JP2012171936A - 血圧降下剤または機能性組成物およびこれらを含む、食品組成物、特定保健用食品組成物、医薬部外品組成物、医薬組成物。 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】 本発明の機能性組成物は、p−クマル酸を主成分として含み、あるいは梅酢から得られるポリフェノール抽出物またはこの分解物を含み、降圧機能を有する。
【選択図】 なし
Description
また、本発明で用いる梅酢から得られるポリフェノール抽出物を含む機能性組成物には、p−クマル酸誘導体、およびp−クマル酸を多く含有する。この機能性組成物は、高血圧の患者に用いた場合にのみ機能し、正常血圧以下の人にはほとんど機能しない。したがって、本発明の機能性組成物を他の機能を発揮するために用いた場合であっても、高血圧の人の血圧を降下させるが、正常血圧以下の人の血圧を降下させない。また、本発明の機能性組成物を用いることにより、低血圧を生じない。また、本発明の機能性組成物は、用量に応じて降圧効果を制御することができる。また、長期間摂取するほど、良好な降圧効果が得られる。また、本発明の機能性組成物は、安全性を有している。したがって、本発明の機能性組成物は、長期に摂取することができる。
また、本発明の機能性組成物は、食塩濃度が低い。このため、食塩感受性の高血圧に対しても、用いることができる。
本発明の血圧降下剤は、p−クマル酸を主成分とする。p−クマル酸は、ケイ皮酸に水酸基がついた構造を持つ有機化合物である。本発明では、従来知られていたp−クマル酸に、降圧効果があることを新たに見出した。本発明の血圧降下剤において、p−クマル酸は単独で用いてもよく、あるいは他の成分と共に用いてもよい。また、例えば、以下に示すようにp−クマル酸を多く含む梅酢などから抽出したポリフェノール抽出物などを用いてもよい。
本発明の機能性組成物は、梅酢から得られるポリフェノール抽出物を含む。梅酢に含まれるポリフェノールは、多種類である。その構造はアグリコンがヒドロキシ桂皮酸であり、その誘導体が大部分を占める。抽出物に含まれるポリフェノールの濃度を正確に測定することはできないが、フォーリン−チオカルト法を用い、標準物質として没食子酸を使用した場合、約12%程度含まれている。
本発明において、ポリフェノール抽出物の原料となるのは、梅酢である。本明細書中で、「梅酢」とは、梅果実を塩漬けする工程で生ずるものであり、塩分と梅果実から浸出する液とで構成されるものをいう。一般に、梅酢は、食塩を20質量%程度含んでいる。
使用する吸着樹脂としては、ポリフェノール類を選択的に吸着且つ溶離できる吸着剤、例えばスチレン−ジビニルベンゼン系の合成吸着樹脂を用いればよい。具体的には、イオン交換基を持たない多孔性構造を有する合成吸着樹脂である、ダイヤイオン(登録商標)HP20、HP21(三菱化学株式会社製)、セパビーズ(登録商標)SP825L、SP850(三菱化学株式会社製)、セパビーズ(登録商標)SP700(三菱化学株式会社製)、セパビーズ(登録商標)SP70(三菱化学株式会社製)などが使用できる。特に好ましい樹脂は、ダイヤイオン(登録商標)HP20、セパビーズ(登録商標)SP70である。これらの樹脂を用いると、梅酢中のポリフェノールの90%程度を樹脂に吸着できる。
スチレン−ジビニルベンゼン系合成吸着樹脂からポリフェノールの溶出は、水性溶媒で行う。本明細書中で、水性溶媒とは、水と親和する有機溶媒であり、例えば、炭素数が1〜5のアルコール、アセトンなどである。好ましくはエタノール、アセトンである。使用するスチレン−ジビニルベンゼン系合成吸着樹脂にもよるが、エタノールを用いれば、梅酢に含まれるポリフェノールの約70%以上が、アセトンを用いれば、梅酢に含まれるポリフェノールの90%近くが回収できる。また、これらの水性溶媒は、水溶液として用いず、水性溶媒単独、または水性溶媒同士の混合物として用いるのが好ましい。
まず、梅酢をスチレン−ジビニルベンゼン系合成吸着樹脂と接触させて、梅酢中のポリフェノールをスチレン−ジビニルベンゼン系合成吸着樹脂に吸着させる。スチレン−ジビニルベンゼン系合成吸着樹脂は、梅酢に含まれるポリフェノールを吸着する吸着能力に余裕がある量を用いる。使用する樹脂の吸着能力を、あらかじめ調べておけばよい。例えば、梅酢の20倍量のスチレン−ジビニルベンゼン系合成吸着樹脂を用いるなどである。
