとして、再度、燃料電池スタック12に供給される。
従って、カソード側電極40に供給される酸化剤ガス中の酸素とアノード側電極42に供給される燃料ガス中の水素とが電気化学的に反応して発電が行われる。各燃料電池11は、電気的に直列に接続されており、前記燃料電池11の積層方向両端に配置されているターミナル42a、42bから外部に電力が取り出され、例えば、図示しない走行用モータ(負荷44)が駆動される。
また、冷却媒体供給装置18では、冷媒ポンプ94の作用下に、冷却媒体循環路90から冷却媒体入口52a及び冷却媒体入口連通孔28aを通って燃料電池スタック12内に冷却媒体が導入される。冷却媒体は、図2に示すように、冷却媒体流路36に沿って移動することにより、燃料電池11を冷却した後、冷却媒体出口連通孔28b及び冷却媒体出口52bから冷却媒体循環路90に排出される。
次いで、本発明の第1の実施形態に係る運転方法について、図4以降に示すフローチャート及び概略システム図に沿って説明する。
先ず、燃料電池システム10の停止時には、イグニッションスイッチがOFFされた後(ステップS1)、ステップS2に進んで、酸化剤ガス供給装置14を構成するエアポンプ56が停止される。このため、燃料電池スタック12内には、酸化剤ガスの供給が停止される。
この状態では、図5に概略的に示すように、カソード側(酸化剤ガス通路32を含む)には、酸素と窒素とが混在する一方、アノード側(燃料ガス通路34を含む)には、水素が存在している。なお、図5以降には、概略システム図が示されているが、実際上、図1の構成を有している。
次いで、図6に示すように、酸化剤ガス供給装置14では、例えば、開閉弁66が閉塞される一方(ステップS3)、連結流路86に配置されている開閉弁88が開放される。従って、燃料ガス供給装置16を構成する水素タンク70から燃料電池スタック12のアノード側に供給される燃料ガスは、エンドプレート46b側に設けられている燃料ガス出口連通孔30bから連結流路86を通って酸化剤ガス出口連通孔26bに供給される。
酸化剤ガス出口連通孔26bに供給された燃料ガスは、各燃料電池11の酸化剤ガス通路32を、図2中、矢印C方向上方に移動した後、酸化剤ガス入口連通孔26aを通って空気供給流路58に排出される。これにより、カソード側では、酸化剤ガス通路32等に残存していた酸化剤ガスが排出されて燃料ガスに置換される(ステップS4)。
ステップS5では、空気供給流路58に配置されている酸素センサ63により、前記空気供給流路58に排出される酸素濃度が検出される。そして、排出される酸素濃度が規定値以下になった際、すなわち、空気が水素に置換されたと判断された際(ステップS5中、YES)、ステップS6に進んで、開閉弁62が閉塞されてカソード側が完全に封止される。
なお、ステップS6が行われた後、燃料電池スタック12を負荷44に接続して電流の取り出し、例えば、バッテリの充電を行うことにより、残存する酸素の消費処理を遂行してもよい。
次に、燃料電池システム10の起動時には、図7に示すように、イグニッションスイッチがONされた後(ステップS11)、ステップS12に進んで、カソード側の空気置換処理が行われる。具体的には、図8に示すように、遮断弁76が閉塞された状態で、酸化剤ガス供給装置14を構成するエアポンプ56が駆動される。これにより、燃料電池スタック12内には、酸化剤ガス入口連通孔26aから酸化剤ガスが供給される。
このため、カソード側では、酸化剤ガス通路32等に残存していた水素は、供給される酸化剤ガスに押し出されて酸化剤ガス出口連通孔26bに排出される。さらに、水素は、酸化剤ガス出口連通孔26bから連結流路86を通って燃料ガス出口連通孔30bに戻される。従って、アノード側では、燃料ガス通路34等に水素が加圧充填される。
連結流路86に配置されている酸素センサ89により、カソード側から排出される水素が減少し、水素濃度が所定値に至ったことが検出されると(ステップS13中、YES)、ステップS14に進む。このステップS14では、開閉弁66が開放されてカソード側が完全開放される。
