JP2012176083A - リハビリ用手袋 - Google Patents

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Abstract


【課題】 簡易な構成により高いリハビリ効果を得ることができるリハビリ用手袋を提供する。
【解決手段】 複数の指挿入部12を有する手袋本体10と、手袋本体10を前腕60に装着する装着具20と、手袋本体10の甲側において各指挿入部12に沿ってそれぞれ設けられた可撓性の筒状体30と、筒状体30に挿通されて指先側となる一端部が筒状体30の端部に係止される紐状体40と、紐状体40の他端側に張力を付与する張力付与機構50とを備えるリハビリ用手袋1。
【選択図】 図1

Description

本発明は、リハビリ用手袋に関し、より詳しくは、手首関節や手の指関節の動きを補助するためのリハビリ用手袋に関する。
に関する。
脳梗塞等の病気や骨折等の怪我によって拘縮した手首関節や指関節等の機能を回復させるために、従来から種々のリハビリ装置・器具が提案されている。例えば、特許文献1には、使用者の手の動きをセンサで検知して、駆動モータの制御により食事などの作業を補助することができる上肢動作補助装置が開示されている。ところが、このような装置は構成が大がかりで高コストなものとなり、手軽に使用するには不向きであった。
一方、電気等の動力を使用しないリハビリ用具としては、特許文献2に開示されているように、手の指の間に介装される介装部と、介装部の間に架設された架設部とを備える手袋形の構成が知られている。この構成によれば、介装部と架設部との間に指を挿入する等して指の折り曲げのリハビリを行うことができるが、手首にバンドで固定されるために手首のリハビリ効果が生じず、また指を伸ばすことが困難な使用者にとっても、リハビリ効果を得にくいという問題があった。
特開平11−253504号公報 登録実用新案第3132944号公報
そこで、本発明は、簡易な構成により高いリハビリ効果を得ることができるリハビリ用手袋の提供を目的とする。
本発明の前記目的は、複数の指挿入部を有する手袋本体と、前記手袋本体を前腕に装着する装着具と、前記手袋本体の甲側において前記各指挿入部に沿ってそれぞれ設けられた可撓性の筒状体と、前記筒状体に挿通されて指先側となる一端部が前記筒状体の端部に係止されるワイヤと、前記ワイヤの他端側に張力を付与する張力付与機構とを備えるリハビリ用手袋により達成される。
このリハビリ用手袋において、前記装着具は、前腕に巻き付け可能なベルト状に形成されていることが好ましく、前記筒状体は、前記指挿入部の指先から前記装着具まで延びるように設けられていることが好ましい。この構成において、前記筒状体は、指の付け根および手首に対応する箇所でそれぞれ分断されていることが好ましい。
また、前記紐状体は、第1の紐体と、前記第1の紐体よりも高伸縮性の第2の紐体とを備え、第1の紐体および第2の紐体が互いに分離されて前記筒状体に収容された構成にすることが可能である。前記第1の紐体は、手首に対応する箇所を覆うように配置され、一端部が固定された状態で、他端部が前記張力付与機構により巻き取り可能とし、前記第2の紐体は、指の付け根に対応する箇所を覆うように配置され、両端部が前記筒状体内に固定されるように構成することができる。
本発明によれば、簡易な構成により高いリハビリ効果を得ることができるリハビリ用手袋を提供することができる。
本発明の一実施形態に係るリハビリ用手袋の正面図である。 図1に示すリハビリ用手袋の裏面図である。 図1のA−A断面図である。 本発明の他の実施形態に係るリハビリ用手袋の正面図である。
以下、本発明の実施の形態について、添付図面を参照して説明する。図1は、本発明の一実施形態に係るリハビリ用手袋の正面図であり、図2は、図1に示すリハビリ用手袋の裏面図である。図1および図2に示すように、リハビリ用手袋1は、手袋本体10、装着具20、筒状体30、紐状体40および張力付与機構50を備えている。
手袋本体10は、指を個別に挿入することができる複数の指挿入部12を備えており、装着時に端部が前腕60まで延びるように形成されている。手袋本体10の裏面側には、手の平の大部分(例えば80%以上)が露出するように切欠部14が形成されている。手袋本体10は、例えば、綿や合成繊維などからなる編み手袋や、皮手袋などから形成することができ、指挿入部12の表面に天然ゴムや塩化ビニルなどの被覆材16を施して補強することが好ましい。
装着具20は、前腕60に巻き付け可能となるように手袋本体10の端部に設けられた革ベルト等からなるメインベルト22aおよび受け部24aを備えており、メインベルト22aと受け部24aとが重なり合う部分に面ファスナーやスナップ等の留め具26aが設けられている。メインベルト22aおよび受け部24aは、前腕60の太さに応じて留め具26aによる取付位置を適宜選択することにより、手袋本体10の端部を前腕60に固定することができる。また、本実施形態の装着具20は、使用者の手首に巻き付けることができるサブベルト22bおよび受け部24bを付加的要素として備えており、サブベルト22bおよび受け部24bを重複させて留め具26bにより取り付けることで、手袋本体10を前腕および手首の2か所に装着することができる。
