JP2012174245A - 電子機器 - Google Patents

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Abstract

【課題】入力した文章を有効に活用することができる電子機器を提供することにある。
【解決手段】文章を入力可能な入力部と、文章中の単語を所定の規則に基づいて項目ごとに分類する解析部と、単語が分類された項目の種類を当該単語と共に記憶する記憶部と、文章を翻訳する翻訳アプリケーションを実行する制御部と、を備え、制御部は、入力部により入力された文章を翻訳アプリケーションにより翻訳する際に、文章中の単語ごとに翻訳し、翻訳される言語における項目の配列規則に従って翻訳された単語を並び変えることで上記課題を解決する。
【選択図】図3

Description

本発明は、文字入力機能を備える電子機器に関する。
近年、直感的な操作を可能にするとともに、キーボードのように物理的に大きな面積を必要とするデバイスを具備しない小型の電子機器を実現するために、タッチパネルが広く利用されるようになっている。タッチパネルを備える電子機器では、文字入力に用いるキーボートの表示を種々のキーボードに変更して文字入力を行うことができる。例えば、少なくとも1つの文字からなる所定の意味を表す文字列が所定の格納順序に従って多数格納されている文字列辞書と、操作者の操作に応じて種々の指令信号を発生する操作入力部とを備え、該文字列辞書内の文字列の中から候補を抽出し、抽出した文字列を表示させ、表示した文字列を指令信号に基づいて選択した文字列の入力を行う文字入力装置がある(特許文献1参照)。また、表示部に、「Who」、「Where」、「When」、「How」等の5W1Hのキーを表示させ、操作されたキーに基づいて表示させる文字列を抽出することも記載されている。
特開2007−18546号公報
特許文献1に記載された技術によれば、属性を指定し、当該属性に含まれる単語のリストを表示し、そのリストから文章を構成する単語を選択することで一文字ずつ入力を行わなくても単語の入力ができる。しかしながら、入力した属性情報を十分に活用できていない。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、入力した文章を有効に活用することができる電子機器を提供することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明は、電子機器であって、文章を入力可能な入力部と、文章中の単語を所定の規則に基づいて項目ごとに分類する解析部と、前記単語が分類された項目の種類を当該単語と共に記憶する記憶部と、文章を翻訳する翻訳アプリケーションを実行する制御部と、を備え、前記制御部は、前記入力部により入力された文章を前記翻訳アプリケーションにより翻訳する際に、前記文章中の単語ごとに翻訳し、翻訳される言語における項目の配列規則に従って前記翻訳された単語を並び変えることを特徴とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明は、電子機器であって、文章を入力可能な入力部と、文章中の単語を所定の規則に基づいて項目ごとに分類する解析部と、前記単語が分類された項目の種類を当該単語と共に記憶する記憶部と、複数のメモ項目を登録可能なメモ帳アプリケーションを実行する制御部と、を備え、前記制御部は、前記入力された文章を前記メモ帳アプリケーションにより処理する場合に、前記文章中の単語に対応付けられた前記項目に対応する前記メモ項目に、当該単語を登録することを特徴とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明は、電子機器であって、文章を入力可能な入力部と、文章中の単語を所定の規則に基づいて項目ごとに分類する解析部と、前記単語が分類された項目の種類を当該単語と共に記憶する記憶部と、検索項目を対象として検索を行うための検索アプリケーションを実行可能な制御部と、を備え、前記制御部は、前記入力された文章を前記検索アプリケーションにより処理する場合に、前記文章中の単語に対応付けられた前記項目であって前記検索項目に対応する項目を前記検索対象とすることを特徴とする。
ここで、上記の電子機器は、いずれも報知部をさらに有し、前記制御部は、入力された文章中に特定の種類の項目に対応する単語がない場合、前記報知部により当該単語の入力を促す報知を行うことが好ましい。
また、上記の電子機器は、いずれも表示部をさらに備え、前記操作部は、前記表示部に表示される画像に対する操作を検出するタッチセンサを備え、前記制御部は、前記表示部に単語を入力する単語入力キーおよび当該単語に対応付ける項目入力キーを表示させ、前記タッチセンサで前記単語入力キーおよび前記項目入力キーへの接触を検出することで、単語および項目の入力を検出し、当該単語と項目の種類とを対応づけて前記記憶部に記憶することが好ましい。
また、前記項目は、5W1Hの各項目であることが好ましい。
また、前記項目は、SVOCの各項目であることが好ましい。
本発明に係る電子機器は、入力した文章を有効に活用することができるという効果を奏する。
