JP2012174167A - 自動販売機 - Google Patents

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Isato Yamauchi
勇人 山内
Kohei Kawami
晃平 川見
Yoshitaka Naito
吉隆 内藤
Takahiro Inoue
隆宏 井上
Takuya Matsunaga
卓也 松永
Tatsuya Seo
達也 瀬尾
Hideo Nakajima
英雄 中島
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Abstract

【課題】自動販売機の冷却システムの制御装置に関し、凝縮器ファンの取付け状態に応じて凝縮器での熱交換量を調整することができ、冷凍能力の改善を図ることができる自動販売機を提供することを目的とする。
【解決手段】負荷制御部は、凝縮温度状態を確認するための凝縮温度確認手段100と、複数の凝縮器ファンの運転パターンが記憶されている凝縮器ファン運転パターン記憶部400と、凝縮温度確認手段100が確認した凝縮温度状態と凝縮器ファン運転パターン記憶部400に記憶された運転パターンにより複数の凝縮器ファンの運転パターンを決定する凝縮器ファン動作判定部300により制御することにより、複数の凝縮器ファンの配置に応じて凝縮器での熱交換量を調整することができ、機械室内の空気の送風を維持する自動販売機における冷凍能力の調整を容易に適切に行うことができる。
【選択図】図4

Description

本発明は、自動販売機の冷却システムの制御装置に関するものである。
近年、自動販売機は、庫外の周囲温度にもとづいて凝縮器ファンを回転数制御する特徴となってきている(例えば、特許文献1参照)。
以下、図面を参照しながら、上記従来の自動販売機について説明する。
図9は、従来の自動販売機の概略構成図であり、自動販売機に搭載した冷凍機ユニットは、電動圧縮機1と、風冷式凝縮器2と,キャピラリチューブ3と,商品収納庫4の庫内に収設した蒸発器5とを組合せた冷凍サイクルからなり、凝縮器2に凝縮器ファン6が付属して電動圧縮機1とともに庫外側に配備されている。また、前記の冷凍機ユニットに対しては、商品収納庫4の庫内温度を検出する庫内温度センサ7,および庫外の周囲温度(外気温度)を検出する庫外温度センサ8と、各温度センサ7,8の検出温度と設定温度とを比較して電動圧縮機1,および凝縮器ファン6の回転数制御を行うマイクロコンピュータなどで実施するコントローラ9、およびコントローラ9の出力側に接続した電動圧縮機用の回転数制御器10,および凝縮器ファン用の回転数制御器11を備えている。なお、回転数制御器10,11には例えばインバータ装置が採用できる。
上記構成において、商品収納庫4の庫内温度,庫外の周囲温度の高い状態では冷凍機ユニットの電動圧縮機1,凝縮器ファン6の回転数を上げてその時の熱負荷に合わせて冷凍能力を高めた状態で保冷運転する。一方、庫内温度,庫外の周囲温度が低下した場合には、庫内温度センサ7,庫外温度センサ8の検出温度を基に、コントローラ9は庫内温度設定値,周囲温度設定値と温度センサの検出温度とを比較してその温度差に相応した制御により、回転数制御器10,11を介して電動圧縮機1,凝縮器ファン6の回転数を下げて冷凍能力を低めるように制御する。
特開平8−161622号公報
しかしながら、上記従来の自動販売機では、庫内温度,庫外の周囲温度が低下した場合に凝縮器ファン6の回転数を下げているが、凝縮器ファン6が凝縮器2の熱交換量が多い箇所に取付けられている場合、凝縮器2周囲の空気と凝縮器2内の冷媒蒸気との熱交換量が十分に減らないため、冷凍能力を低下したいときに十分に低下できないという課題を有していた。
本発明は上記従来の課題を解決するものであり、凝縮器ファン6の取付け状態に応じて凝縮器2での熱交換量を調整できる自動販売機を提供することを目的とする。
上記従来の課題を解決するために、本発明の自動販売機は、機械室に凝縮器と複数の凝縮器ファンを備え、少なくとも1つの凝縮器ファンは動作状態を維持して前記機械室内の空気を送風する自動販売機において、複数の前記凝縮器ファンと複数の庫内ファンと圧縮
