JP2012179250A - 使い捨て便座カバー装着部材、使い捨て便座カバー及び便座カバー収納ユニット - Google Patents

使い捨て便座カバー装着部材、使い捨て便座カバー及び便座カバー収納ユニット Download PDF

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Abstract

【課題】 排泄物を排泄して便座の下面に飛散した場合であっても、便座の下面を汚すことなく、便座を清潔に保つことのできる使い捨て便座カバー装着部材、使い捨て便座カバー及び便座カバー収納ユニットを提供することを課題とする。
【解決手段】 水溶性シートで構成された使い捨て便座カバー1を着座式便器100の便座102に装着するため、弾性変形可能な基材2f,3fと、該基材2f,3fの一方の面に形成され、前記便座102に固定可能な固定層2d,3dと、基材2f,3fの他方の面に形成され、前記使い捨て便座カバー1を剥離可能に貼着する貼着層2e,3eとを有し、前記便座102の一方の面に固定可能であることを特徴とする。
【選択図】図1

Description

本発明は、着座式便器の便座に使い捨て便座カバーを覆うための使い捨て便座カバー装着部材、該使い捨て便座カバー装着部材を備えた使い捨て便座カバー及び該使い捨て便座カバーを収納可能な便座カバー収納ユニットに関する。
一般的に、着座式便器(洋式便器)は、排泄物を受ける便器本体と、使用者が排泄するために着座する便座とを備える。そして、便座には、使用者が着座しつつ排泄した排泄物を便器本体に排泄可能な開口部が設けられている。
公共の場などに設置される着座式便器は、不特定多数の者と共用するため、衛生面に配慮する必要がある。そこで、このような場に設置されるトイレ設備には、各使用者が着座式便器の便座に被せ、その上に着座して排泄することで、各使用者の臀部が便座に直接触れないようにした使い捨て便座カバーが提供されるところがある。この使い捨て便座カバーは、便座の上面を覆うシートであり、水溶性の紙で製造されている(例えば、特許文献1等)。そして、この使い捨て便座カバーには、便座の開口部に沿って開口するように、略馬蹄形の切り目線が形成されている。
特開平 7−231862号公報
しかし、使用者が排泄物を排泄した際に、その排泄物や便器本体に溜められている水が飛散して、便座の下面を汚してしまうことがある。便座の下面が排泄物等で汚されたままにされてしまうと、便座を清潔に保つことができなくなる。
そこで、本発明は、斯かる実情に鑑み、排泄物を排泄して便座の下面に飛散した場合であっても、便座の下面を汚すことなく、便座を清潔に保つことのできる使い捨て便座カバー装着部材、使い捨て便座カバー及び便座カバー収納ユニットを提供することを課題とする。
本発明に係る使い捨て便座カバー装着部材は、水溶性シートで構成された使い捨て便座カバーを着座式便器の便座に装着するための使い捨て便座カバー装着部材であって、弾性変形可能な基材と、該基材の一方の面に形成され、前記便座に固定可能な固定層と、基材の他方の面に形成され、前記使い捨て便座カバーを剥離可能に貼着する貼着層とを有し、前記便座の一方の面に固定可能であることを特徴とする。
また、本発明の一様態として、着座式便器の便器本体の上面に便座を載置するために当該上面に向かって便座の下面の一部が突出した脚部を備える便座に用いられ、前記貼着層は、便座の下面に貼着可能であることが好ましい。
上記構成の使い捨て便座カバー装着部材は、使用者によって、例えば、装着部材の固定層を便座の下面に固定し、装着部材の粘着層にカバー本体を保持させることにより、便座に装着することができる。この使用者が排泄物を排泄した際に、カバー本体で便座の下面に飛散した排泄物等を受けることができ、便座の下面に飛散する排泄物等が便座の下面に付着するのを阻止できる。そして、この使用者が排泄を終えると、カバー本体を便座から取り外して廃棄処理することができる。したがって、この使い捨て便座カバーで貼着した使い捨て便座カバーは、便座の下面を汚すことなく、便座を清潔に保つことができる。この使い捨て便座カバー装着部材は、特に、下面に脚部を備える便座に対して利用するのに適している。