本発明の機能性組成物は、p−クマル酸、上記の梅酢から得られるポリフェノール抽出物または梅酢から得られポリフェノール抽出物の加水分解物を含み、長期間降圧機能を有する。梅酢から得られるポリフェノール抽出物は、p−クマル酸およびp−クマル酸誘導体を含む。また、梅酢から得られポリフェノール抽出物の加水分解物は、p−クマル酸、フェルラ酸、カフェ酸を含む。これらの単純ポリフェノール化合物が、降圧機能を有している。本発明でいう降圧機能とは、高血圧の状態から血圧を低下させることを言う。ここで、高血圧とは、血圧が正常範囲を超えて高く維持されている状態を言い、例えば収縮期血圧が140mmHg以上または拡張期血圧が90mmHg以上であることをいう。
用いた梅酢ポリフェノール抽出物は、2009年産の梅酢1.8トンから、上記に示した方法で得られた凍結乾燥物で、収率は約0.1重量%であった。ポリフェノール含量はフォーリン−チオカルト法を用い、標準物質として没食子酸を使用した場合、約12.6%含まれている。
実験動物は、雄性の高血圧自然発症ラット(SHR/NCrlCrlj)及び雄性のWistar Kyotoラット(WKY/NCrlCrlj)を日本チャールズ・リバー株式会社より入手したものを用いた。飼育は温度23±1℃、湿度50%、照明は12時間明暗サイクル(8:00〜20:00)で調節された実験動物飼育室にて飼育した。なお特に断りのない限り飼料として市販飼料(MF オリエンタル酵母株式会社)を、飲料水として脱イオン水を用い、自由摂食させた。
すべての実験データは平均値±標準誤差を示し、有意差はDunnettの多重比較検定により有意差の検定を行った。
[SHRにおけるp−クマル酸単回投与試験]
雄性SHRを10週から予備飼育し、14−16周齢になった時点で試験を実施した。p−クマル酸はSigma社から購入した。単回投与群(各8匹)では、8時間絶食後、生理食塩水1.5mlに溶解したp−クマル酸を25mg/kg体重(BW)、50mg/kgBW、100mg/kgBWの投与量になるようにゾンデを用いて胃内へ強制的に経口投与した。一方、コントロール群(8匹)では、試験群と同容量の生理食塩水を同じくゾンデを用いて胃内に強制的に経口投与した。血圧測定装置はラット・マウス用非観血式自動血圧測定装置BP−98A(株式会社Softron)で、測定は37℃に設定した保温筒内でSHRを予備保温し、落ち着いた状態でtail−cuff法により測定した。測定時間は投与直前及び1、2、4、6、時間後に実施した。生理食塩水のみの投与群では血圧低下は見られなかった。
p−クマル酸投与群では、投与後1時間目で最大の血圧低下がみられ、6時間後には正常値に戻った。また用量依存的に血圧が降下し、50mg/kgBWでは、降下率は−10.5%であった。
[単回腹腔内投与試験]
さらに腹腔内投与試験を行った。食塩水1mlに溶解したp−クマル酸を0.25mg/kg体重(BW)、0.5mg/kgBW、1mg/kgBWの投与量になるように、腹腔内投与を行った。測定時間は投与直前及び1、2、3、4時間後に実施した。ところ、投与後1時間目で最大の血圧低下がみられ、4時間後には正常値に戻った。用量依存的に血圧が降下し、0.25mg/kgBWでは、降下率は−10%であった。生理食塩水のみの投与群では血圧低下は見られなかった。
[単回投与試験]
(SHRにおける単回投与試験)
雄性SHRを10週から予備飼育し、14−16周齢になった時点で試験を実施した。梅酢ポリフェノール抽出物(図中、「MP」と記載。以下同様)単回投与群(各8匹)では、8時間絶食後、生理食塩水1.5mlに溶解した梅酢ポリフェノール抽出物を100mg/kg体重(BW)、200mg/kgBW、400mg/kgBW、800mg/kgBWの投与量になるようにゾンデを用いて胃内へ強制的に経口投与した。一方、コントロール群(8匹)では、試験群と同容量の生理食塩水(図中、「saline」と記載。以下同様)を同じくゾンデを用いて胃内に強制的に経口投与した。血圧測定装置はラット・マウス用非観血式自動血圧測定装置BP−98A(株式会社Softron)で、測定は37℃に設定した保温筒内でSHRを予備保温し、落ち着いた状態でtail−cuff法により測定した。測定時間は投与直前及び3、6、9、12、24時間後に実施した。
雄性WKYを10週から予備飼育し、14周齢になった時点で試験を実施した。梅酢ポリフェノール抽出物単回投与群(8匹)では8時間絶食後、生理食塩水に溶解した梅酢ポリフェノール抽出物を800mg/kgBWの投与量になるようにゾンデを用いて胃内へ強制的に経口投与した。一方、コントロール群(8匹)では、試験群と同容量の生理食塩水を同じくゾンデを用いて胃内に強制的に経口投与した。WKYの血圧測定はSHRに準じて行った。
