JP2012177886A - 撮像ユニット - Google Patents
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Abstract
【解決手段】中空のハウジング16と、ハウジングの長手方向に進んだ撮影光をハウジングの開口側に向けて出射する出射側プリズムLP2を有する撮像光学系と、出射側プリズムの出射面と対向する撮像面を有する撮像素子69と、ハウジング又はハウジングに対して不動の固定部材に突設した、撮像素子と当接して出射面と上記撮像面の間に隙間を形成するスペーサ23と、上記開口を塞いだ状態でハウジングに固定され、かつ、撮像素子をスペーサと当接する方向に押圧するカバー部材76を備える。
【選択図】図2
Description
この撮像ユニットは、撮像光学系をプリズムを利用した屈曲光学系として構成しているので、撮像ユニット全体の厚みを薄くすることが可能である。
特許文献1、2は撮像素子の撮像面と出射側プリズムの出射面の位置決め手段(固定手段)を開示していないが、例えば出射側プリズムと撮像素子の距離を調整した上で両者を接着剤を用いて固定すれば、特許文献1、2の撮像ユニットは所望の撮像機能を発揮可能となる(特許文献3が類似技術を開示)。
さらに、撮像素子と出射側プリズムの間隔が設計距離からずれたり或いは両者の間にゴミ等が入り込んだ状態で両者を接着した場合には、撮像素子と出射側プリズムを一旦分離した後に両者を再度接着しなければならない。しかし一旦接着した撮像素子と出射側プリズムを分離するのは容易ではないので、撮像素子や出射側プリズムの再利用は困難である。
この場合は、上記パッキンが貫通孔を有し、上記スペーサが該貫通孔を通り抜けて上記撮像素子に当接してもよい。
または、上記スペーサが、上記ハウジングとは別部材からなり、かつ、上記出射側プリズムの上記出射面と上記撮像素子における上記撮像面の周辺部とに接触してもよい。
または、上記パッキンに、上記貫通孔とは独立した孔であり、上記出射側プリズムの上記出射面を上記撮像面側に露出させるための露出用孔を形成してもよい。
しかも、撮像素子とスペーサを機械的に当接させているだけなので、撮像素子と出射側プリズムの位置決め及び位置決め後の分離が容易である。
さらに撮像光学系が、入射面及び出射側プリズムを具備し、かつ、入射面から入射してハウジングの長手方向に進んだ撮影光を上記開口側に向けて出射する光学系なので、撮像ユニット(ハウジング)を薄型化できる。
図1、図2に示すように撮像ユニット10は大きな構成要素として本体モジュール15、基板モジュール65、及び、カバー部材76を具備している。
本体モジュール15は、合成樹脂製のハウジング16を備えている。ハウジング16は前面の左端部に断面略D字形の取付用凹部17を有し、ハウジング16の全体、即ち前面の該左端部を除く部分には断面略矩形の収納凹部18を有し、取付用凹部17と収納凹部18の間には両者を区切る隔壁19を備えており、隔壁19の中央部には取付用凹部17と収納凹部18を連通させるための連通孔20(図4、図5参照)が穿設してある。収納凹部18の底面(後面)の右端部には正面視略方形をなす位置決め部22が前向きに突設してある。さらに位置決め部22は前方に向かって突出する3つのスペーサ23を備えており、各スペーサ23の前面は前後方向(ハウジング16の厚み方向)に対して直交する(一つの平面上に位置する)扁平な位置決め平面24となっている。また位置決め部22の内部には前面及び左側面が開口するプリズム用凹部25が凹設してある。さらに収納凹部18の内周面の前縁部には、ハウジング16の前面より後方に一段後退しかつ前後方向に対して直交する基板支持面27が形成してあり、基板支持面27の2カ所には前向きに突出する係止突起28が設けてある。