JP2012179113A - 温菜カバー - Google Patents

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Abstract

【課題】 温菜保温装置の構造の変更を伴わずに、温菜の保湿を実現する。
【解決手段】 温菜保温装置の湯槽Tの左右および後方を覆う左右側板1、1および背面板3と、上方を覆う天井板2からなる温菜カバーCにおいて、背面板の前方に配した第一隔壁4により温菜カバーの左右側壁間および下端を閉塞すると共に上端を天井板に向けて開口した送風通路D1を設け、第一隔壁の前方に配した第二隔壁6により温菜カバーの左右側壁間を閉塞すると共に上下端を天井板および温菜カバーの下面に向けて開口した蒸気通路D2を設け、第二隔壁の前側にして温菜カバーの下端より上方に離隔した箇所に保温装置の熱伝導蓋Pの側端を載せるための張り出し部7を突設する。
【選択図】 図1

Description

この発明は、料理品などの温菜を店頭で販売したり食堂で提供したりする際に使用する温菜保温装置に使用される温菜カバーに関する。
熱湯Wを張った湯槽Tの開口を容器状の熱伝導蓋Hや板状の熱伝導蓋Pをもって被蓋する温菜保温装置が公知である(例えば、特許文献1、2)。これらは料理品などの温菜を店頭で販売する際のショーケースや食堂で提供したりする際のホットテーブルで保温のために使用されるものであり、ホテルパンと呼ばれる容器状の熱伝導蓋Hに温菜をそのまま収容したり(図5参照)、板状の熱伝導蓋P上に温菜を収容した皿Fを載置(図6参照)したりして使用に供されている。
前記の温菜保温装置は湯槽の下方に設けた加熱装置により湯槽を加熱し、長時間に渡り温菜を保温することが可能である。この場合、温菜を長時間保温することによって生じる乾燥による食味の低下を防ぐために、加湿装置を設けることが公知である(特許文献3、4)。
特開平10−276904号公報 特開平8−266421号公報 特開2001−8798号公報 特許第4152705号公報
しかしながら、前記した加湿装置は大がかりなものであり、温菜保温装置の製造コストが嵩む問題があった。一方、既存の温菜保温装置に対してはそれを加湿装置付きのものと交換するか、あるいは加湿装置を組み込むように改造しなればならず、店舗や食堂にとっては多大な負担となった。
この発明は前記の問題を解消することを目的としたものであり、温菜保温装置自体の構造の変更でなく、それに使用する温菜カバーにより加湿作用を得ることに着想して創作されたものである。
温菜保温装置上に置かれ、湯槽の左右および後方を覆う左右側板および背面板と、上方を覆う天井板からなる温菜カバーが「スニーズガード」として公知である(例えば、特許文献2)。この温菜カバーは透明のガラスやプラスティックから構成されるものであり、本来は屋内の塵埃や人間から飛散する異物などが温菜に落下することを防ぐためのものである。
この発明は前記の温菜カバーにおいて、温菜カバーの背面板の前方に配した第一隔壁により温菜カバーの左右側壁間および下端を閉塞すると共に上端を天井板に向けて開口した送風通路を設け、上記第一隔壁の前方に配した第二隔壁により温菜カバーの左右側壁間を閉塞すると共に上下端を天井板および温菜カバーの下面に向けて開口した蒸気通路を設け、上記第二隔壁の前側にして温菜カバーの下端より上方に離隔した箇所に保温装置の熱伝導蓋の側端を載せるための張り出し部を突設したことを特徴とする。
また、請求項2記載の発明は、前記温菜カバーにおいて、空気を送風する手段を送風通路に設けたことを特徴とする。
また、請求項3記載の発明は、前記温菜カバーにおいて、天井板の裏面を前後に湾曲する曲面形状としたことを特徴とする。
また、請求項4記載の発明は、前記温菜カバーにおいて、張り出し部の設置位置を上下に調節可能としたことを特徴とする。
また、請求項5記載の発明は、前記温菜カバーにおいて、温菜カバーの後方箇所において天井板を上下2重構造としたことを特徴とする。
温菜保温装置において湯槽は熱伝導蓋によって完全に被蓋されることが原則である。すなわち、図5、6に示すように熱伝導蓋の周側の端部は湯槽の開口の周囲に載せられることにより開口を密閉する。
これに対し、この発明の温菜カバーCにおいては温菜カバーの下端より上方に離隔した箇所に張り出し部7を突設し、これに保温装置の熱伝導蓋Pの側端を載せるようにしている(図1参照)。その結果、熱伝導蓋Pは湯槽Tの開口に対し一側が浮き上がった状態で載せられ、浮き上がった側の側端と湯槽の開口端の間に隙間Sが生じ、ここから湯槽内の熱湯から蒸散した蒸気が逃げ出すことになる。そしてこの蒸気は温菜カバーの第一隔壁4と第二隔壁6間に形成された蒸気通路D2から温菜カバーの天井板2に向かって上昇し、温菜カバーの背面板3と第一隔壁4間に形成された送風通路D1から天井板に向かって上昇する空気と混合して混合気流を生じさせ、これが温菜カバー内を満たすことにより温菜の保温、保湿が実現される。