本発明の一様態として、前記基材は、便座を便器の上面に載置した際に、便座の下面に固定される固定層と使い捨て便座カバーが貼着される貼着層との間の高さが脚部の高さと略同一となる変形が可能であることが好ましい。
上記構成の使い捨て便座カバー装着部材は、脚部を備える便座の下面に装着する際に、製造者毎に異なる脚部の高さ、位置、形状に応じて基材の高さを調整することができ、便座カバーを下面に一様に貼着することができる。よって、便座の下面の形状により貼着する便座カバーに凹凸ができて皺が形成されることにより、便座の下面を覆う範囲が不足することのないようにすることができる。
本発明に係る使い捨て便座カバーは、着座式便器の便座に装着する水溶性シートで構成された使い捨て便座カバーにおいて、前記便座の平面形状に即して形成されるカバー本体と、前述の使い捨て便座カバー装着部材とを備えることを特徴とする。
上記構成の使い捨て便座カバーは、使用者によって、例えば、装着部材の固定層を便座の下面に固定し、装着部材の粘着層にカバー本体を保持させることにより、便座に装着することができる。この使用者が排泄物を排泄した際に、カバー本体で便座の下面に飛散した排泄物等を受けることができ、便座の下面に飛散する排泄物等が便座の下面に付着するのを阻止できる。そして、この使用者が排泄を終えると、カバー本体を便座から取り外して廃棄処理することができる。したがって、この使い捨て便座カバーは、便座の下面を汚すことなく、便座を清潔に保つことができる。
本発明に係る便座カバー収納ユニットは、前記使い捨て便座カバーを収納可能であることを特徴とする。上記構成の便座カバー収納ユニットは、使い捨て便座カバーを使用するときまで収納しておくことができる。
以上のように、本発明の使い捨て便座カバー装着部材、使い捨て便座カバー及び便座カバー収納ユニットによれば、排泄物を排泄して便座の下面に飛散した場合であっても、便座の下面を汚すことなく、便座を清潔に保つことのできるという優れた効果を奏し得る。
本発明の一実施形態に係る使い捨て便座カバーを便座に取り付けた状態の着座式便器及び給水タンクの全体斜視図を示す。 同実施形態に係る使い捨て便座カバーの上面カバー及び下面カバーの斜視図を示す。 (a)は、着座式便器の便座の下(底)面図を示し、(b)は、同実施形態に係る使い捨て便座カバーの上面カバー(又は、下面カバー)の上面図を示す。 (a)は、同実施形態に係る使い捨て便座カバーを便座に装着したときの、図3(b)の矢視A−A線で切断した断面図を示し、(b)は、(a)の囲み部分aの要部拡大図を示す。 同実施形態に係る便座カバー収納ユニットを給水タンクに載置した状態の全体斜視図を示す。 (a)は、同実施形態に係る便座カバー収納ユニットの保持板の斜視図を示し、(b)は、(a)の矢視A−A線で切断した保持板の断面図を示す。 他の実施形態に係る便座カバー収納ユニットを給水タンクに載置した状態の全体斜視図を示す。 (a)は、他の実施形態に係る使い捨て便座カバーを便座に装着したときの、図3(b)の矢視A−A線で切断した断面図を示し、(b)は、(a)の囲み部分aの要部拡大図を示す。
以下、本発明の一実施形態に係る使い捨て便座カバー装着部材及び使い捨て便座カバーについて、添付図面を参照しつつ説明する。使い捨て便座カバーの説明に先立ち、該使い捨て便座カバーを用いる着座式便器及び給水タンクについて、図1を参酌しつつ説明する。かかる着座式便器100は、使用者が着座して排泄物を排泄する形式の便器である。着座式便器100は、上面に設けられる開口部101bから使用者の排泄物を受ける便器本体101と、使用者が排泄物を排泄するために便器本体101の開口部101bの縁部上に載置される便座102と、便座102上に載置されて便器本体101の開口部101bを閉鎖する蓋103とを備える。
