JP2012171256A - 画像形成装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】記録紙の縦方向と横方向の搬送方向を比較し、キャリッジの走査数が少ない搬送方向で記録紙を搬送することによって、印刷時間の短縮が可能な画像形成装置を提供する。
【解決手段】画像形成装置は、記録紙に印字を行う印字部を印字箇所に搬送する印字部移動手段と、記録紙を印字部に対して縦方向および横方向にセット可能な複数の給紙段と、
印刷を行う画像を記憶する画像記憶手段と、記録紙を縦方向で搬送した場合に印刷に必要な印字部移動手段の移動数と、記録紙を横方向で搬送した場合に印刷に必要な印字部移動手段の移動数と、を算出する第1の算出手段と、印刷を制御する制御手段と、を有し、制御手段は、画像記憶手段に記憶されている画像データを印刷する場合は、第1の算出手段で算出した印字部移動手段の移動数が少ない搬送方向で記録紙を搬送して印刷する第1の制御を実施することを特徴とする。
【選択図】図1
【解決手段】画像形成装置は、記録紙に印字を行う印字部を印字箇所に搬送する印字部移動手段と、記録紙を印字部に対して縦方向および横方向にセット可能な複数の給紙段と、
印刷を行う画像を記憶する画像記憶手段と、記録紙を縦方向で搬送した場合に印刷に必要な印字部移動手段の移動数と、記録紙を横方向で搬送した場合に印刷に必要な印字部移動手段の移動数と、を算出する第1の算出手段と、印刷を制御する制御手段と、を有し、制御手段は、画像記憶手段に記憶されている画像データを印刷する場合は、第1の算出手段で算出した印字部移動手段の移動数が少ない搬送方向で記録紙を搬送して印刷する第1の制御を実施することを特徴とする。
【選択図】図1
Description
本発明はキャリッジの走査回数が少ない方向に記録紙の搬送方向を切り替えることで印刷時間の短縮が可能な画像形成装置に関する。
インクジェット方式の画像形成装置では、同じ画像を印刷するケースでも記録紙の搬送方向によって、印刷に必要なキャリッジの走査(スキャン)数が異なる場合がある。そのため、同じ内容を印刷する場合でも、記録紙の搬送方向で印刷に必要な時間が変わる場合がある。
画像形成装置の中には複数の給紙段を有するものがあり、このような画像形成装置は、同じサイズの記録紙を縦方向と横方向でセットすることができる。複数部の原稿を印刷する場合には、各部毎に記録紙の方向の異なる給紙段から記録紙を搬送して印刷し、ソートを行う回転ソート機能を使用することができる。
しかし、従来の回転ソート機能を有する画像形成装置は、記録紙の搬送方向を各部毎に切り替えることができるのみであった。
そのため、従来のインクジェット方式の画像形成装置は、印刷時間の短縮ができないという問題が生じていた。
このような問題を解決する技術としては、下記のものがある。
特許文献1には、同じ用紙サイズの印刷ジョブが連続する場合には、印刷ジョブ毎に記録紙の搬送方向を変えることで、印刷ジョブの仕分けを行う印刷装置が開示されている。
しかし、上記従来技術においては下記の問題が存在している。
特許文献1に記載の技術は印刷に要する時間について考慮されていない。そのため、ユーザを印刷完了まで長時間に亘って待たせてしまうという問題が存在する。
本発明は、上記問題点に鑑みてなされたものであり、記録紙の縦方向と横方向の搬送方向を比較し、キャリッジの走査数が少ない搬送方向で記録紙を搬送することによって、印刷時間の短縮が可能な画像形成装置を提供することを目的とする。
