JP2012181571A - 翻訳支援装置、翻訳納期設定方法及びプログラム - Google Patents

翻訳支援装置、翻訳納期設定方法及びプログラム Download PDF

Info

Publication number
JP2012181571A
JP2012181571A JP2011042162A JP2011042162A JP2012181571A JP 2012181571 A JP2012181571 A JP 2012181571A JP 2011042162 A JP2011042162 A JP 2011042162A JP 2011042162 A JP2011042162 A JP 2011042162A JP 2012181571 A JP2012181571 A JP 2012181571A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
translation
delivery date
words
match rate
sentence
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP2011042162A
Other languages
English (en)
Inventor
Masami Yoshimura
昌美 吉村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Ricoh Co Ltd filed Critical Ricoh Co Ltd
Priority to JP2011042162A priority Critical patent/JP2012181571A/ja
Priority to US13/396,827 priority patent/US8666724B2/en
Publication of JP2012181571A publication Critical patent/JP2012181571A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06QINFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGY [ICT] SPECIALLY ADAPTED FOR ADMINISTRATIVE, COMMERCIAL, FINANCIAL, MANAGERIAL OR SUPERVISORY PURPOSES; SYSTEMS OR METHODS SPECIALLY ADAPTED FOR ADMINISTRATIVE, COMMERCIAL, FINANCIAL, MANAGERIAL OR SUPERVISORY PURPOSES, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • G06Q10/00Administration; Management
    • G06Q10/10Office automation; Time management
    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06FELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
    • G06F40/00Handling natural language data
    • G06F40/40Processing or translation of natural language
    • G06F40/42Data-driven translation
    • G06F40/47Machine-assisted translation, e.g. using translation memory

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Business, Economics & Management (AREA)
  • Theoretical Computer Science (AREA)
  • Entrepreneurship & Innovation (AREA)
  • Human Resources & Organizations (AREA)
  • Strategic Management (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Tourism & Hospitality (AREA)
  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Operations Research (AREA)
  • Marketing (AREA)
  • General Business, Economics & Management (AREA)
  • Economics (AREA)
  • Data Mining & Analysis (AREA)
  • Quality & Reliability (AREA)
  • Artificial Intelligence (AREA)
  • Audiology, Speech & Language Pathology (AREA)
  • Computational Linguistics (AREA)
  • General Health & Medical Sciences (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Machine Translation (AREA)
  • Management, Administration, Business Operations System, And Electronic Commerce (AREA)

Abstract

【課題】翻訳メモリから過去の翻訳文を抽出(引当)・流用可能な翻訳ツールを用いた翻訳作業の適正な納期、翻訳作業スケジュールを設定・算出する翻訳支援装置等を提供する。
【解決手段】本発明に係る翻訳支援装置は、翻訳原文とマッチ率毎に対応する係数値を規定した係数テーブルと総ワード数毎に対応する納期日数値を規定した納期テーブルとを記憶した記憶手段と、過去翻訳文と当該翻訳文に対応する過去翻訳原文とを蓄積した翻訳メモリとを有し、翻訳原文の第1文章と過去翻訳原文内の第2文章とを比較しマッチ率を算出し、マッチ率が算出された第1文章内のワード数をカウントしマッチ率毎のワード数を集計し、マッチ率毎のワード数に対し係数テーブルのマッチ率毎に対応する係数値を乗算しマッチ率毎のワード数を補正し、補正されたマッチ率毎のワード数を全て加算し翻訳原文内の総ワード数を算出し、納期テーブルの総ワード数に対応する納期日数値を設定する。
【選択図】図11