図1は、携帯電話端末の外観を示す正面図である。 図2は、携帯電話端末の機能的な構成を示すブロック図である。 図3は、主制御部が文字入力制御プログラムを処理することで実現する制御の例を示す説明図である。 図4は、タッチパネルに表示される画像の一例を示す説明図である。 図5は、タッチパネルに表示される画像の一例を示す説明図である。 図6は、タッチパネルに表示される画像の一例を示す説明図である。 図7は、携帯電話端末の動作を示すフローチャートである。 図8は、タッチパネルに表示される画像の一例を示す説明図である。 図9は、携帯電話端末の動作を示すフローチャートである。
以下、本発明につき図面を参照しつつ詳細に説明する。なお、以下の説明により本発明が限定されるものではない。また、以下の説明における構成要素には、当業者が容易に想定できるもの、実質的に同一のもの、いわゆる均等の範囲のものが含まれる。以下においては、電子機器の一例として携帯電話端末について説明するが、本発明の適用対象は携帯電話端末に限定されるものではなく、各種装置、例えば、PHS(Personal Handy-phone System)、PDA、ポータブルナビゲーション装置、パーソナルコンピュータ、ゲーム機等に対しても本発明は適用できる。
(実施形態)
まず、図1を参照しながら、本発明に係る電子機器の一実施形態である携帯電話端末1の外観について説明する。図1は、携帯電話端末1の外観を示す正面図である。図1に示すように、携帯電話端末1は、面積が他の面よりも広い2つの面を有する略六面体形状の筐体を有し、その筐体の表面にタッチパネル2と、入力部3と、スピーカ7と、マイク8とを備える。
タッチパネル2は、面積が最も広い面(正面、第1面)の1つに設けられ、文字、図形、画像等を表示するとともに、指、スタイラス、ペン等(以下、単に「指」という)を用いてタッチパネル2に対して行われる各種操作を検出する。なお、タッチパネル2が各種操作を検出する方式は、静電容量式、感圧式等の任意の方式であってよい。入力部3は、所定の機能が割り当てられたボタン3A、ボタン3Bおよびボタン3C等の複数のボタンからなる。スピーカ7は、通話相手の音声や、各種プログラムによって再生される音楽や効果音等を出力する。マイク8は、通話時や音声による操作の受付時に音声を取得する。
次に、図2を参照しながら、携帯電話端末1の機能的な構成について説明する。図2は、携帯電話端末1の機能的な構成を示すブロック図である。図2に示すように携帯電話端末1は、タッチパネル2と、入力部3と、電源部5と、通信部6と、スピーカ7と、マイク8と、記憶部9と、主制御部10と、RAM(Random Access Memory)11とを有する。
タッチパネル2は、表示部2Bと、表示部2Bに重畳されたタッチセンサ2Aとを有する。タッチセンサ2Aは、指を用いてタッチパネル2に対して行われた各種操作を、操作が行われた場所のタッチパネル2上での位置とともに検出し、主制御部10に通知する。タッチセンサ2Aによって検出される操作には、タップ操作やスイープ操作が含まれる。表示部2Bは、例えば、液晶ディスプレイ(LCD、Liquid Crystal Display)や、有機EL(Organic Electro−Luminescence)パネルなどで構成され、文字や図形等を表示する。
入力部3は、物理的なボタン等を通じて利用者の操作を受け付け、受け付けた操作に対応する信号を主制御部10へ送信する。電源部5は、蓄電池または外部電源から得られる電力を、主制御部10を含む携帯電話端末1の各機能部へ供給する。
通信部6は、基地局によって割り当てられるチャネルを介し、基地局との間でCDMA方式などによる無線信号回線を確立し、基地局との間で電話通信及び情報通信を行う。スピーカ7は、主制御部10から送信される音声信号を音声として出力する。マイク8は、利用者等の音声を音声信号へ変換して主制御部10へ送信する。
記憶部9は、例えば、不揮発性メモリや磁気記憶装置であり、主制御部10での処理に利用されるプログラムやデータを保存する。記憶部9に記憶されるプログラムには、メモ帳プログラム9Aと、翻訳プログラム9Bと、文字入力制御プログラム9Cと、が含まれる。また、記憶部9に記憶されるデータには、画像データ9D、条件テーブル9E、属性対応テーブル9Fが含まれる。記憶部9は、携帯電話端末1の基本的な機能を実現するオペレーティングシステムプログラムやアドレス帳データ等のその他のプログラムやデータも記憶する。なお、記憶部9は、メモリカード等の可搬の記憶媒体と、記憶媒体の読み取り装置との組み合わせとして構成されていてもよい。
メモ帳プログラム9Aは、メモ帳機能(メモ帳アプリケーション、単にメモ帳アプリともいう)を実現するための機能を提供する。翻訳プログラム9Bは、翻訳機能(翻訳アプリケーション、単に翻訳アプリともいう)を実現するための機能を提供する。文字入力制御プログラム9Cは、文字入力機能を(文字入力アプリケーション、単に文字入力アプリともいう)を実現するための機能を提供する。また、文字入力制御プログラム9Cは、他のプログラムが提供する機能と協業して、他のプログラムで実現される機能の実行中に文字入力を実現する。画像データ9Dは、文字入力制御プログラム9Cの文字入力機能を実現する際にタッチパネル2に表示させる画像や、各プログラムの機能を実現する際にタッチパネル2に表示させる画像を保持する。条件テーブル9Eは、各機能(各アプリケーション)と文字入力機能で入力した文章の処理条件との対応関係、文字入力制御プログラム9Cで用いる属性(項目)の情報を保持する。属性対応テーブル9Fは、単語と当該単語の属性との対応関係を保持する。なお、本実施形態における単語とは、「私」「10時」等の自立語だけでなく、「私は」「10時に」のような、自立語および付属語の組み合わせから成る語句(文節)を含む概念である。また、属性とは、単語の種類の情報であり、例えば、文章をSVOC構文とした場合、主語(S)、述語(V)、目的語(O)、補語(C)のいずれに対等するかの情報や、5W1H、つまり「だれ(Who)」「いつ(When)」「どこで(Where)」「なに(What)」「どう(How)」「なぜ(Why)」のいずれに対応するかの情報である。