筒状体30は、図1に示すように、手袋本体10の甲側において、各指挿入部12に沿ってそれぞれ設けられている。筒状体30は、樹脂やゴム等から形成された可撓性部材であり、両端に開口を有している。筒状体30は、指挿入部12に沿ってそれぞれ設けられおり、本実施形態のように指挿入部12の指先からメインベルト22aまで延びるように形成されていることが好ましい。筒状体30は、指の付け根に対応する分断部31、および、手首に対応する分断部32で、それぞれ分断されている。手袋本体10への筒状体30の取り付けは、筒状体30の全体を手袋本体10に接着するようにしてもよく、或いは、図3に断面図で示すように、筒状体30を覆う保持具34を指挿入部12に沿って複数配置することにより行ってもよい。
紐状体40は、本実施形態ではワイヤを使用しており、筒状体30の内壁との間に隙間をもって筒状体30に挿通されている。指挿入部12の指先側に位置する紐状体40の一端側には、筒状体30の端部と当接可能な抜止部42が設けられている。紐状体40は、張力作用時に均一な張力を維持できるように、ある程度の伸縮性を有することが好ましい。紐状体40は、ワイヤの代わりに、例えばゴム紐や太糸などを使用することもでき、更にはワイヤとゴム紐など2種以上のものを連結したものを使用することもできる。
張力付与機構50は、各紐状体40に対応してメインベルト22aの表面に配置された把持部52および巻取軸54を備えており、把持部52および巻取軸54にそれぞれ連結されたウォームおよびホイール(いずれも図示せず)が噛合するように構成されている。巻取軸54には、紐状体40の他端側が巻き付けられており、把持部52の正逆回転によって紐状体40の巻き取りや巻き戻しを行うことで、紐状体40の張力を適宜調整することができる。張力付与機構50の構成は、必ずしも本実施形態のものに限定されず、紐状体40に張力を付与すると共に、張力を一定に維持可能な他の公知の構成であってもよい。
上記の構成を備えるリハビリ用手袋1によれば、使用者の手に手袋本体10を装着し、装着具20で前腕60に固定した後、張力付与機構50の把持部52を紐状体40毎に個別に操作することで、拘縮した手首およびそれぞれの指を、それぞれに応じた適度な力で伸ばすことができると共に、リハビリ用手袋1を装着した状態で種々のものを把持する訓練を行うことができるので、高いリハビリ効果を得ることができる。
また、紐状体40が、指挿入部12に沿って設けられた筒状体30に挿通されているので、紐状体40の張力によって指挿入部12に生じる力を、指を伸ばす方向に確実に作用させることができる。特に、筒状体30を、指挿入部12の指先から前腕60に装着された装着具20のメインベルト22aまで延びるように構成することで、手首やそれぞれの指に安定した力を作用させることができる。この構成においては、本実施形態のように筒状体30に分断部31,32を形成することが好ましく、これによって使用者の手の動きを不要に拘束することを防止することができる。
各筒状体30に挿通される紐状体40は、必ずしも1本である必要はなく、2種以上のものを分離して使用することもできる。例えば、図4に示すように、ワイヤからなる第1の紐体40aを手首に対応する箇所を覆うように配置し、ゴム紐からなる第2の紐体40bを指の付け根に対応する箇所を覆うように配置して、互いに分離された第1の紐体40aおよび第2の紐体40bによって紐状体40を構成してもよい。図4において、図1と同様の構成部分には同一の符号を付している。
第1の紐体40aは、一端側に抜止部42aが設けられ、抜止部42aが筒状体30の分断部31の端部に係止されるように構成されており、他端側が張力付与機構50により巻き取り可能に構成されている。また、第2の紐体40bは、両端に抜止部42b,42bが設けられており、それぞれ筒状体30の端部および分断部32の端部に係止されるように構成されている。第1の紐体40aおよび第2の紐体40bの材質は特に限定されないが、第2の紐体40bは、第1の紐体40aよりも高伸縮性であることが好ましい。また、本実施形態では、第1の紐体40aの一端部および第2の紐体40bの両端部を、抜止部により係止させて筒状体30に固定しているが、筒状体30の内部で固定するように構成してもよい。
図4に示す構成によれば、把持部52の操作によって、第1の紐体40aの一端部が固定された状態で他端部を巻き取ることができるので、手首を伸ばすように第1の紐体40aに張力を作用させることができ、手首のリハビリ効果を得ることができる。また、第2の紐体40bは両端部が固定されるので、第2の紐体40b自体の伸縮性によって、指のリハビリ効果を得ることができる。
また、本実施形態においては、手の平の大部分を露出させる切欠部14が手袋本体10に形成されているので、拘縮状態の指を指挿入部12へ容易に挿入することができると共に、手の平の汗を蒸発し易くして不快感を解消することができる。
1 リハビリ用手袋
10 手袋本体
12 指挿入部
14 切欠部
20 装着具
30 筒状体
40 紐状体
42 抜止部
50 張力付与機構
52 把持部
54 巻取軸
60 前腕