ハウジング16の上面中央部の前端部には周辺部に比べて(下方に)一段下がった第1係合凹部30が形成してあり、第1係合凹部30の左側には第1係合凹部30と同じ高さに位置しかつ第1係合凹部30より広幅の第2係合凹部31が形成してあり、第2係合凹部31には係合突起32が突設してある。さらにハウジング16の下面にも同じ構成の第1係合凹部30、第2係合凹部31、係合突起32が形成してある。下面の第1係合凹部30、第2係合凹部31、係合突起32の互いの位置関係は上面のものと同じであるが、下面の第1係合凹部30、第2係合凹部31、係合突起32は上面のものに対して全体的に右側にずれている。さらにハウジング16の右側面には上下一対の係合突起34が突設してある。
また図2、図4に示すように連通孔20には第1プリズムLP1の出射面LP1−bと左右方向に対向する2枚のレンズL2、3が嵌合固定してある。以上説明したレンズL1、第1プリズムLP1、レンズL2、レンズL3が第1レンズ群LG1の構成要素である。
プリズム用凹部25には左右方向に対して直交する入射面LP2−aと前後方向に対して直交する出射面LP2−bとを備える第2プリズムLP2(出射側プリズム)が嵌合固定してあり、入射面LP2−aは出射面LP1−bと左右方向に対向している。
第1ロッド36には合成樹脂製の2群レンズ枠39の上部に形成した挿通孔40が嵌合しており、第2ロッド37には2群レンズ枠39の下端部に形成した回転止め溝41が係合している。このように回転止め溝41が第2ロッド37に係合することにより2群レンズ枠39の第1ロッド36回りの回転を規制しているので、2群レンズ枠39は第1ロッド36及び第2ロッド37に沿って左右方向にスライド可能である。2群レンズ枠39を左右方向に貫通するレンズ保持孔には、2枚のレンズL4、L5からなり、かつ出射面LP1−b及び入射面LP2−aと左右方向に対向する第2レンズ群LG2が嵌合固定してある。また、2群レンズ枠39の上端部には左右両端が開放したナット保持孔42が形成してあり、ナット保持孔42には軸線が左右方向に延びる雌ねじ孔を備えるドリブンナット44が嵌合固定してある(ナット保持孔42の第1ロッド36側の端部がドリブンナット44の回転止めを構成している)。収納凹部18の上部にはステッピングモータからなる第1モータM1が固定してある。第1モータM1は左方に向かって直線的に延びる回転駆動軸M1aを備えており、回転駆動軸M1aの先端部近傍に形成した雄ねじ溝がドリブンナット44の上記雌ねじ溝に螺合している。従って、第1モータM1を動作させることにより回転駆動軸M1aをその軸線回りに正逆回転させると、2群レンズ枠39(レンズL4、L5)が第1ロッド36と第2ロッド37に沿って左右方向に直線移動する。
また第2ロッド37には2群レンズ枠39の右側に位置する合成樹脂製の3群レンズ枠47の下部に形成した挿通孔48が嵌合しており、第1ロッド36には3群レンズ枠47の上端部に形成した回転止め溝49が係合しているので、3群レンズ枠47は第1ロッド36及び第2ロッド37に沿って(第2ロッド37回りに回転を規制された状態で)左右方向にスライド可能である。3群レンズ枠47を左右方向に貫通するレンズ保持孔には1枚のレンズL6からなり第2レンズ群LG2と互いに同心をなす第3レンズ群LG3が嵌合固定してあり、3群レンズ枠47の下端部には左右両端が開放したナット保持孔50が形成してあり、ナット保持孔50にはドリブンナット44が嵌合固定してある(ナット保持孔50の第2ロッド37側の端部がドリブンナット44の回転止めを構成している)。さらに収納凹部18の下部には第1モータM1と同一仕様の第2モータM2が固定してあり、回転駆動軸M2a(回転駆動軸M1aと同一仕様)の先端部近傍に形成した雄ねじ溝がドリブンナット44の上記雌ねじ溝に螺合している。従って、第2モータM2を動作させることにより回転駆動軸M2aをその軸線回りに正逆回転させると、3群レンズ枠47(第3レンズ群LG3)が第1ロッド36と第2ロッド37に沿って左右方向に直線移動する。