機と電磁弁とを制御する負荷制御部は、凝縮温度状態を確認するための凝縮温度確認手段と、複数の前記凝縮器ファンの運転パターンが記憶されている凝縮器ファン運転パターン記憶部と、前記凝縮温度確認手段が確認した凝縮温度状態と前記凝縮器ファン運転パターン記憶部に記憶された運転パターンにより複数の前記凝縮器ファンの運転パターンを決定する凝縮器ファン動作判定手段により制御するもので、複数の凝縮器ファンは、少なくとも前記凝縮器に対して熱交換量の大きい箇所と熱交換量の小さい箇所に配置したものである。
これによって、前記凝縮温度確認手段が低凝縮温度状態と確認する場合、凝縮器の熱交換量が少ない箇所に取付けられている前記凝縮器ファンを動作させ、前記凝縮器の熱交換量が多い箇所に取付けられている前記凝縮器ファンを停止させることができる。また、前記凝縮温度確認手段が高凝縮温度状態と確認する場合、前記凝縮器の熱交換量が多い箇所と熱交換量の少ない箇所に取付けられている前記凝縮器ファンを動作させることにより、複数の前記凝縮器ファンの配置に応じて前記凝縮器での熱交換量を調整することができ、機械室内の空気の送風を維持する自動販売機における冷凍能力の調整を行うことができる。
本発明の自動販売機は、複数の前記凝縮器ファンの配置に応じて前記凝縮器での熱交換量を調整することができ、機械室内の空気の送風を維持する自動販売機における冷凍能力の調整を容易に適切に行うことができる。
本発明の実施の形態1における自動販売機内部の概要構成図 本発明の実施の形態1における自動販売機の冷却システムの概要構成図 本発明の実施の形態1における自動販売機の凝縮器ファンの凝縮器への取付け図 本発明の実施の形態1における自動販売機の制御装置の構成図 本発明の実施の形態1における自動販売機の制御装置の凝縮器ファン運転パターン図 本発明の実施の形態1における自動販売機の制御装置の凝縮器ファン運転パターン図 本発明の実施の形態1における自動販売機の制御装置の凝縮器ファン運転パターン図 本発明の実施の形態2における自動販売機の制御装置の凝縮器ファン運転パターン図 従来の自動販売機の概略構成図
請求項1に記載の発明は、機械室に凝縮器と複数の凝縮器ファンを備え、少なくとも1つの凝縮器ファンは動作状態を維持して前記機械室内の空気を送風する自動販売機において、複数の前記凝縮器ファンと複数の庫内ファンと圧縮機と電磁弁とを制御する負荷制御部は、凝縮温度状態を確認するための凝縮温度確認手段と、複数の前記凝縮器ファンの運転パターンが記憶されている凝縮器ファン運転パターン記憶部と、前記凝縮温度確認手段が確認した凝縮温度状態と前記凝縮器ファン運転パターン記憶部に記憶された運転パターンにより複数の前記凝縮器ファンの運転パターンを決定する凝縮器ファン動作判定手段により制御するもので、複数の凝縮器ファンは、少なくとも前記凝縮器に対して熱交換量の大きい箇所と熱交換量の小さい箇所に配置したものであり、複数の前記凝縮器ファンの配置に応じて前記凝縮器での熱交換量を調整することができ、機械室内の空気の送風を維持する自動販売機における冷凍能力の調整を容易に適切に行うことができる。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の発明において、前記凝縮温度確認手段は、外気温度、冷温設定、冷却動作状態、時間に基づき凝縮温度状態を判定するための凝縮温度判定手段とし、前記凝縮器ファン動作判定手段は、前記凝縮温度判定手段により前記凝縮器ファンの運転パターンを決定するものであり、複数の前記凝縮器ファンの配置に応じて前記凝縮器での熱交換量をより適切に調整することができ、機械室内の空気の送風を維持する自動販売機における冷凍能力の調整を容易に適切に行うことができる。
請求項3に記載の発明は、請求項1に記載の発明において、前記凝縮温度確認手段は、凝縮温度を検知するための凝縮温度検知手段とし、前記凝縮器ファン動作判定手段は、前記凝縮温度検知手段が検知した前記凝縮温度により前記凝縮器ファンの運転パターンを決定するものであり、複数の前記凝縮器ファンの配置に応じて前記凝縮器での熱交換量をより簡素に調整することができ、機械室内の空気の送風を維持する自動販売機における冷凍能力の調整を容易に適切に行うことができる。
