JP2012170404A - 草刈り機 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】回転刈り刃の上部に回転跳ね出し体を有する前側位置の前方刈り取り跳ね出し装置を配設すると共に、該前方刈り取り跳ね出し装置より若干後位に位置させて、走行機体の機体前部の左右他側に、機体の他側から機体の中央側に向けて回転する回転刈り刃と該回転刈り刃の上部に回転跳ね出し体を有する後側位置の後方刈り取り跳ね出し装置を配設させ、該一側位置と他側位置の前後刈り取り跳ね出し装置により、刈り取り物が左右より機体中央に寄せられて、機体中央から後方にかけて刈り取り物が収束されて倒伏処理されることを特徴とする草刈機。
【選択図】 図1
Description
一方これらを解決すべく、小型の草刈り機では畦草刈り専用機が開発されている。
しかしながら、この機械は畦専用で用途が限定されているにも係わらず、重量が70kg前後もあり、現実的には、圃場畦畔の畦上面巾が25cm程度である畦の上での走行運転には重量が重く操作が困難である共に、刈った草が回転刈り刃の下部に入るために詰まりなどを誘因して連続作業が出来ないこともあり、さらに草の丈が60cm位の長いものになると刈り刃部に草が入らないので刈れないなどの課題を有しており、また、販売価格が30万円前後で高価である等の問題点が多数あります。
後方刈り取り跳ね出し装置の回転刈り刃を側面視で走行車輪の外周投影下部に食い込ませる配置に構成することにより、機体長を短くする。そして、高齢者の為に自走式にする、機体安定化のために後方に走行車輪を左右に設け、エンジンとハンドルを設ける、前方に前輪を設け重心を下げる為に重量物は機体下部に設ける、振動を少なくするためにエンジンはハンドルに直結構造にしない、能率UPと小型軽量化の為に回転刈り刃の高速回転化を図り消費馬力を軽減する、更に消費馬力軽減の為に回転刈り刃部に刈った草が滞留しないように高速放出排出が出来る構造の回転跳ね出し体を設ける。
前方刈り取り跳ね出し装置の回転刈り刃と、後方刈り取り跳ね出し装置の回転刈り刃の重複Hを8mm、間隙Sを10mm、間隔の持つ位置に配列すると刈り残しが出ない最小限の寸法で構成出来る。
平面刈り取りで条件の良い草は最大能率に出来るので刈り巾Dを最大限に、長い草や倒れた草、径の太い草等の条件の悪い場合は刈り巾Dを狭く、刈り巾d1、d2を調節し刈刃カバーを移動させて刈り巾を狭くすると一層良く刈り取りが出来る。
1mもある長桿材は刈り取り時に搬送排出が困難で、その為に走行車輪左を機体の中央部にセット位置を変更し、刈り取った草を走行車輪左で踏ませることにより引っ張り効果が出て搬送排出が一層良くなる。
走行車輪右の位置が可変構造にすることで畦面上の巾は狭い、走行車輪右を中央部にセットすることで走行機体の安定性が図れる。
草丈が10cm以下の条件の良い場合の搬送排出は回転刈り刃の厚み1,6mmだけで、順調に刈り取り物は位置Dまで流れる、しかし長い草や倒れた草、径の太い草等の条件の悪い場合は位置Dまで刈り取り物の搬送排出が出来ない、位置Dで停滞すれば刈り取りが出来ない、刈り取りが順調に出来る条件は常時刈り取り物が回転刈り刃の回転半径外にあることで、しかも順調に流れることです。
刈り取り時の切断機構には3つの働きが必要で、切断、搬送、排出です、回転刈り刃の厚みは1,6mmしかないので回転刈り刃は切断作用のみで、搬送、排出作用までには働かい。
そこで回転刈り刃と同軸に高速回転する刈り取り跳ね出し装置を設けると、条件の悪い草も高速刈り取りが可能となる、更に刈り取り跳ね出し装置を設けた為に回転刈り刃に草が巻かない。
刈り取り能率面から後方刈り取り跳ね出し装置と前方刈り取り跳ね出し装置の2組を設ける、1組では能率的ではない。
