JP2012181238A - 放射線撮像装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】軽量でありながら耐荷重性及び耐衝撃性に優れ、且つ、電源部からの発熱の影響を受けにくい放射線撮像装置を提供する。
【解決手段】筐体29は、照射面36と、対向面44と、連結面46とを含むモノコック構造を有する。筐体29には、対向面44及び連結面46を跨ぐように凹まされた凹部80が形成されている。凹部80を介して電源パック82を筐体29に装着可能であり、電源パック82は、装着状態下において放射線変換パネル116に電力を供給可能である。
【選択図】図4

Description

この発明は、放射線を放射線画像に変換する放射線変換パネルと、前記放射線変換パネルを収容する筐体と、蓄電可能な蓄電部を有する電源部とを備える放射線撮像装置に関する。
従来から、医療分野において、被写体を透過した放射線を検出することにより該被写体の放射線画像を撮像する放射線撮像装置(以下、「電子カセッテ」ともいう。)が用いられている。電子カセッテでは、可搬性を向上させると共に、耐荷重性や耐衝撃性(剛性)を確保するために、放射線を放射線画像に変換する放射線変換パネルと、放射線変換パネルに電力を供給するバッテリ等の蓄電手段を含む電源部とを筐体内に収容している。特に、バッテリの収容構造に関する技術について、従来から種々提案されている。
特許文献1には、棒状のバッテリを筐体内部の外周部に配置する装置構造が開示されている。
特許文献2には、筐体の放射線照射面と反対面側に形成された凹部からバッテリを着脱可能である装置構造が開示されている。
特許文献3には、筐体の側面に形成された開口部からバッテリを着脱可能である装置構造が開示されている。
特開2008−170212号公報 特開2009−58733号公報 特開2010−214108号公報
ところで、電子カセッテの更なる軽量化を図るべく、筐体にモノコック構造(フレームレス構造)を適用しようとする場合、次の課題が生じ得る。
特許文献1で開示された装置では、筐体内のバッテリに簡便にアクセスできない構造であり、ユーザによるバッテリの交換ができない。このため、ユーザは、放射線撮影の作業中、現在使用する電子カセッテのバッテリの残量に常に留意しなければならない。しかも、残量が少なくなった場合、再充電、電子カセッテの交換等のために作業を一旦中断しなければならない不都合があった。
これに対し、特許文献2及び3で開示された装置では、ユーザが、必要に応じてバッテリを交換可能な構造を有するので、上記した不都合は解消される。
しかし、モノコック構造は、フレーム(骨格部位)を設けないため、外部からの応力を筐体全体として受ける構造となっている。筐体の一部を変形・加工すると(例えば、開口部を設けると)、その位置及びサイズによっては筐体の剛性が著しく損なわれる場合もある。
それに加え、特許文献2及び3で開示された装置では、バッテリが筐体内部に収容される構成を採るため、電力供給の際のバッテリによる発熱が筐体の内部に伝達し易くなる。これにより、電子カセッテの内部温度が上昇し、放射線変換パネル及び電子回路の動作が不安定になり、適切な放射線画像が取得できない場合があった。
本発明は上記した問題を解決するためになされたもので、軽量でありながら耐荷重性及び耐衝撃性に優れ、且つ、電源部からの発熱の影響を受けにくい放射線撮像装置を提供することを目的とする。
本発明は、放射線を放射線画像に変換する放射線変換パネルと、前記放射線変換パネルを収容する筐体と、蓄電可能な蓄電部を有する電源部とを備える放射線撮像装置に関する。
前記筐体は、前記放射線を透過可能な照射面と、前記照射面に対向する対向面と、前記照射面に前記対向面を連結する連結面とを含むモノコック構造を有し、前記筐体には、前記対向面及び前記連結面を跨ぐように凹まされた凹部が形成され、前記凹部を介して前記蓄電部を前記筐体に装着可能であり、前記蓄電部は、装着状態下において前記放射線変換パネルに電力を供給可能であることを特徴とする。
このように、筐体には、対向面及び連結面を跨ぐように凹まされた凹部が形成されているので、筐体に対する荷重負荷(応力)が、前記凹部の周縁部において平行方向及び垂直方向に適度に分散される。すなわち、変形・加工に伴う筐体全体での剛性の低下を抑止可能となり、軽量でありながら耐荷重性及び耐衝撃性に優れた放射線撮像装置が実現できる。
これに加えて、凹部を介して蓄電部を筐体に装着可能に設けたので、装着状態下における蓄電部の露出面積が増加し、筐体外部(外気)への放熱量が相対的に多くなる。これにより、電源部からの発熱の影響を受けにくくなる。
また、前記連結面は、複数の面で構成されており、前記凹部は、前記複数の面のうちいずれか1つの面に形成されていることが好ましい。これにより、凹部を形成する内面の数が最大になり、筐体に対する蓄電部の保持が容易となる。
さらに、平面視で、前記凹部の形成領域の一部が前記放射線変換パネルの収容領域の一部と重複する位置関係下に、前記凹部が形成されていることが好ましい。このように、放射線変換パネルと蓄電部とを平面視で重複して配置することにより、筐体の面積を小さくすることが可能となり、装置の小型化が容易となる。
さらに、前記蓄電部は、平板状であり、且つ、装着状態下において前記放射線変換パネルと平行して配置されることが好ましい。これにより、特に筐体の高さ方向に対するダウンサイジングが可能となる。また、蓄電部の露出面積がさらに増加するので、放熱効率が一層向上する。
さらに、前記蓄電部は、装着状態下において、前記凹部を形成する前記筐体の外壁と離間して配置されることが好ましい。これにより、蓄電部と筐体との直接的な接触を回避可能であり、筐体への伝熱が緩和される。
さらに、前記蓄電部は、装着状態下において、前記凹部の近傍での前記連結面及び/又は前記対向面を基準として法線方向に突出しない形状を有することが好ましい。これにより、蓄電部が筐体に対する突起とならず、作業の邪魔にならない。
さらに、前記蓄電部は、装着状態下において、前記連結面及び/又は前記対向面に対して略面一である形状を有することが好ましい。これにより、蓄電部を筐体に確実に装着することができる。
さらに、前記蓄電部は、前記筐体からさらに取り外し可能であることが好ましい。これにより、特殊な作業を必要とせず、筐体の外部からの蓄電部の交換が可能となる。
さらに、前記筐体の前記凹部には凸状又は凹状のガイド部が形成され、前記蓄電部には凹部又は凸部が形成され、前記筐体の前記凸状又は凹状のガイド部に前記蓄電部の凹部又は凸部を係合することで、前記蓄電部を前記筐体に装着可能であることが好ましい。