請求項4に記載の発明は、請求項2に記載の発明において、前記凝縮温度判定手段は、冷温設定を確認するための冷温設定確認部と、外気温度を確認するための外気温度確認部とから構成したものであり、複数の前記凝縮器ファンの配置に応じて前記凝縮器での熱交換量をより適切に調整することができ、機械室内の空気の送風を維持する自動販売機における冷凍能力の調整を容易に適切に行うことができる。
請求項5に記載の発明は、請求項2に記載の発明において、前記凝縮温度判定手段は、冷温設定を確認するための冷温設定確認部と、外気温度を確認するための外気温度確認部と、前記圧縮機の動作状態や冷却状態を確認するための冷却動作確認部とから構成したものであり、複数の前記凝縮器ファンの配置に応じて前記凝縮器での熱交換量をより適切に調整することができ、機械室内の空気の送風を維持する自動販売機における冷凍能力の調整を容易に適切に行うことができる。
請求項6に記載の発明は、請求項2に記載の発明において、前記凝縮温度判定手段は、冷温設定を確認するための冷温設定確認部と、外気温度を確認するための外気温度確認部と、前記圧縮機の動作状態や冷却状態を確認するための冷却動作確認部と、前記圧縮機が停止してからの時間をカウントするためのタイマーとから構成したものであり、複数の前記凝縮器ファンの配置に応じて前記凝縮器での熱交換量をより適切に調整することができ、機械室内の空気の送風を維持する自動販売機における冷凍能力の調整を容易に適切に行うことができる。
請求項7に記載の発明は、請求項3に記載の発明において、前記凝縮温度検知手段は、前記凝縮器の温度を検知するための凝縮器サーミスタとしたものであり、複数の前記凝縮器ファンの配置に応じて前記凝縮器での熱交換量をより簡素に調整することができ、機械室内の空気の送風を維持する自動販売機における冷凍能力の調整を容易に適切に行うことができる。
請求項8に記載の発明は、請求項3に記載の発明において、前記凝縮温度検知手段は、前記圧縮機の温度を検知するための圧縮機サーミスタとしたものであり、複数の前記凝縮器ファンの配置に応じて前記凝縮器での熱交換量をより簡素に調整することができ、機械室内の空気の送風を維持する自動販売機における冷凍能力の調整を容易に適切に行うことができる。
請求項9に記載の発明は、請求項3に記載の発明において、前記凝縮温度検知手段は、高圧配管の温度を検知するための高圧側配管サーミスタとしたものであり、複数の前記凝
縮器ファンの配置に応じて前記凝縮器での熱交換量をより簡素に調整することができ、機械室内の空気の送風を維持する自動販売機における冷凍能力の調整を容易に適切に行うことができる。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。なお、この実施の形態によってこの発明が限定されるものではない。
(実施の形態1)
図1は本発明の実施の形態1における自動販売機内部の概要構成図である。図2は、本発明の実施の形態1における自動販売機の冷却システムの概要構成図を示す。図3は、本発明の実施の形態1における自動販売機の凝縮器ファンの凝縮器への取付け図である。図4は、本発明の実施の形態1における自動販売機の制御装置の構成図である。図5から図7は、本発明の実施の形態1における自動販売機の制御装置の凝縮器ファン運転パターン図である。
図1において、自動販売機21は、断熱隔壁22により区画された庫内A、庫内Bそして庫内Cを備え、それぞれに商品収納コラム23A、商品収納コラム23Bそして商品収納コラム23Cを有する。さらに、商品収納コラム23A、商品収納コラム23Bそして商品収納コラム23C内には、温度を測定するコラム内温度測定センサ41A、コラム内温度測定センサ41Bそしてコラム内温度測定センサ41Cを有する。そして、自動販売機全体を制御するためのコントローラ27、圧縮機等の冷却装置及び商品排出機構等が内蔵された機構部26を備えて構成されている。
図2において、庫内Aに、庫内Aを冷却するための蒸発器60A、庫内Aの空気を循環させるための庫内ファン61A、庫内Aを加温するためのヒータ62A、液冷媒を絞り膨張させるためのキャピラリチューブ63A、庫内Aに冷媒を流すための電磁弁64Aが取付けられている。庫内Bと庫内Cも同様である。蒸発器60A、蒸発器60Bそして蒸発器60Cからの冷媒を圧縮するための圧縮機68、圧縮機68で圧縮された冷媒蒸気を凝縮させるための凝縮器66、凝縮器66に取付けられ凝縮器に送風するための凝縮器ファン67a、凝縮器ファン67b、凝縮器ファン67c、水分を除去するドライヤ65を備えている。