便器本体101は、使用者の排泄物を受けて一時的に溜める貯留部101aと、該貯留部101aの上面に形成される略楕円形状の開口部101bと、貯留部101aに溜められた排泄物を排出する排出部(図示せず)とを備える。貯留部101aは、臭気封止用の溜り水が所定水位まで蓄えられており、使用者により排泄された排泄物は、この溜り水の中に排泄される。なお、ここで言う排泄物とは、糞尿(大便と小便)を指すものとする。
一方、給水タンク110は、着座式便器100の背面(使用者が着座したときに背中と対向する面)に配置され、便器本体101の貯留部101aに溜められた排泄物を排出部に押し流す水を蓄え、便器本体101に給水するタンクである。給水タンク110は、この水を蓄え、栓の開閉により所定量の水を便器本体101に供給可能な貯水部110aと、該貯水部110aに給水すると同時に手洗い等のために使用者に給水する給水ノズル110bと、該給水ノズル110bから供給された水を受けて貯水部110aに案内する受水鉢110cとを備える。給水ノズル110bは、貯水部110aの上面に設けられ、上方に向かって延出され先端側で前方側に湾曲して下方に向かって吐出する管状のノズルである。
次に、本発明の一実施形態に係る使い捨て便座カバー装着部材を備える使い捨て便座カバーについて、図1及び図2を参酌しつつ説明する。かかる使い捨て便座カバー1は、水溶性の紙製であり、使用後に便器本体101の貯留部101aに廃棄され、排泄物とともに排出部から排水溝に排出される。使い捨て便座カバー1は、便座102の平面形状(上面の形状)に形成される上面カバー2と、便座102の平面形状(下面の形状)に形成される下面カバー3とを備える。
上面カバー2は、具体的には、上面(図1の上側)全範囲を覆うように形成される。そして、上面カバー2は、本実施形態に係る便座102が略中心に楕円形状の開口部101bを有する環状のO型であるため、この開口部に合致する開口も形成されている。下面カバー3は、便座102の下面全範囲を覆うように形成され、便座102の開口部に合致する開口が形成されている。そして、上面カバー2及び下面カバー3は、それぞれ、紙製のカバー本体2a,3aと、該カバー本体2a,3aをその便座102の上面又は下面と対向する面に取り外し可能に装着する使い捨て便座カバー装着部材(以下、単に「装着部材」と略する)2b,…,3b,…と、カバー本体2a,3aを貫通して形成される開口部2c,2c,3c,3cとを備える。
本実施形態に係る上面カバー2及び下面カバー3は、便座の上面及び下面が略相似形をしており、製造工程を簡略化する観点からも、形状が同一となるように形成されている。すなわち、上面カバー2及び下面カバー3とは、それぞれが兼用可能に形成されている。
また、上面カバー2及び下面カバー3は、装着部材2b,…,3b,…を用いて便座102の上面又は下面に固定され、使用後に便座102の上面又は下面に固定される装着部材2b,…,3b,…から剥がす際に容易に裂けにくいように成形されている。
特に、下面カバー3の場合は、排泄物などが付着することにより強度が低下しやすく、排泄物が付着した部分を残して裂けてしまうようなことを防止することも目的としている。具体的には、上面カバー2及び下面カバー3は、硬質の材質で形成されるか、トイレットペーパーなどの水溶性の紙を複数枚(3枚程度)重ねて強度を高めて形成されている。水溶性の紙同士は、それぞれが容易に剥がれないように、例えば、溶融しやすい片栗粉などでそれぞれが接着されている。
装着部材2b,3bは、図3(a),図3(b),図4(a)及び図4(b)に示すように、便座102の上面及び下面のいずれか一方の面に固定可能な固定層2d(,3d)と、カバー本体2a,3aを剥離可能に粘着する粘着層2e(,3e)と、固定層2d(,3d)及び粘着層2e(,3e)との間に位置し、弾性変形可能な基材2f(,3f)とを有する。装着部材2b,…,3b,…は、位置ずれすることがなく装着できるように便座102の上面又は下面に取り付けられ、同一面に所定間隔を空けて複数箇所設けられている。