本発明の画像形成装置は、記録紙に印字を行う印字部を印字箇所に搬送する印字部移動手段と、前記記録紙を前記印字部に対して縦方向および横方向にセット可能な複数の給紙段と、印刷を行う画像を記憶する画像記憶手段と、前記記録紙を前記縦方向で搬送した場合に印刷に必要な前記印字部移動手段の移動数と、前記記録紙を前記横方向で搬送した場合に印刷に必要な前記印字部移動手段の移動数と、を算出する第1の算出手段と、印刷を制御する制御手段と、を有し、前記制御手段は、前記画像記憶手段に記憶されている画像データを印刷する場合は、前記第1の算出手段で算出した前記印字部移動手段の移動数が少ない搬送方向で前記記録紙を搬送して印刷する第1の制御を実施することを特徴とする。
本発明によれば、記録紙の縦方向と横方向の搬送方向を比較し、キャリッジの走査数が少ない搬送方向で記録紙を搬送することによって、印刷時間の短縮が可能な画像形成装置を提供することができる。
以下に本発明の実施形態について、図面を用いて詳細に説明する。
図1は本実施形態に係る画像形成装置の構成を示すブロック図である。画像形成装置1は、外部インターフェース5により、パーソナルコンピュータ10と通信可能に接続されている。システム制御部2は走査数の算出等、画像形成装置の各種制御を行う。システムメモリ3は、画像形成装置の制御に必要な各種データや情報を保持する。
操作表示部4は、ユーザが画像形成装置1の各種設定を行い、また、各種情報(警告等)を表示する。ページメモリ6は印刷する画像データの保持を行う。キャリッジ9は記録紙への印字を行うヘッドにより印刷を行う。キャリッジ駆動部7はキャリッジ9を駆動する。給紙部8は記録紙の給紙を行う。
(実施形態1)
インクジェット方式の画像形成装置では、同じ画像を印刷する場合でも記録紙の搬送方向によって、印刷に必要なキャリッジの走査数が異なる場合がある。そのため、印刷に必要な時間は記録紙の搬送方向で変わる。
インクジェット方式の画像形成装置では、同じ画像を印刷する場合でも記録紙の搬送方向によって、印刷に必要なキャリッジの走査数が異なる場合がある。そのため、印刷に必要な時間は記録紙の搬送方向で変わる。
図2は記録紙の搬送方向の違いによって印刷に必要なキャリッジの走査数の違いを示している。図2Aは記録紙に出力したい画像を示している。図2Bは横方向へ記録紙を搬送した場合におけるキャリッジの移動方向と印刷に必要な走査数を、図2Cは横方向へ記録紙を搬送した場合におけるキャリッジの移動方向と印刷に必要な走査数を示している。
例えば図2Aの画像を印刷する場合においては、記録紙を横方向で搬送する場合は、記録紙に出力したい画像をキャリッジの1走査で印刷することができる(図2B)。一方、記録紙を縦方向で搬送する場合は、キャリッジの4走査が必要となってしまう(図2C)。
ここで、複数の給紙トレイを持つインクジェット方式の画像形成装置において、給紙トレイ1(図示しない)にA4の記録紙を縦方向にセットし、給紙トレイ2(図示しない)にA4の記録紙を横方向にセットして、図2Aの画像を印刷する場合を想定する。
従来のインクジェット方式の画像形成装置は、給紙トレイ1(図示しない)(上段に位置する)から記録紙を搬送し、印刷するため、印刷にキャリッジの4走査が必要になってしまっていた。給紙トレイ2(図示しない)(下段に位置する)から記録紙を搬送し、印刷していればキャリッジの1走査で印刷できたことになる。
本実施形態においては、記録紙を縦方向で搬送した場合と横方向で搬送した場合における印刷に必要なキャリッジの走査数を比較し、走査数が少ない搬送方向(給紙トレイ)で記録紙を搬送し、印刷を実施する。
例えば、図2Aの画像では、記録紙を縦方向で搬送した場合のキャリッジの走査数は4で、横方向で搬送した場合の走査数は1である。走査数の少ない横方向で搬送して印刷を実施すれば、走査に要する時間を短縮でき、印刷時間を短縮することができる。
図3は、本実施形態に係る画像形成装置の第1の制御動作を示すフローチャートである。
まず、記録紙を縦方向で搬送した場合に印刷に必要なキャリッジの走査数を算出する(ステップS301)。次に記録紙を横方向で搬送した場合に印刷に必要なキャリッジの走査数を算出する(ステップS302)。