主制御部10は、例えば、CPU(Central Processing Unit)であり、携帯電話端末1の動作を統括的に制御して各種の機能を実現する。具体的には、主制御部10は、記憶部9に記憶されているデータやRAM11に展開したデータを必要に応じて参照しつつ、記憶部9に記憶されているプログラムに含まれる命令を実行して、表示部2Bや、通信部6等を制御することによって各種機能を実現する。なお、主制御部10が実行するプログラムや参照するデータは、通信部6による無線通信でサーバ装置からダウンロードすることとしてもよい。
主制御部10は、例えば、メモ帳プログラム9Aを実行することによって、メモ帳機能(メモ帳アプリケーション)を実現し、翻訳プログラム9Bを実行することによって、翻訳機能(翻訳アプリケーション)を実現する。また、主制御部10は、文字入力制御プログラム9Cを実行することによって、タッチセンサ2Aによって検出される各種の接触操作に対応する文字入力処理を実行する機能を実現する。なお、主制御部10は、オペレーティングシステムプログラムによって提供されるマルチタスク機能によって、複数のプログラムを並行して実行できるものとする。
RAM11は、主制御部10によって実行されるプログラムの命令、主制御部10が参照するデータ、主制御部10の演算結果等が一時的に記憶される記憶領域として利用される。
次に、図3を参照しながら、主制御部10が文字入力制御プログラム9Cを実行することにより実現される制御の例について説明する。図3は、主制御部が文字入力制御プログラムを処理することで実現する制御の例を示す説明図である。図3に示す処理手順は、文字入力制御プログラム9Cが提供する機能に基づいて実行される。
携帯電話端末1は、文字入力機能が起動されると、ステップS101に示すように、タッチパネル2に入力された文字を表示させる表示欄32と、ボタン群30が表示される。ステップS101に示す携帯電話端末1は、表示欄32に文字が入力されていない状態である。ボタン群30は、属性に対応付けられたボタンであり、「だれ」、「いつ」、「どこ」、「なに」、「どう」の5つのボタンと、「かな」のボタンとで構成される。なお、主制御部10は、タッチパネル2で「かな」のボタンへの接触を検出したら、かな文字を入力するキーボード(例えば、QWERTY配列のキーボード)を表示させる。主制御部10は、キーボードを表示させることで、利用者が任意の単語、文字を入力可能とする。
携帯電話端末1は、ステップS101に示す状態で、利用者がボタン群30のうち「だれ」のボタンにタッチし、当該接触をタッチパネル2で検出すると、ステップS102に示すように、タッチパネル2にボタン群30aを表示させる。ボタン群30aは、属性「だれ」に対応付けられた単語のボタンである「彼」、「彼ら」、「私」、「あなた」、「私達」、の5つのボタンと、ボタン群30のボタンと、で構成される。
携帯電話端末1は、ステップS102に示す状態で、利用者がボタン群30aのうち「私」のボタンにタッチし、当該接触をタッチパネル2で検出すると、ステップS103に示すように、タッチパネル2の表示欄32に「私」を表示させる。つまり、入力された文字を表示部32に表示させる。また、携帯電話端末1は、タッチパネルにボタン群30bを表示させる。ボタン群30bは、属性「だれ」に対応する単語を入力した後に入力される接続する助詞(接続詞)の候補の単語のボタンである「は」、「が」、「と」、「に」、「たち」、の5つのボタンと、ボタン群30のボタンと、で構成される。
携帯電話端末1は、ステップS103に示す状態で、利用者がボタン群30bのうち「は」のボタンにタッチし、当該接触をタッチパネル2で検出すると、ステップS104に示すように、タッチパネル2の表示欄32に「私は」を表示させる。つまり、既に入力された文字の後ろに今回入力された文字を表示部32に表示させる。また、携帯電話端末1は、タッチパネルにボタン群30を表示させる。このように携帯電話端末1は、助詞が入力されたら、属性に対応付けられたボタンと「かな」ボタンのみを表示させる。
携帯電話端末1は、ステップS104に示す状態で、利用者がボタン群30のうち「いつ」のボタンにタッチし、当該接触をタッチパネル2で検出すると、ステップS105に示すように、タッチパネル2にボタン群30cを表示させる。ボタン群30cは、属性「いつ」に対応付けられた単語のボタンである「昨日」、「今日」、「本日」、「明日」、「明後日」、「(日付)」、「(時間)」の7つのボタンと、ボタン群30のボタンと、で構成される。
