JP2012171292A - 記録装置 - Google Patents

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JP2012171292A JP2011037459A JP2011037459A JP2012171292A JP 2012171292 A JP2012171292 A JP 2012171292A JP 2011037459 A JP2011037459 A JP 2011037459A JP 2011037459 A JP2011037459 A JP 2011037459A JP 2012171292 A JP2012171292 A JP 2012171292A
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直樹 堀江
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Abstract

【課題】被記録媒体先端のカールや浮き上がりを抑える手段を、構造簡単にして低コストに得る。
【解決手段】インクジェットプリンター1は、主走査方向に往復動するキャリッジ21の底部に記録ヘッド22を備えている。キャリッジ21にはダクト部材6が設けられ、このダクト部材6には吸気口7と排気口8とが設けられており、ダクト部材6の内部で吸気口7と排気口8とが連通路で連通している。キャリッジ21が動作すると、その移動動作に伴ってエアーが吸気口7から取り込まれ、そして排気口8から排出される。用紙先端が排気口8から排出されるエアーによって押さえられることで(用紙押さえ効果)、カールや浮き上がりに起因するジャムの発生を防止することが出来る。
【選択図】図1

Description

本発明は、被記録媒体に記録を行う記録装置に関する。
ファクシミリやプリンター等に代表される、被記録媒体に記録を行う記録装置は、例えば記録ヘッドと対向する位置に被記録媒体を支持する支持部材を備え、記録ヘッドの上流側に設けられた搬送手段によって記録ヘッドと支持部材との間に被記録媒体が搬送され、記録が行われる様になっている。そして、記録の行われた被記録媒体は、記録ヘッドの下流側に設けられた排出手段によって、装置外部へと排出される。
しかしながら、例えば記録ヘッドの下流側に設けられた排出手段が、記録面側に設けられる従動ローラーと、その反対側に設けられる駆動ローラーとで構成された場合において、被記録媒体の先端が記録ヘッド側にカールしていたり、浮き上がったりすると、この被記録媒体先端が、従動ローラーを支持するフレーム部材の下側を通過せずに、その上側に乗り上がり、紙ジャムが発生する虞がある。
この様な被記録媒体先端のカールは、給紙前から生じている場合もあり、或いは被記録媒体がインクを吸収して撓むことによって生じる場合もあり、或いは両面記録の為に反転経路を搬送された際の曲がり癖によって生じる場合もあり、種々の原因が考えられる。
そこで上記の様な被記録媒体先端のカールに伴う紙ジャムを防止する為に、従来、特許文献1、2に示されるように記録ヘッドを搭載するキャリッジに帯状体(フィルム或いはベルト)を取り付け、この帯状体によって被記録媒体先端のカールを押さえ、上記の様な紙ジャムを防止する構成が採用されていた。
また、特許文献3には、記録用紙を搬送ベルトに吸着させながら搬送する構成を備えた記録装置が開示されている。この様な記録装置によれば、記録用紙は搬送ベルトに吸着されることから、用紙のカールや浮き上がりを抑制する効果が期待できる。
特開2010−6603号公報 特開2002−240380号公報 特開2010−137406号公報
しかしながら上記特許文献1−3記載の従来構成においては、構成が複雑化し易く、コストアップや装置の大型化を招き易い。また、特許文献1、2記載の構成にあっては、その構造上キャリッジの動作に悪影響を及ぼし易いという性質も有していた。
そこで本発明はこの様な状況に鑑み成されたものであり、その目的は、被記録媒体先端のカールや浮き上がりを抑える手段を、構造簡単にして低コストに得ることにある。
上記課題を解決する為の、本発明の第1の態様に係る記録装置は、被記録媒体に記録を行う記録ヘッドを備え、被記録媒体の搬送方向と交差する方向に移動可能なキャリッジと、前記キャリッジにおいて前記キャリッジの移動方向に対し開口する形状を成し、前記キャリッジの移動動作によってエアーを取り入れる吸気口と、前記キャリッジにおいて被記録媒体の記録面に対し開口する形状を成し、前記キャリッジの移動動作によって前記吸気口から取り入れられたエアーを被記録媒体に向けて排出する排気口とを備えたことを特徴とする。