以上説明した第1レンズ群LG1、第2レンズ群LG2、第3レンズ群LG3、及び、第2プリズムLP2が撮像光学系(屈曲光学系)の構成要素であり、第2レンズ群LG2(レンズL4、L5)と第3レンズ群LG3(レンズL6)が第1ロッド36及び第2ロッド37に沿って進退することにより該撮像光学系はズーミング動作を行い、第3レンズ群LG3が進退することによりフォーカシング動作を行う。
さらにハウジング16、第1ロッド36、第2ロッド37、撮像光学系、第1モータM1、及び、第2モータM2が本体モジュール15の構成要素である。
回路基板66の後面の右端部には撮像素子69が固定してあり、撮像素子69に設けた複数の端子(図示略)が上記プリント回路に半田付けにより固定状態で接続している。撮像素子69の後面には前後方向に対して直交する撮像面(図示略)が形成してある。さらに撮像素子69はその入射側の面(図中後面)に、平板からなり該撮像面全体を覆うカバーガラス70を固定状態で備えている。
さらに撮像素子69の後面(後端部)には、前面及び左側面が開放したゴム等の弾性材料からなるパッキン(固定部材)72が被せてある。さらにパッキン72には上記撮像面全体を後方に露出させるための露出用孔(貫通孔)73と、露出用孔73の右側に位置する貫通孔74とが穿設してある。
以上説明した回路基板66、撮像素子69、及び、パッキン72が基板モジュール65の構成要素である。
押圧片84、押圧片85、及び、押圧片86は前方から後方に向かって突出する押圧突起84a、押圧突起85a、及び、押圧突起86aをそれぞれ具備しており(押圧片84、押圧片85、及び、押圧片86の押圧突起84a、押圧突起85a、及び、押圧突起86aに対応する部分の前面は凹んでいる)、自由状態にあるとき押圧片84、押圧片85、及び、押圧片86は基部77の他の部分と同一平面上に位置している。
長寸係合片79と側部係合片81には共に方形をなす係合孔80と係合孔82がそれぞれ穿設してある。
次いでハウジング16の隔壁19より右側全体の前面にカバー部材76の基部77を前方から被せて、上下の短寸係合片78を上下の第1係合凹部30にそれぞれ係合させ、上下の長寸係合片79の係合孔80を上下の係合突起32にそれぞれ係合させ、かつ、上下の側部係合片81の係合孔82を上下の係合突起34にそれぞれ係合させて、カバー部材76をハウジング16に固定する。
このようにして撮像ユニット10を組み立てると、カバー部材76の押圧片84、押圧片85、及び、押圧片86の押圧突起84a、押圧突起85a、及び、押圧突起86aが回路基板66の前面の右側部に接触し、僅かに前方に弾性変形した押圧片84、押圧片85、及び、押圧片86から(押圧突起84a、押圧突起85a、及び、押圧突起86aを通じて)回路基板66の前面に後向きの押圧力(付勢力)が掛かるので、回路基板66及び撮像素子69が後方に押圧される。するとハウジング16の3つのスペーサ23の位置決め平面24とカバー部材76の押圧突起84a、押圧突起85a、及び、押圧突起86aによって回路基板66と撮像素子69の一体物が前後から挟持されるので、スペーサ23と押圧突起84a、85a、86aとによって回路基板66及び撮像素子69がハウジング16及び第2プリズムLP2に対して前後方向に正確に位置決めされる。
さらに撮像素子69の後面にパッキン72を被せた上で、パッキン72の後面を位置決め部22の前面に当接させているので、パッキン72の外側に位置しているゴミや埃等がパッキン72と撮像素子69の間に入り込んで撮像素子69の撮像面に付着するのを防止できる。