Description

本発明は、翻訳支援装置、翻訳納期設定方法及びプログラムの分野に関する。
OA機器等、外国に輸出されることを前提として生産される製品では、そのマニュアルについても輸出先の外国語に翻訳したマニュアルを用意する必要があるため、原文マニュアル(例えば英語)から、翻訳文(例えば各国言語)への翻訳作業が必要となる。
従来よりメーカーが翻訳業者に翻訳業務を発注するに際し、原文の製作から、翻訳発注、翻訳、校正、納品、最終的な製本、請求に至るまで、マニュアル翻訳業務の一連のプロセスを例えばWeb上で一元管理可能な翻訳支援システムが知られている(特許文献1、2参照)。
このような翻訳支援システムを利用した翻訳業務においては、一般に(1)メーカーによる原文の製作、(2)メーカーによる翻訳業者への翻訳業務の発注、(3)翻訳業者による原文の翻訳作業、(4)メーカーの校正者による翻訳文の校正作業、(5)翻訳文の納品、(6)DTP(Desktop Publishing)の作業、(7)メーカーから翻訳業者への翻訳料支払い、といった各作業プロセス(工程)を経る。
(1)まずメーカーは原文マニュアルを製作する。原文は例えば日本語のものが考えられるが、世界各国の多言語に翻訳される必要がある場合、英語の原文マニュアルが製作される場合も多い。
(2)メーカーは、原文マニュアルの翻訳を行うにあたり、翻訳支援システムを通じて翻訳料の見積り等を行いながら、翻訳業者の選定を行う。そしてメーカーは選定した翻訳業者に翻訳業務を発注する。またこのとき、翻訳作業量に応じて一定期間の納期が設定される。
(3)メーカーから、翻訳支援システムを通じて翻訳対象となるマニュアルの原文を受け取った翻訳業者は、これを適宜区分し、各翻訳者に割り当てる。各翻訳者は、自己に割り当てられた原文マニュアルを翻訳する。このとき翻訳者は翻訳支援システムにWebブラウザを介してアクセスし、Web画面上において、翻訳支援システムにより提供される翻訳メモリ(後述)を利用して効率的に翻訳作業を行う。納期をめどに各翻訳者による翻訳がすべて完了したところで、翻訳された各翻訳文は、翻訳支援システムを通じてメーカーに提出される。
(4)メーカーの校正者は、翻訳支援システムのWeb画面上において、翻訳ミスなどがないかどうか、翻訳者により翻訳されたその翻訳文を確認、校正する。翻訳文に翻訳ミスなどの誤りがあれば、校正者自ら誤り箇所を校正する。またもしくは誤り箇所を翻訳業者へ連絡し、翻訳者は、連絡された誤り箇所に基づいて、翻訳文を訂正し、校正後の翻訳文を再び提出する。
(5)校正を経た後、作成された翻訳文(翻訳済みマニュアル)は、最終的に翻訳業者からメーカーへ正式に納品される。
(6)メーカー(又は翻訳業者でもよい)は、最終的な翻訳文(翻訳済みマニュアル)を所定のDTPソフトに基づいて編集し、編集後の翻訳文をPDFファイルとして出力する。
(7)最後に、メーカーは翻訳支援システムを利用して翻訳実績に基づく支払帳票を出力し、その支払帳票に基づき翻訳業者へ翻訳料(代金)を支払う。なお翻訳料は一般に、翻訳ワード数にワード単価を乗じた金額がベースとなって計算されることが多い。
以上のように翻訳支援システムでは、一連の上記プロセスをWeb上で一元管理可能できるようになっている。またさらに、翻訳支援システムは翻訳業務や校正業務において作業者が作業を効率的に行えるよう、以下のような各種支援ツールを提供している。
例えば、翻訳者は、いわゆる翻訳メモリを搭載したこの翻訳ツールを用いて翻訳作業を効率的に進めることができる。翻訳メモリは、翻訳者らにより過去に翻訳された翻訳文(翻訳データ)と翻訳対象となった原文と関連付けて随時蓄積しているDB(データベース)である。この翻訳メモリを搭載した翻訳ツールを用いれば、過去に同一又は近似する原文について翻訳を行った翻訳文については、これを翻訳メモリから抽出(引当)・流用し、自動変換させることができ、翻訳者は、自動変換されていない箇所のみを新規に翻訳していけばよいため、翻訳を効率化することができる。
また例えば、上記翻訳ツールを用いた翻訳における校正作業に際し、翻訳者により新規に翻訳された部分、即ち翻訳メモリの内容に基づいて自動変換した流用部分以外についてのみ校正の有無を確認すれば効率的である。従って各翻訳者が上記翻訳メモリを搭載した翻訳ツールにより翻訳した翻訳文を校正(確認)する際、当該翻訳メモリからの流用箇所と、当該翻訳者が新規に翻訳した箇所を識別可能に編集できる校正ツールにより、メーカーの翻訳校正者は、翻訳者が新規に翻訳した箇所だけを確認することで、校正作業を効率化できる。
ここで上述の如く、翻訳者は翻訳メモリを搭載した翻訳ツールを用いれば、過去に同一又は近似する原文について翻訳を行った翻訳文については、これを翻訳メモリから抽出(引当)・流用し、自動変換させることができ、翻訳者は自動変換されていない箇所のみを新規に翻訳していけばよい。
ここで(2)の納期に関し、従来より翻訳対象のマニュアル原文の総ワード数に基づき設定されることが通例である。納期は翻訳者の作業量に応じて設定されるところ、作業量が多ければ比較的長期間の納期が設定され、逆に作業量が少なければ比較的短期間の納期が設定される。具体的に従来は翻訳発注時、翻訳対象の総ワード数でもってその作業量を計ることで納期を設定していた。
しかしながら、翻訳者は翻訳メモリを搭載した翻訳ツールを用いることを考慮すると、翻訳対象の総ワード数でもってその作業量を計る従来方法は適切でない場合がある。例えば翻訳対象の総ワード数が14000ワードであった場合、2000ワードが1日作業量との目安からすると、納期は7日と設定されることになる。しかし翻訳者が翻訳メモリを搭載した翻訳ツールを用い翻訳作業を行うと、翻訳メモリからある程度の過去の翻訳文を抽出(引当)・流用でき自動変換させることができるため、そのような部分については翻訳の労力を要さず、翻訳者は自動変換されていない箇所のみを新規に翻訳していけばよい。従ってこの場合には、実質的な翻訳者の作業量を考慮しても、7日よりも少し短縮した納期を設定しうる。このように従来の単純な総ワード数に基づく納期設定方法では、必ずしも適正な納期を設定しているとはいえない点があった。
そこで本発明では上記のような問題に鑑み、翻訳メモリから過去の翻訳文を抽出(引当)・流用可能な翻訳ツールを用いた翻訳作業の適正な納期、翻訳作業スケジュールを設定・算出する翻訳支援装置、翻訳納期設定方法及びプログラムを提供することを目的とする。
上記課題を解決するため、本発明に係る翻訳支援装置は、管理端末及び翻訳作業端末とネットワークを介し接続され、翻訳業務の一連のプロセスを管理するとともに、翻訳対象となる翻訳原文の所定言語への翻訳作業を支援する翻訳支援装置であって、翻訳対象となる翻訳原文と、マッチ率毎に対応する係数値を規定した係数テーブルと、総ワード数毎に対応する納期日数値を規定した納期テーブルとを記憶した記憶手段と、過去に翻訳者により翻訳された過去翻訳文と当該翻訳文に対応する過去翻訳原文とを関連付けて蓄積した翻訳メモリと、前記記憶手段の翻訳原文内の第1文章と、前記翻訳メモリの過去翻訳原文内の第2文章とを比較し、両文章の一致の程度に応じて、前記第1文章の前記第2文章に対するマッチ率を算出するマッチ率算出手段と、前記マッチ率算出手段によりマッチ率が算出された前記第1文章内のワード数をカウントすることにより、マッチ率毎のワード数を集計する集計手段と、前記集計手段により集計されたマッチ率毎のワード数に対し、前記係数テーブルに規定されたマッチ率毎に対応する係数値を乗算することにより、マッチ率毎のワード数を補正する補正手段と、前記補正手段により補正されたマッチ率毎のワード数を全て加算することにより、前記翻訳原文内の総ワード数を算出する総ワード数算出手段と、前記納期テーブルから、前記総ワード数算出手段により算出された総ワード数に対応する納期日数値を取得し、該納期日数値を前記翻訳原文の翻訳納期として設定する納期設定手段と、を有することを特徴とする。
また上記課題を解決するため、上記翻訳支援装置においては、前記納期設定手段により設定された前記翻訳原文の設定納期と、該翻訳原文が実際に納入された実績納期とを対応付けて、複数の翻訳実績を管理する管理手段と、を有し、前記設定納期及び前記実績納期毎の差分値を算出し、前記複数の翻訳実績の平均差分値が、所定閾値を超える場合、前記係数テーブルの係数値を修正すること、を特徴とする。