さらに、ステップS15では、開閉弁88が閉塞されるとともに、燃料ガス供給装置16を構成する水素タンク70から燃料電池スタック12のアノード側に燃料ガスが供給される。これにより、燃料電池スタック12が起動され、例えば、燃料電池11の開回路電圧(OCV)が所定値に至った際、前記燃料電池スタック12からの電流の取り出し、すなわち、通常発電処理が遂行される。
この場合、第1の実施形態では、運転停止時に、酸化剤ガス通路32に燃料ガスが満たされている(図6参照)。そして、運転起動時に、酸化剤ガス通路32内の燃料ガスは、連結流路86を通って燃料ガス通路34に戻されている(図8参照)。
このため、酸化剤ガス通路32内の燃料ガスを、燃料ガス通路34に戻して発電用に利用することが可能になる。これにより、簡単な構成及び工程で、廃棄される燃料ガスを可及的に削減させることができ、効率的な発電を行うことが可能になるという効果が得られる。しかも、希釈器68は、燃料ガスの排出量が削減されるため、有効に小型化される。
さらに、第1の実施形態では、図9に示すように、燃料電池スタック12の積層方向一端側に、酸化剤ガス入口48a及び酸化剤ガス出口48bが設けられるとともに、前記燃料電池スタック12の積層方向他端側に、前記酸化剤ガス出口48bが設けられている。
このため、燃料電池システム10の停止時に、酸化剤ガス通路32の水素置換を行う際、連結流路86から酸化剤ガス出口48bを介して酸化剤ガス出口連通孔26bに供給された燃料ガスが、各酸化剤ガス通路32を矢印C方向上方に向かって流通し、酸化剤ガス入口連通孔26aから酸化剤ガス入口48aに至るまでの圧力損失は、全て同一に維持することができる。従って、各酸化剤ガス通路32に残存する酸化剤ガスを燃料ガスによって均一に押し出すことが可能になり、前記酸化剤ガス通路32に前記燃料ガスを確実に満たすことができる。
一方、燃料電池システム10の起動時に、酸化剤ガス通路32等に満たされていた燃料ガスを、酸化剤ガスに置換する際には、同様に、酸化剤ガス入口48aから酸化剤ガス入口連通孔26aを介して各酸化剤ガス通路32を通り酸化剤ガス出口連通孔26bから酸化剤ガス出口48bに至る圧力損失を、全て均一にすることが可能になる。これにより、カソード側から燃料ガスを確実に押し出すことができるという利点がある。
図10は、本発明の第2の実施形態に係る燃料電池システム100の概略システム図である。
なお、第1の実施形態と同一の構成要素には、同一の参照符号を付して、その詳細な説明は省略する。また、以下に説明する第3以降の実施形態においても同様に、その詳細な説明は省略する。
燃料電池システム100は、酸化剤ガス供給装置14を構成する空気排出流路64と、燃料ガス供給装置16を構成するオフガス流路82とに近接し、酸化剤ガス出口48bと燃料ガス出口50bとを連通させる連結流路102を備える。連結流路102には、前記連結流路102を開放及び閉塞させる開閉弁104が配置される。
このように構成される第2の実施形態では、特に各酸化剤ガス通路32に圧力損失の変動が発生し難い場合に良好に用いられる。この第2の実施形態は、上記の第1の実施形態と同様の効果が得られる。
図11は、本発明の第3の実施形態に係る燃料電池システム110の概略システム図である。
燃料電池システム110は、酸化剤ガス供給装置112を備えるとともに、前記酸化剤ガス供給装置112は、エアポンプ56に代えて、空気排出流路64に負圧ポンプ114を配置する。負圧ポンプ114は、正逆両方向に回転可能である。
燃料電池システム110では、酸化剤ガス供給装置112を構成する空気供給流路58と、燃料ガス供給装置16を構成する水素供給流路72とに近接し、酸化剤ガス入口48aと燃料ガス入口50aとを連通させる連結流路116を備える。連結流路116には、前記連結流路116を開放及び閉塞させる開閉弁118が配置される。