特に、下面カバー3の場合は、図3(a)及び図4(a)に示すように、便座102には、便器101に載置する際に便器101に当てて便座102自身を支える脚部102b,…が便座本体101aに対して複数箇所に設けられていることから、図3(b)に示すように、この脚部102b,…を避けて装着部材3b,…が装着される。このようにすることにより、便座102の脚部102bと便器101との間には、下面カバー3のみが挟まれ、装着部材3b,…が挟まることにより便座102と便器101との間の隙間の形成を抑制し、又は、便器101に対して便座102がガタツクことがない。
しかも、この便座102の脚部102b,…は、着座式便座100の製造者毎にその便座102の下(底)面上の配置及び数、形状等が相違するが、使い捨て便座カバー1を使用しようとする着座式便器100毎にその脚部102b,…の位置を確認して、その脚部102b,…を避けて便座102の下面に装着部材3b,…を装着すればよく、どのような着座式便座100にも下面カバー3を装着することができる。
固定層2d,3dは、便座102の上面及び下面のいずれか一方の面から容易に剥がれないように強粘着タイプ(恒久タイプ)や硬化型の粘着材料を成形したものである。すなわち、固定層2d,3dは、便座102の上面及び下面のいずれか一方に固定されて、カバー2,3の便座102への装着に対して、カバー本体2a,3aのみを交換して、装着部材2b,3bを繰り返して利用できる。
粘着層2e,3eは、繰り返してカバー本体2a,3aの装着と取り外しを行えるように弱粘着タイプ(可剥離タイプ)や普通タイプ(汎用タイプ)の粘着材料を成形したものを基材2f,3fに接合したものであったり、当該粘着材料を噴霧又は塗布して基材2f,3f上に成形したものである。粘着層2e,3eの粘着力は、固定層2d,3dが有する粘着力に対して弱くなるように選択されることが好ましい。すなわち、カバー2,3を便座102から取り外す際に、使用者は、カバー本体2a,3aを把持して便座102から引き離すと、カバー本体2a,3aのみが剥がれて、粘着層2e,3eが便座102に残るようになる。また、粘着層2e,3eは、カバー本体2a,3aの剥離の際に抵抗感なく、容易にカバー本体2a,3aを剥がせ、カバー本体2a,3aを損傷することなく、粘着層2e,3e側に残留することもない。
基材2f,3fは、固定層2d,3d及び粘着層2e,3eを形成しており、一方の面に固定層2d,3dが形成され、他方の面に粘着層2e,3eが形成されている。また、図4(a)及び図4(b)に示すように、基材2f,3fの厚さは、装着部材2b,3bの厚さが便座102の脚部102bの高さ(便座本体102aからの突出量)より薄くなるように設定されている。そのため、特に、装着部材3bを便座102の下面(便座本体102a)に固定し、カバー本体3aを保持させた際、カバー本体3aは、便座102の便座本体102aに添って保持され、脚部102bと面する部分のみが脚部102bに添って隆起した状態となる。すなわち、カバー本体3aは、便器本体101の上面と便座102の下面との間に位置するが、脚部102bと面する部分以外は、直接、便器本体101の上面に接触することなく、便座102の便座本体102aに添った状態で便座102に取り付けられる。よって、使用者は、カバー本体3aを便座102から剥離する際、便器本体101に直接接触していない部分を選択して把持することができる。カバー本体3aが便器本体101の上面に直接接触する部分を極力減らし、よって、濡れていることの多い便器本体101の上面に接触することにより吸湿して、使用者に把持することをためらわせたり、抵抗を感じさせることなく、カバー本体3aを把持することができるようになっている。
開口部2c,2c,3c,3cは、便座102に装着した際に便座102の奥手に対応する位置に設けられている。この開口部2c,2c,3c,3cは、複数設けられ、本実施形態では、2箇所設けられている。