また上記課題を解決するため、上記翻訳支援装置においては、前記管理手段は、前記翻訳原文の設定納期と、該翻訳原文が実際に納入された実績納期とともに、少なくとも翻訳会社又は翻訳言語のいずれかを対応付けて管理し、前記記憶手段は、少なくとも前記翻訳会社毎又は前記翻訳言語毎のいずれかの前記納期テーブルを記憶したこと、を特徴とする。
なお、本発明の構成要素、表現または構成要素の任意の組合せを、方法、装置、システム、コンピュータプログラム、記録媒体、などに適用したものも本発明の態様として有効である。
本発明によれば、翻訳メモリから過去の翻訳文を抽出(引当)・流用可能な翻訳ツールを用いた翻訳作業の適正な納期、翻訳作業スケジュールを設定・算出する翻訳支援装置、翻訳納期設定方法及びプログラムを提供することができる。
本実施形態に係る翻訳支援システム100の構成図である。 翻訳支援サーバ10の一実施形態の主要構成を示すハードウェア構成図である。 本実施形態に係る翻訳支援サーバ10の一実施形態の主要機能を示す機能ブロック図である。 発注用画面例を示す。 翻訳用画面の一例を示す。 係数テーブル32の一例を示す。 納期テーブル33の一例を示す。 納期算出処理を説明するフローチャートである。 マッチ率算出例を示す。 マッチ率毎のワード数集計結果例を示す。 マッチ率毎のワード数補正例を示す。 マッチ率毎の補正後のワード数例を示す。 納入実績記録例を示す。 翻訳会社毎の係数テーブル32例を示す。 翻訳言語毎の係数テーブル32例を示す。
以下、本発明を実施するための形態を各実施形態において図面を用いて説明する。なお本実施形態においては、本発明を翻訳メモリから過去の翻訳文を抽出(引当)・流用可能な翻訳ツール(翻訳機能)を提供する翻訳支援装置に適用した例を示す。本発明は翻訳メモリから過去の翻訳文を抽出(引当)・流用可能な翻訳ツールを用いて翻訳作業を行う場合の適正な納期、翻訳作業スケジュールを設定・算出する装置を提供するものであるためである。
[システム構成]
(全体構成)
はじめに、具体的な発明の内容を説明する前に、本発明を実施するにあたっての全体構成について説明する。図1は、本実施形態に係る翻訳支援システム100の構成図である。図に示されるように、本実施形態に係る翻訳支援システム100は、翻訳支援サーバ10、翻訳メモリ20、翻訳支援DB30、翻訳者端末40、校正者端末50、管理者端末60を含み構成され、ネットワーク90を介して相互に接続されている。説明の便宜上、翻訳者端末40、校正者端末50、管理者端末60は、各々1台のみ示すが、いうまでもなくこれらは複数台接続されうる。
翻訳支援サーバ10は、本実施形態に係る翻訳支援装置であり、翻訳者端末40、校正者端末50、管理者端末60に対して翻訳支援を行うサーバである。上述したように、メーカーが翻訳業者に翻訳業務を発注するに際し、管理者端末60にて、原文の製作から、翻訳発注、翻訳、校正、納品、最終的な製本、請求に至るまで、マニュアル翻訳業務の一連のプロセスをWeb上で一元管理できる。
またこれらプロセスにおいて、管理者端末60に対して翻訳発注の際、納期(翻訳作業スケジュール)の設定・算出を行う。また翻訳者の翻訳者端末40に対して、翻訳メモリを利用した翻訳機能を提供する。また校正者の校正者端末50に対して、翻訳校正機能を提供する。本実施形態の翻訳支援サーバ10は、各端末へのインターフェースとしてWebを採用しているので、いうまでもなくWebサーバとしての機能をも当然に備えている。
翻訳メモリ20は、翻訳者らにより過去に翻訳された翻訳文(翻訳データ)と翻訳対象となった翻訳原文と関連付けて随時蓄積しているDBである。翻訳支援サーバ10は、翻訳メモリ20に蓄積された翻訳実績から新たに翻訳される翻訳原文とのマッチング(検索)を行い、マッチする過去の翻訳原文があれば、その翻訳原文に関連付いて蓄積されている翻訳文を引当てる。このように、過去に同一又は近似する原文について翻訳を行った翻訳文については、これを翻訳メモリから抽出(引当)・流用し、自動変換させることができ、翻訳者(翻訳者端末40)は、自動変換されていない箇所のみを新規に翻訳していけばよいため、翻訳を効率化できる。
翻訳支援DB30は、今回新たに翻訳されるべき原文のデータ(翻訳原文ファイルという)や、翻訳者に翻訳され校正前後の翻訳文のデータ(多言語ファイルという)、翻訳の進捗状況を管理するデータ、各種テーブル(後述)などを格納する記憶手段である。
翻訳者端末40は、例えばPC(Personal Computer)のような端末でよく、翻訳者の翻訳業務を行う端末である。翻訳者は翻訳者端末40を操作して翻訳支援サーバ10にWebアクセスし、Webブラウザ上に翻訳用画面を表示させる。翻訳用画面には、新たに翻訳者によって翻訳されるべき原文が表示されるが、上述の翻訳支援サーバ10の翻訳支援機能により、翻訳メモリ20に蓄積された翻訳実績から新たに翻訳される原文(入力された原文ファイル)とのマッチング(検索)が行われ、マッチする過去の原文があれば、その原文に関連付いて蓄積されている翻訳文を引当てられたものも表示される。この場合、翻訳用画面には、翻訳メモリから抽出して流用し自動変換された翻訳文流用箇所と、翻訳メモリから流用できずに新規に翻訳が必要とされる新規翻訳箇所とが表示され、翻訳者は、翻訳効率向上の観点から新規翻訳箇所についてのみ翻訳作業を行うことができる。
校正者端末50は、例えばPCのような端末でよく、メーカーの翻訳校正者が校正作業を行う校正用の端末である。校正者は校正者端末50を操作して翻訳支援サーバ10にWebアクセスし、Webブラウザ上に校正用画面を表示させる。校正用画面には、翻訳者に翻訳された翻訳が表示されるので、当該翻訳文を確認し翻訳文の校正作業を行う。また表示される翻訳文は、翻訳メモリから抽出して流用し自動変換された翻訳文流用箇所と、翻訳メモリから流用できずに翻訳者によって新規に翻訳された新規翻訳箇所とが表示されるので、校正効率向上の観点から新規翻訳箇所についてのみ校正作業を行うことができる。
管理者端末60は、例えばPCのような端末でよく、メーカーの翻訳業務の管理を行う担当者用の端末である。担当者は管理者端末60を操作して翻訳支援サーバ10にWebアクセスし、Webブラウザ上に所定の管理画面を表示させ、原文の製作から、発注、翻訳、校正、納品、最終的な製本、請求に至るまで、マニュアル翻訳業務の一連のプロセスをWeb上で一元管理できる。また管理者端末60は、翻訳発注段階において、Webブラウザ上の「発注用画面」から翻訳業者に対し発注作業を行えるが、このとき翻訳原文のデータ(原文ファイル)に基づいてシステム上で自動的に納期(翻訳作業スケジュール)が設定されるので、担当者は原則この納期でもって翻訳業者に対し発注を行う。
ネットワーク90は、例えばインターネット網であり、各装置や端末を相互通信可能に接続するネットワークである。
(ハードウェア)
ここで、翻訳支援サーバ10のハードウェア構成について簡単に説明しておく。図2は、翻訳支援サーバ10の一実施形態の主要構成を示すハードウェア構成図である。翻訳支援サーバ10は、主要な構成として、CPU101、ROM(Read Only Memory)102、RAM(Random Access Memory)103、補助記憶装置104、記憶媒体読取装置105、入力装置106、表示装置107、及び通信装置108を含む構成である。
CPU101は、マイクロプロセッサ及びその周辺回路から構成され、装置全体を制御する回路である。また、ROM102は、CPU101で実行される所定の制御プログラム(ソフトウェア部品)を格納するメモリであり、RAM103は、CPU101がROM102に格納された所定の制御プログラム(ソフトウェア部品)を実行して各種の制御を行うときの作業エリア(ワーク領域)として使用するメモリである。
補助記憶装置104は、汎用のOS(Operating System)、翻訳支援ツール・プログラムを含む各種情報を格納する装置であり、不揮発性の記憶装置であるHDD(Hard Disk Drive)などが用いられる。上述の翻訳メモリ20や翻訳支援DB30は、この補助記憶装置104に構築することもできるし、翻訳支援サーバ10外部の他の補助記憶装置に構築することもできる。
入力装置106は、ユーザが各種入力操作を行うための装置である。入力装置106は、マウス、キーボード、表示装置107の表示画面上に重畳するように設けられたタッチパネルスイッチなどを含む。表示装置107は、各種データを表示画面に表示する装置である。例えば、LCD(Liquid Crystal Display)、CRT(Cathode Ray Tube)などから構成される。