携帯電話端末1は、ステップS105に示す状態で、利用者がボタン群30cのうち「今日」のボタンにタッチし、当該接触をタッチパネル2で検出すると、タッチパネル2の表示欄32に「私は今日」を表示させる。また、携帯電話端末1は、属性「いつ」に対応する単語を入力した後に入力される接続する助詞の候補の単語のボタンである「は」、「、」、「から」、「には」、「まで」などのボタンと、ボタン群30のボタンと、で構成されるボタン群が表示される。
その後、携帯電話端末1は、同様の処理を行い「、」の入力を検出し、「だれ」の入力を検出し、表示させたボタンのうち「あなた」の入力を検出し、「に」の入力を検出し、「いつ」の入力を検出し、表示させたボタンのうち「(時間)」の入力を検出した場合、ステップS106に示すように、タッチパネル2にボタン群30dを表示させる。ボタン群30dは、ボタン「(時間)」に対応付けられたボタンである「1」から「9」および「0」の数字のボタンと、「:」「時」「分」「秒」の単位のボタンと、「まで」、「迄に」、「に」、「から」の助詞のボタンと、ボタン群30のボタンと、で構成される。また、表示欄32には「私は今日、あなたに」と表示されている。
このように、属性のボタンを押下し、その対象の単語から任意の単語を選択する操作を繰り返すことで、文章を入力することができる。
また、「どう(どうする)」の属性に対応する単語としては「会(う)」、「行(く)」、「確認(する)」、「メール(する)」、「返信(する)」、「来(る)」等の動詞の単語が対応付けられている。また、動詞の単語、例えば「会(う)」を選択すると「う」、「いに」、「える」、「いたい」等の助詞のボタンが表示され、入力候補とされる。これにより、「会う」、「会いに」、「会える」、「会いたい」と入力することができる。
このように、携帯電話端末1は、属性が指定されると、その指定された属性に対応する単語を表示させ、その単語に対する入力を検出することで、文章の入力を検出することができる。また、入力された単語とその単語の属性とを対応付けて記憶することができる。
また、携帯電話端末1は、属性に対応する単語を表示させることで、利用者は文字を入力しなくても必要な単語を入力することができる。これにより、文字入力を簡単にすることができる。また、利用者は、表示された単語に所望の単語がない場合は、「かな」のボタンにタッチし、キーボードを表示させ文字入力を行うことで、所望の単語を入力することができる。また、属性に接触した後に、「かな」ボタンを押下する操作を入力することで、入力された単語の属性を対応付けることができる。
ここで、図4は、タッチパネルに表示される画像の一例を示す説明図である。また、利用者が属性を選択して単語を入力することで、図4の表示領域36の例文に示すように「だれが何時、どこでなにをどうする」との語順が予め設定されており、その順序で単語を入力する場合よりも利用者の使用用途に沿った入力ができる。また、種々の語順の文章を入力することができる。
なお、携帯電話端末1は、各属性のボタンが選択(タッチ、押下)された場合に表示させる単語は、利用者の入力実績(入力頻度等)に応じて、表示させる単語や、その語順を調整することが好ましい。これにより、利用者が単語をより入力しやすくすることができる。
次に、図5から図7を参照しながら、携帯電話端末1の入力された文章の処理動作、表示動作について説明する。図5は、タッチパネルに表示される画像の一例を示す説明図である。図6は、タッチパネルに表示される画像の一例を示す説明図である。図7は、携帯電話端末の動作を示すフローチャートである。なお、図6および図7は、入力された文章を処理する機能(アプリケーション)として翻訳アプリを用いた場合の例である。
携帯電話端末1の主制御部10は、入力された文章を単語と当該単語の属性情報とに基づいて処理する。つまり、単語の属性に応じてどのような処理を行うかの処理規則が設定されており、その処理規則に応じて、処理を行う。また、携帯電話端末1の主制御部10は、文章を処理および表示させる機能(アプリケーション)に応じて、つまり文字入力機能(アプリケーション)で入力した文章を処理するために実行されている機能(アプリケーション)に応じて、入力された文章の処理方法を切り換える。つまり各アプリケーションに応じた処理規則で文章を処理する。
以下、文章として、「私は今日の18時に太郎さんと渋谷で会います。」という文章が入力された場合として説明する。なお、この文章は、上述したボタン群30に対する操作により入力される必要はない。携帯電話端末1は、文章が入力された場合、図5に示すように、タッチパネル2の表示欄40に「私は今日の18時に太郎さんと渋谷で会います。」という文章を表示させる。なお、この文章では、「私は」に「だれ」の属性が対応付けられ、「今日の18時に」に「いつ」の属性が対応付けられ、「太郎さんと」に「だれ」の属性が対応付けられ、「渋谷で」に「どこ」の属性が対応付けられ、「会います。」に「どう」の属性が対応付けられている。なお、単語の属性は、文章が入力された時点では必ずしも必要とされず、例えば、アプリケーションが起動し文章に対する処理が行われる前に記憶部39から呼び出されてもよい。