また、ハウジング16(プリズム用凹部25)に第2プリズムLP2を固定(位置決め)した上で、ハウジング16(スペーサ23)に対して撮像素子69を固定(位置決め)し、第2プリズムLP2と撮像素子69を互いに離間させているので、撮像素子69がハウジング16に対して傾くことはなく、さらに第2プリズムLP2の出射面LP2−bが前後方向に対して直交しなくても(第2プリズムLP2の反射面と出射面LP2−bの角度が設計角から多少ずれた状態で成形されていても)、第2プリズムLP2の反射面と撮像素子69の撮像面は正確な位置関係になるので、撮像素子69によって撮像される像に悪影響が出ることは殆どない。
しかもカバー部材76を利用して位置決めを行っているので、部品点数が増えることもない。
さらに第1モータM1と第2モータM2を利用して第2レンズ群LG2(レンズL4、L5)と第3レンズ群LG3(レンズL6)を第1ロッド36及び第2ロッド37に沿って進退させることにより上記撮像光学系をズーミング動作及びフォーカシング動作させれば、被写体像を変倍及び合焦させた状態で撮像可能となる。
例えば図6〜図8に示す変形例での実施が可能である。
この変形例のハウジング16はスペーサ23を具備していない。パッキン(固定部材)72Aはパッキン72と同じ材質かつ略同じ形状であり、その内部にはパッキン72Aより硬質の材料(金属や樹脂)からなる略横向きU字形のスペーサ91が一体化された状態で設けてある。パッキン72Aは金型(図示略)内にスペーサ91を位置させたインサート成形によって成形され、中央部に位置する貫通孔からなる露出用孔88と、露出用孔88の周囲に位置する態様で形成された3つの貫通孔89と、を具備している。スペーサ91は、スペーサ91のその他の部分に比べて前後に突出する3つの凸部を具備しており、各凸部の前後両面は前後方向に対して直交する扁平面からなる位置決め平面92となっている。スペーサ91の各凸部(とその隣接部)を除く部分はパッキン72Aの内部に埋まっており(外部に露出せず)、各凸部は各貫通孔89とそれぞれ対応する位置に位置し、前側の各位置決め平面92はパッキン72Aの前面(露出用孔88が形成された部分の前面)と同一平面上(または僅かに後方)に位置しており、後側の各位置決め平面92はパッキン72Aの後面と同一平面上(または僅かに前方)に位置している。
上記実施形態と同様に、撮像素子69の後面にパッキン72Aを被せ、かつパッキン72Aの後面を位置決め部22の前面に当接させると、スペーサ91の前側の各位置決め平面92が撮像素子69のカバーガラス70の扁平な後面(撮像面の直後に位置する部分より外周側)に面接触し、かつ後側の各位置決め平面92が位置決め部22の前面に面接触するので、カバーガラス70と第2プリズムLP2(出射面LP2−b)の間に前後方向の隙間が形成される。
従って、本変形例でも上記実施形態と同様の作用効果を発揮できる。
この変形例のハウジング16はスペーサ23を具備していない。パッキン(固定部材)72Bはパッキン72と同じ材質かつ貫通孔89を具備しない点を除いてパッキン72Aと同じ形状であり、その内部にはスペーサ91と同じ材料からなる略横向きU字形のスペーサ94が一体化された状態で設けてある。パッキン72Bも金型(図示略)内にスペーサ94を位置させたインサート成形によって成形され、その中央部には露出用孔88が形成してある。スペーサ94は、スペーサ94のその他の部分に比べて前方に突出する3つの凸部を具備しており、各凸部の前後両面は前後方向に対して直交する扁平面からなる位置決め平面95となっている。スペーサ94の各凸部(とその隣接部)を除く部分はパッキン72Bの内部に埋まっており(外部に露出せず)、各凸部は露出用孔88内に位置し、前側の各位置決め平面95はパッキン72Bの前面(露出用孔88が形成された部分の前面)と同一平面上(または僅かに後方)に位置し、後側の各位置決め平面95はパッキン72Bの後面と同一平面上(または僅かに前方)に位置している。