通信装置108は、ネットワークを介して他の機器との通信を行う装置である。有線ネットワークや無線ネットワークなど含む各種ネットワーク形態に応じた通信をサポートする。
(機能)
次に、本実施形態に係る翻訳支援サーバ10の機能構成についてそれぞれ説明する。
図3は、本実施形態に係る翻訳支援サーバ10の一実施形態の主要機能を示す機能ブロック図である。翻訳支援サーバ10は、主要な機能として、マッチ率算出部11、集計部12、補正部13、総ワード数算出部14、納期設定部15を有している。また翻訳メモリ20及び翻訳支援DB30を内部(又は外部)に含み構成される。
翻訳メモリ20は、上述したように翻訳者らにより過去に翻訳された翻訳文21bと翻訳対象となった翻訳原文21aと関連付けて随時蓄積されるDBである。翻訳支援サーバ10は、翻訳メモリ20に蓄積された翻訳実績から新たに翻訳される翻訳原文31aとのマッチング(検索)を行い、マッチする過去の翻訳原文21aがあれば、その翻訳原文21aに関連付いて蓄積されている翻訳文21bを引当てる。このように、過去に同一又は近似する原文について翻訳を行った翻訳文21bについては、これを翻訳メモリから抽出(引当)・流用し、自動変換させることができ、翻訳者(翻訳者端末40)は、自動変換されていない箇所のみを新規に翻訳していけばよいため、翻訳を効率化できる。
翻訳支援DB30は、今回新たに翻訳されるべき翻訳原文31aや、翻訳者に翻訳された翻訳文31b、校正後の校正翻訳文31cのデータ、翻訳の進捗状況を管理するデータ(非図示)、またマッチ率毎に対応する係数値を規定した係数テーブル32、総ワード数毎に対応する納期日数値を規定した納期テーブル33などを格納する記憶手段である。このうち翻訳原文31aは、翻訳業務発注にあたってメーカーにより予め格納される。また翻訳・校正された後、最終的な成果物である翻訳文31b・校正翻訳文31cは、今度の翻訳に活用すべく翻訳メモリ20に対し多言語ファイルとして格納される。翻訳メモリ20では、当該翻訳文に対応する翻訳原文31a、新規翻訳箇所、翻訳文流用箇所などと関連付けて格納しておく。係数テーブル32、納期テーブル33は管理者等により予め格納されるものであるが、詳細は後述する。
マッチ率算出部11は、翻訳原文(ファイル)31a内の第1文章と、翻訳メモリ20の過去の翻訳原文21a内の第2文章とを比較し、両文章の一致の程度に応じて、第1文章の第2文章に対するマッチ率を算出する。この点詳細は後述する。
集計部12は、マッチ率が算出された第1文章内のワード数をカウントすることにより、マッチ率毎のワード数を集計する。
補正部13は、集計されたマッチ率毎のワード数に対し、係数テーブル32に規定されたマッチ率毎に対応する係数値を乗算することにより、マッチ率毎のワード数を補正する。
総ワード数算出部14は、補正されたマッチ率毎のワード数を全て加算することにより、翻訳原文31a内の総ワード数を算出する。
納期設定部15は、納期テーブル33から、算出された総ワード数に対応する納期日数値を取得し、該納期日数値を翻訳原文31aの翻訳納期として設定する。管理者端末60は、翻訳発注段階において「発注用画面」から翻訳業者に対し発注作業を行うが、その納期(翻訳作業スケジュール)は、このときシステム上で自動的に設定される。
なおこの他にも、上述の如く本実施形態に係る翻訳支援サーバ10は、翻訳者端末40、校正者端末50、管理者端末60に対して翻訳支援を行うサーバであるので、メーカーが翻訳業者に翻訳業務を発注するに際し、原文の製作から、翻訳発注、翻訳、校正、納品、最終的な製本、請求に至るまで、マニュアル翻訳業務の一連のプロセスに係る機能を提供できる。例えば、メーカー側の担当者が操作するための管理画面や、翻訳作業を行うための翻訳用画面を生成する機能、翻訳メモリ20から翻訳文21bを引当てることにより翻訳者への翻訳支援を行う翻訳支援機能、翻訳料・帳票を算出・発行する帳票発行機能、全工程のスケジュールを管理するための管理機能等々である。なお、翻訳支援機能のより詳細に関しては上述の特許文献1、2の翻訳支援装置の有する処理手段を参照できる。
以上説明したこれらの機能は、実際には装置のCP101が実行するプログラムにより制御、実現される。
(発注用画面例)
図4は、発注用画面例を示す。メーカーの担当者は翻訳業務を翻訳業者に発注する際、管理者端末60を操作して翻訳支援サーバ10にWebアクセスし、Webブラウザ上に発注用画面を表示させる。担当者は、「発注先」欄から翻訳業者を選択する。次に「翻訳原文」欄に、翻訳を依頼する翻訳原文のファイルを入力する。また「翻訳タイプ」欄に、翻訳元言語の種類と翻訳先言語の種類を入力する。その後、「納期」のうち「自動(推奨)」又は「手動」を選択する。「自動(推奨)」401を選択するとシステム上で自動的に納期(翻訳作業スケジュール)が設定され、「手動」を選択すると、担当者が手動で納期を入力・設定する。本実施形態においては、適正な納期を設定すべく「自動(推奨)」401を選択するものとする。
(翻訳用画面)
図5は、翻訳用画面の一例を示す。本実施形態に係る翻訳支援システム100においては、翻訳支援サーバ10は翻訳段階で翻訳用画面を生成し、翻訳者が翻訳者端末40を使用して、翻訳文を作成できるようになっている。翻訳者は、翻訳者端末40の翻訳用画面に表示された翻訳原文31a内の文章と、翻訳メモリ20の過去の翻訳原文21a内の文章とを比較、流用しながら、翻訳原文に対して翻訳を行う。
編集欄の「翻訳元501」には、翻訳元、つまり翻訳対象となった翻訳原文(例えば英語)が表示される(図中、一部のみ抜粋)。本実施形態では、翻訳をセンテンス単位で扱うものとする。「翻訳元match文」502には、翻訳メモリ20に蓄積されている過去の翻訳原文であって、「翻訳元501」の翻訳原文とマッチした過去の翻訳原文が表示される。「翻訳先match文」503には、翻訳メモリ20に蓄積されている過去の翻訳文(例えばドイツ語)であって、原文とマッチした過去原文に対応する過去の翻訳文(引当て文)が表示される。
図中、マッチ率(例えば91%)は、翻訳メモリ20に蓄積されている過去の翻訳原文と、「翻訳元501」の翻訳対象となった翻訳原文との適合率を示す。マッチ率が高いほど、「翻訳先match文」503に表示されている過去の翻訳文(引当て文)の翻訳信頼度が高いといえる。またもしもマッチ率が0であれば、翻訳メモリ20にはマッチする翻訳文(引当て文)が存在しないことを示し、この場合、「翻訳元match文」502、「翻訳先match文」503には何も表示されない。翻訳者は翻訳時、「翻訳先match文」503にマッチ率が高い過去の翻訳文(引当て文)が引き当てられている場合、例えばこのマッチ率が高い過去の翻訳文(引当て文)を翻訳後504の欄にコピーし、これを微修正することにより翻訳を簡便に行える。逆にマッチ率が低い過去の翻訳文(引当て文)が引き当てられている場合、これを参考にはしつつも原文の大部分を新たに翻訳する必要がある。
「翻訳後」504には、今回の翻訳者によって翻訳対象となった翻訳原文(英語)が翻訳された翻訳文(ドイツ語)が表示される。翻訳者はこの要領で翻訳原文31a内の全文章を翻訳していく。
なお、校正者もまた、翻訳用画面とほぼ同様の校正用画面から校正作業を行うことができる(非図示)。翻訳支援サーバ10は校正段階で校正用画面を生成し、校正者が校正者端末50を使用して、校正作業を行えるようになっている。校正者は、校正用画面に表示された翻訳原文31a内の文章と、翻訳メモリ20の過去の翻訳原文21a内の文章と、今回の翻訳者によって翻訳された翻訳文とを比較、参照しながら、翻訳文に対して校正作業を行える。
(係数テーブル32)
図6は、係数テーブル32の一例を示す。係数テーブル32は上述の如く、管理者等により翻訳支援DB30に予め格納されるもので、マッチ率毎に対応する係数値を規定した係数テーブルである。係数テーブル32により、1のマッチ率(値)から1の係数(値)が一意に取得できる。
補正部13は、係数テーブル32を用いて、集計されたマッチ率毎のワード数に対し、係数テーブル32に規定されたマッチ率毎に対応する係数値を乗算することにより、マッチ率毎のワード数を補正する。従って、係数テーブル32の係数(値)は、マッチ率毎にワード数を補正するための補正係数ともいえる。
(納期テーブル33)