後方刈り取り跳ね出し装置は固定にして、前方刈り取り跳ね出し装置の角度を法面に合わせて変える構造にする、後方刈り取り跳ね出し装置は畦の平面部を、前方刈り取り跳ね出し装置は法面の刈り取りをする、2面刈りが小型機で同時に出来る。この為に法面と平面が同時に作業出来る、本発明の特長である。
草には葉が地面近くからある、特に濡れた倒伏した草を刈り取る時に、刈刃カバーの外周部に草溜まりや巻き付きが発生し作業不能となる、その解消方法は図2の様に走行機体前方右に前輪装置を設ける構造と、図13の様に前輪装置を左右にセットする方法がある、本構造にすると刈刃カバー部に草溜まりや巻き付きが解消する。
回転刈り刃と回転跳ね出し体の構造でシンプルになり小型、軽量、安価、取り扱い易い、回転刈り刃は消費馬力が少ないために小馬力エンジンで刈り取りが可能、左右2組の回転刈り刃と回転跳ね出し体構造で構成したので、能率も刈り払い機の2倍の草刈り機となる。
前方刈り取り跳ね出し装置の回転刈り刃と、後方刈り取り跳ね出し装置の回転刈り刃の重複Hを8mm、間隙Sを10mm、間隔7の持つ位置に配列すると刈り残しが出ない最小限の寸法で構成が出来る。
左右2つの回転刈り刃に重複部があるので刈り跡が良く更に高精度である。
平面刈りで条件の良い時は刈り巾を最大限に広くすれば能率が高く出来る、又倒伏した草、1mもある長桿の草、枯れた草等の条件の悪い時の刈り取り時は刈り取り物の放出、排出が困難になる、その時は刈り巾Dを狭くする、更に排出が悪い時には走行車輪左を中央寄りにセットを変えて、刈り取り物を走行車輪左で踏ませると排出が助長される。
本構造になっている為に広範囲な草の条件の刈り取りが出来る。
刈り取り時に重要なことは草の条件に左右されずに作業が出来ることで、刈り取りが順調に出来るのは刈り取り物の放出、排出が安定していることで、その働きは回転跳ね出し体の放出、排出性能が良い為である。
この構造で平面も法面も同時に刈り取りが出来るので非常に能率的である。小型機で両面同時に刈り取りが出来る機械は現市場にはない。
長桿材で枯れ草、太い径の草、倒伏した草等の刈り取りに片側前輪装置があると刈り取りが非常にスムースに出来る、倒伏した草の時は絶対に両側の前輪装置が必要で、実験の結果効果は大であった。
前輪14とエンジン12駆動を受けて走行する走行車輪9,10を有しハンドル13で走向操作される走行機体140の機体15前部の左右一側に、機体15の一側から機体15の中央側に向けて回転する回転刈り刃2と該回転刈り刃2の上部に回転跳ね出し体3を有する前側位置の前方刈り取り跳ね出し装置4を配設すると共に、該前方刈り取り跳ね出し装置4より若干後位に位置させて、走行機体140の機体15前部の左右他側に、機体15の他側から機体15の中央側に向けて回転する回転刈り刃2と該回転刈り刃2の上部に回転跳ね出し体3を有する後側位置の後方刈り取り跳ね出し装置1を配設させ、該一側位置と他側位置の前後刈り取り跳ね出し装置4,1により、刈り取り物43が左右より機体15中央に寄せられて、機体15中央から後方にかけて刈り取り物43が収束されて倒伏処理される。
回転刈り刃2と回転跳ね出し体3の構造でシンプルになり小型、軽量、安価、取り扱い易い、回転刈り刃2は消費馬力が少ないために小馬力エンジンで可能、左右2組の回転刈り刃2と回転跳ね出し体3構造で能率も刈り払い機の2倍の草刈り機となる。
動力伝達は図4でエンジン12からエンジン軸80に、軸装されたギヤー81に伝達、更にギヤー82に、駆動軸A83に伝達され、ベベルギヤー84からベベルギヤー85に、ベベルギヤー85は縦軸A86に軸装され、縦軸A86は後方刈り取り跳ね出し装置1を駆動させ回転方向X方向に廻。