携帯電話端末1は、このようにして入力された文章を翻訳プログラム9Bで実現される翻訳機能で処理する。携帯電話端末1は、文章の語順と属性情報に基づいて、入力された文章の「私」を主語(S)、「会います」を動詞(V)、「太郎さん」を目的語(O)、「今日」「18時」、「渋谷」を補語(C)と判定する。その後、携帯電話端末1は、各単語を翻訳し、構文に基づいて、順序を決定することで、図6に示すように表示欄42に「I will meet Mr.Taro at Shibuya 6PM today.」という翻訳した文章を表示する。
以下、図7を用いて処理動作について説明する。なお、図7に示す処理手順は、文字入力制御プログラム9Cが提供する機能および翻訳プログラム9Bが提供する機能に基づいて実行される。
まず、主制御部10は、ステップS11として、文字入力アプリ起動指示を検出し、ステップS12として5W1Hソフトキーを表示させる。つまり、主制御部10は、利用者の操作により入力される文字入力制御プログラム9Cの起動指示を検出したら、文字入力機能(文字入力アプリ)を実行し、タッチパネル2に上述したように5W1Hの属性を示すボタンを表示させる。
主制御部10は、ステップS12でキーを表示させたら、ステップS14として単語の入力を検出する。つまり、主制御部10は、上述した図3に示す処理のように文字入力アプリで単語の入力を検出する。また、主制御部10は、当該単語に対応付けられた属性の情報も検出する。
主制御部10は、ステップS14で単語の入力を検出したら、ステップS16として文章入力完了指示があるかを判定する。ここで、文章入力完了指示は、文章の入力が完了し、他のアプリケーションで当該文章の処理を実行する指示であり、例えば、完了キーへの接触や、他のアプリケーションの起動指示である。主制御部10は、ステップS16で文章入力の完了指示なし(No)と判定した場合、ステップS14に進み、単語の入力を検出する。このように、主制御部10は、文章入力の完了指示があると判定するまで、ステップS14とステップS16の処理を繰り返す。
主制御部10は、ステップS16で文章入力の完了指示あり(Yes)と判定した場合、ステップS18として、翻訳アプリを起動させる。なお、翻訳アプリは、設定に基づいて起動させても、利用者の操作を検出することで起動させてもよい。また、翻訳アプリは、予め、例えばステップS11の起動よりも前に起動させてもよい。この場合は文字入力アプリを翻訳アプリの文字入力機能として実行する。
主制御部10は、ステップS18で翻訳アプリを起動させたら、ステップS20として、主語(S)にあたる単語があるかを判定する。具体的には、主制御部10は、入力された文章の単語の属性と、単語の語順に基づいて主語となる単語があるかを判定する。例えば、「だれ」の属性の単語で助詞として「は」が付けられている単語を主語と判定する。
主制御部10は、ステップS20で主語にあたる単語がない(No)と判定した場合、ステップS22として、ユーザー(利用者)に入力を促す報知を行う。なお、入力を促す報知としては、表示部2Bにメッセージを表示する処理や、「主語を入力してください」と音声で出力する処理がある。主制御部10は、ステップS22で報知を行ったら、単語入力画面を表示し、ステップS24として入力を検出したら、ステップS26に進む。主制御部10は、ステップS20で主語にあたる単語がある(Yes)と判定した場合、ステップS26に進む。
主制御部10は、ステップS20でYesと判定した場合、または、ステップS24の処理を行ったら、ステップS26として、動詞(V)にあたる単語があるかを判定する。具体的には、主制御部10は、入力された文章の単語の属性と、単語の語順に基づいて動詞となる単語があるかを判定する。例えば、「どう」の属性の単語を動詞と判定する。
主制御部10は、ステップS26で動詞にあたる単語がない(No)と判定した場合、ステップS28として、ユーザー(利用者)に入力を促す報知を行う。なお、入力を促す報知としては、表示部2Bにメッセージを表示する処理や、「動詞を入力してください」と音声で出力する処理がある。主制御部10は、ステップS28で報知を行ったら、単語入力画面を表示し、ステップS30として入力を検出したら、ステップS32に進む。主制御部10は、ステップS26で動詞にあたる単語がある(Yes)と判定した場合、ステップS32に進む。
主制御部10は、ステップS26でYesと判定した場合、または、ステップS30の処理を行ったら、ステップS32として、目的語(O)にあたる単語があるかを判定する。具体的には、主制御部10は、入力された文章の単語の属性と、単語の語順に基づいて目的語となる単語があるかを判定する。例えば、主語と動詞との間にある「だれ」の属性で助詞に「に」がつけられている単語を目的語と判定する。
主制御部10は、ステップS32で目的語にあたる単語がない(No)と判定した場合、ステップS34として、ユーザー(利用者)に入力を促す報知を行う。なお、入力を促す報知としては、表示部2Bにメッセージを表示する処理や、「目的語を入力してください」と音声で出力する処理がある。主制御部10は、ステップS34で報知を行ったら、単語入力画面を表示し、ステップS36として入力を検出したら、ステップS38に進む。主制御部10は、ステップS32で目的語にあたる単語がある(Yes)と判定した場合、ステップS38に進む。