横方向で搬送した場合のキャリッジの走査数が縦方向で搬送した場合よりも少ない場合は(ステップS303/YES)、記録紙が横方向にセットされている給紙トレイから記録紙を搬送し(ステップS304)、印刷を行う(ステップS306)。
横方向で搬送した場合のキャリッジの走査数が縦方向で搬送した場合よりも多い場合は(ステップS303/NO)、記録紙が縦方向にセットされている給紙トレイから記録紙を搬送し(ステップS305)、印刷を行う(ステップS306)。
(実施形態2)
実施形態1において、3ページ分の原稿を印刷する場合(図4A)は、印刷時間短縮のため、搬送方向をキャリッジの走査数から判断し、1ページ目の原稿は横方向、2ページ目の原稿は縦方向、3ページ目の原稿は横方向で搬送して印刷する。その結果、記録紙の出力が縦横交互になり、不揃いとなってしまう(図4B)。
実施形態1において、3ページ分の原稿を印刷する場合(図4A)は、印刷時間短縮のため、搬送方向をキャリッジの走査数から判断し、1ページ目の原稿は横方向、2ページ目の原稿は縦方向、3ページ目の原稿は横方向で搬送して印刷する。その結果、記録紙の出力が縦横交互になり、不揃いとなってしまう(図4B)。
そこで、第2の実施形態では、連続印刷(複数ページの印刷)の場合は、縦搬送・横搬送それぞれの場合における印刷に必要なキャリッジの走査数を比較して搬送方向(給紙トレイ)を決める制御を実施しない。これにより、連続印刷の場合おいても記録紙の出力が縦横交互になることを防止できる。
図5は、本実施形態に係る画像形成装置の第2の制御動作を示すフローチャートである。
連続印刷(複数ページの印刷)の場合は(ステップS501/YES)、通常の印刷(走査数によって記録紙の搬送方向の決定を行う制御を実施しない印刷)を行う(ステップS502)。連続印刷(複数ページの印刷)でない場合は(ステップS501/NO)、縦搬送・横搬送それぞれの場合における印刷に必要なキャリッジの走査数を比較して搬送方向(給紙トレイ)を決める制御を実施して印刷する(ステップS503)。
(実施形態3)
実施形態2では、連続印刷(複数ページの印刷)の場合に、記録紙の出力が縦横交互になることを防止するため、縦搬送・横搬送それぞれの場合における印刷に必要なキャリッジの走査数を比較して搬送方向(給紙トレイ)を決める制御を実施していない。この結果、印刷時間は短縮されていない。
実施形態2では、連続印刷(複数ページの印刷)の場合に、記録紙の出力が縦横交互になることを防止するため、縦搬送・横搬送それぞれの場合における印刷に必要なキャリッジの走査数を比較して搬送方向(給紙トレイ)を決める制御を実施していない。この結果、印刷時間は短縮されていない。
しかし、ユーザによっては記録紙の出力結果が縦横交互になったとしても、印刷時間の短縮を求める場合も考えられる。そこで、第3の実施形態においては、連続印刷(複数ページの印刷)の場合に、縦搬送・横搬送それぞれの場合における印刷に必要なキャリッジの走査数を比較して搬送方向(給紙トレイ)を決める制御を実施するか否かをユーザが選択可能としている。
ユーザの選択方法は、画像形成装置にON/OFFを設定できる機能を搭載してもよいし、プリンタドライバで設定できるようにしてもよい。また、速度優先モードを選択している場合に実施するようにしてもよい。
図6は、本実施形態に係る画像形成装置の第3の制御動作を示すフローチャートである。
連続印刷(複数ページの印刷)の場合は(ステップS601/YES)、ユーザに制御(縦搬送・横搬送それぞれの場合における印刷に必要なキャリッジの走査数を比較して搬送方向(給紙トレイ)を決める制御を実施して印刷する)実施の要否について選択させる(ステップS602)。