すなわち、この発明によれば温菜保温装置のなんらの変更も伴わずに加湿機能を得られるものであり、これを実現するための温菜カバーも本来は温菜保温装置に不可欠な装置であり、特別な追加装置を要せずに加湿機能を得られるので極めて経済的である。また、蒸気は新たな熱源を用いず、温菜保温装置の湯槽内から生じる蒸気を利用するのでランニングコストにも変更がなく極めて経済的である。
また、請求項4に記載の発明によれば、熱伝導蓋の側端を載せるための張り出し部の設置位置を上下に調節可能としているので、張り出し部の上下位置を調節することにより加湿量を自在に調節することが可能となる。
また、請求項5に記載の発明によれば、温菜カバーの後方箇所において天井板を上下2重構造としているので空気層が形成され、外部の温度および湿度と比較して内部が高温多湿となっている温菜カバーに結露が生じることが防止される。
この発明の温菜カバーの使用状態の一部切り欠き側面図。 同上、一部を仮想線で表した斜視図。 この発明の温菜カバーの一部切り欠き斜視図。 この発明の温菜カバーの要部の一部切り欠き側面図。 温菜保温装置の一例を示す一部切り欠き側面図。 温菜保温装置の一例を示す一部切り欠き側面図。
以下、この発明の具体的実施例を添付図面に基づいて説明する。図1はこの発明の温菜カバーを温菜保温装置上に置いた状態の図、図2は温菜カバーの全体を示す図である。この温菜カバーCは湯槽Tの開口を熱伝導蓋(ここでは、上部に温菜を収容した皿Fを載置する板状の熱伝導蓋Pを図示している。)をもって被蓋する温菜保温装置上に置かれ、湯槽の左右および後方を覆う左右側板1、1および背面板3と、上方を覆う天井板2からなり、ガラスやプラスティックなどの透明素材により構成される(ここではアクリル樹脂を採用している。)。この実施例においては、前記温菜カバーCの天井板の裏面を前後に湾曲する曲面形状とすることにより、そこに当たる蒸気と空気、これらの混合気流の流れをより円滑にしている。
また、この実施例においては、温菜カバーの後方箇所において天井板2を上下2重構造としている。すなわち、背面板3の上方をそのまま前方に湾曲させながら延出して下方の天井板2Aとし、この下方の天井板の先端を上方に立ち上げて、その上方に位置する上方の天井板2Bの前端と連結している。一方、上方の天井板2Bの後端は巾木板を介して下方の天井板2Aの中途と連結している。こうすることにより、温菜カバーに結露が生じることが防止される。
前記の温菜カバーCの背面板3の前方には第一隔壁4が設けられる。この第一隔壁4は左右端が温菜カバーの左右の側壁1、1に達することにより左右側壁間を閉塞すると共に、底板5により下端を閉塞することにより背面板3との間に上端を天井板2Aに向けて開口した送風通路A1を形成する。図中符号Bは送風通路A1と連通するように背面板3後方に設けられる送風装置であり、ここから送風通路内に送風が行なわれる。前記の第一隔壁4の前方にはこれより高さが低い第二隔壁6が設けられる。この第二隔壁6は左右端が温菜カバーの左右の側壁1、1に達することにより左右側壁間を閉塞すると共に、上下端を天井板2Aおよび温菜カバーの下面に向けて開口した蒸気通路D2を形成する。前記の第二隔壁6の前側にして温菜カバーの下端より上方に離隔した箇所には保温装置の熱伝導蓋Pの側端を載せるための張り出し部7が突設される。この実施例においては第二隔壁6の下端を前方に折り曲げることにより張り出し部7としている。また、第二隔壁6は左右を後方に折り曲げて側板8、8とし、この側板を温菜カバーの両側壁1、1に穿設した上下方向の長孔10にねじ9をもって固定している。これにより、第二隔壁6は長孔10の長手寸法の範囲内で上下動可能となり、これに伴い熱伝導蓋Pの側端を載せるための張り出し部7の設置位置を上下に調節可能としている。
図1は以上の構成よりなるこの発明の温菜カバーCの使用方法を示す図である。熱伝導蓋Pは従来技術のように湯槽Tの上方開口を完全に被蓋するように温菜保温装置上に載せられるのではなく、温菜カバーの下端より上方に離隔した箇所に位置する張り出し部7に側端が載せる。その結果、熱伝導蓋Pは湯槽Tの開口に対し一側が浮き上がった状態で載せられ、浮き上がった側の側端と湯槽の開口端の間に隙間Sが生じ、ここから湯槽内の熱湯から蒸散した蒸気が逃げ出すことになる。そしてこの蒸気は温菜カバーの第一隔壁4と第二隔壁6間に形成された蒸気通路D2から温菜カバーの天井板2に向かって上昇し、温菜カバーの背面板3と第一隔壁4間に形成された送風通路D1から天井板に向かって上昇する空気と混合して混合気流を生じさせ、これが温菜カバー内を満たすことにより温菜の保温、保湿が実現されることとなる。
C 温菜カバー
D1 送風通路
D2 蒸気通路
T 湯槽
P 熱伝導蓋
1 側板
2 天井板
3 背面板
4 第一隔壁
6 第二隔壁
7 張り出し部