主制御部10は、ステップS32でYesと判定した場合、または、ステップS36の処理を行ったら、ステップS38として、補語(C)にあたる単語があるかを判定する。具体的には、主制御部10は、入力された文章の単語の属性と、単語の語順に基づいて補語となる単語があるかを判定する。例えば、「どこ」の属性で助詞に「で」がつけられている単語を補語と判定する。
主制御部10は、ステップS38で補語にあたる単語がない(No)と判定した場合、ステップS40として、ユーザー(利用者)に入力を促す報知を行う。なお、入力を促す報知としては、表示部2Bにメッセージを表示する処理や、「補語を入力してください」と音声で出力する処理がある。主制御部10は、ステップS40で報知を行ったら、単語入力画面を表示し、ステップS42として入力を検出したら、ステップS44に進む。主制御部10は、ステップS38で補語にあたる単語がある(Yes)と判定した場合、ステップS44に進む。
主制御部10は、ステップS38でYesと判定した場合、または、ステップS42の処理を行ったら、ステップS44として翻訳を実行する。つまり、検出した主語、動詞、目的語、補語の関係に基づいて、語順を決定し、さらに各単語を属性に基づいて適切な対象言語の単語に翻訳する。主制御部10は、ステップS44で翻訳を実行し、ステップS46で翻訳完了したら、本処理を終了する。
このように、携帯電話端末1は、文章を構成する単語を利用者が入力した属性に基づいて判定することができる。これにより、属性の情報がない状態で文章を解析して翻訳を行う場合よりもより適切な翻訳を実行できる。また単語の属性情報を用いることで、文章の解析をより簡単かつ高い精度で実行することができる。これにより、入力した文章を効率よく利用することができる。
また、携帯電話端末1は、必要な属性の単語が入力されていない場合は、入力を促す報知を行うことで、必要な情報が不足していることを利用者に認知させることができ、より好適な翻訳(文章の処理)を実行できる。また、属性情報に基づいて足りない単語の有無を判定できるため、必要な情報が不足しているか否かの判定を高い精度で実行できる。なお、必要な情報が不足していることを利用者に報知する報知部としては、上述したように表示部であるタッチパネルや、音声出力部であるレシーバを用いることができる。なお、報知部は、利用者に状態を知らせる各種手段を用いることができる。
また、上記実施形態では、より好適な翻訳(文章の処理)を実行するため、入力を促す報知を行い、入力が検出された後、次の処理に進んだが、単語の入力がない場合は、その部分を空欄として次の処理に進むようにしてもよい。
なお、図7に示す例では、構文をSVOCとしたがこれには限定されない。構文をSVとしてもSVOとしても、SVCとしても、SVOOとしてもよい。また、翻訳に用いる構文は、文章の属性の構成に基づいて決定してもよい。
また、上記実施形態では、5W1Hの属性情報に基づいてSVOCを判断したがこれに限定されない。携帯電話端末1は、単語の属性情報として、SVOCの属性を入力するようにしてもよいし、翻訳時に5W1Hの属性情報のいずれであるかを判定し、5W1Hの属性に基づいて文章を翻訳するようにしてもよい。また、上記実施形態では、日本語を英語に翻訳する場合として説明したが、翻訳元の言語、翻訳後の言語は特に限定されない。
次に、図8および図9は、入力された文章を処理する機能(アプリケーション)としてメモ帳アプリを用いた場合の例である。図8は、タッチパネルに表示される画像の一例を示す説明図である。図9は、携帯電話端末の動作を示すフローチャートである。
本実施形態も、上述同様に文章として、「私は今日の18時に太郎さんと渋谷で会います。」という文章が入力された場合として説明する。この場合も、当該文章は、上述したボタン群30に対する操作により入力される必要はない。
携帯電話端末1は、入力された文章をメモ帳プログラム9Aで実現されるメモ帳機能(メモアプリ)で処理する。なお、メモ帳アプリでは、条件テーブルとして、主語、動詞に対してメモ帳に貼り付けない設定が対応付けられ、目的語、補語に対してメモ帳に貼り付ける設定が対応付けられている。携帯電話端末1は、属性情報に基づいて、入力された文章の「私」を主語(S)、「会います」を動詞(V)、「太郎さん」を目的語(O)、「今日」、「18時」、「渋谷」を補語(C)と判定し、その後、条件テーブルと属性情報に基づいて、目的語と補語を貼り付ける単語として抽出する。その後、携帯電話端末1は、図8に示すように表示欄44に貼り付ける対象である「太郎さん」、「今日 18時」、「渋谷」を表示する。また、各項目の左にチェックのマーク(貼り付ける対象であることを示すマーク)も表示する。
以下、図9を用いて処理動作について説明する。なお、図9に示す処理手順は、文字入力制御プログラム9Cが提供する機能およびメモ帳プログラム9Aが提供する機能に基づいて実行される。
まず、主制御部10は、ステップS11として、文字入力アプリ起動指示を検出し、ステップS12として5W1Hソフトキーを表示させる。つまり、主制御部10は、利用者の操作により入力される文字入力制御プログラム9Cの起動指示を検出したら、文字入力機能(文字入力アプリ)を実行し、タッチパネル2に上述したように5W1Hの属性を示すボタンを表示させる。
主制御部10は、ステップS12でキーを表示させたら、ステップS14として単語の入力を検出する。つまり、主制御部10は、上述した図3に示す処理のように文字入力アプリで単語の入力を検出する。また、主制御部10は、当該単語に対応付けられた属性の情報も検出する。