図1は、梅酢ポリフェノール抽出物を単回投与した場合の高血圧自然発症ラット(SHR)及び正常血圧ラットであるWistar Kyotoラット(WKY)の血圧に及ぼす作用について示すグラフである。横軸は、単回投与後の経過時間を、縦軸は、血圧効果率を示す。図1から、梅酢ポリフェノール抽出物は正常血圧ラットであるWKYの血圧には全く影響を及ぼさなかったが、SHRでは、投与後9時間目に最大の血圧降下がみられ、24時間後には正常値に戻った。また用量依存的に血圧が降下し、800mg/kgBWでは最大量に達し、降下率は−22%であることがわかる。
[単回腹腔内投与試験]
(SHRにおける腹腔内投与試験)
16週齢の雄性SHRを用いて試験を実施した。梅酢ポリフェノール抽出物投与群(8匹)では、8時間絶食後、生理食塩水1mlに溶解した梅酢ポリフェノール抽出物を1mg/kgBW、2mg/kgBW、4mg/kgBWの投与量になるように腹腔内投与した。一方、コントロール群(8匹)では試験群と同容量の生理食塩水を同じく腹腔内投与した。血圧測定装置はラット・マウス用非観血式自動血圧測定装置BP−98A(株式会社Softron)を用い、測定は37℃に設定した保温筒内でSHRを予備保温し、落ち着いた状態でtail−cuff法により測定した。測定時間は投与直前及び1、2、3、4、5時間後に実施した。
16週齢の雄性WKYを用いて試験を実施した。梅酢ポリフェノール抽出物投与群(8匹)では、8時間絶食後、生理食塩水1mlに溶解した梅酢ポリフェノール抽出物を4mg/kgBWの投与量になるように腹腔内投与した。一方、コントロール群(8匹)では試験群と同容量の生理食塩水を同じく腹腔内投与した。WKYの血圧測定はSHRに準じて行った
図2は、梅酢ポリフェノール抽出物を腹腔内単回投与した場合の高血圧自然発症ラット(SHR)及び正常血圧ラットであるWistar Kyotoラット(WKY)の血圧に及ぼす作用について示すグラフである。横軸は、腹腔内単回投与後の経過時間を、縦軸は、血圧効果率を示す。図2から、梅酢ポリフェノール抽出物はWKYの血圧には全く影響を及ぼさなかったが、SHRの血圧では、投与後2時間に最大の血圧降下がみられ、5時間後に正常値にもどった。また用量依存的に血圧を降下させることが明らかとなった。
[長期投与試験]
(SHRにおける長期投与試験)
雄性SHRを4週齢から予備飼育を行い、これ以降、粉末状のMFを与えた。5週齢で梅酢ポリフェノール抽出物を混和したMF飼料(オリエンタル酵母社製)を与え、その後8週間投与を続けた。給餌飼料に含まれる梅酢ポリフェノール抽出物の割合を0.05%、0.1%、0.2%とした3群と、梅酢ポリフェノール抽出物が含まれていない飼料を与えたコントロール群を設け、1群を各8匹とした。投与終了後、梅酢ポリフェノール抽出物投与の全ての群は、給餌飼料を梅酢ポリフェノール抽出物が含まれていないMF飼料に変更して3週間給餌した。一方、コントロール群(8匹)では、梅酢ポリフェノール抽出物が含まれていないMF飼料を全ての期間給餌した。血圧測定装置はラット・マウス用非観血式自動血圧測定装置BP−98A(株式会社Softron)で、測定は37℃に設定した保温筒内でSHRを予備保温し、落ち着いた状態でtail−cuff法により測定した。測定期間は混餌投与開始直前及び投与開始から11週間後まで毎週1回計測した。
雄性WKYを4週齢から予備飼育を行い、これ以降、粉末状のMF飼料を与えることにした。5週齢で梅酢ポリフェノール抽出物を0.2%混和したMF飼料を与え、その後8週間投与を続けた。投与終了後、給餌飼料を梅酢ポリフェノール抽出物が含まれていないMF飼料に変更して3週間給餌した。一方、コントロール群(8匹)では、梅酢ポリフェノール抽出物が含まれていないMF飼料を全ての期間給餌した。WKYの血圧測定はSHRに準じて行った。
図3は、梅酢ポリフェノール抽出物を長期投与した場合の高血圧自然発症ラット(SHR)及び正常血圧ラットであるWistar Kyotoラット(WKY)の血圧に及ぼす作用について示すグラフである。横軸は、長期投与後の経過時間(週)を、縦軸は、血圧効果率を示す。図3から、梅酢ポリフェノール抽出物はWKYの血圧には全く影響を及ぼさなかったが、SHRの血圧には、用量依存的に血圧を降下させることが明らかになった。また、投与終了後、通常のMF飼料に戻したところ約2週間でコントロール群の血圧と有意な差はみられなくなった
[単回投与試験]
SDラット(Sprague−Dawley rat)の5週齢を雌雄各12頭用いた。