本態様によれば、キャリッジには吸気口と排気口が設けられ、キャリッジの移動動作を利用して吸気口からエアーを取り入れ、そして排気口から被記録媒体に向けてエアーを排出するよう構成されているので、この排気によって仮に被記録媒体に上方向(記録ヘッド方向)へのカールや浮き上がりが生じていても、これを排気口から排出されるエアーによって押さえることで(押さえ付け効果)、被記録媒体のカールや浮き上がりに起因するジャムの発生を防止することが出来る。
しかも、以上の作用効果をキャリッジの移動動作によって得られるので、排気ファンなどの専用の構成を用いる必要がなく、装置の大型化と著しいコストアップを防止することができる。
本発明の第2の態様は、第1の態様において、前記排気口は、被記録媒体搬送方向において前記記録ヘッドより下流側に設けられていることを特徴とする。
本態様によれば、前記排気口は、被記録媒体搬送方向において前記記録ヘッドより下流側に設けられているので、記録ヘッドが被記録媒体に対してインクを吐出するインクジェット記録ヘッドである場合には、排気口から排気されるエアーによってインクの乾燥が促進され、適切な記録結果を得ることができる。
本発明の第3の態様は、第2の態様において、前記排気口から排出されるエアーの排出方向は、被記録媒体の搬送方向に対し下流側方向を向いていることを特徴とする。
本態様によれば、前記排気口から排出されるエアーの排出方向が下流側方向を向いているので、前記排気口から排出されるエアーによって被記録媒体先端を上方に持ち上げてしまうことがない。
本発明の第4の態様は、第1から第3の態様のいずれかにおいて、前記吸気口が前記キャリッジの移動方向両側の側面に設けられ、前記キャリッジの往路方向移動時及び復路方向移動時の双方において前記排気口からエアーが排出される構成を備えることを特徴とする。
本態様によれば、前記吸気口が前記キャリッジの移動方向両側の側面に設けられ、前記キャリッジの往路方向移動時及び復路方向移動時の双方において前記排気口からエアーが排出される構成を備えるので、前記排気口からエアーが排出される時間を多く確保することで、被記録媒体押さえ付け効果を確実に得ることができ、即ちジャムの発生をより確実に防止することができる。
本発明の第5の態様は、第1から第4の態様のいずれかにおいて、被記録媒体の搬送方向において前記記録ヘッドより下流側に設けられ、記録の行われた被記録媒体を排出する排出手段を備え、前記排出手段において被記録媒体の記録面側と接するローラーは、フレーム材により支持されており、前記排気口が、被記録媒体の搬送方向において前記フレーム材の上流側端部位置に対し、その上流側直近に設けられていることを特徴とする。
本態様によれば、前記排気口が、被記録媒体排出手段を構成するフレーム材の上流側直近に設けられているので、被記録媒体先端がフレーム材に乗り上げることに伴うジャムの発生を効果的に防止できる。
本発明の第6の態様は、第1から第5の態様のいずれかにおいて、前記吸気口の開口面積は、前記排気口の開口面積より大きいことを特徴とする。
本態様によれば、前記吸気口の開口面積は、前記排気口の開口面積より大きいので、この様な面積関係によって排気口から排出されるエアー流速を向上させ、より確実に被記録媒体のカールや浮き上がりを押さえることができる。
本発明の第7の態様は、第1から第6の態様のいずれかにおいて、前記吸気口を複数備え、当該複数の吸気口から取り入れられたエアーが合流して前記排気口から排気される構成を備えることを特徴とする。
本態様によれば、前記吸気口を複数備え、当該複数の吸気口から取り入れられたエアーが合流して前記排気口から排気される構成を備えるので、この様な構成によって排気口から排出されるエアー流速を向上させ、より確実に被記録媒体のカールや浮き上がりを押さえることができる。
本発明の第8の態様は、第5の態様において、前記キャリッジを制御する制御部が、被記録媒体搬送方向において被記録媒体先端が前記フレーム材の上流側端部位置を通過する際、前記記録ヘッドにより記録動作を行うか否かに拘わらず前記キャリッジを動作させることを特徴とする。