主制御部10は、ステップS14で単語の入力を検出したら、ステップS16として文章入力完了指示があるかを判定する。ここで、文章入力完了指示は、文章の入力が完了し、他のアプリケーションで当該文章の処理を実行する指示であり、例えば、完了キーへの接触や、他のアプリケーションの起動指示である。主制御部10は、ステップS16で文章入力の完了指示なし(No)と判定した場合、ステップS14に進み、単語の入力を検出する。このように、主制御部10は、文章入力の完了指示があると判定するまで、ステップS14とステップS16の処理を繰り返す。
主制御部10は、ステップS16で文章入力の完了指示あり(Yes)と判定した場合、ステップS52として、メモ帳アプリを起動させる。なお、メモ帳アプリは、設定に基づいて起動させても、利用者の操作を検出することで起動させてもよい。また、メモ帳アプリも、予め、例えばステップS11の起動よりも前に起動させてもよい。この場合は文字入力アプリをメモ帳アプリの文字入力機能として実行する。
主制御部10は、ステップS52でメモ帳アプリを起動させたら、ステップS54として、対象単語の特定を行う。つまり、主制御部10は、入力された文章を構成する単語から1つの単語を処理単語として特定する。
主制御部10は、ステップS54で対象単語を特定したら、ステップS56として、記憶部9に記憶された条件テーブルに基づき、対象単語の属性は貼り付け対象かを判定する。なお、本実施形態では、目的語と補語が貼り付け対象となる。主制御部10は、入力された文章の単語の属性と、単語の語順に基づいて対象単語が、目的語と補語とのどちらかに該当するかを判定する。
主制御部10は、ステップS56で対象単語が貼り付け対象である(Yes)、つまり目的語または補語であると判定した場合、ステップ58として対象単語をメモ帳に貼り付ける。主制御部10は、ステップS58の処理を行ったら、ステップS60に進む。また、主制御部10は、ステップS56で対象単語が貼り付け対象ではない(No)、つまり目的語および補語のいずれでもないと判定した場合、ステップS60に進む。
主制御部10は、ステップS56でNoと判定した場合、または、ステップS58の処理を行ったら、ステップS60として、全単語見たかを判定する。つまり、全単語を対象単語として、ステップS56の判定を行ったかを判定する。主制御部10は、ステップS60で全単語見ていない(No)と判定した場合、ステップS54に進む。その後計帯電話端末1は、ステップS54で文章中の単語のうち、また対象単語としていない単語を特定し、当該単語を対象単語として、ステップS56の処理に進む。
主制御部10は、ステップS60で全単語見た(Yes)と判定した場合、ステップS62として、貼り付けられなかった項目があるかを判定する、つまりメモ帳を構成する項目のうち、単語が貼り付けられなかった項目があるかを判定する。主制御部10は、ステップS62で項目がある(Yes)と判定すると、ステップS64として、通知処理を行う。つまり、空欄の項目があること通知する。なお、通知方法は、タッチパネル2へのメッセージの表示や、メッセージの音声出力等を用いることができる。主制御部10は、ステップS64の処理を行ったらステップS66に進む。また、主制御部10は、ステップS62で項目がない(No)と判定すると、ステップS66に進む。
主制御部10は、ステップS62でNoと判定した場合、または、ステップS64の処理を行ったら、ステップS66としてメモ作成を完了し、本処理を終了する。
このように、携帯電話端末1は、メモ帳アプリを用いる場合も、文章を構成する単語を利用者が入力した属性に基づいて、どの項目にどの単語を対応付けるかを判定することができる。これにより、属性の情報がない状態で文章を解析してメモを作成する場合よりもより適切な項目の対応付けを実行できる。また単語の属性情報を用いることで、文章の解析をより簡単かつ高い精度で実行することができる。これにより、入力した文章を効率よく利用することができる。
また、携帯電話端末1は、必要な属性の単語が入力されていない場合、つまり条件テーブルでメモ帳に登録する対象の項目に対応付けられた単語がない場合は、入力を促す報知を行うことで、必要な情報が不足していることを利用者に認知させることができ、より好適なメモの作成を実行できる。また、属性情報に基づいて足りない単語の有無を判定できるため、必要な情報が不足しているか否かの判定を高い精度で実行できる。
また、上記実施形態では、より好適にメモの作成を行うため、入力を促す報知を行い、入力が検出された後、次の処理に進んだが、単語の入力がない場合は、その部分を空欄として次の処理に進むようにしてもよい。
また、上記実施形態でも、5W1Hの属性情報に基づいてSVOCを判断したがこれに限定されない。携帯電話端末1は、単語の属性情報として、SVOCの属性を入力するようにしてもよいし、メモ作成時に5W1Hの属性情報のいずれであるかを判定し、5W1Hの属性に基づいてメモを作成するようにしてもよい。