図7は、納期テーブル33の一例を示す。係数テーブル32は上述の如く、管理者等により翻訳支援DB30に予め格納されるもので、総ワード数毎に対応する納期日数値を規定した納期テーブルである。納期テーブル33により、1のワード数(値)から1の納期(日)が一意に取得できる。なお一般に、1日の翻訳作業量は2000ワードが目安であるので、本係数テーブル32の例もその目安を参考に設定した。但し、翻訳者が翻訳する際、ワード数が多くなるにつれ次第に翻訳効率が向上する等や、その他様々な状況を考慮すれば、2000ワード/1日、20000ワード/9日というように、テーブル上の納期日数を定めることも可能である。
納期設定部15は、納期テーブル33から、総ワード数算出部14により算出された総ワード数に対応する納期日数値を取得し、該納期日数値を翻訳原文31aの翻訳納期として設定する。従って、納期テーブル33は、最終的な翻訳原文31aの補正後のワード数から納期日数を決定するためのものといえる。管理者端末60は、翻訳発注段階において「発注用画面」(図4)から翻訳業者に対し発注作業を行うが、このときシステム上で自動的に納期(翻訳作業スケジュール)が設定される。
[実施例]
これまで本実施形態のシステム構成全般について説明してきたが、続いて以下、翻訳支援サーバ10の算出する納期(翻訳作業スケジュール)を算出するための情報処理について説明していく。
図8は、納期算出処理を説明するフローチャートである。図に示されるように納期算出処理は、ステップS1〜5からなるもので、以下ステップ毎に説明する。なお本フローチャート実行の具体的な場面としては、管理者端末60は、翻訳発注段階において「発注用画面」(図4)から翻訳業者に対し発注作業を行う場面である。より具体的には、メーカーの担当者は翻訳業務を翻訳業者に発注する際、管理者端末60を操作して翻訳支援サーバ10にWebアクセスし、Webブラウザ上に発注用画面を表示させる。担当者は、「発注先」欄から翻訳業者を選択し、翻訳を依頼する翻訳原文のファイルを入力する。翻訳原文のファイルを入力後、「納期」のうち「自動(推奨)」を選択するが、「自動(推奨)」401を選択すると、本フローチャートに基づく納期算出処理が実行されることにより、システム上で納期が算出され、自動的にその納期が設定される。
(ステップS1)
S1において、マッチ率算出部11は、翻訳原文31a内の第1文章と、翻訳メモリ20の過去の翻訳原文21a内の第2文章とを比較し、両文章の一致の程度に応じて、第1文章の第2文章に対するマッチ率を算出する。
「発注用画面」(図4)において、翻訳対象となる翻訳原文のファイルが入力されると、入力された翻訳原文(ファイル)31aを読み込む。まず翻訳原文31a内から一つ目の文章を取得し、翻訳メモリ20の過去の翻訳原文21a内の文章にマッチする文書の有無を検索する。検索自体はマッチ率算出部11が実施してもよいし、翻訳支援サーバ10は、別途翻訳メモリ20から翻訳文21bを引当てることにより翻訳者への翻訳支援を行う翻訳支援機能を有しているので、この機能に委譲してもよい。
翻訳原文31a内から一つ目の文章とマッチする文書が翻訳メモリ20の過去の翻訳原文21a内から検索されると、併せてそのマッチ率(合致度)を算出する。この点具体的に説明する。
図9は、マッチ率算出例を示す。翻訳対象のマニュアルの翻訳原文には、「This manual uses the following methods.」という文章があったとする。この文章に対し翻訳メモリ20を引き当てた結果、類似文章として「This manual uses the following symbol.」という文章が検索された。この1文章中の6ワードにおいて、5ワードがマッチ(一致)し、「symbol」という1ワードが一致しない。この場合、この1文章のマッチ率は83%(=5/6*100)であり、この1文章中には6ワード存在するので、「マッチ率83%のワードが6ワード存在する」と算出する。そしてこの6ワード「This」、「manual」、「uses」、「the following」、「methods」はマッチ率83%のワードとなる。以上の要領で翻訳原文31a内の全文章、ワードに対しマッチ率を算出する。
なお翻訳者が翻訳ツールの翻訳用画面(図5)を用いてこの文章を翻訳するとすれば、翻訳メモリ20から「This manual uses the following symbol.」に対応する過去の翻訳文を取得し、「symbol」という1ワードを「methods」へ翻訳する作業のみで済む。つまり実質上1ワードの翻訳である。しかしながら従来は、6ワードの翻訳であるとして、納期算定に際し、6ワード分の翻訳作業量を見積もっていた。
(ステップS2)
S2において、集計部12は、翻訳原文31a内の全文章、ワードに対しマッチ率を算出すると、マッチ率が算出されたワード数をカウントすることにより、マッチ率毎のワード数を集計する。
図10は、マッチ率毎のワード数集計結果例を示す。翻訳対象の翻訳原文31aは、複数の章から構成される場合、例えば1章毎に分割し、この各章毎において1章中に含まれるワードを該当するマッチ率毎に振り分けたものである。図例中の第「1章」の場合、その内訳は総ワード数13587のうち、100%マッチ1528(ワード)、95〜99%マッチ1388、85〜94%マッチ888、75〜84%マッチ1191、50〜74%マッチ0、NO MATCH8591(49%以下)である。
(ステップS3)
S3において、補正部13は、集計されたマッチ率毎のワード数に対し、係数テーブル32に規定されたマッチ率毎に対応する係数値を乗算することにより、マッチ率毎のワード数を補正する。
図11は、マッチ率毎のワード数補正例を示す。まず係数テーブル32(図6)を参照し、マッチ率毎に対応する係数値を取得する(読み出す)。ここでは、マッチ率95〜99%の係数「0.3」、マッチ率85〜94%の係数「0.6」、マッチ率75〜84%の係数「0.6」、マッチ率50〜74%の係数「0.8」、マッチ率NO MATCHの係数「1」を取得する。
次に、集計されたマッチ率毎のワード数に対し、マッチ率毎に対応する係数値を乗算することにより、マッチ率毎のワード数を補正する。図例中の第「1章」の場合、マッチ率95〜99%のワード数は1388であるので、マッチ率95〜99%の係数「0.3」を乗算した「416」が補正後のワード数である。同様に、マッチ率85〜94%のワード数は888であるので、マッチ率85〜94%の係数「0.6」を乗算した「533」が補正後のワード数である。同様に、マッチ率75〜84%のワード数は1191であるので、マッチ率75〜84%の係数「0.6」を乗算した「715」が補正後のワード数である。但しマッチ率50〜74%のワード数は0、マッチ率NO MATCHの係数は「1」であるので、補正前後のワード数に変化はない。
同様の要領で、第「2章」、第「3章」についてもマッチ率毎にワード数の補正を行っていくと、図11に示される通りになる。なお翻訳対象となった翻訳原文において、マッチ率100%のワードは過去の翻訳原文と完全一致しているワードであるので、その過去の翻訳原文と対応して蓄積されている過去の翻訳文(引当て文)をそのまま翻訳文として再利用できる。従ってマッチ率100%のワードは完全に翻訳メモリ20から過去の翻訳文を流用できそのため翻訳作業は一切発生しないことから、納期を算定する際のワード数(翻訳作業量)のカウントから除外する。つまり納期算定に考慮しない。
(ステップS4)
S4において、総ワード数算出部14は、補正されたマッチ率毎のワード数を全て加算することにより、翻訳原文31a内の総ワード数(補正後のもの)を算出する。
図12は、マッチ率毎の補正後のワード数例を示す。S3及び図11において、章毎のマッチ率毎にワード数が補正された。S4では、翻訳原文31a内の総ワード数を算出するので、まず「1章」の総ワード数は「10091」、「2章」の総ワード数は「7664」、「3章」の総ワード数は「7251」というように章毎の総ワード数を算出し、これらを全加算することにより、入力された翻訳原文(ファイル)31a内の総ワード数は「25009」と算出できる。
なお、翻訳原文31a内の現実の総ワード数は、「25009」よりも大きい数値であるが、S3の補正により係数が乗算されたため、現実の総ワード数よりも小さい数値に補正されていることになる。しかしながらこの補正後の総ワード数は、翻訳作業が必要なワードのみをカウントしているので、納期算定においては、現実の総ワード数よりも妥当な数値である。一方現実の総ワード数は、翻訳作業が不要又は労を要しないワードも含みカウントされている。
(ステップS5)