さらに、前記筐体の前記凹部及び前記蓄電部のうち少なくとも一方に吸着部材が設けられ、前記筐体の前記吸着部材に前記蓄電部を吸着させ、及び/又は、前記筐体の前記凹部に前記蓄電部の前記吸着部材を吸着することで、前記蓄電部を前記筐体に装着可能であることが好ましい。
本発明に係る放射線撮像装置によれば、筐体には、対向面及び連結面を跨ぐように凹まされた凹部が形成されているので、筐体に対する荷重負荷(応力)が、前記凹部の周縁部において平行方向及び垂直方向に適度に分散される。すなわち、変形・加工に伴う筐体全体での剛性の低下を抑止可能となり、軽量でありながら耐荷重性及び耐衝撃性に優れた放射線撮像装置が実現できる。
これに加えて、凹部を介して蓄電部を筐体に装着可能に設けたので、装着状態下における蓄電部の露出面積が増加し、筐体外部(外気)への放熱量が相対的に多くなる。これにより、電源部からの発熱の影響を受けにくくなる。
本実施形態に係る電子カセッテが組み込まれた放射線撮像システムの構成図である。 図1の電子カセッテの上面側斜視図である。 図1の電子カセッテの下面側斜視図である。 図2の電子カセッテの分解斜視図である。 図2の電子カセッテのV−V線に沿った断面図である。 図2の電子カセッテのVI−VI線に沿った断面図である。 図1の電子カセッテのブロック図である。 図1の電子カセッテを用いた被写体の撮像を説明するためのフローチャートである。 第1変形例に係る電子カセッテの分解斜視図である。 第2変形例に係る電子カセッテの分解斜視図である。 第3変形例に係る電子カセッテの下面側斜視図である。 第4変形例に係る電子カセッテの上面側斜視図である。 第5変形例に係る電子カセッテの上面側斜視図である。 第6変形例に係る電子カセッテの上面側斜視図である。
本発明に係る放射線撮像装置について、好適な実施形態を掲げ、添付の図面を参照しながら以下、詳細に説明する。
図1は、本実施形態に係る電子カセッテ(放射線撮像装置)20が組み込まれた放射線撮像システム10の構成図である。
放射線撮像システム10は、ベッド等の撮影台12に横臥した被写体14である患者に対して、放射線16を照射する放射線源18と、被写体14を透過した放射線16を検出して放射線画像に変換する電子カセッテ20と、放射線源18及び電子カセッテ20を制御するコンソール22と、放射線画像を表示する表示装置24とを備える。
コンソール22と電子カセッテ20と表示装置24との間には、例えば、UWB(Ultra Wide Band)、IEEE802.60.a/b/g/n等の無線LAN(Local Area Network)、又は、ミリ波等を用いた無線通信により信号の送受信が行われる。なお、ケーブルを用いた有線通信により信号の送受信を行ってもよい。
コンソール22には、病院内の放射線科において取り扱われる放射線画像やその他の情報を統括的に管理する放射線科情報システム(RIS)26が接続され、RIS26には、病院内の医事情報を統括的に管理する医事情報システム(HIS)28が接続されている。
図2は、図1に示す電子カセッテ20の上面側斜視図である。
電子カセッテ20は、撮影台12と被写体14との間に配置される略矩形状(六面体)の筐体29を有する。
筐体29は、中空の角筒状のハウジング本体30と、ハウジング本体30の開口部分を両側から閉塞する2つの蓋部材32、34とを有するモノコック構造の筐体であり、外部からの応力(例えば、被写体14からの荷重、外部からの衝撃)を筐体29全体として受ける構造となっている。また、筐体29(のハウジング本体30及び蓋部材32、34)は、放射線16を透過可能なカーボンやプラスチック等の材料から形成されている。
被写体14が横臥する筐体29(のハウジング本体30)の上面は、放射線16が照射される照射面36とされている。照射面36には、被写体14の撮像領域及び撮像位置を示すガイド線38が形成され、ガイド線38の外枠は、放射線16の最大照射範囲(照射野)を示す撮像可能領域40とされている。また、ガイド線38の中心位置(十字状に交差する2本のガイド線38の交点)は、該撮像可能領域40の中心位置である。
図2及び図4に示すように、ハウジング本体30に設けられた開口部42a(x2方向側)を蓋部材32で閉塞すると共に、開口部42b(x1方向側)を蓋部材34で閉塞することにより、筐体29が構成される。すなわち、閉蓋状態下において、筐体29は、照射面36と、照射面36に対向する対向面44と、照射面36に対向面44を連結する連結面46とを有する。ここで、連結面46は、4つの側面、すなわち、側面48a(x2方向側)と、側面48b(x1方向側)と、側面48c(y1方向側)と、側面48d(y2方向側)とから構成される。なお、連結面46を構成する面数は複数であっても、1つであってもよい。例えば、筐体29の各角部がいずれも角丸である場合、連結面46は1つの面で構成される。
蓋部材32のx2方向側の側面(筐体29の側面48a)には、電子カセッテ20を起動するための電源スイッチ54、各種情報を表示するディスプレイ56、外部から充電を行なうためのACアダプタの入力端子58、外部機器との間での情報の送受信や外部からの充電が可能なインターフェース手段としてのUSB(Universal Serial Bus)端子60、PCカード等のメモリカード62を装填するためのカードスロット64、及び、電子カセッテ20の各種の状況等を表示するLED等のインジケータ66が配設されている。
なお、入力端子58は、図示しないクレードルに電子カセッテ20を充電する際に使用されるものであり、図1のような電子カセッテ20を用いた被写体14の撮像時には使用されない。また、後述するように、電子カセッテ20が電源パック82を交換することにより撮像に必要な電力量を確保するような場合には、上述の入力端子58は不要である。
さらに、電子カセッテ20では、インジケータ66とディスプレイ56とが配設されているが、インジケータ66の表示機能をディスプレイ56が代行することで、インジケータ66を不要にすることができる。また、ディスプレイ56での一部の表示機能をインジケータ66が代行することで、ディスプレイ56を不要にすることもできる。
図4に示すように、蓋部材32は、電源スイッチ54、ディスプレイ56、入力端子58、USB端子60、カードスロット64及びインジケータ66が配設された蓋本体68と、該蓋本体68のx1方向側に形成され、開口部42aに嵌合可能な挿入部70と、挿入部70のy方向に沿った両端から開口部42aに向かって突出する2つの係合部72、72とから構成されている。
したがって、蓋部材32をx1方向に進行させて、開口部42aと挿入部70とを嵌合させ、且つ、ハウジング本体30の中空部分に進入した2つの係合部72、72と、側面48c、48dの内壁に設けられた図示しない2つの係合部とをそれぞれ係合させると、蓋部材32とハウジング本体30とを一体化した状態で開口部42aを蓋部材32により閉塞することができる。