本態様によれば、前記キャリッジを制御する制御部が、被記録媒体搬送方向において被記録媒体先端が前記フレーム材の上流側端部位置を通過する際、前記記録ヘッドにより記録動作を行うか否かに拘わらず前記キャリッジを動作させるので、例えば被記録媒体の給紙後に記録動作をキャンセルする様な場合でも、前記キャリッジが動作することで確実に被記録媒体のカールや浮き上がりを押さえることができ、そしてこれに伴うジャムの発生を防止することができる。
本発明に係るプリンターの記録実行領域の側断面図。 本発明に係るプリンターが備えるキャリッジを下側から見た斜視図。 排気口付近の拡大図。
以下、本発明の一実施形態を図面に基づいて説明するが、本発明は、以下説明する実施形態に限定されることなく、特許請求の範囲に記載した発明の範囲内で種々の変形が可能であり、それらも本発明の範囲内に含まれるものであることを前提として、以下本発明の一実施形態を説明するものとする。
図1は本発明に係る記録装置の一実施形態としてのインクジェットプリンター(以下「プリンター」と略称する)1の要部(記録実行領域)の側断面図である。また、図2はキャリッジ21を下側から見た斜視図、図3は排気口8付近の拡大図である。
尚、各図において示すx−y−z座標系において、y方向は媒体搬送方向を示しており、x方向は媒体搬送方向と直交する方向を示しており、z方向は装置高さ方向(重力方向)を示している。以下、場合によりy方向を適宜「用紙搬送方向」と言い、x方向を「用紙幅方向」或いは「主走査方向」と言うこととする。また、図1の左方向を用紙搬送経路の下流側と言い、同右方向を用紙搬送経路の上流側と言うこととする。
以下、図1を参照しながらプリンター1の用紙搬送経路上の構成について概説する。図1において、最も上流側に位置する搬送手段15の更に上流側には、図示を省略する用紙給送装置が設けられており、この用紙給送装置から、被記録媒体の一例としての用紙Pが搬送手段15へと送られて来る。
この搬送手段15は、搬送駆動ローラー16と、搬送従動ローラー17とを備えて構成されている。搬送駆動ローラー16は、図示しないモーターにより回転駆動されるローラーであり、搬送従動ローラー17は、搬送駆動ローラー16との間で媒体をニップして従動回転するローラーである。
本実施形態において搬送駆動ローラー16は、媒体幅方向に長い金属軸の表面に摩擦係数を高める為の高摩擦材が付着されて成り、搬送従動ローラー17は、成形後のローラー表面の摩擦係数が低い樹脂材料により形成され、搬送駆動ローラー16の長さ方向に渡って適宜の間隔で複数配置される。
搬送手段15の下流側には、インクジェット式の記録ヘッド22と、媒体支持部材23とが対向配置されている。記録ヘッド22は、キャリッジ21の底部に設けられ、このキャリッジ21は図示しないモーターの動力により主走査方向に往復移動する。尚、符号5はキャリッジ21を制御する制御部を示している。
媒体支持部材23は、媒体を下方から支持することにより、用紙Pの記録面と記録ヘッド22のヘッド面との間の距離(ギャップ)を規定する。媒体支持部材23において記録ヘッド22と対向する面には凹部23a、23aが形成されており、用紙先端或いは後端がこれら凹部23aの上方に位置した際に用紙端から外れた領域にもインクを吐出することで、所謂縁無し記録が実行できる様になっている。尚、符号29は凹部23aに設けられた、インクを吸収するインク吸収材を示している。
また、キャリッジ21は図示しないギャップ調整手段により上下方向、即ち上記ギャップが変化する方向に変位可能となっている。これにより、媒体の厚みに拘わらず、媒体の記録面と記録ヘッド22のヘッド面との間の距離(ギャップ)を一定に保つことが可能となっている。尚、本実施形態において上記ギャップは、例えばプリンタドライバー上で指定された媒体の情報に基づき、自動で調整される様になっている。
次いで記録ヘッド22の下流側には、用紙Pの浮き上がりを規制する補助ローラー25が設けられており、また更に下流側には用紙Pを排出する排出手段26が設けられている。排出手段26は、図示しないモーターにより回転駆動される排出駆動ローラー27と、当該排出駆動ローラー27との間で媒体をニップすることで従動回転する排出従動ローラー28と、を備えて構成されている。そして排出駆動ローラー27が回転することで、記録の行われた用紙Pが図示を省略する排紙トレイへ向けて排出される。