制御不要の選択をした場合は(ステップS602/NO)、通常の印刷(走査数によって記録紙の搬送方向の決定を行う制御を実施しない印刷)を行う(ステップS603)。制御実施を選択した場合は(ステップS602/YES)、縦搬送・横搬送それぞれの場合における印刷に必要なキャリッジの走査数を比較して搬送方向(給紙トレイ)を決める制御を実施して印刷する(ステップS604)。
(実施形態4)
ユーザが記録紙を搬送する給紙トレイを指定して印刷する場合においては、印刷に必要なキャリッジの走査数を比較して搬送方向(給紙トレイ)を決める制御を実施してしまうと、ユーザが指定した給紙トレイ以外から記録紙を搬送し、印刷してしまう場合がある。
ユーザが記録紙を搬送する給紙トレイを指定して印刷する場合においては、印刷に必要なキャリッジの走査数を比較して搬送方向(給紙トレイ)を決める制御を実施してしまうと、ユーザが指定した給紙トレイ以外から記録紙を搬送し、印刷してしまう場合がある。
そこで、第4の実施形態においては、ユーザが記録紙を搬送する給紙トレイを指定して印刷する場合は、制御(縦搬送・横搬送それぞれの場合における印刷に必要なキャリッジの走査数を比較して搬送方向(給紙トレイ)を決める制御を実施して印刷する)を実施しない。
これにより、ユーザが指定した給紙トレイ以外で記録紙を搬送した方が印刷に必要なキャリッジの走査数が少ない場合でも、ユーザが指定した給紙トレイから記録紙を搬送して印刷することができる。
図7は、本実施形態に係る画像形成装置の第4の制御動作を示すフローチャートである。
ユーザが給紙トレイを指定した場合は(ステップS701/YES)、通常の印刷(走査数によって記録紙の搬送方向の決定を行う制御を実施しない印刷)を行う(ステップS702)。ユーザが給紙トレイを指定していない場合は(ステップS701/NO)、縦搬送・横搬送それぞれの場合における印刷に必要なキャリッジの走査数を比較して搬送方向(給紙トレイ)を決める制御を実施して印刷する(ステップS703)。
(実施形態5)
ユーザが記録紙を搬送する給紙トレイを指定して印刷する場合において、ユーザが指定した給紙トレイ以外で記録紙を搬送した方が印刷に必要なキャリッジの走査数が少ない場合には、ユーザに通知する。
ユーザが記録紙を搬送する給紙トレイを指定して印刷する場合において、ユーザが指定した給紙トレイ以外で記録紙を搬送した方が印刷に必要なキャリッジの走査数が少ない場合には、ユーザに通知する。
図8は通知の表示例である。通知のタイミングは、印刷開始前でもよい。印刷開始前に通知すれば、ユーザは記録紙を搬送する給紙トレイの変更や、指定した給紙トレイの記録紙のセット方向を変えることで印刷時間を短縮することができる。また、印刷時間の短縮が不要な場合は、そのまま印刷を続行すればよい。
なお、記録紙の出力が縦横交互になるような連続印刷(複数ページの印刷)の場合(図4参照)、ユーザへの通知でユーザが給紙トレイを変更しても、次の印刷で再度ユーザへ通知されることになり、かえってユーザに煩わしさを与えてしまう場合がある。そのため、ユーザへの通知は、一枚の原稿(同一の原稿)を複数部印刷(リピート印刷)の場合のみに限定してもよい。
図9は、本実施形態に係る画像形成装置の第5の制御動作を示すフローチャートである。
ユーザが給紙トレイを指定した場合は(ステップS901/YES)、ユーザが指定した給紙トレイから記録紙を搬送した場合に必要なキャリッジの走査数を算出し(ステップS902)、更にユーザが指定していない給紙トレイから記録紙を搬送した場合に必要なキャリッジの走査数も算出する(ステップS903)。
ユーザが指定した給紙トレイからの搬送の方がキャリッジの走査数が少ない場合は(ステップS904/YES)、通常の印刷(走査数によって記録紙の搬送方向の決定を行う制御を実施しない印刷)を行う(ステップS905)。