また、携帯電話端末1は、アプリケーションとして、検索アプリケーション(ブラウザの検索機能、ファイルの検索機構)を用いる場合も、単語と単語の属性情報を用いて文章を処理することで、入力した文章を効率よく利用することができる。また、アプリケーションとして検索アプリケーションを用いる場合は、文章の単語の属性情報に基づいて分節ごとに区切り、検索ワードとして用いることで、効率よく検索を実行することができる。また、文章の単語の属性情報に基づいて、特定の属性の単語(例えば場所を示す「どこ」の属性の単語)をキーワードとして抽出するようにしてもよい。これにより、文章中から自動的に検索ワードとして適切な単語を抽出し、検索を行うことができる。
また、携帯電話端末1は、文字入力アプリケーションによって入力した文章の単語と単語の属性情報の処理規則を、当該文章を処理するアプリケーションによって切り換えることで、夫々のアプリケーションに即した処理を実行することができる。これにより、各アプリケーションで入力した文章を効率よく利用することができる。
また、上記実施形態では、文章として、主語の単語、動詞の単語、目的語の単語、補語の単語を含む文章を用いたがこれに限定されない。文章は、複数の単語で構成されていればよく、必ずしも主部と述部とを有していなくてもよい。つまり、目的語と補語だけで構成された単語の組み合わせも文章として用いることができる。
なお、上記の実施形態で示した本発明の態様は、本発明の要旨を逸脱しない範囲で任意に変更することができる。また、文字入力方法、具体的には入力した文章の単語と単語の属性情報の対応付けの方法は、本実施形態に限定されず、種々の方法、操作で対応付けを行えばよい。
携帯電話端末1は、上記実施形態のように、操作部としてタッチパネルを用いることで、入力操作の状態に応じて表示させるボタンを切り換え、変更することができる。これにより、操作部に多数のボタンを設ける必要がなくなり、単語と当該単語の属性とを対応付けつつ、入力する操作をより入力しやすくすることができる。なお、上記の実施形態では、表示手段としてタッチパネルを有する電子機器に本発明を適用する例について説明したが、本発明は、表示手段として、タッチセンサが重畳されていない単なる表示パネルを有する電子機器に適用することもできる。この場合は、操作部として、複数のキーや、カーソルキー等を用いることで文字入力ができる。
1 携帯電話端末
2 タッチパネル
2A タッチセンサ
2B 表示部
3 入力部
4 側面接触センサ
5 電源部
6 通信部
7 スピーカ
8 マイク
9 記憶部
9A メモ帳プログラム
9B 翻訳プログラム
9C 文字入力制御プログラム
9D 画像データ
9E 条件テーブル
9F 属性対応テーブル
10 主制御部
11 RAM

Claims (7)

  1. 文章を入力可能な入力部と、
    文章中の単語を所定の規則に基づいて項目ごとに分類する解析部と、
    前記単語が分類された項目の種類を当該単語と共に記憶する記憶部と、
    文章を翻訳する翻訳アプリケーションを実行する制御部と、を備え、
    前記制御部は、前記入力部により入力された文章を前記翻訳アプリケーションにより翻訳する際に、前記文章中の単語ごとに翻訳し、翻訳される言語における項目の配列規則に従って前記翻訳された単語を並び変えることを特徴とする電子機器。
  2. 文章を入力可能な入力部と、
    文章中の単語を所定の規則に基づいて項目ごとに分類する解析部と、
    前記単語が分類された項目の種類を当該単語と共に記憶する記憶部と、
    複数のメモ項目を登録可能なメモ帳アプリケーションを実行する制御部と、を備え、
    前記制御部は、前記入力された文章を前記メモ帳アプリケーションにより処理する場合に、前記文章中の単語に対応付けられた前記項目に対応する前記メモ項目に、当該単語を登録することを特徴とする電子機器。
  3. 文章を入力可能な入力部と、
    文章中の単語を所定の規則に基づいて項目ごとに分類する解析部と、
    前記単語が分類された項目の種類を当該単語と共に記憶する記憶部と、
    検索項目を対象として検索を行うための検索アプリケーションを実行可能な制御部と、を備え、
    前記制御部は、前記入力された文章を前記検索アプリケーションにより処理する場合に、前記文章中の単語に対応付けられた前記項目であって前記検索項目に対応する項目を前記検索対象とすることを特徴とする電子機器。
  4. 報知部をさらに有し、
    前記制御部は、入力された文章中に特定の種類の項目に対応する単語がない場合、前記報知部により当該単語の入力を促す報知を行うことを特徴とする請求項1〜3のいずれか一項に記載の電子機器。
  5. 表示部をさらに備え、
    前記操作部は、前記表示部に表示される画像に対する操作を検出するタッチセンサを備え、
    前記制御部は、前記表示部に単語を入力する単語入力キーおよび当該単語に対応付ける項目入力キーを表示させ、前記タッチセンサで前記単語入力キーおよび前記項目入力キーへの接触を検出することで、単語および項目の入力を検出し、当該単語と項目の種類とを対応づけて前記記憶部に記憶することを特徴とする請求項1〜4のいずれか一項に記載の電子機器。
  6. 前記項目は、5W1Hの各項目であることを特徴とする請求項1〜5のいずれか一項に記載の電子機器。
  7. 前記項目は、SVOCの各項目であることを特徴とする請求項1〜5のいずれか一項に記載の電子機器。
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