図4で走行への伝動は駆動軸A83にウオームA88が軸装され、ウオームA88にウオームホイールA89が噛み合いし、ウオームホイールA89が回動、ウオームホイールA89に走行伝動軸A90が軸装され回動、走行伝動軸A90にウオームB93が軸装、ウオームB93にウオームホイールB92が噛み合い、走行伝動軸B91が回動する。走行伝動軸B91が回動すると走行車輪右9と走行車輪左10が回動して走行機体140が前進する。
図6の左刃伝導軸AベベルギヤーA94は駆動軸A83に軸装、左刃伝導軸AベベルギヤーA94は左刃伝導軸AベベルギヤーB95と噛み合い、左刃伝導軸A96が回動する。
左刃伝導軸A96と左刃伝導軸C98と左刃伝導軸D99は一体化されている、左刃伝導軸B97は左刃伝導軸B97のスプライン106で左刃伝導軸A96と伝動が繋がり、左刃伝導軸A96と左刃伝導軸B97は回動する。
左刃伝導軸AベベルギヤーC100は左刃伝導軸B97に軸装され、左刃伝導軸AベベルギヤーC100と左刃伝導軸BベベルギヤーD101は噛み合いし、左刃伝導軸BベベルギヤーE103は左刃伝導軸B102に軸装、左刃伝導軸BベベルギヤーE103と左刃伝導軸BベベルギヤーF104と噛み合い、左刃伝導軸BベベルギヤーF104が回動し左刃伝導軸C105が回動する。左刃伝導軸C105が回動すれば前方刈り取り跳ね出し装置4が回動し回転方向Y方向に廻。
前方刈り取り跳ね出し装置4の回転刈り刃2と、後方刈り取り跳ね出し装置1の回転刈り刃2の重複Hを8mm、間隙Sを10mm、間隔7の持つ位置に配列すると刈り残しが出ない最小限の寸法で構成出来る。
左右2つの回転刈り刃2が重複しているので刈り残しがなく刈り跡が良く更に高精度である。
平面刈りで条件の良い時は刈り巾Dを最大限に広くすれば能率が高く出来る、又倒伏した草、1mもある長桿の草、枯れた草等の条件の悪い時の刈り取り時は刈り取り物43の放出、排出が困難になる、その時は刈り巾Dを狭くする、更に排出が悪い時には走行車輪左10を中央寄りにセットを変えて、刈り取り物を走行車輪左10で踏ませると刈り取り物43に引出し作用が働き排出がより助長される。
機体15の平面視で右側に後方刈り取り跳ね出し装置1を設け、その構造は下部に回転刈り刃2を設け上部に回転跳ね出し体3と刈刃カバー24を設ける、刈刃カバー24のセット位置27が28にセット位置変更可能構造で外周部70が中央部に移動し72の位置に設定され、その結果刈り取り作用面74が上面視で傾斜角が急になる。
機体15の平面視で左側に前方刈り取り跳ね出し装置4を設け、その構造は下部に回転刈り刃2を設け上部に回転跳ね出し体3と刈刃カバー25を設ける、刈刃カバー25のセット位置29が30にセット位置変更可能構造で外周部71が中央部に移動し73の位置に設定され、その結果刈り取り作用面75が上面視で傾斜角が急になる。
上記の為に刈り取り作用面74,75がβ度、γ度急になる、傾斜角が両面で急になり刈り取り物43の流れが円滑になる。倒伏した草、1mもある長桿材の草、枯れた草等の条件の悪い材料も刈り取りが出来る、実験の結果です。
図5で刈刃カバー24は固定座35の上部にあり、固定座35はパイプ36に固定、固定座35にナット2コ溶接で固定、刈刃カバー24は握りネジ32とナット33で固定される。
図6で刈刃カバー25は固定座35の上部にあり、固定座35はパイプ34に固定、固定座35にナット2コ溶接で固定、刈刃カバー25は握りネジ32とナット33で固定される。
図3で普通の平地刈りでは走行機体140の安定性のために後方の走行車輪右9は後方刈り取り跳ね出し装置1の後方の位置A120に、走行車輪右10は前方刈り取り跳ね出し装置4の後方の位置B121にある、普通の刈り取りでは刈り取り物43は強力に後方8に排出されるので位置B121にある、しかし1mもあるような特殊な長桿材の場合は刈り取り物43の排出が困難な時がある、その様な時に走行車輪右10の位置を移動させて位置C122にセット変更する、走行車輪右10が位置D123の後方に来るので、刈り取り物43を走行車輪右10が踏むことになる、踏むことにより引き出し作用が働き刈り取り物43が楽に後方8に排出される。