ユーザが指定した給紙トレイからの搬送の方がキャリッジの走査数が多い場合は(ステップS904/NO)、ユーザが指定した給紙トレイ以外からの搬送の方が印刷時間が短い(キャリッジの走査数が少ないので印刷時間が短い)旨を通知し(S906)、ユーザに制御(縦搬送・横搬送それぞれの場合における印刷に必要なキャリッジの走査数を比較して搬送方向(給紙トレイ)を決める制御を実施して印刷する)実施の要否について選択させる(ステップS907)。
制御不要の選択をした場合は(ステップS907/NO)、通常の印刷(走査数によって記録紙の搬送方向の決定を行う制御を実施しない印刷)を行う(ステップS905)。制御実施を選択した場合は(ステップS907/YES)、縦搬送・横搬送それぞれの場合における印刷に必要なキャリッジの走査数を比較して搬送方向(給紙トレイ)を決める制御を実施して印刷する(ステップS908)。
(実施形態6)
両面印刷を実施する場合、例えば、表面の印刷は縦方向で、裏面の印刷は横方向で記録紙を搬送した方がキャリッジの走査数が少ない場合がある。しかしながら、表面と裏面の記録紙の搬送方向(給紙トレイ)を印刷途中で変更することはできない。
両面印刷を実施する場合、例えば、表面の印刷は縦方向で、裏面の印刷は横方向で記録紙を搬送した方がキャリッジの走査数が少ない場合がある。しかしながら、表面と裏面の記録紙の搬送方向(給紙トレイ)を印刷途中で変更することはできない。
そこで、実施形態6では、両面印刷の場合は、搬送方向(給紙トレイ)を決めるためのキャリッジの走査数を表面の印刷に必要な走査数と裏面の印刷に必要な走査数の合計した走査数で搬送方向(給紙トレイ)の選択を行う。
例えば、図10Aの画像を両面印刷する場合、記録紙を縦方向で搬送した場合のキャリッジの走査数は、表面が3走査で、裏面が2走査となり、合計で5走査となる(図9B)。一方、記録紙を横方向で搬送した場合のキャリッジの走査数は、表面が2走査で、裏面が2走査となり、合計4走査となる(図9C)。したがって、合計の走査数が少ない横方向で記録紙を搬送して印刷する。これにより、両面の印刷時間を短縮できる。
図11は、本実施形態に係る画像形成装置の第6の制御動作を示すフローチャートである。
まず、両面印刷であるか否かの判断を行う(ステップS1101)。両面印刷の場合は(ステップS1101/YES)、記録紙を両面とも縦方向で搬送する場合の印刷に必要なキャリッジの走査数を算出し(ステップS1102)、両面とも横方向で搬送する場合の印刷に必要なキャリッジの走査数も算出する(ステップS1103)。
両面とも縦方向で搬送する方が、両面とも横方向で搬送する場合よりもキャリッジの走査数が少ない場合は(ステップS1104/YES)、両面とも記録紙を縦方向で搬送し(ステップS1105)、印刷する(ステップS1106)。
両面とも縦方向で搬送する方が、両面とも横方向で搬送する場合よりもキャリッジの走査数が多い場合は(ステップS1104/NO)、両面とも記録紙を横方向で搬送し(ステップS1107)、印刷する(ステップS1106)。
両面印刷でない場合は(ステップS1101/NO)、縦搬送・横搬送それぞれの場合における印刷に必要なキャリッジの走査数を比較して搬送方向(給紙トレイ)を決める制御を実施して印刷する(ステップS1108)。
上述した実施形態は以下のようにすることもできる。
本実施形態の画像形成装置は、画像形成装置の操作を行う操作表示画面を更に有し、
制御手段は、第1の制御を実施する場合と、第1の制御を実施しない場合との切り替えが可能であり、第1の制御の実施要否を操作表示画面に表示し、ユーザが操作表示画面から第1の制御の要否について選択可能であることを特徴とする。
制御手段は、第1の制御を実施する場合と、第1の制御を実施しない場合との切り替えが可能であり、第1の制御の実施要否を操作表示画面に表示し、ユーザが操作表示画面から第1の制御の要否について選択可能であることを特徴とする。