上記実施形態と同様に、撮像素子69の後面にパッキン72Bを被せ、かつパッキン72Bの後面を位置決め部22の前面に当接させると、スペーサ94の前側の各位置決め平面95が撮像素子69のカバーガラス70の扁平な後面(撮像面の直後に位置する部分より外周側)に面接触し、かつスペーサ94の後側の各位置決め平面95が第2プリズムLP2の出射面LP2−bの周縁部に面接触するので、カバーガラス70と第2プリズムLP2(出射面LP2−b)の間に前後方向の隙間が形成される。
従って、本変形例でも上記実施形態と同様の作用効果を発揮できる。
また、押圧片84、押圧片85、及び、押圧片86を後方に傾斜させる場合は、押圧突起84a、押圧突起85a、及び、押圧突起86aを省略してもよい。
さらに押圧片84、押圧片85、及び、押圧片86の数は、一つや二つであってもよく、或いは4つ以上であってもよい。
さらに、基部77の後面に押圧突起84a、押圧突起85a、及び、押圧突起86aに相当する突部を形成することにより、基部77から押圧片84、押圧片85、及び、押圧片86を省略してもよい。
第1レンズ群ブロック1は合成樹脂の成形品であるホルダ3を具備している。ホルダ3の左端部には貫通孔5を有する上下一対の耳片4が突設してある。またホルダ3の内部には前面及び右側面が開口するプリズム収納空間が形成してあり、プリズム収納空間の前面開口部には左側部が開放された前側レンズ保持孔6が形成してあり、プリズム収納空間の右側面開口部には右側レンズ保持孔が形成してある。プリズム収納空間には第1プリズムLP1が嵌合固定してあり、前側レンズ保持孔6にはレンズL1が嵌合固定してある。さらに右側レンズ保持孔にはレンズL2とレンズL3が嵌合固定してある。
本体ブロック2のメインハウジング7はハウジング16の左端部(ホルダ3に相当する部分)を除いた部分と同じ構成であり、その左端部には組付用凹部8が凹設してある。そしてメインハウジング7の収納凹部18にはハウジング16の収納凹部18に設けたのと同じ部材が設けてあり、その前面にはカバー部材76が被せてある。
第1レンズ群ブロック1と本体ブロック2は、ホルダ3の耳片4より右側に位置する部分を組付用凹部8に嵌合し、さらに上下の耳片4とメインハウジング7の上下の左端面(組付用凹部8の上下両側に位置する突部の左端面)との間でスペーサSを挟んだ状態で、左側から上下の貫通孔5に一対の固定ネジBをそれぞれ挿入し、固定ネジBのネジ部をメインハウジング7の左端面に形成した雌ネジ孔に螺合することにより一体化してある。
第1レンズ群ブロック1と本体ブロック2を一体化すると、ホルダ3の右端部(右側レンズ保持孔を形成した部分)がメインハウジング7の隔壁19の連通孔20(図12では図示略)に嵌合し、レンズL2、L3の光軸Aが第2レンズ群LG2及び第3レンズ群LG3の光軸と一致する。
また、第1プリズムLP1をミラーに代えてもよい。
さらに、撮像光学系(屈曲光学系)に含まれるプリズムを一つのみとしてもよい。
2 本体ブロック(本体モジュール)
3 ホルダ(ハウジング)
4 耳片
5 貫通孔
6 前側レンズ保持孔
7 メインハウジング(ハウジング)
8 組付用凹部
10 撮像ユニット
15 本体モジュール
16 ハウジング
17 取付用凹部
18 収納凹部
19 隔壁
20 連通孔
22 位置決め部
23 スペーサ
24 位置決め平面
25 プリズム用凹部
27 基板支持面
28 係止突起
30 第1係合凹部
31 第2係合凹部
32 34 係合突起
36 第1ロッド
37 第2ロッド
39 2群レンズ枠
40 挿通孔
41 回転止め溝
42 ナット保持孔
44 ドリブンナット
47 3群レンズ枠
48 挿通孔
49 回転止め溝
50 ナット保持孔
65 基板モジュール
66 回路基板
67 円形孔
69 撮像素子