S5において、納期設定部15は、納期テーブル33から、算出された総ワード数に対応する納期日数値を取得し(読み出し)、該納期日数値を翻訳原文31aの翻訳納期として設定する。まず納期テーブル33(図7)を参照し、S4で算出した総ワード数に対応する納期日数値を取得する。ここでは総ワード数は「25009」(個)であるので、これに対応する納期として「13」(日)を取得し、図4の「自動(推奨)」401に対し、「13」(日)を納期として出力・設定する。
以上のように、本実施形態に係る翻訳支援サーバ10は、翻訳作業の納期算定において、ワード数(翻訳作業量)に基づき納期を算定する際、翻訳メモリ20からの翻訳流用の可否を考慮しながら翻訳対象となる翻訳原文(ファイル)31a内の総ワード数を補正することにより、翻訳作業が必要なワードのみを算出し、この補正後の総ワード数に基づき納期を算定するので、より適正な納期を算定することが可能である。
一方、従来においては、ワード数(翻訳作業量)に基づき納期を算定する際、翻訳メモリ20を用いれば、全く翻訳作業が不要なワードも存在するにも拘らず、単純に翻訳原文(ファイル)31a内に存在する現実の総ワード数に基づき納期を算定していたため、本実施形態を適用する場合に比べ、過剰な納期が算定されがちであった。
翻訳者は翻訳メモリを搭載した翻訳ツールを用い翻訳作業を行うと、翻訳メモリからある程度の過去の翻訳文を抽出(引当)・流用でき自動変換させることができるため、そのような部分については翻訳の労力を要さず、翻訳者は自動変換されていない箇所のみを新規に翻訳していけばよい。従ってこの場合、本実施形態に係る翻訳支援サーバ10によれば、実質的な翻訳者の作業量を考慮できるため、より適正な納期を設定できる。
[実施例2]
係数テーブル32の係数の見直しについて説明する。係数テーブル32は上述の如く、管理者等により翻訳支援DB30に予め格納され、その係数(値)についても例えば予め経験則等に基づき決定されている値である。そのため、翻訳実績(納入実績)の蓄積が進むにつれ経験値も蓄積されることから、係数テーブル32の係数についても蓄積に伴い見直していくことにより、より精度の高い係数を決定し、ひいては精度の高い納期を設定できるようになる。
図13は、納入実績記録例を示す。翻訳作業が完了し翻訳業者から翻訳文が納入されると、翻訳支援サーバ10の全工程のスケジュールを管理する管理機能等によりフィードバックされ、その記録が翻訳支援DB30に蓄積され格納される。
図に示されるように、翻訳対象となった翻訳原文毎に、補正後のマッチ率毎のワード数、設定納期、実績納期、翻訳会社、翻訳元言語、翻訳先言語等々が、納入実績として記録されている。このうち「設定納期」は、上述の実施形態に基づきシステム上設定された納期を示し、「実績納期」は実際に翻訳会社から納入された納期を示す。
ここで「マニュアルA」を見ると、「設定納期」は13日、「実績納期」は11日であるので、A翻訳会社は2日早い納入を行っていたことがわかる。また「マニュアルB」を見ると、「設定納期」は26日、「実績納期」は23日であるので、A翻訳会社は3日早い納入を行っていたことがわかる。このように実績を重ねてくると、A翻訳会社はシステム上で設定された納期よりも平均しても早い納期で納入してくることができているため、「設定納期」をもう少し短縮設定できる、または「設定納期」をもう少し短縮したものが適切であると考えられる。よってこの場合、係数を小さくなるよう見直すことができる。
一方、「マニュアルC」を見ると、「設定納期」は8日、「実績納期」は12日であるので、B翻訳会社は4日遅い納入を行っていたことがわかる。また「マニュアルD」を見ると、「設定納期」は13日、「実績納期」は17日であるので、B翻訳会社は4日遅い納入を行っていたことがわかる。このように実績を重ねてくると、B翻訳会社はシステム上で設定された納期よりも平均しても遅れて納期で納入しているため、この納期には無理があり「設定納期」をもう少し長く設定した方が適切であると考えられる。よってこの場合、係数を大きくなるよう見直すことができる。
翻訳支援サーバ10は、係数テーブル32を定期的に参照し、「設定納期」と「実績納期」の差分を確認する(「設定納期」−「実績納期」)。例えば差分平均が所定閾値の例えば+3(日)以上になっていれば、係数を小さくなるよう見直す。逆に、例えば差分平均が所定閾値の−3(日)以上になっていれば、係数を大きくなるよう見直す(修正する)。
(変形例)
係数テーブル32は、翻訳実績が相当数になってくると、個々の翻訳案件や翻訳会社に依存せず、その差分平均も信頼性の高いものとなっていくため、納期算定時、全ての翻訳案件を対象にして、上述の実施形態のように1のテーブルを用い、そしてまた見直しを行うことができる。
しかし変形例として、係数つまり係数テーブル32は「翻訳会社」によって設けられ、また見直すことも可能である。つまり上述のように、A翻訳会社の翻訳には定評がありそのため納期も早いことが納入実績から把握されれば、A翻訳会社用にのみ用いる係数テーブル32を準備することができる。
図14は、翻訳会社毎の係数テーブル32例を示す。図に示されるように、係数テーブル32は、翻訳会社毎に設けられる。A翻訳会社には、A翻訳会社用の係数テーブル32aを用いる。またこのA翻訳会社用の係数テーブル32aは、A翻訳会社の翻訳実績に応じて見直されることになる。
具体的には、係数テーブル32(図6)を参照し、現行の係数は、マッチ率95〜99%の係数「0.3」、マッチ率85〜94%の係数「0.6」、マッチ率75〜84%の係数「0.6」、マッチ率50〜74%の係数「0.8」、マッチ率NO MATCHの係数「1」となっている。A翻訳会社用の係数テーブル32aにおいて、係数を小さくなるよう見直す場合、これを例えば、マッチ率95〜99%の係数「0.2」、マッチ率85〜94%の係数「0.5」、マッチ率75〜84%の係数「0.5」、マッチ率50〜74%の係数「0.7」と見直すことにより、システム上、現行のよりも短縮された「設定納期」が設定される。
逆に、B翻訳会社用の係数テーブル32bにおいて、係数を大きくなるよう見直す場合、これを例えば、マッチ率95〜99%の係数「0.4」、マッチ率85〜94%の係数「0.7」、マッチ率75〜84%の係数「0.7」、マッチ率50〜74%の係数「0.9」と見直すことにより、システム上、現行のよりも延長された「設定納期」が設定される。
図15は、翻訳言語毎の係数テーブル32例を示す。係数はまた、「翻訳元言語」及び「翻訳先言語」によっても見直すことができる。また例えばフランス語翻訳は、フランス語翻訳の特有の事情等によりドイツ語ほど早く翻訳することは難しく、この場合ドイツ語と同じ係数を用いて納期を設定すべきでないことから、翻訳言語毎に用いる係数テーブル32を準備することができる。つまり翻訳言語が英語からフランス語であるときには、英語フランス語用の係数テーブル32fを用いる。またこの英語フランス語用の係数テーブル32fは、英語からフランス語への翻訳実績に応じて見直される。
以上のように、本実施形態に係る翻訳支援サーバ10は、翻訳実績(納入実績)の蓄積が進むにつれ、この翻訳実績に基づき、係数テーブル32の係数についても蓄積に伴い見直していくことにより、より精度の高い係数を決定し、ひいては精度の高い納期を設定できるようになる。また係数テーブル32については、翻訳会社毎、翻訳言語毎のそれぞれのテーブルを設けることにより、翻訳実績に基づく経験則から翻訳会社毎、翻訳言語に適切な係数を使用できるため、ひいては精度の高い納期を設定できるようになる。
以上、本発明によれば、翻訳メモリから過去の翻訳文を抽出(引当)・流用可能な翻訳ツールを用いた翻訳作業の適正な納期、翻訳作業スケジュールを設定・算出する翻訳支援装置等を提供することが可能となる。
なお、本発明は係る特定の実施形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された本発明の要旨の範囲内において、種々の変形・変更が可能である。
10 翻訳支援サーバ
11 マッチ率算出部
12 集計部
13 補正部
14 総ワード数算出部
15 納期設定部
20 翻訳メモリ
21a 翻訳原文
22 b 翻訳文
30 翻訳支援DB
31a 翻訳原文
31b 翻訳文
32c 校正翻訳文
32 係数テーブル
33 納期テーブル
40 翻訳者端末
50 校正者端末
60 管理者端末
90 ネットワーク
100 翻訳支援システム
101 CPU
102 ROM
103 RAM
104 補助記憶装置
105 記憶媒体読取装置
106 入力装置
107 表示装置
108 通信装置
特許3771159号 特許4049299号