本実施形態の画像形成装置は、ユーザが記録紙の搬送がされる給紙段を指定する給紙段指定手段と、記録紙を給紙段指定手段により指定された給紙段から記録紙がセットされている方向で搬送した場合に印刷に必要な印字部移動手段の移動数と、記録紙を給紙段指定手段により指定された給紙段以外の給紙段から記録紙がセットされている方向で搬送した場合に印刷に必要な印字部移動手段の移動数と、を算出する第2の算出手段を更に有し、制御手段は、第2の算出手段で算出した印字部移動手段の移動数が少ない給紙段から記録紙を搬送して印刷する第2の制御を実施することを特徴とする。
本実施形態の画像形成装置は、画像形成装置の操作を行う操作表示画面を更に有し、制御手段は、第2の制御を実施する場合と、第2の制御を実施しない場合との切り替えが可能であり、第2の制御の実施要否を操作表示画面に表示し、操作表示画面から第2の制御の要否が選択可能であることを特徴とする。
本実施形態の画像形成装置は、記録紙を両面とも縦方向で搬送した場合に印刷に必要な前記印字部移動手段の移動数と、記録紙を両面とも横方向で搬送した場合に印刷に必要な印字部移動手段の移動数と、を算出する第3の算出手段を更に有し、制御手段は、画像記憶手段に記憶されている画像データを記録紙に両面印刷する場合は、第2の算出手段で算出した印字部移動手段の移動数が少ない搬送方向で記録紙を搬送して両面とも印刷する第3の制御を実施することを特徴とする。
本実施形態の画像形成装置は、記録紙を縦方向および横方向にセット可能な複数の給紙段と、画像データを記憶する画像記憶手段と、画像記憶手段に記憶されている画像データを印刷するのに必要なスキャン数を算出する手段と、を備えたインクジェット方式の画像形成装置において、記録紙を縦方向で搬送した場合に印刷に必要なスキャン数と、横方向で搬送した場合に印刷に必要なスキャンを比較して、スキャン数が少ない搬送方向で記録紙を搬送して印刷することを特徴とする。
本実施形態の画像形成装置は、連続印刷かを判断する手段と、その判断結果から請求項1記載の制御を実施するかしないかを切り替える手段と、を更に備えたことを特徴とする。
本実施形態の画像形成装置は、前述の制御を実施するかしないかをユーザが設定できる手段と、を更に備えたことを特徴とする。
本実施形態の画像形成装置は、記録紙を搬送する給紙段をユーザが指定しているかを判断する手段と、その判断結果から請求項1記載の制御を実施するかしないかを切り替える手段と、を更に備えたことを特徴とする。
本実施形態の画像形成装置は、ユーザが指定した給紙段で印刷した場合に必要な走査数を算出する手段と、ユーザが指定した給紙段以外で印刷した場合に必要な走査数を算出する手段と、走査数を比較する手段と、その比較結果をユーザに通知する手段と、を更に備えたことを特徴とする。
本実施形態の画像形成装置は、両面印刷かを判断する手段と、両面の印刷に必要な走査数を算出する手段と、を更に備えたことを特徴とする。
以上、本発明の好適な実施の形態により本発明を説明した。ここでは特定の具体例を示して本発明を説明したが、特許請求の範囲に定義された本発明の広範囲な趣旨および範囲から逸脱することなく、これら具体的に様々な修正および変更が可能である。
1 画像形成装置
2 システム制御部
3 システムメモリ
4 操作指示部
5 外部インターフェース
6 ページメモリ
7 キャリッジ駆動部
8 駆動部
9 キャリッジ
10 パーソナルコンピュータ
2 システム制御部
3 システムメモリ
4 操作指示部
5 外部インターフェース
6 ページメモリ
7 キャリッジ駆動部
8 駆動部
9 キャリッジ
10 パーソナルコンピュータ
Claims (5)
- 記録紙に印字を行う印字部を印字箇所に搬送する印字部移動手段と、
前記記録紙を前記印字部に対して縦方向および横方向にセット可能な複数の給紙段と、
印刷を行う画像を記憶する画像記憶手段と、