走行車輪右10の位置が可変構造になっている理由のもう1つは畦50面上の巾は狭い、畦50面上の刈り取り時は走行車輪右10を中央部にセットすることで走行機体140の安定性を図る。
草丈が10cm位以下の草の刈り取りは厚み1,6mmの回転刈り刃2で充分切断、放出、排出が出来る、しかし10cm以上で条件の悪い倒伏材、長桿材、濡れ材等の草刈りは回転刈り刃2で切断は可能ですが、放出、排出は不可能。
刈り取りが連続的に出来ることは切断による刈り取り物43が回転刈り刃2の半径外に連続的に放出されないと刈り取りは出来ない、更に放出された刈り取り物43が連続的に排出されたりしないと刈り取りは出来ない、この3つの作用の切断、放出、排出が連続的に作用することが必要、条件が悪くても放出、排出作用が連続的に出来るのは回転跳ね出し体3の働きによるものです。
回転跳ね出し体3の厚さが9mmは実験結果からで、板厚が薄いと放出、排出が不安定、9mm以上あると安定的連続作業が出来る。
3つの作用で切断は回転刈り刃2による、切断されると刈り取り物43は回転刈り刃2の半径外に出るのが放出、更にその刈り取り物43を連続的に運ばないと刈り取り物43が邪魔になる、その連続的に運ぶことが排出作用。
もう1つの働きで重要な事は、回転跳ね出し体3に刈り取り物43が巻き付きのないことです、図14で説明すると排出羽根体150が後退角α度で構成されている為に放出速度が速くなるので、巻き付きがない。
図5で回転跳ね出し体3の固定方法の説明をすると縦軸A86に刃取り付け金44が軸支され、刃取り付け金44は取り付けボルト48で回転跳ね出し体3を取り附ける、刃取り付け金44は縦軸A86に刃固定具47と取り付けボルト46によって取り付けられる、刃取り付け金44は3箇所のネジ部49で、回転跳ね出し体3を固定する。
図8、9で回転跳ね出し体3の構造を説明すると回転刈り刃2と跳ね出し板A40と跳ね出し板B41で構成され、跳ね出し板A40は4箇所の跳ね出し部110があり、それぞれ下部に跳ね出し板B41を具備し、取り付け穴111で構成される。
図14,15で回転跳ね出し体3の構造を説明すると排出羽根体150は樹脂製で排出補強体150はS45Cで構成される。
図12で傾斜装置取り付け板51は固定ボルト56,57で機体15に固定、傾斜装置取り付け板51に取り付け板セット位置A52、取り付け板セット位置B53、取り付け板セット位置C54を設ける、図12は3段であるが3段以上も可能、可変位置板130を取り付け板セット位置A52、取り付け板セット位置B53、取り付け板セット位置54に合わせて取り付け板取り付けボルト55で固定させると、取り付け板セット位置A52、取り付け板セット位置B53、取り付け板セット位置54に固定自在が可能。
ベベルギヤーケース131が傾斜するのは図6の左刃伝動軸B102を中心にして可変位置板130が移動する為である、水平時は可変位置板130の位置が取り付け板セット位置A52にある、傾斜変更時は取り付け板セット位置B53や取り付け板セット位置54にある。
可変位置板130はギヤーケース取り付け板132と傾斜装置取り付け板51に固定、される、ギヤーケース取り付け板132はベベルギヤーケース131に固定される。
一般的に畦50面の断面は田面11が水平面、法面58、この両面に草が生える、この両面を同時に刈り取る。
この構造で平面も法面も同時に刈り取りが出来るので非常に能率的である。小型機で両面同時に刈り取りが出来る機械は現市場にはない。