尚、排出駆動ローラー27は、本実施形態ではゴムローラーであり、補助ローラー25及び排出従動ローラー28は、本実施形態では外周に沿って突起(歯)を複数有するギザローラーである。また、符号31は補助ローラー25及び排出従動ローラー28を支持するフレーム材を示している。
続いて、キャリッジ21に設けられた吸気口7及び排気口8について説明する。図1〜図3において符号6はキャリッジ21に設けられたダクト部材を示しており、このダクト部材6には吸気口7と排気口8とが設けられており、ダクト部材6の内部で吸気口7と排気口8とが連通路(図3において符号6a)で連通している。
図2において符号21aはキャリッジ21の側面(主走査方向と直交する面)であり、吸気口7はこの側面21aにおいて開口する様に、即ちキャリッジ21の移動方向に対し開口する様に配置されている。また、排気口8は用紙Pの記録面に対して開口する様に配置されている。
これにより、以下の様な作用効果が得られる。即ち、用紙先端に上方向のカールが生じている状態で、当該用紙が記録ヘッド22下流側のフレーム材31を通過する際、用紙先端が図1において符号Ps’で示すようにフレーム材31の上方に乗り上がり、そして紙ジャムとなる虞がある。
しかしながらキャリッジ21にはその移動方向に開口する吸気口7と、用紙記録面に対向して開口する排気口8とが設けられており、キャリッジ21が動作するとその移動動作に伴ってエアーが吸気口7から取り込まれ、そして排気口8から排出される様に構成されている。尚、図1〜図3において矢印fは、このときのエアーの流れを示している。
従って仮に用紙Pの先端(符号Psで示す)に上方向へのカールが生じていても、これが排気口8から排出されるエアーによって押さえられることで(用紙押さえ効果)、用紙のカールや浮き上がりに起因するジャムの発生を防止することが出来る。また、カールの程度が軽減された場合には、排紙スタッカ(不図示)に排出された際のスタック性が向上し、用紙が整然と積重されることが期待できる。
尚、本実施形態では排気口8が、排出手段26を構成するフレーム材31の上流側端部位置(図1、図3において位置X1)の上流側直近に設けられているので、用紙先端がフレーム材31に乗り上げることに伴うジャムの発生を効果的に防止している。
また、本実施形態では記録ヘッド22が用紙Pに対してインクを吐出するインクジェット記録ヘッドであるとともに、排気口8は記録ヘッド22より下流側に設けられているので、排気口8から排気されるエアーによってインクの乾燥が促進され、適切な記録結果を得ることができる。尚、インクの乾燥という観点においては、排気口8を記録ヘッド22の側面に配置しても良い。
そして、以上の作用効果をキャリッジ21の移動動作によって得られるので、排気ファンなどの専用の構成を用いる必要がなく、装置の大型化と著しいコストアップを防止することができる。
尚、本実施形態では排気口8から排出されるエアーが、図3に示すように用紙搬送方向に対し下流側方向を向く様に、排気口8が形成されている。従って排気口8から排出されるエアーによって用紙先端を上方に持ち上げてしまうことがない。
以上説明した実施形態では、吸気口7はキャリッジ21の移動方向側面において、一方側の側面にのみ設けられているが、これに限られず例えばキャリッジ21の両側面に設け、キャリッジ21の往路方向(図1において紙面裏側方向)移動時と復路方向(図1において紙面表側方向)移動時の双方において、排気口8からエアーが排出される様に構成しても良い。この様に構成することで、排気口8からエアーが排出される時間を多く確保することができ、用紙押さえ付け効果を確実に得ることでジャムの発生をより確実に防止することができる。
尚、吸気口7の開口面積を排気口8の開口面積より大きくすれば、排気口8から排出されるエアー流速を向上させることができ、より確実に用紙押さえ効果を得ることができる。また、吸気口7を複数設け、当該複数の吸気口7から取り入れられたエアーが合流して排気口8から排気される構成とすることでも、同様に排気口8から排出されるエアー流速を向上させることができる。
尚、複数の吸気口7を設け、ダクト内で複数のエアー流路を合流させる際には、合流位置でのエアーの干渉により特定の吸気口からの吸気効率が低下しない様、流路長、流路断面積、流路形状を極力一定に揃えることが好ましい。また、エアーがダクト内を流れる際のエネルギーは流路長に比例して弱まるので、流路長は極力短いことが好ましい。