梅酢ポリフェノール抽出物5000 mg/kgBWを上限にし、0mg/kgBW(イオン交換水)の2区を設定した。投与方法はゾンデ法を用いて、強制的に胃内へ被験物質を投与した。ラットへの1回の投与容量は10ml/kgBWで行った。梅酢ポリフェノール抽出物の投与の際は投与前日から12〜16時間絶食状態にした後、投与を行った。投与後一般状態観察、および血液生化学的検査を行った。
[28日間反復投与試験経口投与]
SDラット(Sprague−Dawley rat)の5週齢雌雄を各35頭用いた。
梅酢ポリフェノール抽出物の薬理試験で有効な投与量である100mg/kgBWの10倍量にあたる1000mg/kgBWを最高投与量と設定し、その2分の1量500mg/kgBWと、さらに半量の250mg/kgBW、そして、0mg/kgBW(生理食塩水)の4区を設けた。梅酢ポリフェノール抽出物は28日間経口反復投与した。投与方法はゾンデ法を用いて、強制的に胃内へ被験物質を投与した。ラットへの1回の投与容量は5ml/kgBWで行った。体重測定、一般状態観察、摂食量測定、を毎日実施し、投与終了後、血液学的検査、生化学的検査(血液化学的検査)、剖検、器官重量測定、組織学的検査などを行った。
[90日間反復投与試験経口投与]
ICRマウス(Institute of Cancer Research mouse)の5週齢を雌雄各70頭を用いた。MF粉末飼料(オリエンタル酵母工業株式会社)に梅酢ポリフェノール抽出物が0.27、0.54、1.08%入った飼料を作製した。梅酢ポリフェノール抽出物が0.27%加えられた飼料の場合、マウスの体重と摂食量から、マウス1頭当たり、梅酢ポリフェノール抽出物の1日当りの摂取量は250mg/kgBWになる。従って0.54%の場合500mg/kgBW、1.08%の場合1000mg/kgBWとなる。体重測定、一般状態観察、摂食量測定、を毎日実施し、投与終了後、血液学的検査、生化学的検査(血液化学的検査)、剖検、器官重量測定、組織学的検査などを行った。
[UMUテスト]
変異原性の評価には、NM2009株(ネズミチフス菌TA1535にumuC’−‘lacZ融合遺伝子とO−acethyltransferase遺伝子を導入した菌株を使用した変異原性試験キット・ウムラックAT((株)蛋白精製工業)を用い、付属のマニュアルに従い、行った。梅酢ポリフェノール抽出物の最高濃度は100mg/mlで3倍稀釈系列を作成した。肝臓S9mixを混合し、代謝活性化についても判断した。
[マウス小核試験]
ICRマウス(Institute of Cancer Research mouse)の5週齢雄24頭を用いた。梅酢ポリフェノール抽出物は5000 mg/kgBWとした(n=8)。陰性対昭区として生理食塩水投与群を設定した(n=8)。陽性対昭区はシクロフォスファミド50 mg/kgBW投与群とした(n=8)。いずれも投与はゾンデ法を用いて、強制的に胃内へ投与した。投与24時間後、マウスの大腿骨から得た骨髄細胞をギムザ染色し、多染性赤血球を中心に、小核の有無を計測した。マウス1個体あたり、2000個の細胞を調べた。その結果陽性対昭区の小核出現頻度は5.2%であったが、陰性対照区は1.2%、梅酢ポリフェノール抽出物投与区は1.1%であった。
Claims (5)
- p−クマル酸を主成分とする血圧降下剤。
- 梅酢から得られポリフェノール抽出物であり、p−クマル酸およびp−クマル酸誘導体を含み、降圧機能を有する、機能性組成物。
- 梅酢から得られポリフェノール抽出物の加水分解物であり、p−クマル酸、フェルラ酸、カフェ酸を含み、降圧機能を有する、機能性組成物。
- 請求項2または3の機能性組成物は請求項2または3に記載の機能以外の機能を有し、降圧機能以外の機能は降圧機能と共に、あるいは降圧機能以外の機能のみで作用する、請求項2または3に記載の機能性組成物。
- 前記請求項1に記載の血圧降下剤あるいは請求項2または3のいずれかに記載の機能性組成物を含む、食品組成物、特定保健用食品組成物、医薬部外品組成物、医薬組成物。
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A521 | Written amendment |
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A02 | Decision of refusal |
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