次に、同実施形態に係る便座カバー収納ユニットについて、図5及び図6(a),図6(b)を参酌しつつ説明する。かかる便座カバー収納ユニット4は、給水タンク110の上面に載置されて、使い捨て便座カバー1を収納可能なユニットである例を説明する。但し、便座カバー収納ユニット4の設置場所は、給水タンク110の上面に限定されるものではなく、トイレ設備の壁面に壁掛けされてもよい。便座カバー収納ユニット4は、上面カバー2及び下面カバー3を収納する収納部41と、該収納部41の前面に配置される耐水性のパネル42とを備える。
収納部41は、図5、図6(a)及び図6(b)に示すように、上面カバー2及び下面カバー3を保持可能な保持板41a(特に、図6(a)参照)と、該保持板41aを挿入可能なスリットを有する格納部41b(特に、図5参照)とを備える。保持板41aは、平面状の保持板本体41cと、上面カバー2及び下面カバー3を引っ掛ける掛止部材41d,41dとを備える。
パネル42は、図5に示すように、収納部41の前面から所定間隔離間して固定する耐水性のパネル本体42aと、給水タンク110の給水ノズル110bに下部を掛止可能な凹部42bと、下端を上端側に向けて折り返して形成される樋部42cと、該樋部42cで受けた水を受水鉢110cに案内する案内部42dとを備える。
パネル本体42aは、収納部41の前面との間で形成されるスリット状の隙間に挿入して、装飾用シート部材42fを装着可能なシート装着部42eと、該シート装着部42eに装着される装飾用シート部材42fを外部から視認可能に覆うカバー部42gとを備える。なお、装飾用シート部材42fとは、カレンダーやポスター、絵画などである。
次に、同実施形態に係る使い捨て便座カバー1の使用方法について、図1及び図2を参酌しつつ説明する。まず、使用者は、着座式便器100の便座102を跳ね上げて、下面カバー3をその便座102の下面側に装着する。続けて、使用者は、便座102を元に(便器本体101aの開口縁部に載置した状態に)戻して、その上面カバー2をその便座102の上面側に装着する。このとき、上面カバー2及び下面カバー3は、それぞれが便座102に装着部材2b,…,3b,…にて接着されており、容易に剥がれたりずれないように装着されている。
以上のように、本実施形態に係る使い捨て便座カバー1は、使用者によって、上面カバー2を着座式便器100の便座102の上面に装着されるとともに、下面カバー3をその便座102の下面に装着される。具体的には、使い捨て便座カバー1は、使用者によって、装着部材3bの固定層3dを便座102の下面に固定し、装着部材3dの粘着層3eにカバー本体3aを保持することにより、便座102に装着することができる。上面カバー2及び下面カバー3は、便座102の上面及び下面の両方に対応しており、下面カバー3を便座102の上面に装着することができ、上面カバー3を便座102の下面に装着することができる。
この使用者が排泄物を排泄する際、上面カバー2のカバー本体2aで臀部が直接便座102の上面に触れることがなく、下面カバー3のカバー本体3aで便座102の下面に飛散した排泄物等が付着するのを阻止できる。そして、この使用者が排泄を終えると、上面カバー2のカバー本体2aのみ及び下面カバー3のカバー本体3aのみを便座102から取り外して廃棄処理することができる。したがって、この使い捨て便座カバー1は、便座102の下面を汚すことなく、便座102を清潔に保つことができる。
次に、同実施形態に係る便座カバー収納ユニット4の使用方法について、図5、図6(a)及び図6(b)を参酌しつつ説明する。すなわち、便座カバー収納ユニット4から上面カバー2のカバー本体2a又は下面カバー3のカバー本体2a(以下、単に「カバー本体2a,3a」と略す)を収納する場合若しくは取り出す場合について、説明する。使用者は、格納部41bに挿入された保持板41aを側面方向にスライドすることにより引き出す。引き出された保持板41aには、その正面側にカバー本体2a,3aが掛止部材41d,41dに引っ掛けられている。カバー本体2a,3aは、複数枚重ね合わされていることによりその強度が高く、特に開口部2c,2c,3c,3cが割けて脱落しないように保持されている。