このように構成される第3の実施形態では、燃料電池システム110の停止時には、開閉弁118が開放されるとともに、開閉弁62が閉塞された状態で、負圧ポンプ114による吸引が開始される。このため、燃料電池スタック12のアノード側に供給される燃料ガスは、連結流路116を通ってカソード側に吸引され、酸化剤ガス通路32から酸化剤ガスが排出されて燃料ガスに置換される。
一方、燃料電池システム110の起動時には、負圧ポンプ114が逆回転されることにより、酸化剤ガス入口48aからカソード側に圧力が付与される。従って、酸化剤ガス通路32に満たされていた燃料ガスは、酸化剤ガス入口48aから連結流路116を通ってアノード側に戻される。これにより、第3の実施形態では、上記の第1及び第2の実施形態と同様の効果が得られる。
図12は、本発明の第4の実施形態に係る燃料電池システム120の概略システム図である。
燃料電池システム120は、複数の燃料電池11が積層される燃料電池スタック122を備える。燃料電池スタック122は、一方のエンドプレート(図示せず)に、酸化剤ガス入口48aと燃料ガス出口50bとが形成されるとともに、他方のエンドプレート(図示せず)に、酸化剤ガス出口48bと燃料ガス入口50aとが形成される。
燃料電池システム120は、酸化剤ガス供給装置14及び燃料ガス供給装置16を備えるとともに、前記酸化剤ガス供給装置14を構成する空気排出流路64と、前記燃料ガス供給装置16を構成する水素供給流路72とに近接し、酸化剤ガス出口48bと燃料ガス入口50aとを連通させる連結流路124を備える。連結流路124には、前記連結流路124を開放及び閉塞させる開閉弁126が配置される。
このように構成される第4の実施形態では、燃料電池システム120の停止時には、開閉弁66が閉塞されるとともに、連結流路124に配置されている開閉弁126が開放される。開閉弁62が閉塞された状態で、エアポンプ56が停止される。
このため、燃料ガス供給装置16を構成する水素タンク70から燃料電池スタック12の燃料ガス入口連通孔30aに供給される燃料ガスは、一部が連結流路124を通って酸化剤ガス出口連通孔26bに供給される。
一方、燃料電池システム120の起動時には、遮断弁76が閉塞された状態で、酸化剤ガス供給装置14を構成するエアポンプ56が駆動される。これにより、燃料電池スタック12内には、酸化剤ガス入口連通孔26aから酸化剤ガスが供給される。
従って、第4の実施形態では、上記の第1〜第3の実施形態と同様の効果が得られる。
図13は、本発明の第5の実施形態に係る燃料電池システム130の概略システム図である。
燃料電池システム130は、燃料電池スタック122を備えるとともに、酸化剤ガス供給装置16を構成する空気供給流路58と、燃料ガス供給装置16を構成するオフガス流路82とに近接し、酸化剤ガス入口48aと燃料ガス出口50bとを連通させる連結流路132を備える。連結流路132には、前記連結流路132を開放及び閉塞させる開閉弁134が配置される。
このように構成される第5の実施形態では、上記の第1〜第4の実施形態と同様の効果が得られる。
10、100、110、120、130…燃料電池システム
11…燃料電池 12、122…燃料電池スタック
14、112…酸化剤ガス供給装置 16…燃料ガス供給装置
18…冷却媒体供給装置 19…コントローラ
20…電解質・電極構造体 22、24…セパレータ
26a…酸化剤ガス入口連通孔 26b…酸化剤ガス出口連通孔
28a…冷却媒体入口連通孔 28b…冷却媒体出口連通孔
30a…燃料ガス入口連通孔 30b…燃料ガス出口連通孔
32…酸化剤ガス通路 34…燃料ガス通路
36…冷却媒体通路 38…固体高分子電解質膜
40…カソード側電極 42…アノード側電極
44…負荷 46a、46b…エンドプレート
48a…酸化剤ガス入口 48b…酸化剤ガス出口
50a…燃料ガス入口 50b…燃料ガス出口
52a…冷却媒体入口 52b…冷却媒体出口
56…エアポンプ
62、66、88、104、118、126、134…開閉弁
63、89…酸素センサ 70…水素タンク
86、102、116、124、132…連結流路