70 カバーガラス
72 72A 72B パッキン(固定部材)
73 露出用孔(貫通孔)
74 貫通孔
76 カバー部材
77 基部
78 短寸係合片
79 長寸係合片(弾性係合片)
80 係合孔
81 側部係合片(弾性係合片)
82 係合孔
84 85 86 押圧片
84a 85a 86a 押圧突起
88 露出用孔(貫通孔)
89 貫通孔
91 スペーサ
92 位置決め平面
94 スペーサ
95 位置決め平面
L1 レンズ
L2 レンズ
L3 レンズ
L4 レンズ
L5 レンズ
L6 レンズ
LG1 第1レンズ群
LG2 第2レンズ群
LG3 第3レンズ群
LP1 第1プリズム
LP1−a 入射面
LP1−b 出射面
LP2 第2プリズム(出射側プリズム)
LP2−a 入射面
LP2−b 出射面
M1 第1モータ
M1a 回転駆動軸
M2 第2モータ
M2a 回転駆動軸
Claims (9)
- 自身の厚み方向の一方の面に開口を有する中空のハウジングと、
該ハウジングに設けた、入射面と、該入射面から入射して上記ハウジングの長手方向に進んだ撮影光を上記開口側に向けて出射する出射側プリズムと、を有する撮像光学系と、
上記ハウジング内に配設した、該ハウジングの厚み方向の他方の面側に、上記出射側プリズムの出射面と対向する撮像面を有する撮像素子と、
上記ハウジング又はハウジングに対して不動な別部材からなる固定部材に突設した、上記撮像素子と当接して上記出射面と上記撮像面の間に隙間を形成するスペーサと、
上記開口を塞いだ状態で上記ハウジングに固定され、かつ、上記撮像素子を上記スペーサと当接する方向に押圧するカバー部材と、
を備えることを特徴とする撮像ユニット。 - 請求項1記載の撮像ユニットにおいて、
上記ハウジングに凹設した、上記出射側プリズムを収容するプリズム用凹部と、
上記ハウジングに一体的に形成した、上記プリズム用凹部の周辺部から上記撮像素子側に突出する上記スペーサと、
を備える撮像ユニット。 - 請求項1記載の撮像ユニットにおいて、
上記ハウジングに凹設した、上記出射側プリズムを収容するプリズム用凹部と、
上記ハウジングにおける上記プリズム用凹部の周辺部と、上記撮像素子における上記撮像面の周辺部とに接触する、弾性材料からなるパッキンと、
を備える撮像ユニット。 - 請求項3記載の撮像ユニットにおいて、
上記パッキンが貫通孔を有し、
上記スペーサが該貫通孔を通り抜けて上記撮像素子に当接する撮像ユニット。 - 請求項1、3及び4のいずれか1項記載の撮像ユニットにおいて、
上記ハウジングに凹設した、上記出射側プリズムを収容するプリズム用凹部と、
上記ハウジングにおける上記プリズム用凹部の周辺部と、上記撮像素子における上記撮像面の周辺部とに接触する、上記ハウジングとは別部材からなる上記スペーサと、
を備える撮像ユニット。 - 請求項1、3及び4のいずれか1項記載の撮像ユニットにおいて、
上記スペーサが、上記ハウジングとは別部材からなり、かつ、上記出射側プリズムの上記出射面と上記撮像素子における上記撮像面の周辺部とに接触する撮像ユニット。 - 請求項3、並びに、3に従属する5及び6のいずれか1項記載の撮像ユニットにおいて、
上記固定部材が上記パッキンであり、
上記スペーサが、該パッキンより硬質の材料からなり、かつ該パッキンと一体である撮像ユニット。 - 請求項4記載の撮像ユニットにおいて、
上記パッキンの上記貫通孔が、上記出射側プリズムの上記出射面を上記撮像面側に露出させるための露出用孔である撮像ユニット。 - 請求項4記載の撮像ユニットにおいて、
上記パッキンに、上記貫通孔とは独立した孔であり、上記出射側プリズムの上記出射面を上記撮像面側に露出させるための露出用孔を形成した撮像ユニット。
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