Claims (5)

  1. 湯槽の開口を板状または容器状の熱伝導蓋をもって被蓋する温菜保温装置上に置かれ、湯槽の左右および後方を覆う左右側板および背面板と、上方を覆う天井板からなる温菜カバーにおいて、背面板の前方に配した第一隔壁により温菜カバーの左右側壁間および下端を閉塞すると共に上端を天井板に向けて開口した送風通路を設け、上記第一隔壁の前方に配した第二隔壁により温菜カバーの左右側壁間を閉塞すると共に上下端を天井板および温菜カバーの下面に向けて開口した蒸気通路を設け、上記第二隔壁の前側にして温菜カバーの下端より上方に離隔した箇所に保温装置の熱伝導蓋の側端を載せるための張り出し部を突設したことを特徴とする温菜カバー。
  2. 空気を送風する手段を送風通路に設けた請求項1記載の温菜カバー。
  3. 天井板の裏面を前後に湾曲する曲面形状とした請求項1又は2記載の温菜カバー。
  4. 張り出し部の設置位置を上下に調節可能とした請求項1から3のいずれかに記載の温菜カバー。
  5. 温菜カバーの後方箇所において天井板を上下2重構造とした請求項1から4のいずれかに記載の温菜カバー。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN108185845A (zh) * 2018-02-28 2018-06-22 无锡商业职业技术学院 一种菜品盛装容器
CN113576271A (zh) * 2021-08-27 2021-11-02 广东美的厨房电器制造有限公司 烹饪器具

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