Claims (5)

  1. 複数の指挿入部を有する手袋本体と、
    前記手袋本体を前腕に装着する装着具と、
    前記手袋本体の甲側において前記各指挿入部に沿ってそれぞれ設けられた可撓性の筒状体と、
    前記筒状体に挿通されて指先側となる一端部が前記筒状体の端部に係止される紐状体と、
    前記紐状体の他端側に張力を付与する張力付与機構とを備えるリハビリ用手袋。
  2. 前記装着具は、前腕に巻き付け可能なベルト状に形成されており、
    前記筒状体は、前記指挿入部の指先から前記装着具まで延びるように設けられている請求項1に記載のリハビリ用手袋。
  3. 前記筒状体は、指の付け根および手首に対応する箇所でそれぞれ分断されている請求項2に記載のリハビリ用手袋。
  4. 前記紐状体は、第1の紐体と、前記第1の紐体よりも高伸縮性の第2の紐体とを備え、第1の紐体および第2の紐体が互いに分離されて前記筒状体に収容されており、
    前記第1の紐体は、手首に対応する箇所を覆うように配置され、一端部が固定された状態で、他端部が前記張力付与機構により巻き取り可能とされており、
    前記第2の紐体は、指の付け根に対応する箇所を覆うように配置され、両端部が前記筒状体に固定される請求項1から3のいずれかに記載のリハビリ用手袋。
  5. 前記手袋本体は、手の平の大部分が露出するように切欠部が形成されている請求項1から4のいずれかに記載のリハビリ用手袋。
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