一方、蓋部材34は、電源スイッチ54、ディスプレイ56、入力端子58、USB端子60、カードスロット64及びインジケータ66が配設されていない点を除いては、前述の蓋部材32と略同じ構成である。すなわち、蓋部材34は、蓋本体68と略同一形状である蓋本体74と、該蓋本体74のx2方向側に形成され、開口部42bに嵌合可能な挿入部76と、挿入部76のy方向に沿った両端から開口部42bに向かって突出する2つの係合部78、78とから構成されている。
したがって、蓋部材32の場合と同様に、蓋部材34をx2方向に進行させて、開口部42bと挿入部76とを嵌合させ、且つ、ハウジング本体30の中空部分に進入した2つの係合部78、78と、側面48c、48dの内壁に設けられた図示しない係合部とをそれぞれ係合させると、蓋部材34とハウジング本体30とを一体化した状態で開口部42bを蓋部材34により閉塞することができる。
図4に示すように、筐体29の側面48d側には、対向面44及び連結面46(ここでは、1つの側面48d)を跨ぐように凹まされた凹部80が形成されている。この凹部80を介して、概略矩形状の電源パック(蓄電部)82を筐体29に着脱可能である。
電源パック82は、矩形状の本体部84を有しており、その一方の側面(y2方向側)には平板状の蓋部86が固着されている。蓋部86の外面中央部には、断面L字状の凹状溝からなる引掛爪88が形成されている。本体部84の他方の側面(y1方向側)中央部には、雄型端子90が配設されている。雄型端子90は、筐体29内部に固着された雌型端子92(図6参照)と嵌合可能である。また、本体部84は、y方向に沿ってその両端部からそれぞれ外方に突出して延在する凸部94、94を備える。
一方、筐体29に形成された凹部80の内面奥部96(y1方向側)には、電源パック82の雄型端子90を挿通するための挿通孔98が形成されている。凹部80の内面両側部(x方向側)には、溝状の凹状ガイド部100、100が、y方向にそれぞれ延在する。本体部84の一面102を上方に、且つ、他面104を下方に向けた状態下において、本体部84の凸部94、94は、筐体29の凹状ガイド部100、100と係合可能に設けられている。
したがって、一面102を上方に向け電源パック82を保持しつつ、筐体29の凹状ガイド部100、100に電源パック82の凸部94、94を係合させた状態でy1方向(又は、その反対方向であるy2方向)にスライドさせることで、筐体29に電源パック82を装着し、またその反対に取り外すことができる。なお、電源パック82の装着状態下では、挿通孔98に挿通された雄型端子90と、筐体29内部の雌型端子92(図6参照)とが嵌合することで、電気的に接続される。すなわち、電源パック82は、筐体29内部の電子部品(後述する放射線変換パネル116を含む。)に電力を供給可能である。
図5は図2の電子カセッテ20のV−V線に沿った断面図であり、図6は図2の電子カセッテ20のVI−VI線に沿った断面図である。
上述のように、ハウジング本体30の開口部42a、42bを2つの蓋部材32、34でそれぞれ閉塞することにより、筐体29内には、前記中空部分である室110が形成される。
室110の中央部には基台112が配置され、該基台112の表面114(照射面36側の面)には、ハウジング本体30の照射面36側を透過して室110に入射した放射線16を放射線画像に変換する放射線変換パネル116が配置されている。放射線変換パネル116は、z方向からの平面視で、基台112よりも僅かに小さな平面積を有し、撮像可能領域40に対応する程度の大きさであることが望ましい。なお、基台112は、図示しない支持部材によって室110の中央部で支持されている。また、放射線変換パネル116は、図示しない固定手段によって基台112に固定されてもよいし、ハウジング本体30の照射面36側の内壁に接着されてもよい。
放射線変換パネル116は、放射線16を可視光等の他の波長の電磁波に変換するシンチレータ118と、該シンチレータ118により変換された電磁波を電気信号に変換する光電変換層120とから構成された、いわゆる間接変換型の放射線検出器である。
なお、図5及び図6では、放射線16の照射方向に沿って光電変換層120とシンチレータ118との順に配置された表面読取方式としてのISS(Irradiation Side Sampling)方式の放射線検出器を図示しているが、放射線16の照射方向に沿ってシンチレータ118と光電変換層120との順に配置された、裏面読取方式であるPSS(Penetration Side Sampling)方式の放射線検出器であってもよい。また、シンチレータ118としては、例えば、ヨウ化セシウム(CsI)又はガドリニウム・オキサイド・サルファ(GOS)から構成されるシンチレータを用いればよい。さらに、本実施形態では、上述した間接変換型の放射線検出器に代えて、シンチレータ118を用いずに放射線16を電気信号に直接変換する、いわゆる直接変換型の放射線検出器を使用することも可能である。以下の説明では、ISS方式の放射線変換パネル116を用いた場合について説明する。
放射線変換パネル116(の光電変換層120)のy1方向の側面には、光電変換層120を駆動するための制御信号を光電変換層120に供給するための複数のフレキシブル基板122が所定間隔毎に配置され、各フレキシブル基板122には、前記制御信号を生成する駆動用IC(駆動回路部)124がそれぞれ配置されている。一方、放射線変換パネル116(の光電変換層120)のx1方向の側面には、制御信号の供給によって駆動された光電変換層120から放射線画像に応じた電気信号を読み出すための複数のフレキシブル基板126が所定間隔毎に配置され、各フレキシブル基板126には、前記電気信号を読み出して所定の信号処理を行う読出用IC(読出回路部)128がそれぞれ配置されている。
基台112の裏面130(対向面44側の面)には、電源回路132が配置されている。この場合、電源回路132は、基台112と接触するように配置されてもよいし、基台112の裏面130側に設けられた図示しない連結部材に連結されてもよい。また、基台112の裏面130における電源回路132の周囲には、該電源回路132を取り囲むように(避けるように)、複数の回路基板134が取り付けられ、該回路基板134には電子部品135が配設されている。図5に示すように、一部の回路基板134には、フレキシブル基板126が接続され、一方で、図6に示すように、他の回路基板134には、フレキシブル基板122が接続されている。