使用者は、カバー本体2a,3aを収納する場合であれば、この重ね合わされたカバー本体2a,3aに更に重ね合わせて収納する。使用者は、カバー本体2a,3aを取り出す場合であれば、この重ね合わされたカバー本体2a,3aの最上部のカバー本体2a,3aを取り外して使用する。
以上のように、かかる便座カバー収納ユニット4は、カバー本体2a,3aの形状を崩すことなく収納することができる。また、給水タンク110上に載置される便座カバー収納ユニット4は、給水ノズル110bから受水鉢110cに供給されて飛散した水を耐水性のパネル42でカバーして紙製の使い捨て便座カバー1が濡れないように収納することができる。
便座カバー収納ユニット4は、給水ノズル110bを凹部42bで掛止することにより、給水タンク110上に立て掛けることができる。また、便座カバー収納ユニット4は、パネル42に飛散した水をパネル42の下端に設けられた樋部42cで受け、該樋部42cで受けた水を案内部42d,42dで案内して受水鉢110cに排水することができ、給水タンク110上を水浸しにしないようにすることができる。また、カバー本体2a,3aの前面に装飾用シート部材42fを装着することができ、便座カバー収納ユニット4を見栄えよくすることができる。
なお、本発明は、上記実施形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲で種々の変更を加え得ることは勿論のことである。
上記実施形態において、着座式便器100がO型の便座102を備える例に説明したが、これに限定されるものではなく、例えば、便器は、正面側を切り欠いて上面から見た形状がUの字状のU型の便座であってもよい。この場合、上面カバーは、このU型の便座の上面形状に沿って形成され、下面カバーは、このU型の便座の下面を覆う面積を有するように形成されるようにしてもよい。
上記実施形態において、便座102の上面を1枚の上面カバー2で覆い、便座102の下面を1枚の下面カバー3で覆う使い捨て便座カバー1の例を説明したが、これに限定されるものではない。例えば、上面カバー又は下面カバーが左右2分割となっていて、これらを組み合わせることにより、便座の上面又は下面を覆うようにしてもよい。
上記実施形態において、上面カバー2及び下面カバー2の両方を備える例を説明したが、これに限定されるものではない。例えば、一般家庭などで使用される便座カバーであれば、便座102の上面に上面カバーを装着しない場合もあり、このような場合には、便座カバーは、(上面カバーを備えておらず)下面カバーのみを備えるものであってもよい。
上記実施形態において、使用者が使い捨て便座カバー1を使用した後、上面カバー2のカバー本体2aと下面カバー3のカバー本体3aとを便座102から取り外す例を説明したが、これに限定されるものではない。例えば、下面カバー3のカバー本体3aのみに排泄物が付着したために使い捨て便座カバーを取り替える場合、上面カバー2のカバー本体2aを取り外さずに、下面カバー3のカバー本体3aのみを取り外すようにしてもよい。また、下面カバー3のカバー本体3aに排泄物が付着しなかったため取り替える必要がない場合、上面カバー2のカバー本体2aのみ取り外し、下面カバー3のカバー本体3aを取り外さずに取り付けたままにしてもよい。
上記実施形態において、便座カバー収納ユニット4の収納部41及びパネル42が、それぞれが収納する上面カバー2のカバー本体2a及び下面カバー3のカバー本体3aを保持する保持板41a、そして、装飾用シート部材42fを側面方向(図5の左右方向)から出し入れ可能な構造とする例を説明したが、これに限定されるものではない。例えば、図7に示すように、便座カバー収納ユニット204は、上面カバーのカバー本体及び下面カバーのカバー本体を保持する保持板を上面(図面の上方向)から挿入可能な収納部241と、上面から装飾用シート部材を挿入すべく、該収納部241の前面に配置されるパネル242とを備えるようにしてもよい。