前記記録紙を前記縦方向で搬送した場合に印刷に必要な前記印字部移動手段の移動数と、前記記録紙を前記横方向で搬送した場合に印刷に必要な前記印字部移動手段の移動数と、を算出する第1の算出手段と、
印刷を制御する制御手段と、を有し、
前記制御手段は、前記画像記憶手段に記憶されている画像データを印刷する場合は、前記第1の算出手段で算出した前記印字部移動手段の移動数が少ない搬送方向で前記記録紙を搬送して印刷する第1の制御を実施することを特徴とする画像形成装置。 - 前記画像形成装置の操作を行う操作表示画面を更に有し、
前記制御手段は、前記第1の制御を実施する場合と、前記第1の制御を実施しない場合との切り替えが可能であり、
前記第1の制御の実施要否を前記操作表示画面に表示し、ユーザが前記操作表示画面から前記第1の制御の要否について選択可能であることを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。 - ユーザが前記記録紙の搬送がされる前記給紙段を指定する給紙段指定手段と、
前記記録紙を前記給紙段指定手段により指定された前記給紙段から前記記録紙がセットされている方向で搬送した場合に印刷に必要な前記印字部移動手段の移動数と、前記記録紙を前記給紙段指定手段により指定された前記給紙段以外の前記給紙段から前記記録紙がセットされている方向で搬送した場合に印刷に必要な前記印字部移動手段の移動数と、を算出する第2の算出手段を更に有し、
前記制御手段は、前記第2の算出手段で算出した前記印字部移動手段の移動数が少ない前記給紙段から前記記録紙を搬送して印刷する第2の制御を実施することを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。 - 前記画像形成装置の操作を行う操作表示画面を更に有し、
前記制御手段は、前記第2の制御を実施する場合と、前記第2の制御を実施しない場合との切り替えが可能であり、
前記第2の制御の実施要否を前記操作表示画面に表示し、前記操作表示画面から前記第2の制御の要否が選択可能であることを特徴とする請求項3に記載の画像形成装置。 - 前記記録紙を両面とも前記縦方向で搬送した場合に印刷に必要な前記印字部移動手段の移動数と、前記記録紙を両面とも前記横方向で搬送した場合に印刷に必要な前記印字部移動手段の移動数と、を算出する第3の算出手段を更に有し、
前記制御手段は、前記画像記憶手段に記憶されている画像データを前記記録紙に両面印刷する場合は、前記第2の算出手段で算出した前記印字部移動手段の移動数が少ない搬送方向で前記記録紙を搬送して両面とも印刷する第3の制御を実施することを特徴とする請求項1から4のいずれか1項に記載の画像形成装置。
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JP2012218222A (ja) * | 2011-04-05 | 2012-11-12 | Brother Industries Ltd | インクジェット記録装置 |
JP2016190394A (ja) * | 2015-03-31 | 2016-11-10 | ブラザー工業株式会社 | 画像記録装置 |
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Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2012218222A (ja) * | 2011-04-05 | 2012-11-12 | Brother Industries Ltd | インクジェット記録装置 |
JP2016190394A (ja) * | 2015-03-31 | 2016-11-10 | ブラザー工業株式会社 | 画像記録装置 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20140513 |