Claims (5)

  1. 管理端末及び翻訳作業端末とネットワークを介し接続され、翻訳業務の一連のプロセスを管理するとともに、翻訳対象となる翻訳原文の所定言語への翻訳作業を支援する翻訳支援装置であって、
    翻訳対象となる翻訳原文と、マッチ率毎に対応する係数値を規定した係数テーブルと、総ワード数毎に対応する納期日数値を規定した納期テーブルとを記憶した記憶手段と、
    過去に翻訳者により翻訳された過去翻訳文と当該翻訳文に対応する過去翻訳原文とを関連付けて蓄積した翻訳メモリと、
    前記記憶手段の翻訳原文内の第1文章と、前記翻訳メモリの過去翻訳原文内の第2文章とを比較し、両文章の一致の程度に応じて、前記第1文章の前記第2文章に対するマッチ率を算出するマッチ率算出手段と、
    前記マッチ率算出手段によりマッチ率が算出された前記第1文章内のワード数をカウントすることにより、マッチ率毎のワード数を集計する集計手段と、
    前記集計手段により集計されたマッチ率毎のワード数に対し、前記係数テーブルに規定されたマッチ率毎に対応する係数値を乗算することにより、マッチ率毎のワード数を補正する補正手段と、
    前記補正手段により補正されたマッチ率毎のワード数を全て加算することにより、前記翻訳原文内の総ワード数を算出する総ワード数算出手段と、
    前記納期テーブルから、前記総ワード数算出手段により算出された総ワード数に対応する納期日数値を取得し、該納期日数値を前記翻訳原文の翻訳納期として設定する納期設定手段と、
    を有することを特徴とする翻訳支援装置。
  2. 前記納期設定手段により設定された前記翻訳原文の設定納期と、該翻訳原文が実際に納入された実績納期とを対応付けて、複数の翻訳実績を管理する管理手段と、
    を有し、
    前記設定納期及び前記実績納期毎の差分値を算出し、前記複数の翻訳実績の平均差分値が、所定閾値を超える場合、前記係数テーブルの係数値を修正すること、
    を特徴とする請求項1記載の翻訳支援装置。
  3. 前記管理手段は、前記翻訳原文の設定納期と、該翻訳原文が実際に納入された実績納期とともに、少なくとも翻訳会社又は翻訳言語のいずれかを対応付けて管理し、
    前記記憶手段は、少なくとも前記翻訳会社毎又は前記翻訳言語毎のいずれかの前記納期テーブルを記憶したこと、
    を特徴とする請求項2記載の翻訳支援装置。
  4. 管理端末及び翻訳作業端末とネットワークを介し接続され、翻訳業務の一連のプロセスを管理するとともに、翻訳対象となる翻訳原文の所定言語への翻訳作業を支援し、翻訳支援装置における翻訳納期設定方法であって、
    翻訳対象となる翻訳原文と、マッチ率毎に対応する係数値を規定した係数テーブルと、総ワード数毎に対応する納期日数値を規定した納期テーブルとを記憶手段から読み出すテーブル読出手順と、
    過去に翻訳者により翻訳された過去翻訳文と当該翻訳文に対応する過去翻訳原文とを翻訳メモリから読み出す翻訳文読出手順と、
    前記記憶手段の翻訳原文内の第1文章と、前記翻訳メモリの過去翻訳原文内の第2文章とを比較し、両文章の一致の程度に応じて、前記第1文章の前記第2文章に対するマッチ率を算出するマッチ率算出手順と、
    前記マッチ率算出手順によりマッチ率が算出された前記第1文章内のワード数をカウントすることにより、マッチ率毎のワード数を集計する集計手順と、
    前記集計手順により集計されたマッチ率毎のワード数に対し、前記係数テーブルに規定されたマッチ率毎に対応する係数値を乗算することにより、マッチ率毎のワード数を補正する補正手順と、
    前記補正手順により補正されたマッチ率毎のワード数を全て加算することにより、前記翻訳原文内の総ワード数を算出する総ワード数算出手順と、
    前記納期テーブルから、前記総ワード数算出手順により算出された総ワード数に対応する納期日数値を取得し、該納期日数値を前記翻訳原文の翻訳納期として設定する納期設定手順と、
    を有することを特徴とする翻訳納期設定方法。
  5. 請求項4記載の翻訳納期設定方法をコンピュータに実行させるためのプログラム。
JP2011042162A 2011-02-28 2011-02-28 翻訳支援装置、翻訳納期設定方法及びプログラム Withdrawn JP2012181571A (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2011042162A JP2012181571A (ja) 2011-02-28 2011-02-28 翻訳支援装置、翻訳納期設定方法及びプログラム
US13/396,827 US8666724B2 (en) 2011-02-28 2012-02-15 Translation support apparatus, translation delivery period setting method, and storage medium