図3において、凝縮器ファン67aと凝縮器ファン67bは凝縮器配管69の密度が高い箇所(凝縮器周囲空気と凝縮器配管69内の冷媒との熱交換量が多くなる箇所)に取付けられており、凝縮器ファン67cは凝縮器配管69の密度が低い箇所(凝縮器周囲空気と凝縮器配管69内の冷媒との熱交換量が少なくなる箇所)に取付けられている。
図4において、凝縮温度を確認するための凝縮温度確認手段100と、凝縮器ファンの運転パターンを記憶した凝縮器ファン運転パターン記憶部400と、凝縮温度から凝縮器ファン67a、凝縮器ファン67b、凝縮器ファン67cの動作制御を判定するための凝縮器ファン動作判定部300により構成された負荷制御部200は、凝縮温度確認手段100として、凝縮温度を冷温設定、外気温度、冷却動作状態、時間により判定するための凝縮温度判定手段110と、凝縮温度を検知するための凝縮温度検知手段120を備えている。
本発明の実施の形態1の凝縮温度判定手段110(凝縮温度確認手段100)としての冷温設定による凝縮温度判定手段111は、自動販売機21の冷温設定を確認するための冷温設定確認部111aと外気温度を確認するための外気温度確認部111bとしている。
以上のように構成された自動販売機21の冷却システムの制御装置について、以下その動作、作用を説明する。
図4において、冷温設定確認部111aが自動販売機の冷温設定を庫内Aが冷却、庫内Bが加温、庫内Cが冷却と認識し、外気温度確認部111bが5℃と認識した場合、冷温設定による凝縮温度判定手段111はこれらの情報を凝縮器ファン動作判定部300に送信する。凝縮器ファン動作判定部300は、冷温設定による凝縮温度判定手段111から受信した冷温設定(加温/加温/冷却)と外気温度(5℃)を図5の凝縮器ファン運転パターン記憶部400に記憶されたデータと照合する。この場合、加温/加温/冷却で、低外気温度(外気温度10℃以下のため)の運転パターンを、凝縮器ファン67aを停止、凝縮器ファン67bを停止、凝縮器ファン67cを動作させると判定し制御する。その他の冷温設定や外気温度も同様に図5の凝縮器ファン運転パターンに従う。
なお、本実施の形態における冷却装置に用いられる冷媒は、地球環境保護の観点からノンフロンである自然冷媒を適用している。具体的には、HC系の例えばイソブタンを用いたものである。したがって、可燃性冷媒適用での安全性を高めるため、冷却装置の多くを配置する機械室内は冷媒漏洩時の対応として、常に機械室外気を取り込み排出することが求められる。本実施の形態においても、機械室に凝縮器と複数の凝縮器ファンを備え、少なくとも1つの凝縮器ファンは動作状態を維持して機械室内の空気を送風する自動販売機を前提とするものである。
以上のように、本実施の形態においては、凝縮温度判定手段110(凝縮温度確認手段100)を冷温設定による凝縮温度判定手段111とすることにより、凝縮温度低下による冷媒循環量不足が発生しやすい状態(冷温設定が加温、加温、冷却といった冷媒循環量が少ない設定、かつ低外気温度)において、凝縮器配管69の密度の低い箇所に取付けられている凝縮器ファン67cのみを動作させて、凝縮器で冷媒蒸気と凝縮器周囲空気との熱交換量を必要以上に増やさないことで、凝縮温度の過渡な低下を防止でき、冷凍能力の改善を図ることができる。
また、凝縮温度が下がりきらずに蒸発温度が上昇して冷却不足になりやすい状態(冷温設定が冷却、冷却、冷却で、外気温度が高外気温度)では、凝縮器ファン67aと凝縮器ファン67bと凝縮器ファン67cを動作させて、凝縮器で冷媒蒸気と凝縮器周囲空気との熱交換量を増やすことにより、凝縮温度を必要な圧力まで低下させて蒸発温度上昇による冷却不足を防止できる。
なお、本実施の形態では、凝縮温度判定手段110(凝縮温度確認手段100)を冷温設定による凝縮温度判定手段111としたが、凝縮温度判定手段110を運転状態による凝縮温度判定手段112としてもよい。この場合、運転状態による凝縮温度判定手段112は、冷温設定確認部111a、外気温度確認部111b、圧縮機68が動作中(冷却中)か停止中(冷却停止中)かを確認するための冷却動作確認部112cとから構成されている。動作は、冷温設定による凝縮温度判定手段111と同様で、冷温設定確認部111aが冷温設定を確認し、外気温度確認部111bが外気温度を確認し、冷却動作確認部112cが冷却中か冷却停止中かを確認し、これらの情報を凝縮器ファン動作判定部300に送信する。冷温設定が加温/冷却/冷却で、外気温度が32℃で、冷却停止中の場合、図6の凝縮器ファン運転パターンより、凝縮器ファン動作判定部300は凝縮器ファン67aを停止、凝縮器ファン67bを停止、凝縮器ファン67cを動作させる。その他の冷温設定や外気温度や冷却動作パターンも同様に図6の凝縮器ファン運転パターンに従う。