機体15の前方に前輪装置右60を設ける構造で、図2は前輪装置右60だけで構成する構造、図13は前輪装置右60と前輪装置左61をセットした構造。
前輪装置右60は右取り付け腕A65と右取り付け腕B66で機体15に取り付けられる、右取り付け腕A65にタイヤ取り付け板63とガイド板64が取り付けられる、前輪14はタイヤ取り付け板63に取り付けられる。
前輪装置左61は左取り付け腕A67と左取り付け腕B68で機体15に取り付けられる、構造は左取り付け腕A67と左取り付く腕B68以外は右前前車輪装置60と同一構造である。
左右の前輪装置61、60が巧く分草するのは図13でガイド板64が下部133で狭く、上部134で広い構造の為に分草が出来る。この理論はコンバインのデバイダーと同一理論である。
2 回転刈刃
3 回転跳ね出し体
4 前方刈り取り跳ね出し装置
9 走行車輪右
10 走行車輪左
11 田面
14 前輪
24 刈刃カバー右
25 刈刃カバー左
50 畦
58 法面
60 前輪装置右
61 前輪装置左
130 可変位置板
140 走行機体
141 前輪指示フレーム
Claims (6)
- 前輪とエンジン駆動を受けて走行する走行車輪を有しハンドルで走向操作される走行機体の機体前部の左右一側に、機体の一側から機体の中央側に向けて回転する回転刈り刃と該回転刈り刃の上部に回転跳ね出し体を有する前側位置の前方刈り取り跳ね出し装置を配設すると共に、該前方刈り取り跳ね出し装置より若干後位に位置させて、走行機体の機体前部の左右他側に、機体の他側から機体の中央側に向けて回転する回転刈り刃と該回転刈り刃の上部に回転跳ね出し体を有する後側位置の後方刈り取り跳ね出し装置を配設させ、該一側位置と他側位置の前後刈り取り跳ね出し装置により、刈り取り物が左右より機体中央に寄せられて、機体中央から後方にかけて刈り取り物が収束されて倒伏処理されることを特徴とする草刈り機。
- 前方刈り取り跳ね出し装置の回転刈り刃と、後方刈り取り跳ね出し装置の回転刈り刃を、走行機体の進行方向に沿わせた方向に対しては、前後に離して左右が若干重複する重複部を有し、かつ平面視において刈り取り物の後方斜め移送を許容する刈り取り物放出間隙を有する配置となしたことを特徴とする請求項1に記載の草刈り機。
- 前方および後方の刈り取り跳ね出し装置の回転刈り刃と回転跳ね出し体に、刈り取り作用面と刈り取り物搬送作用面とを露出して、その上部と非刈り側を覆う扇形状の刈り刃カバーを設け、該刈り刃カバーの配置位置を前後方向に変位固定自在に設けると共に、前方の刈り取り跳ね出し装置の後方に位置する走行車輪の位置を左右方向に変位固定自在に設けたことを特徴とする請求項1に記載の草刈り機。
- 前方および後方の刈り取り跳ね出し装置の回転刈り刃と回転跳ね出し体の構成は、下部に刈り刃を位置させその上部に回転跳ね出し体を設けると共に、跳ね出し体は突起状の羽根付き円盤状の跳ね出し板Aと、羽根部を補強する跳ね出し板Bとで構成されて、跳ね出し板Aと跳ね出し板Bの合計の厚さは9mm以上で構成される構造と、回転跳ね出し体は排出羽根体と排出補強体とで構成され排出羽根体と排出補強体の厚さは9mm以上で構成される2つの構造に関わる請求項1に記載の草刈り機。
- 後方刈り取り跳ね出し装置は固定にして、前方刈り取り跳ね出し装置の回転刈り刃部を水平姿勢状態、傾斜姿勢状態に姿勢変更固定可能に構成すると共に、傾斜姿勢状態を法面の傾斜角に合わせて角度調節固定自在に構成したことを特徴とする請求項1に記載の草刈り機。
- 前輪装置を設けるのに、後方刈り取り跳ね出し装置の前方のみに設ける片側配置構成と、前方刈り取り跳ね出し装置の前方にも設ける両側配置構成とに配置切り替え可能に構成したことを特徴とする請求項1に記載の草刈り機。
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