上記実施形態において、上面カバー2(カバー本体2a)は、便座の上面の形状に形成される例を説明したが、これに限定されるものではない。例えば、上面カバー(のカバー本体)は、具体的には、上面(図1の上側)及び正面(図1の紙面手前側)から背面(図1の紙面奥手側)に至るまでの両側面(図1の左右方向)の範囲に沿うように立体形成されていてもよい。そして、上面カバー(カバー本体)は、本実施形態に係る便座102が略中心に楕円形状の開口部を有する環状のO型であるため、この開口部の内側の側面に沿うようにも形成されることが好ましい。
このような形状の上面カバー(カバー本体)は、便座102の形状に成型された金型に水を含ませた原紙を当て、加熱プレスして成形され、若しくは、金型に原紙を当て、蒸気を吹きかけて成形されている。また、上面カバー(カバー本体)は、便座102の形状に成型された金型に型押しして成形するようにしてもよい。
上記実施形態において、便座カバー収納ユニット4は、パネル42を備える例を説明したが、これに限定されるものではない。例えば、便座カバー収納ユニットは、パネルを備えていない場合も含まれ、更には、収納部も格納部を備えていない場合であってもよい。
上記実施形態において、便座カバー1は、水溶性の紙製である例を説明したが、これに限定されるものではない。例えば、多糖類、セルロース、でんぷん等の分解性が早い材料を主原料とするフィルム、水溶紙、水解紙、不織布、不織紙などの水溶性シートであれば、どのような材料、形状の便座カバーであってもよい。
上記実施形態において、便座カバー1に用いられる紙は、更に、消臭効果や抗菌効果が付加されるものであってもよい。但し、上記の効果は、浄化槽を用いて下水処理を行っているトイレ設備に対しては、その浄化槽で排泄物を分解するのに用いられる好気性微生物や嫌気性微生物を死滅させることのないものが選択されることが好ましい。
上記実施形態において、便座カバー1の上面カバー2のカバー本体2a及び下面カバー3のカバー本体3aは、容易に裂けることがないように硬く成形されており、複数枚の紙を多重に重ね合わせて形成される例を説明したが、これに限定されるものではない。例えば、上面カバーのカバー本体及び下面カバーのカバー本体は、多重に重ね合わせた水溶性の紙を熱圧縮して接合したものや、ニードルパンチで接合したもの、接着剤で接着させて接合したものであってもよい。
上記実施形態において、上面カバー2のカバー本体2a及び下面カバー3のカバー本体3aが保持板41aの掛止部材41d,41dに開口部2c,2c,3c,3cを通して掛止する例を説明したが、これに限定されるものではなく、上面カバー2のカバー本体2a及び下面カバー3のカバー本体3aに開口部に相当する開口を形成せず、保持板41aの掛止部材41d,41dを突き刺すことにより、保持板41aに保持するようにしてもよい。
上記実施形態において、基材2f,3fの厚さは、装着部材2b,3bの厚さが便座102の脚部102bの高さ(便座本体102aからの突出量)より薄くなるように設定されている例を説明したが、これに限定されるものではない。例えば、図8(a)及び(b)に示すように、基材202f,203fの厚さは、装着部材202b,203bの厚さが便座102の脚部102bの高さと同じに設定されていてもよい。そのため、特に、装着部材203bを便座102の下面(便座本体102a)に固定し、カバー本体203aを保持させた際、カバー本体203aは、装着部材3b,…と、脚部102b,…とが同じ高さとなり、凹凸が形成されることなく、便座102の下面に保持することができる。
また、基材202f,203fは、便座102を便器101の上面に載置した際に、便座102の下面に固定される固定層202d,203dとカバー本体2a,3aが貼着される貼着層203e,203eとの間の高さが脚部102bの高さと略同一となる変形が可能であってもよい。
特に、使い捨て便座カバー装着部材3bを脚部102bを備える便座102の下面に装着する際に、製造者毎に異なる脚部102bの高さ、位置、形状に応じて基材3fの高さを調整することができ、便座カバー1を下面に一様に貼着することができる。よって、便座102の下面の形状により貼着する便座カバー1に凹凸ができて皺が形成されることにより、便座102の下面を覆う範囲が不足することのないようにすることができる。