以上のように、凝縮温度判定手段110を運転状態による凝縮温度判定手段112とすることにより、圧縮機68が停止中に凝縮器ファンの停止個数を増やすことができ、省エ
ネルギーを促進することもできる。
さらに、本実施の形態では、凝縮温度判定手段110(凝縮温度確認手段100)を冷温設定による凝縮温度判定手段111としたが、凝縮温度判定手段110を時間による凝縮温度判定手段113としてもよい。この場合、時間による凝縮温度判定手段113は、冷温設定確認部111a、外気温度確認部111b、冷却動作確認部112c、圧縮機68が停止してからの時間をカウントするためのタイマー113cとから構成されている。動作は、冷温設定による凝縮温度判定手段111と同様で、冷温設定確認部111aが冷温設定を確認し、外気温度確認部111bが外気温度を確認し、冷却動作確認部112cが冷却中か冷却停止中かを確認し、タイマー113cが圧縮機68が停止してからの時間をカウントする。冷温設定が冷却/冷却/冷却で、外気温度が32℃で、圧縮機68停止直後の場合、図7の凝縮器ファン運転パターンより、凝縮器ファン動作判定部300は凝縮器ファン67aを動作、凝縮器ファン67bを動作、凝縮器ファン67cを動作させ、圧縮機68停止から所定時間経過(例えば2min経過)したら凝縮器ファン67aを停止、凝縮器ファン67bを停止、凝縮器ファン67cを動作させる。
以上のように、凝縮温度判定手段110を時間による凝縮温度判定手段113とすることにより、圧縮機68が停止して所定時間経過後に凝縮器ファン67a、凝縮器ファン67b、凝縮器ファン67cのいずれかを停止させることができ、圧縮機68の圧力バランスを十分にとった上で省エネルギーを促進することもできる。
本実施の形態において、常に凝縮器ファン67aと凝縮器ファン67bと凝縮器ファン67cのいずれか一つを動作させることを前提としているのは、ドレン水を蒸発させるために蒸発促進装置に送風することを目的としたものである。
なお、本実施の形態における冷却装置に用いられる冷媒は、地球環境保護の観点からノンフロンである自然冷媒を適用したものとしてもよい。具体的には、HC系の例えばイソブタンを用いることができる。この場合、可燃性冷媒適用での安全性を高めるため、冷却装置の多くを配置する機械室内は冷媒漏洩時の対応として、常に機械室外気を取り込み排出することが求められる。したがって、機械室に凝縮器と複数の凝縮器ファンを備え、少なくとも1つの凝縮器ファンは動作状態を維持して機械室内の空気を送風する自動販売機を前提としたのは、上記ドレン水の蒸発促進作用だけでなく、可燃性冷媒適用時の安全性向上を目的とすることもできる。
(実施の形態2)
図4は、本発明の実施の形態2における自動販売機の制御装置の構成図である。図8は本発明の実施の形態2における自動販売機の制御装置の凝縮器ファン運転パターンである。なお、実施の形態1と同一構成については、詳細な説明を省略する。
図4において、本発明の実施の形態2の凝縮温度確認手段100としての凝縮温度検知手段120は、凝縮器の温度を検知するための凝縮器出口にとりつけられた凝縮器サーミスタ121としている。
以上のように構成された自動販売機21の冷却システムの制御装置について、以下その動作、作用を説明する。
凝縮器サーミスタ121の検知温度が凝縮温度5℃の場合、凝縮器ファン動作判定部300は、凝縮温度5℃と図8の凝縮器ファン運転パターン記憶部400に記憶されたデータと照合する。この場合、凝縮温度10℃以下となるので、凝縮器ファン67aを停止、凝縮器ファン67bを停止、凝縮器ファン67cを動作させる。その他の凝縮温度も図8
の運転パターンに従う。
以上のように、本実施の形態においては、凝縮温度検知手段120(凝縮温度確認手段100)を凝縮器サーミスタ121にすることにより、凝縮温度を直接確認することができ、凝縮温度を判定するよりも精度よく凝縮温度を調整でき、冷却能力を向上させることができる。