図5に示すように、略平板状の電源パック82は、装着状態下において、放射線変換パネル116と平行して配置されている。そして、z方向からの平面視で、凹部80の形成領域(すなわち、内面底部136の領域)が、放射線変換パネル116の収容領域の一部と重複する位置関係下にある。また、電源パック82は、一面102において、筐体29(凹部80の内面底部136)と所定間隔だけ離間している。
図6に示すように、対向面44及び内面奥部96の内壁角部には、雌型端子92が固着されている。雌型端子92は、挿通孔98の近傍に設けられており、その嵌合部位が挿通孔98を介して外側に指向する。そして、雌型端子92は、ケーブル137を介して電源回路132側に接続されている。このように、雌型端子92に電源パック82の雄型端子90を嵌合することで、放射線変換パネル116や各電子部品35等に電力を供給可能である。
なお、放射線16の照射による電源回路132、回路基板134及び電子部品135との劣化を防止するために、基台112は、放射線16を遮蔽可能な鉛板で構成されてもよいし、あるいは、鉛を含むように構成されてもよい。
また、筐体29側及び/又は対向面44側への伝熱を抑制するため、電源パック82の一面102及び/又は他面104に冷却部材を貼付してもよい。さらに、放射線変換パネル116や回路基板134等への伝熱を抑制するため、筐体29の内部に断熱部材を設けると効果的である。
図7は、電子カセッテ20のブロック構成図である。
光電変換層120は、放射線16を電荷に変換して蓄積可能なpin型のフォトダイオードやフォトトランジスタ等の光電変換素子140と、スイッチング素子としての薄膜トランジスタ(Thin Film Transitor;TFT)142とを有する。なお、図7では、光電変換素子140がpin型のフォトダイオードである場合を図示している。
この場合、光電変換層120では、ガラス又は樹脂からなる基板の一面に複数の信号線144とゲート線146とを互いに交差させるように配設し、各ゲート線146と各信号線144とにより区画された小領域に光電変換素子140とTFT142とをそれぞれ設けることで、前記基板に複数の光電変換素子140及び複数のTFT142を二次元マトリクス状に配列させている。また、1つの光電変換素子140には1本のバイアス線148が接続され、各バイアス線148は、1本の結線150を介してバイアス電源172に接続されている。
ここで、光電変換素子140のアノード電極は、バイアス線148に接続され、カソード電極は、TFT142のソース電極Sに接続されている。一方、TFT142のゲート電極Gは、ゲート線146を介してゲート駆動回路152に接続され、ドレイン電極Dは、信号線144を介して信号読出回路154に接続されている。この場合、ゲート駆動回路152は、複数の駆動用IC124に対応する放射線変換パネル116を駆動するための駆動回路部であり、一方で、信号読出回路154は、複数の読出用IC128に対応する放射線画像に応じた電気信号を読み出す読出回路部である。
バイアス電源172は、結線150及び各バイアス線148を介して各光電変換素子140に逆方向にバイアス電圧(逆バイアス電圧)を印加する。なお、図7では、pin型の光電変換素子140のp層側にアノード電極を介してバイアス線148が接続されているので、バイアス電源172からは、光電変換素子140のアノード電極に結線150及びバイアス線148を介して逆バイアス電圧として負の電圧(カソード電極よりも所定電圧以上低い電圧であればよい。)が印加されるようになっている。なお、光電変換素子140のpin型の積層順を逆に形成して(光電変換素子140の極性が逆となるように形成して)カソード電極にバイアス線148を接続する場合には、バイアス電源172からはカソード電極に逆バイアス電圧として正の電圧(アノード電極よりも所定電圧以上高い電圧であればよい。)が印加される。その場合には、図7における光電変換素子140のバイアス電源172に対する接続の向きが逆向きになる。
ゲート駆動回路152からゲート線146を介してTFT142のゲート電極Gに信号読み出し用の電圧(制御信号)が印加されると、TFT142のゲートが開き、光電変換素子140に蓄積された電荷、すなわち、電気信号(放射線画像信号)が、TFT142のソース電極Sを介してドレイン電極Dから信号線144に読み出される。
信号読出回路154では、各信号線144に対して、増幅器160、サンプルホールド回路162、マルチプレクサ164及びAD変換器166が順に接続されている。従って、各信号線144を介して読み出された電気信号は、チャージアンプからなる増幅器160によって増幅され、サンプルホールド回路162によってサンプリングされた後、マルチプレクサ164を介してAD変換器166に順次供給され、デジタル信号(デジタル値)に変換される。AD変換器166は、デジタル値に変換された各光電変換素子140の電気信号を後述するカセッテ制御部174に順次出力する。
また、電子カセッテ20は、装置全体を制御するための制御部170を有する。
制御部170は、前述した電源スイッチ54、ディスプレイ56、入力端子58、USB端子60、カードスロット64、インジケータ66、及びバイアス電源172に加え、電子カセッテ20の各部に電力を供給する電源部173、放射線変換パネル116、ゲート駆動回路152及び信号読出回路154等を制御するカセッテ制御部174と、コンソール22との間で無線通信により信号の送受信を行う通信部176とを有する。
電源部173は、電源パック82(雄型端子90を含む。)と、電源回路132と、雌型端子92と、ケーブル137とを有する。電源パック82は、バッテリ又はキャパシタ(例えば、電気二重層キャパシタ)等の蓄電手段である。電源回路132は、電源パック82の電圧を所望の電圧に変換して電子カセッテ20内の各部に供給可能なDC/DCコンバータ等の電力変換回路である。電源回路132は、さらに、入力端子58等から供給された電力を用いて電源パック82を充電するための充電回路であってもよい。
カセッテ制御部174は、マイクロコンピュータを含む計算機であり、図示しないCPUがROMに記録されているプログラムを読み出し実行することで各種機能を実現する。
具体的に、カセッテ制御部174は、画像メモリ182、残量検出部184及び記憶部186を有する。画像メモリ182は、放射線変換パネル116から信号読出回路154を介して取得した放射線画像を記憶する。残量検出部184は、電源パック82の現在の残量を検出する。記憶部186は、電子カセッテ20を特定するためのカセッテID情報を記憶する。
なお、制御部170中、バイアス電源172、カセッテ制御部174及び通信部176は、前述した回路基板134に搭載される電子部品135によって実現される。
次に、本実施形態に係る電子カセッテ20を含む放射線撮像システム10の動作について、図8のフローチャートに従って説明する。なお、この動作説明では、必要に応じて、図1〜図7も参照しながら説明する。