また、流路形状に急な曲げ部分が存在したり、流路断面積の変化が多く存在することもエアーがダクト内を流れる際のエネルギーを弱めるので、避けることが好ましい。従って複数の吸気口から取り入れられたエアーが合流する位置までの経路長を同一にし、また各吸気口の開口面積を揃えるとともに合流位置から下流側の流路断面積も変化部分が無い様に均一にし、全体として経路長が短く、そしてエアー流路に曲げ部分を形成する場合には曲げ半径を大きくすることが好ましい。
加えて、キャリッジ21の動作を制御する制御部5が、以下の様な制御を実現する様にしても良い。例えば、用紙先端のカールに伴うフレーム材31への乗り上がりは、用紙先端がフレーム材31の上流側端部位置(図1、図3の位置X1)を通過する際に発生する。従って記録ヘッド22により記録動作を行うか否かに拘わらず、用紙先端が図1の位置X1を通過する際にキャリッジ21を動作させれば、例えば用紙給紙後に記録動作をキャンセルする様な場合でも、キャリッジ21が動作することで確実に用紙カールや浮き上がりを押さえることができ、そしてこれに伴うジャムの発生を防止することができる。
これにより、記録動作を行わず、単に用紙を通紙させる様な場合であっても用紙先端がフレーム材31の下側に入り込む際に排気口8からエアーが排出されることで、用紙押さえ効果を得ることができ、紙ジャムの発生を確実に防止することができる。
1 インクジェットプリンター、5 制御部、6 ダクト部材、7 吸気口、8 排気口、15 搬送手段、16 搬送駆動ローラー、17 搬送従動ローラー、18 補助ローラー、21 キャリッジ、22 記録ヘッド、23 媒体支持部材、23a 凹部、25 補助ローラー、26 排出手段、27 排出駆動ローラー、28 排出従動ローラー、29 インク吸収材、31 フレーム材、P 記録用紙

Claims (8)

  1. 被記録媒体に記録を行う記録ヘッドを備え、被記録媒体の搬送方向と交差する方向に移動可能なキャリッジと、
    前記キャリッジにおいて前記キャリッジの移動方向に対し開口する形状を成し、前記キャリッジの移動動作によってエアーを取り入れる吸気口と、
    前記キャリッジにおいて被記録媒体の記録面に対し開口する形状を成し、前記キャリッジの移動動作によって前記吸気口から取り入れられたエアーを被記録媒体に向けて排出する排気口と、
    を備えた記録装置。
  2. 請求項1に記載の記録装置において、前記排気口は、被記録媒体搬送方向において前記記録ヘッドより下流側に設けられている、
    ことを特徴とする記録装置。
  3. 請求項2に記載の記録装置において、前記排気口から排出されるエアーの排出方向は、被記録媒体の搬送方向に対し下流側方向を向いている、
    ことを特徴とする記録装置。
  4. 請求項1から3のいずれか1項に記載の記録装置において、前記吸気口が前記キャリッジの移動方向両側の側面に設けられ、前記キャリッジの往路方向移動時及び復路方向移動時の双方において前記排気口からエアーが排出される構成を備える、
    ことを特徴とする記録装置。
  5. 請求項1から4のいずれか1項に記載の記録装置において、被記録媒体の搬送方向において前記記録ヘッドより下流側に設けられ、記録の行われた被記録媒体を排出する排出手段を備え、
    前記排出手段において被記録媒体の記録面側と接するローラーは、フレーム材により支持されており、
    前記排気口が、被記録媒体の搬送方向において前記フレーム材の上流側端部位置に対し、その上流側直近に設けられている、
    ことを特徴とする記録装置。
  6. 請求項1から5のいずれか1項に記載の記録装置において、前記吸気口の開口面積は、前記排気口の開口面積より大きいことを特徴とする記録措置。
  7. 請求項1から6のいずれか1項に記載の記録装置において、前記吸気口を複数備え、当該複数の吸気口から取り入れられたエアーが合流して前記排気口から排気される構成を備える、
    ことを特徴とする記録装置。
  8. 請求項5に記載の記録装置において、前記キャリッジを制御する制御部が、被記録媒体搬送方向において被記録媒体先端が前記フレーム材の上流側端部位置を通過する際、前記記録ヘッドにより記録動作を行うか否かに拘わらず前記キャリッジを動作させる、
    ことを特徴とする記録装置。
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