114…負圧ポンプ

Claims (4)

  1. 電解質膜の両側にカソード電極及びアノード電極を設けた電解質膜・電極構造体を有する燃料電池が、複数積層されるとともに、前記燃料電池のカソード側に酸化剤ガスを供給する酸化剤ガス通路と、前記燃料電池のアノード側に燃料ガスを供給する燃料ガス通路と、前記酸化剤ガスを前記燃料電池の積層方向に流通させる酸化剤ガス連通孔と、前記燃料ガスを前記積層方向に流通させる燃料ガス連通孔とを有する燃料電池スタックを備える燃料電池システムであって、
    前記燃料電池スタックは、前記酸化剤ガス連通孔と前記燃料ガス連通孔とを連通させる連結流路と、
    前記連結流路に配置され、該連結流路を開放及び閉塞させる切り換え装置と、
    を備える一方、
    前記燃料電池システムは、運転停止時に前記燃料ガス通路から前記連結流路を通って前記酸化剤ガス通路に前記燃料ガスを供給し、前記酸化剤ガス通路に残存する前記酸化剤ガスを前記燃料ガスと置換させるとともに、
    運転起動時に前記酸化剤ガス通路に前記酸化剤ガスを供給し、該酸化剤ガス通路から前記連結流路を通って前記燃料ガス通路に前記燃料ガスを戻すように制御する制御装置を備えることを特徴とする燃料電池システム。
  2. 請求項1記載の燃料電池システムにおいて、前記酸化剤ガス連通孔は、酸化剤ガス入口連通孔及び酸化剤ガス出口連通孔を有するとともに、
    前記燃料ガス連通孔は、燃料ガス入口連通孔及び燃料ガス出口連通孔を有し、
    前記連結流路は、前記酸化剤ガス出口連通孔と前記燃料ガス出口連通孔、前記酸化剤ガス入口連通孔と前記燃料ガス入口連通孔、前記酸化剤ガス出口連通孔と前記燃料ガス入口連通孔、又は前記酸化剤ガス入口連通孔と前記燃料ガス出口連通孔とを連通させることを特徴とする燃料電池システム。
  3. 電解質膜の両側にカソード電極及びアノード電極を設けた電解質膜・電極構造体を有する燃料電池が、複数積層されるとともに、前記燃料電池のカソード側に酸化剤ガスを供給する酸化剤ガス通路と、前記燃料電池のアノード側に燃料ガスを供給する燃料ガス通路と、前記酸化剤ガスを前記燃料電池の積層方向に流通させる酸化剤ガス連通孔と、前記燃料ガスを前記積層方向に流通させる燃料ガス連通孔とを有する燃料電池スタックを備える燃料電池システムの運転方法であって、
    前記燃料電池スタックは、前記酸化剤ガス連通孔と前記燃料ガス連通孔とを連通させる連結流路と、前記連結流路に配置され、該連結流路を開放及び閉塞させる切り換え装置とを備えており、
    前記燃料電池システムの運転停止時に、前記燃料ガス通路から前記連結流路を通って前記酸化剤ガス通路に前記燃料ガスを供給し、前記酸化剤ガス通路に残存する前記酸化剤ガスと前記燃料ガスと置換させる工程と、
    前記酸化剤ガス通路を含むカソード流路系を封止する工程と、
    を有する一方、
    前記燃料電池システムの運転起動時に、前記酸化剤ガス通路に前記酸化剤ガスを供給し、該酸化剤ガス通路から前記連結流路を通って前記燃料ガス通路に前記燃料ガスを戻す工程と、
    前記酸化剤ガス通路に前記酸化剤ガスを供給するとともに、前記燃料ガス通路に前記燃料ガスを供給し、前記燃料電池スタックの発電を開始する工程と、
    を有することを特徴とする燃料電池システムの運転方法。
  4. 請求項3記載の運転方法において、前記酸化剤ガス連通孔は、酸化剤ガス入口連通孔及び酸化剤ガス出口連通孔を有するとともに、
    前記燃料ガス連通孔は、燃料ガス入口連通孔及び燃料ガス出口連通孔を有し、
    前記連結流路は、前記酸化剤ガス出口連通孔と前記燃料ガス出口連通孔、前記酸化剤ガス入口連通孔と前記燃料ガス入口連通孔、前記酸化剤ガス出口連通孔と前記燃料ガス入口連通孔、又は前記酸化剤ガス入口連通孔と前記燃料ガス出口連通孔とを連通させることを特徴とする燃料電池システムの運転方法。
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