ステップS1において、ユーザは、病院内の放射線科等の所定の保管場所から撮影台12(図1参照)にまで電子カセッテ20を運搬する。この場合、筐体29には電源パック82が既に装着されており、電子カセッテ20は、電源部173(図7参照)がカセッテ制御部174にのみ電力供給を行っている。すなわち、カセッテ制御部174のみが動作しているスリープ状態である。
次に、ユーザは、照射面36を上方に向けた状態で電子カセッテ20を撮影台12に配置した後に、電源スイッチ54を投入する。これにより、先ず、カセッテ制御部174は、該カセッテ制御部174に加え、ディスプレイ56、インジケータ66及び通信部176にも電力供給を行うように電源部173を制御する。この結果、ディスプレイ56は、電子カセッテ20の起動を画面表示する。また、インジケータ66は、LED等によって電子カセッテ20の起動を示す発光を行う。ユーザは、ディスプレイ56の画面表示又はインジケータ66の発光を視認することにより、電子カセッテ20が起動したことを把握することができる。さらに、通信部176は、コンソール22との間での無線による信号の送受信が可能となる。
次に、ユーザは、コンソール22を操作することにより、撮像対象である被写体14に関わる被写体情報等の撮影条件(例えば、放射線源18の管電圧や管電流、放射線16の曝射時間)を含めた撮影オーダを登録する。なお、撮影枚数や撮影部位や撮影方法が予め決まっている場合に、ユーザは、これらの条件も撮影オーダに含めて登録しておく。前述のように、コンソール22と通信部176との間は、無線による信号の送受信が可能であるため、カセッテ制御部174は、通信部176を介して無線通信によりコンソール22に撮影オーダの送信を要求し、コンソール22は、電子カセッテ20からの送信要求に応じて、前記撮影オーダを無線通信により電子カセッテ20に送信する。
通信部176で受信された前記撮影オーダは、記憶部186に記憶される。次に、カセッテ制御部174の残量検出部184は、電源パック82の現在の残量を検出し、検出した残量をディスプレイ56に画面表示する。ユーザは、ディスプレイ56の画面表示を視認することで、電源パック82の現在の残量を容易に把握することができる。
次に、カセッテ制御部174は、電源パック82の現在の残量が、記憶部186に記憶された撮影オーダに応じた分の残量以上であるか否かを判断する(ステップS2)。
ここで、現在の残量が撮影オーダに応じた分の残量に満たない場合(ステップS2:NO)、カセッテ制御部174は、撮像に必要な電力量が確保されていない、すなわち、現在の残量では撮影オーダに従った撮像を遂行することができないと判断し、次に、ディスプレイ56に対して電源パック82の交換を外部に通知するための画面表示を行わせると共に、インジケータ66に対して電源パック82の交換を外部に通知するための発光を行わせる。ユーザは、ディスプレイ56の画面表示又はインジケータ66の発光を視認することにより、電源パック82の交換が必要と直ちに把握し、次に、電源パック82の交換作業を実施する。
すなわち、ステップS3において、ユーザは、先ず、電源スイッチ54を押す。これにより、カセッテ制御部174は、該カセッテ制御部174にのみ電力供給を行うよう電源部173を制御し、この結果、電子カセッテ20は、スリープモードに移行する。
先ず、ユーザは、撮影台12上で、電子カセッテ20の側面にある引掛爪88に指先を引っ掛けた後、y2方向側に引き出すことで、撮影オーダに応じた残量に満たない電源パック82を取り外す。そして、撮影オーダに応じた残量以上の新たな電源パック82(例えば、満充電の電源パック82)を、筐体29(凹部80)に形成された凹状ガイド部100、100が、電源パック82に形成された凸部94、94に係合可能な所定位置に配置する。そして、側面48dと蓋部86とが略面一となるまで、すなわち、雄型端子90が雌型端子92に嵌合するまで、電源パック82をy1方向に押し込む。これにより、ハウジング本体30の室110に新たな電源パック82を装着させることができる。
その後、ユーザは、電源スイッチ54を再度投入する。
これにより、カセッテ制御部174は、ディスプレイ56、インジケータ66及び通信部176に対する電力供給を再開するように電源部173を制御する。また、残量検出部184は、交換後の新たな電源部173の電源パック82の残量を検出する。そして、カセッテ制御部174は、記憶部186に記憶された撮影オーダに応じた残量と、残量検出部184が検出した新たな電源パック82の残量とを比較する。
前述のように、新たな電源パック82は、撮影オーダに応じた残量以上の残量を持つ満充電の状態である。そのため、カセッテ制御部174は、交換後の新たな電源パック82の残量と共に、撮影オーダに従った被写体14に対する撮像が可能であることを、ディスプレイ56に画面表示させる。また、カセッテ制御部174は、撮影オーダに従った被写体14に対する撮像が可能であることを示す発光をインジケータ66に行わせる。ユーザは、ディスプレイ56の画面表示又はインジケータ66の発光を視認することにより、電源パック82の交換によって電子カセッテ20が使用可能になったことを容易に把握することができる。
なお、交換後の新たな電源パック82の残量が、撮影オーダに応じた残量に満たなかった場合には、ステップS2及びS3の処理を行って、新たな電源パック82に対する交換作業(再交換)を行えばよい。
また、ステップS2において、現在の残量が撮影オーダに応じた分の残量以上である場合(ステップS2:YES)、カセッテ制御部174は、撮像に必要な電力量が確保されており、撮影オーダに従った撮像を遂行することが可能であることを通知するための画面表示をディスプレイ56に行なわせると共に、インジケータ66に対して撮像の遂行が可能であることを通知するための発光を行わせる。ユーザは、ディスプレイ56の画面表示又はインジケータ66の発光を視認することにより、電源パック82の交換を行なわなくても、撮像が可能であることを容易に把握することができる。
次のステップS4において、ユーザ及び電子カセッテ20は、撮影準備を行う。
この場合、カセッテ制御部174は、ディスプレイ56、インジケータ66、カセッテ制御部174及び通信部176以外の電子カセッテ20内の各部にも電力供給を行うように、電源部173を制御する。これにより、電源部173からの電力供給を受けたバイアス電源172は、逆バイアス電圧を各光電変換素子140に印加し、該各光電変換素子140は、電荷蓄積が可能な状態に至る。また、カセッテ制御部174は、ゲート駆動回路152を制御して、全てのTFT142をオフ状態とする。