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2011042162A JP2012181571A (ja) 2011-02-28 2011-02-28 翻訳支援装置、翻訳納期設定方法及びプログラム

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2012181571A true JP2012181571A (ja) 2012-09-20

Family

ID=46719606

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2011042162A Withdrawn JP2012181571A (ja) 2011-02-28 2011-02-28 翻訳支援装置、翻訳納期設定方法及びプログラム

Country Status (2)

Country Link
US (1) US8666724B2 (ja)
JP (1) JP2012181571A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2018512671A (ja) * 2015-03-25 2018-05-17 アールダブリュエス トランスレーションズ リミテッドRWS Translations Ltd 翻訳費用を計算するためのコンピュータシステム

Families Citing this family (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US20140058879A1 (en) * 2012-08-23 2014-02-27 Xerox Corporation Online marketplace for translation services
US9619463B2 (en) * 2012-11-14 2017-04-11 International Business Machines Corporation Document decomposition into parts based upon translation complexity for translation assignment and execution
US10025776B1 (en) * 2013-04-12 2018-07-17 Amazon Technologies, Inc. Language translation mediation system
JP6226321B2 (ja) * 2013-10-23 2017-11-08 株式会社サン・フレア 翻訳支援システム、翻訳支援システムのサーバー、翻訳支援システムのクライアント、翻訳支援システムの制御方法、及びそのプログラム
US20180143975A1 (en) * 2016-11-18 2018-05-24 Lionbridge Technologies, Inc. Collection strategies that facilitate arranging portions of documents into content collections
CN112233649B (zh) * 2020-10-15 2024-04-30 安徽听见科技有限公司 机器同声传译输出音频动态合成方法、装置以及设备

Family Cites Families (14)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0449299A (ja) 1990-06-14 1992-02-18 Tosoh Corp 免疫グロブリンフラグメントの精製法
US7039700B2 (en) * 2001-04-04 2006-05-02 Chatguard.Com System and method for monitoring and analyzing communications
JP4049299B2 (ja) 2001-09-25 2008-02-20 株式会社リコー マニュアル作成支援装置、翻訳者端末制御プログラム、校正者端末制御プログラム
JP3771159B2 (ja) 2001-09-25 2006-04-26 株式会社リコー 翻訳支援装置、翻訳者端末制御プログラム、校正者端末制御プログラム
JP3918725B2 (ja) 2002-12-02 2007-05-23 日本電気株式会社 翻訳業務見積装置、翻訳業務見積方法、翻訳業務見積プログラム、及び翻訳業務見積システム
KR100652007B1 (ko) * 2002-12-18 2006-12-01 가부시키가이샤 리코 번역 지원 시스템 및 그 프로그램
JP4736476B2 (ja) 2005-03-04 2011-07-27 富士ゼロックス株式会社 翻訳費用の見積りを行う装置および方法
US7653531B2 (en) * 2005-08-25 2010-01-26 Multiling Corporation Translation quality quantifying apparatus and method
JP4041158B2 (ja) * 2005-11-11 2008-01-30 松下電器産業株式会社 対話支援装置
JP5272407B2 (ja) 2007-12-28 2013-08-28 株式会社リコー 翻訳支援システム、翻訳支援方法及びプログラム
US8910110B2 (en) * 2008-03-19 2014-12-09 Oracle International Corporation Application translation cost estimator
US20120035905A1 (en) * 2010-08-09 2012-02-09 Xerox Corporation System and method for handling multiple languages in text
US9128929B2 (en) * 2011-01-14 2015-09-08 Sdl Language Technologies Systems and methods for automatically estimating a translation time including preparation time in addition to the translation itself
US9286886B2 (en) * 2011-01-24 2016-03-15 Nuance Communications, Inc. Methods and apparatus for predicting prosody in speech synthesis

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2018512671A (ja) * 2015-03-25 2018-05-17 アールダブリュエス トランスレーションズ リミテッドRWS Translations Ltd 翻訳費用を計算するためのコンピュータシステム

Also Published As

Publication number Publication date
US8666724B2 (en) 2014-03-04
US20120221320A1 (en) 2012-08-30

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US20200042560A1 (en) Automatically generating a website specific to an industry
JP2012181571A (ja) 翻訳支援装置、翻訳納期設定方法及びプログラム
US7870164B2 (en) Database part creation, merge and reuse
US20170236130A1 (en) Emulating Manual System of Filing Using Electronic Document and Electronic File
US20110282647A1 (en) Translation System and Method
US20080147378A1 (en) Online computer-aided translation
CN105335360B (zh) 生成文档结构的方法和装置
US8805671B1 (en) Contextual translation of digital content
US8601367B1 (en) Systems and methods for generating filing documents in a visual presentation context with XBRL barcode authentication
US11237803B2 (en) Tool for generating event case management applications
US8442856B2 (en) Translation support apparatus and computer-readable storage medium
WO2019042349A1 (zh) 操作系统框架的翻译方法、移动终端和存储装置
US20120131434A1 (en) Document renewal and translation
JP2015184723A (ja) 文書作成支援システム
US11243934B1 (en) Systems and methods for copying and pasting suggestion metadata
Byrd et al. An active-set algorithm for nonlinear programming using parametric linear programming
CN117556796A (zh) 项目文档处理方法、装置、计算机设备及存储介质
CN115618777A (zh) 文件生成方法、装置、设备及存储介质
KR101523842B1 (ko) 번역 관리 방법 및 시스템
JP5458960B2 (ja) 翻訳支援装置及び翻訳支援プログラム
CN109597847B (zh) 医疗数据回沉方法及装置、存储介质、电子终端
CN113689198A (zh) 项目文件生成方法、装置、存储介质及终端设备
KR101857997B1 (ko) 전자 문서에 대한 검색 기능을 제공하는 온라인 문서 작성 서비스 장치 및 그 동작 방법
JP5252105B2 (ja) システム、サーバ及びプログラム
KR101975998B1 (ko) Sql 구문 기반의 데이터 이관 장치 및 방법

Legal Events

Date Code Title Description
A300 Application deemed to be withdrawn because no request for examination was validly filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20140513