なお、凝縮温度の検知方法を凝縮器サーミスタ121としたが、圧縮機68の吐出温度を検知するための圧縮機サーミスタ122や圧力が高い配管の温度を検知するための高圧側配管サーミスタ123としてもよい。この場合、高圧側配管サーミスタ123の取付け箇所を増やすことができ、作業性の改善を図ることもできる。
以上のように、本発明にかかる自動販売機は、複数の前記凝縮器ファンの配置に応じて前記凝縮器での熱交換量を調整することができ、機械室内の空気の送風を維持する自動販売機における冷凍能力の調整を容易に適切に行うことができるので、冷却システムを備えたあらゆる機器の用途にも適用できる。
21 自動販売機
64A、64B、64C 電磁弁
66 凝縮器
67a、67b、67c 凝縮器ファン
68 圧縮機
100 凝縮温度確認手段
110 凝縮温度判定手段
111 冷温設定による凝縮温度判定手段
111a 冷温設定確認部
111b 外気温度確認部
112 運転状態による凝縮温度判定手段
112c 冷却動作確認部
113 時間による凝縮温度判定手段
113c タイマー
120 凝縮温度検知手段
121 凝縮器サーミスタ
122 圧縮機サーミスタ
123 高圧側配管サーミスタ
200 負荷制御部
300 凝縮器ファン動作判定部
400 凝縮器ファン運転パターン記憶部

Claims (9)

  1. 機械室に凝縮器と複数の凝縮器ファンを備え、少なくとも1つの凝縮器ファンは動作状態を維持して前記機械室内の空気を送風する自動販売機において、複数の前記凝縮器ファンと複数の庫内ファンと圧縮機と電磁弁とを制御する負荷制御部は、凝縮温度状態を確認するための凝縮温度確認手段と、複数の前記凝縮器ファンの運転パターンが記憶されている凝縮器ファン運転パターン記憶部と、前記凝縮温度確認手段が確認した凝縮温度状態と前記凝縮器ファン運転パターン記憶部に記憶された運転パターンにより複数の前記凝縮器ファンの運転パターンを決定する凝縮器ファン動作判定手段により制御するもので、複数の凝縮器ファンは、少なくとも前記凝縮器に対して熱交換量の大きい箇所と熱交換量の小さい箇所に配置したことを特徴とする自動販売機。
  2. 前記凝縮温度確認手段は、外気温度、冷温設定、冷却動作状態、時間に基づき凝縮温度状態を判定するための凝縮温度判定手段とし、前記凝縮器ファン動作判定手段は、前記凝縮温度判定手段により前記凝縮器ファンの運転パターンを決定することを特徴とする請求項1に記載の自動販売機。
  3. 前記凝縮温度確認手段は、凝縮温度を検知するための凝縮温度検知手段とし、前記凝縮器ファン動作判定手段は、前記凝縮温度検知手段が検知した前記凝縮温度により前記凝縮器ファンの運転パターンを決定することを特徴とする請求項1に記載の自動販売機の制御装置。
  4. 前記凝縮温度判定手段は、冷温設定を確認するための冷温設定確認部と、外気温度を確認するための外気温度確認部とから構成したことを特徴とする請求項2に記載の自動販売機。
  5. 前記凝縮温度判定手段は、冷温設定を確認するための冷温設定確認部と、外気温度を確認するための外気温度確認部と、前記圧縮機の動作状態や冷却状態を確認するための冷却動作確認部とから構成したことを特徴とする請求項2に記載の自動販売機。
  6. 前記凝縮温度判定手段は、冷温設定を確認するための冷温設定確認部と、外気温度を確認するための外気温度確認部と、前記圧縮機の動作状態や冷却状態を確認するための冷却動作確認部と、前記圧縮機が停止してからの時間をカウントするためのタイマーとから構成したことを特徴とする請求項2に記載の自動販売機。
  7. 前記凝縮温度検知手段は、前記凝縮器の温度を検知するための凝縮器サーミスタとしたことを特徴とする請求項3に記載の自動販売機の制御装置。
  8. 前記凝縮温度検知手段は、前記圧縮機の温度を検知するための圧縮機サーミスタとしたことを特徴とする請求項3に記載の自動販売機の制御装置。
  9. 前記凝縮温度検知手段は、高圧配管の温度を検知するための高圧側配管サーミスタとしたことを特徴とする請求項3に記載の自動販売機の制御装置。
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