一方、ユーザは、放射線源18と放射線変換パネル116との間の距離をSID(線源受像画間距離)に調整すると共に、照射面36に被写体14を配置させて、該被写体14の撮像部位が撮像可能領域40に入り、且つ、該撮像部位の中心位置が撮像可能領域40の中心位置と略一致するように、該被写体14のポジショニングを行う。
このようにして撮影準備が完了した後のステップS5において、ユーザがコンソール22又は放射線源18に備わる図示しない曝射スイッチを投入する。コンソール22に曝射スイッチが備わっている場合には、曝射スイッチの投入後、コンソール22から無線通信によって撮影条件が放射線源18に送信される。また、放射線源18に曝射スイッチが備わっている場合には、曝射スイッチの投入後、放射線源18から無線通信によりコンソール22に対して撮影条件の送信が要求され、該コンソール22は、放射線源18からの送信要求に応じて、前記撮影条件を無線通信により放射線源18に送信する。
放射線源18は、撮影条件を受信すると、該撮影条件に従って、所定の線量からなる放射線16を所定の曝射時間だけ被写体14に照射する。放射線16は、被写体14を透過してハウジング本体30内の放射線変換パネル116に至る。この場合、シンチレータ118は、放射線16の強度に応じた強度の可視光を発光し、光電変換層120を構成する各光電変換素子140は、可視光を電気信号に変換し、電荷として蓄積する(ステップS6)。
次のステップS7において、カセッテ制御部174は、ゲート駆動回路152を制御して、ゲート駆動回路152から1本のゲート線146に信号読み出し用の電圧(制御信号)を印加させる。これにより、該ゲート線146にゲート電極Gが接続されている全てのTFT142のゲートが開き、これらのTFT142が接続されている各光電変換素子140に蓄積された電荷(図7のpin型の光電変換素子140では電子)が、電気信号として各信号線144にそれぞれ読み出される。各増幅器160は、読み出された電気信号を増幅し、各サンプルホールド回路162は、増幅後の電気信号をサンプリングし、マルチプレクサ164を介してAD変換器166に順次供給する。AD変換器166は、順次供給された電気信号に対するAD変換を行い、デジタル信号に変換する。デジタル信号に変換された電気信号に応じた放射線画像は、カセッテ制御部174の画像メモリ182に一旦記憶される(ステップS8)。
このようにして、1本のゲート線146に接続された各光電変換素子140に対する電気信号(に応じた放射線画像)の読み出しの完了後、カセッテ制御部174は、ゲート駆動回路152を制御して、信号読み出し用の電圧を印加するゲート線146を順次切り替え、切り替えたゲート線146に接続された各光電変換素子140に対する電気信号の読み出しを順次行う。従って、電子カセッテ20では、全てのゲート線146に接続された各光電変換素子140からの放射線画像の読み出しが完了するまで、ステップS7及びS8の処理を繰り返し行う。
このようにして、全ての光電変換素子140からの放射線画像の読み出しが完了し、被写体14の放射線画像が画像メモリ182に記憶された後のステップS9において、カセッテ制御部174は、画像メモリ182に記憶された放射線画像をディスプレイ56に表示させると共に、当該放射線画像と、記憶部186に記憶されたカセッテID情報とを共に通信部176を介して無線通信によりコンソール22に送信する。コンソール22は、受信した放射線画像に対して所定の画像処理を行い、画像処理後の放射線画像を無線通信により表示装置24に送信する。表示装置24は、受信した放射線画像を表示する。従って、ユーザは、ディスプレイ56に表示された放射線画像、又は、表示装置24に表示された放射線画像を視認することにより、被写体14に対して撮影オーダに応じた適切な撮像が行われたか否かを容易に判断することができる。
そして、ステップS10において、被写体14に対する撮像が完了した場合(ステップS10:YES)、ユーザは、被写体14を解放して撮像を終了させ(ステップS11)、次に、電源スイッチ54を押して、電子カセッテ20をスリープ状態に移行させる。その後、ユーザは、電子カセッテ20を所定の保管場所まで運搬する(ステップS12)。
一方、被写体14に対して複数枚の撮像を行う場合であって、全ての撮像が完了していない場合には(ステップS10:NO)、カセッテ制御部174の残量検出部184は、電源パック82の現在の残量を検出し、次に、カセッテ制御部174は、電源パック82の現在の残量が、残りの撮影枚数に応じた残量以上であるか否かを判断する(ステップS13)。
電源パック82の現在の残量が、残りの撮影枚数に応じた残量以上であれば(ステップS13:YES)、ステップS4又はステップS5に戻り、次の撮像が行われる。この場合、カセッテ制御部174は、ディスプレイ56に対して現在の残量と撮像が可能であることとを通知するための画面表示を行わせると共に、インジケータ66に対して撮像が可能であることを通知するための発光を行わせる。ユーザは、ディスプレイ56の画面表示又はインジケータ66の発光を視認することにより、次の撮像が可能であることを容易に把握することができる。
一方、電源パック82の現在の残量が、残りの撮影枚数に応じた残量に満たない場合(ステップS13:NO)、カセッテ制御部174は、現在の残量と電源パック82の交換の指示とを示す画面表示をディスプレイ56に行わせると共に、電源パック82の交換を指示するための発光をインジケータ66にも行わせる。ユーザは、ディスプレイ56の画面表示、又は、インジケータ66の発光を視認することにより、電源パック82の交換が必要であることを把握し、次に、前述したステップS3と同様な方法で電源パック82の交換作業を実施する(ステップS14)。そして、ステップS14の交換作業の完了後、ステップS4又はステップS5に戻り、次の撮像が行われる。
以上のように、筐体29は、放射線16を透過可能な照射面36と、照射面36に対向する対向面44と、照射面36に対向面44を連結する連結面46とを含むモノコック構造を有し、筐体29には、対向面44及び連結面46を跨ぐように凹まされた凹部80が形成され、凹部80を介して電源パック82を筐体29に装着可能であり、電源パック82は、装着状態下において放射線変換パネル116に電力を供給可能である。
このように構成されているので、筐体29に対する荷重負荷(応力)が、凹部80の周縁部において平行方向(x方向、y方向)及び垂直方向(z方向)に適度に分散される。すなわち、変形・加工に伴う筐体29全体での剛性の低下を抑止可能となり、軽量でありながら耐荷重性及び耐衝撃性に優れた電子カセッテ20が実現できる。
これに加えて、凹部80を介して電源パック82を筐体29に装着可能に設けたので、装着状態下における電源パック82の露出面積が増加し、筐体29外部(外気)への放熱量が相対的に多くなる。これにより、電源部173からの発熱の影響を受けにくくなる。