なお、便座102の上面に固定する装着部材202bは、必ずしも下面に固定する装着部材203bと同形状(特に、同じ厚さ)として兼用されるものに限定されず、上記実施形態の便座102の上面に固定する装着部材2bのように、装着部材の厚さが便座102の脚部102bの高さより薄いものを用いてもよい。すなわち、上面に固定する装着部材の厚さを便座102の脚部102bの高さに関係なく薄くすることにより、装着部材2bを便座102の上面に固定して上面カバーを装着した際に、上面カバーは、略平面形状のまま便座の上面に装着され、装着部材2bにより固定される部分が盛り上がって凸凹ができにくくすることができる。
上記実施形態において、上面カバー2及び下面カバー3がカバー本体2a,3a及び装着部材2b,…,3b,…から構成される例を説明したが、これに限定されるものではない。すなわち、上面カバー及び下面カバーがそれぞれカバー本体に対して所定数量の装着部材を備えるものに限定されない。例えば、本願発明には、着座式便器100の便座102に装着される装着部材1組に対してカバー本体が少なくとも2以上をセットとする上面カバー又は下面カバーの実施形態も当然に含まれ、また、従来からある使い捨て便座カバーをカバー本体として利用して、装着部材のみの使い捨て便座カバー装着部材の実施形態も含まれる。
1…使い捨て便座カバー、2…上面カバー、2a…カバー本体、2b…装着部材、2c…開口部、2d…固定層、2e…粘着層、2f…基材、3…下面カバー、3a…カバー本体、3b…装着部材、3c…開口部、3d…固定層、3e…粘着層、3f…基材、4…便座カバー収納ユニット、41…収納部、41a…保持板、41b…格納部、41c…保持板本体、41d…掛止部材、42…パネル、42a…パネル本体、42b…凹部、42c…樋部、42d…案内部、42e…シート装着部、42f…装飾用シート部材、42g…カバー部、100…着座式便器、101…便器本体、101a…貯留部、101b…開口部、102…便座、102a…便座本体、102b…脚部、103…蓋、110…給水タンク、110a…貯水部、110b…給水ノズル、110c…受水鉢、202…上面カバー、202a…カバー本体、202b…装着部材、202d…固定層、202e…粘着層、202f…基材、203…下面カバー、203a…カバー本体、203b…装着部材、203c…開口部、203d…固定層、203e…粘着層、203f…基材、204…便座カバー収納ユニット、241…収納部、242…パネル

Claims (5)

  1. 水溶性シートで構成された使い捨て便座カバーを着座式便器の便座に装着するための使い捨て便座カバー装着部材であって、
    弾性変形可能な基材と、該基材の一方の面に形成され、前記便座に固定可能な固定層と、基材の他方の面に形成され、前記使い捨て便座カバーを剥離可能に貼着する貼着層とを有し、前記便座の一方の面に固定可能であることを特徴とする使い捨て便座カバー装着部材。
  2. 着座式便器の便器本体の上面に便座を載置するために当該上面に向かって便座の下面の一部が突出した脚部を備える便座に用いられ、
    前記貼着層は、便座の下面に貼着可能な請求項1に記載の使い捨て便座カバー装着部材。
  3. 前記基材は、便座を便器の上面に載置した際に、便座の下面に固定される固定層と使い捨て便座カバーが貼着される貼着層との間の高さが脚部の高さと略同一となる変形が可能である請求項1又は2に記載の使い捨て便座カバー装着部材。
  4. 着座式便器の便座に装着する水溶性シートで構成された使い捨て便座カバーにおいて、
    前記便座の平面形状に即して形成されるカバー本体と、請求項1〜3のいずれか1項に記載の使い捨て便座カバー装着部材とを備えることを特徴とする使い捨て便座カバー。
  5. 請求項4に記載の便座カバーを収納可能であることを特徴とする便座カバー収納ユニット。
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