また、連結面46は、複数の側面48a〜48dで構成されており、凹部80は、複数の側面48a〜48dのうちいずれか1つの面(例えば、側面48d)に形成されてもよい。これにより、凹部80を形成する内面の数が最大になり、筐体29に対する電源パック82の保持が容易となる。
さらに、平面視で、凹部80の形成領域の一部が放射線変換パネル116の収容領域の一部と重複する位置関係下に、凹部80が形成されてもよい。このように、放射線変換パネル116と電源パック82とを平面視で重複して配置することにより、筐体29の面積を小さくすることが可能となり、装置の小型化が容易となる。
さらに、電源パック82は、平板状であり、且つ、装着状態下において放射線変換パネル116と平行して配置されてもよい。これにより、特に筐体29の高さ方向に対するダウンサイジングが可能となる。また、電源パック82の露出面積がさらに増加するので、放熱効率が一層向上する。
さらに、電源パック82は、装着状態下において、凹部80を形成する筐体29の外壁と離間して配置されてもよい。これにより、電源パック82と筐体29との直接的な接触を回避可能であり、筐体29への伝熱が緩和される。
さらに、電源パック82は、筐体29からさらに取り外し可能であってもよい。これにより、特殊な作業を必要とせずに筐体29の外部から電源パック82の交換が可能となる。
次に、本実施形態に係る電子カセッテ20の変形例(第1〜第6変形例)について、図9〜14を参照しながら説明する。なお、変形例において本実施形態と同一である構成要素には、同一の参照符号を付して詳細な説明を省略し、以下同様とする。
第1変形例に係る電子カセッテ20Aにおいて、筐体200の凹部の形成方法が本実施形態(図3の電子カセッテ20)と異なる。
図9に示すように、筐体200は、ハウジング本体30、蓋部材32、及び蓋部材34(図2〜図4参照)が一体に形成されている。そして、筐体200には、対向面44及び側面48bを跨ぐように凹まされた凹部202が形成されている。このように、凹まされる側面は、連結面46を構成する複数の側面48a〜48dのうちいずれであってもよい。
また、電源パック204の本体部206は、その両端部に、x方向に沿った溝状の凹部208、208を備える。一方、凹部202の内面両側部(x方向側)には、その外方に突出した凸状ガイド部210、210がそれぞれ延在する。このように、本体部206の一面102を上方(他面104を下方)に向けた状態で、本体部206の凹部208、208が、筐体200の凸状ガイド部210、210と係合可能となるように構成しても、本実施形態と同様の作用効果が得られる。
第2変形例に係る電子カセッテ20Bにおいて、筐体212の凹部の形成方法及び電源パック216の装着機構が本実施形態(図3の電子カセッテ20)と異なる。
図10に示すように、筐体212は、第1変形例(図9参照)と同様に、ハウジング本体30、蓋部材32、及び蓋部材34(図2〜図4参照)が一体に形成されている。そして、筐体212には、対向面44、側面48b及び側面48dを跨ぐように凹まされた凹部214が形成されている。このように、凹まされる側面は、連結面46を構成する複数の側面48b、48dであってもよい。換言すれば、筐体212の対向面44側角部に凹部を形成してもよい。
また、電源パック216は、矩形状の本体部218を有しており、その2つの側面(x2方向側、y1方向側)中央部に、マグネット等からなる平板状の被吸着部材220a、220bがそれぞれ貼付されている。本体部218の残余の側面(x1方向側、y2方向側)中央部には、断面L字状の凹状溝からなる引掛爪222a、222bが形成されている。
一方、筐体212に形成された凹部214の内面両側部(x2方向側、y1方向側)には、マグネット等からなる平板状の吸着部材224a、224bがそれぞれ貼付されている。なお、被吸着部材220a(220b)及び吸着部材224a(224b)がマグネットで構成される場合、筐体212の被吸着部材220a(220b)の磁極は、電源パック216の吸着部材224a(224b)の磁極と反対である。
したがって、一面102を上方に向け電源パック216を保持しつつ、筐体212の被吸着部材220a、220bに電源パック216の吸着部材224a、224bを近づける(又は遠ざける)ことで、吸着部材224a(224b)と被吸着部材220a(220b)との間の吸着作用により、筐体212に電源パック216を装着し、またその反対に取り外すことができる。
このように構成すると、例えば、ユーザは、引掛爪222a及び/又は引掛爪222bにそれぞれ指先を引っ掛けて、x1方向、y2方向のみならず、斜め方向に対して電源パック216を着脱する。すなわち、多方向から電源パック216を着脱可能であるので、ユーザの作業性が一層向上する。
なお、吸着部材224a、224bは、磁力を用いた方式に限定されず、減圧や静電気等の方式により吸着可能な部材であれば種類は問わない。また、筐体212に被吸着部材220a(b)を、電源パック216に吸着部材224a(b)をそれぞれ設けてもよく、その反対、すなわち、筐体212に吸着部材224a(b)を、電源パック216に被吸着部材220a(b)をそれぞれ設けてもよい。
第3変形例に係る電子カセッテ20Cにおいて、電源パック226のサイズが本実施形態(図3参照)と異なる。
図11に示すように、電源パック226が備える本体部228は、図3の電源パック82と比較して、y方向に対して僅かに短尺である。したがって、電源パック226の装着状態下において、凹部80の周縁部230(側面48d)を基準として段差部232が形成される。このように、電源パック226は、装着状態下において、側面48dの法線方向(y2方向)に突出しない形状を有しても、本実施形態と同様の作用効果が得られる。さらに、電源パック226は、装着状態下において、対向面44(及び/又は側面48a〜48d)の法線方向に突出しない形状を有してもよい。
第4変形例に係る電子カセッテ20Dにおいて、筐体234の側面の形状が本実施形態(図2参照)と異なる。
図12に示すように、閉蓋状態下において、筐体234は、照射面36と、対向面44と、連結面236とを有する。ここで、連結面236は、4つの側面、すなわち、側面238a(x2方向側)と、側面238b(x1方向側)と、側面238c(y1方向側)と、側面238d(y2方向側)とから構成される。 側面238a、238bは、y方向に沿った長円状に形成されている。側面238cはy1方向に円弧状に膨出すると共に、側面238dは、y2方向に円弧状に膨出している。一方、筐体234に着脱自在な電源パック240は、一面が円弧状に膨出した蓋部242を備えている。これにより、筐体234に電源パック240を装着すると側面238dと略面一となり、本実施形態と同様の作用効果が得られる。
第3及び第4変形例のように、電源パック226、240は、装着状態下において、凹部80の近傍での連結面46、236を基準として法線方向(y方向)に突出しない形状を有することが好ましい。これにより、電源パック226、240が筐体29、234に対する突起とならず、作業の邪魔にならない。対向面44に関しても、上記と同様である。
また、本実施形態(図2参照)及び第4変形例のように、電源パック82、240は、装着状態下において、連結面46及び/又は対向面44に対して略面一である形状を有してもよい。これにより、電源パック82、240を筐体29、234に確実に装着することができる。
第5変形例に係る電子カセッテ20Eにおいて、筐体244の形状が本実施形態(図3参照)と異なる。
図13に示すように、電子カセッテ20Eでは、筐体244におけるx2方向側が薄板状の蓋部材32とされ、x1方向側がユーザにより把持可能な把持部246とされている。したがって、ユーザは、把持部246の取っ手248を把持した状態で電子カセッテ20Eを運搬することが可能である。なお、蓋部材32は、例えば、図示しないヒンジ部材を中心として回動するように開口部42a(図2参照)を閉塞可能としてもよい。
第6変形例に係る電子カセッテ20Fにおいて、筐体250の形状が本実施形態(図3参照)と異なる。
図14に示すように、電子カセッテ20Fは、筐体250の厚みが全体的に薄く、ハウジング本体252の側面254a(x2方向)及び蓋部材256も湾曲形状となっている。この場合、側面254aの中央部は、x1方向に向かって凹み、蓋部材256の中央部は、側面254aの凹部に対応してx1方向に膨出した凸部となっている。この凸部に取っ手258が設けられている。
一方、ハウジング本体252のx1方向の2つの角部260、260(側面254bと側面254c、254dとを連結する2つの角部)は、ハウジング本体252の中心に向かって凹んでおり、この凹部にはL字状の緩衝部材262、262が嵌合している。
なお、この発明は、上述した実施形態及びその変形例に限定されるものではなく、この発明の主旨を逸脱しない範囲で自由に変更できることは勿論である。
例えば、本実施形態では、筐体29に対して電源パック82を着脱自在に設けているが、電源回路132をも含めてもよい。すなわち、筐体29に対して電源部173を着脱自在に設けてもよい。第1〜第6変形例についても同様である。
また、複数の電源パック82を装着可能にしてもよいし、筐体29の内部に別の電源を備えてもよい。この場合、必要に応じて複数の電源を切り替えるように構成してもよい。
さらに、本実施形態では、筐体29がモノコック構造を有するが、一部の補強部位にフレームを用いた混成構造(いわゆるセミモノコック構造)を有してもよい。
10…放射線撮像システム 20(A〜F)…電子カセッテ
29、200、212、234、244、250…筐体
30…ハウジング本体 36…照射面
44…対向面 46…連結面
48a〜48d、238a〜238d…側面
80、202、208、214…凹部
82、204、216、240…電源パック
110…室 116…放射線変換パネル
124…駆動用IC 128…読出用IC
132…電源基板 134…回路基板
135…電子部品 152…ゲート駆動回路
154…信号読出回路 170…制御部
173…電源部 174…カセッテ制御部
184…残量検出部 224a、224b…吸着部材

Claims (10)

  1. 放射線を放射線画像に変換する放射線変換パネルと、前記放射線変換パネルを収容する筐体と、蓄電可能な蓄電部を有する電源部とを備える放射線撮像装置であって、
    前記筐体は、前記放射線を透過可能な照射面と、前記照射面に対向する対向面と、前記照射面に前記対向面を連結する連結面とを含むモノコック構造を有し、
    前記筐体には、前記対向面及び前記連結面を跨ぐように凹まされた凹部が形成され、
    前記凹部を介して前記蓄電部を前記筐体に装着可能であり、
    前記蓄電部は、装着状態下において前記放射線変換パネルに電力を供給可能である
    ことを特徴とする放射線撮像装置。
  2. 請求項1記載の放射線撮像装置において、
    前記連結面は、複数の面で構成されており、
    前記凹部は、前記複数の面のうちいずれか1つの面に形成されている
    ことを特徴とする放射線撮像装置。
  3. 請求項1又は2に記載の放射線撮像装置において、
    平面視で、前記凹部の形成領域の一部が前記放射線変換パネルの収容領域の一部と重複する位置関係下に、前記凹部が形成されていることを特徴とする放射線撮像装置。
  4. 請求項3記載の放射線撮像装置において、
    前記蓄電部は、平板状であり、且つ、装着状態下において前記放射線変換パネルと平行して配置されることを特徴とする放射線撮像装置。
  5. 請求項4記載の放射線撮像装置において、
    前記蓄電部は、装着状態下において、前記凹部を形成する前記筐体の外壁と離間して配置されることを特徴とする放射線撮像装置。
  6. 請求項1〜5のいずれか1項に記載の放射線撮像装置において、
    前記蓄電部は、装着状態下において、前記凹部の近傍での前記連結面及び/又は前記対向面を基準として法線方向に突出しない形状を有することを特徴とする放射線撮像装置。
  7. 請求項6記載の放射線撮像装置において、
    前記蓄電部は、装着状態下において、前記連結面及び/又は前記対向面に対して略面一である形状を有することを特徴とする放射線撮像装置。
  8. 請求項1〜7のいずれか1項に記載の放射線撮像装置において、
    前記蓄電部は、前記筐体からさらに取り外し可能であることを特徴とする放射線撮像装置。
  9. 請求項1〜8のいずれか1項に記載の放射線撮像装置において、
    前記筐体の前記凹部には凸状又は凹状のガイド部が形成され、前記蓄電部には凹部又は凸部が形成され、
    前記筐体の前記凸状又は凹状のガイド部に前記蓄電部の凹部又は凸部を係合することで、前記蓄電部を前記筐体に装着可能である
    ことを特徴とする放射線撮像装置。
  10. 請求項1〜8のいずれか1項に記載の放射線撮像装置において、
    前記筐体の前記凹部及び前記蓄電部のうち少なくとも一方に吸着部材が設けられ、
    前記筐体の前記吸着部材に前記蓄電部を吸着させ、及び/又は、前記筐体の前記凹部に前記蓄電部の前記吸着部材を吸着することで、前記蓄電部を前記筐体に装着可能である
    ことを特徴とする放射線撮像装置。
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